昨年11月に韓国メディアは韓国航空宇宙産業(KAI)が韓国型輸送機「KC-X」の開発を進めていると報じていたが、遂にKAIはKC-Xに関する短い動画を公開して注目を集めている。
参考:특종/ 한국항공우주산업(KAI) 한국형 C-2 제트수송기 개발 영상 공개!!
海外から100機受注を前提にした韓国型輸送機KC-Xの開発に乗り出す韓国航空宇宙産業
韓国航空宇宙産業(KAI)が開発を進めている軍用輸送機「KC-X」は川崎重工のC-2やエンブラエルのC-390と同じ双発機で、初期型はターボプロップエンジンを搭載して最大積載量20トン/最大航続距離6,000kmを予定しているが発展型はエンジンをターボファンエンジンに変更してC-390並の積載量25トンとC-130H-30並の航続距離8,000kmを目指すらしい。
韓国メディアの情報によればKC-Xの総開発費用は3兆ウォン/約2,900億円で、140機(国内需要40機+海外需要100機)の量産費用11兆ウォン/約1兆円~14兆ウォン/約1.3兆円、1機あたりの調達コストは800億ウォン/約77億円~1,000億ウォン/約96億円を予定、開発期間は研究期間を合わせて約12年程度を見込んでおり以前に報じられた内容よりも現実的なスケジュール(以前の開発期間は7~8年と報じられていた)になっているのが特徴だ。
飽くまで計画段階の見積もりに過ぎないがKC-Xは140機量産時の調達コストが77億円~96億円なので日本のC-2(当初予定100億円→236億円/平成18年度)よりも安価だが、このクラスはC-130に押されて輸出に苦戦しておりKC-Xよりも安価なエンブラエルのC-390(5,000万ドル/約54億円~6,000万ドル/約65億円)でさえ海外から7機しか受注を得られておらずエアバスのA-400Mも開発国以外からの受注は5機に留まっており、本当に100機も海外から受注を獲得できるのか不明で非常にリスキーな見積もりだと言える。
まぁ現段階で可能性は0だとは言わないが国内需要だけの発注に終わった場合、果たして1機あたりのKC-X調達コストはどこまで上昇するのだろうか?
因みにKAIは今年10月に開催される航空ショー「Seoul ADEX 2021」でKC-Xのモックアップを公開する予定らしいが、韓国の軍事アナリストがKAIからKC-Xに関する短い動画を入手して11日に公開しており、通常の貨物輸送以外にもUAVの空中投下に使用したり、フライングブーム方式に対応した空中給油機やソノブイを投下する対潜哨戒機らしきタイプも確認できる。
動画を公開した韓国の軍事アナリストはKC-Xの開発に海外パートナーの協力も打診中でエアバスが関心を示していると主張しており、KAIは動画が公開された11日にエアバスとC-212やCN-235の整備に関する事業で提携したことを発表しているため案外、KAIはエアバスの協力を得てKC-Xの開発や受注活動を行うことを視野に入れているのかもしれない。
関連記事:韓国、8年以内に国産戦術輸送機を開発して海外市場に挑戦か?
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※アイキャッチ画像の出典:오!밀리터리
実際売れるかは置いといて、韓国って武器輸出にホントに力入れとるのだなあとは思う
内需だけではやっていけないのと外貨獲得手段としてやってる側面があるから輸出にこだわらざる得ない切実な事情がある
売れなきゃ失業、となれば技術者もセールスマンも必死になりますね
その割に、需要がなさそうな製品ばかり作ってる気がする
潜在需要3300機、輸出実績50機を超えるT/FA-50を捕まえて
「需要がなさそうな製品」とは失礼ニダ!
韓国こそ軍国主義だろう。そう見える。
技術大国韓国すごすぎる
ドローンばらまいている絵には感動すら覚えますなあ
外国の軍事技術を真似しようとしても、真似すら満足にできない韓国の技術力は低すぎる。
完成予想映像だけは立派。しかし実際に作るとなると必ず「外国からの技術移転」をアテにする。自国の技術力では何もできない韓国は、笑っちゃうほど情けない国。
技術大国というよりプレゼン大国の方が適しているかも。
虚実すら横に置いて、その分野に比較的疎い人への訴え方は上手い部類だと思います。
それはない。
日本ももっと軍事技術を向上させる必要があるよな
KFXの4.5世代から5世代戦闘機への時も思ったが、
なんで韓国はやらないほうがよさそうなレベルの大変更を当初から予定するのだろう
>初期型はターボプロップエンジン
>発展型はエンジンをターボファンエンジン
確かに・・・
最初からターボファンにした方が、作りやすいんじゃないかなぁ?と思う。
・・・まさかエンジンから作るの?
あと記事にもあるけど、このクラスって大体「C-130でいいじゃん」みたいな風潮が・・・だからこその25t(ターボファン型)なんだろうけど・・・。
国産のターボプロップエンジンと輸送機を同時に新開発して、
後から新開発した国産ターボファンエンジンに換装って事?
だとしたらトリプルリスク…、いや搭載量や航続距離が伸びてるって事は
ターボファンエンジンに最適化して巡航速度も高度も変えるんだろうから
おそらく機体も新型機レベルの大幅改修で、クアドラプルリスクか。
まさしく「技術大国韓国すごすぎるw」としか言い様がないなwww
ターボプロップと、ターボファンでは求められる翼性能が全く違うと思うので、途中から換装は非現実的だと思うけど、
今までも、設計を海外企業に丸投げして来たKAIに、そんなとこまで考えられる知恵は無いでしょうから、発表内容は絵空事事ではないですかね?
開発始めて、無知振りに気付くのでは?
>・・・まさかエンジンから作るの?
F7-IHI-10とか横目に見て、自前のエンジンが欲しくなったのかな。
エンジン返ると翼の形状なども変更するんでしょ?
それってすごい手間になるのではないだろうか。
価格高騰の予感。
×エンジン返ると
〇エンジン変えると
でした。
すみません。
韓国ぐらいの国力で、何でもかんでも日本の真似して国産化しようとするのは無理があり費用対効果が悪過ぎる。ロケット、高等練習機、戦闘機、輸送ヘリコプター、輸送機、戦車や装甲車両など無理がある。国産化と言っても外国製パーツの寄せ集めですからね。技術的な裏付けや蓄積がないのに日本に対抗して造ろうとする愚かさ。そもそも韓国は練習機以上の大型航空機を開発したことがないんで失敗するでしょうね。エンブラエルでさえLMのC-130Jに完敗するんだから、同級では無理です。それ以上の規模ではA-400MやC-2もありA-400Mも売れてません。
PV見ると、主翼にハードポイントが6個もついているのが草。
無誘導弾を後部ランプから落として、主翼のパイロンからはミサイルを発射してるww
輸送機 兼 攻撃機 かよw
らしいぜw
重くてデカい爆弾も吊れるし、UAVなら後部ランプから空中投下しても良い。
0:50辺りからの空母打撃群を引き連れた画もなかなか秀逸。
ニミッツ級でもジェラルド・R・フォード級でもない、
アングルドデッキを備えスキージャンプ式でない空母の前方を
F-35Bではないステルスっぽい機体がご丁寧に増槽とミサイルを機外搭載して飛んでいる。
その「韓国型空母打撃群」の1つ手前のCGで空中給油を受けてる機の尾翼にKF-21と描いてあるから、これは先日試作機のお披露目をやったポラメ(KF-21Boramae)なんだろうけど、艦載機型も作るということかな?
まさか空母からの発艦を計画していることはないですよね。
ほらどこかの社〇党の議員先生が空母からB52を発艦させるとか何とかってありましたから。
初期型はターボプロップ4発で、ターボファン双発になったら余った主翼の強度有効活用でパイロンを付けると。
素直に主翼再設計した方がいいな。
同じ機体でターボプロップからターボファンに変えた飛行機があったかな、それほど簡単にできるならA400Mもそうするだろうに。
高翼の輸送機のハードポイントって、、AIMみたいの付いてるけど装着どうするの?専用運搬装着機とかあるんだろうけど、いらぬ心配をしてしまう
後部ランプから落とすのはKC-130Jがやってまして。
アフガンなら需要ある?
ウ・・ウルトラの母?
ターボプロップエンジンって、双発?
適切なエンジンがあるのか疑問。
まさか4発のつもり?
エアバス噛むから、A400Mの双発バージョンで、TP400辺り積むんではないですかね?
そもそもターボプロップの大きなエンジンって、プロペラの大きさを考えると成り立たない気がする・・。二重反転プロペラ?
工学は素人ですが・・
TP400双発でC130J4発の1.2倍の出力だけど足りない気がするな。
将来25トン級にする機体ってことは胴体大きめだろうし。
まあ日本製兵器のC-2よりは、少なくとも輸出の見込みはありそうだな
C-2に限らずあのクラスの場合、需要がそもそも少ないという面がありますから。
そして需要の多い領域は、C-130という大きな壁が立ち塞がっていると。
政治的な問題でC-130が買えない国の需要を見込んでいるのかもしれませんが、
そんな国は大型輸送機そんなに必要としないでしょうなあ。
あと仮にそんな国に売り込んだら、米国に制裁されて利益なんて吹っ飛んでしまいそうなんですがね。
現物出来てからどうぞ
F-3その他の話題はともかくC-2に関しちゃ既に配備済みの機体だぞ
絵に描いた餅と比べてどうすんだよ…
見込みがありそうってw
韓国っていつも自分の妄想前提で需要計算してるからよなぁ
失敗しても国費から補填してもらえるから気楽なものだよな
だから真面目に考えなず思い付きで売れないものばかり作ってるのだろうけど
動画見ているとなんだか輸送機というよりも爆撃・攻撃機のような
ガンダムに出てきたザクとか積んでた飛行空母(名前が思い出せない)を思い出した
あれのミニサイズ版
ガウかな?
ガルマが謀られた時に乗ってた紫の奴。
Ju-52とかHe-111とかのような1930年代のナチスドイツの
爆撃機に転用できる輸送機開発を、この時代にする気なのかな?
KAIはKF-21の開発、製造が終わり2020年代末からは仕事が無いから模索してるんでしょうねえ。
人工衛星も担当だけど、国産でできる部位は少ないし、スリオン/マリオンのでのお仕事も2020年代で終わり
航空機の整備事業(民間の航空機が対象)を立ち上げたけど、需要は不透明になってるからねえ(軍用機の整備事業は大韓航空がやってる)
この輸送機の前はMRJ(三菱)クラスの航空機の開発を模索してましたね
頓挫しなけりゃ仕事はあるだろ。
2026年までにKF-21のブロック1、2028年までにブロック2でしょ。
そこから韓国人お待ちかねのステルス型(ブロック3)や艦載型の開発を強いられるんだから。
その流れが頓挫した時に備えたプランBなのかな?
エアバスが噛むとしたら、既存の技術を提供する代わりに権利を主張して利益を見込むって事かな?金は出さんが既存技術を金に変える儲け口。
失敗しても持ち出しは少ない。売れたら金になる。
ボーイングが救済枠で参加してきたりして。
積載量20トン級の輸送機を100機も輸出だと?
C-130と被る市場だ。実績皆無の韓国輸送機が、実績満点のC-130と輸送機市場を争って勝てる訳がないことぐらい、韓国政府もわかるだろう。
夢を見るのは自由だが、現実を直視しろ。今の韓国には無理だ、やめとけ。赤字が残るだけだ。
税金で補填するから会社は大丈夫
よくわかってない国民は夢を見る経費として割り切れるだろうから大丈夫
むかしインドネシアのIPTNがスペインのCASAと組んでCN-235を作っていたら、またインドネシアに秋波を送っているのかね?
スレ記事はKAIの5/11付けのYouTube公式チャネルですけど、
4/4のKAIの「中長期ビジョン」の記者会見では輸送機には一言も触れてませんね
どうしてだろう?
2019年基準で3兆ウォンの売り上げを2030年で10兆ウォンにする
・今後5年間で2兆2千億ウォンを投資して、未来のエアモビリティ(UAM 要は空飛ぶタクシー)、衛星などの新事業を拡大して、軍・民航空機派生型の開発に乗り出す計画
・既存の主力だった軍需事業と民需事業で安定的な成長基盤を強化して売上高7兆ウォンを、
未来のビジネスで、次世代の主力事業を確保して売上3兆ウォンをそれぞれ達成するという構想
・未来のビジネスの場合▲UAM▲有無の複合システム▲衛星・宇宙発射体▲航空防衛電子▲シミュレーションおよびソフトウェアなど5大分野を推進
(その他、グダグダと長文で書かれてます、興味がある方はご自分で)
KAI “2030년 매출 10조원 달성…미래 모빌리티 시장 진출”
2021.04.04
リンク
C-130との差は
・新設計である
・エンジンが2発であることの整備性の向上(必ずしも運用上有利とは断言できない)
・UAV等のオプションに柔軟な対応ができる可能性がある
とかですかね
登場時期と価格次第じゃ面白いと思うんですけど新開発はどうしてもリスキーですね
また日本コンプか
もし実現したら20tで7600㎞のC-2よりも性能が良くなるのか。また外国のエンジン導入してお茶を濁しそう。
すいません、それルアーじゃなくて靴ベラですよ?
>また外国のエンジン導入してお茶を濁しそう。
使えそうな民間向け西側エンジンだと、日本が
関わっているのが多いよね。
韓国で問題視されるのかな?
このクラスでいまだに無双してるC-130が強過ぎるのじゃ
C2も結構やらかしてるけど、これは・・・
開発時にP-1優先して遅れたくらいで、C-2あまりやらかしてないような。
海外に売れないのは実績ないのと、メンテナンスの拠点がないからしかたないかなって気がします。
マルチロールカーゴかな?
KAIはいったい何処へ向かって飛んで行くんだろう…
20t積み、100億円クラスの輸送機にドローンや爆弾の運用能力を求めるニーズがあるのか…?
ある程度前線に出るなら高価な機体は飛ばしたくないですし、安価な機体を改造したほうが無難ですよね…
とりあえず観測気球を飛ばして運用者の反応待ちって所でしょうか
この手の機体の開発経験の全くない韓国が果たして出来るのかという疑問がある
機体と比較して、エンジンの直径が小さ過ぎね?
C-2よりも一回りは小型のクラスとなると、尚更小さいエンジンに見えるが
このサイズのエンジンじゃあ、4発じゃないとまともに飛べそうにないバランスだけれども
は、ハイパワースリムエンジン…
燃費が重要な輸送機において、燃費の悪い低バイパス比ターボファンを使う必要性……
スーパークルーズをも考慮した高速性が必要な戦闘機の場合、排気速度を増す方向性での大推力化はOKだけれども、最高速度でも亜音速の輸送機の場合は、大直径のファンで大量の空気を低速で送るのが効率的だし
あれ?グローブマスターの購入検討してなかったか?
韓国関係は全部コメント欄を無くしてもいいんじゃない。
割と的を得た事実しか書かれてない気がする
こういう頭のおかしい自治が一番害じゃなですか?
管理人個人が運営しているんだから管理人の気持ち一つでいいんですよ、ほんと。
そういうところだぞ。
あわよくばC-130の市場を食いたい感じだよな。最終的な目標だとC-17未満の機体ではトップクラスの性能になるが機体重量が50tクラスに納めないと目標実現は難しいのではないか。予想になるけど高効率エンジンによる能力向上か、炭素繊維強化複合材を多用した機体製造、もしくは合わせ技だと目標は達成出来ると思うけどコストは結構行きそうな気がするんだよね。
C-2開発で当初100億円から二倍にも高くなるのはなんでたろ?
開発費は2600億円くらいでそんなに高くない。
量産機数が大幅に下がったのか、設計変更やエンジン価格の上昇でもそんなに高くならんやろ。