国防政策の見直し発表を1週間後に控えた英国で「F-35B調達を48機で打ち切る」という報道が登場、大きな注目を集めている。
参考:£9m Boris bunker at the heart of an army fit for the future
参考:UK reportedly to cut F-35B order by 65 percent
英国はテンペストを優先するためF-35Bの調達を48機で打ち切りか?
ジョンソン首相は昨年末「後退の時代」と終わらせると宣言して新技術(ドローンやサイバー戦など)や老朽化した装備の更新に今後4年間で165億ポンドを追加投資(約2.3兆円)すると発表したが、肝心の国防政策見直しの結果は当初予定の1月から3月発表(16日に発表するらしい)にずれ込んでいる。
本ブログも何度か英国軍の再編に関するニュースを記事にしてきたが、どうやら138機調達する予定だった第5世代戦闘機F-35Bは48機で調達が打ち切られると現地メディアが報じ始めた。
これまで英空軍のF-35B調達削減に関する噂や憶測は何度も報じられきたが、昨年末の国防委員会に出席したリチャード・ナイトン空軍中将は「クイーン・エリザベス級空母を運用するためのF-35Bの在庫を増やす必要性があるのは認識しているが、最終的なF-35Bの調達数はテンペスト計画への投資に依存している」と公の場で語ったため一気にF-35B調達削減が現実味を増していたのだが、英国の「The Times」紙は7日付けの記事で「英空軍は第6世代戦闘機テンペストを優先するためF-35Bの調達を発注済みの48機で打ち切る、無人航空機の導入が増えるにつれて有人機のサービスは縮小される」と報じている。
さらにThe Times紙は国防事務次官のスティーブン・ラブグローブ議員が予算委員会で「このような長期的プログラムを実行する過程で新たな能力が登場したり、必要量が減ったり、脅威そのものが変質したり、時間の経過ととも時代遅れになったりする」と述べたとも報じており、これが事実なら英国のF-35B調達削減は国防政策の見直しに含まれている可能性が非常に高い。
短距離離陸・垂直着陸を実現するため排気ノズルを折り曲げることが出来る特殊なエンジン「F135-PW-600」やリフトファンを搭載している海兵隊仕様のF-35Bは他のA/Cに比べ機体の共通性が低く、予定よりも製造規模が減ると折角値下がりしてきたF-35Bの調達コスト(約1億ドル)が再び上昇に転じる可能性がある。
そもそもF-35Bを当初買い支えていたのは米国(340機)、英国(138機)、イタリア(62機)の3ヶ国(540機)で、財政的な問題からイタリアが調達数を32機削減するも新たに日本(42機)、韓国(推定20機)、シンガポール(4機)がF-35Bの調達に加わったため当初予定よりも34機多い574機の製造が見込まれていた。
しかし米海兵隊は昨年発表した部隊編成計画「Force Design 2030」の中で予定されていたF-35B(340機)とF-35C(67機)の調達を計130機分削減すると発表したため最低でもF-35Bは63機以上削減される見込みで、そこに英国が90機削減を実行してくると総製造数が153機以上(421機以下)も減ることになり、これは当初予定の540機よりも製造規模が縮小するという意味だ。
勿論、F-35Bは機体構造が複雑で共通性も低くいためF-35Aよりも運用コストが高額になることが予想されるのだが、この部分も製造規模が縮小すれば何らかの影響を受けるだろう。
管理人は正直なところ英国のF-35B調達は削減されるだろうと思っていたのだが、まさか現在発注分の48機以降をバッサリ切り捨てるとは想像していなかったので驚いている。ただ正式発表は16日予定なのでまだ確定した訳ではない。
今回の国防政策見直しには陸軍の兵力1万人削減、戦車を含む装甲戦闘車輌の将来、英海兵隊の廃止、無人航空機の積極的な導入が含まれているのではないかと噂されているので大きな注目を集めてる。
果たして英国はF-35B調達を本当に48機で打ち切るのだろうか?
関連記事:米国に続き英国までF-35B調達削減か、英空軍が138機調達実行を明言せず
関連記事:陸自の半分以下に? 国防政策見直し発表を控えた英国が陸軍1万人削減を検討か
※アイキャッチ画像の出典:Royal Navy / OGL v1.0
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48機で空母2隻をまわせるのか、これは空母まで無人機を載せる目論見があるのか、あるいはまさか空母を一隻手放す予定立ててるの
2隻同時に使う事はないだろうから1隻分(+予備)あれば大丈夫って感じなんじゃない?
それはともかくテンペストが戦力化出来るまでどうする気なんだろね?
テンペストって空母運用できる機体なんか?
削減する90機は空軍用なので(当初の英国の導入予定は空軍90、英海軍60)テンペストで代替は可能でしょう。
ただ15年間の空白をどーすんの?って話かと。
なるほど
空軍と海軍で同じB型配備しようとしてたのね
空軍からも空母に派遣する予定だったから、不足するね。
スケジュール通りに進行してもテンペストがモノになるのが2035年なのに今F-35減らしてそれまでの戦力はどうするんだ?
無人機で置き換えるみたいな論調だが有人戦闘機の代わりが務まる無人機なんて10年後にだって存在してるか怪しいだろうに。
今の無人機の開発ペースなら10年後はもっと進むから有人機を削減する方向に向かうと思う。自動車の自動運転の開発に関係している知人がいるけど10年後の自動運転はすごいぞっと言ってるから自動車だけじゃなく航空機の無人化も相当進むはず。F-3もよく考えないと出てきたときには時代遅れになりかねない。
だが、対空戦闘がまともに出来る無人機の開発はなかなか難しいんじゃねーか?
それに出てきたとしても当分はその無人機を操る有人戦闘機がいるだろうし、なんだかんだでバージョンアップはされると思うぞ、操る機体が落とされたら、無人機はただの鉄屑になるし。
輸送機なら無人化して運用コストを低減させられれば良いかも知れないが、こと戦闘機に関しては勝たなくては意味がないので、ハードルは非常に高いでしょう。
自動車で言えば、バスは自動運転に切り替わっても、F1レーシングが無人で行われているだろうか?ということです。
10年後に自動操縦が戦闘機乗りを失職させているという状況は、民間航空機の動向を見ても非常に考えにくいと思います。
そんなにハードル高いとは思わないけどな。無人機なら制空されてないところでも突っ込んでいけるし、戦闘機とのドッグファイトなんかする必要もないと思うけどね。パイロットがやってることを1から10まで無人機にやらせるようにするよりも無人機ならではのことに専念させたほうが簡単でしょ。
センサー機なら極論「指定した空域にいる」だけでいないよりはるかにいいからね。
できれば自機の生存性をある程度確保できてれば問題なし。
寧ろ市街地より限定された運行シチュエーションを極限られた数のサーキットだけで稼働させるF1の方が自動運転には向いてるだろうね
そもそもサーキット上で急に出現する歩行者なんてほぼゼロな訳だし(例外:タキ・イノウエ)
WRCとかの方が例えとして適切でしょうね。
つか勝った負けたでいえば有人戦闘機は1機落ちれば即1人の命の危機=部分的敗北だけど、
無人戦闘機なら何機か落ちても全体として勝ってりゃそれでいい訳で、
むしろ有事の兵器としての適性は無人機の方が高いのは明らかです。
平時のグレーゾーン対処とかそこら辺は人間の方が上でしょうけどね。
脱線になるけど無人化したF-1はモーター「スポーツ」としての価値を失いそうです。
とゆーかモータースポーツそのものがエコテロリスト共の餌食になってコンテンツとして立ち行かなくなってくんだろうなぁ。
エアレースかんばーっく。
そもそも論として英国は直近の脅威が無い
日本とは状況が違うので投資に多く使える
中国が、ロシアを巻き込んで北極圏への進出を企てているので、
英国もそう安穏とはしていられないだろう。
シンガポールの4機は導入する意味あるのかな?
揉めそうな相手がネシアにマレーシアくらいで、しかも異常に守備範囲の狭い都市国家だから、それなりに意義あるんじゃないの
あくまで現在の発注分が4機なだけで、オプションも含めれば最低12機は導入するのでは
更に追加する可能性も有るかと
自前の強襲揚陸艦を導入して、艦載機として運用するという話も。
いくらなんでも90機削減はやり過ぎ、テンペストが出て来るまであとどれくらいかかると思ってんだよ。
対艦ミサイルは撃てない上に対空ミサイル四発しか搭載できませんじゃドローン編隊の阻止すらできないので、本土防衛用の対空任務を兼任させるには性能が不足してるという判断だろう。もともとUAVとどっこいどっこいな搭載量しかないしビーストモードでお迎撃したらステルス性が無くなって護衛UAVから反撃を受けるかもしれない。
F-35Bは使いづらいのは確かだろう。
対艦ミサイルは軒並み開発中だしBlock4のアップデートも降ってこないし本当にどうなってんだろ
どうなってんだろってなんだ?
アップデートに時間かかるって記事ここに投稿されてただろ。
対艦ミサイルももうすぐlrasmが使えるようになりそうだし。
と思ったけどあれ吊り下げ式か、搭載可能なミサイルが出来るにはまだ時間がかかりそうだ。
連投失礼
×ミサイル
○対艦ミサイル
正直F-35Bはビーストモードでまともに離着陸出来るんかな?
そもそもビーストモード自体があるのかどうか
思い切りがすごいね
それとも各国空軍ではすでに第六世代機の目処が立ったと言うことなんだろうか
我々一般人にははっきりとした戦闘コンセプトすら伝わってないから唐突に思えるだけなのかもしれないね
私の様な素人からすると、こういう改革で従来型戦力をあまりにバッサリ減らして大丈夫かと不安になるなあ……陸自の火砲・戦車の整理とかも。
各国の動向見てるとF35はやはり失敗作なんじゃないかな
ステルス性だってF22より圧倒的に悪いし普通にレーダーで見えてるのでは?
F117だってユーゴ空爆で撃墜されてる事を思えばF35が対地ミッションに使うには頼りないのかもしれない
まだいたのかf-35失敗作論者。
そもそもイギリスがf-35の導入数減らしたのは日本みたいに危険な国が複数近くにいるとかじゃないのもある(仮想敵にロシアがいるがそれだけ)。
f-22よりステルス性低いからって、なんですぐに疑惑を持ちたがるんだよ、そもそもf-117が撃墜されたのそのときの1機だけだろ、普通にレーダーに見えるならなんで演習で負けなし状態なんだ。
それにステルス性だけじゃなく優秀なアビオニクスも大きな長所だし。
むしろ能力よりコストの方が問題視されてるだろ、米軍がいま問題にしてるのも性能よりコストだしな(その割にブラウンさん(この人もコストを問題視するような発言はしている)がf-16再生産しないって、言ってるのは変だと思うが)。
いやコストは大事でしょ
俺が言いたいのはトータルで見てそんなに優れた戦闘機なら米軍だって削除の検討なんてしないだろうし、イギリスだってテンペスト待ったりしない
F35は搭載兵器の種類も量も少ないし運用側から見て使いづらい印象があるんじゃねーかと
ステルス性もぶっちゃけ後ろからなら見えるでしょ、たぶん構造的に
ここ最近の騒動を見てると万能無敵の戦闘機とはとても思えないのよ
かと言ってJ20やSu57に劣るとは思えんが
予定通りならとっくにすべての兵装に対応してレーダーも強化されてフルスペック発揮してなきゃいけないからな
今の延滞に延滞を重ねた状態だとどうしても中途半端感が否めないよな
そうは言うけど第五世代機はまだ各国で配備がまともに進んでないからな、中国でもエンジン問題もあるとは言え現状j-20が60機くらいだし(正確には60機以上多分70機もないと思う)。
中途半端といってもステルス機では一番進んでる部類やぞ。
後ろから見えるって、そんな状況そうそうないし、それステルスでも非ステルスでも関係なくやばくね?
搭載兵器の量の問題に関してはそもそもステルス性を保持するには仕方がない、f-35に限った問題ではない。
後、コストが問題ないと言ってはいない。
代替機の無いB型までバッサリ切られるあたり色々問題抱えてるんだろうな
F-35に問題があるというより状況が変化して無人航空機なんかが登場したことで攻撃手段が多様化した結果、F-35の価値が相対的に下がっただけだよ。
対称戦力ばかりに金かけていられない事態になってきたということだな
アゼルとアルメニアの一戦がなかったらここまで性急な削減はなかったと思う
バイラクタルが、10数年以内の有人戦闘機の終焉を約束している、とまではとても言い切れません。
処理しなくてはならない情報量が、あまりにも違い過ぎます。
何れは無人戦闘機の時代が来るにせよ、直近の戦闘機調達を止めてまでそちらに賭けるのは、国防に大きな穴を開けかねない極めて危険な博打です。
あの大戦果も航空優勢があったから挙げられたとか言われてるしね。
イギリスは最終的に空母護衛の防空駆逐艦すら捨てるつもりだから単純に金がない
アメリカ本国でも調達数の削減の動きがあるのだから開発パートナーレベル1の英国であってもそうなるよね
日本はどうするんだろう。
変わりの飛行機候補がないでござる
イギリスにしてもテンペストではF-35Bの代替候補にはならないyo-!
海自で発注を増やせるかというと、そんな段階ではない
この流れは長期的には次期航空自衛艦の計画にすら影響を与える
やっぱりカタパルト要るのかよ
戦闘機のステルス性は途中でアップデートするのは困難だが、ステルス戦闘機を感知するレーダーは随時アップデート可能だから、ウサギとカメの勝負みたく、ステルス性能にレーダー性能が追いつくのは時間の問題だったのかもしれない。
それ、ステルスよりも非ステルスの方が影響出そうだな、ステルスが補足しやすくなるということは非ステルスはより補足されやすくなる。
量子レーダーの開発に熱心な研究チームの人によると現時点(まあ、ソースが1年以上前の記事だから現時点といっても今より前だけど)でステルス機を補足するのは難しいとか言ってて、非ステルス機に対する性能の方が強調されてたし。
近隣国に目先本土を脅かす国がなく、正面兵器で対応が必要な仮想敵国はロシアぐらい。NATOの軍事同盟もある環境で、空母にはアメリカ海兵隊のB型を適度に載せていれば用を足す感じ。仮に極東で軍事作戦に介入するなら、自衛隊のB型を協同運用、整備は日本にお任せぐらいのつもりだと思う。近い将来でイギリスが矢面に立たなければいけない有事は無いとみているだろう。
単独有事ならフォークランド紛争などの離島防衛ぐらい
でアルゼンチン程度なら現在のイギリスの戦力で勝てる
どこの国も限られた予算で整備していくなら、テンペスト、無人機の開発に予算を注ぐのは間違いではない。
F-35は短命とまで言わないが、費用対効果の面で馴染めない機で無人機の発達で、10年、20年後にはアメリカ自体が見限ってアップグレードも中途半端な機体になっている様な気がする。
以前からあった残り90機をF-35Aに転換する話が具体化したのでは
F-35Bとテンペストでは導入時期に大きな差がありますがその間飛行隊は純減状態で運用するんでしょうか?
空軍はハリアーの後継機で、西ドイツ配備が前提でソ連バリバリの頃は滑走路の破壊あってのV/STOL機。
今となってはドイツに配備するのには金もかかるし、旧西ドイツ地域まで攻撃までには時間がかかるから、V/STOL機はそれほど重視してないのでは?
もう今となっては海軍のシーハリアーを受け持つ部分だけになるとこの程度で十分だろうし、アメリカ海兵隊機に空母のデッキを貸し出すのなら、海軍はさていても空軍にとっては使い道がないから”全機要らん”と言い出す状況だろう。
イギリスの今の状況なら別にSTOVL機じゃなくてもCTOL機で十分防衛できるからな
CTOLでフォークランド防衛するなら、民間に売却してバッサリ切ったA330-MRTT買い戻さないと…
英国もカネが無いが、アルゼンチンはもっとカネも戦力も無いでござる……
ミラージュシリーズは全機退役済で、A-4が主力機ですよ。フォークランドまで飛ばせる機体が何機有るかというレベルかと
タイフーンを4機も置いとけば、飛来した稼働機の全てを叩き落すのは難しくないかと
何だろ、タイフーンだとその4機にどこかしらの異常が出そうな気がする。
本記事ではなく「コメント欄を利用する読者の方にお知らせ」への返答です。私は仕事としてあるwebサイトを運営していますが、やはりユーザが増えるほどコメント欄が荒れる現象は避けられないです。ごく数%の異常なユーザが悪質なコメントの殆どを書き込んでいます。私の経験では一番有効な対策はコメントできるのはアカウント作成したユーザのみにして、アカウント作成時には電話番号登録必須でSMS認証をさせることでした。電話番号は確実に個人と紐付き偽造にコストがかかるのでおすすめです。
英国の現状考えたらベストな選択、バッサリ切っても本国防衛だけに限って言えば全然問題ないレベルの話だと思う。BBCとかだったかコロナのせいでこの先かなり負担が残るって現実を見た話してたから国全体で考えると削れる所は削りたいでしょう。STOVLのF-35Bなんて国防よりは外征向けの装備なんだし減らして大きな問題となるケースってあるの?それに搭載する空母があれじゃ沢山持っていてもって感じはする。
F-35A導入を100機圧縮してF-3を100機増やそうぜ😉👍
ガチでF-3はテンペストとの共同開発にして、開発費(F-35の調達・運用コストの圧縮も含む)削減と開発期間の短縮を目指すのもアリだと思う
20年代中のPLAの軍備増強にノーガード決め込みならアリかもしれませんね。
そんなの許されるわけが無いでしょ
?
単独だろうがどこと共同開発だろうが
F-3が20年代中に戦力化できる目はないと思うけど?
(LMがデジタルセンチュリーシリーズの全ノウハウを全力で投入してくれればワンチャン。あり得ないし国産とは言い難くなるので嬉しくないね)
ほんとにそう思うわ
最先端の戦闘機は外販しないと利益どころかコスト回収すら怪しいレベルなのに、日本はその外販のノウハウがからっきしなんだからBAEあたりに一任できるのも有利なはず
スキージャンプのある今の英空母ならSTOVLのF-35Bでなくてもテンペストで何とぁなるって考えてるのでは。
そのテンペストがいつごろ完成するかは知らないが。
日本もXF9-1の単発で小型の空母艦載機を開発してほしいが、そのためには電磁カタパルト装備の5万トン程度の純粋空母を作らなくてはならない、技術的には可能だが予算が・・・・。
ある程度先行研究重ねた米軍ですら手こずってるのに日本がすんなり技術的障害をクリアできるわけない
以外と軽空母の将来は明るいかもしれません、ロシアでこんなコンセプトの船が計画されている様です。
リンク
>多機能構造(統一プラットフォーム)に在る~これを基にして、航空母艦、汎用揚陸艦、輸送病院船、そして北極圏支援船すら含む複数のタイプの大型水上艦を作成できる。
アメリカ級強襲揚陸艦クラスで汎用設計艦ならコストダウンも期待出来そうです。
カタパルトはアメリカの会社の入れればそんなに難しく無いと思いますよ、フランスがそれなので。
艦橋がスッキリしたシンプルなデザインでキライじゃない
陸海空全ての軍で装備の削減が取沙汰されているって本当にお金が無いんでしょうね。もう中小国レベルの戦力しか失くなりそう。核戦力もいつまで維持できるのやら・・・
いったい何がしたいんだろうね、イギリスは。
艦載機も護衛艦もない空母なんて、ただの標的でしかない。
これなら、インビンシブル級とシーハリアーをを延命した方が、はるかに良かった。
>延命した方がはるかに良かった。
思いつきで書いてないよな?シーハリアーの操縦性とか性能とか事故率考え、この先何十年の維持管理考えて現実的な話なのか。航続距離が短いです、対空ミサイルの脅威度がかなり高いですとかかなり作戦に支障出てくる未来しか無い。
ジョンブル「貧乏ってやーね…」
次世代機開発にイギリスは相当な自信があるのか
イギリス空母になら一応はCTOLも可能でしょ。
ハリアー代替のB型を100機も数揃えるのはちょっとコスパ悪いと気付いたんじゃないかな。
どう転んでもウェポンベイ狭いし陸で運用するんなら更に使いにくいし。
実際40機もあれば当面は困らないでしょ。寿命も短そうだし、必要になれば後で追加すればいいし。
イスラエルみたいな割り切り方(F-35の塗装を迷彩に変更・兵装ぶら下げ)で、戦力に穴を開けないことも重要かと思いますが。。。
まあイギリスは日本ほど立地がヤバいわけではないということを考慮しないとな
日本が同じ事やったら死あるのみだけど