海外のディフェンスメディアは待望の反攻作戦が始まったザポリージャ州とドネツク州の状況を危惧しており、どうやら「徘徊型弾薬を使用した敵防空網制圧」と「Shahed-136やミサイルによる都市攻撃」が前線上空の力関係に影響を与えているらしい。
参考:Russia’s improved weaponry and tactics challenge Ukraine offensive
参考:Ukraine’s Armor Appears To Have A Russian Attack Helicopter Problem
現在のウクライナには選択肢がない前線上空のギャップ
ロシア軍は16日午前にウクライナ南部のムィコラーイウ州をShahed-136で、午後に北部のキーウをキンジャールをKalibrで攻撃したが、ウクライナ空軍は「Shahed-136を2機、キンジャールを6発、Kalibrを6発撃ち落とした」と発表、久々に飛来した全てのミサイル迎撃に成功した。
ただ海外のディフェンスメディアは待望の反攻作戦が始まったザポリージャ州とドネツク州の状況を危惧しており、中々興味深い考察を披露している。
米ディフェンスメディアは「15ヶ月間に渡る戦いでミスを犯したロシア軍は失敗から学び技術と戦術を改善してきた。ロシアは約1,000kmの前線に沿って厳重に強化された防衛ラインを築き、ウクライナ軍の優位性を相殺するため電子戦機器を改善してセンサーと通信を妨害し、2,000ポンド~3,300ポンドの爆弾を精密誘導が可能な滑空爆弾に作り替えてきた。ウクライナ軍の反撃はロシア軍の戦術的な変化により迅速な勝利を収めるのが困難になるかもしれない」と指摘。
別のディフェンスメディアも「侵攻初期は散々だったロシア軍の航空戦力が戦場環境に適応し、前線近く重要な地域で空からアクセス権を獲得し始めている」と指摘し、この話を要約すると以下のようになる。
ハルキウ反撃は当該地域を守るロシア軍の戦力密度が異常に低く、防衛ラインの構築も疎かで、ウクライナ軍は地上配備型防空システム(S-300やBukなど)を反撃地域に移動、反撃部隊にも近接防空システム(Tor、Osa、Strela-10、Tunguskaなど)を随伴させて前線を上空をカバーしたため、ロシア軍は空の攻撃を有効に活用出来なかったが、どうやら「徘徊型弾薬を使用した敵防空網制圧」と「Shahed-136やミサイルによる都市攻撃」が前線上空の力関係に影響をもたらしているらしい。
Момент атаки российского дрона-камикадзе «Ланцет» на комплекс ПВО IRIS-T SLM. Момента удара не видно, но атаковали радар TRML-4D, который ценнее пусковой установки. По видео не скажешь, насколько серьезно он поврежден. Однако похоже, что его бросили под обстрелом. pic.twitter.com/ji5Iiqvnql
— IanMatveev (@ian_matveev) June 7, 2023
ロシア軍は前線近くでレーダー波を検出すると(大まかな)位置を割り出してLancetやKUB-BLAを発射、レーダー波を止めても徘徊型弾薬は視覚的に地上配備型の防空システムを攻撃してくる可能性があり、実際にIRIS-T SLMのレーダーがLancetの攻撃で損傷(6月頃/ヘルソン地域)したのが確認されている。
さらに部隊に随伴して頭上を守る近接防空システムもShahed-136やミサイルによる都市攻撃の阻止に駆り出されているため、固定翼機を阻止するため地上配備型の防空システムを前進させれば徘徊型弾薬に攻撃されるリスクが、回転翼機を阻止するため近接防空システムを前線に回せば都市攻撃(Shahed-136)を阻止できなくなり、このディフェンスメディアはロシア人ブロガーの指摘を引用して「現在のウクライナには選択肢がない」と述べているのが興味深い。
仮にF-16の提供が反攻作戦に間に合っていても、高度な防空システム(S-300、S-350、S-400)とMiG-31BMを搭載するR-37Mがカバーする前線空域でF-16が満足に活動できるとは考えにく、近接防空システム(アベンジャーやゲパルトなど)の供給が最も確実性の高い解決策と言えそうだが、直ぐにどうにかなる問題でもないためウクライナ軍にとって厳しい戦いが続くことになるだろう。
因みにウクライナ兵士はLancetについて「(価値の高い)目標が見つからないと陣地に対して自爆攻撃を行うため本当にクソ兵器だ」と述べている。
関連記事:ウクライナ軍のIRIS-T SLM、ロシア軍の徘徊型弾薬でレーダーが損傷
関連記事:衰える気配がないロシア軍のミサイル攻撃、6月の発射数は200発以上
関連記事:ロシア軍の徘徊型弾薬が戦場で効果を証明、攻撃ヘリの代替手段として活用
※アイキャッチ画像の出典:ZALA AERO Lancet
ランセット君正面から見るとなんかキモいな…
>MiG-31BMを搭載するR-37Mがカバーする前線空域でF-16が満足に活動できるとは考えにく
管理人さん、これは違うんじゃない?
R-37の質量的に、戦闘機を撃墜するのには向かないのは間違いないし、
セミアクティブ誘導ゆえに常に正面を向くことを強いられ回避機動を取れないMiG-29相手には通用しても、
アクティブホーミングを扱うF-16であれば、発射後は即座に回避機動に移せるため、これを同じように考えることは間違えていると思いますが?
搭載できる数も限られますし。
今のウクライナの反攻作戦において、ロシア軍の攻撃ヘリが従前に活動できていいるのは、ウクライナ空軍の戦闘機の能力不足、
F-16があればもっと違った結果になっていた、という意見も数多くあることは無視してはいけないと思うんですが。
以前は追求しないとはいいましたけど、以前にF-16の早期提供を訴え続けてきた代表格の人物の発言をさえも、F-16供与反対ともとれるように発言を切り抜いてきたり、
どうも管理人さんは戦闘機の供与反対、効果がないと決めつけて記事を書いているフシが常に見えてならない
英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)は「R-37M(射程150km~398km/飛行プロファイルによって射程は変動する)を搭載した戦闘機をクリミアやロシア領の上空に飛ばしてロシア軍は8つの作戦地域をカバーしており、この戦術は非常に効果的でR-37Mに狙われると回避するのが難しく、MiG-31BMとR-37Mの組み合わせは遠距離から低空を飛行する目標と交戦できる」と指摘、実際に低空を飛行していたウクライナ空軍のSu-25(昨年7月)やSu-24(昨年10月)が撃墜されている。
海外メディアや軍事アナリストの中でF-16がウクライナに供与されて効果的な活躍をするという評価や考察は非常に少ないんですよね。
もしF-16がS-300、S-350、S-400で構築されるA2/ADで効果的に働けるなら、F-35なんて要らなくないですか?
何度も書いてますが、ウクライナ支援の資金も能力も無限ではなく有限なので支援内容は優先順位をつけるべきで、個人的には戦闘機の優先順位は低いと思っています。実際ウクライナの支援希望リストでも優先順位の最上位は防空システムで戦闘機はその上位に来たことがないです。
ですが、何を信じて何を支持するかは個人の自由なので私の考えを他人に押し付ける気はありません。
追記:JSOWやJASSMとセットで供与されるなら効果的な活躍が見込めるかもしれません。
>Su-25(昨年7月)やSu-24(昨年10月)が撃墜されている。
これを守るのが戦闘機の仕事の筈です。
戦闘機による防御が機能すれば、攻撃機の安全は担保されるはずです。
>海外メディアや軍事アナリストの中でF-16がウクライナに供与されて効果的な活躍をするという評価や考察は非常に少ない
そのようなことはないと考えますが。
例えば、フィリップ・ブリードラブ元NATO司令官などは代表格なはずです。
管理人さんは、この方の発言の例にとって、否定的だと過去記事に書いていたりもしますが、
この方は一貫して、F-16の早期提供に賛成し続けていた人物です。
国内にも目を向けると、小泉悠氏や高橋杉雄氏などは、ウクライナの反攻作戦において、F-16の有効性を説いていた方でもあります。
>F-16がS-300、S-350、S-400で構築されるA2/ADで効果的に働けるなら、F-35なんて要らなくないですか?
これは、常に兵站が維持できていることを前提にしている話と考えます。
ロシア領内であればまだしも、ロシア軍にとってウクライナ領内は敵地です。
当然ながらウクライナ領内で完璧な兵站ありえないでしょうし、ロシア領から離れれば離れるほど、その維持は必ず困難となります。
迎撃弾を撃てば当然補給しなければいけませんし、迎撃できる能力には限界もあります。
F-35の能力は、必要となる総量を減らせるという話であって、結局のところ、質と量の話を上回ることはありえないでしょう。
>ウクライナ支援の資金も能力も無限ではなく有限なので支援内容は優先順位をつけるべきで
これはその通りですが、効果のなくなった装備や、在庫のない装備に固執し続けることにも意味はないでしょう。
代替品の模索も常にし続ける必要もあるはずです。
どのような装備品であれ、兵器である以上、無力化されることは避けられない以上、ただ地対空装備にのみ固執することもおかしいでしょう。
F-16供与に前向きな人も慎重派の人もいて、双方にそれなりの根拠がある。そこまではいいのですが、あなたは管理人氏が発言を切り抜いてきたり戦闘機の供与反対、効果がないと決めつけて記事を書いているとレッテルを貼っており、これはよろしくない。
確かに、決めつけて記事を書いているフシがある、は言い過ぎだったかも。
これは謝ります。
ただ、軍関係者は慎重論、その根拠に、バリバリの供与賛成派の元総司令官の発言を持ってくるのは、この方の意見が正反対にとられるような切り抜きでは?と指摘したかった
以前にもこれは書いたのだけれど、軍関係者でも意見は別れている、とすべきでは?というところです。
MiG-31BMの装備する長距離空対空誘導弾、R-37Mは、対・小型戦闘機用ではなく、大型で重く、機動性が低いため、先に誘導電波を探知して、急旋回を続ければ回避できるというのは確かに事実でしょう。
しかし、その場合、電波を探知して回避機動をすることはできても、直線飛行がほとんどできなくなるわけで、場合によってはずっと回避機動を続けなければならず、そうしているうちに燃料切れになります。それでは前線のウクライナ軍地上部隊を支援できません。
もちろんMiG-31BMの方も、単機で飛んでいるわけではなく、2機、4機と編隊で飛んでいるわけで、飛んでくるR-37Mは一発とは限りません。回避の機動を見越して、別々の角度から、時間差をつけて撃つこともできます。
あるいはR-37Mがタマ切れでも、ザスロンの電波を照射するだけで電波を探知したMiG-29はビビッて回避機動をするかもしれません。
また燃料切れで基地に帰還する場合、滑走路への着陸直前などは、どうしても直線飛行をせざるをえません。そういうときも危険です。
また他にSu-35などもいるわけで、接近すれば有利とも限りません。
>それでは前線のウクライナ軍地上部隊を支援できません
F-16も1機で行動しているわけもなく、照準をうけたF-16と別のF-16にスイッチするだけでよい話です。
地上支援に関しても、残存するMiG-29等に任せ、AIM-120とデータリンク更新かのうなF-16といった西側戦闘機は空対空戦闘に専任させべきでしょう。
これはバグウェル元英国空軍副司令、スタッツリム元米空軍大将も指摘していて、特にAIM-120によるロシア第四世代機の航空支援を阻止しなければ、ウクライナ地上軍の突破は困難を極めると、主張されており、
それが両氏のF-16の早期供与主張の根拠ともなっています。
管理人さんは、軍関係者にF-16の供与に否定的と言われておりましたが、
決してそんなことはなく、西側空軍の司令官級の役職経験者は、むしろF-16早期供与を主張してる方の方が多いような印象を受けます。(もちろん否定的な方もいます)
一連のツリー読んでおもったんですが、政治的な視点と軍事的な視点がごっちゃになってませんか?
おそらく元NATO司令官の発言を政治的とみるか軍事的とみるかの差異だと思います
あと他のツリーの話ですが、ロシア空軍が躍動してるのはウ軍がロシア勢力下に攻め込んでいるからで、そのウ軍の防空を第四世代戦闘機で行えるのかというと疑問符は付くような気がします(8km離れたところから戦闘ヘリによるヒット&ウェイでやられてるようなので、その戦闘ヘリを撃ち落すために戦闘機は何キロはなれ高度はいくつ必要かが分からないと水掛け論になるとは思いますが)
>元NATO司令官の発言を政治的とみるか軍事的とみるかの差異だと思います
その供与がされないのは、ロシアによる核の威嚇を過大評価しているせいだと、非難されているぐらいでしたよ。
別の方になりますが、バグウェル元英国空軍副司令は、F-16が供与されないのは、ロシアによる核の威嚇により影響が大きく、供与そのものは急ぐ必要がある、明言されています
射程で劣りステルス性もないF-16ではMiG-31その他に脅威を与えられず、その戦闘機による防御が難しい、という話では?
戦闘機が囮になって攻撃機を守るという方法も無くはないですが…
戦闘機の操縦を覚えるには時間がかかり、補助設備も多く必要とする。支援額の上限があり、時間的余裕が無い状況では地対空ミサイルを優先せざるを得ない。過去の戦争においても、航空戦力が優れている陣営(アメリカやイスラエル)の戦闘機は空中戦より地対空ミサイルで撃墜される方が多かった。財政や戦力に劣る国では戦闘機より地対空ミサイルの方が費用対効果が高く、(充分な航空戦力を前提にして構築された)西側の軍事システムは今回の戦いでは分が悪いのかもしれません。
本記事で地対空ミサイルによる弾道ミサイル(キンジャール等)の迎撃の話があるが、ロシア国内への侵攻が不可能である以上、「極超音速兵器による核攻撃」という最悪の手段に対抗するのにも地対空ミサイルの方が向いている。
とりあえず、簡単に検索(give them Ukraine F-16 former Commander)かけるだけで出てきたソースとなります。
検索上位にでてきたものをいくつか上げておきます。
もちろん、検索内容を変えれば、さらにでてくることも確認しています。
管理人さんが主張される、「海外メディアや軍事アナリストの中でF-16がウクライナに供与されて効果的な活躍をするという評価や考察は非常に少ない」という点において、
確信をもって、事実誤認である、と指摘でき、
「メディア、軍事アナリスト等でも意見が割れている」と評するべきですので、
できれば、ご訂正いただければと思います。
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MiG-31BMを搭載するR-37Mだけが注目されがちですが、ロシア空軍にはMiG-31M/BMやSU-35等が装備出来るR-77(AIM-120相当)もあるんで、F-16AM/BM(AIM-120装備可能だが、FCSの能力上AWACSの支援が無ければAIM-120の性能をフルに使えない)程度じゃあ空戦は相当不利ですよ
それにロシア陸軍にはS-400SAMの他、優れたSAM・対空火器網(西側でそれに匹敵する防空網を持つのは陸上自衛隊だけ)も有りますから、ステルス機で無いとロシア軍の防空網を突破出来ない
以前「ウクライナ軍の苦境を打開するにはNATO空軍の介入が必要」と書いて皆から馬鹿にされたけど、やはりNATO空軍の介入は必要じゃ無いだろうか?
私は管理人氏と同意件ですね
現状でF-16を供与したところでミグの餌でしょう
イランのAIM-54が役立ったことを考えると
大型ミサイルだから戦闘機に当たらない
と断定するのはどうかと思いますが
限られた予算の中では、F16の供与の前にやることがあるだろうという意味だと思います。
ウクライナが今緊急に一番必要なのは防空です。
防空が致命的に劣化しているのに中古のF16を提供しても、ウクライナ人パイロットが訓練を終えるころには反抗作戦は失敗し、より強化されたロシア軍に前線を押し込まれています。更に航空基地も最近のミサイル攻撃では度々攻撃されており、これを守る防空網すらなければ地上で撃破されて終わりです。ロシアのS400・S300に高空を抑えられている状況も変わらないので空戦でロシア軍機に上を取られて圧倒的に不利なのも変わりません。
ウクライナがF16をまともに運用できたであろうタイミングはHIMADが枯渇する前であり、もっと言えばレオパルトやブラッドレーと合わせて昨年の秋には供与していれば反抗作戦に間に合ったかもしれません。
その防空システムが、特定状況下において無力化されているんです。
例えば滑空爆弾による地対空ミサイルの射程圏外からの大量爆撃。
例えば、反抗作戦でロシア軍がとった攻撃ヘリによる防御によって、地対空ミサイルのカバーする高度の穴をついた防御。
今のロシア軍は、地対空ミサイルの抑止範囲外の攻撃を多用している。
いずれも、迎撃のために、戦闘機を用いなければならない場面。
確かに地対空ミサイルは、その侵入阻止能力は強力。
今回の反抗作戦でも、後方に陣取る第二梯団保護には事実強力に機能している。
けれど、全ての局面で地対空ミサイル等が対応できる訳ではないことを、ウクライナ側はもう既に嫌というほど思い知っているのだろう。
地対空ミサイルも完璧じゃないからこそ、各国空軍が戦闘機を手放せない。
何度も言いますが物事には優先度があります。理想はADも戦闘機も全部供与して欲しいになります。しかし各国の支援の余力や予算の枠を考えると無理です。(イスラエルが防空の供与に踏み込めばかなり話は変わってくると思います。)
都市防空にも前線の防空にも数が全く足りてないわけですから、そこを充足するのが優先でしょう。
戦闘機と合わせた複合的な防空体制を語るなら、ADが単一で十分機能しているという前提が存在します。
ADが不十分な状況で戦闘機が防空に貢献できるかについては懐疑的にならざるを得ません。
だから、優先度の話ですよ。
地対空ミサイルを優先し、ロシア軍がそれに適応する形で、順当に地対空ミサイルが無力化され始めた。
だからこの優先度通りに、次は戦闘機が必要な選局に以降したという話でしょう。(小泉悠氏は去年9月のロシア動員時に、F-16提供を決断すべきだったと批判していますが)
どんな兵器も兵器である以上、どこかで必ず無力化される運命にあります。
無力化されたのであれば、その対応が求められただけの話でしょう
横からですが、
ウクライナ軍のSAMシステムはロシア側の攻撃で損傷を受け始めていますが無力化され始めているわけではありません。継続して一定の撃墜戦果を上げていますし、損耗の補充や配備増強は今後も継続されるでしょう。
西側戦闘機はいずれ供給される方向で動き始めましたが、諸般の事情により配備まで相応の時間を要する状況です。そして、戦闘機を提供するから今後SAMシステムの提供を打ち切るという話は聞きません。
既に、滑空爆弾がスタンドオフ攻撃となってしまい、
その対応のため、距離を詰めようとS-300といった対空システムが前線に釣り出される格好が撃破される事象が発生しています。
状況は危機的だと考えます
R-37MはAMRAAMより長射程高速である上に機動性能も戦闘機の撃墜に十分なほどあるからF-16だからといって先制で撃ち込まれる状況はMiG-29と変わらず、回避行動が遅れれば撃墜されるのは同じ
そもそもAWACSの支援下にあるロシア航空戦力を相手にウクライナ航空戦力はF-16だろうと高空を飛べないことには変わりなく、そんな低エネルギー状態で空戦を挑めば有効な攻撃は期待できず、逆に高エネルギーから撃たれたAAMを相手に逃げ切れるわけもなく、惨敗は必至
AIM-120のアクティブシーカの有効距離は楽観的に見ても30kmを超えません。
発射したミサイルがその距離に接近するまでは中間誘導が必要です。
中間誘導のうち、慣性誘導は飛翔コース維持に過ぎず目標機が直進した場合にのみ命中が期待できるので、指令誘導という形で目標へのコース修正を母機が行い続ける必要があります。
AIM-120のようなARHAAMの”発射後退避可能”とは、ミサイル命中の十数秒前に退避可能になる、という程度でしかありません
AIM-7等のSARHAAMの命中まで誘導が必要なのに比べれば格段の進歩かのは間違いないのですけどね。
長射程・高速のR-37系であれば、命中率の高いセミアクティブモードでウクライナ機への照準を維持しつつ、AIM-120のシーカ範囲外へと余裕を持って離脱できます。
ミサイルの、飛翔体としての性能に大きな差がある場合、ARHAAMはSARHAAMに一方的に打ち負けます。
とはいえ、これはミサイル単体の話です。
レーダ誘導ミサイルは原則として発射母機が敵機を捕捉する必要があるので、母機のセンサが不十分では性能が発揮できません。
R-37系搭載MiG-31がAIM-120搭載F-16に勝利するには、AIM-120の射程外でF-16を探知するのが前提となるでしょう。
過去の米製戦闘機とソ連製戦闘機のBVR戦闘の実績からみて、R-37の優位は微妙かもしれません。
過去のアメリカ製戦闘機とソ連製戦闘機のBVR戦闘の実績でいえば、
「イラン・イラク戦争」
におけるMiG-25がどうだったのか、というところでいろいろと意見や見方も変わるでしょう。
イラン・イラク戦争におけるF-14Aや、MiG-25の空戦記録、報告、発表をすべて捏造、誇張と決めつけて無視する人も多い一方で、独自の調査をするアメリカ人や、イラン空軍のエースをマンガを描く日本人までいます。
その一方で部品のないイラン空軍のF-14Aはすぐに飛べなくなると言われていたのが、実際は今もイラン空軍で使われており、西側の予想、分析は必ずしも正確ではなかったのです。
今もロシア空軍が多数のMiG-31を使い、R-37Mのようなミサイルを使っているのは、MiG-25に一定の戦果、実績があったからとも考えられます。
その護衛の能力が低くては逆に沈められるオチになるのでは…
ウクライナのSu-25やMig-29と同じ非ステルス機なら同じように探知され、そして供与できるレーダーの能力の高くないF-16は一方的に撃退されると思います
(もちろんウクライナのMig-29よりは良くなってるのでMigの時のように知らぬまにミサイルが当たって撃墜…なんてことはなくなって回避動作は取れるとは思いますが、こちらから攻撃を加えることはMig-29と同じく難しいでしょう)
これがもっと新しいF-16ならレーダーの性能差で相手のミグを撃破できる可能性が高いですけど
貴方の言う質量だけで戦闘機が撃墜出来ないと言う話が真実だとしたらS-400の長距離迎撃弾もパトリオットPAC-2もSM-2もSM-6も撃墜出来ない理屈になりますよね?そんな物を世界が装備してるんですか?
それにR-37はセミアクティブオンリーですか?幾つかの資料を見る限りだとアクティブホーミングありになってますけど?それだと貴方の前提は全く変わってくるし、最大射程でマッハ5辺りの性能を持つなら静止状態で4分と掛からずに命中する事になる。
真っ正面とは言わないけど相対して撃つなら命中までの時間も短くなるしいくらヘリ相手だろうがAIM-120の最大射程でどのくらいの命中率見込めるんですか?ミサイルのレーダー性能だって限界があるし命中率を上げるなら最大射程での発射はあり得ない。そうなると射程的に撃ちっぱなしのチャンスすらあり得るのか、欲をかいて近付いて待避時に後方から狙われたら、それなりのリスクを負う事になるでしょう。
勿論、最大射程時は慣性で飛んでいるだけだろうし急な機動をされたら対応出来ないからR-37が完璧だとは言いませんけど、古いF-16でG掛けて回避とか機体寿命にすら影響出てきそうだし攻撃断念や搭載兵器廃棄して回避するならロシアにとっても無駄玉になる事は無い。
F-16が攻撃だろうが護衛任務で出てくるならいくら在庫があるか分からないけどロシアは最新鋭滞空ミサイルで対応するだろうしロシア相手だからって甘く見るのはどうかと思います。それにF-16が提供されるとして最新鋭の電子戦装備や多様な兵器搭載を許可するとは思えないので、どんな状態で提供されるかで戦力としての評価は変わるでしょう。
>S-400の長距離迎撃弾もパトリオットPAC-2もSM-2もSM-6も撃墜出来ない理屈になりますよね?
そのような理屈はありませんよ。
S-400に装填される対戦闘機用迎撃弾とみられる9M96系ミサイルはR-37の半分程度の重量しかありません
ロシアもバカじゃないってことか
現代戦の教訓をすごい勢いで積みまくっているから将来が怖いし情報を友好国に共有しそうだな
ロシア人は愚かだが馬鹿ではない・・・ゴブリンかな?
アフガニスタン侵攻、チェチェン紛争、南オセチア紛争、そして現在のウクライナ侵攻と見ていくと、毎回リセットされてるような…?
リンク
アメリカ国家安全保障会議のジョン・カービー氏は6/9、ロシアがイランの支援を受けて建設中の攻撃用無人機製造工場が来年初めまでに完全稼働する可能性があると米国は考えていると述べた。複数のメディアが報じた。
ロシアはこの種のドローンを巡航ミサイルなどと合わせて量産する体制を構築することに成功しつつあり、安定して熾烈な空爆を行えるようになったとみるべきだろう。
制裁によってマイクロチップの入手が困難になり、ロシアの兵器生産が難しくなるという西側の楽観的な予測は外れた。
制裁の抜け穴っていくらでもあるんですね。やっぱり。中国が間違いなく絡んでるでしょうが。
半導体やIC製品は、物理的には非常に運びやすいですからね。
小型で腐らず匂いも出ず、気温にも左右されず天地無用で衝撃にも強く。こんなの冷凍トラックの奥に積まれて陸路で運び込まれたら、外部の第三国が見つけるのは不可能です。
さらには、ここ何年か散々対中制裁でシャオミを始めとする中国の軍需系有力メーカーを西側市場から排除したので。
こうなると中国のメーカーには、アメリカ主導のロシア制裁に気を使ってロシア向け生産開発を自粛する理由が何もありません。
なんとなく、アメリカがウクライナと台湾の両狙いでタネを撒いておいたのが裏目に出てるように思いますね。
結果として中露を接近させてしまっていますので。
> 制裁によってマイクロチップの入手が困難になり、ロシアの兵器生産が難しくなるという西側の楽観的な予測は外れた
ロシアが克服したと言う話。
前は効果があったはずで少し前には明らかにスローダウンしていた。
途中の経由国を挟んで西側から戦前と同じくらいに輸入できているとの統計情報が出てきた。
抜け道を確立した。
その経由国に対する制裁には西側は向かっていない。
西側は、その部分を締める必要があるでしょうね。
シャヘド型に対するポイント防護はレーザーハイドラかエアバ機関砲でどうにかなるのにこれが供与進まない結果で反抗部隊があの程度の能力のAHに撃退されるのはもはや悲劇的ですね。
しかし対レーダー徘徊弾薬やランセットの登場で機械化部隊の近距離防空は重装甲でないと耐用しない話になってる。もしくはAPSや反応装甲で全周囲防護化です。
部隊防空隊は火力戦闘隊の自走砲のように見つかる前に移動とはならずこれら脅威は常につきまといます。
無論、対レーダーミサイル対応は従来よりあるもののコスト的に常時飛来する物ではなく徘徊型のように長時間飛行もするわけではありません。既存装備を運用側の創意工夫で適合させるという段階では既にないでしょう。
数年後には北朝鮮みたいに、戦車に近距離対空ミサイルやら対空機関砲を積む光景が見られる可能性もある…?
既に反攻は停滞し始めてる?
ウクライナにはあとどれくらいカードが残ってる?
普通に考えて、今回の反攻は完全に詰んでいますね。
ただ、ロシア側もこれは「格下相手に防御に徹した結果、引き分けに持ち込んだ」に過ぎないので。
戦線が膠着したまま、また来年に第二ラウンドということになるでしょう。
来年はウクライナ側は待望のF16が到着。一方,ロシア側は要塞がより強固になり、ドローンやミサイルの在庫がさらに増えるでしょう。
どちらが勝つかはまだなんとも言えませんね。むしろこの先には第三ラウンド第四ラウンドと続く可能性も高いですね。
ゼレンスキーはこれを「投資」だと言ったのだから、
第一ラウンドで結果が出せなければ、
西側諸国は、費用対効果のない投資から資金を引き揚げますよ。
かといって、ウクライナ自身で、高価な兵器や弾薬を自ら調達することもできませんし、
特別待遇がなくなれば、長い行列の最後尾に並ぶ必要もあるでしょう。
第二ラウンド以降があったとしても、ウクライナの一方的な守勢になりそうですから、
ゼレンスキーが本当に、兵士の命を大事に思っているなら、いい加減、仲介に入るべきでしょう。
中東のときのように、中国に先を越される前にね。
やたらとウクライナ側が降伏または断念すべきだと主張する人たちを1年間以上見てきたが、ロシアが勝利することを願ってる人たちなのがバレバレなんだよね
この機に及んで、ウクライナに勝利するまで戦うことを要求するのは、西側諸国のエゴでは?
現実には毎日、ウクライナ人の命が失われ、苦しみや悲しみしか残らない。
私は、出血を早く止めるべきだと思っているだけです。
もし、このまま戦争を継続して、兵器や弾薬を供給しつづけて、
ウクライナの領土が奪われ続けたら、あなたはウクライナの将来に責任を負えるのですか?
> 勝利するまで戦うことを要求するのは、西側諸国のエゴ
ウクライナの意志でやっているので西側は要求してません。
むしろ消極的だった西側をウクライナが促して支援を獲得しています。
ウクライナを無視して、エゴを押し付けているのは停戦を言っている人では ?
停戦すればウクライナ人が殺されないと言っているようだけど
ロシアはジェノサイドするから停戦て意味があるのか ?
あなたこそ、ジェノサイドの責任を終えるの ?
ロシア軍は7才の少女を銃撃しているのですよ。
妊婦を敵として撃ち殺しているんですよ。
やったのはスターリンソ連だがホロドモールでウクライナ人を虐殺した前科があります。
ロシアを追い出さないと永遠にウクライナ人は苦しみ続けなければならない。
これは無限地獄です。
そして、あくまでも選ぶのはウクライナ人です。
部外者がウクライナ人の意思を無視して責任を言うのは間違っていると思います。
そういうのいいから。
議論を封殺しようとすんなよ
ロシアが悪いのは当たり前として
ウクライナから完全にロシアを追い出すのが
現実的に可能かどうかとかそのための手段を話そうぜ
いい悪いなんて言っていない。
ウクライナ人が決めることだと言っているだけで外野は関係ない。
ロシアを完全に追い出せるかどうかは結局は西側次第としか思えない。
今までもハイマースやら戦車やら結局出している装備をいよいよダメかもとなった時点で逐次出しているのが、ロシアを追い出せない原因に見える。
>ウクライナ人が決めることだと言っているだけで外野は関係ない。
我々は外野ではないし、綺麗ごとを言うことが正しいとも思わないですね。
外野でしょ
どのように理論構築しようが当事者ではない
彼らが戦うことを選択している以上、降伏を勧めるのは親露派のエゴでは?
ウクライナに戦うための武器や弾薬を提供してるのは、私たちですよ。
私たちにも、この戦争の責任はあります。
それに、現在のウクライナに、ゼレンスキーと異なる意見を言える人がどれほどいるのでしょう。
周りが止めなければ、もっと悲惨なところまでいってしまうと思いますよ。
世論調査だとゼレンスキー支持は圧倒的だし、ロシアを追い出すのが民意であります。
その少数者が戦争忌避の権利や亡命の自由があれば、もっと良いですね。
アメリカのアーミッシュみたいに戦わない権利は認めてほしい。
たぶん現実はそうではない。
ウクライナに野党が残ってましたっけ?
ゼレンスキーの支持率が高いのは、選択肢がないからかもしれませんよ。
それに、WW2の日本みたいに、表では戦争賛美しながら、裏で悲しんでいる人は多いと思いますよ。
親露派って言葉使うとなぜか批判されるけど、親露派はどう考えてもウクライナの主権を全否定してるし、ロシアや中国みたいに路上で白紙持ってただけで逮捕して徹底的に弾圧してることを全力でスルー
自分はウクライナ人のことを思ってるつもりながらロシア支配地域でウクライナ人が虐殺されようが全力でスルー
普通にウクライナに野党は存在してるのにデマを平気で拡散しようとする
ロシアの野党の実態をなぜか指摘しない
>普通にウクライナに野党は存在してるのにデマを平気で拡散しようとする
デマ!?
野党の活動を禁止して、野党プラットフォーム―生活党の指導者を拘束して、なにがデマなんですか?
あと、ゼレンスキーを擁護してきた人たちは、そろそろ振り返ったほうがよい勉強になると思いますよ。
ロシアとの交渉を拒否しろと主張し、経済制裁や武器支援してロシアをやっつけろと主張して。
結果どうなってるの?
難民化してるウクライナ人の人数をわかってる?
戦死した人数は?侵略された領土は?
ウクライナの将来はどうなりそうなの?
それだけではない。
エネルギーおよび物価高騰により、アフリカ、アフガニスタン、シリア、イラク・・・・・どれだけの難民や貧困層の命が失われた?
現状認識の違いといえばそうですが、主戦論を唱える人こそ非人道的な結果を招いている。
まあ、ウクライナ人のことしか見えてないのであれば、議論しても埒があかないから、この辺で終わりにします。
>ロシアや中国みたいに路上で白紙持ってただけで逮捕して徹底的に弾圧してることを全力でスルー
>自分はウクライナ人のことを思ってるつもりながらロシア支配地域でウクライナ人が虐殺されようが全力でスルー
またスルーかよと思われそうだから、コメントしておきますが、私の主張は、中国こそ巨悪であり、それに比べればロシアの悪など後回しにしておけと思っているだけです。
現状、西側諸国には、ロシアと中国の両方を相手にする余力がないのだから、敵を選択するなら、中国でしょう。
ロシアの戦争犯罪?それはしっかり検証して、責任を追及するべきだと思いますよ。
しかし、繰り返しますが、中国こそ巨悪です。日常的に自国民の生きた人間から臓器を摘出しているんです。
先日には、中学生か高校生まで被害者になっているようです。
あなたには、ウクライナで起きていることだけでなく、中国で起きていることにも、もっと目を向けてほしいですね。
武器も弾薬も提供してない日本人が言うのは草不可避な屁理屈
当事国の民意をガン無視で正当な防衛戦争を放棄しろとかエゴ丸出しの要求を押し付けるとか正気じゃないわ
それって、西側の支援を前提にした甘えた考え方だと思いますよ。
支援が打ち切られた後では、停戦すら許されず、ロシアに全土制圧される以外にないと考えますけど。
それに、武器も弾薬も~と言いますが、兵士の給料などを誰が負担していると思っているんですか?
来年になると米大統領選挙シーズンになってしまうのでmアメリカによる大規模な支援の継続が難しくなってしまいます。選挙期間中に大規模支援を決定してしまうと、それを対抗馬に叩かれて負けてしまう可能性が高くなるからです
ウクライナは今年中に、西側諸国…特にアメリカの支援が有効であり投資に見合った結果を出せるものだと証明しなければなりません
イギリスは相変わらずの対ロシア強硬派ですが、フランスはBRICsに近付こうとするなどEU・NATO諸国は一枚岩になりきれないままです
原油価格(WTI)は70ドルをなかなか下回らず、サウジは減産してでも価格維持に努めようとしており資源価格の面でロシア経済の崩壊を狙うのも先が見えない状態です
これらから、第2ラウンドはあっても第3ラウンド以降があるかは怪しいと思っています
今回の反攻作戦が何かしらの明確な成果を出せないと、潮が引くように西側諸国が手を引く可能性が否定できません
反攻主力12個旅団のうち現在投入済みの旅団は3個
ロシア軍の防衛線は機能しており難しい状況ですが戦力はまだ残っている
それは裏を返すと反抗用戦力の25%が損傷状態なのに第一防衛戦すら抜けてない、ということですから。
残りの9個旅団がやられてしまったらウクライナの士気は地に落ち、ロシアの逆進攻を受けたらもうそれを止める戦略予備が無い,ということになりかねません。
なので、客観的には傷が深くなる前に中断して新しい武器が届くのを待つのが自然でしょう。
12旅団のうちの3旅団が投入され20%弱の損害を受けてるわけだから
損傷した反攻戦力は25%の20%で5%になるのでは?
ロシアはパフムトの小さな地域を抜くのに1年かけているんですよ。
第一放映戦すら抜けていないと言うけど、一週間で100平方キロ以上取り戻している。
快進撃じゃないですか ?
25%が損傷状態が何を意味するのかわからないですが、攻勢に出たのだから戦車の数台やその他の損傷は当たり前です。
むしろブラッドレーが破壊されたが乗員が全員無事だったり、レオバルドの乗員も怪我だけで済んだり、ウクライナが押している局面で、レオパルドをウクライナが回収できいることで、まずまずの状況だと思います。
ロシアに押し返される状況になると、これから戦車が鹵獲されるかもしれませんが。
その「装甲車がやられたが中の乗員は無事」「部隊の一部がやられたが補充と再編により戦力回復可能」というのを損傷状態と言うんですよ。
部隊としては一時的に100%の戦闘力を発揮できない状態です。
この状態で無理押しすると、損傷が損失にクラスアップして、最後には部隊が回復不能になります。
なので、戦術的にはここで反攻を一旦停止し、足りない航空戦力が届くのを待って戦術を練り直して再開するべき,となります。
ただし、戦争には戦略目標がありますから,時には前線部隊の損失を覚悟してでも無理押しせねばならないこともあります。
しかし、それはどう見ても今では無いだろう、と。
了解です。
もっと具体的に言うと
反抗は来年にするぺきと言うことですかね。
だけど西側はウクライナがやられないと武器支援してくれない傾向もあるんですよね。
戦闘機以上のエスカレーションは無さそうだから、ウクライナの無理な頑張りは必要無くなったかもしれませんね。
100km2って25km(横幅)x4kmでも100km2ですし、下手すると50kmx2kmでも100km2
防衛線を突破できるかどうかが問題なのであって、警戒ラインを数km進めた事を成果とするのは単なる広報ネタでしかないのですよ
「襲撃を繰り返してロシア軍の防衛線を突破できる箇所を見つけて戦力を投入して~」というのはわかるのですが、6月6日を起点とする反攻作戦から2週間が経とうとしているのに、いまだに突破可能箇所を見つけられずに損傷・損失を増やしているのはマズい状況としか言えないんです
同時に一箇所の戦線にどれだけの旅団を投入できるかという地理的な要因もあるので「3個旅団で突破できないなら6個旅団、いや12個旅団で突破だ!」という数による力押しができるかが現状では不明です
最悪、最大投入可能なのが3個旅団規模だとひたすら同じ規模での攻撃しかできずに損失が増えるだけという事も考えられてしまいます
> 6月6日を起点とする反攻作戦から2週間が経とうとしているのに、いまだに突破可能箇所を見つけられずに損傷・損失を増やしているのはマズい状況としか言えないんです
なんかこれが性急だと思うんです。
繰り返しますがロシアは一年かけてバフムトという狭い地域を取りました。
ウクライナが時間をかけてはいけないと言う法律はありません。
渡部元陸将はマズイ状況とは認識していないようです。
なぜハルキウ侵攻のような鮮やかな侵攻しかウクライナには認められないのか ?
不思議な空気です。
小泉悠氏や高橋杉雄氏も何かが決定したと断言してなく
これからどうなるのか見守っている段階のように見えます。
だだし意見をするなとはいってません。
自分も自分の意見を言っているだけです。
断定口調の人が多い中で、まだ分からないと言うのも意見でしょうし。
もちろん、反攻作戦は数か月単位で行われる予定でしょうから、
まだ2週間ということは可能です。
しかし、反攻作戦を成功させるのに、問題が生じている。
都市防衛であれば、地対空ミサイルの防空システムが非常に有効に機能していたが、攻勢に当たっては、無視できない損耗とミサイルの枯渇が生じている。
それを解決するために、戦闘機供与という話にもつながりますが、
戦闘機を供与しても(※予算的制約もあり)、ロシア相手にあまり期待ができないこと。
それでは、やはり防空システムかと話が舞い戻ってしまうわけですが、
西側の兵器に、S-300に似たような防空システムがないらしい。
このような話が、この2週間繰り広げられた結果、詰んでるって評価になってるんだと思いますよ。
S-300は西側でいうパトリオットやイージス艦のPAC3だから、西側にS-300相当の防空システムがないは言いすぎでは
西側が薄いとされてるのは前線部隊上空を守る近接SAM(航空優勢下で戦うことを前提としているせいと読んだ気がする)みたいです
詳しい人からツッコまれたら、
調べないといけなくなりそうだから、
ふわっとした表現にしておいたんですよね・・・
パトリオットは、重要な拠点を防衛するのには適していると思いますが、オーバースペックでコストが高すぎて、
前線部隊の防空には適してないと思うんですよね。
攻撃ヘリや攻撃機を防ぐための、
コストが手ごろで、前線の広い範囲をカバーできるスペックのものがない。
話は途切れるけど
ウクライナ軍がソレダルを押し込んでるそうです。
バフムト方面が今一番戦果が上がっているのは何でしょうね。
激戦で街が更地化して防御力がガタ落ちしているからでしょうか ?
東側のロシア国境に近いほど兵站が厚く、航空優勢も取れるはずだと思いますが。
ロシアが現在の各種占領地域を制圧するまでに行ってきたような、消耗を是とする戦略・戦術にウクライナと西側諸国の支援が物量的に耐えきれないと考えるからです
ウクライナの人的資源の面で言えばまだ徴募・徴兵は可能ですが、訓練された戦力となる兵士や指揮を取る将官は消耗戦になったら不足しますし、充足するだけの時間がありません
支援国で訓練をしている人員があるといっても、総数 1万以下なので明らかに足りません
戦車・火砲・砲弾などの陸上兵器はほぼ支援頼みであり、現状では総数に限りがあります。追加支援の話もありますが、いつ供与されるかの見通しが経っておらず、やはり消耗戦に耐えきれません
反攻作戦に現有戦力を全ベッドする訳にいかないので、防衛用の戦力を残す必要もあります。特に対空兵器は都市部・重要拠点の防衛に回してしまっており絶対数が不足しています
このような観点から「ここから1年掛けて反攻作戦を行う」といった中長期的な軍事作戦では、ウクライナ軍の体力が保たないと考えます
特に攻勢時の砲弾消費は激しくなるはずですので、現在のペースだと3ヶ月も保たないのではと思います(もちろん、この予想は的外れかもしれません)
ですので、開始2週間近く経っても防衛線突破を出来る・出来そうだという兆しが無い時点で「これはマズい」と感じてしまうのです
戦争において占領した面積はあまり重要ではない
バフムトは両軍があの狭い戦域に常時十数個旅団を展開して逐次増援を送り込みながら半年以上かけて争われた大規模な会戦で、ウクライナは多大な損害を被り敗退した
旅順、ヴェルダン、ガリポリ、レニングラード、スターリングラード、クルスクetcとその戦域の狭さに不釣り合いな、しかし重要度の高い戦いというものは山ほどある
バフムート戦で言えばポパスナに攻撃始めた辺りでまだまだバフムートに到達できてない頃ぐらいの感じなのよね、これ。
現地大雨で、機甲戦力が入れないらしいです。
ただ、これはもしかすればウクライナにとって恵みの雨になるかもしれない。
雨によって、ロシア側の観測能力落ちているのか、ウクライナ側が工兵による地雷撤去をやっているそうです。
もともと、西側の地雷掃討は、航空兵力や火砲、煙幕を散布しまくって、工兵で処理すると、元陸自幹部も言っていたので、
足りない航空兵力のかわりが雨がやってくれる可能性があるかも?
雨水が乾いて、地面がある程度安定するまでは、派手な動きはないかと。
ドニエプル川の水が激減してるらしいから、ドニエプル川の対岸から渡河作戦とかできないんですかね?
水位が下がったらボートで渡ることが出来ないし、ダム湖の底は堆積したヘドロで地獄のようにぬかるんでるから無理だよ。エアクッション艇でも使わないと。
昔はレーダーサイト潰しと行ったら戦闘機で低空から突撃や対レーダーミサイルの飽和攻撃といったハイコストな戦法しかなかったけど、ドローンの飽和攻撃でできるのはなかなか賢い。色んな国が真似しそう。
水が無くても遮蔽が全くない泥まみれの低地を数キロ単位でノロノロと進み、補給部隊も同じように進む必要があります。
なるほど、水が無くても巨大な空堀みたいなものですものね。確かにロシア軍からしたら守りやすそうですね。
そうとも限らないかもしれないですよ。
現地は気温も30度前後の日が続く予報で、乾季に入っていくので、
いくら元川底でも、泥もカチコチに固まっていく可能性は十分あると思いますよ。
それに関しちゃ「ウクライナ軍が渡河作戦を実施したがロシア軍の迎撃によって撃退された」なんて報道をロシア側が報じてますね。
まあ本当の所はわかんないけど。
もし渡河作戦の難易度が下がっていたとしても絶対にやるべきでない。
今はダムの決壊は双方メリットの少ない不自然な出来事という扱いだが、ダムの決壊をウクライナ側が利用した時点で、「その作戦の為にダム決壊させたんじゃないの?」という疑念が生まれてしまう。
ただでさえノルドストリーム爆破疑惑おっ被せられてますからねぇ今のウクライナは
個人的にはウクライナにデンマーク領海内水深70mでの爆破作戦をNATOの警戒網に引っ掛からずに行えるとは思ってないので、
英米あたりが擦り付けてるんじゃないかと邪推してますが
どなたかランセットドローンのダブルX翼飛行制御について詳しいことを知っている方いませんか?
今、趣味でランセットドローンの模倣再現品を作っているのですが、飛ばしても飛ばしてもX翼にしなければならない特別な理由が理解出来ないのです。
等面積Xダブル翼にするより、固定翼機型の方がはるかに単純簡潔で制御が簡単で安く作れる。
なぜランセットドローンがあのような形状である必要性があるのか解説できる方がいたら教えて下さい!
目標衝突速度を高める必要があるなら、小型ロケットを着けて火薬を自爆モードで突入時に着火されせば良いだけですし、8翼も有ると無駄にレーダー反射面積が増えて、体積も嵩張る。
ロシア人技術者は、実は馬鹿で変態的な合理性がない芸術家なのでは? ランセットは日本人が改良すれば、最も安く、もっと効果的な装備品になると思います。
来月、撃墜破片を資料として引き取りに行くので、素材や原価計算を荒いですがしてみようと考えています。
あくまで自分の推察になりますが
ランセットは小型のドローンで弾頭重量も大したことがないので目標への直撃が求められると思いますが。
通常の固定翼形式では進路修正をするにはロールを打って機首上げ操作を行うという比較的タイムラグがある動作が必要になります。
それに対してX翼であれば複数舵面の合成力だけで進路修正が行えるため突入段階で目標が回避行動をとった際などの追従性を重視してあの形状に落ち着いたのではないでしょうか?
強風時に飛ばしているから感じるのですが、とにかくランセット型は風に煽られて制御が難しいのです。私の制御プログラムが未熟なのでしょうが、悪天候での姿勢錯乱が酷く、空白さんが述べられた標的追従性に優位的を見出せません。
私の機体はDJI inspire1 のモーター、プロペラを使用して作った最高時速80km程度、重量1.4kgほどです。
別にハーピー型機体も作りましたが、明らかに固定翼機型のハーピーモデルの方が優れていると私は感じています。
悪天候でのランセット映像が少ないのは、強風での信頼性が悪いかなと考えていますが、実物を見てみないとわからないので実働品に触れる機会を探してみたいと思います。
飛行安定性を犠牲にして機動性を追求し、低下した安定性は電子制御で補うCCV設計なんでしょうか。翼が多い分、風の影響を受けそうですね。ランセットの画像を見てみたのですが翼1枚の大きさが結構大きく、「翼の数を増やすことで翼1枚当たりの面積を少なくする」という感じではなく、収納や組み立てを考えてもスイッチブレードの方が理に適っている。(超音速ミサイルであればランセット型の合理性もありそうだが)
空白さんに同意見です。
ACT制御で突入時に機軸方向を保ったまま高応答の経路変更を行うためかと。
対弾道弾用キネティック弾頭のスラスター機能をタンデムX翼で行うアイデアかと推測します。
それ言っちゃうとイスラエルのHeroシリーズだってサイズが違うだけで似たような物だと思うんだが、等倍じゃないから違うって事になるのかな。
cruciformになっているのは精密誘導するためである筈だし、時速300キロでの突入とか同じUAVである滞空目標すら攻撃の視野に入れているからあんな形になったとかはありそう。普通だと前方は揚力と操縦性、後方は空中機動に関わる物。
ただ、ランセットの翼が正直どうなっているか分からなくて前後同じような物でフラップ付き、前方が普通の翼で後方が薄い板でフラップ無し。前後とも可動機構有りで似たような翼が付いているような動画とか画像有ってどれが正解かで理由が変わってくると思う。
それ全部ランセットだよ。
前の羽が大きいタイプは恐らくランセット3M 更に言えば5と10があるらしいがこちらは謎に包まれてる。
都市攻撃(Shahed-136)を阻止できる兵器の供給が
ウクライナには即時必要ということですか
用廃になるAH-1から取り外したM197と照準装置の組み合わせで
シャヘド対策できないのかな
都市部のシャヘド対策には機関砲は不向きだというそもそもの問題がありまして。
対空目標に向けて機関砲弾を撃てば、その弾はかなりの運動エネルギーを持ったまま近隣数キロ範囲のどこかに落ちるわけです。
広大な海や平原で戦ってるときは問題になりませんが、キエフなどの大都市では機銃弾が落下する数キロ四方にも普通に住宅が建ち並んでいます。
すなわち、都市部で機銃による対空防御をやるのは自国の都市を自分で機銃掃射してるのと大差無いんですね。
これがB-29のようなトン単位の爆弾を抱えた爆撃機であれば甘受すべき必要な犠牲、となりますが。
シャヘドのような小型爆弾に対しては、下手すると機銃の流れ弾で発生する市民への被害の方が遥かに多いという本末転倒なことにもなりかねません。
抜本的対策としては小型低速安価な対空ミサイルなどが必要ですが、一朝一夕には作るのは難しいので、今年の反攻には間に合わないでしょう。
※シャヘドのような小型爆弾に対しては、下手すると機銃の流れ弾で発生する市民への被害の方が遥かに多いという本末転倒なことにもなりかねません。
これも文谷氏情報だが、地方の小規模な海自基地には大した自衛用戦力を置いておらず、防空用にVADS(対空機関砲)の設置を討したけど、流れ弾で周辺住民に被害が出るので却下されたとのこと。どうせ有事になれば艦艇・航空機は重要拠点に引き上げるし、敵が小規模基地を占領したところで使い道も乏しいみたい。近年では海自基地の警備を陸自に丸投げする話も出ている。
※抜本的対策としては小型低速安価な対空ミサイルなどが必要ですが、
アメリカ軍でコヨーテとかいう「亜音速地対空ミサイル」があるらしい。重量20kg程度でジェットエンジン動力であり、同サイズの固体燃料SAMと比べて3倍の射程がある。ヘリコプターやドローン相手ならスティンガーより有効かもね。
Whiskey Dick様 Easy様 御回答・解説ありがとうございます。
流れ弾被害の方が大きくなるリスクですか。
小形無人機による都市空襲は、機銃や機関砲の増数で簡単には何とかならない
厄介なものなのですね。
前はゲパルトが有効だったし、MiGでも撃墜してる。大人数で小銃で射撃してシャヘドが火を吹いて落ちてきた映像もある。
前と違うのは夜間に攻撃されていることで、視認して撃ち落とすのは直感的に不可能でレーダーとミサイルに頼らざるを得ないのではないか。
B29みたいなでかい目標ならサーチライトで捉えられるかもだけど。
当時は撃墜率が低かったのはあるけど、ゲパルトも小銃も守備範囲に来なければ撃墜でけきない。
> 当時は撃墜率が低かったのはあるけど、ゲパルトも小銃も守備範囲に来なければ撃墜でけきない。
意味不明ですいません。
前と言った時点では撃墜率が低かった。
たぶん鈍足なゲパルトや人だとシャヘドが守備範囲に来なければ対処できません。
あくまで即応性とそれなりの効果求めるなら、近接信管装備のAPKWSによるUAV迎撃を早々に考えた方が良い。一応テストは済んでいるみたいだしイギリスのマートレットみたいに先行量産して実績作りしてもいいだろう。性能的には十分に対応出来る速度だし発射プラットフォームを選ぶような兵器ではない。
どうしても機関砲での対応考えるなら自爆機能を有するXM1198 HEDP使用するか、 Next Generation Short-Ranged InterceptorにあるXM1223 Multi-Mode Proximity Airburst (MMPA)の早期実用化を働きかけるしかないだろうし、なかなかキツいと思う。
今回の戦争って結果どうなろうとロシアは経済的に弱まり、軍備も備蓄を大量消費で未来投資ができなくなって弱体化、だと思ってました。
しかし高い食料と資源の自給率から国としては今後も十分存続するでしょう。
実戦経験を積んだ大量の兵士が生み出され、さらに西側との性能差や弱点を潰していくことに全力になるなら、なおさら軍事大国化が進み、世界にとってはリスクになりますよね。
もう各国自衛のための軍拡も進むでしょうし、兵器も高度化するでしょうし、怖い時代になりました。
私なんか侵攻3日目辺りで状況が違ってきた(電撃戦が失敗)事が分かった時点で、プーチンは今年中に(政権崩壊した後、警備が薄くなったプーチンにキレた右翼が襲い掛かって)死ぬんやろうなあと思ってましたからねw
政権が崩壊しなかった理由は内情ですので私がどう見当違いをしたのかわからないですけど
ロシア経済が崩壊しなかったのはシュレーダーとメルケルがプーチンの資源を用いた欧州のロシア依存作戦に見事に引っかかったからでしょうね。
だから今回の侵攻で経済制裁をしたところでガス石油を直ちに全面ストップ出来なかったし、今もインド経由とかで闇でヨーロッパに資源が流れてますから経済は潰せなかった。
結局、2月からの戦争自体では大きくしくじりましたが、戦争前にロシア側が周到に積み上げたものの方は功を奏してるんですよね。
これは中国に対しても言える事です。日本の経済紙がこぞって日本企業の中国進出を扇動してきました。
台湾有事になった場合に中国軍は相当な痛手を日米台から食らうかもしれませんが、日米台も相当な痛手を受ける事は確実ですし、そもそもそんな大きな悲劇が発生しそうになっているのは、国民全員が自転車で通勤してるような弱小で普遍的な価値観が全く違い、仮想敵国になり得る共産党一党支配の独裁国にハイテク技術と投資を惜しみなく与えてきたからです。
最初からこうなる事が自明で分かっていた危険になりうる相手になぜ同盟国かのように惜しみなく知恵と金を与えたのか。
資本主義は投資先を求めるからという最もな理由もありますが、アダムスミスの時代から資本主義の経済政策には安全保障に対する観点はありましたのでそれは理由にならないと思います。
メルケルのやってきた事に疑問がようやく出てきたようで、それに対してメルケルは抗弁してるそうですが、
メルケルは本当は何者だったのか?抗弁してるのは自分のやってきたことが無警戒だった事がバツが悪いからか、
最初からあちら側のエージェントとして動いてて、欧州の弱体化という自分の仕事の成果に心の底では満足してるのか。
日本の無警戒に中国進出を煽ってきた政財界のメンバーは今の強大化した中国を見てビールを飲みながら毛沢東の写真を眺めながら悦に浸ってるのか、それとも本当に無責任なだけで今度は「中国が危険」と煽ってるのか
なんか今回の話とズレますが。
>独裁国にハイテク技術と投資を惜しみなく与えてきた
これをアメリカにさせた原因の一つが日本にあったようにも思えます。
ジャパンアズナンバーワンとおだてられて、その気になったのが良くなかった。
武力で覇権を取りには行かないだろうけど、経済的に支配的になりそうな勢いがありました。
普通の国になると言って、急にアメリカに意見し出すようになった。
アメリカから買うものはないと言って、アメリカの魂と言われたコロンビア映画やロックフェラーセンターなどを買収してアメリカ人から顰蹙を買った。
日本が過度に有頂天になりアメリカにとって不快な存在となり、日本をパスしてカウンターとして中国と付き合うようになったことも原因の一つにあげられると思う。
なんと言うか、イギリスやフランスのような大人の外交が日本にはできない。
子供っぽく見え透いていて、穏当なカードを切って駆け引きすることができない。
自分の利益ばかり見て満州事変や南京進行して列強に見放される行動をとる。
ナチスも南京その他は支持していないから中国の支援国になっているわけで。
能力がないのだから、もっと謙虚に行く方が良いのかもしれません。
>>実戦経験を積んだ大量の兵士が生み出され、さらに西側との性能差や弱点を潰していくことに全力になるなら、なおさら軍事大国化が進み、世界にとってはリスクになりますよね。
戦場から帰ってきた兵士がどうなったか
アフガン侵攻、2度のチェチェン紛争知ってればそんなコメント出来ない
・「これは必要ない」って主張してた人たちがいる→その後やっぱり必要だった
・「ウクライナがそれを成し遂げることは無理」「ウクライナに渡しても使いこなせるのは不可能」→成し遂げたし、使いこなしてる
なんていくらでも見てきたからウクライナにF-16など戦闘機を渡すのを躊躇する必要性を感じない
どちらにしろ今すぐ渡すわけではないんだし
使える使えないの問題では無く”予算”と言ってるだろうに、アメリカの場合、ウクライナへの支援上限は金額ベースで決まってるんだよ、F-16を渡せばその分防空システムの金が無くなる。
米SAMは金の問題というより航空優勢は戦闘機で得る物と考えた保有規模の問題ですね。アベンジャーの上がペトリで短距離SAMがそもそも無い。
短中距離のBM飽和がセオリーの対中戦にはPAC3が今よりもっと数も必要なのに供与も必要という最悪の状態にある。じゃあ欧州SAMはというとこれもまた海外任務軍縮で蔑ろにされてきた代償で最小規模のものしかない。
なのでフランケンSAMとかいう東西ミックスシステムの爆誕中なわけですが金が増えてもSAMの許与速度は多分変わらんでしょう。だったら戦闘機でSAM任務を代替してくほうがむしろ工面し易いのでは?
>戦闘機でSAM任務を代替
敵にAWACSとS-300に加えてS-400、もしかしたら近いうちにS-500まで配備されようかという戦場に、旧式のF-16でSAMを代替させるのは流石に荷が重過ぎでは・・・
それはF-35でやるような仕事ですよ。
> もしかしたら近いうちにS-500まで配備されようかという
過去のTKTさんもそうだったけど、取らぬタヌキの皮算用がすぎます。
戦前のロシアの体力はもうないです。
やりくりして何とか戦っています。
今回の反攻作戦は色々準備が足りなくてダメそう、主要な防衛線にも到達出来てない割に損害が大きすぎる。
個人的にはウクライナも持久作戦に移行すべきかと思う、ハイマース等の長距離誘導弾と地雷で遅滞戦術を行えば、最悪領土の3~4割は失うかもしれないが、アメリカの選挙まで持ちこたえられると思う。
レオパルドもF-16も来た所で、所詮旧世代の兵器、戦線に大した影響は与えない
戦争が始まったときも、戦車を供与するかどうか議論になったときも、ウクライナへの軍事支援に否定的だった政権がヨーロッパの主要国でもあった
財政的な負担になるから関与したくない、ウクライナは降参すべき、ゼレンスキーはとりあえず亡命しろと
その後どうなりました?
供与するなら諸々諸々セットでしょうね
でもそんな予算ない
条件が整わないのにF-16供与されても満足に活動できないし駐機中だけで2桁%やられそう
また弾薬庫もやられて数百億が飛ぶ
シャヘドにやられましたね
シャヘドのコピー大量生産まだですか?と思うけど宇の工場だけシャヘドにやられそう
ロシアがお手本を見せてくれてるんだから同じ事やり返せたらいいけどできない
侵略された貧しい国がコスパの悪い高額で精密な反撃ばかり強いられるなんて
むしろウクライナ軍がハイマースやGMLRS、JDAM、ストームシャドウで後方基地を破壊しまくっていたのを、ロシアが一部か同じ方法でやり返してる感じがします。
当たり前のことだから真似と言う気もしませんが。
ドローン攻撃も当然のようにやっています。
ここでは、そういうウクライナ側の戦果は出てきませんね。
他では毎日のようにロシア後方陣地の爆撃破壊報告がパルチザンの爆破と共に報告されています。
そうでなければ、ロシア軍に一方的に打ち負けてもおかしくないでしょうが、今のところ互角に戦ってますよね。
話題からズレた話で恐縮なのですが、米国が2024年度の国防権限法の草案にウクライナ向けATACMSに少なくとも8000万ドル(平均単価が150万ドル前後なので弾頭数は50発程度に相当する)を割り当てると言う話が出て来ました
(引用元はTwitterの@NOELreports)
ウクライナの反攻がロシア軍に阻止されつつある事で、米側も遂に兵器供給のエスカレーションを進める決意を固めたのかも知れません
うがった見方をすれば。
対空ミサイルがふんだんにあってウクライナ側の反攻が見事に決まる、そんな状態でF16の供与をしたら核戦争コースです。
が、ここまで「一見ぶざまに」ウクライナ軍の反攻が腰砕けになってくれれば,F16を100機ほど送っても大丈夫です。F16の性能ではロシア領奥深くには入れないので、ロシアの国土を脅かすことはないように見えます。
で、十分な数のF16を送った後で、しれっとAWACSを送る。対空ミサイルも送る。ATACSも送る。
すると、一気にロシア側の対空ミサイル陣地と航空機を圧倒するカードが揃うので、そこで陸戦戦力と合わせてクリミアとドネツクの奪還を行う。
そういうシナリオじゃないかと思いますね。なんにせよ,今はただの下ならしです。誰も今年勝とうとは思ってない、全ては次のステップへのポーズです。
失敗したら送った戦車、歩兵戦闘車両が無駄になるんですがね?
それ込みでやってると?アメリカ以外の欧州とかが送ったT-72系列の数を知ってますか?
今回失敗したらそれらは全部無くなりますよ?
>F-16を100機とAWACS
こちらも値段を分かってます?アメリカは台湾有事用の準備も始めてますので
供与出来るのはV型では無く、州軍のお下がりとかになりますがそれでも
4000億は超えます。
特にAWACSは機密の塊なので、M1A2のDU装甲すら渡したくないアメリカが
渡すことはないでしょうね
昔のレーガン・ブッシュのような伝統的共和党だったら
>F-16を100機とAWACS
も現実的だったかもしれませんね。
トランピアンの共和党はタカ派なんだか鳩派なんだかよくわからない。
共和党もウクライナ支援をもっとしろというタカ派も少なくないです。
トランプさんがどうなるかもよくわからん。
不確定要素が多すぎてどちらに転ぶか予想できません。
そもそもT-72系列を直接一番ウクライナに支給したのはロシアじゃなかったでしょうか。
また良い塩梅にウクライナに戦車を支援してくれるかも。
私も同意見です。
アメリカの支援にも、予算や政治的に限度があると思います。バイデンはウクライナに深入りしていますが、続けられるかは分かりません。
そもそも、ウクライナ戦争は、セルビア・コソボ紛争とほぼ同じような原因の旧ソ連内の内戦ですから、それを世界大戦にエスカレートしてはいけないのです。
アメリカの内部にも、このような冷静な意見は、従来のアメリカなら多いはずです。時間とともに、バイデンの暴走は止まるのではないか?
ノーバカホフカ正面でウクライナ軍がドニエプル川を渡り攻勢が行われているようだね
制空権を取られた状態での敵前上陸……はたして上手くいくのかどうか
まあ誰かがダムを破壊したせいでロシア軍の防御陣地が無力化されているから既に停滞している他正面よりは可能性があるのかもしれないけど
確かにカホフカダムの破壊は、ロシア占領地の方が被害が多く、ロシア兵や陣地が少し流された場所もあります。
しかし、結論を言うと、ウクライナ軍がドニエプル河を渡河して攻勢をかけることはないと思います。小舟で往来してのゲリラ戦程度でしょう。
なぜなら、
1.ウクライナ軍には渡河する必要がないからです。ドニエプル河東岸でもザボリージヤでもドネツクでも、ウクライナ軍はドニエプル河を渡河して戦っているわけではありません。レオパルドもブラッドレーも渡河していません。
2.また、そうでなく奇襲のために、わざわざロシア軍支配地域の真ん中に大部隊が敵前上陸するというのも無理がおります。多数の渡河機材もないし、渡河中の砲撃も防げません。その後の補給も転進路も困難です。
ですから、現実は、へルソン西岸のウクライナ軍の主な旅団は、すでに東部で戦っています。へルソン西岸には大きな損耗を受けた旅団が一つ残っているくらいです。