財務省が今月15日に発表した財政制度分科会の資料が「次期戦闘機の小型化」を主張していると話題になっているが、この資料は全29ページで構成されていて次期戦闘機以外の部分にも興味深い部分に触れている。
防衛費を議論する前に日本の防衛戦略を議論すべきという指摘
財務省は「日本周辺には量的にも質的にも優れた軍事力を有する国家が集中、さらに軍事力の強化や軍事活動の活発化が顕著になっているため不確実性が増している」と指摘、日本の防衛費についても「安定的かつ継続的に他の分野(非社会保障関係費と比較した場合)よりも手厚い増額を確保、GDP比に占める防衛費の負担は0.9%(NATO基準で再計算すると1.2%程度)だが税収の規模で比較すると米国を除いた国々と遜色ない水準(国民負担率は諸外国に比べて低い)だ」と分析して、日本の防衛費を議論する際にはGDP比以外の部分も合わせて考える必要があると主張している。
さらに米国と中国の防衛戦略を取り上げ、防衛費を議論する前に「日本の防衛戦略を議論すべきだ」と指摘しているのが非常に興味深い。
中国は米軍の伝統的な戦力が力を発揮できないようにするため新領域(宇宙・サイバー・電磁)の能力強化、米海軍の艦隊が沿岸海域へ接近するのを妨害するため対艦弾道ミサイルの配備等を進めて「接近阻止・領域拒否(A2/AD)戦略の強化」に努めており、米国は「最先端の技術や能力獲得のため伝統的な武器システムからの脱却を進める」とバイデン政権が方針を発表したと財政制度分科会の資料の中で紹介、おそらく財務省は日米一体運用など抽象的で曖昧な防衛戦略ではなく「もっと中身のある防衛戦略を立案してから防衛費の増額を議論するべきだ」と言いたいのかもしれない。
ただ財務省が取り上げた「最先端の技術や能力獲得のため伝統的な武器システムからの脱却を進める」という米国の方針は「老朽化した装備品の近代化が遅れたため運用・維持費が高騰して予算を圧迫→これを維持しながら装備の近代化を行うと新技術や新装備品の開発に予算が回らないため、一時的な戦力低下を招いてもレガシーウェポンの整理を断行して予算に余裕を作り近代化スピードを上げる」という趣旨なので厳密に言うと防衛戦略ではなく、中国が掲げるA2/AD戦略の対として挙げるなら「接近阻止・領域拒否にアクセス可能な貫通型ステルスによる戦い」が米国の防衛戦略(?)と言える。
関連記事:バイデン政権が国防予算案を発表、レガシーウェポン大量処分やF/A-18E/F調達中止を予告
国産航空機やライセンス生産を行った航空機を構成する部品の大半は輸入に依存
財政制度分科会の資料は装備品の調達改革にも触れており「防衛省は装備品の効率的な取得やコスト管理の徹底に取り組むため2015年に防衛装備庁を発足させたが、今だに多くの装備品でコストの高止まりが解消されておらず調達改革は道半ばだ」と指摘、この問題の根本的な原因究明のため国産開発やライセンス生産を実施した航空機(固定翼機と回転翼機)について部品単位のコスト調査を行っている。
これまでの調達改革は防衛省と元請け受注企業(プライム企業)の間の取り引きについてのみ議論されてきたが、財務省は「プライム企業が下請け企業から行う間接調達にも問題がある」と見てココの直接調査に踏み込んだという意味で、その結果は非常に興味深い問題を浮き彫りにした。
財務省によると「国産航空機(C-2、P-1、UH-60J、UH-60K)は開発当初段階を含めても40%~60%が輸入部品で構成されており、油圧系統や空調関係などの基盤部品には輸入した部品が使用されていて国産品への変更も不可能で、部品の調達コストが高騰しても汎用品への切り替えが困難なのは自衛隊の独自仕様追求にある」と説明している。
つまり国産航空機は製造に必要な全ての部品を国内調達しているわけではなく構成部品の大部分を輸入に依存しているためコスト管理が難しく、国内調達している部品も自衛隊の独自仕様追求がネックとなり汎用品への切り替えも難しいため調達コストの高騰が半ば放置されている状態だという意味だ。
財務省はコスト管理をプライム企業に任せきりで代替性の乏しい自衛隊の独自仕様の要求にも問題があると指摘しているが、必要な調達数を数年でまとめて取得するのではなく毎年の調達数を絞って10年20年単位で取得するやり方にも調達コストの高騰原因が潜んでいると管理人は思っており、もはや日本の防衛産業基盤を維持していくには海外輸出で生産量の規模を拡張させるか、調達コストの高騰を今後も容認していくかの2択しか残されてないのだろう。
国民に開発のロードマップを具体的に提示し開発の進捗状況なども適時開示するなどプログラムの全体像を示すべきという指摘
財政制度分科会の資料が「次期戦闘機の小型化」に触れている部分は他媒体で専門家の方々が書いているので省略するが、それ以外の部分については中々面白い指摘を行っている。
財務省は「F-2の後継機として開発作業がすでにスタートしているにも関わらず獲得すべき防衛上所要上の効果、機能・仕様、プログラム全体の総開発費用やスケジュールを防衛省が正式に示してしない」と指摘して、本開発プログラムは巨額の国費を要するため国民にも「抽象的」な説明ではなく開発のロードマップを具体的に提示、開発の進捗状況なども適時開示するなどプログラムの全体像を示すべきだ」と主張しているのが非常に興味深い点だ。
つまり財務省は「巨額の開発予算を要求するなら次期戦闘機開発プログラムの内容を秘密(勿論機密を開示しろとは言っていない)にするのではなく諸外国並に情報を開示しろ」と言っているのであり、もう安全保障政策や装備品開発を快く思わない人々に配慮するという名目で「必要最低限の情報しか開示しない」というやり方はもう通用しないと防衛省に突きつけているのだろう。
まぁ財政制度分科会の資料には幾つか認識の誤りと思われる箇所もあるが、話題になっている「次期戦闘機の小型化」部分を除けば色々と興味深い主張や発見もあるので時間が許せば29ページ全てに目を通してみるのも悪くない。
因みに「国民に開発のロードマップを具体的に提示し開発の進捗状況なども適時開示するなどプログラムの全体像を示すべきだ」という部分について個人的には賛成だ。
※アイキャッチ画像の出典:財務省 令和2年度防衛関係予算のポイント
財務省側の次期戦闘機開発などの防衛に関するまともな応答が見られたという点では良かった。ただ、戦闘機の小型化についての記載は酷かった。
韓国のCOIN機が売れていたり有人戦闘機より小さい各種ドローンが流行っているから、5世代・6世代有人ステルス機もそうだと勘違いしたのかね
アップデート後のF-35A/Cでさえ6発、F-35Bで4発の空対空ミサイルしか搭載できないからあれ以上小型化したら兵装を内蔵するスペースがなくなってしまうのに
この表、結構詐欺的なグラフの使い方してるってミリタリTwitter層じゃ大炎上してたからなぁ…。実際こじつけ酷い所有るし。
政治主導の予算増額や、事後報告みたいな開発に対しての財務省の不満は理解した。
しかし、F-3やC-2の話やらは、こじつけを感じたな。
まあ、ここから防衛省が、きちんと説明出来るかが大事だと思いますが。
財務省は単年度予算を削ることしか頭にないよ。
いかにそれっぽく見せてるだけで大抵は詭弁、決めつけ、いちゃもん、誹謗の類
例えばC2の話であればまとめ買いを却下してエンジンが高騰したこと自体が財務省の責任なのにそれを無視しているし、サイズ模様ともまるで違う期待を無理やり同一視したり結論ありきだし
F3にしろ、小型化すれば安くなるなんて暴論だ。開発費の問題にしろ、電子機器の価格は重さに比例しないし小型軽量化のためにコストをかけることもあるわけでそもF2を「小型機で拡張性が見込めない」から生産中止したという整合性が取れない
ただその2つすら実は些末事で、一番酷いのは何故か他の予算を混ぜて「日本は防衛費が低いというが実は低くない」かのように見せかけてるところ、公共事業費と科学技術関連予算を混ぜることの必然性がまるで分らない
広義の安全保障って言えば何でも言える。(じゃあ逆に軍事は広義の福祉だ、とか経済対策だとか言ったらどれだけ反発が来るやら)
科学技術関連に至っては軍事研究を学術会議に妨害されてるので採用例はほとんどない。
もう一つは「中国の軍事増強は経済発展に伴うもの」という中国擁護の理屈をそのまま文書で出してしまった点だ。最終的な決定でないにしても曲がりなりにも日本政府の公式文書である。中国の軍拡に日本は一理ありと言っているということを公的に言ってしまった
経済を発展させれなかった財務省が言うのもひどいけどな。
国産機でも部品の約半分は輸入品なのか。
そりゃアメリカのF-35に中国の部品が使われてるぐらいだしサプライチェーンは広く根深く分散してるんでしょう
どの国でもそんなもんでしょう。ある程度以上に高度な装備品で純国産なんて現代ではありえない。中国はよく知りませんが。
輸入部品を国産と偽って納入、その上で純国産機と発表してあとでバレるよりは遥かにいい。
例えば戦闘機に使われている配線は数十kmあるけど、国内でミリタリースペックの配線を作る工場立てて試作品作って性能検証して~するより、すでに戦闘機作っている国から輸入するほうがコスパも信頼性も良いでしょ
F-3はメーカーが続々撤退始めてる現状だとさらに国産部品率悪化しそう。
まあ開発できるかも怪しいが。
完成したけど国産部品がありませんでしたとかいうオチ?
小型戦闘機がトレンドとかひっくり返るわ
財務官僚は非常にに優秀で、予算折衝では理論武装が足りないと要求が退けられる、と財務副大臣の経験がある知人が言ってました。
ごもっともという内容でガチガチに武装してますね。予算を要求するなら自分たち財務官僚を納得させるだけの内容を示せてなことでしょうか。
その賢さで誤認を招くような資料を作ります。
また、過去の回答書を盾に予算削減を迫るので、施策が硬直化します。
正直、今の日本にとって癌でしか有りません。
どうかなあ、「次期戦闘機の小型化」も含めて論理立てが諸先輩に比べて甘いように感じるのは「昔はよかった」的感覚なのかなあ。
そもそも、ご大層なまとめ(視点)だけれども、「防衛費を増やす前に」とぶち上げておきながら、別に自分らでワシントンや政治家に乗り込んで主張して回るわけじゃないんだろう?自分達は火をかぶらないことを前提としたタダの空論じゃないか。
火を被る云々じゃ無くてそれは当事者の管轄であって財務省が何とかする話しじゃ無いだろ。値上げ要求されましたのでそのままの値段払いますとかガキの使いかよ。値段が安く信頼性もあるから外国製使っているはずなのに爆上げなら国内に金廻そうぜと話が出てきても良い。
開発とか一個の部品に何ヶ月もかかる信頼性試験とか生産環境整える面倒くささは身にしみて知っているけど、高い高いと嘆くだけで金せびりに来るならそら金出す側としては苦言も言いたくなるわ。
大体、対したアップデートもせずに放置されたままの正面装備とか開発当初のままでいる物の多い事。必要な時に微妙な戦力になるか弱い物いじめにしか使えない装備なら用廃なりにして他所に金回せと思うわ。微妙な装備に人員割いてそれでいて人が足りないとか舐めすぎだろ。
逆切れもいいところだし
何が金出す立場だよ、お前の金じゃないだろ
>値上げ要求されましたのでそのままの値段払いますとかガキの使いかよ
あのなあ、そも交渉ってのは相手があるんで何の取引材料もなく相手に譲歩しろと迫っても無駄
C2のエンジンの件のようにそも財務相が認めないからというのが根本理由だったり
後ろからできもしない無茶ぶりを言ってりゃいいと思ってるのか?
それもどうかなあ。財政制度分科会で議論されるのは、そもそも「財政戦略」であって「防衛戦略」ではあるまい。「防衛戦略の欠如」を方便として政権与党の公約である「GNP2%の増額」を骨抜きにしたいだけなんじゃないの。それは政官の在り方としていかがなものか(それこそ関東軍)と思うし、巻き込まれる防衛省の方がいい面の皮だと思うがね。
ポスト冷戦下で防衛費を「横ばい±1,2%で増減する」のであればコストカットの追求がひとつの最適解だろうが、数年後にも迫る脅威に対しGNP費比2%に向けて「数%あるいは10数%毎年増額する」のであれば、それこそ輸入装備品の比率をある程度抑えるとか、幸運にも脅威が解消されればどう削減を進めるとか別の発想が必要になるのでは。そこを、思考停止で十年一日の如く今までのように進めようとするからひずみが大きくなるんじゃあないかねえ。
中身を見てたら本当に優秀なの?と思いますけどね?
予算を握っているという有利な立場を利用したパワハラの一種でしょう
基盤部品の調達コスト上昇は中々にヤバい状況だな・・・
結局輸出なりして数を増やして調達コスト下げるしか無いのか・・・
>つまり財務省は「巨額の開発予算を要求するなら次期戦闘機開発プログラムの内容を秘密(勿論機密を開示しろとは言っていない)にするのではなく諸外国並に情報を開示しろ」と言っている
イージスアショアの件も、F15改修の件も、次期戦闘機についても防衛省は説明が全く足りてない。
左派や活動家への配慮という文句は使い易いかもしれないが、高齢化や若者の自民党支持により影響力は年々衰えつつある。
(必要だとわかっているが)莫大な税金を使っているのは事実なのだから、きちんと説明責任を果たすべき。
>「F-2の後継機として開発作業がすでにスタートしているにも関わらず獲得すべき防衛上所要上の効果、機能・仕様、プログラム全体の総開発費用やスケジュールを防衛省が正式に示してしない」
「示さない」だけだよね?「示すことができない」じゃないよね?防衛省…?
十分あり得ますね。
そりゃ今後30年に若田トレンドを見据えないといけないわけで、特に最近は状況がころころ変わってますし
ステルスにしがみつけばオーケーの時代じゃなくなりましたからね
いや、開発始まってるのにそんなことも決まってないと思うの?
んー、技術的トレンドを抑えたり、一部先回りしてるのはわかるけど、どういう作戦コンセプトを実現するためにこの戦闘機が必要なのかは、明確には示されていないね。今のままでは単にF-2の後継機、つまり戦闘機数の確保以上の意味はない気がする。
次期戦闘機の小型化にしか注目が集まらない中、同じ資料でも着目点を変えると色んな発見があるんですね。
大変勉強になりました。
今回の戦闘機小型化トレンド問題は、いつも財務省がキヨタニ並に資料を恣意的に解釈して防衛省に突っ込んでるせいで、「まぁた財務省がなんか言ってる…」と軍ヲタ界隈に思われてるのは勿体ない。
ただ、一部には小型化問題の方に焦点を合わせる事で、「いつもの財務省のざわごと」として火消ししたい勢力もいるように感じるね。
実質、戦闘機は直方体と主張する様な、雑な公式資料を出した時点で、むしろ財務省の方が火消しに走らないといけない立場になってる気が。
例えば小銃調達に30年も掛けてたら、そら高くなる。
例えば16万丁を5~9年で調達終えます!
とかやらないと、不誠実。
>例えば16万丁を5~9年で調達終えます!
で、製造完了後の工場を工員をどうやって維持し続けるの?
小銃を作る技術を他に流用できるのなら、良いのだけど。
細々と作り続けるのは、毎年度の予算が少ないというのもあるけれど、有事に備えて生産ラインを維持し続けるという目的もあるのだよ。
大国間の現代戦は短期決戦だと言われているので弾薬の備蓄量が勝敗を分けると言う意見もあるけど、果たして生産ラインを維持することにどれだけの意味があるんだろうね。
日本の場合、低度の戦いなんてほぼ無いんだから、生産ラインの維持がどれだけ役立つのかよく考えた方がいいと思うよ。
そうやって、外国の法外な値段の兵器を買い続けるだけの資金が、日本にいつまであるのかね。
将来、外国製の優秀な兵器を数を揃えて買うことができなくなるリスクを考えれば、国内に技術を蓄積するのは大事なことだよ。
これは、兵器に限らず、多くの工業製品にも言えること。なにもすべてを国産化しろとは言わないけれど、技術は世代を超えて継承してこそ維持できるのだから、生産ラインを閉じた時点で技術は失われる。
この話は、常に財務畑の人間と技術畑の人間の神学論争になるのだけれど、技術立国を標榜する日本なのだから、そこは踏ん張って欲しい。
どっちかと言うと法外な値段の国産兵器を買い続けられなくなって、国際標準の兵器を輸入し出してるんじゃなかったかな?
性能や信頼性も実践のフィードバックされている武器のほうが高いし、大量生産されている分コスパもいいよね
法外な値段なのは国産の兵器だと思うんだけど
そもそも国産兵器でも色々あってFMSで輸入するより安い兵器も当然あるわけで、陸の車両だけで言うならまだコスパマシなのは10式だったけどそれですら調達量のせいで値段跳ね上がっているからやり方の問題としか。
いつもイメージと本国価格と大昔のドルベースの話だよね。
1ドル360円とか200円台の時代のドルの米軍機を今の為替レートに換算して
90年代以降を比べて何倍も高いとかそういう奴
正直、「小銃ごとき」よりも比較にならないくらい重要度が高い機関銃が全量輸入になりつつあって、もっというと現代戦に必須のセンサーやコンピュータ、通信機器、それらに使われている半導体の類はほぼ外国製だろうに、小銃に拘っても仕方がないのでは。
小銃にこだわっているのではなく、現在の日本の武器製造の象徴として言及しているだけだろう。
あくまでも、「例」としてみれば良いんじゃないか。
(私は、イギリスのように、金融で生きていくので製造業を見捨てたりしたくない。)
昔の軍工廠ように防衛装備庁の直営工場作って基本装備はそこで作れば維持はできるのでは?取り敢えずは撤退していく企業の技術者の受け入れ先として使い、修理部門も設けて雇用対策にもなりますし、装備庁の内部ならフィードバックも速いのでは?
戦前の軍工廠でも、需要の谷間の問題はあったみたい。
うろ覚えですが、有坂銃あたりで兵頭 二十八氏が触れていたかと思います。
自衛隊の主力小銃を生産してる豊和工業のサイトを見ると工場を一つしか所有してないけどここが狙われると小銃は作れなくなるの?
豊和工業さんの問題は、銃器の生産が分散していた事だよね。
そうすれば、集中的な購入を行っても仕事が無くならない。
分隊支援火器、狙撃銃、短機関銃、拳銃ぐらいは、一つの会社に任せた方がいい。
ライセンス生産でもいいよ。
1社に抜けられると、全て駄目になる可能性はあるが会社側も今のままでは商売にならんでしょう。
たとえばって言ってるじゃん。
計画性を持って調達しろって言ってんだよ。
計画性を持てない最大の原因が硬直化した財政制度なのですが
それは財務省に電話しろ。
陸自のヘリ調達とか見ると、財務省ばかりを悪者には出来ないけどね
最近では16式MCVにクーラーユニット付けさせたり(あれは陸自の要求では無く
財務省側から「戦力発揮には必要な装備」と言って付けさせたとの事)
最近の財務省は防衛装備についての態度が変わりつつある気がする(ただ無駄するな
金減らせじゃなくて、必要なものには出すってスタンス)
むしろそうやって財務省をなにがなんでも善玉、現場の陸自が悪い
って主張を聞くたびにどうなんだろうって思う
財務省が善玉なんて殆んど聞いたこと無いが…
何処にそんなトレンドが?
財務省をなにがなんでも善玉なんて言って無いけどな
良く読んだら
財務省の言う目的はっきりさせろって
中国の濃密な海岸沿い防空網突破して重要拠点に対しピンポイントで攻撃、戦力の無効化を図る
しかも弾道ミサイルも爆撃機も無しで
こうですか?わかりません
そもそも人数で10倍以上の差があるんだから中国以上の先端軍備を揃えるのが筋
そして専守防衛なんてさっさと捨てて予防攻撃出来るようにしないと日本は無くなる
予防攻撃って中国が攻撃してきてないのに先に攻撃するって事ですか?
そんな馬鹿な事をした場合アメリカは日本の為に戦ってくれますか?
自衛隊の指揮権は、在日アメリカ軍が持っているから勝手な作戦行動はできないよ。
自衛隊の最高指揮監督権は日本の内閣総理大臣が有すると明確にされているよ
有事の際の自国軍の指揮権をアメリカ軍が持っているのは韓国だけじゃないかな(戦時作戦統制権)
>有事の際の自国軍の指揮権をアメリカ軍が持っているのは韓国だけじゃないかな
「日米合同委員会」または「指揮権密約」でググれ。
1952年7月23日と、1954年2月8日の2度、当時の吉田茂首相が極東米軍の司令官と口頭で「戦争になったら、自衛隊は米軍の指揮下に入る」という密約を結んでいる。とアメリカの公文書に記録されている。
それ米ソ冷戦時代のものだよ
とうの昔に改定されて、今では自衛隊法第7条で内閣総理大臣が自衛隊の最高指揮監督権を持つと明記されている
ぜひ、以下の文庫を読むことをお勧めする。
★「日米合同委員会」の研究(吉田 敏浩 著)
それ個人の推論を述べているだけで現時点で通用する物証はなにもなかったよ
逆に、否定する物証(文献)もないよね。
何度も言われているけど今は
自衛隊法第七条「内閣総理大臣は、内閣を代表して自衛隊の最高の指揮監督権を有する。」
があるよ
その内閣総理大臣が、有事の際に「自衛隊は、在日アメリカ軍の指揮を受けなさい」と指示するんじゃないの?
これなら、法律も密約も成立するよ。
↑密約はあくまで当時の当事者たちの口約束にすぎず国家間の同盟条項みたいなものじゃないから、今の内閣総理大臣とも約束していない限り成り立たないよ
その内閣総理大臣が、有事の際に「自衛隊は、在日アメリカ軍の指揮を受けなさい」と指示するんじゃないの?
これなら、合法的に自衛隊は在日アメリカ軍の指揮下に入れるし。
作戦の一部でそういうことはあっても、自衛隊全体にそう支持することはないよ
そもそも今の内閣総理大臣はその密約の当事者じゃないし、日米間に同盟国としてそういう条項があるわけでもない
日米合同委員会は、今でも存在していて定期的に会合を開催していると公表されているね。
そもそも、なぜ外国軍と日本の外務省が内容非公開で定期的に会合する必要があるの?
それは、いまでも在日アメリカ軍から外務省を通じて日本政府への指示があるということじゃないかな。
日米合同委員会は在日米軍関係や日米地位協定のことを協議する組織であって自衛隊のことを協議する組織じゃないんだけど、何か勘違いしていない?
そもそも自衛隊法第七条で自衛隊の最高指揮監督権を持つと定められている内閣総理大臣は日米合同委員会に参加してないし
アメリカでは現役の機密や密約は機密期間が過ぎても何度でも延長措置が取られて公開されないシステムになっているよ
つまり現役の密約じゃないからこそアメリカは機密期間を延長せず公開したということなんだけど
自衛隊が創設されたのは1954年7月1日なんだけど
自衛隊の前身である、警察予備隊と警察保安隊時代に結んだ密約のことだろ。
それが、今でも有効だという話。
あなたの言う通り警察予備隊・警察保安隊はあくまで自衛隊の前身にすぎず、自衛隊そのものとは別物なんだけど、自衛隊とも密約交わしていたのか?
組織の名前が変わっただけで、実態は継承されているのだから、有効と考えるのが普通だろう。
実態も変わっているよ
警察予備隊や警察保安隊は朝鮮戦争時に在日米軍に代わって混乱期の日本国内治安維持をするため軍に近い武装をすることになったとはいえ、あくまで名前の通りもともとは警察活動に準ずる組織
自衛隊は最初から警察活動とは完全に切り離された国防をメインとした組織
何か陰謀論者がいるようだけど本当に今でも半世紀以上昔のただの口約束の密約が有効だったなら、親中派の民主党が政権とったときに自民党やアメリカを攻撃する材料として騒がないわけがない、ということには考えが及ばないのだろうか
破棄されたはずなのに文章として残っている旧敵国条項はどうすんの?
アメリカと中国みたいに国連の常任理事国間で軍事的に敵対関係国がある現状では戦闘に関する国連条項はもはや無意味だよ
日本が攻撃に参加するときはアメリカも動いているし、日本が攻撃用兵器を開発したり配備した際に旧敵国条項を根拠に日本を攻撃する国があったらアメリカが同盟国として参戦することになるし
予防攻撃という名前の日本が先制攻撃を行う話なんだと思うんだけど。
なんで日本が先制攻撃を受ける話になってんの?
日本が先制攻撃するにしても、それはアメリカ主導になるのでは?
アメリカが動いていない状況では、たとえ今後日本が軍拡して積極的攻撃能力を得るにしても予算や備蓄弾薬、人員数的に日本単独で相手国の攻撃能力を全て奪うのは不可能なのはわかりきっていることだし
値上げしません、お値段据え置き(お給料もw)な有様の日本で
国内調達している独自仕様部品が、値上がりするとかわけわからん
寝言は弾代出してから言え!
とおもったら・・・
ここで槍玉に挙げられている国産部品の実体は
主要パーツを輸入し、それを組み立てただけってことなの?
国産と言えば100%に近いと思ってる人達が突撃してくるから、そこは触れない方が良いかと、、、
>主要パーツを輸入し、それを組み立てただけってことなの?
設計時点で構成要素を検討するに当たって実績ある国外企業の製品を採用した、てことかと。
開発中の機体のために部品の生産ライン立ち上げるのは難しいからね。
海外で市販されてて国内では使途がないから作ってない部品、なんてのはいくらでもある訳で
それらを当面は輸入して来て、設計が固まったら国内メーカーに発注する事は十分あり得る。
技術的な問題や採算の問題で、国内では生産が出来なかったり極端に高価になってしまう部品がどんくらいあるかが問題だね。
予定生産数が少ないてのも海外製部品を採用する理由でもある。
輸入を国内生産に切り替えても年産数機分しか発注が無いわけで、汎用品ないし準汎用品が適用できるんでなければ結局はかなり割高という事情がある。
輸出に成功し生産数が劇的に増えれば国内製造でも採算ラインを超えるんだろうけど見込みは薄い。だからと言って放置は怠慢なんで、他社代替を検討するとか価格コントロールの努力をしないと財務省に突っ込まれる。
100%国産品で作られた工業製品なんてありえないよ。
特許とか貿易黒字解消なんかも絡んでくるのかね?
税金は有効に使って欲しいわ。オンブズマン立ち上げちゃうぞ
財務省の肩もつわけじゃないけど、やれ防衛費増額だのやれ敵地攻撃能力だのと言う前にまずは何が必要なのか分析するべきじゃないのか(やってるだろうけど)
対中相手には米軍抜きでの防衛自体がほぼ不可能で、対北で米韓抜きも考えられない以上どんな脅威があってそれに対して日本がどんな役割果たすべきか、そのためにどんな装備が必要なのかもう一度考えるべきだと思う
それ抜きで欲しいものリスト増やしていっても意味がない
それを理論構成して財務官僚を論破できるような、準備を何もしないって事なんだよね
これだと外国の軍事関係者相手にも、曖昧な話しをすることになりそう
管理人さんは空自は敵防空網を貫通する必要などないでしょ?と言われたらどう反論するんだろうか
「もっと航続距離が欲しい」「もっと対艦ミサイル積みたい」が主だよ
空自は貫通を阻止する側だが、戦術シミュレーションで認識されたのが戦力集中を可能にする帯空性能の高いステルス戦闘機なんで機体の大型化は避けられない。
財務省の小型化志向に対してはその文脈から論理的に反論できるはずですがね。
貫通する必要性を理論構成して、論理的な文章で
財務官僚と政治家に説明して納得してもらうのが防衛省の仕事だよ
つまり一番の仕事をしてないって事
戦闘機のサイズを縦横高さの積で比べたり、他にも恣意的な記述が見られる文書を平気で出してくるあたり、防衛省が仕事をしていないんじゃなくて、財務官僚の方がまともに話を聞いていないんじゃないかってイメージが……(飽くまで個人の感想です)
サプライチェーンの末端が国内生産を維持できず海外輸入に切り替えているということでしょう。
そりゃ民主党政権で国内工場が全部海外に逃げ出したんだから当たり前でしょ。
財務省も国内に生産が回帰するように大規模に補助金でも組んだらどうですかね
補助金を組むように命令を出すのは内閣の職務では。
財務省がうんと言わなきゃ、財政出動されませんよ
過去最大規模の財政出動が今日の閣議で決定しましたけど、
大規模補助金について閣議で何か決定していましたっけ?
財務省以前の話だと思いますけど。
「防衛費を上げる前に無駄を無くせ」は防衛費を上げたくない輩の常套句
正解は「同時にやれ」
所詮算盤はじきしか出来ない連中の言うことですわ黙ってATMになればいいのにね何財布の分際で使い道に口出ししてんだよと
太平洋戦争から何も教訓を得ていないね。
太平洋戦争の時に予算執行しなけりゃよかったのにと言われたのは大蔵省じゃなくて内閣
具体的には近衛なんだが
F-35でよくね?
その金で長距離SAMとAAMに各種ドローン開発。潜水艦増強
ステルス戦闘機を2機種保有するなら、その必要性とか役割分担とか、他の装備品より優先度が高い理由など、いろんな説明責任があるわな。
いかんでしょ、F-35が苦手とする敵が出て来たら終わりだし、F-35のアップデートに何らかの問題が起きたら日本の戦闘機の大半がその問題を丸抱えする羽目になる
第一LMから国産の兵器類を統合する件に関して無理ってはっきり言われてる以上、F-35一本にしたら国産の誘導兵器類の運用に支障が出る
案の定、仮想敵はF-35含む既存の戦闘機の欠点を潰せるロングレンジのAAMを用意しているし、米国では既にNGADというポスト第6世代戦闘機が航続距離と兵器搭載量の面で第5世代戦闘機よりも増大化する事は言われてるし、アメリカはNGADを輸出するつもりがない以上日本としては第6世代戦闘機を作らないのはリスクがデカい
射程距離の問題は随伴無人機で対抗すればいいと言ってもアメリカみたいに大量展開する余力はうちにはないし、そもそも敵だって無人機を導入する以上は結局は数と数の勝負になって数を揃えられない日本が不利なのは変わらんし
当初言われてたようにF-3でF-35の相互補完が出来る関係性にしつつ国産の兵器類やこちらの都合で改修が可能なようにするリスク分散は必要でしょう(こっちの都合で自由に改修が出来ないF-15Jでどれだけ今苦労してるかを考えたら改修の自由度が必須なのは見ての通りだし)
防衛予算を増やすのは確定なのだから、次期戦闘機の開発をしつつ長射程SAMとAAMと各種ドローン開発、潜水艦増強をしたらいい(どれも必要なのだから)
将来の空戦が無人機主体になるのがわかってるのに、有人機開発にこれほどの資金を費やす価値があるんですかね。
その資金で、数を揃えることも可能なわけですが。
>空戦が無人機主体になる
今のところそんな予定ないが?
無人機は有人機のサポートとして配備が進むけど、単独で戦闘はできない
将来主体になる無人機は有人機の随伴型の無人機なので普通に有人機を開発した方がいいし、そのさらに先にある戦闘機みたいな事する無人機の開発ノウハウにはどのみち有人戦闘機作るのに培った技術を使うから有人戦闘機を作らない理由がない
有人戦闘機を無人化する技術も既に出来て来てる以上有人戦闘機と将来の無人戦闘機で技術が全く乖離してる状況というのが逆にあり得ないし
そもそもいま世界中で現在開発してる戦闘機は全部有人戦闘機なので、そこ世界のトレンドの逆貼りして致命的な運用ミスするリスクを背負ってまで無人戦闘機の数だけを揃える事に注力するメリットはないと思うよ
有人機⇒無人機の順番で開発するのはもっともだと思います。
>将来主体になる無人機は有人機の随伴型の無人機
このところなんですよね。
リスクの高い部分(偵察やシューティング)は無人機が担当するなら、有人機は司令塔みたいな役割になるのかなと。
そうなるのであれば、有人機のF-3はオーバースペックだと感じます。
有人機も戦闘空域を飛ぶ以上、相応の性能は必要だよ
いくら無人機を先行させるなど、有人機のリスクを減らそうとも、有人機・無人機の混合編隊を飛ばした際に敵から真っ先に狙われやすいのは有人機なんだし
おっしゃることはとても良くわかります。
心配なのは、有人機の性能が高いと、編隊を組む無人機も高価になって、数兆円の予算がさらに数倍に膨れるんじゃないかってことなんですよ。
むしろ有人機の性能が低いとそれをフォローする無人機の方が必然的に高性能にしてカバーしないと行けなくなると思うけどなぁ
例えば兵器搭載量とミサイルの射程で劣る側は無人機のウェポンキャリアーとしての性能が必要になってくるので、内臓するとしたらその分サイズとかがデカくする必要が出てくるし
8発AAM搭載可能な戦闘機と4発しか無理な戦闘機じゃ4機編成で任務をするとしても16発ものAAMの差が出てくる
海上戦で周囲に護衛艦等いると考えたとして16発もこっちから援護しないと駄目なのか16発余裕があるのかでとれる選択肢がガラッと変わってくるので
無人機が担当するから司令塔の有人機はスペック抑えててもいいとはならんと思うよ
何故っていうとシンプルな話で日本が必要な戦場に必要な無人機を常に展開している保証がないから(というか米軍でも無理では?)
損耗や予算上の厳しさから必要な数を揃えられる保証がないし、米軍が展開するまでの間凌ぐことを想定したと考えても仮想敵の方が無人機の数でも圧倒してくるのは予想が付くし
じゃあ数の不利を補える機体とは何か?ってなると、既存の戦闘機よりも兵器搭載量に優れていて航続距離が長い=戦場滞空時間が長くて長時間留まれる機体しかないよねって話
ついでに言うと航続距離が長い戦闘機を主軸にするなら空中給油機は安全な後方に下げられるからそっちを狙われて帰りに燃料不足で墜落するという最悪の結果を避けられるし
日本の次期戦闘機はF-35では代替できない。
F-35も含む既存機では制空/対ステルスFi能力や航続距離に不満足だから、これらの能力を備えた次期戦闘機が必要だ。
他にも色々と理由があるけどここでは割愛するが、日本の次期戦闘機は必要だよ。
世界中の叡智を集めて開発したF-35を色々な分野で上回る戦闘機を開発しようと言うんだから、それ以上の荊の道が予想されているんだよね。
必要なのは事実だけどハードルが高すぎる気がする。
まぁでもF-35で炎上した要素はほぼないので
3タイプ統合したせいで1タイプのフレームの設計変更したら他に影響出てさらに変更する羽目になるようなループもないし、世界各国あらゆる兵器を統合する手間もない、世界中に散らばるサプライチェーン故の何か問題が出た時簡単に変えられないといった事もないしALIS君のような炎上要素もとりあえずはない
ミッションで必要な高度なシステム類を統合する際のソフトウェアの難しさと無人機周りの要素が心配要素ではあるけども、F-35よりも速く飛べて長く飛んでいられて武器を多く積めるという相互補完的な部分はほぼ機体サイズと構造(それとエンジン)に起因する話だろうからそこに関してF-35以上の荊の道になるとは考えにくいかなって思う
国産機やめてAAM開発して何に積むのよ。
F-35やF-15JSIへの統合なんてしてもらえるとは限らんし
してもらえるとしてもいくら掛かるのやら。
せやな。
それで、F-15JSIは改修費用が高騰してLRASM搭載を諦めたんだし。
LRASMはF-35ブロック4が実装されたら買うだろうけどね
調達コストが増えてるのもまとめ買いを実質禁止したり予算を出さないからメーカーの設備手当とかできなかったり等々てめーのせいだろう案件ばかり何ですが。
それだよね。
国内で代替が不可能なのは代替可能な企業が撤退したせいだったり国産品のコストが上がってるのは中間サプライヤーが撤退したからだったり。
プライムに過剰なコスト削減を迫れば下請けにシワ寄せがいって、限界越えれば撤退か廃業か。どっちにしても国内代替にしろ輸入するにしろ価格が上がる事はあっても下がる事はない。
財務省のあれ、何が怖いって今回のやつは防衛関係だからあの図表やデータの引用の仕方がどれだけ恣意的でか分かるけど、普段他分野(例えば教育や国土保全など)で財務省がやってるレクもあのノリで提案をバシバシ潰されてるんだろうなってことですよね。いずれ社会保障制度にも切り込んでいきそうな勢いだよなぁ。
いや、財務省は以前から社会保障費の削減についても色々言っているから、斬り込みも時間の問題やで
なので、個人的には財務省は一度解体の上、歳入と歳出の二省に分割しないとマジで日本自体がオワコンになりかねない。
というかC2調達数削減交渉の時にも、なぜかC2とC130を比較する資料作って「C130の方がコスパ高いじゃん」という謎理論展開してたから……がん細胞以外の何物でもないと思ってます個人的に
中型輸送機と小型輸送機比較してどうしろと、輸送できる装備がまったく違うのにさ
あれは、防衛省が、C-2の必要性を明確にできなかったのであって、財務省を説得できなかった防衛省が悪い。
すなわち、C-130とC-2の性能の違いの必然性を説明できていない防衛省の折衝能力不足。
なぜ、カローラ(C-130)じゃなくてレクサス(C-2)でなければならないのか、説明できていないんだよ
自分的にはテンペスト計画と統合して大型のハイエンドがF-3/中型のローエンドをテンペストが担う(F-35の置き換えも狙う)っていう棲み分けがベストなんだけどな
製造や補給の拠点が日本にのみ存在するってのはアキレス腱だし
あとF-3と言えば並木書房の『次期戦闘機開発をいかに成功させるか─2035年悲願の国産戦闘機誕生へ』(12/7発売)が楽しみ
こういうの読むと絶対国産で!って思うようになりそうだけど(笑)
ほとんどの国民は、国産戦闘機開発なんて悲願でもなんでもないと思ってるよ。
平和ボケって凄いですね、冷戦終結後兵器の需要が減って価格が上昇してアメリカから買っても安くは無くなっているのと、アメリカが希望したF-22売ってくれなかったので国産でやる話になった所にイギリスが一緒にやらないかと声を掛けて来ているのすら知らないの?
この人が言っていることは飽くまで一般論だろう。
君の周り、ミリオタじゃない人に国産戦闘機の意義を唱えたところで、一体どれほどの人がそれを理解できるだろうか。
興味が無いことを熱心に語られ、それに耳を傾けることはあっても、そのことを本質的に理解し、同意することのできる人間は、君が思うより少ないと思うけどね。
ここを見に来るような人はそれなりに知識/興味があってあなたの言ってることも理解できるでしょうが、大多数の日本国民はおそらく???だと思いますよ。
そもそもF-22と言われてパッと思いつく人や、日本が戦闘機を国産開発しようとしていることを知っている人は残念ながら多くはないのかなと。
それを平和ボケというのならこの国の人々はボケまくってるということになりますが……
スペースジェットも実態は国産3割だったけど、機体の輸入機器の割合が4~6割で、原材料は仕方ないにしても国産機器も構成部品に輸入品ありだと、実際の国産化率はどんなもんだろう。
そもそも需用がなければ認可のための費用がかかるだからな
輸入機器でも国内メーカーがライセンス生産をするとか後につなげられる努力や需用を増やして国産出来ないってのを忘れてはいけない。>当座の輸入
B787の日本製部品率が35%で、MRJの日本製部品率が30%と聞いた時には、思わず『はぁ?!』ってなったわ。
開発中や新製品では市販の部品を買ってきて使用して、
量産・改修を進める過程で内製化していく、なんてのは
普通にある話なので、
(旅客機では国際認証の分、切り替えのハードルが高いとはいえ)開発中の時点で既存機より国産率が多少低い、なんてのは大騒ぎする様な事とは思わんけどな。
よくわからないんだけど、開発には外国製部品を使って量産型には国産部品をつかうって、耐空証明をわざわざ取り直して実績のある海外部品から初めて作った国産部品がに取り替えるって言うことなんかな?
無駄に手間が増えて信頼性が落ちるだけなんじゃないかと思うんだけど、そこんとこどうなんだろうか?
そりゃどの程度売れるかわからないもののパーツの専用工場作ったとして思うほど売れなかったり、そもそも完成しなかったり量産できなかったら大赤字になるからな
『防衛費を議論するよりも先に防衛戦略の議論が必要』とは尤もらしいが、実は太平洋戦争後の日本では防衛戦略の議論をやった事が無い。と言うか不可能。
これは、1963年の三矢研究を巡る事件で防衛戦略に関する議論がタブー視された事が大きいが、更に、日米安全保障条約との絡みで、日本が単独で防衛戦略を立てた場合、米国との戦略のすり合わせに問題が生じる危険性があり、有事法制がある程度進んだ今日ではこっちの方が問題かもしれない…日本政府にとっては、財務省よりも米国を怒らせた方が恐いだろうからね。
個人的には、「財務省さん、仮に防衛戦略の議論をやった場合、結果次第では米国を怒らせる結果を招くかも知れないけど、それでも良いの?」とツッコんで置きたい。
「米国の顔色を伺っているので単独で防衛戦略は立てれません」というのも情けない話だと思いますけどね。
三矢研究問題(1963年)から殆ど成長していない日本がマズいと思います。
米国との戦略のすり合わせに問題が生じる危険性があるなら、問題を解決する努力をするべきではないでしょうか?
実際そこまでアホなんかね、防衛省。
米国とのすり合わせが必要言うても基本的には、米軍が集結するまで時間を稼ぐ、という基本戦略がある以上、時間を稼ぐための自衛隊としての戦略と実現するための戦術は自衛隊に裁量があるはずだし、アメリカも同盟国の貢献を求む、と言われている以上何らかの方針を立ててなきゃまずいだろうと思うが。
ただし、原発村と同じく長年の反対運動の影響で、防衛省以外のあらゆる人物に公開したくないから無いことにしてるんでは。
ただそうだとしても、おそらく秘密の戦略の末路は福島原発事故と同じく想定外の事態で機能しなくなる、だろう。多様な視点から問題点の提起ができない以上、方針の完成度を高められず、想定外をなくすのではなく、想定外が起こらないことを願う、になってしまう。
そういう意味ではもっと防衛省はその戦略をもっと具体的に公開すべき、という財務省の意見は正しいと思う。
上にも書いたけど、三矢研究の後遺症は不充分ながらも先の有事法制の制定である程度までは改善されているが、自衛隊は有事の際、事実上米軍と一体化して作戦行動を行うのだから、単独で防衛戦略を練るには制約があるよ
日米安全保障条約が有る以上、それは避けられない
事実上米軍と一体化して作戦行動を行うのは当然ですが、敵国攻撃を主任務とする米軍の来援までは日本単独で防衛する必要があります。
日本単独で防衛する時の戦略は日本自身で決めないといけません。
建前論言っても無駄。
自衛隊の動きを長年見ていれば、「米軍の来援までは日本単独で防衛する」というのも米軍と一体化しての作戦行動の一部に過ぎないと分かる。
それに、日本が中国から全面的な軍事的な攻撃を受けた際、在日米軍が何もしないなんてナンセンスだぞ?(尖閣や対馬等の領有権争いによる中韓の軍事力行使や北朝鮮からの攻撃ならともかく、日本本土が襲われる事態に在日米軍が米本土からの来援まで何もしないと言うのは……)
指摘はごもっともだけど、財務省も財務省だろ
財務省は前例主義に凝り固まってるせいで、置き換えには応じても純増にはとにもかくにも消極的
戦闘機だって、作戦機を増やすために予備機や練習機を転用して捻出しないと予算として認めてこなかったし
護衛艦定数だって、他の沿岸艇を減らして、艇数そのものをは増やすのを認めなかったり
人員数だって同じ
この通り指摘してくるんだったら、もっと柔軟性を持って、純増議論に財務省として応じないと何の意味もない
予算増額や純増議論の前に、もっとやるべきことがあるだろって指摘でしょ。
個人的にはその通りだと思うけど。
装備品ばかり増やして、兵站がボロボロって言われることも多いわけで、カタログ見て欲しいもの選ぶだけが仕事じゃないだろって言いたくもなる。
兵站がボロボロって言われるのも、純増に応じなかったことも原因だぞ
輸送隊の人員を泣く泣く正面戦力の要員にもっていったり、装備を輸送隊から外して正面部隊に回したりetc.
財務省は前例主義だから、これまでこの数でできたんだから次も数は増やさずにやれって頭ごなしにしか予算を認めない
総量で縛ってるのが財務省という組織
防衛省に勤務していた人らは、あっちこっちで取材でそう答えてるじゃん
カタログみてほしい装備が~なんて問題が理解できてない証拠
自衛隊にさせる仕事は増やし続けてるのに、純増を認めないなんておかしいだろって話なんだよ
付け替えじゃもう限界なんだってば
仕事増やして、人員・予算増やさないのは確かに問題。
その反面、戦力として疑問のある装備(ミサイル艇とか)を、もっと早く退役させて、必要なところに回すこともできるんじゃないかと思うのですが、どうなのでしょうか。
ミサイル艇って小型なのもあって、対艦ミサイルが全然当たらないらしいよ
海自のミサイル艇が単艦で、米空母打撃群の防御網を突破して、空母の撃墜判定まで持って行ったことまである
ただ、同時に単独での防御能力は皆無らしいから、廃止っていうのもわからない話でもない
なので、ミサイル艇の役割を行う艦はUSV化していくんだと思う
民間船の裏に隠れて肉薄したという話だから、有事に同じ事が出来るかは難しいところじゃないかな。
エアカバーが充分なら無理だと思う。
湾岸戦争じゃイラクのミサイル艇が、攻撃機にボコボコにされているので、そこまでミサイル避けられるわけじゃないと思うし。
で、そのやるべき事、がそもそも財務省のせいだったりする、って指摘だろ。
防衛予算の大幅増は財務大臣が了承した政府方針で財務省も従わざるを得ない。その点には言及してる。
財務省提言はそれに当たって予算要求のどんぶり勘定は認めたくないという意思表示でしょ。正式化後の調達費増加と理由は財務省が分析した通りなんだろうし、防衛省は対策を打ち改善しないとせっかくの予算増効果が減殺される。
財務省は納得できない予算は認めたくないと釘を刺したつもりなんでしょう。
次期戦闘機の小型化提言は明らかな誤認(わざと?)だが、大型化が必須である理由を防衛省が財務省に納得させれば良いだけの話。
F2戦闘機の後続機開発で、ステルス機で対艦ミサイルを機内搭載して、
双発エンジンで長距離を飛行する能力が必須で大型化するべきなのに
小型化しろって面白いなw
>双発エンジンで長距離を飛行する能力が必須
なぜ?
ステルス機で対艦ミサイルを機内搭載するのは、F35で可能。
航続距離の不足は、ミサイルの長射程化で補完できる。
遠征するなら、軽空母に搭載するF35Bがある。
なぜ新たに大型のステルス戦闘機がいる?
F‐35のウエポンベイに収まる長距離対艦ミサイルは今の所ない
将来的にも難しいだろう
スタンドオフな長距離対艦ミサイルなら、わざわざステルス機の機内に搭載しなくてもよいのではという意見です。
ミサイルを外付けしてたらそれがレーダーリフレクターみたいになってF-35の存在そのものの位置がまるわかりになってしまいます
LRASMや12式改なら水平線に間違いなく隠れる距離だから、そもそもレーダー波が届かないよ
それにあくまでも懸架だから、上面ステルスは生きてるので、超高高度の探知をされても、ミサイルは翼に隠れて見えない
ルックダウンに対しての優位性は損なわないよ
長距離ミサイルを内装する意味とは?
地平線や水平線の向こうから撃つのに、絶対に届かない敵レーダーに対してのステルスを維持する意味なんてどこにあるの?
木主とは別人だけども、防衛省の空戦シミュレーションの結果で航続距離と兵器搭載量に優れた機体が最もよい結果を残してるし、米軍のNGADも仮想敵の能力を踏まえた結果航続距離と兵器搭載量を重視した機体になる事がブラウン空軍参謀総長の発言からもみてとれるのでアジア圏で有効に活躍させるためにはそういう方向性の戦闘機が必要だよって話
F-35やF-22の問題点として相手のロングレンジのAAMによる空中給油機や早期警戒機狩りに対抗する手段がない事は共通してるし、これを狩られると正直やってられなくなる(最悪燃料切れで戻れなくなる)
これはこちらがロングレンジのAAMを装備したら解決するような話でもない(相手はこっちの空中給油機等鈍重な目標を狩ればいいのに対してこっちは相手のステルス戦闘機を落とさんといかんので難易度が全然違う)
これを補うために前方展開して索敵する随伴型無人機は欲しいしそれでも尚の状況を考えるなら空中給油機を後方に下げて航続距離を伸ばした機体を向かわせた方がいい(そしてそういう機体が空戦のシミュレーションにおいても良好な結果を残している)
そもそもF-35は国産の兵器類の統合が無理とLMからきっぱり明言されてるので、そういう観点でみても新たに戦闘機が必要だし、その戦闘機は上記の要求を満たせる機体である事が望ましいのだから大型のステルス戦闘機になる以外考えにくい(小型戦闘機ならF-35がもういるし)
その他細かい点を挙げるとするならF-35に機内搭載可能なASMであるJSMは性能的にそこまで強力なミサイルではないので決定打には欠けるし、遠征するかは置いといてF-35Bは兵器搭載量や航続距離の観点から考えてもそれ自体が主体になるというよりは空軍機や海軍機の任務の隙間をカバーするような補助的な運用になるんじゃないかなと
前提として、10年後の戦場をどう見るかで、意見の相違が生じやすいことと認識して回答します。
>防衛省の空戦シミュレーションの結果で航続距離と兵器搭載量に優れた機体が最もよい結果を残してる
第6世代戦闘機は、無人機とパーティーを組むことになると思いますので、防衛省のシミュレーション結果が有効かどうか疑問です。
>米軍のNGADも仮想敵の能力を踏まえた結果航続距離と兵器搭載量を重視した機体になる事がブラウン空軍参謀総長の発言からもみてとれる
米軍は、台湾や南シナ海を将来の紛争地と想定していると思います。また、仮想敵のA2AD戦略により、有事には前線基地がグアムまで後退することを想定した上で、航続距離を重視しているものと思います。
その点、米軍と自衛隊では、紛争地と前線基地の距離に差があると考えます。
>そもそもF-35は国産の兵器類の統合が無理
国産で優秀な兵器(ミサイル)があるのでしょうか。
横からだけど
>第6世代戦闘機は、無人機とパーティーを組むことになると思いますので~
無人機とパーティーを組んだら戦闘機に航続距離はいらなくなるわけでもないから想定が無意味だと思う
ー
>米軍は、台湾や南シナ海を将来の紛争地と想定していると思います。また、仮想敵のA2AD戦略により、有事には前線基地がグアムまで後退する~
一理あるっちゃあるけど日本の警戒空域はNATO諸国を縦断するぐらい広く、グアム-沖縄と青森-沖縄が同じぐらいだから日本列島を舞台にするだけでも航続距離は必要だし、空中給油機が狙われやすいのも同じだから補給無しでの航続距離を重視するのは理にかなってる
ー
国産兵器については知らないけど、今まで培ってきたものをご破算にして海外兵器に置き換えるというのは防衛省的にはやりたくないんじゃないかな
F-35の対空ミサイルミーティアの新型にシーカーで開発協力する程度には劣ってはないみたいだね
>第6世代戦闘機は、無人機とパーティーを組むことになると思いますので、防衛省のシミュレーション結果が有効かどうか疑問です
敵味方双方が随伴無人機を従えた編成で攻撃側、防衛側に回ったとして航続距離と兵器搭載量に優れた方が優位にならないって事でしょうかね?
普通に考えたら司令塔である戦闘機と高価値目標である空中給油機が狙われる状況は変わらないので戦闘機に求められる能力は基本的に変わらないと思うけども
>国産で優秀な兵器(ミサイル)があるのでしょうか
なかったら戦闘機用の国産ミサイル全部捨てて外国製のミサイル一本にすればいいって事?
上でも言ってるけどそれ外国製のミサイルの開発の遅延やこちらの国の事情との要求の違いで必要な能力のミサイルの開発が頓挫したら詰むから駄目だと思うよ
改修自由度の点からしてもまずいし、F-15Jの問題と同じ問題をまた将来引き起こすと思う
>その点、米軍と自衛隊では、紛争地と前線基地の距離に差があると考えます
例えば那覇基地が壊滅した場合本州から戦闘機を飛ばしていく事になるけど空中給油機の位置取りを安全な場所にする事やそもそも戦場となる場所までの位置を考えたら結局航続距離は必要だと思うよ
空母から発進するF35Bでは、離陸重量の問題でたとえ機外搭載であっても長射程化して大型化した対艦ミサイルの搭載が難しいのではないですか?
また、敵の中距離弾道ミサイルの射程外の基地から発進して目的の戦場に到達可能とするべきで、十分な航続距離は必要でしょう。
敵の空対空ミサイルはすでに長射程です。空中給油機にも頼れません。
十分な航続距離ってどのくらい必要なんでしょうかね。
私には、F35の航続距離で十分に感じますが、この辺はどんな有事を想定するかで、意見が変わりそうです。
(F3の配備されるころには、台湾問題は終わってると思ってます。)
F-35の航続距離と一言にいっても各機種によって大きな差があるよ
特にF-35Bはリフトファンがスペースをとっているせいでウェポンベイや燃料タンクの大きさがA/Cより数割小さくなっている
しかもリフトファン自体がかなりのデッドウェイトになっているため、実際の飛行可能距離は搭載可能燃料の差以上に大きくなってしまっている
それだったらF35とあらゆる対艦ミサイルを長射程化すれば済む事
長い年月とと兆単位の金使って戦闘機を開発する必要ないな
対艦ミサイルは全長がF35のウエポンベイに収まる必要があるから長射程化するにしても難しいんですよ
F35以外のどれに積むつもりですか
スタンドオフミサイルは内装する必要ないでしょ
水平線の陰に隠れて、射程外から攻撃するっていう戦法なのがスタンドオフミサイルなわけだから
水平線を超えて戦闘機をとらえられるようなレーダーなんて、この地球上には存在しない
存在しないものへの対策をする必要がない
なので、懸架で十分
F-3でも内装はやんないでしょ。やる必要がないもの
財務省の偉いやつとっ捕まえてムチや角材で納得するまで打てば良い
中国より野蛮な発想だな…
戦場で私達の代わりに引き金を引き、私達の代わりに命を落とす自衛官の事を少しは考えろ。
財務省はそんなに防衛戦略に詳しいんですかね。
防衛大綱や中期防は無視ですか、そうですか
財務がトンチンカンな事ぬかして戦車も減った今度はF3開発を邪魔し始めた
チャイナスクール生徒の行政テロは健在だった
持ち家(F-3) VS 賃貸(F-35)
昔陸軍、今財務
財務省の暴走が国民全般に可視化される程、顕著になって来た
関東軍の独走等と同等の、シビリアンコントロールの危機である
防衛政策、及び全ての国策を決めるのは、選挙を経た国民の代表である政治である
何でたかが試験エリートの財務省が国策に口を出すのか
官吏も軍人も、国家の手足という分際を守らないと国がおかしくなる
これは危機的状況です。デフレ推進政策を推進し、失われた30年を主導して来た主体
いまや日本国民の主敵は財務省です
ホントそれ。
財務省が今やっているのは、昔陸軍の参謀共がやって大日本帝国を滅ぼした「幕僚統帥」と言って、モデルとなった旧ドイツ軍以外の欧米の軍隊では「リーダー(指揮官)を蔑ろにするので危険」として、タブーとされている行為なんですよ。
それが国家予算を握っているから、国民や政治家を無視してリーダー顔をして居る訳ですから、財務省は将来的に歳出と歳入の二省に権限を分割した上で解体するしか無いと思います。
国防戦略を議論し、議決するとき、”無駄遣い”を嫌う財政・財務当局は不要
こんな極論が民主主義で通用するわけがないだろ。
国防戦略を話し合って方針を決めるだけなら、財務はまったく無関係ですよ
予算措置について話が及ぶ概算要求段階で、国防と財務の折衝(議論)段階になる
これが普通で、民主主義手続きに違反してません
どこかおかしいですかね
>国防戦略を議論し、議決するとき、”無駄遣い”を嫌う財政・財務当局は不要
この考えこそ、226事件後に日本が戦争に突き進んだ根本的な過ち。
無尽蔵に軍拡していき、自国優位になったら侵略して、後戻りできなくなる。
軍備は、戦争を防ぐだけでよくて、それ以上は有害になる。
この考えこそお花畑なの
結局無尽蔵に軍拡してもアメリカは覇権国家のまま
局地的にはベトナムやイラクやアフガンで失敗しようが揺るがない
強い奴ほど強い、それが嘘偽りのないリアルである
で、ローマ帝国や歴代の中華帝国のように軍事費の膨張に耐えられず破綻すると。
すでにアメリカも、軍人の恩給が増大して、新兵器への投資が出来なくなっているから、滅びへの道を歩みつつあるように見えますが。
基本、国防に財務が横槍をれることはおかしい。財務に国防を管理監督する権限はない。
安全保障は国の骨幹。↓の議論を視聴してみてほしい
リンク (49:00~)
財務省は、国の予算を管理する権限で言ってる訳で、越権行為はしてないでしょ。
要求能力は、シンプルに、ロシア、中国機より、高高度を飛び、長時間滞空、AAM内装8発、ステルス、データリンク、電子戦に強い、双発機。
ってすりゃーいい。
いざというとき、出頭してこない、予備自衛官のお爺ちゃん達制度とか、沢山有る戦車、野戦砲とかさっさと数減らして先進分野に投資しよう。
管理人さんのご意見に賛成です。
予算要求する省庁と抑える財務省の牽制関係そのものは国家の根幹だから良しとして。
資料は、情報のチョイスや表現が恣意的ではあるものの、一理あるといえばあります。結局防衛省が中国の脅威を具体的に明示できていないこと、具体的な議論に供する情報や計画を提示していないことに尽きるとは思います。
資料出元の財政制度分科会とか親の財政制度審議会とか、会の設置根拠とか目的とか、財務省HPにはどこにも書いてないんですね。メンバーと議事録をペタペタ貼ってるだけ。「よらしむべし、知らしむべからず」を地で行ってます。w
この資料は部会のメンバーが民間人なので、民間人向けのお勉強資料の意味合いがあるのだろうと思いました。
資料をざっと通して読みましたが、例えば、P.10日中の軍事費比較では、GDPの伸びグラフに軍事費をプロットする形で、「中国同様、日本も無理しないでGDP比例でいいじゃね?」と思わせるようなグラフです。
次のページもタイトルで「陸軍中心を転換して回空軍を増強」とか言いながら、貼ってあるグラフは「中国陸軍は減少しているのに陸自は減ってない」グラフです海空の数字はなし)。タイトルの主旨を正確に示すグラフじゃないのですね。セコいです。
中国がやろうとしていることを具体的に指摘し、それに対して日本はどうするかを具体的に示す。それがないとこんなつまんない(基本的すぎる)話で大事な話が芽を摘まれてしまいます。
つまんない指摘にたいして、防衛省は反論の材料をキチンと用意すべきでしょう。それをばらまいて世論形成するんです。そんな反論を許さないような世論形成が必要なのでしょう。
部会メンバーの民間人にそういう予備知識があれば、財務省がヘンな結論を出すのを、修正できるかもしれない。
いずも空母化の方針が公表されたころから感じていますが(自民党のGDP2%目標公約の時もそうでしたが)、野党もマスコミも、防衛に関しては批判しないようになりました。おそらく中国の脅威が明らか過ぎて、中国を庇いきれないのでしょう。
世論の環境は変わってきてますから、防衛省も「世論を味方につける」ことを「本気で」考えてみてはどうでしょうかね。
防衛省背広組の手数も足りなさそうではありますが・・・
歴史の浅い官庁なので財務省との力の差は圧倒的と聞きます。財務省も本気で潰しにかかるのではなく、少しは手加減しないと、かえって国益を損なうと思います。
岸田が防衛費11兆円に増やすって言ってるけど、果たして今の日本にそこまでの余裕はあるのだろうか…
特別会計の無駄遣い何とかすれば11兆くらい余裕ですよ。やはり財務省が全てのガン
これな。いつも財政議論から外される「特会」。国土交通や厚生労働がいったい
どれだけの「特会」を運用しているか知れば唖然とする。すべて我々から徴収
したカネだぞ。
F-3に関する情報を追ってきた人間からしたら制空戦闘能力を志向しているというのは分かるはずなのに、いまだに対艦ミサイルをたくさん載っけて云々とF-2の純後継機を目指しているかのような考えの人がここにすら居るというのが防衛省の情報開示が下手くそな証拠になっとるわ
F-15J改修の件だけで見ても、F-15を買ったアメリカの同盟国どころかアメリカ本国ですらやってないF-15へのLRASM搭載改修なんてそれなりのミリオタからしても、トライアンドエラーで生じる金や統合作業で不測の事態が起きて更に高騰する可能性、それら含めて日本が全額負担する事になるなんて分かる事なのによ(LRASM統合は一旦中止になったとはいえ)
そのF-15J改修の件だけで見ても戦闘機に対艦能力を持たせたいっていう防衛省の意向を示してるのでは?
F-3がマルチロールじゃなく純粋な制空戦闘機を目指してるという資料あるの?
自分的には「F-3はF-2の後継機(能力・役割がではなく世代交代でバトンタッチ)+F-35はF-2の代替えとして使えない=F-3はF-2の任務も担えるようにする」だと思うんだけど?
意向も何も本国仕様ですらない独自仕様をねじ込もうとすりゃそりゃあ大金かかるのは防衛省職員でなく一介のミリオタですら分かる事であって、やります→案の定やっぱ金かかりすぎるんでできませんなんて事の流れを見ればプロであるはずの防衛省の一部にいまいち勉強不足の人間が居るのは確かな事だろ
F-3に関しては当初から制空戦闘を志向してるというのは前述の通りでよく巷で言われる航続距離や武器搭載量を重視しているというのは防衛省が“敵戦闘機”との戦闘シュミレーションを何度も繰り返した結果、航続距離と武器搭載量(AAM)を重視したタイプが最も生存性が高かった(速度や加速力等重視したタイプでもシミュレーション実践済み)事が元で武器搭載量重視=ASMを載せたいというわけではない
あと、ひと先ず空戦戦闘機として仕上げて他の機能についてはソフトウェアのアップデートで対応させていく予定というのが防衛シンポジウムかなんかで語られていたはず(探せる範囲に資料無いすまん)
防衛省批判は脇に置いといてF-3については大した見解の違いはないね
空対空性能を重視してるのは暗黙の前提だから誰も言及しないだけで
日本がわざわざ自前で作る理由として「自由な拡張性=国産兵器の自由な搭載」も挙げられてるわけで、なにを組み込みたいのか/F-35のなにが不満かとなるとやはり対艦能力なわけだから、対艦ミサイルの搭載は当初から考慮に入れられた設計になると思う(日本は海の上で戦うわけだから、中国イージスに守られた空母が出てこないともかぎらないんだから結構重要じゃないか?)
あれASM3ERを内装するための巨体だとか言う人おりますけど実際どうなんでしょ?
未来の対艦とか亜音速でステルスの巡航弾の陸海空連携投射の物量チーミングが主であるなら空投するにせよステルス機で内装する必然がなく内装はF35でも収まるJSMまでだろうと
統合対艦戦闘におけるF3の役割はこの巡航弾を迎撃する艦隊防空機の制圧に特化したほうが圧倒的に効率的だろうなとは普通に思う
戦闘機にASM積んで何させたいのかにもよるからね
スタンドオフで攻撃させるならそもそも機内搭載せんでもいいし、相手にある程度接近してから撃つなら機内搭載出来た方がいいけど、ASMサイズを機内搭載するとなるとそもそもミサイルを小型にするかあるいは相当大きな規模の航空機にするかしかないし
けど大規模のサイズの機体にするとなると今度は戦闘機として必要な最低限度の機動性(ドッグファイトではなく攻撃位置のポジション争いに必要な)が確保できるのかとか、普段使いのコスト的にもどうなのかの話になってくるよねと
ただまぁ現行の防衛省の要求ではASMの機内搭載は挙がっていないので(あくまでも運用能力の付与であって機外搭載でもそれは出来るので)多分だけど大型機だけどそこまで大型のASMを機内搭載する事までは想定していないと思う
上の人にも書いたけどASM3内装のために大型化、兵器搭載量を重視してるんではなくて、敵戦闘機との戦闘シミュレーションを繰り返した結果航続距離が長く多くのAAMを携行出来たタイプが最も生存性が高かった
だからF-3は航続距離と武器搭載量を重視している、と言われている
後々ASM3改を運用する可能性はもちろん否定しないけどシミュレーションの内容を鑑みれば[敵戦闘機と戦うための武器搭載量]を重視していると思われる
てか、この財務省の資料でも防衛省の大まかなF-3のビジョンでも出ているけど[量で勝る敵戦闘機戦力を相手にしても優位に立てる事]は共通してるしちょいちょい表に出てくる事はあるけど対艦ミサイルの投射能力を仕様に挙げているのは1度も見たことがない
揚げ足取りをしてるみたいで気は引けるんだけど「ASM3内装のための大型化」なんてこと言ってる人は一人もいないぞ
「対艦ミサイル積みたい」と「航続距離が欲しい」であって対艦ミサイル積むための大型化じゃない
ASMは外装でも良い!って三年ほど前の要求で見たよ。
さすがに、みんなも思うところがあったんだろうな。
凄い量の書き込み。
しかし、こんな財務省の要求で防衛予算の提示を受けたら民間は逃げ出すよな。
2015年ごろから民間がずいぶん撤退したもんな
将来戦闘機は小型でなければならぬ(キリッ)
ってお上の中の金庫番が言い始めたらそらね言う事言わなあかんでしょ
だってこいつらが将来の戦車は装輪でなければならぬ(キリッ)ってぬかしてあんな惨状に陥ってるんだから・・・
20年来中国脅威論を言うとこれを全否定し続けた財務と外務はもはや病的に思いますよ
F-15C CFT+ドロップタンクx3 燃料15t 4,700km
と機内燃料のみのF-35Aは同等以上の航続距離
LMの公開したF-35の航続距離2200㎞ってあれどう考えても嘘だもんね
戦闘行動半径1400㎞近い戦闘機で航続距離が2200㎞な訳ないし
普通航続距離って戦闘行動半径の3~4倍あるやんという
F-16の機内燃料+増槽×2以上の燃料機内に積める事から考えてもあれ2200㎞「以上」だよなって
小型機単発機への印象がガラリと変わりましたわ
防衛戦略なんて、これからはドローンとAI中心に決まっているんじゃないのか。
今の自衛隊ではアゼルバイジャン相手にも勝てんだろ
ドローンとAI中心でアゼルバイジャンが勝ったと思ってるならちゃんと分析し直した方がいいよ。今だと詳細な結果出てるしあの戦争はドローンがあったから勝った戦争では全くないから
アゼルバイジャンがやれる事を文字通りすべてやって(外交、戦術、戦力、戦後処理)勝ってる勝負なので
そこの過程すっ飛ばしてドローンとAIがあれば勝てるなんて思ってても戦争には勝てんよ
マジレスするとアゼルバイジャン軍の航空戦力じゃどうやっても航空優勢取れないから無理
航空優勢取れない状況でハービーやバイラクタル飛ばしても普通に空と陸と海?の防空網を突破できないし、陸上戦力の質で見ても戦車の数とかそんなに差がない以上そっちでも優位に立てない
サウジアラビア空軍が最近戦闘機飛ばしてAAMでドローン狩りしまくってる事を踏まえて考えたらいいよ
コストは掛かるが要するにアレと同様の状況が起きるだけ、毎日早期警戒機と戦闘機を飛ばして見つけたドローンを片っ端から落としていってそのうちバイラクタル飛ばしてる基地を早期に特定されて空爆されて終わり
勝ちたいならせめて米軍が使ってるレベルのSEAD機と電子戦機と対レーダーミサイルをドローンとセットでフル投入するこった
防衛戦略、ドクトリンをしっかり見直すのは良いと思う。
中国相手に同じ数揃えるのは無理なので、非対象の戦い方を主軸に考えるべき、勿論戦闘機等の装備も必要。
空母部隊、揚陸部隊にはには安いミサイル、統合ミサイル防衛では、電波妨害、電磁波照射での迎撃、等と費用対効果の高い方法で。
いいねぇ 同感!
大戦中、敵上陸部隊を浜で待ち構えるバカ
こういうの多過ぎだよね ここも
財務省の言うこともわかるし、防衛費が近年「安定的かつ継続的に」増額されてきたのも事実だが、問題は我が国が北朝鮮・中国・ロシアという国々に囲まれており、世界の国家の中でも最も厳しい安全保障環境にあると言っても過言ではない中、「防衛費の絶対額が現時点で足りていない」ということだ。
そのとおり。事実、防衛費は全く足りていない。
国防・安全保障に最も必要なのは政治判断だけど、
これまでは、その政治判断がキャプになって、防衛費は抑制されてきた。
いまが転換するべき時。
結論から言って、事この期に及んで
戦闘機や輸送機を邪な心で妨害する、愚にもつかない詭弁を弄している
それをまるで官僚の仕事だとか勘違いするのは財務省の劣化もそこまで来たのかと
わざとやってるにしてもやはり全体が傾きかねない中で自己の権益確保や省内での出世にだけは聡い中国の王朝末期の奸臣・佞臣や宦官のごとき振る舞いだ
そもそも額が全く足りてない状態で最適化の模索なんて無駄な消耗と歪な適応が進む一方になるわな。
情報開示だろうが新たな業務追加するなら相応の予算出せよと…。
ここ24年間で最も防衛費が増えた年ですら2.2%だけどデフレ脱却に必要なのは毎年7%増だからな、全く全く足りてない。