米国関連

米タイム誌、大統領の頑固さがウクライナの柔軟性や選択肢を狭めている

米国のTIME誌はゼレンスキー大統領や政権関係者に直接取材を行い「ウクライナ内部で何が起きているのか」を克明に報じており、ウクライナ軍の関係者は「大統領府がホルリウカ(ゴルロフカ)の奪還作戦を要求してきた」と明かしているのが興味深い。

参考:‘Nobody Believes in Our Victory Like I Do.’ Inside Volodymyr Zelensky’s Struggle to Keep Ukraine in the Fight

大統領の頑固さがウクライナの柔軟性や選択肢の幅を狭めている

ウクライナが直面している最大の問題は「ロシアとの戦いに対する国際的な関心の低下」で、TIME誌の取材に応じたゼレンスキー大統領は「最も恐ろしいのは世界が戦争に慣れてしまったことだ。戦争への疲労感は波のように押し寄せてくる。米国でも欧州でもそうだ。戦争に疲れ始めればロシアとの戦いはショーに成り下がり、この再放送を10回も見続けることはできない」と述べ、大統領の側近も政府内部の腐敗と戦うよう執拗に求める声や、終わりの見えない戦争への熱意が薄れていく現状について「大統領は怒っている」と答えた。

出典:PRESIDENT OF UKRAINE

2年目に突入した戦争はゼレンスキー大統領から余裕を奪い去り、政権関係者は「もう大統領にジョークで作戦会議を和ませる余裕はなく、最新の報告を受け取って命令を下すと部屋を出ていくだけになった」「ゼレンスキー大統領は西側諸国から裏切られたと感じている。西側諸国は戦争に勝利するための手段を与えず、ただ生き延びるための手段だけしか提示しない」と述べたが、反攻作戦の挫折を経験してもゼレンスキー大統領の信念は揺らぐことはなく、一部の関係者は「大統領の頑固さがウクライナの柔軟性や選択肢の幅を狭めている」と懸念している。

ゼレンスキー大統領の政治的な選択肢は「占領された領土の武力解放か」「自主的にロシアが撤退するか」の2択しかなく、ある大統領顧問は「彼は自分自身を欺いている。我々には選択肢がなく戦争にも勝っていない。これを彼に伝えてみてくれ」と、別の関係者も「戦争の見通しについて議論する際、ロシアとの和平交渉はダブー視されている問題の1つだ。特に占領された土地の喪失を伴う交渉をウクライナ人は認めないだろうし、大統領は一時的な停戦にすら反対の立場だ。この頑固さが新しいアプローチを模索する努力の障害になっている」と述べた。

ゼレンスキー大統領の外交顧問は訪米中止を進言したらしい

昨年末に米国を訪問したゼレンスキー大統領は熱狂的な歓迎を受け、議会での演説は13回のスタンディングオベーションを記録し、ある上院議員は「ここまで称賛を浴びた海外の指導者は30年の議員生活の中で初めてだ」と述べたほどだったが、訪米が予定されていた今年9月の雰囲気は最悪で、議会指導者達はゼレンスキー大統領の議会演説を拒否、Fox Newsへの出演やオプラ・ウィンフリーによるインタビューも実現せず、ゼレンスキー大統領の外交顧問は訪米中止を進言したらしい。

出典:PRESIDENT OF UKRAINE

米国からの支持を取り付けるためゼレンスキー大統領は訪米を強行、国立公文書館での演説でウクライナへの支持を鼓舞するつもりだったが、ホワイトハウスや国防総省での会議が長引いて演説開始は1時間以上も遅れ、TIME誌は「国立公文書館に到着したゼレンスキー大統領は余所余所しく動揺した様子で、早く演説を終わらせたいかのようにぎこちなかった。彼は演説後にメダルを配りながら『早く終わらせてくれ』と主催者に催促するほだった」と指摘したが、これは「バイデン政権を説得するのに力を使い果たしたためだった」と付け加えている。

ロシアを阻止するため命を捧げているという訴えは何人かの議員にとって印象的だったが、米国からの支持を手繰り寄せるには不十分で、10日後に採決された法案からウクライナ支援資金は除外されてしまう。

ウクライナでは武器不足よりも人員不足が深刻化している

キーウに戻ったゼレンスキー大統領と側近達は2度目の冬支度に取り掛かったが、この問題を担当する3人の政府関係者は「今冬の停電は昨年よりも深刻化する可能性(損傷したシステムの復旧を終えたものシステム全体の信頼性は低く予備容量の少ないため)が高い。昨年は国民もロシアを非難したが、今回は十分な準備をしてこなかった我々を責めるだろう」と述べている。

出典:TpyxaNews 明かりを失っていた時期のキーウ

さらに興味深いのは「春まで攻勢を停止させることをゼレンスキー大統領が受け入れない」という言及で、大統領の側近達は「冬が来る前に遅々として進まない反攻作戦の説明責任を果たすため、最低でも大臣と反攻作戦を担当した将官を1人づつクビにする必要がある」「前線の指揮官の中には大統領府の直接命令を拒否するものまで現れた」「彼らは塹壕に籠もって戦線を維持することを望んでいるが、それでは戦争に勝てない」と指摘。

この話をTIME誌からぶつけられたウクライナ軍関係者は「10月初旬に大統領府は10年近く占領状態が続くホルリウカ(ゴルロフカ)の奪還作戦を要求してきた。どうして(このタイミングで)ホルリウカを奪還する必要があるのか、作戦に必要な武器、大砲、新兵はどこにあるのかと回答した」と明かし、ある大統領の側近も「米国や同盟国が約束した武器を全て手に入れてもそれを使う人間がいない」と語り、TIME誌は「ウクライナでは武器不足よりも人員不足が深刻化している」と書いている。

出典:Оперативне командування “Схід”

TIME誌は「戦死者や負傷者の公表をウクライナは拒否している。欧米の推計によると両軍の犠牲者はとうに10万人を越えている。そのためウクライナは今まで以上に高齢者の動員を余儀なくされており、兵士の平均年齢は43歳まで上昇した。ウクライナは最初の10日間で10万人の新兵動員に成功したが、このような動員は『数ヶ月以内に勝利するだろう』という政府高官の楽観的な予測によって実現した側面があり、大半の人々は比較的短期間で英雄的な勝利に参加できると考えていた節があると大統領の側近が述べた」と報じているが「現在は新兵の確保に苦しんでいる」とも指摘。

新兵の確保が困難に直面している原因は2つあり、1つ目の原因「軍事委員会の担当者が列車やバスから男性を力づくで連れ去って前線に送り込む」という噂が広まっているため、2つ目の原因は「金さえ払えば動員を回避できる」という軍事委員会の不正が蔓延してるためで、ゼレンスキー大統領は軍事委員会のトップを解任して「不正撲滅」をアピールしたが、ウクライナ軍関係者は「これが裏目にでた」と述べている。

出典:Національна поліція України

各地の軍事委員会は責任者を失ったことで動員作業が停滞し、軍事委員会自体の評判も地に落ちてしまったため後任者を探すのが難しく、ウクライナ軍関係者は「誰が軍事委員会の仕事をやりたいと思うのか?背中に腐敗とかいてあるようなものだ」と嘆いているのが印象深い。

キーウに政治が戻ってきたと語るゼレンスキー大統領

ウクライナの社会に蔓延する汚職や不正は欧米の支援国との緊張を招き、ホワイトハウスはゼレンスキー大統領の訪米前に改革リストをウクライナに送付、この改革はウクライナ社会のヒエラルキー最上部の人間をターゲットにしたもので、イェルマク大統領府長官は「これは提案ではなく支援継続の条件だった」と述べている。

出典:Oleksii Reznikov

ゼレンスキー大統領は米国の懸念を払拭するためレズニコフ国防相を解任(本人は不正に関与していなかったものの国防省の不正スキャンダルについて責任を問われた形)したが、次々と明るみになるスキャンダルに頭を抱えたゼレンスキー大統領は政権・政府職員に「何も買うな、休暇も取るな、机の前で静かに仕事をしろ」と厳命、監視の目が厳しくなるについて職員の士気が低下しているらしい。

TIME誌は「ゼレンスキー大統領の強行な姿勢に賄賂を受け取ったり予算を着服する人間が減るだろう」と考えたが、この点についてイェルマク長官は「本当に勘違いしている。人々は明日のことを考えていないかのように盗み続けているよ」と、別の大統領顧問も「大統領は2月に国防省内で汚職が蔓延していると警告を受けたが、この問題の処理に半年もかかったため問題を穏便に処理する時間や、言い逃れをするチャンスを与えてしまった。訪米前に国防相解任を決定したものの手遅れで同盟国は国防省のスキャンダルに気づいていた」と述べた。

出典:ПРЕЗИДЕНТ УКРАЇНИ

ゼレンスキー大統領も不正スキャンダルについて「問題の深刻さが兵士の士気や同盟国の関係に影響を及ぼしている」と認めたが「この問題をウクライナ支援打ち切りの口実にするのは間違っている」とも主張、しかしTIME誌は「経済・エネルギー政策の顧問に関する疑惑(ロシア軍占領下にある太陽光発電所を所有し、ウクライナの電力網から切り離されているにも関わらず国からの支払いを受け取り続けている問題)が浮上し捜査が行われているのに残留させ訪米にも同行させた」と指摘している。

この問題についてゼレンスキー大統領は「これは政治的動機による攻撃で身の潔白を証明する必要がある」と主張したが、TIME誌は「身の潔白が証明されるまで一時的に政権から外すか、訪米に同行させなかった方が賢明だった」と反論したものの、ゼレンスキー大統領は肩をすくめて「そんなことをすれば明日にはチーム全員が標的にされてしまう。ここに政治が戻ってきたんだよ、それが問題なんだ」と述べたらしい。

TIME誌の記事内容が事実かどうかは不明で、その判断も立場によって異なると思うが、個人的には「中々他ではお目に書かれない内容(特にホルリウカの奪還作戦)だ」と思う。

関連記事:ゼレンスキー大統領がレズニコフ国防相の交代を決定、後任はウメロフ氏
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ

バフムート方面のロシア軍は大幅に強化され、防衛から積極的な作戦に移行前のページ

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コメント

    • 分析
    • 2023年 10月 31日

    普通の会社業務ですら、優秀で明るい人が疲れ果て、メンタルが壊れてパワハラマシーンになったりするのに、
    戦争で自国民が次々斃れていく中、指導者が正常心を保ち続けるのは困難を極めるでしょうね…
    ホルリウカの奪還作戦は、6月に南部反攻をすると見せかけてその戦力をホルリウカに叩き込んだら意表をつけたかもしれませんが、今となっては…
    そして西側諸国国民も、戦争直後は一致団結しようという機運があっても、2年も経てば戦争に飽きて、自らの生活を優先しろと支援削減傾向になるのも理解できます
    基本的に人間って、第三者の悲劇に対しては飽きるんですよね
    自らの悲劇は死ぬまで忘れないですが、見知らぬ誰かの悲劇のために生涯を尽くせる人は、ガンジーやナイチンゲールくらいでしょうか

    46
      • ak
      • 2023年 10月 31日

      そのナイチンゲール女史は「ボランティアの犠牲のみによって支えられる活動は破綻する」とも言っていますから、まさにその現実に直面しており、
      なおかつゼレンスキーは「ボランティア達の犠牲が足りない、もっと俺の為に犠牲になれ」と言っている訳です。

      42
        • たろう
        • 2023年 10月 31日

        また、そういう謎の解釈をする。ゼレンスキーもまたそうしたぼらんてぃあ

        12
          • ak
          • 2023年 10月 31日

          そうですかねぇ?
          未だに穀物に関してポーランドにすら一方的な言い分で非難した上に謝罪をしていない、少しでもウクライナから距離を置こうとする国には世界の敵だとレッテル貼りする。

          「お前らの都合なんて関係無い、もっと俺が望む物を即座に全て寄越せ」としか最近は言ってないし、もらっても礼すらも言わなくなって来ているようですが。

          37
    • kame
    • 2023年 10月 31日

     今回の記事も興味深い内容でした。
     個人的な感想で言えば、もう限界じゃないのか?という事です。
    ウクライナ国民の奮闘を馬鹿にするわけではないですが、最大の支援国であるアメリカの支援の継続がほぼ不可能(下院はイスラエル支援単独で予算案を通過させる気満々)であり、反転攻勢から数ヶ月のうちに主要な都市の奪還も出来ず、二度目の冬季を迎えてしまうという結末を迎えてしまった時点で、ゼレンスキー大統領が提示している希望的な未来が訪れる事を信じられる状況には既にない。
     欧州内でも、徐々に選挙が行われ、政権が次々と交代しつつありますし、インフレと景気悪化、更にはパレスチナ問題に起因するイスラム系移民の対応などで批判が高まりやすい現状では、これからもどんどん政権交代が起こる可能性は高く、そうなれば足並みを揃えての支援は不可能。(既にEUはハンガリー、スロバキア二カ国を御しきれずにいる)
     起死回生の一発なんてものが存在しない以上、ゼレンスキー大統領はどこかで分岐点を判断する必要がある。逆に何も決断できずに、ズルズルと見込みのない支援と結末を思念続けるだけ、ウクライナは再建できなくなる。

    59
      • かず
      • 2023年 10月 31日

      21世紀の冬戦争的結末の可能性が口に登るようになってきたってことですかね

      15
        • らっく
        • 2023年 11月 01日

        冬戦争におけるフィンランドの結末を見ると、
         正義なき力は醜悪であるが、力なき正義は害悪である。
        というローマ人の言葉を思い出さざるを得ません。

        3
    • lang
    • 2023年 10月 31日

    バイデンとネオコン?はなんでこんな国をNATOに入れようと思ったの!?

    優勢優勢言われながらシリアも結局アサド路線継続だったし、世界を乱してるだけですよね

    ウクライナ人とロシア人が大量に死んだだけでは

    中東撤退後、アメリカは荒れに荒れてますけど、ウクライナが敗北したらさらにアメリカも荒れると思います

    25
      • ミリオタの猫
      • 2023年 10月 31日

      ウクライナが敗北したら米国どころか全世界が荒れますよ
      先ずロシアは間違い無くバルト三国やポーランドへ侵攻してウクライナ戦のお礼参りを実行し
      中国は台湾侵攻
      当然中東もイスラエルにイランが喧嘩を売って来る可能性が有るので
      第三次世界大戦待ったなしだと思います

      42
        • ふむ
        • 2023年 10月 31日

        ウクライナが敗北して弾薬供給が不要になってから台湾攻めるのは、中国にとって悪手では?
        最も警戒が必要なのはウクライナ敗北後ではなく、アメリカに三正面を強いる事ができる今この瞬間だと思います

        30
        • 航空太郎
        • 2023年 10月 31日

        バルト三国は2004年に、ポーランドは1999年にNATOに所属しているので、そこに侵攻すればNATOとの総力戦確定で、ロシアに勝ち目はゼロですから、いくらプーチンでも、その選択肢は取らないでしょう。

        台湾侵攻は中国次第ですが、ウクライナに提供している軍備は陸軍系であり、台湾侵攻で活躍する海軍、空軍の戦力はまったく目減りしておらず、ロシア敗北をトリガーに侵攻を決断というのは考えにくいとこです。

        最後にイランですけど、イスラエルと直接、国境を接してないので、巡航ミサイルか弾道ミサイルの攻撃くらいしか打つ手がなく、米空母打撃群が睨みを効かせてる状況では、エスカレートしようがないです。イスラエルだけなら、まぁバカスカ打ち込む真似をしたかもしれませんが。

        なので、終わり方にもよりますが現時点では、第三次世界大戦ルートはほぼ無いと考えて宜しいかと。
        ただ、国際連合はもう役目を終えた感が強いので、新たな秩序を模索した混迷の時代に入るのは確定と思います。

        67
          • lang
          • 2023年 10月 31日

          NATOとかEUに加盟するとどうしても国家ごとの民主主義は制限されてしまうので
          加盟国民には不満が高まってると思うのですよね

          ポーランド農民がウクライナ小麦でイライラしてるように

          ロシアがトランプ利用して安価に大打撃与えたように、NATOやEUの不満を煽って内部から瓦解させていくのではないでしょうか

          13
          • XYZ
          • 2023年 10月 31日

          確かにアメリカの海軍・空軍力は低下していないでしょう。

          しかし、その力を行使するか?はまた別の問題です。
          今のバイデン政権では中国が台湾へ武力侵攻をしてもせいぜい周辺海域へ空母打撃群を送り込んで威嚇する程度でしょう。
          核武装したロシア以上の大国と同盟国でも無い台湾の為に戦うつもりはありません。

          5
            • kitty
            • 2023年 10月 31日

            陸軍は知りませんが、米空軍と米海軍はちょっとマズいとこのサイトでもよく話題になっていますよ。
            新世代兵器へのスムーズな移行に失敗。
            仮想敵国に対する軍事技術上の優位も少なくなり、ヒコーキは本来配備予定の数は予算の問題で議会に削られて数でも勝てない。
            艦船の修理もままならず、On Stageの艦隊の維持に汲々とし…。
            これも対テロ戦争なんてものにかまけていたツケです。
            海兵隊は、なんか、もうあるもので勝負しますわって割り切りが潔い。厳しいのは厳しいんだろうけど、あんまり弱音は聞きませんね。

            12
              • 一般通過OSINT
              • 2023年 10月 31日

              >艦船の修理もままならず、On Stageの艦隊の維持に汲々とし…。
              USNIの情報によると、コロナ禍を挟んで2年も長引いて今年の6月ジョージ・ワシントン(CVN-73)6年に亘ってようやくRCOH完了し、現在横須賀基地に配備されたロナルド・レーガン(CVN-76)と交代した後ロナルド・レーガンはアメリカに戻って改修工事が行われる予定で当然しばらくは稼働できない、次のRCOH対象はジョン・C・ステニス(CVN-74)ですが予定通りであればまた4年間稼働不可、さらに残りの空母10隻のうち現在7隻稼働中、交代スケジュールや短期メンテナンスなどを考えると最悪の場合2024から2026年の間稼働可能な空母数はたった3隻でしかない、かなり深刻な状況ですね

              11
              • DEEPBLUE
              • 2023年 10月 31日

              非正規戦にしか使えない玩具増やして、爆撃砲撃で薙ぎ倒す王道のやり方を放棄したのは21世紀アメリカの失政だと思います。

              6
        • かず
        • 2023年 10月 31日

        >先ずロシアは間違い無くバルト三国やポーランドへ侵攻して

        もし今すぐウクライナが敗北しても、ロシアにその余力は残ってないでしょ
        特にギンギンに防衛力を強化してるポーランドを敵に回すなんて無茶

        32
      •  
      • 2023年 10月 31日

      NATOに入れようとは思ってないですよ
      ウクライナがNATOに加盟したがってもずっとかわし続けて今もそれは変わってません

      ネオコンだとかいう陰謀論的な視点で見ても
      親露政権を崩壊させてロシアの勢力圏を弱体化させるのが真の目的なわけです
      ロシアを弱体化させる作戦としては大成功だと思いますけどね

      最初からウクライナがどうなろうと知ったことではなくロシア勢力圏を弱体化できれば良かったわけですからその通りの結果になった
      このような悪意しかない視点で見てしまうとウクライナが結果的に敗北するのは都合がいいとすらいえます
      ウクライナ復興の負担は統治するロシアが負うことになりますからね
      占領後も反露武装勢力も暴れるでしょうからロシアからすると正規軍との戦争以上の地獄だと思いますよ

      あなたのいうような陰謀論視点でいうと大成功としかいいようがない結果だと思います

      35
    • n
    • 2023年 10月 31日

    > 「ゼレンスキー大統領は西側諸国から裏切られたと感じている。西側諸国は戦争に勝利するための手段を与えず、ただ生き延びるための手段だけしか提示しない」

    今更気づいたの?
    日本人でも去年の段階で分かってたことを当事者が気づかないはずないと思うけど

    あと武器より人が足りていないという話が事実なのであれば、そろそろ停戦を模索しないとまずいのでは?
    ウクライナ社会の人口分布的に取り返しのつかないことになりそう
    もう手遅れかもしれないけど

    41
      • ミリオタの猫
      • 2023年 10月 31日

      まあ当事者的には、今年春の反攻開始までは勝利の希望がありましたから……
      後、今更ウクライナが停戦を模索してもロシアは一切受け入れないでしょう
      ロシアの戦争目的は既にウクライナの殲滅になっていますから
      後になってウクライナどころか西欧全てが真っ青になる結末(ウクライナ全土を制圧したロシアがホロコーストをやるとか)が待っていると思います

      24
        •  
        • 2023年 10月 31日

        ホロコーストかはわかりませんが
        国営メディアなどが「再教育」が必要だと言及してますね
        新疆ウイグル再教育収容所や
        ロシアでいうなら大人しくなったチェチェンのようなことはされるのでしょうね

        18
          • リック
          • 2023年 10月 31日

          現政権を退陣させて傀儡政権をおき、ロシアメディアが言うように2度とロシアに刃向かう空気を起こさせないような「再教育」を徹底するのか
          はたまたウクライナの生命線であるオデッサ以東地域を根こそぎ奪い取り、お荷物と化した西側地域を欧米諸国に押し付けることで擬似的な38度線を作り上げるのか

          ロシアが取るであろう行動によって訪れるウクライナの未来を考えると暗澹たる思いになります。

          14
      •  
      • 2023年 10月 31日

      ロシアもウクライナもそうですが旧ソ連諸国は、NATOをソ連及びその承継国家ロシアと戦うための組織だと認識してる

      ウクライナからすると「代わりにおまえらの敵と戦ってやってるんだから武器寄越せ」となるし
      ロシアからすると「戦ってるのは傀儡のウクライナではなく西側だ」となる

      西側が「ロシアは敵じゃないです」っていうと本気で意味不明だと思われてますよ
      ロシアとウクライナの双方からね
      「西側がロシアを敵と思ってない」っていうのは西側じゃないと分からないんですよ

      他人事ではなく中国絡みで同じようなこと起きそうですけどね
      日本「中国は全人類の敵だ」 欧州など「どうでもいいわ中国との貿易のほうが重要」のような感じにね
      イスラエルもハマスは人類の敵みたいにいってるけどどうでもいいやと思われてますね

      45
      • 2023年 10月 31日

      手遅れというのであれば、ロシアに武力侵攻された時点で手遅れでしょう。
      降伏したところでブチャのような惨劇がウクライナ各地で引き起こされるだけです。
      過去のホロドモールはご存じありませんか?
      どちらも悲劇なら戦って時間を稼いで事態が好転するのを待つ、というのは基本的に間違っていないと思います。
      ある日プーチンがぽっこり死んだらどうなるのか、良くなるかもしれないし悪くなるかもしれない。
      モスクワ近郊で悲劇的な事故が起きたらロシア国民感情が大きく転換するかもしれない。

      西側諸国がどの程度武器支援をするかは各国が決めるべきことであると同様に、停戦・降伏はウクライナが決めるべきことでそもそもほぼ武力支援をしていない日本人が不特定多数が見るような場で堂々と書ける内容ではないでしょう。

      17
        • Easy
        • 2023年 10月 31日

        ホロドモールを命じたのはグルジア人のスターリンだし、現場で実行したのはポーランド系ウクライナ人のコシオール書記長ですよ。
        あれは共産主義の狂気の実例ですが、責任全てをロシア人に帰すのはロシア人が可哀想ではないですかね。
        グルジア人とポーランド人の責任も問わねばアンフェアですよ。

        51
          • 2023年 10月 31日

          分かりにくくてすみません、別にロシアだけの責任だったと言っている訳ではありません。
          ソ連の国際的立場を引き継いだロシアが現在侵略しているわけですから、ソ連体制下で起きた悲劇が再現されることを危惧するのは当然です。
          もちろんあなたが仰るようにグルジア人やポーランド人にウクライナが占領されそうになるならば、ウクライナ国民は同様の懸念を示すかもしれませんね。

          現在その可能性は非常に低いと思いますが。

          10
          • ポンポコ
          • 2023年 10月 31日

          おっしゃる通りです。ソ連の時にはロシア人もウクライナ人も沢山殺されました。ホロドモールもその1つです。

          ソ連の両輪はロシアとウクライナでしたが、今のロシアはソ連とは違います。ロシアには、ナチスやソ連共産党や中国共産党のような強制収容所と何百、何千万の自国民らの虐殺はありません。

          ウクライナ戦争でも、違う意見の表明がが、少しずつ言論が許容されるようになったので、ロシア側の弁護をすると。

          占領地のクリミアやウクライナ東部でもロシアの虐殺はありません。ウクライナ西部への爆撃もイスラエル軍の爆撃と比べてどうかなという程度です。

          むしろ、東部の人たちはロシア側にたっていてロシア正規軍よりずっと士気が高い状態です。また多くのクリミアの人々はウクライナ軍が来ることを望んでいません。

          プーチンは、NATOやアメリカとの全面戦争を避ける方針のようですので、逆にロシアが負けてこない限り戦争の拡大や核戦争の方向はないと思います。

          中国共産党の台湾侵攻ですが、ウクライナ戦争が続く方が危険性は増します。

          ・中国経済のバブル崩壊をウクライナ戦争が支えています。
          ・ロシアの中国接近は、中国の構造的弱点であった食料とエネルギーの安定をもたらすようになりました。
          ・ロシアと中国が同盟関係になると、核のバランスからいって、アメリカは台湾防衛に直接に手を出さなくなる可能性が高いです。
          ・日本にとっては、対中国共産党のためには、ロシアとインドとの関係が重要だったのです。

          以上から見て、バイデン政権(担当は国務省ナンバー2の女性てすが、バイデン本人も昔からウクライナに関わってきた)のウクライナ戦争をもたらすやり方や開戦後の停戦の妨害的な政策は間違いであったと思います。

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      • タチコマァ
      • 2023年 10月 31日

      言うても今のウクライナは根こそぎ動員までしてはないからなぁ
      2021年段階でウクライナの20~50台男性人口は1400万くらいらしいですので、まだ100万くらいは動員は出来そう
      問題は純粋な人の数というよりも高度な装備を運用する上での教育リソースではないかと

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    • 匿名
    • 2023年 10月 31日

    言ったでしょ?
    結局最後はロシアが勝つって

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      • ミリオタの猫
      • 2023年 10月 31日

      えーと、貴方は鳩山さん?
      それとも鈴木さん?
      (鼻ほじ)

      43
        • 2023年 10月 31日

        原口さんかもしれない()

        16
      • 例のアレ
      • 2023年 10月 31日

      ロシアの目標はキーウ政権の解体だから、どちらにせよ露助の負けだよ

      16
        • 名無し
        • 2023年 10月 31日

        そのキーウ政権は足元から自壊に向かってないか?

        37
      • Active Present
      • 2023年 10月 31日

      こういう勝ち負け論がそもそもショー的なんですよ。ゼレンスキー大統領が言うような、疲れるからショーになり下がるといったものじゃないと思うな。

      9
    • 匿名
    • 2023年 10月 31日

    タイム紙は、アメリカ国内はともかく外国に対しては元々かなりの左翼主義ですからね。
    日本の防衛予算を安倍総理や菅総理や岸田首相が少し増やしただけで、中国や韓国を上回る軍事大国にする野望を安倍総理や菅総理や岸田首相が持っていると岸田首相のまわりの人物が漏らしている書いたりしましたが、日本の防衛予算で、中国上回る軍事大国になれるほどの予算規模はないですからね。
    日本で貧富の格差が広がっているから大増税して貧富の格差なくせという記事書いたりとアメリカのためにわざと外国貶める記事書いてるのかと思われる記事書きますからね。

    43
      • 2023年 10月 31日

      明確に書かれていませんが結局のところ「ウクライナの柔軟性や選択肢」とは停戦・降伏論に他なりませんからね。
      内容には同調できませんが、ロシアやイスラム世界のニュースを見ると、こういった多様な考え方も堂々と公表できる西側社会に生まれてよかったなと実感します。

      28
        •  
        • 2023年 10月 31日

        多様な記事を欧米のマスコミは書くけど、日本でこんな記事書いたら吊るし上げにあって謝罪に追い込まれるぞ。
        通販生活も袋叩きじゃん。
        日本は多数派の意見に同調を強要するムラ社会だよ

        32
          •  
          • 2023年 10月 31日

          あの例えでいうなら喧嘩っていうかいじめですからね
          いじめられて反撃すると喧嘩になってしまう
          無抵抗で一方的にいじめられ続けろ
          日本の停戦論者の意見はこれです
          9条があれば戦争にならないってのも侵略されないとはいってないんですよね
          無抵抗なら戦争にはなりませんからね

          左の人は内政で弱者の味方のようなこというわりに外交で弱肉強食なんですよね
          中国総領事「弱い人は絶対に強い人にけんかを売るような愚かな行いをしてはいけない。」
          ロシアではなくウクライナのほうにさっさと停戦しろっていう人って中国総領事と同じ気持ちでしょう?

          19
            • タチコマァ
            • 2023年 10月 31日

            アメリカ(おかしい、俺は現代最強の国の筈なのにどいつもこいつも挑発してくる……)

            6
          • 匿名
          • 2023年 10月 31日

          日本では、何度も朝日新聞がもっと酷いことを何度も社説に書いていたぞ?それ根拠に日本各地の左派系市議が酷いことをいっていた。
          ゼレンスキー大統領が最初に逃亡してウクライナ人が無抵抗ならスターリンと同じように数百万が殺されようが、何百年もの街が壊されることはなかったロシア人が住んで後世に伝えられていただろうという社説とかをし、自称政治学者に何回も書かせていたぞ?
          ウクライナ人数百万人の命より街のほうが大事とかね。
          少数の勝手な記事書くマスコミは何処の国にもありますよ。

          12
    • たら
    • 2023年 10月 31日

    ウクライナに不都合な点が正直に報道されるのは良いことです。不都合な点を愚直に糺していくまでです。

    33
    • 無明
    • 2023年 10月 31日

    1年前にこんな記事を出したらロシアのプロパガンダを伝えるのかと袋叩きにされてたはず
    ウクライナが勝ち続けているムードを作るために仕掛けた大攻勢作戦が頓挫してしまいどうすればいいのか苦慮しているのだろう
    政治だけではなくマスコミや世間にもウクライナ疲れゼレンスキー疲れが生まれつつあるように思える
    中東情勢の悪化で欧米の注目がそちらに移ってしまったのも逆風になっている

    41
    • ウルフリック
    • 2023年 10月 31日

    これまでの西側からの支援は結構なものだったが、如何せんタイミングが遅すぎた。戦車にせよ弾薬にせよ同じ量が開戦半年後に届いていれば、それこそ西側世論が臨んでいた会心のショータイムを得ることができた。

    キーフを含むウクライナ東半分の割譲、ウクライナ軍の解体、西ウクライナへのロシア軍駐留がロシアの要求であり、その要求が得られるまでロシアは延々と動員をしては攻勢をし、攻勢をするたびにウクライナの領土と戦力を削り取っていくだろう
    現状で、プーチンの意図を潰すためにはロシアが動員して構成した兵力群をロシアの攻勢の度にひき肉にして、ロシアの男性労働人口の5%程を殺傷し人的資源的にウクライナ戦争を継続できなくなるようにしなければならないが、そのために必要なキルレシオでロシアを圧倒できるだけの武器と弾薬をウクライナは得ていない

    この分だと人的資源的にウクライナが先に息切れを起こし、政治的にゼレンスキーは辞任してアメリカに亡命し、後任がロシアと屈辱的な講話……実質的にウクライナの消滅となる
    現段階になってもその危機的状況を想定できない欧州主要国は愚かとしか言いようがない

    そしてロシア国民は愚かな独裁者プーチンによって人的資源の破滅的な消失と長期に渡る破滅的財政状態、半永久的な経済制裁といった置き土産によってこれから1世紀以上は冷凍刑務所のような国で暮らすことになるわけだ

    21
    • Easy
    • 2023年 10月 31日

    ウクライナ人というのは根っからの傭兵気質の民族でして。
    カネを出すパトロンのために非常に勇猛に戦うんですが、「カネを持って来れないボスは無能だから仕える価値はない」となって見限るのも早いのです。
    ゼレンスキーがあれだけ指導力を発揮出来ているのは「巨額の西側マネー」を持ってこれるからに他なりません。
    逆に言えば西側の支援が途切れるとゼレンスキーのボスとしての権威が地に落ちてしまいます。文字通り政権の生命線となっているので、ウクライナ予算を出し渋るアメリカ議会の動きは気が気でないことでしょう。

    19
      • hiroさん
      • 2023年 10月 31日

      >ウクライナ人というのは根っからの傭兵気質の民族でして。

      根拠を知りたいものだ。

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        • Easy
        • 2023年 10月 31日

        彼らの民族的アイデンティティの核である「コサック」の文化と歴史に触れてみると良いでしょう。

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          • 2023年 10月 31日

          日本人の考え方を武士道で語るような

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            • Whiskey Dick
            • 2023年 11月 01日

            コサックはタタール人から身を守るために武装した農民集団とされていますが、日本における足軽に近いものでしょうか。足軽は農業を行いつつ、パートタイムで戦争に参加した。足軽も報酬次第で主を変えたり、敵との戦闘より略奪に勤しむ輩で統率しづらかった。
            足軽は兵士が大量に必要になった室町後期~戦国時代に活躍したが、豊臣秀吉(彼も足軽出身)による統一がなされると武士と農民の分離が進んで足軽は姿を消した。
            江戸時代前期までの武士は非常に野蛮で、躊躇なく殺人を行う輩だった。徳川綱吉による生類憐みの令は戦国時代の荒っぽい風潮を改める狙いもあった。

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    • おいおい
    • 2023年 10月 31日

    平和なNYCからいろいろ批判するのは簡単だけど、侵略されている戦時に何でも対応できる訳もない。
    それがウクライナとゼレンスキー政権のレベルだから侵略されるのも叩かれるのも仕方ないと言うのは厳しすぎ。

    問題は、このまま行くとロシア優勢での停戦になりかねないのと、イスラエルとの二正面作戦の帰結として米国の対東アジアシフトが難しくなること。
    もしイランが本格的に動けば、中国や北朝鮮も余計なことしそう。。。

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    • 58式素人
    • 2023年 10月 31日

    ロシアの動員力は恐るべきものですね。改めて。また、それに疑問を持たない国民性も。
    帰還した捕虜の扱いも、ストーム部隊配属のようですから、手がつけられないですね。
    ロシアが引き下がった事例(7年戦争、日露戦争、WW1)の例に倣うべきでは。
    7年戦争では女帝エカチェリーナ2世の死により脱落。
    日露戦争では革命前の国内状態により譲歩。
    WW1では革命による国内騒乱状態により脱落。でしょうか。
    国内状況が混乱することが必要でしょうか。

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      • 拓也さん
      • 2023年 10月 31日

      7年戦争についてはエリザヴェータの崩御ですね。勿論女王の崩御だけが戦線離脱の要因ではありませんが、あまりにも特殊例過ぎて7年戦争はあまり参考にならないかと(後継者のピョートル3世がフリードリヒ大王のファンだったのが理由とも言われているのでプーチンの死に当てはめることはできない)。日露戦争も第一次世界大戦も連敗による国内の厭戦気運や経済状況の悪化による部分が大きいので、その兆候が見られない限り難しいですね。

      10
    • VIVA
    • 2023年 10月 31日

    これ以上戦争を継続してもロシアに人員と領土を削られ続けられるし、そろそろ停戦なり休戦したほうが良いんじゃない?

    欧米諸国からの軍事支援が途切れつつある中で、人口・経済ともに上回るロシアと消耗戦をやりやってもジリ貧なのは明白でしょ

    20
      • おいおい
      • 2023年 10月 31日

      ウクライナ的には本当はそうかもしれん。
      ただこれでロシアにお土産あげて終わりにしたら、数年後にまたおかわりにくるぞ。

      あと米国と西側の底を見せたことになるのでたぶんいずれ台湾は中国に持っていかれるし、もしかすると琉球も南シナ海も中国に抑えられるぞ。
      北方領土は永遠に戻ってこない。

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      •  
      • 2023年 10月 31日

      領土を割譲するだけでよければ簡単ですが
      ロシアが提示する停戦条件が現実的ではないんですよね
      非武装中立化って停戦というより無条件降伏のような条件ですよ
      日本もドイツもそこまでされてないのでWW2枢軸国以上の懲罰を食らうことになります

      将来の再侵略しやすいようにしておけよって言ってるも同然なわけで
      この条件をのむのは未来のウクライナ人から売国奴扱いでしょうね

      ロシアからすればこのまま続ければ勝てるんだからウクライナが条件をのまなければそれはどれで問題ない
      このまま滅びるか将来の再侵略で滅びるかの選択ですね

      41
        • リック
        • 2023年 10月 31日

        >領土を割譲するだけでよければ簡単ですが
        >ロシアが提示する停戦条件が現実的ではないんですよね
        >非武装中立化って停戦というより無条件降伏のような条件ですよ
        国家樹立の条件として非武装化を要求されている上にこれを拒否したら爆撃され、武力闘争に転じたらテロリストだと糾弾されるパレスチナという地域があってでですね
        ここに比べたらまだアメリカがバックにいる分希望はあるでしょ、ウクライナも

        22
      • panda
      • 2023年 10月 31日

      一時的な妥協により停戦を実現してもほぼ確実に再侵攻が予想される
      一度でも成功体験を与えれば避けられない未来です

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        •  
        • 2023年 10月 31日

        まあミンスク協定という停戦合意を積極的に破って反故にしようとしてきたのはウクライナだしな

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      • 一撃講和論
      • 2023年 10月 31日

      兵力足りません!援助も途切れそうです!領土取り返せません!国内政治もガタガタです!
      とウクライナの都合だけ押し付けられてもいまさらロシアが停戦を飲むわけない。停戦交渉はお互い出せるカードがあってこそ。今ロシアと停戦交渉しても求められるのは事実上の無条件降伏だけだよ。結果論だけどキーウ防衛かヘルソン奪還ぐらいで停戦交渉ができていればまた違った結果にはなっただろう。
      こうなった以上一撃講和論しかない。戦後のことは考えず直ちに100万規模の追加動員を行い、南部に突撃打通せしめるしかない。

      25
        • じゅん
        • 2023年 10月 31日

        >>ウクライナの都合だけ押し付けられてもいまさらロシアが停戦を飲むわけない。停戦交渉はお互い出せるカードがあってこそ。

        ウクライナが出せるものなど何もないしプーチンもゼレンスキーに対して「お前なんか話にならん!店長呼んで来い!」だろうからアメリカが出てくるしかないんだよな。
        そしてアメリカが何を出せるかになるだろうね。
        NATO拡大の凍結か制裁の解除か。
        バイデンがこれやると政治生命終了だからありえないだろうけど、トランプなら西側の反対押し切ってやるかもな。

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          • ( ゚Д゚)
          • 2023年 10月 31日

          トランプはアメリカがNATOを離脱すべきとか言ってたでしょ。
          負担金に公平性が無いというのが主な理由だった筈ですけど、
          何かジョンソンによるイギリスのEU離脱と被るんですよね。

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    • gobu
    • 2023年 10月 31日

    こちらが苦しい時は相手もまた苦しい時と思いたい
    ウク敗戦は
    西側の政治体制や資本主義などのシステムでは
    ロシアや中国のような色々な物を度外視する国には勝てないのでは?
    と言う薄々気づいていたのが確信に変わってしまうような…

    15
      •  
      • 2023年 10月 31日

      西側にとって深刻なことになったのは核恫喝の有効性ですね
      コソボのように直接参戦できない原因です
      西側は核で脅せば引き下がるって結果が得られましたから今後は最大限活用していくでしょう

      中国が活用するなら「台湾は内政問題だから日米の参戦は侵略と見なして防衛のために核を使う」って感じでしょうか
      その時にやれるものならやってみろといえないとお終いですね

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      • DEEPBLUE
      • 2023年 10月 31日

      平時に感じていた「西側の軍事費は『民主主義のコスト』で議会の食い物にされ過ぎ」と言うのは正しかった。

      5
    • 2023年 10月 31日

    >大統領顧問は「彼は自分自身を欺いている。我々には選択肢がなく戦争にも勝っていない。これを彼に伝えてみてくれ」と、別の関係者も「戦争の見通しについて議論する際、ロシアとの和平交渉はダブー視されている問題の1つだ。特に占領された土地の喪失を伴う交渉をウクライナ人は認めないだろうし、大統領は一時的な停戦にすら反対の立場だ。この頑固さが新しいアプローチを模索する努力の障害になっている」と述べた。

     ウクライナの大統領顧問も、そろそろ領土放棄の和平も含めて考えましょってか。

     しかしなあ、日露戦争の203の勝利や、日本海海戦の勝利のようなものがあればまだ和平(もしくは停戦)交渉も進められるだろうが、現状ではロシアのゾンビアタックで防戦一方だし・・・。ここで和平交渉なんてなったら、占領されてる現在の地域どころか、占領されてない東部地域並びに南部地域のその州境までは、最低でも要求されるだろう。(最低でもだぞ?)

     あとは、ブチャの虐殺等でロシア人に恨み骨髄のも多いだろう。

     停戦なんてなったらそれはそれで反対や反乱が起こったりもしないか、どうなんだ?

     ウクライナの大統領顧問はこの辺まで考慮してるのか?(まあしてるとは思うが)

     まあ一番良い条件で考えても、朝鮮戦争の38度線みたいに、両軍とももうこれ以上進めません体力もありませんってところまで戦争がいかなければ、結局のところ停戦はしづらいだろうな。

    (それ以外の条件は、ウクライナの我慢負けか、ロシアのプリゴジンの乱第2幕みたいのが始まっての戦線崩壊くらいか)

     いやしかしアメリカも、イラク戦争始めたような2000年代初期だったら、余裕で支援できるような状態だったんだろうけど・・、今のアメリカは、あの頃と比べてもだいぶ衰えたなあ。

    12
      • nednir
      • 2023年 10月 31日

      38度線みたいなことになるんだろうなとは思うのですが、アメリカ軍が逆上陸作戦してくれないのと、ウクライナ側への機甲戦力の支援が遅すぎて要塞化を間に合わせてしまったのは大きな違いで、よっぽど不利に感じます。初戦のキエフ方面で大失敗してくれたのと、人民解放軍みたいなのが出てきてないのはプラス材料で、キエフ占領とかには至らないでしょうが……

      9
    • gepard
    • 2023年 10月 31日

    ウクライナの歴史はその国名に現れている。『ウクライナ』とは古いスラブ語で『国境地帯』を意味するという。
    ポーランド、ロシア、オスマントルコ、ドイツのそれぞれの帝国に翻弄されてきた黒土とドニエプルの民族は、グレートゲームの犠牲となり続けてきた。

    ウクライナの民族主義は一瞬のきらめきで始まり、内輪もめと裏切りで終わり、長い沈黙というリズムを繰り返す。
    ゼレンスキーはこの民族の呪いから逃れられるだろうか。

    15
    • 古銭
    • 2023年 10月 31日

    あくまで兵士の確保のみを考慮するのであれば、主に東部からの国内避難民を対象とすれば政治的にも経済的にも比較的穏当に目的を達成することが可能だとは思います。
    開戦後暫くは避難民が検問などを通る際に徴兵される事例が度々あった(これ自体は手続きに違反しているため無効に出来るが、実行する余地があったかは不明)ようですが、現在も主に西部で避難民関連の民間密告が多いことや、国連(おそらくUNHCR)が現状の国内避難民を最低でも500万人以上と見積もっていることを考慮すると、まだ徴兵対象者は多いはずなので。

    体制的にも今のウクライナであれば、軍と国防省,SBU,内務省の支持さえ維持すれば抗戦自体はどうとでもなるでしょう。
    SBUは与党の一部が開戦直後のヘルソン失陥にまで全責任を求めようなど、戦況が思わしくない時期にスケープゴートにしようとする動きが度々あるので、そのあたりを止める必要はありますが。

    米国の改革要求リストにも含まれていますが、開戦後すぐに議員の資産公開停止,軍事関連の調達詳細公開停止,有資格者による被災者や国家のために使われた資産の申告義務免除などの、理屈はどうとでもつけられる類の決定が次々と下されたのはお国柄がよく出ていて和んだ部分ではあります。

    9
    • 鼻毛
    • 2023年 10月 31日

    最近政治的にも旗色が悪くなって戦争らしくなってきましたね。ここからが本当の戦いなのでゼレンスキー大統領はじめウクライナは挫けず粘り強く戦ってほしいです

    16
    • 2023年 10月 31日

    そうか、ここからが本番かあ・・・。
    ここからが、正念場なんだなあ・・・。

    17
    • 田中
    • 2023年 10月 31日

    最悪領土の切り取りで戦争が終わるにしても
    ウクライナがロシアから今後侵略を再び受けないようにする安全保障が必ず必要ですよ
    ウクライナで体面上その話ができないにしても
    これがなくては絶対に戦争を終わらせることはできない

    18
    • nednir
    • 2023年 10月 31日

    ゼレンスキーがいくら問題だらけとしても、チャーチルと同様に、戦時の大統領としてすさまじく優秀だとは思います
    あと、本来はプーチンに文句を言うのが筋なのを忘れてはいけないでしょう

    ただ現状では2/24ラインでの停戦すらまるで見えないとなると、厳しい声も出るのは理解できますね……
    F-16の訓練が終わるまでは膠着状態を続けるしかないのでしょうが、F-16が出てきたとしてどれくらい変わるかですね
    こればっかりは出てくるまで分かりませんが、劇的な効果は期待しづらいのが正直なところではありますし、JDAMの弾数がイスラエルに食われないかという不安もあるので厳しい……

    10
      • kitty
      • 2023年 10月 31日

      え?イスラエルってJDAMなんか使っているのですか?
      もったいないし、精密爆撃なんかする気も無いからわざわざJDAMキット外して使っているのかとw。

      14
        • 航空太郎
        • 2023年 10月 31日

        JDAMは普通に使ってると思いますよ。ハマス殲滅が目的なのに無誘導爆弾を使っては、関係ないところを破壊するだけで、イスラエル軍の侵攻に何の役にも立たないですから。JDAMキットの値段(230万円)なんて、貴重なイスラエル兵達に比べれば、気にする額でもありません。

        あと、絨毯爆撃するつもりならばら撒く爆弾の数を100倍は増やさないと、戦術的な効果が出ないです。

        5
        •  
        • 2023年 10月 31日

        JDAMなんか使わなくても絶対敵に当たるもんな

        13
          • kitty
          • 2023年 11月 01日

          「爆弾に当たるヤツがハマスだ」くらいは今のイスラエルなら言いそう。

          3
    • TKT
    • 2023年 10月 31日

    確かにこのタイム誌の記事のどこまでが本当なのかはわからない、というのは簡単ですが、たとえそうであっても、今のウクライナ軍に兵器、武器、弾薬、装備、兵士の人数が足りている、支援は十分で、最前線に展開するウクライナ軍が優勢で有利と考えている人は非常に少ないでしょう。

    ウクライナ国内での政治的腐敗、不正、汚職、横流しがなくならないというのは、配給だけで生活できないから各地に生まれた日本の戦後の闇市、ブラックマーケットと同じで、そうでないと今日、明日の生活ができないからでしょう。まさに八方ふさがりの状況です。こうなればもはやドローンや、AIや、スターリンク、いろんなゲームチャンジャ―的西側兵器で解決できる話ではないのです。

    こうなった責任は決してゼレンスキー大統領一人にあるわけではなく、アメリカやイギリスを始めとするNATO各国が現実を直視して深刻に反省しないといけない話でしょう。

    18
      • ( ゚Д゚)
      • 2023年 11月 01日

      ウクライナが貧しいのはNATOのせいなのですか?そうでないなら反省する謂れは無いと思いますが。

      武器提供が遅いというのなら、自前だけで戦えば良いのです。殆どタダで提供されている以上、
      感謝こそすれど文句を言えるような筋では全く無いと思います。

      14
    •  
    • 2023年 10月 31日

    ウクライナが負ければ次はポーランドやバルト三国がって言われますが、次の候補はモルドバかジョージアでしょうね
    NATOに加盟していませんし、ロシア系住民の自治区を抱える国なので保護みたいな名目を作って侵略しやすいです
    10月13日のCISでもウクライナ、ジョージア、モルドバを名指しで非難してます
    オデッサまで占領できればそのままモルドバに攻め込めますね
    開戦直後に見かけたルカシェンコの地図だとそんな感じでしたね
    最近反抗的なアルメニアも危ないと思います
    こっちはロシアではなくアゼルバイジャンにやらせるのかな

    20
      • panda
      • 2023年 10月 31日

      NATO諸国に手出しをするハードルは高いですが
      旧ソ連構成国で”反抗的”な諸国に対して誅伐を加えると言うのは普通に考えられますね

      15
      • ぱんぱーす
      • 2023年 10月 31日

      ジョージアは非常に危ういですね
      私もウクライナ戦争がロシア有利に片付いたら火種がくすぶったままのジョージアをロシアがそのままにしておくとは思えません。
      バルト三国に関してはバルト海は昔からずっとNATOの支配する海なためロシアはそれほど重要視していません。
      しかしモスクワの急所たるクリミアを含んだ黒海の覇権だけは絶対に手放さないでしょう。
      ロシアがグルジア紛争の時に武力行使を躊躇わなかったのに、クリミアへの圧力を強めるウクライナへ軍事侵攻するのを西側が予想できなかったのは怠慢だと思っています。

      9
        • ふむ
        • 2023年 11月 01日

        侵攻の予測自体はしていたのでは?
        SWIFT排除なんて気軽に出来るものではないので、水面下で事前にシナリオの一つとして策定してしていたんじゃないかと感じます

        それで短期にデフォルトに追い込み経済崩壊させてプーチン退陣大勝利と想定していたのではないかと
        長期戦シナリオは策定して居なかった感が後手後手の兵器供給から出てますが…

        4
          • ぱんぱーす
          • 2023年 11月 01日

          フランス軍情報部トップはウクライナ侵攻を予測出来なかったのを咎められ解任されています。
          全ての支援国がそうではないかもしれませんが、そうだとするとNATO内で情報の共有がされていなかった事になるんですよね。
          確信出来るほどの情報は持っていなかったか、気付いた国がそう主張しても周りが信じなかったのかもしれません。
          アメリカはトランプ時代NATO主要国に分担金の支払いと軍事費の増額を迫ったり、ウクライナへジャベリンを売却を認可したり勘付いていた形跡もあるのですが……。

          7
            • ふむ
            • 2023年 11月 01日

            NATOだとEU側は対露融和試みていましたからね…
            恐らくはファイブアイズ内での共有に留めたのかと推測してます
            諜報界の枠組みはこっちなので

            3
              • ぱんぱーす
              • 2023年 11月 01日

              そうですね
              そうだとすると納得の行く部分が多いです
              特にドイツなんかはロシアべったりでしたし

              2
    • たむごん
    • 2023年 10月 31日

    国家が、善意で他国を支援する事をあり得ません。
    ウクライナは、ロシアから天然ガスの格安購入やパイプライン収入・交易など、西側諸国からは各種支援を獲得していました。

    ウクライナは、対ロシアで引き返せなくなってしまいましたからね。
    そうなれば、西側諸国の壁(最前線)として、以前のように各種援助を与えてまで引きとどめる必要がなくなります(ロシアと永久に戦争を続ける態勢ですから)。

    むしろ、ウクライナも弱体化した訳ですから、ハンガリーの少数民族問題など隣国との外交問題では、譲歩を迫られ続ける事になるかもしれないですね。

    >「ゼレンスキー大統領は西側諸国から裏切られたと感じている。西側諸国は戦争に勝利するための手段を与えず、ただ生き延びるための手段だけしか提示しない」

    9
    • Artillery
    • 2023年 10月 31日

    ここ1、2ヶ月はあまりにもウクライナにネガティブな話が多いですね。
    南部反攻の完全な頓挫から始まり、ポーランドとの関係悪化、スロバキアの親露政権成立、米下院で親トランプ議長選出、戦場では露軍が複数箇所で攻勢中。
    あげくにイスラエルが暴れまくって結果的に西側がモラル・ハイグラウンドを失うなんてウクライナからすれば想像もつかなかっただろう事で、ここまでくると同情を禁じえません。

    ただ、このまま流れが傾いてロシアが完勝ということにはならないと思います。
    西側の支援が細っている理由としてロシアの弱体化を既に達成したというのがあり、ロシアが盛り返してガンガン進撃するようになるなら話は別です。
    記事にある通り、西側はウクライナを生かすだけの支援はくれるでしょう。

    まあ目下の注目点は、ジョンソン下院議長が下院をまとめられるかですね。
    まとめられずにあっさり解任というのも普通にありえますし、ウクライナの命運の大部分はここに掛かっていると言えそうです。

    13
    •  
    • 2023年 10月 31日

    内政の失敗から来る支持率の低下を誤魔化すために民族主義をひたすら煽り続けて必敗の全面戦争に突き進んでいった芸人の素人を英雄扱いすることに無理があったな
    まあこんなやつでも化けの皮が剥がれるまでに1年半豪華な神輿に見せかけ続けたことを考えれば西側メディアの力の大きさには感心する他ないが

    35
      • 一般通過OSINT
      • 2023年 10月 31日

      そんな神技を見せてくれた西側メディアも現在必死にイスラエルの援護射撃しておりウクライナのこと構う余裕がなくなりつつシリア戦争の二の舞になりそうですが、やはり二正面作戦はキツイですね

      16
      • たむごん
      • 2023年 10月 31日

      外国の援助頼みで、戦争をする厳しさを感じますね。
      領土減少、本土荒廃、兵士の損耗(多数の死傷者)を歴史がどう評価するのかでしょうか。

      戦後に、各種停戦を蹴ったタイミングも、それぞれ検証されると思います。

      15
        • ( ゚Д゚)
        • 2023年 11月 01日

        私が一番悪手だと思ったのは「プーチンとは交渉しない大統領令」ですね。
        何でわざわざ退路を断つのかと思いました。いや、戦況が圧勝だったのなら
        まだ理解はできますけど、別に当時からそこまで優勢では無かったですよね?
        (YouTubeではキルレシオが何倍とか西側兵器の力でロシア軍壊滅とかいう
        金太郎飴みたいな内容のゆっくり動画が乱立していて検索妨害でしたが)

        21
          • ぱんぱーす
          • 2023年 11月 01日

          完全に対話を拒否するというゼレンスキー大統領の方針は随分前から示していましたけどこれには私も頭が?でいっぱいでした。
          仮にウクライナ勝勢で戦争が進んでいたとしても、ウ側有利な条件を飲ませるためにどの段階かで交渉せねばならないですよね。

          13
            • たむごん
            • 2023年 11月 01日

            仰る通りですね。
            大日本帝国の大本営首脳部と、同じような雰囲気を感じました。

            ロシアを削りたかった援助国、首脳・外交官は拍手喝采だったのかもしれません(各国の政権はぐちゃぐちゃになっていますが)。
            仰る通り、戦争ですから、どこかで有利な講和を結べなければ意味がないですね。

            9
          • たむごん
          • 2023年 11月 01日

          仰る通りかもしれないですね。
          その大統領令に、外交的に何の得があったのか、さっぱり分からないです。

          ゼレンスキー大統領も、西側諸国や西側メディアから担がれて、連合軍のリーダーになったような雰囲気を作られてましたからね。
          冷静に考えてみれば、対ロシアの壁であり、隣国からは外交的な要求(腐敗対策や少数民族対策など)を次々と突きつけられているわけです。

          Youtubeは、アドセンスの金稼ぎであり、視聴者からの反応がよかったのでしょうね。
          FPSなどのゲーム・映画で、単純なキルレを気にする人は多いですからね、戦争は別物と理解するのは難しいものです…。

          13
      • リック
      • 2023年 10月 31日

      >内政の失敗から来る支持率の低下を誤魔化すために民族主義をひたすら煽り続けて必敗の全面戦争に突き進んでいった芸人の素人を英雄扱いすることに無理があったな

      言い方はどぎついですが結局はこういう事なんですね…
      今パレスチナがイスラエルの理不尽な暴力によって存亡の危機に瀕していますし、同様にウクライナを襲っているロシアの暴力も確かに理不尽なものです。
      しかし古今東西強者の暴力というものは理不尽なもので、筋が通っているものの方が少ない。
      そんな現実を前にどんなに正義を説いても結局何の意味もない。イギリスの無法に対して正論を述べて付け入る隙を与えてしまった林則徐のように。
      理よりも利を優先しなければならなかった。
      かつて日本は経済成長でアメリカを抜かそうというところで理不尽に全てを奪われました。
      それでも、少なくとも、それは武力で国土をボロボロにされるよりはマシな選択だったのです。
      ゼレンスキー大統領や、おそらく台湾の蔡英文総統も、日本に倣わなければならないのだと思います。それがどんなに理不尽であっても。

      24
    •  
    • 2023年 10月 31日

    >別の関係者も「戦争の見通しについて議論する際、ロシアとの和平交渉はダブー視されている問題の1つだ。特に占領された土地の喪失を伴う交渉をウクライナ人は認めないだろうし、
    ウクライナ人が認めていないのだから、ゼレンスキーの選択は民主主義の結果です。
    何も問題ない気がしますが、何が問題なんでしょう。
    逆にこう言っている関係者が停戦なんてとんでもないという民意を無視して政治をしたい、そういう権威主義の価値観の人なのではないでしょうか。
    他国人が口出すことでは無いので、どちらが良いと言う気はないです。

    5
      • 古銭
      • 2023年 10月 31日

      対露妥協は認めないが本土での総力戦による不利益を甘受したり軍に志願するかは別問題という自由なスタンスは為政者や官僚,職業軍人からすれば羨ましく感じるのかもしれませんね。

      13
    • なっしー
    • 2023年 10月 31日

    ウクライナはよく頑張ったよ
    最初にゼレンスキー大統領がキーウェストから逃げて全土占領されてたら傀儡国家にされてロシアの手先となったウクライナ兵が次の領土に戦争仕掛けてだろうしな
    停戦するならお互いに次の衝突に備える準備期間になるだろうな

    11
    • KM
    • 2023年 10月 31日

    そもそも、この記事自体がロシアの世論工作の影響を受けている可能性がある。

    西側の民主主義国家の政権はは世論を多かれ少なかれ気にするため、こうした世論工作、分断工作に脆弱であるから、「事実かどうかは不明」と言いながらこういう記事を拡散させること事態がロシアを利することになる。

    ロシアや中国のような全体主義国家に有利なニュース内容は、ファクト検証されるまで相手にしないの方がよい。

    10
    •  
    • 2023年 10月 31日

    >ゼレンスキーの選択は民主主義の結果です。

    国民が正しい情報を得たうえで判断しているなら民意でしょうが、政府が不都合な事実を隠し説明責任を果たしていないなら民意とは言えない。
    例えば戦死者の本当の数を国民が知り、これからも同じペースで増えていくという説明を受けたら国民はそのコストを受け入れるか?

    23
      • 匿名11号
      • 2023年 10月 31日

      侵略者の軍隊が国内を占拠しているという現実が変わらない以上、ウクライナ国民の選択は変わらんのでは?

      そもそもロシアの継戦能力を含めた正しい情報なんてものは、戦争が終わった後にしかわからんのだから、「民意でない」などと言うのはただの言いがかりでしょう。

      8
      •  
      • 2023年 11月 01日

      > 政府が不都合な事実を隠し説明責任を果たしていない
      好きだねえ、陰謀論が。

      4
        • ( ゚Д゚)
        • 2023年 11月 01日

        死傷者数隠してるのは事実なんですけど
        貴方の中では陰謀になるんですね。

        7
    • 朴秀
    • 2023年 10月 31日

    余所でここまでウクライナに不利なことを書いたらプーアノン扱いされそう

    侵略を受けている方が許しを乞うのは道徳的におかしくはあるが
    現実的にはいつかは停戦交渉しなきゃいかんよな
    ゼレンスキーにできるのか?

    19
      • たむごん
      • 2023年 10月 31日

      パラグアイ戦争(19世紀後半)の事例が、参考になるかもしれないですね。
      パラグアイのリーダーが死亡するまで戦い、支援国のみが得をした戦争です。

      徹底的にやるのであれば、リーダーが死ぬまで、停戦交渉は始まらないでしょうね。

      6
      • 航空太郎
      • 2023年 10月 31日

      戦争ではないとしているロシア、それも約束を当日に破るようなロシアを相手に、停戦交渉をして、その結果を遵守させるというのは、そもそもウクライナ単独では不可能じゃないか、という気がします。ロシア案による終戦ならウクライナは非武装中立とするのが最低条件ですが、停戦なら、ウクライナは4州をロシアに占領された状態で睨み合う事を飲む、って話に。

      それだと、占領されている4州にロシア駐留軍マシマシとなるのが確定している中では、絞首台に登る日を多少先延ばししてるだけではないでしょうか? ロシア国内として4州に軍を配備し終えれば、停戦は終わりで、また攻めてくるだけ。
      それが見えていて、停戦協議をせざるを得ないほどウクライナが追い詰められるのがいつか、ですね。

      10
    • パラベラム
    • 2023年 10月 31日

    人は雰囲気に流されますがこれもどこかの情報戦のひとつでしょう。
    世論を最終的にどっちの方向にもっていきたいのかよくわかりませんがメディアの世間誘導の一環で支援疲れを雰囲気として出したいのは確かな気がします。

    5
    • 古銭
    • 2023年 11月 01日

    参考記事を読み違えていたら申し訳ありません。
    横領が疑われたロスティスラフ・シュルマ大統領府副長官に関するゼレンスキー大統領の発言ですが、これは大統領ではなく当人の発言ではないでしょうか。

    シュルマ大統領府副長官のスキャンダルが問題となった翌月に、自身の疑惑に対して彼が主張する”政治的攻撃”の首謀者とされるコロモイスキー氏が逮捕されたのは中々面白い流れでしたね。

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