ウクライナ軍が開始した「待望の反攻作戦」は5ヶ月間で17km前進という結果に終わり、The Economist紙のインタビューに応じたザルジニー総司令官も「私が間違っていた」と述べ、反攻作戦が期待を裏切り膠着状態に陥っていると認めた。
参考:Ukraine’s top general on the breakthrough he needs to beat Russia
1日に数メートルしか前進できなくても攻撃を続けて戦場の主導権を握り続けるしかない
西側諸国は「ウクライナが反攻作戦に転じることで『ロシアが戦争で勝利を収めることは出来ない』と証明し、プーチン大統領を交渉の場に引きずり出すことが出来るかもしれない」と、ザルジニー総司令官も「ロシア軍を消耗させればプーチンを止められる」と考えていたが、この期待は反攻作戦の推移によって裏切られることになる。
ザルジニー総司令官は「(ロシア軍を消耗させればプーチンを止められるという思い込みは)私の間違いだった。ロシアは少なくとも15万人もの戦死者を出し、これほどの犠牲者が出れば一般的な国は戦争を止めていただろう。しかしプーチンが想定している(消耗戦の規模)は数千万人を失った世界大戦レベルだった」と述べ、ロシア軍が覚悟している消耗戦の規模を見誤ったと示唆。
さらに反攻作戦のタイムスケジュールについても「我々はロシア軍の防衛ラインを1日30kmのスピードで移動できると考え、4ヶ月間もあればクリミアに到達し、クリミアで戦い、クリミアから戻って来れると思っていた」と明かし、反攻作戦に先んじる形で開始されたバフムートでの反撃についても「我々の部隊は敵の地雷原に直面し、西側が提供してくれた装備もロシア軍の大砲と無人機によって打ちのめされた」と指摘して「攻勢の主軸である南部で同じことが起きた」と述べているのが興味深い。
ザルジニー総司令官はザポリージャや南ドネツクでの攻勢が早い段階で行き詰まるのを目の当たりし、まず「指揮官に問題があるのではないか」と考えて何人か交代させたものの改善が見られず、次に「兵士が任務に合っていないのではないか」と考えて幾つかの旅団で兵士を移動させたが効果がなく、最終的に司令部の部下に士官学校時代の教本(要塞防衛線の突破/1941年出版)を持ってこさせ「この本を半分も読まない内に我々が置かれている状況に気づいた」と述べている。
要するに「ザルジニー総司令官は反攻作戦が上手く行く」と信じていたと、この計画を支持した欧米諸国も「ウクライナは上手くやるだろう」と考えていたという意味で、5ヶ月間で17kmしか前進できなかったことは「当初の期待を裏切るものだった」と言っても過言ではない。
因みにザルジニー総司令官は「最近引き渡しが始まった長距離攻撃兵器はハルキウやヘルソンでの反撃時に最も必要とされていたものだ。来年に引き渡し予定のF-16もロシアが防空能力を向上させたため、あまり役に立たないだろう。この戦争は旧世代の武器システムで勝利できないと理解することが重要で、現状を打破するには中国が発明した火薬のような新技術が必要だ」と述べ、何らかの革新的なブレークスルーがやって来るまで「1日に数メートルしか前進できなくても攻撃を続けて戦場の主導権を握り続けるしかない」と主張。
ただザルジニー総司令官は「正直に言おう。ロシアは封建的な国家で最も安い資源は人間の命だ。逆に我々にとって最も高価なのは国民の命だ。戦いが長引けば長引くほど戦場に動員できる人的資源(兵士数)の維持が困難になる。我々は解決策を探さなければならず、火薬のような新技術を見つけて素早く使いこなし迅速な勝利に結び付けなければならない。なぜなら長期的に人手不足に陥るのが目に見えているからだ」とも言及したが、西側諸国はウクライナに武器を提供する義務はなく「これまでの提供に感謝している」と述べ、これまでの定番だった「提供が遅い・少ない・届かない」という批判は行わなかった。
追記:The Economist紙の記事が事実かどうかを確かめることは出来ないが、ザルジニー総司令官は同紙のインタビュー記事の前編(The commander-in-chief of Ukraine’s armed forces on how to win the war)へのリンクを自身のTelegramに投稿しているため、内容は事実だと受け取るのが妥当だろう。
参考:Зеленский в обращении упомянул об отступлении России, а о колонке Залужного – нет
追記:ウクライナメディアは「物議を醸したThe Economist紙の記事についてゼレンスキー大統領は何も言及しなかった」と報じている。
関連記事:共和党議員が提示した12条件、受け入れるまでウクライナ支援保留を主張
関連記事:米タイム誌、大統領の頑固さがウクライナの柔軟性や選択肢を狭めている
※アイキャッチ画像の出典:ArmyInform/CC BY 4.0
毎日毎日ウクライナを貶める記事ばっか書きやがっていい加減しろ。
親露サイトは閉鎖しろ
>ザルジニー総司令官は同紙のインタビュー記事の前編(The commander-in-chief of Ukraine’s armed forces on how to win the war)へのリンクを自身のTelegramに投稿
ウクライナ軍総司令官の記事なんだが?
逆にウクライナファンクラブのニワカ日本人の書いた記事の方が信憑性あるとでも?
結局情報は見る人間によりけり
偏ってると思うならテキストクリティックすれば良い
あなたは自身の暴言がザルジニー総司令官の真摯な告白への品位を貶める事に気付かれていないのですか?
事実を事実として認識出来ない事は応援する対象者にとっての不利益につながると思いますよ
ここの管理人さんは公平な方よ。
ウクライナの攻勢の時は攻勢を書くし、状況が悪いならそれを書く。
今現在の状況としてウクライナ支援は打ち切られそうだし、間違いなく状況は悪い。事実ベースで考えない連中がいるから余計おかしくなる。
悪いけど、現実を見たくないなら他のサイトへ行ってくれ。
最近は建設的な議論より、こういう感情的な暴論を書く人が出てきて悲しい。
そんなにウクライナ愛があるなら、個人で運営しているサイトに文句をつけるなんて暇人がやる事をしてないで、義勇兵としてウクライナの戦場に赴けば良いのでは?
釣りなら釣り堀でしなさいよー
#三連休は11月なのに夏日だそうで、お出かけ日和ですよ
まあ見事に自分も含めて皆さんピチピチと釣り上げられて苦笑してしまいました
ちなみに私は親露派でも親宇派でもなく親管理人さん派です
そんな言い方は、まるで○○○のような言い方だと思われてしまう可能性もあるので、あなたにとっても不本意だと思います。
もし、タイトルや内容に怒れたら、記事の間違っている点とか記事と違う意見とか、そういう投稿をすればどうでしょうか。
とにかく、この記事は親ロ派の記事でなく、ザルジニー司令官のウクライナ側の視点による発言なんですよ。
だから、彼は「南部の総攻撃が失敗した」ととれるように言っているけれども、これなどは明白なことです。この発言の意義は、ウクライナの高官が認めたか認めないかの問題です。
ザルジニー司令官の発言は上のようなことは認めていますが、基本的には、ウクライナ側がいいように、そしてロシア側をけなすような立場での発言にすぎないのですよ。対外的な影響も考えての発言ですからね。
例えば彼は「ロシアは兵の命が安い」と言っています。しかし、これは兵士の数の少ないロシア軍のことでなく、本当は、これまで強力な動員力に支えられてきたウクライナ軍の方に言うべきことなんですよ。
でも、ウクライナ側の高官なら当然に知っていても、それは言えないとかあるのです。
何が言いたいかというと、親ロ派の発言内容ではないのです。
ウクライナの司令官が強気な発言にでるか、冷静な発言にでるかとか、今後のウクライナ軍の動向を考える上でも参考になる内容なんです。
君はYouTubeの真・◯◯研究チャンネルとかおすすめ
相手が相手だから、攻略がうまくいかないのは仕方ない。でも穀物輸出問題やNATO批判などでちょくちょく不要な恨みを買うのもどうかとも思う。
仰る通りです。
ウクライナの西側国境の国々は、外交上の各種問題を棚上げして(少数民族問題など)、戦争支援や難民受入に協力していましたからね。
ザルジニー総司令官の発信で、どういった背景なのかが理解できました。
タイムだけではなくエコノミストでもウクライナ戦争の暴露記事が出たとなると、もしかすると水面下で休戦交渉が進んでる可能性も考えられる?
それともプーチンは少なくとも併合4州の完全支配を達成するまでは戦争を止める気はないのか?
プーチンが法律を数年前に改正して国内の領土は絶対に他国に割譲しないという法案を日本ですと安倍内閣時に成立させましたが、(確か北方4島返還交渉は何だったんだ!という報道がされていた時期)
今回併合した4州も急いでロシア領に編入したことで、4州からナチスの勢力を排除しない限りは戦争を中断できないという状態にロシア側というかプーチンが持っていきましたから、特別な事がロシアの内政で起きない限りは止められないと予測。
だからこその3面同時反攻作戦の側面があったと思うんだよね
ロシアが最低限確保しないといけないバフムト/ドネツク方面ではとにかく時間を稼ぎ(副次的にロ戦力を吸引し)、その隙に南部を攻略してクリミアへ
でも想定通り攻略できないと分かった時点でロシア軍への損害を重視した三面同時の遅々攻撃に切り替えたのに、米・英軍からの圧力と論戦に負け南部大攻勢に打って出てトマトク到着前に停滞、そして責任はウクライナ軍司令官へ
まだ失敗と総括するのは早いと思いますが、状況的に総司令官には同情するところ
(事後孔明といわれるかもだけど、前期の三面同時遅々攻撃の不人気さには違和感があったね)
繰り返しになりますが、現時点では停滞してるとはいえ総悲観的なるのはまだ早いと思いますけどね
個人的には自身の失敗を認め支援国に責任を転嫁しないザルジニーの姿勢はゼレンスキーよりも余程立派だと思います
ハルキウ大反攻があまりにも見事に成功したので西側諸国もウクライナもザポリージャ反転攻勢を楽観視し過ぎてしまったのかもしれませんね
もしも来春に大統領選があるとしたらザルジニーは立候補するのでしょうか?
ウクライナ国民の選択肢を広げるためにも大統領選が実行されることを祈ります
政治家と軍人とでは求められる役割が違う、という側面もあるかと
彼一人の責任ではないだろうが判断ミスで何万人も部下を死なせたのにしれっと大統領選に出てきたら神経疑うけど。
まあケルソンにしろハリコフにしろ地図での見栄えはしてもほとんど損害を与えられずにロシアの戦線整理を許してしまった戦略的敗北が南部攻勢の大敗につながったんだが
半年前はこういうこと書くとぶっ叩かれたけど、今なら受け入れられるかな?
戦車の威力を過信し過ぎた結果
間違いに気が付いたなら 明日からはそれに対応出来る
久々に明るいニュースなのでは
他意無しに、そのままの意味でポジティブな発想ができるのは素晴らしいなと思いました。自分には無いスキルなので羨ましいです。
本当に素直に素敵な考え方だと思いました。
残念だが最高司令官殿が間違いを認めていないんだ
しかし踏み込んだな
ここまで完璧に失敗したのを認めるとは
これはクビが飛ぶんじゃないか?
だとしたらゼレンスキーはアホだけど
NATO東方拡大とカラー革命でロシアがどれだけ覚悟決めてるのか、西側は見誤ったんでしょうね
西側はウクライナが噛み付けばロシア上層部も自身可愛さに引っ込むと思っていた
しかしロシア上層部は自身の存亡の掛かった西側の長期的計画を食い止める為と信じて戦っていた
ここで負ければズルズルと壊滅に追い込まれると信じているのだから、多少の損害で白旗揚げる訳も無かったと
思えばキューバ危機もNATOが気軽にトルコへ核配備したのがきっかけでした
西側が鈍感なのか、ロシアが過敏なのか…
己を知り、敵を知れば何たらという故事がありますが、実践できるのは難しい事が良くわかりますね。
まあ、実際に日本に原子爆弾を落としたアメリカという存在がいて、ロシア自身も核兵器を保有し、その威力を理解してる訳ですし、過敏なぐらい過敏になるのは至極当然なのかもしれませんね。
以前、ロシアはハリネズミのような国だと歴史学者が評していましたが、今なら納得できます。
西側陣営の失態言うけど、NATOが東欧に攻め込んで占領したのならともかく、
東欧諸国が経済発展欲しさに続々と寝返りうってきたことを西側の責任にされても困るよ。
自らの影響力の無さからの衛星国の離反を他者に求めるとか逆ギレ以外の何物でもないし、
その国の自決権を侵害した横暴でしかないわ。
セルビアを血祭りにあげて東欧に寝返りを迫ったことをロシアだけでなく東欧諸国も恨んでるから選挙でああなってるんだがな
キューバ危機起こしたアメリカへのブーメランですか?
それは
前進できた17kmもロシア側がある程度引いた分も合わせたものだろうから手放しで喜べないんでしょうね。
しかも突出部になっただけだから維持もしんどい
こうした人的損耗の問題は東アジアでも聞きましたね。極端な例えとして日本と中国が軍事衝突した場合、中国が10万人死亡し日本が1万人死亡したとしても両方割合では同じ約1/20、国民感情的には先に限界が来るのは日本側で有り、独裁の中国は多少多くともトップがやれと言えば最後までやる。ロシアもウクライナより間違いなく犠牲を払っているのでしょうが、プーチンにしてみれば何人やられようが目標を達成出来れば関係ない。ウクライナは頑張っていると思いますが、もしかしたら領土を失っても国を守り切り、歴史にフィンランドの強さを刻みこんだ冬戦争の様な終わり方になるかもしれませんね。
フィンランドを例えに上げるなら、歴史的には冬戦争と言うよりも領土奪還を目指したが果たせず、逆にソ連軍に攻め込まれて危機一髪の所から一撃加えて講和に持ち込んだ継続戦争を例えに上げた方が良いかも知れませんね
個人的にはナチスドイツという強力な味方がいた継続戦争よりも単独で戦った冬戦争が近いと感じました。しかしおっしゃるとおり領土奪還で攻めあぐねているところなどは継続戦争に近いかもしれませんね。
2024年12月で米共和党が政権を奪還したらトランプが停戦交渉の仲介に乗り出すだろう。西側の制裁を解除する条件でザポリージャ、ヘルソン州からはロシア軍を撤退させられるかもしれないが、ルハンシク、ドネツク、クリミヤはウクライナは放棄せざるを得ないのではないか。ウクナイナは納得できないだろうが、その後はロシアと縁を切って西側入りできる?のだから仕方ない。これでまたロシアの「人命は消耗しても領土は広がった」の冬戦争と同じパターンになりますね。
いいえ
仮にトランプが次期米大統領になって停戦交渉の仲介に乗り出したとしてもロシアは停戦を拒否するでしょう
もう、ロシアの戦争目的はウクライナの殲滅になっていますから
どうなんだろうね
状況次第だけどアメリカからの仲裁案に乗ることで自由主義の盟主としてのアメリカの威信や、EU/NATOの結束を傷つけることができると見込めば承諾する可能性は高い気はするけど、一番のファクターはプーチンに(ウクライナせん滅を目的としない)理性があるかどうか
あのおっさん意外と現実主義的なところがあるし、利益にならないと思ったらなんの躊躇いもなく方針転換するからまだわからないぞ。だから怖いんだけど。
ただそもそも共和党が内輪揉めしてる状況で選挙に勝てるのかなとは思うが。
世論調査では今のところトランプがバイデンに対して若干有利だけど、あと1年あるしね。
※その前に不測の事態が発生してハリス大統領爆誕とかになったりして
ザポリージャ、ヘルソンから引くのはありえないだろ
クリミヤを晒すことになるし
ソ連時代の恐ろしさを知っているはずのウクライナ軍人がロシアを見誤っていた訳だし、欧米の想定が外れるのも当然の帰結だったという事でしょう。
人命第一という考え方自体は大事だとは思いますが、結局の所、それが出来るのは相手よりも陸海空全てにおいて優勢な場合の時だけで、同等、または劣勢の場合では単なる理想論にすぎない。仮に米中開戦となった場合、イラク戦争のようにアメリカ軍が人命を優先しながら勝利するなんてことは不可能でしょうね。
ザルジニー総司令官が反攻作戦前に1日に30kmも前進できると考えていたことに驚いた。稀代の名将とも持て囃され実際にキーウで活躍した彼がここまで楽観的だったとは。 去年のハルキウ方面での司令官はシルスキーだったが、それをザポリージャ方面でも再現できると考えたのかな。 ロシア軍を見くびっていたのか、それだけ戦況を予測することは難儀なのか。
よく読むと4ヶ月でクリミアに到達って書いてあるから「3km」の誤植かな? さすがに不自然だしね。 それでもかなり速いことには違いないが。
真偽が疑わしかった、流出したとされるウクライナ軍の反攻作戦計画書では12日前後でクリミア半島入口まで到達とあるので、本気で1日30kmを想定していたのかもしれません
ハルキウ奪還時の成功体験を元に考えられた進軍速度なのかもしれませんが、あまりにも楽観的過ぎるとしか言いようが無いですね
もしかしたらプロパガンダの自家中毒に陥っていたのかもしれません
ろしあ
ここは現実を見ない国民・政治家・外野に向けたザルジニーなりの皮肉じゃないかと思っています。
『あなた方が期待している戦果を果たすには、半年以上かけて構築された地雷原を1日30km突破する計画を立てる必要があった』という趣旨の皮肉です。
実際彼はゲラシモフ改革の露軍を研究した軍人であり、緒戦ではその弱点の歩兵不足に付けこむ戦法を徹底していました。しかしロシアの部分動員以降、同じやり方ではかつての成功は見込めなくなったと間違いなく彼は理解しています。
彼は最初から無謀なことなど分かり切っていただろうと思いますが、それでも命令に従う必要がある軍人の悲哀を文章からにじませていますね。
ザルジニー司令官が読み返した士官学校時代にもらった1941年の教範というのは、
「赤軍野外教令」
のことでしょうか?私は日本陸軍で和訳したのを昔、ヤフオクで買って持ってます。
私はロシア軍によるウクライナ侵攻が始まってから、これと学習研究社から出版している
「歴史群像」
の欧州戦史シリーズ
「ソヴィエト赤軍興亡史」
と各国の教範の特集記事をしている過去の歴史群像のバックナンバー、そして歴史群像に連載していた
「小林源文」
氏の過去の劇画を時々読み返していました。
そういうわけで、ザポリージャ州に作られたパックフロント的な対戦車多重縦深陣地に西側戦車で突撃しても、クルクス戦のようになるだろうな~、と思っていたわけです。
しかしデジタル情報通信やSNS、人工知能AI全盛の時代と一部でいわれる現代に、ザルジニ―司令官の状況認識に力を与えたのが1941年に出版されたソヴィエト赤軍の
「紙」
の教範、教令だったというのは何という皮肉でしょうか。しかし現実とはそういうものかもしれません。
歴史的教訓、伝統、文化、教養、基本的原則、紙で書かれた本の価値などをおろそかにし、電子的な最先端技術を過信、妄信した結果が今のウクライナ軍の現状なのでしょうか?
作戦立案にはNATOも介入してるだろうから彼だけが楽観視していたわけじゃないと思うがね。
ロボティネ落とした段階でもまだ各国関係者はトクマクは楽観視してるとか言ってたね
同じ戦力を持って攻めるなら南部からクリミアを目指すより、クルスクやベルゴロドを攻め込んで制圧して交渉で領土をお互いに返還させると言うやり方が良かったんだろうけど、西側はロシア領土侵攻だけは絶対させないって姿勢だったからウクライナには選択肢がないんだよな
反攻部隊を持ってベルゴロドに攻め入ってもロシア領土防衛ならプーチンは数十万の警察部隊も徴兵部隊も大手を振って投じられるため、無駄にリスクを冒して実行する意味がありません。
そんなに鉄壁なら自由ロシア軍団やロシア義勇軍団の越境攻撃を許しちゃいないよ
領土を占領するのは野戦軍の侵攻です。
SOFの奇襲越境襲撃とは何もかも違います。
ロシア連邦軍参謀総長ワレリー・ゲラシモフ氏が提唱した現代ロシア国家防衛戦略または彼の論文集を読んてみればわかりますが、たとえソ連時代ても長い国境線に張り付いて隅々まで監視し防衛することは不可能だし、軍規模縮小し予算も贅沢とは言えない現在は尚更のこと、だから一番理想的な国防戦略は敢えて広大な国土を利用して敵を延々と軍事的さほど重要ではない辺境の町で国境軍や警察部隊などの相手に消耗させ、遠距離攻撃で敵に致命的な打撃を与える算段でした。
実際以前自由ロシア軍団やロシア義勇軍団の越境攻撃した際にもゲラシモフ氏の想定通りに対応し最終的に敵を撃退しました。もちろん国境線の近くに住む人々が犠牲になることはわかるし、カッコ悪い戦法とか言われてもしょうがないですが、今のロシアにとってはこれ以上コスパいい策はないとの事です。
戦争の原則原理というものはそう変わるものではないということか
対地雷装備は対ドローン装備と並んで研究開発が必要とされそうな気がする
自衛隊の場合LiDARを使った遠隔捜査装置を開発してた気がするけど、あれって対地雷に転用できたりするのかな?確かに埋設型IEDも探知してた気がするけど
バフムトでの無謀な死守に反対した現実主義者であり、ゲラシモフの著書や論文を全て読破するほどの勉強家であるザルジニーが今回の作戦の無謀さに気づいていなかったはずがない。
1941年の教本を開いて半分も読まずに状況を把握したという皮肉めいた発言が印象的である。
素直に読めばザルジニーが大戦型の消耗戦を舐めていたという趣旨の自虐だが、これは現実を見ようとせず無謀な目標を押し付け兵士を死に追いやる政治家への怨念と解釈できる。
TIMEで報じられた頭の中の勝利に固執するゼレンスキーと、現実を知るが故絶望感漂う発言をするザルジニーの対比は、政権内のすきま風を表現しているように感じられた。
仰る通りですね。
ウクライナにとって、バフムトに政治目的や面子以外に何の価値があったのか、未だにさっぱり分かりません(ゼレンスキー大統領や軍幹部も、戦後に総括すべきですね)。
政治家トップ(大統領)が現実を知り、軍トップが勝利に固執するのであれば、よくある話で理解できるんですけどね。
政治家が勝利に固執しているのならば、外交(停戦交渉)を捨てている事になります…(何か得られるものがあるならいいのですが)
ゼレンスキー大統領が、政治経験や外交経験の浅い素人(隣国トップと外交上のパイプがない)だった事は、ウクライナ最大の不幸だったのか戦後に分析されるのではないでしょうか。
早い話が、ロシアを削る目的のために担がれた・焚き付けられた、こういう見方になりそうな気もします。
ザルジニー総司令官が失敗を認められるなら次があります。こうなったらベトナム戦争覚悟の持久戦をやるしかないでしょう。停戦してもいずれロシアは押し寄せてくるのですから…それとも「火薬の発明」とは、核兵器のことなのでしょうか?NATO加盟や核武装を条件として停戦ですかね。西側が見放したりすれば、ウクライナは自衛のために遅かれ早かれ核武装する流れになってしまうと思われますが…
役者崩れの赤点政治家が頑なな限りどうしようもないでそ
いっそクーデターでも起こして頭をすげ替えないとウクライナは自滅するやろね
日本のマスメディア・御用学者のプロパガンダが、ウクライナ戦争に関して、分かりやすい形でハッキリとしましたね。
政府から仕事や金を貰っているのか、能力を疑いたくなるような出演者もいます…(YoutubeのBSフジに大量にあります)。
ザルジニー総司令官の発言は重要であり、やはり一般的に攻撃側は防御側よりも被害がでやすく、無傷ではいられなかったということでしょう。
ロシア軍の損害は、攻撃時に大きく発生しており(ウクライナの敢闘もありますが)、それだけお互い攻撃する事が難しい戦場(各種ドローン+地雷原の組み合わせ)である事の現れなのだと思います。
ザルジニー総司令官が、人的資源の重要性に目を向けて内省しているという事は、軍上層部は停戦・講和に向けて前向きであるというシグナルなのか注目したいと思います(もちろん条件次第、ロシア次第かと思います)。
記事にあります
>ただザルジニー総司令官は「正直に言おう。ロシアは封建的な国家で最も安い資源は人間の命だ。逆に我々にとって最も高価なのは国民の命だ。
のくだりですが、これはその通りと思いますが、プーチン等国の上層部からしたらそうかもしれないですが、それによって死ぬ立場になるロシアの個々人がなぜこの状況を受け入れているのかが不思議で仕方が無かったんです。それもスマホでネットが出来る21世紀ですからね。侵略に立ち向かう祖国防衛であれば自分が死ぬ事で祖国が守れれば、という本能的な動機がありますので分かるのですが、侵略戦争でこれが出来てる今の状況が分からなかったんです。
21世紀の現代に、侵略戦争でまるでゲームのように生身の人間を次から次へとピコピコと相手陣地に突っ込ませていく事がなぜ出来るのか?
で、少し東大のサイトでそれについて触れてる論説をみつけました。
ロシアにおける「死生学」研究動向
リンク
長々と書いてますが、ポイントとしては4ページ目なんですが2014年のウクライナ戦でのロシア兵士の死についての騒動を事例として挙げながら、ロシアはソ連時代に人格の無い死というものが醸成されていて
死というのは個人のものから国家のものに移管されていて、死について語る事がはばかられる風潮が続いてるという趣旨が書かれています。
ネットで調べてたらたまたま見つけたものですので、この論説がどの程度気合の入った論文なのか、ただの下書きなのか分かりませんが、今のロシア人というのは封建主義のように国王の為に喜んで命を捧げるというノリノリなノリではないでしょうが、自分という存在は国家の部品であり、国家の指示で死地に行かされるのは部品としての運命なので受け入れるべきという諦観があるのかもしれませんね。
特に田舎は。で田舎から集中的に徴兵していますもんね。
だからこんな不条理な兵の用い方が成立するのかもしれません。
ホテルラウンジさん、「兵の命が安い」という発言に関して、ソ連とロシアの住民意識の共通性について、ありがとうございます。
ただ、ウクライナもロシアも、ソ連とは変わっていると思います。支配者がソ連共産党ではなきからです。
また、現実のこのウクライナ戦争でホテルラウンジさんが、勘違いされている点があります。
1.ウクライナは一般人の総動員を続けているが、ロシアは一般人の動員をやっていない。(その動員の手法は、ウクライナはかなり強引な方法もやっているが、ロシアは基本は志願兵中心で金と短期契約でつっている)
2.ロシアの徴兵はこの戦争には関係ない。(現時点ではロシアの徴兵はウクライナの戦場には行かない)
ということで、このウクライナ戦争に関しては、ウクライナの兵士の数や兵士の供給力は、ロシアを圧倒していたのです。
ただ、私の個人的な意見にすぎませんが、最近になってウクライナの強力な動員力に陰りが出てきているかもしれません。
匿名の兵士からリークがあったというような、よく見かける真偽不明の話ではなく、
ザルジニー総司令官からこのようなネガティブな内容が発信されたのであれば驚きですね。
ウクライナの幹部クラスからこういった発言が出たことはあまり記憶にないのですが…
単純にこの話がウクライナにとってプラスになるのか疑問なので、意図が気になりますね。
他の方も指摘してますが、1日に30kmの侵攻は異常な想定ですね。これは、イラク戦争の米軍地上部隊の侵攻速度と同程度になります。
ハルキウと異なり、多くの部隊がいる南部でこれはマトモにできないのは今となっては明らかです。
ただし、この想定もロシア軍の冬季・春季攻勢がほぼ失敗してた事。ワグネルと政府軍に明確な対立があった事。初期動員兵にまともな補給が提供されてなかった事からロシア軍が脆弱と判断した場合あり得ない話でもないかもしれません。(当時から成功論に疑念を持つ人は沢山いた事も付け足しておきます)
今となっては何を言っても後の祭りですが、ここまではっきりと内情を話したザルジニー司令の今後とウクライナの動向が気になります。
現時点で分かる事は地雷原を走り抜ける事はどちらの軍も楽ではないという事でしょうか。
軍事学というのは戦術レベルでの整合性はよくとれていると聞きますが、逆に戦略レベルのドクトリンでは相互に矛盾するような解釈も可能らしいので、プロでもこういう勘違いがあるんですね(部下から順に左遷や交代していって最後に自分が原因だと気づく展開はちょっとおもしろいですが)。
この二年弱で西側の軍隊が死蔵していた戦車や装甲車、ミサイル、火砲などはあらかた吐き出し尽くしているので、今後ウクライナが国際社会の篤志に頼って戦おうと思ったら「ウクライナのために」新規調達される兵器を指定して要求せねばならないでしょう。ウクライナ自前の生産能力はアゾフスタルやハリコフといった工業地帯が壊滅的な状態故に思った以上に機能していないようなので、やはり支援は必要だと思います。
といって機甲師団が欲しいから戦車400両IFV200両APC1000両おくれ!と言ったところで対応できる国もメーカーも無いのは目に見えていますから、もっと調達難易度の低い兵器に重点する戦い方をしなくてはいけないかもしれませんね。幸い榴弾の増産については世界的なトレンドが出来上がっているのと、牽引砲なども更新需要でしばしば余剰品が発生しているので、以前のロシアのように砲火力を中心にした戦術に寄せていく選択はしやすいかもしれません。それが省力的かと言われると疑問ですが、カエサルやアーチャーのような自走式の砲は生存性も高く運用に必要な最低人数も少ないので、今後の支援の中心は再び伝統的な火力戦志向に回帰するかもしれませんね。
1年前じゃ西側MBTの供給なんぞより既存のT64とT72の近代化すべきだ言われ戦間期に西側装備に車種変更などありえないとまでココでは言われてたよね。んなもん枯渇すんだろが言うても中々理解も得られなかった記憶がある。それが今やラインメタルもBAEもウクライナ国内でAFVの生産を始める状況にある。
もう既に重要なのは人材であって装備じゃないと判明してもなお攻撃は続行されるの、もはや時間稼ぎでしかないのだろうな。まだ見ぬゲームチェンジャーを待望するというのも出口の見えない消耗戦に舵切った現状に口先だけの希望を付け加えてるだけのこと。
なんせ4GのMBTが到来しようがそんなもん無意味で重要なのは長大な戦線を維持できる数と稼働率だろう。歩戦協同にここまで偏重してると戦車に質的優勢なんぞ恐らく意味がない。走行間に機動標的を撃ち抜ける能力さえもはや使いようもない。
もしかしたらウクライナ生産の西側AFVは局地戦用の変わり種になるのではないか。一応のハイエンド地上戦の中にあってそれに耐用するAFVが極端な代物になりようは無いのだけども、じゃあ特殊装甲は何年落ちのが使えるかというと20年前の物にもなる。
ウクライナ政府の要求単価もそりゃ凄いお安い物だろう。納期も急かされる。ザルジニーの言う事は多分そう言う事なのだ。
好景気で失業率も下がっているときに兵器の増産なんてやったら、それ自体がインフレを助長して絶対に予算内で予定数量の達成なんてできません。ロシアが兵器の大増産に成功しつつあるのはそのことの裏返しです。
エコノミストに掲載されている2つのザルジニー総司令の論文ですが、前半は確かにザルジニー氏のSNSで引用され
複数のサイトで要約が訳されて読めるのですが
問題のここに記されている後半がここ以外で確認出来ないし引用もされてないのがちょっと気になります
エコノミストのサブスクに登録すれば読めるのですが時間がたてば他でも出てくるのでしょうか
管理人はエコノミストで読みましたが、ウクライナメディアも当該記事の内容を報じているので、そちら検索すれば要約が読めると思いますよ
ありがとうございます
なんとか他のソースを当たることが出来ました
なぜ気になったのかというと、ブレイクスルーのために火薬のような新しいテクノロジーが必要だ
しかしそのようなテクノロジーは簡単にはできないだろう、と否定的に捉えている方が多いところです
ただインタビューの前段では勝つために5つの分野で必要な要素をあげており、矛盾している印象です
他のサイトではそこを「ただし、Zaluzhnyi 氏は、今回の決め手となるのは、単一の新しい発明ではなく、既存のすべての技術的ソリューションの組み合わせであると述べました。」([自動翻訳)
としていました ザルジニー氏の本意もそうだと思います
西側諸国への批判をザルジニー氏が行わなかったのは、同じ内容を重複して言わない、軍人としての合理性かと。
氏の述べたことの裏を返せば
「
長距離攻撃兵器の引き渡し時期がハルキウやヘルソンでの反撃時であったなら、ルハンスク市やヘルソン州まで奪還できたのに。
F-16もロシアが防空能力を向上させる前に引き渡されれば、役に立っただろうに。
旧世代ではなく現世代の武器システムを届けてくれたなら中国が発明した火薬のような新世代のブレイクスルーなど無くともこの戦争で勝利できた、と理解することが重要だったのに。
」
ということで。
これまでの定番だった「提供が遅い・少ない・届かない」という批判の詳細バージョンじゃないですか、やだー。
短期的にはひどい損失でしたが、長期的に見ればロシアのほうが獲得領土あたりの人的損失はウクライナに比べてかなりいいわけで
どっちかというと人命を捨てるように使ってるのはウクライナのほうなんですよね
というか戦争全体でロシアがほぼ不利な攻撃側にもかかわらずその結果なので完敗というわけ
「獲得領土あたりの人的損失」って…
ロシアがウクライナ領内に侵攻して、ウクライナは防御しているんだから、最大で双方0になってもウクライナがプラスになることはないでしょう。
ロシアが侵攻開始を選択したのであって、ウクライナがロシアに侵攻開始をお願いしたのではないのだから、「獲得領土あたりの人的損失」はロシアにとってそれが見合うものだったか否かを考えなければならない。
>戦争全体でロシアがほぼ不利な攻撃側にもかかわらず
むしろ侵攻開始当初のウクライナが防御体制を整えきる前に抑えた地域から、占領地域はほとんど増えていないのだから、その考えは誤り。開戦当初からの支配地域推移を見てくれば良い。ロシアが開戦から1ヶ月程度で抑えた面積は今よりもずっと多い。そこから4月頭のキエフ撤退、9-10月のハリコフ敗走、11月のヘルソン撤退で大きく減らしている。増やしたのは2022年6-7月のセベロドネツク周辺、2022年冬-2023年春のバフムト周辺のみ。あとは開戦直後から包囲下にあったマリウポリを陥落させたくらいか。
徹底した現実主義者で敵を侮ることの無いザルジニー司令官の口から「現状を打破するには中国が発明した火薬のような新技術が必要だ」という台詞が出ることに見通しの暗さを感じます。
都合よく戦史を塗り替えるような発明がされる可能性は限りなく低く、打つ手が無いままジリジリ押し込まれてしまうのでしょうか……。
今回の南部攻勢の失敗でウクライナ国民に停戦の機運が出てくれば嬉しいが。
ウクライナにとっても西側にとっても、現状のラインで停戦して、ウクライナがNATO加盟するかEU加盟+長期的軍事支援か、もしくはNATO加盟しないことかドネツク州の残りを材料にヘルソン州・ザポリージャ州を取り戻せれば、戦略的にも道義的にも十分なのでは無いか?
ロシア側の意思が問題だが、ウクライナが現状ラインでの停戦を受け入れると言っているのに、ロシアが戦争継続を望んで停戦を拒否している、となれば西側の軍事支援もラインを維持する程度には続けられるだろう。米下院共和党の主張を見ても明確なラインと見通しがあれば支援には同意すると言わざるを得ないわけだから。今回の戦争で防御側の優位はロシアウクライナ双方に働いている。長期膠着で実質的な停戦になるのであればそれで良い。
ウクライナが領土を諦められないのは国民が強くそれを求めているから。世論調査ではクリミアまで含めた全土奪還を求める声があまりにも多いことが判明している。日本に置き換えて、仮に北海道や九州を失った状態で、そこにまだ日本国民もいるのに奪還を諦めて停戦しますか?と言われれば同じような世論調査結果が出るかもしれないので、これ自体が異常とは言えないかもしれない。
しかし他国民から見れば、あのロシア相手に首都防衛に成功し、政府を維持して国家崩壊しなかっただけでもかなりすごいことだと思う。
しかも完全に失ったのはルハンシク州だけで、他に失った大都市はドネツク州マリウポリやザポリージャ州メリトポリくらい。ロシアが「併合」したヘルソン州とザポリージャ州の州都はウクライナ側が維持している。
侵攻開始当初は首都陥落、良くてもドニエプル以東は失うんじゃないかみたいなことを思った人も結構いたのではないか?
西側の視点からの、「ロシアの侵略を成功させてはいけない」という考えも、実際は既に達成出来ているのでは無いか?
ロシアの侵攻によってロシアが得たものはルハンシク州全土とドネツク州の半分〜6割(侵攻開始前から1/3保持)、ヘルソンとザポリージャ州の州都を含まない半分くらい。本来の主敵であるNATOの兵士に損害を与えることは無く、優秀な契約軍人が死傷。装備の損耗は西側が送った西側製装備の数とはとても釣り合わない。NATOはむしろ拡大した。戦後状況によってはウクライナがNATOに加盟するか、長期的に支援を受けるということもあり得るだろう。
長期的に見ればさらに深刻で、ロシアに残された優位は広い領土と資源と核兵器。人口は1.4-1.5億で、一国としてはそれなりに多いが西側とは比べるまでもない。高齢化と人口減少も普通に進んでいる。
先進技術はとても西側や中国と勝負出来るレベルでは無い。西側との貿易で経済発展していく路線から外れてしまった。
大量の資源を売れるのが現状の強みだが、西側だけでなく中国までが長期的には化石燃料からの脱却を進めていくことを表明している。アフリカなどのグローバルサウスはむしろ気候変動で西側諸国よりも被害を受ける国々で、気候変動対策を求める声は強い。
30年後や50年後、ロシアには何が残されているのだろうか?温暖化によって農業適地が増えることくらいがロシアにとっての明るい要素か。農業国として中国やアフリカに食料を輸出するだけの国に成り下がるつもりなのか。
ロシア自身が大国であると自認して、西側対ロシアの構図を主張しているが、西側対ロシアの構図ではとてもじゃないが侵攻が成功とは言えない。ウクライナ対ロシアとして見れば、人口も経済規模も遥かに小さいウクライナが受けた人的・経済的ダメージはロシア以上だが、それは侵攻の成功を意味するのだろうか?ロシアの未来を犠牲にウクライナの未来を潰してそれで「成功」というのなら、ロシアはもはやNATOに対峙する大国という意識を捨て去り、ウクライナと対峙するレベルの国になるということ。
ウクライナの人的・物的資源の回復も考えると次に備えて停戦できると良いのですね…
停戦は、互いに回復していくとロシア側が遥かに早く、規模も大きく回復してしまうので、終戦+ウクライナのNATO加盟とでもしないと、ウクライナ国民は未来に希望を持てないでしょう。
それと、その場合、ロシアが賠償金を支払うようなこともないので、壊滅的被害を受けた国土の回復に、西側陣営が尽力することも確約するのもセットにしたいところですね。
ウクライナのEU加盟については条件をとても満たせそうにないので無理でしょう。あまりに貧しく、財政規律が悪く、汚職がはびこってる上に、国土もボロボロ、多くが出稼ぎに出ていて人口流出が止まらない国でしたから。
>優秀な契約軍人が死傷。装備の損耗は西側が送った西側製装備の数とはとても釣り合わない。
でもロシア軍は、貴重な航空戦力のほとんどを失っていない。ここで停戦となれば、事実上はロシアの勝利だと思うが。そしてロシアは陸上戦力を回復させ、また侵攻を開始する。
>先進技術はとても西側や中国と勝負出来るレベルでは無い。西側との貿易で経済発展していく路線から外れてしまった。
プーチンが、そういう合理的な視点を考慮に入れるとは思えない。習近平は話が通じそうだけど、プーチンは話が通じそうにないから厄介だ。
>でもロシア軍は、貴重な航空戦力のほとんどを失っていない。ここで停戦となれば、事実上はロシアの勝利だと思うが。そしてロシアは陸上戦力を回復させ、また侵攻を開始する。
残った戦力をウクライナと比較すれば「勝利」と言えても、結局NATOとの通常戦力差は拡大しているので、それを「勝利」と言えるかは、ロシア自身がNATOと対抗するだけの大国を自認するのか、それを諦めるのかによるのでは?
NATOの集団的自衛権って、実際にロシアがNATOの加盟国に侵攻した時に、キチンと働くのかな?その辺は私は全く確信が持てないのだけど。
条約を守るかどうかなんて、結局は国内世論と政治家が決めることなんだから、今の自国ファーストなアメリカを見ていると、仮にロシアがバルト三国に侵攻したら、見捨てるんじゃないかって気がする。そしてアメリカが動かなければ、他国も動かないと思う。
元々ロシアには、アメリカから最新鋭戦闘機を提供されている国と戦うだけの国力は無い。しかしバルト三国は航空戦力が乏しいからNATOに頼った国々だ。そしてウクライナと同様に、かつてはロシア領だった。
仮にプーチンがウクライナを制圧したら、次はバルト三国を目指す。その際は各国の指導者は、極めて難しい判断を強いられることとなるはず。
NATOの集団的自衛権って、実際にロシアがNATOの加盟国に侵攻した時に、キチンと働くのかな?その辺は私は全く確信が持てないのだけど。
条約を守るかどうかなんて、結局は国内世論と政治家が決めることなんだから、今の自国ファーストなアメリカを見ていると、仮にロシアがバルト三国に侵攻したら、見捨てるんじゃないかって気がする。そしてアメリカが動かなければ、他国も動かないと思う。
元々ロシアには、アメリカから最新鋭戦闘機を提供されている国と戦うだけの国力は無い。しかしバルト三国は航空戦力が乏しいからNATOに頼った国々だ。そしてウクライナと同様に、かつてはロシア領だった。
仮にプーチンがウクライナを制圧したら、次はバルト三国を目指す。その際は各国の指導者は、極めて難しい判断を強いられることとなるはず。
今さらウクライナが泣きを入れてもロシアは受け入れないだろ
西側が今のレベルの支援を続ける?無茶言うな
いくらそうやって事態を矮小化して精神勝利しようが現状が西側に出来る全力の戦争だ
西側対ロシアで戦って、その落ち目のロシアにすら西側は負けたんだよ
>ウクライナが泣きを入れても
お互いに大規模な突破が出来ず、双方防御に回った際の有利が確立されていて、戦線が長期間膠着しているところでの停戦を「泣きを入れる」と表現するのは不適当ですね。ウクライナが防御に専念した場合、ロシアは自国領土と主張する4州の全土制圧ができるんですか?ドネツク州ですら制圧できる見通しが無いのに、再度ドニエプル川を渡ってヘルソンを制圧するなんてあまりにも無茶では。
>事態を矮小化して
事態を矮小化して目先のことしか考えてないのは侵攻を開始したロシアと、その侵攻を成功だと評価している人でしょう。長期的に見ればロシアは自国の未来を食いつぶして州都を含まない地域を占領しただけ。
>現状が西側に出来る全力の戦争だ
NATO軍も参戦していないのに現状が全力というのは事実を無視した妄想でしかないですね。
>西側対ロシアで戦って
直接参戦したのはウクライナとロシアであって、西側諸国はウクライナに装備を送ったに過ぎない。自国軍の(少なくとも陸上戦力に関しては)ほぼ全力を投入したロシアと、自国軍が保有する分は確保した上で余剰分や追加生産分を送ったNATOを比較して、西側が全力で戦ってロシアが勝った(しかも得たのは州都すら含まない4州の領土)というのは、それこそ「精神勝利」でしかないですね。
結局は、西側諸国が支援を継続するかしないかの問題なのですよ
支援を継続するならロシアが現状のラインで停戦を受け入れる可能性はあります
支援が途切れるなら、ロシアが停戦を受け入れるとは思えません
ただ、ザルジニー総司令官の発言にあるように支援があったとしても現状と変わらない兵器レベルであるならば膠着状態が続くだけであり、ウクライナの人的資源が目減りし続けて最終的には軍としての体制を維持できなくなります
そうなったらNATOが参戦しない限りは無条件降伏するしか無くなるんですよ
そしてNATOが参戦する事は、ロシアが核を使用するなりの高めのハードルを超えない限りは無いので、NATO参戦を前提とした停戦条件を考えるのはあまり意味がありません
「支援を継続」するか「途切れる」かの2択ならほぼ確実に前者になるでしょう。実際は、どの程度の支援を継続するか、が問題になっているわけです。
膠着状態でもウクライナの人的資源が減っていって最終的には崩壊、というのは確かにそうですが、それに至るまでにどれほどの時間がかかるのでしょうか。
ウクライナの2023年居住人口が3670万人、ロシアが1.4億人以上とすると、約3.8倍。
損害比1対1とすると、ウクライナが社会が維持できなくなるギリギリまで根こそぎ動員した上で、死傷者が軍崩壊レベルになったとき、ロシアは社会が維持できなくなるギリギリまで根こそぎ動員した上で、死傷者が軍崩壊レベルの約3.8分の1の損害を受けることになるわけですよね。
しかも大体の推計だと、侵攻開始からこれまでの人的損失はロシア側の方が多いとされていて、さらに攻撃側の方が損失が増えやすい(しかも今回の戦争では防御側有利が互いに顕著)。となると3.8分の1が3分の1とか2分の1に近づいてくる可能性がある。
果たしてそれまでロシア側が停戦を選択しないと考えることは妥当でしょうか?
しかも今回の話の前提では、ウクライナは抵抗をやめれば国家が崩壊するのに対して、ロシア側は攻撃をやめて停戦すればそこで停戦ラインができるだけです。
だから膠着状態が継続するレベルの兵器支援が西側から続き、ウクライナ国民が占領地域の奪還が難しいので諦めるという選択をするのであれば、少なくとも西側の国民からすれば、そんなに悪くない結果になるのではないかということです。
そこで西側の軍事支援が戦線を膠着させられる程度に続くかどうか、が問題になるわけです。これは西側が許容する軍事支援の規模(金額)を想定することは出来ますが、いくらかければ戦線膠着レベルなのかが軍事的にわからないので、予想することは非常に難しいでしょう。ただ、ウクライナ側が「西側による安全の保障があれば現状ラインでの停戦を受け入れる」上で、ロシア側が停戦を受け入れず攻勢を継続する、という仮定状況ですので、支援の性質が、「支援しなければウクライナが全土を奪還できない」というものから、「支援をやめればウクライナが国家として崩壊して、ロシアに全土が制圧されるかロシアの傀儡国家になる」というようなものに変わるので、さすがにそれでもアメリカなどが支援を継続しないと主張することは困難なのではないでしょうか。
まあまさにプロパガンダの自家中毒に陥ったような話だ
ハマスとイスラエルが戦ってイスラエルの方が戦車の損失数が多いからイスラエルの被害が大きいだろうと唱えたとしたら、誰も信じない
ゼレンスキーが芸人出身だから素人だと評するなら、生粋の政治家なのに失言も多く戦略も甘く決断も遅いバイデンや、21世紀に15世紀の論理で野蛮な戦争を始めるプーチン、ロシアからのエネルギー財源で買収されまくっていたドイツ首脳部には「芸人風情の素人にも劣る汚物」と評するしかないのでしょうな。
それはさておき、先日アメリカ共和党がバイデンにウクライナ戦争の勝利条件と「投資」の採算分岐点を明確にしろと言っていましたが、イスラエルとハマスの戦争がきっかけによっって西側の支援が減退することが明確になった現状ですと、ウクライナが現状の軍事境界線で講話したくてもプーチンは講話しないでしょう。以前も言いましたがマフィアのボスがヒットマンの命に興味が無いようプーチンにとって兵士の命なんてどうでも良いので、プーチンの強権で動員ができる現状ですと社会運営上支障が生じるまで延々とロシア兵が死んでも気にしないわけです
つまりロシアの戦略目標であるウクライナの解体を断念させるためには、物理的に支障が出てくるだけでの人的侵害をロシアに与える必要があるわけで、ロシアの労働人口が7300万なのでその5%を削ればさすがの狂った冷血漢のプーチンでも現状の軍事境界線での講話に応じるでしょう。つまりウクライナが許容できる人的損害の範囲内で、360万人余のロシア兵を死傷および疾病させる必要があります。現時点ですとスコアは20万人程なのであと340万人程ひき肉にするのがこの戦争ゲームでのウクライナの勝利条件の一つとなります、
よってバイデンは共和党にロシア兵340万人を葬るだけの兵器と物資が執拗であり、目的が達成された場合はロシアの軍事および政治的プレゼンス力は3世代以上に渡って麻痺情愛になり、これはアメリカを盟主とする西側陣営に多大な利益をもたらすのでこの戦争に大いに投資すべきだと説得すべきでしょう
いやこれは言ってはいけないでしょ
現在進行中の作戦の失敗をその総司令官が表立って認めるとかあまりにも非常識だと思います
非を認めるのは大事です、でも表にだしてはいけません
戦後なら分かります、でも今はありえません
この記事を読んだウクライナ国民、今も戦っている軍人、負傷兵、世界の親露・親宇支持者などへの影響力が大きすぎます
更にいうなら今まで反転攻勢を支持・擁護してくれていたミリー統合参謀本部議長や支援国の顔に泥を塗る行為です
これがゼレンスキー大統領や参謀本部などに許可を取って発言しているなら構いませんがそうではないなら大問題です
ザルジニー総司令官のことを現実主義などコメントしてる人もいますがこの行為は現実主義なのでしょうか
>正直に言おう。ロシアは封建的な国家で最も安い資源は人間の命だ。逆に我々にとって最も高価なのは国民の命だ。
まだこんなこと言ってるよ
この記事の内容は、とても意外だった。私は制空権の傘なしでの反攻作戦は上手く行くはずがないと思っていたので、欧米の政治家にせっつかれて政治的な理由で始めたのだと思っていた。
アメリカの将軍たちも、自分たちが教えた戦術に従えば勝利できると強きに考えていたようだ。プロの軍人たちが制空権の重要さを無視するのは、凄く不思議だ。制空権は士官学校で真っ先に学ばなければならないことで、最も重要なことのはず。
後、ロシア軍は陸上戦力は消耗しているけど、航空戦力は消耗していない。だから空の優位性は、今もロシア軍が握っている。
仮に前線で陸軍が勝ち続けても、後方の拠点を空爆されれば物資と人材が擦り減っていく。そうなれば前線も枯渇していくので、勝利を重ねても膠着状態に陥り、やがては後退せざるをえなくなる。
今のウクライナ軍の状況は、そういう状態ではないだろうか。
>この本を半分も読まない内に我々が置かれている状況に気づいた
人間は長く仕事をしていると、基礎を忘れてしまうものなのだろうか。
>来年に引き渡し予定のF-16もロシアが防空能力を向上させたため、あまり役に立たないだろう。
ただ欧米とロシアとでは戦闘機の電子機器の性能が桁違いだから、F-16が到着すれば改善される気がするのだが。
>火薬のような新技術を見つけて素早く使いこなし迅速な勝利に結び付けなければならない。
レーダーと近接信管、無線機の性能の差で、太平洋戦争時のアメリカ軍が勝利したようなものか。
確かに物量で技術的優位を補うことはできないので、そういう新技術が生まれたら、ウクライナが勝てるだろう。逆に言えば、そういう技術革新が無い限りは、ウクライナに勝ち目はないということか。
後、これまでの空爆で、ウクライナ軍の人材も、相当数が擦り減っていると思う。あれだけ空爆されれば、かなりの被害が出ているはず。
>これまでの定番だった「提供が遅い・少ない・届かない」という批判は行わなかった。
ただ欧米が本格的に支援をしていたら、ウクライナが勝てていたと思う。早い段階でATACMSとクラスター弾、そして前線に行き渡るだけの対空兵器を送っていたら、違う結果になっていたはず。
またゼレンスキー大統領が要求した時点でF-16の供与を決定し、訓練を開始していたら、反攻作戦に間に合ったはず。そして反攻作戦の結果も変わっていたと思う。
プーチンは野放しにするには、あまりに危険な人間に見える。欧米はプーチンの危険性を軽く考え過ぎだと思う。
>ただ欧米とロシアとでは戦闘機の電子機器の性能が桁違いだから、F-16が到着すれば改善される気がするのだが。
言うほどの差はない
というよりロシアの防空戦略は第四次中東戦争や今回のウクライナ戦争で見せているように、航空戦力と地上軍の対空コンプレックスが協調的に敵航空戦力を撃破するというもので、航空戦力による航空撃滅を目指す西側の戦闘機とは基本的な設計思想が異なる
その中核を担うのはS-400やS-300Pといった野戦軍と共に前進することを前提にした中高高度対空ミサイルであり、これが存在する戦場においては敵航空機は前線に近づくほど低空での生存しか許されず、それを地上からはツングースカやパーンツィリといった自走対空砲が、空からはR-37などの長距離空対空ミサイルが攻撃する
そして低空でエネルギーを失った航空機はこれらの攻撃を回避出来ない、つまり有効的な攻撃が期待出来るわけだ
フェニックスミサイルは失敗したのに同じような兵器であるR-37がなぜウクライナで活躍出来ているのかというのもこれが理由
つまるところ西側戦闘機が個々の性能の優越を目指したものなら、東側戦闘機は作戦レベルでの役割の全うを目指したものであり、単純にF-16の方が性能がよさそうだから勝てるというものではない
>ただ欧米が本格的に支援をしていたら、ウクライナが勝てていたと思う。早い段階でATACMSとクラスター弾、そして前線に行き渡るだけの対空兵器を送っていたら、違う結果になっていたはず。
逆に航空機による航空撃滅を目指してきた西側の防空戦略においては野戦防空の役割は少なく、あくまでも指揮統制上のウィークポイントが持つ自衛手段にすぎない
だからHIMADやSHORADといった兵器群には航空部隊の迎撃を突破してきた少数の敵航空戦力を確実に撃滅するだけの確実性が求められ、その代償としてコストの高騰も甘受されてきた
つまり前線に行き渡る対空兵器というものを欲しがること自体が東側の手法であるにもかかわらず、それを西側の兵器で達成しようとするのはどだい不可能な話で、絵に描いた餅になってしまう
15万もの損害が出ていないからといい加減気づきましょう
ロシアは損害を抑えながら戦っています、これは兵器も人命も同じです。
人命は安いとか言っているのはネガキャンに他ならない、ロシアは出生率を増やすために一千万もの補助金を出してます。
少子化(といっても1,5くらいで欧米と変わりませんが)決して安くないんです。
傭兵もただではありません。
東部での攻勢も大損害をだしてまでやっていません。
ロシアを色眼鏡で見る前に、ウクライナが大本営発表をやっているということをまず考えるべきです。
BBCなどが集めているロシア国内の訃報とウクライナの戦果には何倍もの乖離があります。
ロシア軍の大損害は衛星写真で確認されている。そして多数の高級将校の戦死も確認されている。
少子化対策をやっていることと人命尊重とは、全く結び付かない。むしろ少子化対策に多大な補助金を出すこと自体が、人命を数としか考えていないことの証しだろう。
>ロシア軍の大損害は衛星写真で確認されている。そして多数の高級将校の戦死も確認されている。
ウクライナが主張する数の戦果などありましたか?
ウクライナが殺害したとする将校の半分は生きてるのが確認されてますよね?
そして将校が前線で戦っているのだから何もおかしなことはない、動員兵に前線任せるようになったのはある程度たってから、初期は正規兵のみで戦っていたので当然将校が前線に赴くので死ぬこともあるだけ。
ロシア軍に大損害というのはありえないのです。
大砲も航空機も優位で、何倍も砲撃爆撃しているのだから。
>ウクライナが主張する数の戦果などありましたか?
だからそれがそのままロシアにも跳ね返るでしょ。
>ロシア軍に大損害というのはありえないのです。
視覚的に確認された証拠がいくつもあるのに、「ありえない」というのは単なる妄想の垂れ流し。
ウクライナも発表してないだけで高級将校も戦死してると考えるのが自然。
そうでなければ彼らは現場で兵と同じ飯を食うこともせず空調の効いたオフィスに出勤してるだけということになる。
> ロシアは損害を抑えながら
視覚的に確認された装備の損失はロシア側の方が多い
> ウクライナが大本営発表をやっているということを
双方がやっているということをなぜ認識できないのか
> BBCなどが集めているロシア国内の訃報とウクライナの戦果には何倍もの乖離が
ウクライナの発表と視覚的に確認された戦果に大きな差があるように、ロシアの発表と実際の戦果にも大きな差がある。ウクライナが保有している以上の航空機を破壊したという発表や、提起された数以上のハイマースを破壊したという発表がされている点を見れば、「盛ってる」度合いはロシアの方が大きいとさえ見ることが出来る。
ロシアも持っているでしょうが、ウクライナは10倍は盛ってますよ。
ロシアの場合はダミーなどを破壊したのを戦果として計上しているだけでしょう。
>ウクライナは10倍は盛ってますよ
それが正しいなら現在ウクライナ国防省が発表している数の10分の1しかロシア軍は損害を受けていない、ということになるが、
ウクライナ国防省の発表で11月2日までの、ロシア側の戦車損失は5241。oryxで視覚的に確認されたロシア側戦車の損失は、9月の段階で2315。
歩兵戦闘車・装甲車(装甲兵員輸送車や装甲回収車などを含む)は国防省発表(11月2日まで)で9877、oryxの9月までで3933。
あなたの言い分が正しいなら、oryxに計上された戦車損失の視覚的証拠のうち、戦車で言えば2315件中1791件が嘘、ということになるけど。それはどのような根拠があるんですか?
>ロシアの場合はダミーなどを破壊したのを戦果として計上しているだけ
ロシア軍は、ウクライナが保有する量以上の航空機を破壊したと主張するほど、大量のダミーに騙されて、無駄なミサイルや弾薬を使っているという主張ですか?
まあザルジニーのようなウクライナに地位のある人間がウクライナのレトリックを否定するわけにはいかんだろう
本人はわかってると思うよ
ウクライナ国防省はロシア軍30万戦死と発表してるのに最高司令官のザルジニーは半分の15万人だと言ってるんだから数字の整合性すらも取れてないいい加減さ。
それどこ情報ですか?
私が見たことあるのは、その時点で死傷者数が30万人で、うち戦死者は12万人だったので、戦死者の数を言っているならそれほど齟齬はないかと。
ウクライナ国防省が毎日発表してるよ
ウクライナ戦争を語るならウクライナ国防省の公式アカウントくらいはフォローしないと
プーチンにとって国民の命は安いがどうでもいいものではないもの、と理解している
どうでもよかったら国民生活や福祉はプーチンの代であれだけ再建されてないだろう
安くても国を運営していくのに人は要る
逆に命は高いが内心国民の事はどうでもいいと思ってる政治家も世界中にいるだろう
NATOの方針自体がロシアを怒らせないように手を抜いて相手をすることだから
全力のロシア相手に後手後手にまわってしまうんだよ
ウクライナの人的資源がきついのは最初からわかってるから効率のいい対処を続けることが必要だったんだ
「1日に数メートルしか前進できなくても攻撃を続けて戦場の主導権を握り続けるしかない」
寒気がしましたこのおぞましい呪いの言葉は誰のセリフですかこれ…