英リアクション・エンジンは7日、極超音速域で作動するエンジン性能を向上させるプリ・クーラー開発で米空軍と提携したと発表した。
参考:US Air Force partners with Reaction Engines on ‘high-Mach’ engine testing
参考:Reaction Engines begins testing of breakthrough high-Mach propulsion technology under contract with the U.S. Department of Defense
もしプリ・クーラーの実用化に目処がつけば英テンペスト向けエンジン、米アダプティブエンジンに同技術が採用される可能性がある
英リアクション・エンジンが開発した冷却装置「プリ・クーラー」は1,000度に達する高温の空気を1/100秒で-150度Cまで冷却することができ、理論上M5.5の極超音速で飛行中でもエンジンの過剰加熱を防ぐ事ができると主張、米国防高等研究計画局(DARPA)は2019年にプリ・クーラーの地上テストを行い期待通りの性能が発揮されたと発表している。
このプリ・クーラーの冷却性能は既存の戦闘機エンジンにも飛躍的な性能向上をもたらすと予想されており、英国防省はEJ-200にプリ・クーラーを活用できないか研究中(ロール・スロイスやリアクション・エンジンが研究を主導)で、米空軍研究所(AFRL)もリアクション・エンジンと共同でプリ・クーラー技術の開発に乗り出した。
リアクション・エンジンの説明によれば「AFRLとの共同開発はプリ・クーラーで冷却できる空気の質量流量を増加させ、エネルギー伝達の総量を3倍に引き上げることが目標だ」と述べており、既存の戦闘機エンジンをM4.0以上で作動させる検証を行うらしい。
プリ・クーラーが今直ぐ戦闘機エンジンの常識を一変させる訳では無いものの、もし実用化に目処がつけば英国のテンペスト向けエンジン、米軍向けのアダプティブエンジンに同技術が採用される可能性があるので非常に興味深い動きだ。
関連記事:ロールス・ロイス、テンペスト向けエンジンが実現する発電能力はタイフーンの10倍以上
関連記事:極超音速飛行が第6世代機の必須条件に?革命的な「極超音速エンジン」のテストに成功
※アイキャッチ画像の出典:Reaction Engines
ステルスの次は、スピードか。
ミサイルで撃ち落とせない速度で飛行できるなら、レーザー兵器が実用化されるまで無敵だな。
ミサイルはミサイルで長射程化と高速化で進化するからそこはいたちごっこでしょう。
どうなんですかね。
旋回性能がミサイルより高い戦闘機が、高速で回避行動または不規則機動した場合、ミサイルがホーミングできるのかなと。
完全に想像で、すみません。
>旋回性能がミサイルより高い戦闘機が、高速で回避行動または不規則機動した場合、
中の人が死にますね
もちろん、無人機が前提ですよ。
ミサイルと無人機の比較なら、軽い方が旋回で優位かな?
対空ミサイルって対航空機に特化した自爆無人機みたいなものだから、多分ミサイルの方が優位だとは思うけど。
AAMだと、キャリアの速度を活かせるので余計に。
コスト的に引き合うならミサイル防衛の技術を使用した対空ミサイル作れば良いだけの話。大型機体と小型ミサイルの機動ならミサイルの方が上じゃないかな。それで駄目ならスターストリークに近い複数の小型誘導ミサイルを積む大型のミサイルとか作られるかも。
>それで駄目ならスターストリークに近い複数の小型誘導ミサイルを積む大型のミサイルとか作られるかも。
そして、板野サーカスを再現、と。
テンペストと連携したのはナイスな判断だった👍
英国面の発露っぽくて、逆に不安です。
日本の次期戦闘機エンジンにも・・・・というのは無理だろうな。
日本は英国にコアエンジンの技術を提供するので、その見返りに英国技術が提供されます。
まあ、テンペスト向けエンジンへのプリ・クーラーの採用は下のコメントで書いた通り、ないだろうと考えていますけど。
最初メーサー砲かとオモタ
ですよね
頼む!!我が国の次期戦闘機にもその技術を…!
直近実用化できる技術ではないんだろうけどすごいよね
日本でもこう、定量的でインパクトのある技術を広報してほしいよね
5月にJAXAが回転デトネーションエンジンの宇宙飛行実験したり
今月はJAXAが装備庁の委託でスクラムジェットエンジンの飛行実験をすると発表してる
それは把握してるけど、俺が言ってるのは”定量的”な指標があったほうが良いとということね
例えば、RDEを実用化することで既存のロケットエンジンに比べて何がどの程度変化するのか
これを知りたい
某軍事ライター・・・(ここでもたまに支持者がいるけどドン引きよ)
今日のはヤバイっすよね
流石に人間性を疑う
今見てきたけどトチ狂ってますね。
フォロアーも500人しかいなくてリプ乞食しているのか。
最低限の理性のある人間は、故人(それも喪の直後)の縁者や縁のあった人が見る可能性のあるSNSや公の場で、故人を貶めてその人たちを傷けるようなことは言わない。たとえどんなに生前のその人を気に食わなくても、それが人としての分別。
ロシアのペスコフ報道官は今最悪の日ロ関係にありながらも哀悼の意を示してましたね。
この期においてもまだロシアの方がアレよりも大人な対応をしているという。
死んだら皆仏様、は国家神道(内の仏教から切り抜いて好き勝手着色した部分)の流れで日本人のカルト宗教観念の1つよ
欧米だと死んでも叩かれまくる政治家も居るんだよね、日本の国家神道宗教観年とは違う宗教観年だから
イギリスフランス、あとロシアや韓国も死後鞭打つのが目立つね
国家神道が絡むとは言え、死んだら皆仏様の概念を「日本人のカルト宗教観念」と見做すのは、この場合非常に失礼な事だと思いますが?
又、欧米や露・韓・中国では死後も叩かれたり鞭打たれる人が多々いますが、それは大抵何らかの悪事をやっていた事が明るみに出ている場合で、自分の知る限りでは、今回のケースの様に疑惑止まりの人を叩きまくる事は余り無いと思います(勿論、例外も居ます。かつて日本でもロス疑惑の渦中にあった三浦和義氏の場合、その疑惑が法廷で立証されなかったにも関わらず、彼がロスで死去した際にはマスコミが結構叩いていました)。
WWⅡ中にルーズベルトが急死した時、日本の鈴木首相は弔意を表明したのに対しヒトラーはラジオ放送で罵倒したので
アメリカ在住のドイツ人作家が「日本人は人の死に対して敬意を持ってるのにドイツ人は恥ずかしくないのか」と言った話がありますね
持論/自説が受け入れられない(反対者が多い)ことでどんどん攻撃的になり
敵を増やし続け最終的にはカルト化した仲間以外は敵だらけになって
自分を認めない(日本)社会全体に対して呪詛を撒き散らす様になるのって割とパターン化されてる気がするんですが
これって名前とかあるんですかね
ご自分でちゃんとカルト化って言ってますやん。
俺は以前Twitterで、この軍事ライターに誹謗中傷されてTwitterを止めた経験が有るから「多少の罵詈雑言は平気でする奴だから」と思って調べたら、予想以上にヤバイ発言だったので顔面がフリーズしている。
さすがにこの記事と何の関係もないし、管理人さんもあの事件に関しては何も記事を上げてないのだから、ここで暴れるのは筋違いだろう。ここはあくまでも軍事ニュースのブログなんだし
マッハ5なら自衛隊が研究中のレールガンで迎撃できるのかな?
レールガンの弾よりも早く飛ぶ戦闘機が出てくると、開発成果が小さくなりそう。
『マッハ5超の「極超音速」で飛ぶミサイルの迎撃を主目的』とされているので、一応対応範囲の速度ですね。
おいかけっこした場合、相対速度がマッハ2程度。WW2の75mmクラス戦車砲で中程度の初速位になるので、距離があると厳しいかも?
歴史は繰り返す、というよりは、1950年代まででいったん落ち着いたスピード競争の再スタートですね。
プリ・クーラーって、圧縮されて加熱された空気をヘリウムとの熱交換で冷却して
燃焼効率上げるという仕組みだけど
原理的にも問題ないし、試験でも問題なさそうだけど、量産エンジンでは実用化出来ないと思ってるのだが
大量のヘリウムを用意した上に、安定供給が必要とか地球上では無理だと思うのですが
(ヘリウムの資源量的に、こんな大規模に消費に耐えられない)
液体窒素とかで代用できれば、まだ実現性ありそうだけど
ヘリウムはチューブ内を流動して熱を伝えるだけだから減らないでしょ。
最終的な排熱先は燃焼前の液体水素。
EJ200に適用する場合はどうするのかね。
液体水素だと気化したヘリウムを液化できないから、何らかの方法で液化させる必要があるけど、
ヘリウムの液化装置を小型でも出来たのかな
TOKYO EXPRESSの記事の
>リアクション・エンジン製の空気吸入式ロケット「サーブル」の試験始まる
とかで図とか出てるけど、普通のヒートポンプなら圧縮機とかありそうな場所にサーバルエンジンのタービンがあってその後は液水で冷やしてるだけに見えるんだよね。
ガス冷かとも思ったけど記事内でしっかりヘリウムを加熱・気化させてタービンを回す…みたいなこと書いてあるね。
サイクル内で「気化」するからには液化しないとサイクル回らんよなぁ…。
>ヘリウムガス(helium)を加熱、気化してタービンを駆動する方式である。
記事を読みましたが、ヘリウムが液体ポイ記述は上記位だけど、気化するのが何故か「ヘリウムガス」。
イラストや他の文中では、ヘリウムが液体ポイ箇所見つける事が出来なかったので、実態はガス冷却で上記の「気化」は誤りと予想します。
なるほど、確かに「気化は誤り」という前提で見た方が全体に違和感がないですね。
> 1,000度に達する高温の空気を1/100秒で-150度Cまで冷却
どう考えてもUFOを捕獲してる!!
うふふ、UFOのエンジンを見たことあるのならば羨ましい
そもそも熱噴射エンジンであの異様な動きが出来るとは
エンジン技術に関してはロールスロイス筆頭に英国は目を見張るものがあるな
原理的には大出力でぶん回す連続過程化したヒートポンプという感じなんですかね。
プリクーラー技術はミサイルやロケットだと既に使われてる(液体燃料ロケットエンジンの場合、高圧の低温燃料タンクが運転ごとに少しずつ減圧して冷たくなっていくのでエンジン冷却に使うのは合理的)んですが、ターボファンエンジンの航空機もそこまでの性能を求められるようになっていくんでしょうね。燃焼過程の前でも後でもエンジンや機体の筐体部でも安定供給される冷却気があって温度管理できるようになる恩恵は計り知れないので、実用化できれば普及するんじゃないかという気がします。
実用化には期待したいが、何年間かかるかは予想すらつかない
子どもたちへの未来へと投資と考えて取り組むんだろう
リアクション・エンジンが開発したプリ・クーラーは、液体水素を燃料とする必要があるので、戦闘機への適用は懐疑的です。
また、テンペスト向けのエンジンにプリ・クーラーが適用されることはないです。
なぜなら、テンペスト向けのEETエンジンの開発が既に日本と共同で始まっており、そのEETエンジンにプリ・クーラーの適用はされていないからです。
実機に搭載するためには、EET(技術評価試験)を行った後、PFRT(予備定格飛行試験)を行い、最後にQT(認定試験)を完了させる必要があります。
他にも、液体水素を燃料として用いたり、ヘリウムを用いていたり、複数のコンプレッサーが必要な点など、プリ・クーラーは戦闘機に搭載するには不向きな特性を持っています。
ちなみに、プリ・クーラーを用いたエンジンの開発は日本でもされています。
「ATREXエンジン」や「極超音速ターボジェット」などといった名称のプリ・クーラーを用いたエンジンを日本は開発しています。
ATREXエンジンは、2008年の時点で、推力500 kgfのサブスケールエンジンを用いた地上燃焼試験等に成功しています。
ATREXエンジンは、2004年にエンジン試作実験に着手し、2008年に世界で初めて離陸状態でのエンジンシステム実証実験に成功しました。
極超音速ターボジェットでは、機体搭載形態でのエンジン燃焼実験にも成功しています。
これは、JAXA角田宇宙センターのラムジェットエンジン試験設備において、極超音速旅客機の機体とエンジンの一部を模擬した実験模型を用いて、マッハ4飛行状態での燃焼実験を実施したというものです。
日本政府の関係者は「年内に次期戦闘機を日英が共同で共同開発する正式合意を英国と締結する」と述べてるから、テンペスト向けのEETエンジンの開発が既に日本と共同で始まっていると断言するのは間違いでは?
あとTelegraph紙の取材に応じたAgency Partners LLPのニック・カニンガム氏は「日本は独自の戦闘機開発計画に固執しているのでサブシステムを共同で研究して成果を持ち帰るレベルの協力にとどまるだろう」と述べてるから、共同研究の成果を持ち帰って英国と日本が別々にエンジンを開発する可能性もあると思うけど。
テンペスト向けのEETエンジンの開発が既に日本と共同で始まってるって本当に正しい情報なんですか?
返信、ありがとうございます。
日英共同で実物大のエンジン実証機の開発を行いますが、この実証機は2022年1月から設計が開始されています。
そして、この実証機の正体は、テンペスト用のEETエンジンにIHIを参加させ、日英技術の共同実証機としても兼用させたものと推測されます。
つまり、エンジン実証機=テンペスト向けの技術実証エンジン ということです。
根拠は、一番下にリンクを貼ったブログに記載されています。
また、日英両国はEETエンジンの段階で規模や流量、タービン段数が根本的に違う可能性があるため、結論は構想設計の比較を待つ必要があるものの、エンジン全体や空力要素の共通化は難しいでしょう。
実機搭載型ではエンジン推力についてF135とF110並に差が出るかもしれません。
また大型制空戦闘機たる日本の次期戦闘機と、OCAシステムの前線司令塔/中型FBたるテンペストでは機体特性が異なる問題もあります。
そのため、日英のPFRT用エンジンの協力に係る形態は以下の通りになると推察されます。
日英共通の事項として、日英の両エンジンとも全体インテグレーションはそれぞれが自国で行い、共同開発した主要構成品を組み込む。エンジン全体や主要空力要素の共用化はしない。努めて素材や発電機、部品レベルの共通化を目指す。共同開発する構成品はコアエンジンより後に詳細設計に着手して実証機の成果を反映させる。
日本:XF9のコアエンジンに、日英共同開発の主要構成品(+内装発電機+ステルスノズル)を組み込む。
英国:日本と共同開発したコアエンジン(圧縮機+燃焼器+高圧タービン)に、自国技術を組み込む。
ちなみに、現状、イギリスのEETエンジンについて推力や規模といった性能は不明な点が多いです。
圧縮機やコアの段数構成はEJ200に準ずるが、大発電量に伴う軸負荷の増大からか低圧タービンが2段となっています。
流量は100kg/s以上と判明してるため機速や流速をタイフーンと同程度とするとアフターバーナー非作動時で7~9トン・アフターバーナー作動時で11~13トンと見積もります。
EETエンジンの段階で低圧系やバイパス比の拡張余地を消費しており、テンペストに搭載されるエンジンでは試作機から大幅な推力向上はされない(アフターバーナー非作動時で7~9トン・アフターバーナー作動時で11~13トン程度)と思われます。
直感ではEJ200以上~F100未満の規模と考えます。
つまり、日本のXF9-1よりも小規模なエンジンですね。
これらの情報を考慮すると、日本と英国はまったく別のエンジンをそれぞれ開発する可能性が高いです。
上記のことや日英戦闘機の協力について、より詳細に解説されているブログがあるので、リンクを貼っておきます。
ソース・リンク
横からですが、テンペスト用実証エンジンの日英共同開発開始については、防衛省の令和3年12月22日付お知らせ「次期戦闘機(F-X)に係る国際協力について」で以下のように述べられています。
>(前略)日英防衛当局は、今般、エンジンの共同実証事業を令和4年1月に開始することを確認しました。加えて、更なるサブシステムレベルでの協力の実現可能性も検討していきます。このため、日英防衛当局は、共通化の程度に係る共同分析を実施します。
日英防衛当局は、これらの実施に必要な当局間取決めについても署名を完了しました。(後略)
つまり、F-X及びFCASに係る日英間協力の正式合意は令和3年12月に締約済で、エンジンの日英共同実証事業は今年初頭から開始されています。
また、F-Xを日本主導で独自開発し、その際にサブシステムレベルでの日英共同研究成果を適用することが既定方針です。双方の構成機器を共通化するというより、共通する構成要素技術を共同研究開発するのだと捉えるのが正解と思います。
ネコ歩きさんが提示してるのが日本側の発信、
イギリス側の発信としてはロールスロイスジャパンの広報に
「ロールス・ロイス、次期戦闘機用エンジンの実証機をIHIと共同開発」がありますね。
2021/11/22の記事で「エンジン実証機の共同開発は来年初頭からの開始を予定しており」となってますので「テンペスト向けのEETエンジンの開発が既に日本と共同で始まってる」のは間違いないと思いますよ。
概要だけみると赤外線探知型のレーダーシステムやミサイルには強くなりそう
逆に冷やしすぎて低温の気流を探知するシステムが開発されるかもしれないけど
高速飛行故の圧縮熱で、どうせ機体周辺は高温なのだから、そちらをターゲットにした方が良いのでは? >IR系のセンサー
-150℃を検知するには、センサー側をそれ以下の温度にする必要があるだろうから、運用が難しくなりそう。
プリ・クーラーは名前の通り空気予冷器なんで、SABERエンジンでは極超音速域で断熱圧縮により超高温化した流入空気を効率良く急速冷却し、燃焼効率を上げる(比推力を上げる)目的で開発されたと認識してました。
これを適用できればですが、従来型のジェットエンジンがM4辺りの飛行速度域でも高比推力を実現できる可能性があります。又はコア部を小型化するのに貢献するかもしれません。
将来的発展可能性を秘めた冷却システムだとは思いますが、テンペスト用エンジンシステムの解説PVにも示されてませんし、適用するには時期尚早、又は要求飛行速度的に必要が無いんだろうと思います。
プリクーラーの説明を見たけど「-269度の液体ヘリウムで冷却する」という力業。
温度を下げるなら、冷たいものとくっつければよい。よし、-269度の液体ヘリウム最強。
金に糸目をけなければ、なんでもできる。
それは雑過ぎ。
クソ熱い大気の中を飛びながら熱い吸気をただ冷たい物(ヘリウム)に当てて冷やすだけではヘリウムはあっという間に温く・熱くなってしまいます。
ヘリウムはあくまで冷媒(ただし冷却サイクルの中で無駄な熱を巧みにエネルギーに変換してるっぽい)でプリクーラーの本当の冷却剤は液体水素。
サーブルエンジンは液水/液酸系の液体ロケットを含む複合エンジンなので、通信のロケット同様、液体水素を冷却に使って温くなった端から燃やして機外排出するのは力技でもなんでもなく、ごく真っ当な手法だと思います。
それを戦闘機に応用できるのかは別問題ですが。
空気予冷却システム(プリクーラ)の開発研究(第1報:ATREXエンジン用プリクーラの実証)
リンク
この技術だけで航空機の速度が劇的に上がる物なのかは疑問。速度が上がったとしても機体が持つのか疑問であるし、ステルスにするにしても形状ステルスのみが限界じゃないだろうか。
既存機体にこの技術に落とし込むにしてもなかなか難しいだろうし、今後開発される機体に搭載するにしてもその機能を発揮させるには機体素材や設計が今までの物とは別になりコスト高になるのは目に見えている。SR-71とかみたいに数が限られる特殊な機体ならありだろうが、数が必要な機体に関して言うなら現状のスーパークルーズレベルに留めて航続距離延伸の方が良いんじゃないだろうか。