米国の当局者はロシア軍の戦死者が5,000人~9,000人に達すると発表、段々とウクライナ軍発表の数字に近づいてきた。
参考:Russia asks China for military help in war with Ukraine, U.S. officials say
ベラルーシの死体安置所はロシア人の遺体で溢れかえっているという情報は真実なのかもしれない
国防総省や諜報機関は「ウクライナに侵攻したロシア軍の状況はモスクワの指導者達が想像していた展開に程遠く、3方向から首都に迫るロシア軍の侵攻スピードは遅く部隊も停滞したままで敵の格好の標的になる日々が続いている」と明かし、ロシア軍の戦死者についても「5,000人~9,000人に達する」との見解を示した。
ウクライナ軍はロシア軍の戦死者数について1万2,000人以上だと発表しており、米国の発表する数字もこれに段々と近づいてきたと言える。
因みに戦死者が仮に9,000人だった場合、ロシア軍兵士の負傷者は2万7,000人と推定されるため計3万6,000人=動員した約15万人の約24%に相当する兵士が戦闘不能な状態にあるという意味で、ベラルーシの死体安置所はロシア人の遺体で溢れかえっているという情報は真実なのかもしれない。
追記:戦死者5,000人の場合でも負傷者は1万5,000人と推定されるため計2万人=動員した兵士の約13%が戦闘不能な状態にある。
関連記事:半端な数ではない、ベラルーシの死体安置所はロシア軍兵士の遺体で満杯
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※アイキャッチ画像の出典:Kremlin.ru / CC BY 4.0
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指揮官クラスはプーチンに同調してるにせよ、(内心で)反発してるにせよ忸怩たる思いだろうねぇ
特に激戦の北部だと、大隊戦術集団単位では作戦行動を取れないレベルの損害が出てるところも少なく無いんじゃ?
で、その割には兵站の限界もあってあまり浸透出来ておらず
戦術的には失敗してるとしかいえないだろうし
で、手段に事欠いて街ごと消しとばす無差別砲爆撃してるんだから、ほんとロシアってさぁ……
本当はもっと早くに北部は展開したいんだろうけど、ウクライナが神出鬼没に出てきてはわずかな火器で機甲戦力をそぎ落としていくから、かなり足踏みしているようだね。
ウクライナが携行迫撃砲で森に野営したロシア機械化部隊を急襲している動画。使用しているバルカンライフルからしておそらく精鋭部隊
リンク
前線部隊の損害が深刻だから何度も再編してるんだろう
死傷者以外にも逃亡兵が多数発生しているようだから、実際にはこの数字以上に目も当てられない有様になっているんじゃないかと思う
これを良いことと評するのは気が引けますが、やはりベラルーシ側から進軍していたロシア軍=東部軍管区の戦力の損耗が著しいようですね。キエフ北部の戦線ではロシア軍は最後の予備兵力を投入したようで、これには最後まで温存されていた第5親衛戦車連隊(T-72B3Mが配備されている東部の主力部隊)も含まれるそうです。
人的被害もそうですが、車両や野戦システムの損失が顕著なように思えます。この十数年のロシア軍の低調な装備更新速度を考えると、人的被害の回復が数年内にできたとしても、装備面の回復にはもっとずっと時間が必要なのではという気も。そういう意味ではやはり、ロシアに対してダンケルク並の装備損失を強いているウクライナを支援し続ける意義は深いですね。
ただ、そこは軍隊なので兵士や将軍がいくらか死んだ程度では作戦能力は衰えないし、戦争継続意思も揺らがないでしょうね。
ロシア兵士の無駄死が増えるほどに平和の気運が高まるだろう、
こんなこと考えてると心が腐りそうだよ
第二次大戦後に大国は何度も非対称戦争を行ってきましたが今回のは期間辺りの損失が凄まじいですね。
5000~9000なんて他の戦争なら年単位で戦って出る死者数なのにウクライナではまだ三週間弱。
これもうプーチンはただではすまないでしょ。
今回の戦争は非対称戦といえるでしょうか?
ウクライナ側だって、戦闘機に長SAMに、機甲部隊や砲兵部隊も保有していますよ
普通に国同士の正規戦だと思いますがね。だからこそ、ここまで損害が大きいのです
核の有無だけで立派に非対称ですよ
それにウクライナ海軍なんてロシア黒海艦隊に仕掛けるレベルでない
一般的な定義としては正規戦とか総力戦と言ったほうが良いかと
その理屈だと現代での正規戦=核戦争になりますが。。
多分話の読み方間違えてますね
無無さんが核兵器や海軍戦力の差をもとに「非対称戦」と言える
という定義の提示をしてるので、私からはそうだとしても一般的には正規戦とか総力戦と言った方が適切だと返しただけなので
そこから新たな独自定義が生まれてるように見えるなら読み方が違います
つまりフォークランド紛争は非対称戦だった、、?
私は非対称戦争を単に戦力に大きな差がある戦争程度に認識していましたがネットでざっと調べた感じあなたのいう定義のほうがメジャーなようですね。
どちらにせよロシア軍の期間辺りの損失は大戦後に大国が経験した損害としてはけた違いでロシアの軍や政府の威信を傷つけるのは間違いないと思います。
割と勘違いされてることなんですが、ロシア軍とウクライナ軍では戦力に大きな差があるという話は、限定的なことです。
空軍や海軍はロシアが圧倒的に上です。
しかし、陸軍は、ロシアはウクライナに20万人しか投入しておらず、予備役を動員したウクライナ軍の方が兵員数で勝っています。
装甲車両は、ロシア軍の方が多く投入してると思いますが、西側が支援した多数の対戦車ミサイルのおかげで、歩兵でも装甲車両に対抗できているので、ロシア軍は装甲戦力の優位が活かせません。
兵器も基本的に同じなので、ロシアには技術的優位もありません。
ロシア軍が前進できないのは、上記の要因やウクライナ軍の高い士気のため、ウクライナ軍の防衛戦を攻撃しても突破できないことが原因と考えられます。特に市街戦は、質が同じなら兵員数がものをいいます。
今回の戦争は、アメリカ軍対タリバンのような戦いではなく、同等レベルの軍隊のガチンコ勝負なので、短時間で大量の犠牲者が出ています。
今回の戦いは正規戦ではあるけど非正規戦の側面もある
二択で戦場が分けれるものではない
ウクライナ側は戦力差を跳ね返すために出来ることを色々考えて非正規戦
も挑んでいる
最初は非対称でも双方いずれ装備枯渇して最後は砲迫と小銃RPGで殴り合い続けてリソース使い切ったほうが負けるの総力戦だけどそうなるよね
ただウ国民は世界が救うが露国民は違うの勝っても負ても同じなの辛み
開戦後3週間足らずで戦死者数が少なくとも5,000人〜多くて1万人に迫るという事実。
ソ連のアフガン侵攻では、10年間で1万5,000人だったか。
だとしたら、このレベルの損害はロシア軍当局にとっては完全に想定外でしょう。
モルグの用意どころか医療インフラも間に合ってないのでは。
プーチンは電撃戦のつもりで開戦し、NATOは軍事援助と亡命政権の樹立によりアフガン化を目論み、しかし実態はスターリングラードだった…みたいな。
アメリカの対テロ戦争のトータル戦死者に近づきつつあるのがね……。プーチンもそらキレて内部粛清始めますわって感じ。
真珠湾攻撃での戦死は約2500人
バトルオブブリテンでの戦死は約4000人(民間人除く)
そう考えると5000~9000て数字がさらに重くなるな
キエフ攻略の北方部隊は既に死に体だから、いずれこれは駆逐されるだろう
そうなるとドカンと万単位の損失がいずれ確実にくる