ウクライナ外務省は17日、ウクライナ、英国、ポーランドの3ヶ国による新たな安全保障協定を締結したと発表した。
参考:Joint statement by the Minister of Foreign Affairs of Ukraine, Minister of Foreign Affairs of Poland and Secretary of State of the United Kingdom
参考:Ukraine, UK, Poland announce security pact amid heightened tensions
ウクライナ、英国、ポーランドの安全保障協定には相互防衛義務や集団的自衛権行使といった要素は含まれていない
以前からウクライナ、英国、ポーランドの3ヶ国で新たな同盟を締結すると噂されていたが軍事的な枠組みなのか、非軍事的な枠組みなのかが不明でイマイチ注目を集めていなかったが、英国のトラス外相がウクライナを訪問したタイミングで両国はウクライナ、英国、ポーランドの3ヶ国による新たな安全保障協定を締結したと発表した。
Розпочали візит Ліз Трасс до України з відвідання Національного музею Голодомору-геноциду. Вдячний британській колезі за вшанування мільйонів жертв цього комуністичного злочину. Сталінський геноцид проти українців 1932-1933 років заслуговує на всесвітню пам’ять та визнання. pic.twitter.com/OW00jMhN1a
— Dmytro Kuleba (@DmytroKuleba) February 17, 2022
ウクライナ外務省の説明によれば本協定はロシアに併合されたクリミア半島返還を求める国際的な外交イニシアチブ「クリミア・プラットフォーム」に対する支援や調整、サイバーセキュリティ、エネルギーセキュリティ、偽情報への対処を目的にしたもので相互防衛義務や集団的自衛権行使といった要素は含まれていない。
ただウクライナ外務省は「協定の範囲は上記項目に限定されない」と含みのある言い方をしており、トラス外相も「英国とポーランドはウクライナに対する支援を提供しつづけ、ロシア軍侵攻のリスクに直面するウクライナと団結する」と述べているので公表されていない協力項目が存在する可能性がある。
※アイキャッチ画像の出典:Liz Truss
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またロンドンに臨時政府の歴史が繰り返されるんだろうか・・・?
当事者のウクライナと、
ウクライナがNATO化すると対ロシア肉壁の呪いが解けるポーランドと、
対岸の安全地帯からクマに石投げるのが好きなイギリス、
という、フワッとしたスキームすな。
なんというか、戦争になればポーランド義勇兵がイギリスの援助物資で武装してウクライナへ、なーんて絵を対岸で描いてる気がするが、うまいこといくようには見えんなあ〜。
ポーランドは陸海空の他に特殊部隊軍もある四軍編成なのよ
特殊部隊は湾岸イラクで先陣を切ったアメリカも認める精鋭部隊で実戦経験も豊富。
ウクライナもクリミア危機後、特殊部隊軍を設立したが、ポーランドの協力も入ってそうだな
ポーランドは、何か忘れてないかな?
国が無くなったりしないか?
西のジャガイモ国はもう仮装敵国なんじゃないかな
アイスバイン国は敵になるんですかね。戦力的な意味で
じゃがいもの消費量はソーセージ国よりウクライナ、ポーランド、バルト三国のほうが多いんだよなぁ…
最近のイギリスは実にアクティブだね。
ブレグジットから始まり極東への回帰、TPP参加申請、核戦力の強化やオーカス設立に今回の安全保障協定。
これらが上手く行くかはまだ分からないが、自国の為に何をする必要があるのかを考えて実行する果断さは感じる。
本件について言えば、NATOは図体が大きくなり過ぎたんだろうな。どう動くにせよ対露でのハレーションがデカ過ぎて統一的・迅速な意思決定が困難なのだろう。
このグループはNATOの補完として絶妙なところを突いているように思える。
しかし今回のウクライナ事態ではドイツの消極的な態度が指摘されているけど、ドイツばかりではなく日本にしても国際政治力学の変化を恐れ、受身で易きに流れる傾向にあるのは否めない。
イギリスの主体性や行動力は見習いたいし、日本も協力し合えるところでは連携を深めていきたいところ。
最近のイギリスは ✕
昔からイギリスは ○
イギリスは昔からよな
NATOの中で一番欧州の安全保障に積極的
むしろアメリカよりも強い
ガスに転んだフランスドイツが頼りにならないと西欧で盟主になれるのイギリスだけですしね。イギリスとしてもEU脱退はしたがヨーロッパ不関与ではないと影響力を取り戻せる
ハーラル3世﹙9/20フルフォードの戦い、9/25スタンフォード・ブリッジの戦い、
10/14ヘイスティングズの戦いと短期間に連戦を強いられ、最期戦死)の様な悲劇を回避したいのか、
それとも最後に乗り込んで美味しい所をさらったノルマン朝の気質を受け継いでいるのか。
日本もウクライナと2018年に署名した防衛協力・交流覚書があるんだから、対艦ミサイルの100発や200発送り届けられんのか?
黒海でロシア太平洋艦隊の船が沈めば、日本の安全保障に利するのに。
まぁ、岸田さんでは無理か。。
まず日本の現状について正しい知識を得てください
他国に供給する分どころか有事の際に自衛隊が使用するミサイル等の弾薬さえ足りていない現状でそれをするということは、中国に対する無抵抗宣言と同義です
ミサイルどころか、あらゆる物資が足りないことくらいは知っているが、気持ちの問題。
政府(防衛省)もやっと補正予算で機雷や弾薬などの調達を行う段階なんだから。これからだけど。
ブラフでもいいから言ってほしかったな、元外務大臣の総理には。
気持ちで国を動かすとか怖すぎ
現実をしっかりと見据えて空気や気持ちで外交してはいけないって第二次世界で学んだはずなんだけどな~()
それは現在のロシアだね。
全ロシア将校協会がプーチン大統領の解任を求めてますしね。
彼らの主張は極めて理性的だ。
あの主張から2週間以上経ってるけど今尚軍部はプーチンの完全な統制下にあるようにしか見えない
ぶっちゃけあれも偽装撤退と同じでブラフに過ぎなかったんじゃないかと思うわ
それはロシアでしょう。
全ロシア将校協会がプーチン大統領の解任を要求している。
彼らの意見の方が遥かに理性的だ。
>日本もウクライナと2018年に署名した防衛協力・交流覚書があるんだから、対艦ミサイルの100発や200発送り届けられんのか?
>ミサイルどころか、あらゆる物資が足りないことくらいは知っているが、気持ちの問題。
あなたが言っていることは理性的な全ロシア将校協会ではなく、感情的としか思えないプーチン大統領の思考パターンに近い発言なのを自覚してます?
まず、外交的問題と実務的問題を皆さん混同している。
外交では当然理性的な対応が必要だが、心理戦や情報戦の要素もあるので、非現実的な発言も必要。これはプーチンさんの発言や私が岸田首相にして欲しい発言。
次に実務的な問題として、防衛協力を行うのであれば、対艦ミサイルを提供してもおかしくない。(今からだと当然間に合わないが、年末からウクライナ問題があったのだから、装備の提供や訓練を行うこともできた。)
これには自衛隊にも、他国での(他国の歩兵による)運用での使い勝手や実戦データの取得ができるメリットがある。名目は装備品の試験的運用。
そして、今後の兵器の共同開発の可能性も出てくるかもしれない。
数量は無いのは分っているが、これは外交的なブラフ。
ここのブログ読んでる人に、こんなに細かく説明が必要とは思わなかったよ。
>外交では当然理性的な対応が必要だが、心理戦や情報戦の要素もあるので、非現実的な発言も必要。
それはない
そんなことすれば単に国際的な信用度を落とすだけ
>次に実務的な問題として、防衛協力を行うのであれば、対艦ミサイルを提供してもおかしくない。
それはない
余裕がない自衛隊の装備、それも高価で数の貴重品を提供するのは対中道営力を落とす自殺行為
>これには自衛隊にも、他国での(他国の歩兵による)運用での使い勝手や実戦データの取得ができるメリットがある
それはない
仮に提供したとして簡単に運用できるようなものではないし、まして実戦中、それも不利な側に一々有効的なデータを収集する余裕なんてない
>そして、今後の兵器の共同開発の可能性も出てくるかもしれない。
それはない
そもそも共同開発できるような技術を持っている国なら提供されるまでもなく自国で製造できている
気持ちの問題でそんなのが可能になるならば、訓練名目で精鋭の空挺団を送るほうがよほどウクライナは喜ぶよ、そんなこと出来るならばね
今から送ったとして使い方のレクチャーや備蓄場所の確保、訓練とか考えると到底間に合うわけがなさすぎる
しかも対艦ミサイルがミサイル本体で完結してると思ってる時点で浅はかすぎる
発射機本体、発射母機や周辺のレーダーとのリンク、衛星とのリンクとかそういったものがセットになってるんだぞ
このブログも当然拝見しているので、当然存じてますよ。
ただ、今後の同様の有事に備えて機動的に対応できる部隊や装備もこれを機に研究して欲しい。
アメリカですら対艦ミサイルの緊急供給なんてやってないのに日本がやる意味とは?
しかも自衛隊の備蓄は常時カツカツ状態だし
空対艦のことを言っているならインテグレーションしないと使えないし、地対艦のことを言ってるなら自衛隊の年間調達数知ってますか?
独自規格の対艦ミサイルだけを送られても邪魔では?
送るなら12式
誤送信してしまった。
続き
例えば12式地対艦誘導弾を送るとしたら
・誘導弾発射機・射撃統制装置・中継装置・指揮統制装置・捜索評定レーダー装置・弾薬運搬車
も最低限送らなければいけないのでは?
使い道を選べる分、資金提供の方が良いのでは
投稿したコメントのイメージが伝わりにくかったので、コント形式で。
岸田総理:(記者会見で)「我が国は武力による現状変更に反対します。地域の平和のため、ウクライナに防衛兵器として地対艦ミサイルを200発提供します!」
プーチン大統領:「何?あの日本が?200発はちょっと厄介やな。(疑り深いので)極東の防衛線を強化しろ!人手不足?何とかしろ!」
岸田首相:(ホットラインで)「大統領、ごめん、さっきは大きく出たけど、在庫調べたら装備1式と発射機3両で18発分しか出せないわ。後の182発分はミサイル代金を現金で送るから、好きに使って。財務省から明日の午前中にはそちらの国庫に入金しとくね。あと、そっちは危険だからポーランドまで空輸して、ウクライナ国境まで陸路で運ぶから、取りに来てね。」
ゼレンスキー大統領:「おお、日本の援助感謝します。まさかの友が真の友。」
「(心の声)マジ、18発?少なっ!しかも国境まで取りに行くんかい!まぁ無いよりマシか。どこか西側の国から武器でも買うか。」
フランス:「エグゾセ、在庫アリマス。」
インド:「ブラモスも一杯あるよ~。」
それを読む限りではロシアの対日敵対感情を育てて日本が侵攻されるリスクを高め、日本の国際的な発言の信用度を下げ、自衛隊の戦力と防衛費用を削って弱体化させてほしいと願っているとしか思えない
リテラシーがない人ほど直接話法を多様する。
え?空母派遣しろはやめたの?
クリミアまで含めたのは強いなあ
絶対許さんて気概を感じられる
流石にイギリス、ポーランド
ポーランドはww2ではユーゴに次ぐレジスタンス勢力、かつ亡命軍としては自由フランスを上回る連合国の中で最大勢力だった
イギリス情報部はヒューミントに関してはCIAの上を行ってそうだし
しかし独仏は情けないねー
赤化ヨーロッパとイギリスの対峙とか大昔から対応計画あるでしょうから、それを最新の情勢に合わせて存在感を示す自体はアメリカより簡単でしょうし
EUやNATOがダメなら新しい協定を結んでやれという、トンチの効いた手段に出るとは流石はGB。しかもふわっとしてるから何がトリガーになるか分からないオマケ付き。
すぐに何か出来るとは思えないけど、時間があれば色々出来そう(ふわふわな意見)
時間があるといいなあ
サイバーセキュリティが外交カードになるのが驚きだなぁ
監視機能、制御機能付きの高性能なインターネットエクスチェンジと、
その運用要員を提供したりするんだろうか?