インド海軍が予定しているAIP機関を備えた通常動力型潜水艦(プロジェクト75-I)調達に応じる企業が次々と脱落、残ったのは韓国の大宇造船海洋だけだと報じられている。
参考:Germany likely to opt out of Navy’s submarine project, South Korean company may be only vendor
参考:Project 75 (I) hits a huge roadblock, one major contender pulls out; Know more
インドの厳しい提案依頼書に次々と候補が脱落、残ったのは韓国の大宇造船海洋だけ?
インドは現在フランスのNavalGroupの協力を得てスコルペヌ型潜水艦のインド海軍向けバージョン「カルヴァリ級潜水艦」を6隻建造中(2023年までに6隻全てが就役予定)で、数年前からカルヴァリ級潜水艦の次に調達するAIP機関を備えた通常動力型潜水艦(プロジェクト75-I)の検討を行っていたが今年7月に正式な提案依頼書(RFP)を発行した。
補足:カルヴァリ級潜水艦はフランスの開発したAIP機関「MESMA AIP」を採用しておらず、インドがフランスの協力を得て開発中の国産AIP機関を後から追加する予定だが早くても2023年以降になると予想されている。
約5,000億ルピー/約7,550億円規模のプロジェクト75-Iに求められる主要な性能はAIP機関の搭載、対艦/対地巡航ミサイル×12基とヘビー級魚雷(直径533mmの大型魚雷のこと)×18発の両方を同時搭載できる弾庫容量などが挙げられており、ドイツのティセンクルップ、フランスのNavalGroup、スペインのナヴァンティア、ロシアのルビーン・デザインビューロー・アムール造船所、韓国の大宇造船海洋がRFPに応じると見られていたのだが、実際に応じるのは「韓国の大宇造船海洋だけになる」と現地メディアが報じている。

出典:ドイツのティセンクルップがインドに提案を予定していたインヴィンシブル級潜水艦(Type 218SG)
どうやらインドは次期潜水艦のAIP機関に「運用実績」を要求、この条件をクリアできないフランス、スペイン、ロシアが脱落してしまいドイツと韓国の一騎打ちになると見られていたが、ドイツのティセンクルップは「インドの要求する契約条件に応じられないためプロジェクト75-Iからの撤退する」と通知してきたらしい。
補足:フランスはスコルペヌ型潜水艦向けの国産AIP機関を持っているがほとんど採用例(パキスタン海軍向けのアゴスタ級潜水艦3番艦のみMESMA AIPを採用)がなく、スペインのS-80に採用予定だったAIP機関は技術的な海外依存度が高いため国産AIP機関開発へと方針転換したため実用化できておらず、ロシアもAIP機関を開発したもののラーダ型潜水艦への搭載を見送って次期潜水艦(アムール型)からの採用が予定されておりインドが要求する運用実績を満たすことができない。
具体的に言うとRFPに応じるための準備期間が6ヶ月間(一般的には12ヶ月~15ヶ月)と短い点、現地建造した潜水艦の性能や不具合に対する30年間の無制限保証を要求している点、範囲や規模が指定されていない不明瞭な技術移転を要求している点に「ティセンクルップは応じられない」と言っており、このままティセンクルップがプロジェクト75-Iから手を引けばRFPに応じるのは大宇造船海洋(RFPに応じることを表明済み)だけになると言っているのだ。

出典:防衛事業庁 島山安昌浩級潜水艦
大宇造船海洋が提案するDSME3000は島山安昌浩級潜水艦(KSS-III)から垂直発射装置(VLS)を省略した燃料電池方式のAIP機関を採用するモデル(排水量3,300トン/全長83.5m×全幅9.7m)で、214型潜水艦のライセンス生産時にAIP機関の技術移転を受けており「潜水艦に採用され運用実績があるAIP機関を製造できる技術を持つのはドイツと韓国だけ」とインドは言っている。
では「プロジェクト75-Iはこのまま大宇造船海洋の受注で決まるのか」についてだが、これについては現地メディアも意見が別れている。
競争関係が成立しない場合は「現在の提案依頼書(RFP)が破棄され新たな条件でRFPが再発行される=仕切り直し」と主張するメディアもあれば、プロジェクト75-IのRFP回答期限が通常よりも短いのは中国海軍に対する危機感の現れで時間を節約するため「このまま進めるのではないか=企業選定続行」と予想するメディアもあり、こればっかりはインド国防省の公式発表を見てみないと何とも言えない。
果たしてインド国防省はRFPへの回答が大宇造船海洋だけになるプロジェクト75-Iをどのように立て直すのだろうか?
関連記事:韓国、インドの次期潜水艦にリチウムイオン電池搭載の「DSME3000」を提案すると発表
※アイキャッチ画像の出典:韓国大統領府 青瓦台 潜水艦「島山安昌浩」進水式
インド軍、等距離外交が国策というのもあるんだろうけど兵器の調達先を可能な限り分散させるのは時々心配になるな。実態としてはロシアみたいに地方ごとに軍管区が縦割りになってるからバラバラの兵器使っててもそこまで困らないのだろうけど。
それに加えて最近は国内への技術移転を急いでいる印象。10隻未満の潜水艦(現地製造)のために技術者派遣して製造拠点作って技術移転まで無制限でしろと言われたらいくらヨーロッパの武器商人でも辞退するよなぁ。「独自の商習慣と技術移転の強制」でめちゃくちゃ責められてる国が北隣にあるの分かっててやってるんだろうか…。
等距離外交と言うより
印パ戦争で西側兵器が禁輸措置された経験からソ連からも購入を進め、兵器国産化進めてる経緯があるのですよ
他国の影響を受けずに兵器運用できる環境を構築したいのがインド
日本と違い、仮想敵が明確な西側の敵とはいかないので
それを等距離外交・国内への技術移転と表現してるのでは?
その辺の顛末は分かった上での懸念に読めるんだけど。
独仏西露が逃げ出すとかインド市場は尋常じゃねえ…
韓国これ逃げ遅れただけじゃないだろうな
韓国の商売は基本焼畑(自死あり)なので。
インド時空は伊達じゃなかった
インドは兵器調達先の分散化から国産化へ軍需政策をシフトさせたのだろう
韓国がインドの提案を丸飲みするなら、いずれは軒を貸して母屋を取られることになる
“現地建造した潜水艦の性能や不具合に対する30年間の無制限保証”
絵に書いたような、韓国よけの一文。
これを見てなおこの案件に挑戦する韓国を応援します。
韓国はバカラ原発も60年運用する保証を付けてるから、これで尻込みすることもないと思うけど。
結構マジな話、今のような出生率の落ち方をして30年後も国があるのかと疑問に思う
今後一切出生率が回復しない前提でも国が無くなるのは2700年代という予想だから安心せえ
それは生物として絶滅するタイミングでしょ。
30年後は今生まれた世代が現役バリバリの30才。
どんどん減ってく現役世代が今の高失業率で蓄財も出来てない高齢者層を支えられるのか、という話。
早めに見切りをつけて、高齢者をバッサリ切り捨てでもしない限りどうにもならないと思うよ。
日本にブーメランとなって帰ってくるから自重するよろし
少なくとも30年後に高齢者になる日本の現役世代は蓄財はできてるんでブーメランは当たらんと思うけど。
正直その手の話は経済成長率韓国の半分以下な日本の方がヤバいから程々にして
経済成長率の数値だけで世の中決まる…そう思っていた時期が僕にもありました。
韓国は、後のことは考えない
というのが大得意なので、気にはしないでしょう。
そしてしわ寄せが現場の技術者に
現場の技術者も後先考えないので無問題
幹部「60年保証つけたけど俺はもうすぐ退職するからヨシ!」
上司「もうすぐ昇進してこの案件の責任者じゃなくなるからヨシ!」
現場「もうすぐ別プロジェクトに移動だからヨシ!」
未来を担う新人たち「どうしてこんな案件受注したんですかー!」
新人達「前任者が結んだ契約であり我々には関係ない」
じゃね?
たかが企業間の契約なんえ、国際条約に比べりゃ軽いもんでしょ。
んな訳ねぇだろ、それが許されるなら過去に起こした公害とか被害に対してシカト決めるだけで終わることになるわ。利益だけ追求出来るなら企業はやり放題でめちゃくちゃになるのは目に見えている。
いや「半島ならやりかねない」にマジレスされても困るんだが…
ああ、そうか。プロトコルミスだ。
新人達「前任者が結んだ契約であり我々には関係ないのでヨシ!」
これでいいか?
>現地建造した潜水艦の性能や不具合に対する30年間の無制限保証
契約破る気満々の企業しか受け(られ)ないような非常識条件だね…
>韓国で建造した潜水艦の性能や不具合に対する30年間の無制限保証
よりははるかにマシなのでは…
「無制限」の条件が明確なら別ですが、契約条件を重視する(当たり前)の企業なら、無制限って条件には応じられないでしょう。逸失利益までふっかけて来かねないし。
契約条件なんて、どうとでもなると考える企業なら応札できないとおもいますがね。
「売ってしまえばこっちのもんよ」的な。
どこの国の企業が、そんな文化を持ちうるかというと・・・
無知なんだが、これ有償保証なのかな?
有償なら韓国にとって30年仕事にあぶれない訳で良いんじゃね?と思っちゃう。
日本だってF15を30年アップデートしながら飛ばし続けてる訳だし。
インドが使い続けるのが嫌なら30年待たずに止めるし、
韓国も「専用パーツで高いんで」で値段上げられるし、それが不満なら「やめるならそれでもイイっすよ?」みたいな
(どうせ次の契約なんて考えて無いだろうし)
>現地建造した潜水艦の性能や不具合に対する30年間の無制限保証を要求している
フランスが「インドで生産したラファールの性能を保証しない」ってやったからかな?
本命の価格競争用のあて馬しか残らなかったというオチかと。
ちょっと要求のスペック盛り過ぎじゃねーかなー
これだけ盛って30年無条件保証は厳しい。
今回のネタはけっこう真剣な話なのにアフガニスタンの話のあとではえらく平和な話に聞こえる。
韓国の3000t級潜水艦て、まだ就役してない上に、どんな不具合があるかもわからないのにね。更にてんこ盛りの武装要求に現地建造、30年の無制限保証って完全に足元見られてるって感じ。
30年後には別の会社になっているから、保証なんて知らない。
どっかのダム建設と同じ。
3000T型の国内版である島山安昌浩はつい先日2年間の試験終えて就役したばかりだよ
そんな状態で「実績のあるAIP機関!」って言い張れるのがすごいねって話。
また韓国がインドネシアに続いて潜水艦輸出に成功しそうだな
やたら自己評価だけは高いくせに、まともな輸出実績も無いニッポンとは別次元の様だ
そうなると、各国とも潜水艦に転用されかねない製品の
韓国への輸出や技術協力は厳禁だね。責任転嫁されかねない。
利率はもとかく、兵器を含めた韓国の総輸出額自体は日本の8割弱と結構頑張って追いかけてきているからね
ほとんど無いに近い日本と比べてどうするんだと…
韓国とGDPが近く、兵器輸出の実績がしっかりしてる国と比べるのが妥当かと思うが?
これが武器商売の現実なんだろうな。
韓国だってその30年間にちょっとした異常があったら、ほとんどインドのせいにするんだろう。
オフセットの契約を守らない企業もあるし。
日本の防衛産業にも生き残ってほしかったが、もう国産ってのに変にこだわらないほうがいいかもね。
競争力や意欲のある海外企業に拠点を作ってもらうほうがいい気がする。
地理的・金銭的状況からして日本が求める兵器と海外が求める兵器との差が大きい以上、仕方がない
それを作ってくれる日本企業が撤退したら意味がないんだよなぁ。
お前らの建前「だっさ、韓国製なんか使うとか安物買いの銭失いだぞ」
お前らの本音「日本の潜水艦ちゃんだけ、どぼじて何処も相手にしてくれないのぉ?(血涙」
日本にもインドから打診されたけど条件見た時点で早々に断っているよ
違うよw
日本政府の提案が、インドに相手にされなかったんだよw
だから仕方なく撤退した。
そう言うのはスレでも立てて架空戦記SSとして勝手に書いていてくれ。
架空じゃなくて現実だろ?
日本がインドに政府間で取引しようって持ち込んで蹴られたんだぜw
>『日本のメーカーにも打診、インドが潜水艦を増強する背景とは』Aug. 21, 2017
>インドは、海外の造船メーカー6社に、次期通常動力型潜水艦6隻の製造について、正式な情報照会を行った。
リンク
参加要請は届いてるよ。断ったけど。
提案依頼書の発行が今年の7月なのに何言ってんのw
こうやって間違った情報が拡散するんだろうね。
横からだが間違ってるのは君だね。
提案依頼以前に4月の参加要請の時点で断ってるよ。
日本は競争入札の経験が無いから政府間交渉でとインドに逆要求してインドが日本を蹴ったんだよ。
この話は数年前の話だから提案依頼書が発行されているわけがない。
条件見た時点で早々に断った?
条件提示を受ける前に日本は蚊帳の外だよ。
>この話は数年前の話だから提案依頼書が発行されているわけがない。
今年の3月末の時点(ごめん4月は報道された日だった)でインド国防相から直々に要請が来て断ってる。ここの過去記事にもあるよ。
2015年にはもう記事が出てる
Japan Unlikely To Join Indian Sub Tender
リンク
これ?
>『日本のメーカーにも打診、インドが潜水艦を増強する背景とは』Aug. 21, 2017
>インドは、海外の造船メーカー6社に、次期通常動力型潜水艦6隻の製造について、正式な情報照会を行った。
リンク
逆要求ってもしかして交渉のことか?
相手の言い分を全て無条件で飲み込むのが商売か?
「ネットで釣り針たらせば人気者なのに
どぼじてリアルのボクちゃんは誰も相手にしてくれないのぉ?(血涙」
ここは軍事系なんで、反日煽りならNEVERにでもいって下さい
いつも韓国いじりにこう書いている人が何故か居ないようなので俺が代わりに書いておいたよ
国際武器取引は、大国には対しては買い手市場として、小国には対しては売り手市場として機能してるのが見えるわ
韓国はインド商人の深みにはまったんではないか、大丈夫か
管理人さんへ。
もし、特定IPアドレスの自作自演コメントがあるならば、それは議論を混乱させる原因になります。
正当なIPバンの理由になりえると思います。
自分の意見をあたかも「多数意見のように装う」ものも含まれると思います。
君等がスルーして相手にしなければいいだけの話
同感です。
正直意味の分からんレスにやたら「いいね」がついたりする事もあるし。
てか「もし議論を混乱させる様な自作自演が『あるなら』対応お願いします」って話でしかないのに過剰に反応する奴等は心当たりでもあるんですかねぇ?
>正直意味の分からんレスにやたら「いいね」がついたりする事もあるし。
その言い方も問題があると思うよ
たぶん「正直意味の分からんレスにやたら「いいね」がついたりする」というのはご自身の意見とは食い違う意見に多くの「いいね」が付くことが不満だと受けとられるよ。
ご自身の主義主張と異なる意見を「正直意味の分からん」とわざわざ書くこと自体が過剰な反応では?
意見が異なるとか言う次元じゃなくて横から見ても明らかな誤読で元レスと噛み合ってない様なケースだよ。
てか「特定IPアドレスの自作自演コメントがあるならば、正当なIPバンの理由になりえる」と意見表明してるだけで、特定の言説を否定してる訳でもないどころか削除要請ですらないのに、何を必死になってるのやら。
>意見が異なるとか言う次元じゃなくて横から見ても明らかな誤読で元レスと噛み合ってない様なケース
それはあなたの主観だろ?
それとも全員が否定できないような明確な証拠あっていってんの?
ここの管理人は同一IPによる自作自演は削除対象になると言ってるんだから、それでも削除されてないってことは君のいう「特定IPアドレスの自作自演コメント」じゃないんだよ。
何を必死になってるのやら。
主観もクソも特定の発言に対して「自作自演だ」なんて誰も言ってないだろ。
コメ主からして「自作自演が『あるならば』」としか言ってない。
コメ主の「自作自演があるならば(投稿削除だけでなく)IPバンも検討して欲しい(意訳」に対して
俺は「いいね、でもそれっぽいのあるよね」と言っただけ。
それを見てどう思うかどの発言やどのIPにどんなアクションとるかは管理人の自由だ。
それに対して横から突っかかってくる奴がいたから反論してるだけ。自分に対する発言に反論するのは当たり前。
「必死だな」返しは通用せんよ。
> ここの管理人は同一IPによる自作自演は削除対象になると言ってるんだから、それでも削除されてないってことは君のいう「特定IPアドレスの自作自演コメント」じゃないん
別に「自作自演は全て消す」なんて言ってないからその論理は成立しない。
支離滅裂とはこういうことを言うのか
インドは「今回は買ってやるけどいつまでもよその製品を買う立場に甘んじるつもりはない、だから自前で作れるように技術もセットで寄越せ」って公言しているようなもんだしな
これから伸びていくことが確実視されている市場に技術まで移転すれば強力なライバルと言うか「第二の中国」になりかねないわけで その分、「輸出先としてのインド」も見込めなくなるし
目先の僅かな利益に飛びついても、中国新幹線の二の舞にしかならないのは自明だと思うけど
それを防ぐにはより高度な技術開発を行ってインドに渡した技術を陳腐化させる必要があるけど、平均化されつつある現代の状況ではなかなか難しいよな 結局は資金力に優るものが勝つ傾向をも鑑みれば、伸びるインドは脅威だよ
このパターンブラジルの高速鉄道でもあったなぁ…と
韓国ってどんな無茶な要求されても出来ますって言って仕事受けるんで
要求が上がれば上がるほど候補に残るんだよね
上記のブラジル高速鉄道なんて3回も入札やり直して結局3回とも韓国だけが残り
なんか無期延期状態になってるとかなんとか…
インドはどう対応するのかお手並み拝見だね
普通の国はスペックが7割8割しか発揮出来なきゃ手を引くが、彼の国は形をデッチ上げる事しか考えてないから、元より性能が1割2割でも知ったこっちゃ無いからなァ!!
たまたま『当たり』を引いたからって調子に乗って、おバカな被害者リストに名を連ねない事を祈るよ!!
(´・ω・`)
この案件には直接の関係は無いけど、検索してたら出てきたので、メモとして
KSS-3 張保皐-Ⅲ 島山安昌浩級潜水艦 AIP
GSカルテックスが開発してたけど、2015年に昌原市の BUMHAN Co. って会社に燃料電池事業を従業員込みで譲渡(売却では無い???)、従業員数は不明
BUMHANは1990年に創業で、元々は小型トランス、2017年の事業のメインは小型コンプレサーで売り上げが350億ウォンって会社
(GSカルテックスは本業の精油関係に注力・・ってのが譲渡の理由とニュースでは言ってる)
KSS-3 張保皐-Ⅲに搭載してるのは PH1タイプの燃料電池(150kW級・4台)
Ti-Fe合金を用いた水素のストレージデバイスを使用する。
水素貯蔵タンクは、コーロンDACC
水素貯蔵モジュールは、6つ搭載
保存合金はENFAC社(韓国)で開発
液化酸素タンクは1つ
(AIPでの推進同力は500kWと推測されてる)
リンク
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事実なら水素吸蔵合金を許容できるコストでの実用化に成功したてことになりますね。
韓国でも将来を見越して研究開発を進めていたてことでしょう。
ただし低出力の補助的AIP用ですから全体に占めるコストの割合が低いのかもですが。
防衛装備庁が構想したレベルの高出力発電で計画すれば結局は許容できないコストになってしまうのかもしれません。
無茶振りしたら当て馬以外に逃げられた