カナダ政府は28日、CF-18A/B後継機選定プログラム(FFCP)の優先交渉にロッキード・マーティンが提案したF-35Aを選択したと発表した。
参考:Canada picks the F-35 in fighter replacement competition
カナダはF-35Aを88機調達する予定で、プログラムコストは150億ドルを予定している
カナダのCF-18A/B後継機選定プログラム(FFCP)にはロッキード・マーティンがF-35A、ボーイングがF/A-18E/F、サーブがグリペンEを提案、昨年12月にF/A-18E/Fの脱落が発表されF-35AとグリペンEの一騎打ちになっていたが、カナダ政府は「FFCPの優先交渉にロッキード・マーティンが提案したF-35Aを選択した」と28日に発表した。

出典:Lockheed Martin Aeronautics
カナダ政府はロッキード・マーティンとの個別交渉がまとまればF-35Aを88機調達する予定で、プログラムコストは150億ドルを予定している。
因みにカナダ政府は累計6億1,300万ドル/約690億円(1997年以降に投資した合計額)をF-35プログラムに出資中で、その見返りとしてカナダ企業110社が計20億ドル以上のF-35製造に関連する契約(15万人分の雇用)を確保しており、ロッキード・マーティンは「F-35プログラムが完全に終了(運用が終わるという意味)を迎えるまでにカナダ産業界は132億ドル/1.5兆円以上の利益を得ることになる」と説明していた。
関連記事:カナダ政府、CF-18A/Bの後継機争いからF/A-18E/Fが脱落したことを正式に発表
※アイキャッチ画像の出典:Lockheed Martin
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まあ。そうなるよね>F-35
残当
ここに至って非ステルス機という選択肢もないよね
最初にF-35を蹴った当時は不具合やら開発遅れやらで不安要素があったから仕方ない面があると思うけど
ウクライナで現実に起こった戦争を考えると、フルスペックの第5世代戦闘機以外、考えにくいですね。
現実に起きたことはウ軍にしてもロ軍にしても4世代機の性能不足って話になるのか?
戦力として十分なSu-57があれば戦闘機やバイラクタルの活躍もS-300の活躍も激減して地上も空もロシア有利になりましたはあり得るか?
F-35があればステルス性とセンサー駆使してもっと酷いワンサイドゲームになりましたはあり得るか。
どっちもifでしかないし、実際に使用した上での判断もできるか微妙じゃね。
アメリカ軍並みの作戦能力と訓練を受けてるなら、敵対側は大変な苦労をすることにはなってたかと
ソースはレッドフラッグ演習のレポート
19-1か19-2のどっちかで公開されてた簡単なレポートで
攻撃側F-35+F-16、防御側F-15E+SAM、で損失0で作戦目標達成ってのがあった
カナダの場合はボンバルディア絡みでのアメリカとの対立(旅客機の補助金を巡ってボーイングと、しいてはアメリカ政府との政治問題となった)によるものだから、不具合要素はあんまり関係ない。
ひいては(延いては)ね。
こういう人間は現実では嫌われるよね
軍事用語でもそうですが、間違えたまま使われるのはモヤります。
(レーダーとレーザー、ドックファイトとか艦艇整備ドッグとか。
正しきを指摘されて「嫌われる」と多数派工作してはじく姿勢こそせこいです。
言っていることは一理あるが、誤字指摘だけの内容でコメント欄が引き伸ばされるのは、閲覧する立場として邪魔にも思う。
それこそ間違えたf氏の責でしょうし、カタリナ氏の一言も余計です。
カナダのF-35除外決定から約10年
結局巡り巡って元の鞘に収まった訳だが
政治問題化して時間と金と人員を無駄にしたな
導入時期は遅れたものの最新のBlock4を初手から導入できるのはコスパいいような気もする
ノルウェーと同じドラッグシュート装備型になるんでしょうかね?
あのでっぱりが気になる。
画像のやつはノルウェー仕様のドラッグシュート装備型っぽいですね
リンク
カナダがそうするのかは知りませんが
グリペンとF-35って機能要件からして違いすぎるわね
よく競合として成立したな
体裁としてコンペにしないといけないからお願いして残ってもらったとか?
元々サーブは「欧州機に不利すぎる」って文句言ってたよね、確か
ほならね、賄賂ではなくF-35に対抗できるステルス戦闘機を用意しておくんなまし
プーチン君、バイデンこんなに儲けさせてどうするの?
性能、価格、国内産業への貢献度…
比較すれば当然の結果ですね。
本当に無駄な10年だったな
2014年に機密指定解除されたカナダ政府の報告書によると
1.F-35は特に将来の対空防衛に対抗する能力で傑出している認める
2.しかしカナダが他国の軍事侵略の対象となる可能性はまずない(ここで言う他国とは北極海とアラスカを挟んで対面しているロシアのこと)
3.カナダ本国の防空任務は脅威の水準が比較的低く4機種のどれでも十分に任務遂行が可能だと分析した
つまりF-35の性能に疑義があるわけではなく「本土で戦争なんか起こんねーしへーきへーき」ってだけだったんだよね・・・
チャーチルの「膨張主義の傲岸不遜な国に、卑屈に平和を呼びかけてもつけあがるだけ」「平和主義者が戦争を起こす」が、つくづく至言だなと思う
— 正直言って、個人として耳が痛いです。
リチャード·ローマー著「エクソン接収」では米軍がカナダに侵攻していたね。
英軍の派遣を受けて、空挺部隊は地対空ミサイルで撃墜され、国境トンネル爆破で陸上部隊は進軍ストップという現実ては有りそうも無い展開だけど。
カナダも北極海の対岸はロシアですからね…。
彼らと言えば戦車廃止してLAV6のMGSを大量導入する計画選んでも当の米軍がMGSは欠陥品!で早期廃止される先見の明の無さだがスパホとグリペンで悩むのかなり政治的で実性能は度外視な疑いあるし癒着賄賂の調査対象では?
素人は思うのですが、日本は、SAAB社とボルボフリュグモーター社に対して、
『心神』の図面と実験データを安価に提供しても良いのではないかな。
それぞれ、1スェーデンクローナ(約13円)くらいで。
これは、武器にあたるかどうかというところかと思います。
彼の国は、ロシアを敵性国家とする国であるし、英国と親しく、
今まで有効な装備を自主開発してきている。
また、良いものを作ってくれそうな気がします。
それはメリットが少なすぎるやろ
共同開発のネタにするなりあるだろうし
それより日本がテンペスト計画に参加してそのまま技術協力のほうが有りそう
そうですね。
F35Aは、空虚重量が約13.3tで、これはF15Cの約12.9tを超えます。
これを軽量戦闘機とは呼べないでしょう。
現在進行中のF3或いはテンペストは、F35Aよりも大きいでしょうから、
F14の約17.8tまたはF111の約21.4tに迫るのではないでしょうか。
グリペンE/Fは約7.1tです。心神は約9.7です。
彼の国にとって、テンペストは大きすぎるのでは、と想像します。
伝え聞く、彼の国の戦闘機運用方法とも合致しないのでは、と想像します。
現在の戦闘機設計には、ステルス技術が不可欠と思いますが、
それが不足する故に、西側での戦闘機開発国が一つ欠けるのは勿体無いと思います。
ある意味、将来的な先行投資でしょうか。
共同開発を否定はしませんが、日本が敵性大陸国家とことを構える場合、
彼の国としては、戦闘機を売却することには二の足を踏むでしょう。
日本としては、英国経由で入手ができれば良いのです。
この記事のトップ画像のF-35A、尾翼の間に見慣れない後方レドームのような膨らみが上部にあるけどこれは何?
最新の改修型?それとも何かのテスト機?
自己解決しました
あの出っ張りはノルウェーとオランダ空軍機のみが独自に採用しているドラッグシュートを格納してるフェアリングで、滑走路が凍りついている場合に重要なので開発されたとのこと
北極圏ゆえですね面白い
単発・双垂直尾翼(垂直じゃないですが)の機体はドラッグシュートの適当な装着場所がないからモッコリになりますね。
F-16は垂直尾翼付け根のフェアリングに装備します。
長く使う大型兵器は
米軍が制式採用し、沢山製造するものを選ぶのが吉
小牧の施設も輸出に関与できると良いな。
どの程度、活用できるんだろ?