18日早朝にロシア軍占領下のヘルソン州ノーバ・カホフカで大爆発が発生、ウクライナ軍南部司令部は「ノーバ・カホフカを含む複数の拠点でロシア軍の弾薬庫を破壊した」と発表した。
参考:В Херсонской области защитники попали по двум военным складам оккупантов
もしかするとHIMARSの射程圏内にはロシア軍の弾薬庫がまだ残されているのかもしれない
ロシア軍占領下のヘルソン州ノーバ・カホフカでは今月11日にHIMARSの攻撃で弾薬庫が大爆発したが、再びノーバ・カホフカの弾薬庫がウクライナ軍の攻撃を受けて大爆発する様子が視覚的に確認されており、ウクライナ軍南部司令部も「ノーバ・カホフカを含む複数の拠点でロシア軍の弾薬庫を破壊した」と発表した。
📽️Explosion of Russian ammunition depot in Nova Kakhovka, #Kherson Oblast this morning. #UkraineRussiaWar pic.twitter.com/BBQjRmZmag
— MilitaryLand.net (@Militarylandnet) July 18, 2022
ウクライナ軍によるノーバ・カホフカへの攻撃は11日以降も何度か行われているので、18日の攻撃がノーバ・カホフカに対する2回目の攻撃というわけではなく、南部司令部は「ロシア軍の兵站に対する攻撃は敵の補給を妨害するだけではなく敵の士気を挫く効果がある」と主張している。
因みにロシア軍はHIMARSに攻撃を回避するため物資集積拠点を前線から100km後方に移し「補給方法を車輌による前線部隊への直接補給に切り替えた」と言われているが、もしかするとHIMARSの射程圏内にはロシア軍の弾薬庫がまだ残されているのかもしれない。
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※アイキャッチ画像の出典:@Militarylandnet
立て続けの戦果すごいな。6月は我慢の月というのはこういうことだったのかなあ。
しかしアメリカ製兵器は高いだけとか言われてることもあるけど、こうやって実戦に突っ込ませると確実に戦果を挙げられるんだから、性能は良いんだなと。
この手のロケット砲は、ロシアはS300かパーンツィリあたりで迎撃を図るんだろうけど、流石にもう玉切れか?
HIMARSのGMLRSはS-400ですら迎撃出来ないようだという話がウクライナ軍から出てますね
カタログスペックや売り文句がいくら凄くても実戦で駄目ならお話にならない
逆に今回の戦争ではアメリカ製兵器が面目躍如
そもそもM31とかがどのような速度と軌道を描くかも分からないし、S–400が元々想定しているターゲットなのかは考えるべきだろう。
弾道弾対処能力があろうがウクライナ保有のMLRSより射程が長くサイズだって大きい物に対してだからな。それにいくらS -400の射程が長かろうが迎撃に適した配置されているのかでも対処可能かは変わってくる。 ミサイルが着弾する前に迎撃出来る範囲に展開しているかも含めて判断されているのかね。
各地で毎日計5万発撃ち込んでいたとも言われるロケット弾や砲弾の各集積拠点をそう簡単に何十kmも移動させられないでしょうし、もしかしたら既存の物資集積拠点はそのまま使い切り、新規搬入分から前線から100km後方に集積しはじめたということだったのかもしれませんね
日5万なら、前線近く保管分だけで10日分50万発はあるでしょうし、
1発30kgと軽め平均で計算しても、15000トンとかになって10トントラックでも1500台分って、
後方に移すのも無理があるし、1日の使用量 毎日1500トンを100kmも運ぶなんて、まさに机上の空論
なので、実際にはまったく移動してなくて、バレバレだった野積み弾薬集積所だらけなのかもしれない
というか、そんな大規模後方移動すれば、まあすぐにバレるのでそれが観測されてない時点で。。
前線地域をコンビニとしたら
ロシア国境から各種補給資材が、個別アイテム毎に鉄道や大型コンテナでウクライナ国内の共同配送センターに運ばれて、
保管と店舗別必要量への仕分けがされ、小型の配送トラックに混載されて前線に運ばれている。
そしてウクライナは共同配送センターを狙って攻撃中 というイメージであっていますかね?
ロシアのロジスティックがHIMARS攻撃前後でどのように変わるか、調べてみたいところです。
物事の理解に何でもかんでも例え話を多用すると、逆にわかりづらくなったり、相手に伝わりづらくなったりする。
なんなら、本質がズレてしまうこともある。例え話多用しすぎると、変なほうへ拗れがち。
今回のこれは例え話を出すほど、複雑難解な構造ではないので、普通に喋れば普通に伝わる。
もともと自動車産業の弱いロシアはトラックによる輸送に問題を抱え続けてきました。
鉄道で中継点まで運ぶのはスムーズでも、そこから先に前線に届けるのは効率が落ちるのでしょう。
ましてや、いったん前線に送ったものを後方に下げるという想定外の事態に、そこまで迅速に対応できていない可能性は十分にありますね。
意味が分からない? なぜ自動車産業?
ロシアはアメリカ並みのトラック輸送大国だと思うけど
ロシアやウクライナの道路輸送が貧弱なのは開戦当初から指摘されてますね。
今でも鉄道がメインではないんですかねえ?
あとソ連時代の分離独立を防ぐ政策が祟って、産業の空洞化も進んでいるのでは?
この辺はドイツ、スウェーデンや日本も他人ごとではないんですが