南シナ海で未知の物体と衝突したシーウルフ級攻撃型原潜2番艦「コネチカット」について「船首ドームがひどく損傷している」という情報が出回っている。
参考:Bow of U.S. Navy’s Nuclear Submarine “Seriously” Damaged in South China Sea Collision Incident
コネチカットの船首ドームがひどく損傷しているという主張、但し写真などの証拠は今のところ公開されていない
米太平洋艦隊司令部はシーウルフ級攻撃型原潜2番艦「コネチカット」がインド太平洋地域の国際水域を潜航して航行中「未知の水中物体に衝突して約12名の水兵が負傷した」と7日に発表、コネチカットの原子炉や推進システム自体に異常はなく現在グアム基地で損傷具合の評価が行われている最中だ。
Initial report I have is the USS Connecticut bow dome is severely damage. waiting on photos.
— SubBrief (@SubBrief) October 9, 2021
このコネチカットの損傷具合について米海軍の原潜でソナーマンとして約20年の勤務経験を持つアーロン・アミック氏は「私が入手した情報によればコネチカットの船首ドームはひどく損傷している、その写真も持っている」と述べているが、肝心の写真を公開していないため彼の主張が真実なのかは「不明」としか言いようがない。
しかし幾つかの海外メディアはアミック氏の主張を引用して「コネチカットは南シナ海で深刻な損傷を受けた」と報じ始めている。

出典:U.S. Navy photo by Lt. Mack Jamieson 今年5月に太平洋へ向けて出港するシーウルフ級攻撃型原潜2番艦「コネチカット」
因みにコネチカットの損傷写真(セイル正面にできたシワのような部分)して出回っている上記の写真は「衝突事故よりも以前に撮影されたもの」なので騙されてはいけない。
関連記事:米海軍のシーウルフ級攻撃型原潜が南シナ海で水中衝突、現在グアム基地に向け帰投中
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 1st Class Benjamin Dobbs
今回も未登録の海底の岩なんですかね。
中国は南シナ海の大雑把な地図すら外国に出さないし海外の測位企業による調査も認めてないので、アメリカやそしてもちろん日本が持ってる同地の海底地形図は戦前のもので情報が止まってる=将来の潜水艦作戦のために非公式で航路開拓をしていた最中の事故ってところじゃないか
大きく損傷ってことはまあそういうことでしょうね
海洋生物やUUV程度じゃ1万tの潜水艦にぶつかっても”大きく損傷”は無理でしょうし
もともと、ノイズが多い上に浅い海だから耳を澄ますのが難しくて潜航して通るには難易度高い海域だそうですし
同じく1万tで乗員の1割が負傷って相当だよね
海底に衝突したなら、
シーウルフ:1*10^4トン
地球:6*10^21トン
だからね、仕方ないね
南シナ海では海自潜水艦もだいぶ前から潜航行動訓練を実施してるらしい。以前報道されたベトナムへの親善訪問も訓練の一環だったとか。
海自がどのように入手したかは不明だが、南シナ海の海洋観測情報を保有し同海域での潜水艦作戦能力保持を意味するので意義が大とのこと。コネチカットも同様の訓練行動中だったかも。
専門家によれば南シナ海は海底地形が絶えず変化している海域とのことで、現用の海底地形情報と違ってしまっていたのかもしれません。
報道を受け、中国外務省は米原潜の活動を非難すると共に事故の場所や状況等情報公開するよう主張してますので、中国は事故について把握していなかったと思われます。
前回の記事の時は、ここの書き込みはクジラのオンパレードで笑えました。今は岩に変わるかな。
みんなで渡ればこわくない輩が多いね。
踊る阿呆に見る阿呆
笑ってるお前も同じ阿呆やで
ワンチャン中国潜水艦の体当たりor操艦下手くそ説、
あの辺でEP-3が中国の下手くそパイロットに体当たりされた事があったなぁ。
コネチカットの船首が損傷してるってことは突っ込んだのはコネチカット側だぞ
つまりその線でいくなら、コネチカットが体当たりかましたor操艦しくじったってことになる
冷戦末期のオーガスタの衝突事故の時は、追尾していたデルタ級がクレイジーターンを仕掛け、それを回避しようとしたら実は自身もビクター級に追尾されていて、身動きできずに回避に失敗して艦首からデルタの側面に突っ込んだと言われてるが、何と衝突したのか公式な発表はなかったんだっけ。
まあ、中国艦との衝突なら、中国側が大騒ぎしそうだけどね。
書き直し再提出レベルだな、欠点にするぞ
潜水艦のリアルな運用は漫画とかと違うからな
可能性だけなら何でもありだけど、わざわさ中国を持ち出す必要があるのだろうか?
場所が場所だし、数的にも一番多そう。
そういう意味じゃない。
潜水艦は事前に海底地図を作って、運用中はパッシブしか使わないから、浮遊物はエンジン音かスクリュー音がないと探知できない状態で突き進んでるはず。
つまり、中国の潜水艦がエンジンを止めて、音も立てず、立ち往生してたってことになる。なくはないかな。実際は海底地図の更新前に、海底火山が出来てたんだろうけど。
前を横切られたらこうなるのでは?
横からシーウルフ級の艦首が損傷するほどの勢いで突撃されても浮上せずに潜航し続けられる潜水艦なんてあるのか?
管理人さんの記事読んでるとシーウルフの模型が欲しくなってきた
レッドオクトーバーでイワンのバカってシーンがあるよね
クレイジーイワンですね。
懐かしい。
シーウルフ級て氷に閉ざされた極海での活動も想定されてるからそれが大きく損傷となるとかなりデカい岩とかにぶつかったのかと思う
ちょっと、ソースがわかんなくなったんですけど、最近読んだ記事で、南シナ海の一部は海底地形がしょっちゅう変化するってありましたね。
火山による隆起や崖崩れだとおもいますけど。
海底地形データの最新化には不断の努力が必要なんでしょう。
海図はケチらず毎年買えってトム・クランシーの小説で読んだ気がする
各国海軍、自分らでスキャンして海底地形図を作るんだと思いますよ。
南シナ海の特徴とかこの記事で触れてましたので。
変化が激しく、高低差も激しい。
リンク
記事元の信憑性は知りません。
ちなみに、冒頭の写真は2005年のサンフランシスコの海山衝突事故のときのものだそうです。
35ノットで航行中に衝突したようですね。
派手にやられてます。
だからこそ中国が日本の領海周辺や排他的経済水域で船からケーブルたらしているのがニュースになるんだよね
あれで毎年最新の海底地図データを更新しているとなると、中国軍の潜水艦が動きやすくなってしまう
アミック氏の解説
リンク
クルーに緘口令が敷かれているらしいので、公式発表はないかもしれない。
破損状況から水上船舶や海生動物じゃないし潜水艦でもないだろう、海底地形との衝突だろうてことですかね?
報道で最初に思ったのは場所が場所だけに事故を公表するの?だったけど、南シナ海で米原潜が活動してるって敢えて中国に示す意図があったかもですね。
公表は安全圏に出てからだったろうと思いますが、事故の事実以外の情報は出さないてことでかん口令。活動を探知できていなかった中国海軍には逆に衝撃だったろうことは想像に難くない。
中国の方も潜水艦うじゃうじゃ出してるからソナーで
「ドーーン!!ガッシャ――ン!ガラガラ・・」って聞いて
やらかしたの誰だwwって大騒ぎになってそう
事故の真相隠蔽というよりも、原潜がどこで何をやっていたのかこそ高度な軍事機密ですから
事故の詳細は明かされることないよ
普通に考えたら艦首だと柔らかいソナードームが潰れたとは思うが、耐圧部分までガッツリいった可能性もあるかな。
耐圧部がやられてると修復に費用も時間もかかる。艦齢的には早めの退役もありなはずなんだが、米軍の手駒をみるに、それも難しいかな
耐圧殻まで潰れたら、例え先端部分だけでも浸水はする筈ですから
浸水したブロックを閉鎖したとしても死人が出てるレベルでしょう
潰れるという次元までいかなくと、深深度潜航する艦には歪み程度でも致命傷だからね
真相知らんからこれ以上は語る言葉もないけど
シーウルフ型の耐圧殻が歪むほどの衝撃G受けたら、あの程度の負傷者では済まないと思うよ
それも根拠なき空論、思うだけなら誰にも出来るし
鯨でもソナー大破したことあった記憶があるのですが、
あれいつの事故でしたっけ。