レズニコフ国防相は2日、新しいバイラクタルTB2はすでにウクライナに到着して戦闘任務に投入されていると明かした。
参考:Ukraine to receive more missiles and Turkish drones, minister says
参考:Резніков Олексій
今回何機のTB2がウクライナに引き渡されたのかは不明だが、ロシア軍にとっては悪いニュースと言えるだろう
ロイター通信は「ウクライナが海外からジャベリン、スティンガー、トルコ製ドローンを受け取る予定だ」と2日に報じたが、レズニコフ国防相は自身のFacebookに「新しいバイラクタルTB2はすでにウクライナに到着して戦闘任務に投入されている」と明かしており、トルコはロシアとの関係よりも軍事協定を締結しているウクライナ支援に回っていることが確認された。
ウクライナは2019年にトルコ製UCAV「バイラクタルTB2」を12機発注、自国での運用結果やナゴルノ・カラバフ紛争での活躍もありTB2を追加で48機発注、さらに両国は防衛産業分野の協力を含む軍事協定に署名してTB2の現地生産を行うことも合意していたが、流石に今回のロシア侵攻までに現地生産の準備は間に合わなかったものの追加発注分3機は侵攻前に引き渡されたと言われており、ウクライナ軍は計15機(空軍12機/海軍3機)のTB2を保有している計算だ。
1日までにTB2は計33輌のロシア軍装備(歩兵戦闘車×1、牽引式榴弾砲×4、地対空ミサイル×5、移動式通信システム×1、燃料輸送車×2、トラックなどの軍用車輌×20)を破壊したことが映像と画像で確認(Oryx調べ)されていて、貴重な航空支援機を提供してくれるTB2はウクライナ軍にとって貴重な戦力であり、今回何機のTB2がウクライナに引き渡されたのかは不明だがロシア軍にとっては悪いニュースと言えるだろう。
因みにスームィ州行政府は1日夜、ウクライナ軍のTB2がロムヌイ地区にあるロシア軍の集積場を襲撃して約80輌の車輌を破壊、ビシュキン地区に駐留していたロシア軍の戦車や装甲車を中心に約100輌の車輌を破壊したと主張、流石にMAX15機のTB2と釣り合わない大戦果に管理人を含む多くの方が首をかしげたが、すでに追加発注分48機がウクライナに到着しているならあり得ない数字ではないかもしれない。
果たしてウクライナは現在何機のTB2を保有しているのだろうか?
追記:28日~1日にかけてスームィ州(上記の話)とルハーンシク州で実施されたTB2の攻撃結果、300輌以上のロシア軍車輌が破壊され無力化されと報告されてるんですけど、、、流石に信じられない、、、
関連記事:ウクライナ軍のTB2、スームィ州でロシア軍車輌を180輌を破壊???
関連記事:英メディア、ロシア自慢の電子妨害装置がバイラクタルTB2の阻止に失敗
関連記事:ウクライナ軍、28日実施のバイラクタルTB2による攻撃シーンを公開
※アイキャッチ画像の出典:Bayhaluk
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攻撃食らったらさっさと逃亡したんじゃないか?
無傷の遺棄車両多すぎて、なんかもうろくに戦闘せずに逃げ出してるんじゃないかと
やっぱ供給してたか。こっそりやると思ってたが、トルコはロシアにはつかないのね。歴史を考えりゃ当然だが。
トルコはA400Mやら自国船舶やらをウクライナに残して、地味に嫌がらせしているみたいだしな
追加発注分も届いてたならロシアの言ってた10何機だか撃墜したってのも嘘じゃない可能性ある?
TB2
正直有効性は如何なもんかと思ってたけど実戦で戦果を上げ続けてるから本物だよね
日本も無人機を開発するなりトルコから買うなりしましょう
海に囲まれた山と谷だらけの日本じゃあ、衛星通信無しのTB2は使いどころが難しいってレベルじゃあないような気が。翼幅は6.5mだから、ワンチャン2車線道路でも離着陸できるかもしれんけど
それに砲兵観測用の無人機ならば国産開発生産運用しているし、ほかにもスキャンイーグルやらも導入しているぞと
個人的には10機くらい導入して大規模演習してから国産品開発の方がいい気がする。
それなりに攻撃能力と圧倒的コスパは参考にしてほしい。
>圧倒的コスパは参考にしてほしい。
国産兵器だと、ここのハードルが高そう。
その圧倒的コスパは運によるところが大きいと思うんよな。
制空権なし、燃料なし、士気は低いの三重苦。本当ならロシア本国仕様のパンツィリが性能発揮していればここまで苦境に陥ることは無かったはず。
現状ロシアの防空網のポンコツっぷりが何故起きているのかハッキリしないと、似た戦果は生まれない。
現状の戦果に踊らされて妨害対策や運用に関する情報収集、相手国や自国の国情も考えずに導入すべしってのは流石に乱暴。
いいと思って導入したのはいいが役に立ちませんでしたの自衛隊伝統の法則発揮しなくていいから。
実際のところTB2が飛べるのって防空網の薄いところだけのようなので
ロシアの防空網は機能してると思うよ
だから防空網がどうしても薄くなる補給線叩きと防空網外からの観測任務がよく動画に上がってたわけですし、それをそこそこ安い無人機で出来るってのが良いところなわけで
日本でも使えるかっていうと微妙なところだけどロシアほどの国でも穴があるんだから
他の国だと穴しかないのでTB2爆売れというのも納得かな
バイラクタル、大儲けだな。
幾らなんでも、ロシア軍弱すぎないか?
予備役ばかり投入しとるのか?
作戦が中途半端過ぎるなあ。
48機を群団にして運用してたら
各国がそれをお手本にして
数十機単位の大量発注になって大ヒットの更に10倍とかになりそうだね
撃破判定には無力化したものも含んでるんじゃ?
狭い道路で、挟まれた畑は雪と泥でまみれた泥濘んだ状態
前後の隊列を破壊してしまえば、中央の車両は身動き取れなくなるから、車両を放棄して逃げるしかない
それでも、かなり水増しした数字ではないかとは思う
ロシア航空宇宙軍が低活動なのでバイラクタルTB2が活躍していますね。
ロシア航空宇宙軍はいずこにありや。
NATO正面と中露国境じゃないかな。
やっぱりライセンス生産はまだなんですね。
ロシア艦艇攻撃はさすがに荷が重いのかな。
無人機でもロシアは精彩を欠いているけど、米国が公表した5日でキエフ陥落は本当なのだろうか?
レーダーと通信アンテナの狙い撃ちをやれたら充分有効
沈めなくても無効化で
コントロール側が生き残っていれば同じ練度・同じ性能で何回でも復活してくるんだから対応に苦慮してる露軍にとっては厄介極まりないな
なんだったらトルコと他国に配備中のTB2を倍額でもいいから払ってウクライナに供給したいくらいだわ
この報道を見る限りだと
消耗しているが順次補充して投入されてるってことでいいのかな?
自衛隊がUCAVに消極的だったのは正規戦に使えるか疑問だったから(だと思いたい)。
でも今回の件でまともなジャミング能力をもつ敵にも有効なのはわかった。
開発はやるとして、早く運用方法を確立するためにまずは輸入しよう。
まともなジャミング能力をロシア軍が保有・運用していたかはまだ不明なので
その結論はちょっと早いんじゃないかな。
なにしろ、ロシア軍は暗号化通信に非対応のアナログ通信機を用いて交信を行っているようだし
妨害電波だけで撃墜されないということだけで効力はあると思う。いろいろ映像が出て来てるけどドローンに通信機能は必須ではなくスタンドアロンで爆撃できるという点に尽きるのだから。
GPSが使えない妨害下で運用出来てたみたいだよね、それはすごいと思う
ただ、考慮しておいた方がいいと思うのは今回のTB2の敵防空網のすり抜け方って多分西側諸国の偵察機とかの情報が何らかの方法でウクライナに伝達された結果とロシア側の通信のガバガバっぷりから傍受されて先読みされてるって事だと思う(偵察機はE-8ジョイントスターズやグローバルホーク等
一方グローバルホークは敵に撃墜されるから役に立たないって言われてる日本の環境下で今回の戦争と類似する位置情報の把握と敵防空網のすり抜け、敵戦闘機に見つからないという状況が起こせるのかという点ね。
・・・しかしあれだけ使う事はもうないだろうってなってたE-8ジョイントスターズがまさかの有用な場面が今回の戦争で出てくるとはねぇ(参戦はしていない以上、ロシア側もNATOの偵察機を攻撃する事も出来んでしょうし
>参戦はしていない以上、ロシア側もNATOの偵察機を攻撃する事も出来んでしょうし
正直予想外の長距離対空ミサイル対策でした。
>自衛隊がUCAVに消極的だったのは正規戦に使えるか疑問だったから(だと思いたい)。
空自の場合、無人制空戦闘機﹙しかも自律での群行動タイプ﹚なんて目標高過ぎた為だと思っています。
偵察タイプも、島嶼防衛に使えそうな足の長さと、
長時間高高度を滞空しながら弾道ミサイルや巡航ミサイルを探知するような高性能センサー搭載﹙しかも新規開発﹚を求めた本格派。
不審船の監視も対象だったかな?
何れもフルスペック過ぎて、制御ロジックとか冷却機構とかから要素開発で、
何時モノになるのかな?、な代物だったと思います。
>開発はやるとして、早く運用方法を確立するためにまずは輸入しよう。
ですよね。
使ったら、それまで見落としていた項目も浮かび上がるでしょうし。
やっぱ供給するよね〜
正規軍相手にここまで通用してるのは、ここの住人も含め全世界が予想外だった。まさにこれ以上ない宣伝。
この戦争が終わったらバイラクタルは飛ぶように売れるぞ
> 飛ぶように売れるぞ
つ座布団
頑張って落としても補充され続けるとか悪夢だな
ロシアによるウクライナとの戦争が長引けば、ウクライナから中国に対する船舶、航空機に関連する技術移転や部品、完成品の取引関係が浅くなることが期待でき、北海道と沖縄の二正面で対峙しなければならない日本にとって、ロシアに割く兵力をより南西諸島に向ける事ができるので、早期停戦よりウクライナに粘り粘ってもらい、国際社会と団結してロシアを生かさず殺さず弱いロシアにしながら、ウクライナへは経済的援助を見返りに台湾有事では日本を裏切らないようにさせるのが大声では言えない国益の最大化なのかなと考えてしまいました。
そういう意味でも、こっそりNATOの補給体系のなかで上手く自衛隊の装備を移転して実戦データを取得するがいいのでは? 例えば、戦術核ミサイル迎撃用にsm3とか。
TB2が記録した戦果のインフレがハンパなくて草も生えないという…
お前はどこぞの少年誌のキャラかと
まさにウクライナによる代理戦争、黒幕はトルコ
やられっぱなしのロシア軍がどう対策を出してくるのか、その前に撤退か、これは見物だ
昭和はエグゾゼ
平成はトマホーク
令和はバイラクタル
これがゲームチェンジャーか。
>令和はバイラクタル
何故か、バイアグラと空見してしまいました。
そしてバイアグラ、ファイザー製だったんだと今頃になって気付いた次第。
また一つ輝く無駄知識が増えてしまった。
トルコがロシアから距離を取る事に決めたなら、
S400をアメリカに引き渡してパトリオットとF-35を売ってもらうなんてことも?
エルドアン大統領にF-35を売る?アメリカが?
トルコはもともとF-35プログラムの参加国で大量購入の予定でしたよね。
それがS-400問題でかたくな態度を取ったが為に排除されたのですから、あながちあり得ない話でもないと思いますね~。
MIG-29+Su-25を70機、TB2を48機。
こりゃ、ロシア侵攻前より強力な航空戦力じゃないですか。
それは予想外だわね。
ロシア軍としては「聞いてないよぉ」ってところでしょうねぇ
アゼルバイジャンのバイラクタルがこっそり混じってたりして
操作してるのがトルコやアゼルバイジャンからの要員でも驚かないよ、
TB2のみならず、日本に脅威を与えそうなUAVを撃墜する手立てを、早急にしないといけないですね。
ECMによる無効化だけでは不足でしょう。見つけて、撃ち落とす必要があります。しかも、低コストで。
レーダーに映りにくければ、他のセンサーが必要でしょう。
ガソリン機関ならば、点火プラグが出す電磁波を捉える方法が、ベトナム戦争の時からあったと思います。
ジェットエンジンならば、赤外線センサーでしょう。あとは、熱線映像装置が使えないかな。
>TB2のみならず、日本に脅威を与えそうなUAVを撃墜する手立てを、早急にしないといけないですね。
EMP弾とか、車載タイプのHPMやレーザーとか、迎撃手段は色々開発中ですね。
コスパを無視したら、迎撃自体は現行兵器でも出来る筈なので、
国内想定の場合、敵性UAVを探知する為のセンサー網構築を早急にして欲しいと思っています。
あっ、センサー網だと、デューラスの様な全国配置の電波監視システムとか活かせないかな。
逆探だけだと迎撃用途で使えないから、IRやレーダーと連動で。
各種センサーの情報統合は、F-3向けで要素開発してた「先進統合センサ・システム」の知見流用。
F16がリーパーにと同じくTB2クラスはAH後継で普及が確実だし対AHが主の低空レーダーと近短SAMの機能付加で対処するが現実的だろうね
今どきの防空装置は元がモジュラーシステムで対無人機センサーと対無人機ミサイルの追加は予期されてる感じだしあとはガンの復活だろうかね
TB2より小型で数来て常時来るだとガンしかなく更に徘徊自爆型でSAM潰しされるなら抗堪する必要もあってFVのAW化って話なるし
AFVのレーザー検知器をドローン検知器にする必要もありそれらは近短SAMの機能付与にしろパッシブ検知でなければならない可能性がある
CNNによれば「米国がウクライナに向けて送った安全保障支援の到着が続いていることがわかった」と
「詳細を明らかにしなかったが、地上と空中での防衛能力を含む内容」とのことです
ジャベリンやスティンガーかなと思いますが、それだけだと秘密にする理由もないので、もっと高度な防空システムなど含むかもしれないですね
いずれロシア軍のキエフへの大攻勢が始まりそうですが、物資が届いているなら心強いです
最悪キエフが落ちてもこの様子だと西部に撤退して戦力の再編成&援助物資受け取りつつ攻勢にでれそうかなと思ったり。