DEEP STATEは13日「アウディーイウカ方面のロシア軍が前進を続けている」と、RYBARも「ロシア軍がオチェレティネ北の森林地帯を制圧した」と報告、さらにRYBARはハルキウ方面についても「ロシア軍がボルチャンスクに取り付いた」と報告した。
参考:Мапу оновлено!
参考:Слобожанское направление: бои в Волчанске и выбивание резервов ВСУ обстановка по состоянию на 10.00 13 мая 2024 года
両者ともロシア軍によるウマンスキー制圧を否定している
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは13日「ロシア軍がノヴォポクロフケ方向に前進した」「ロシア軍がベルディチ~セメニフカの西に前線を押し上げた」「ペルヴォマイズケの北と南でロシア軍が前進した」「ネタラブ集落内と周辺でロシア軍が前進した」と報告。
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARも「ロシア軍がオチェレティネ北の森林地帯を制圧した」と報告、各方向に凸凹だったアウディーイウカ方面の前線ラインは目に見えて平らになってきたが、ロシア軍が赤旗を掲げたウマンスキーについてDEEP STATEは「集落の東半分がグレーゾーンだ」と、RYBARは「敵は集落の西と南を保持している」と主張し、両者ともロシア軍によるウマンスキー制圧を否定している。
スポットライトがハルキウ方面に集中して他の戦線は隅に追いやれてしまった感があるものの、依然してアウディーイウカ方面のロシア軍は前進を続けている。
因みにハルキウ方面ボルチャンスク方向についてRYBARは13日「ロシア軍がボルチャンスク市内の食肉加工工場を占拠した」「ボルチャンスクの東側面は戦場の霧に包まれている」と報告、RYBARの主張は視覚的に確認されていないものの、これが事実ならロシア軍はボルチャンスクに取り付いたことになる。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
ハリコフ防衛のために、予備隊が必要ですから、他方面への影響が確実にでそうです。
ボルチャンスクですが、川沿いに抜けられると、郊外は畑ですから厳しい戦いになりますね。
コメント欄の皆様の仰る通り、砲撃・空爆から攻撃が始まったようです。
>ロシア占領下から解放されて18カ月以上が経過した北部ハルキウ州の町ボルチャンスクは10日、激しい砲撃と空襲で朝を迎えた。
(2024.05.13 ウクライナ、ロシアの越境攻撃で弱点露呈 最も過酷な1カ月に CNN)
追記です。
ウクライナ軍ハリコフ方面、大規模な部隊移動が始まっているようですね。
>ウクライナ軍はハルキウの北方面を守る領土防衛隊の部隊を増援するために、まず陸軍の第42独立機械化旅団を送ったもようだ。ウクライナ軍の将校デニス・ヤロスラウスキーによれば、さらに陸軍の第57独立機械化旅団と第92独立強襲旅団、国防省情報総局のクラーケン連隊も同方面に移動しているという。
(2024.05.13 ウクライナ軍がハルキウ方面への増援強化 ロシアの「陽動」にはまる懸念 forbes)
そして、ハルキウ救援のために部隊を抽出された戦線を支えきれなくなり、各地で綻びが、、、、
外線作戦の基本、教科書通りに感じてしまいます。
目論見通りクピャンスクから部隊が引き抜かれましたか。
先日に引き続いてまたロシア軍の前進が始まりますね。
仰る通りです。
リヴィウ~キーウ~ハリコフ~クピャンスクが、主要補給線の1つでもありますからね。
各方面、注目したいと思います。
ハリコフまで辿り着く前に相当数がロシア軍の空爆と砲撃の餌食になりそう。制空権が無く、対空戦力もほぼ枯渇している側の部隊移動とはそういうことですが。
仰る通りです。
サーマルのない時代、夜間移動でも大損害を出したりしてましたからね…
42旅団はアウディーイウカ正面から撤退して再編に入ったと思ったらハリコフ行きですか
大変ですね
休暇・ローテーションの話は、もう無理かもしれませんね…
ウクライナ軍の反撃は成功していないようですね。
前回の記事では、このハルキウ方面のロシア軍は最大5個大隊とのウクライナ側の情報があり、もしそうならロシア軍側は本格的な侵攻ではないと思う。ウクライナ軍によるゲリラ的な攻撃や砲撃を防ぐための緩衝地帯作りでしょう。
もともとロシア軍は兵士の数に弱点があるが、それにしてはこのハルキウ方面のロシア軍が進んでいる。簡単に追い払われていない。
ゼレンスキーはハルキウ方面に増援したと言いい、113旅団と42旅団が既に増援されている。しかし、この2個旅団が、どれだけ戦力が残っているか疑問である。
アウデイーイウカ北の47旅団もそうだが、この42旅団も本来は休息と補充が必要だと思う。
結局、同じ話になるが、今はウクライナ軍は予備戦力が不足している。兵士が不足しているのだと思う。
アウデイーイウカ北でもウクライナ軍は押し返していない。このアウデイーイウカの北とバフムトの西で、ウクライナ軍の野戦軍の主力がずっと消耗しているのが問題だと思う。
ロシア軍の砲爆撃に、ウクライナ軍は結果的に肉弾で対抗しているので、時間が経てば経つほど消耗してしまう。それがさらに現在の動員忌避や動員力の低下に繋がっている。
戦場に投入できる兵士と武器の数が多い方が戦争に勝つという原則に基けば、ウクライナがロシアを上回る兵士と武器を確保できない限り勝つ見込みはないのではないかと思う
そういった文脈ではNATO軍のウクライナ戦争への参戦が実現しない限り、ウクライナは延々とロシアに領土を削られ続けて不利になる一方だから、いずれはどこかで停戦なり休戦を受け入れざるを得ないだろう
孤立主義的なトランプが大統領に当選したらいっそうNATO参戦の可能性は低くなるし、ウクライナに明るい未来は見えないね
「戦場に投入できる兵士と武器の数が多い方が戦争に勝つという原則に基けば、ウクライナがロシアを上回る兵士と武器を確保できない限り勝つ見込みはないのではないかと思う」
兵士の数はボクダン氏がここ最近ウクライナ軍の人数は130万と主張してたから勝ってそうな気がしなくもないけどぶだの
途中送信しちゃった
ブダノフが最初軍に動員された人間は客観的な理由で消えたとか言ってたから130万にもいなさそうだし(戦前のウクライナ軍の規模は20万ぐらいだから110万人死傷者出たとは思わないけど結構死傷者多そう)
そもそもボクダン氏はだいぶ誇張された様な数字を持ってくる傾向ある(ゼレンスキー大統領のウクライナ軍の規模は88万人という主張とも乖離してるしウクライナ国防省の準軍事組織含めても100万人ぐらい居る主張ともずれてる)
どの道ウクライナ軍は130万人もいなさそうだゾ
ロシア側が内戦起きるとか起きないとウクライナはこの戦争で勝てなそう(小並)
正規軍20万予備90万のウクライナ軍はいたんです。
一昨年までは
もう元気なのは20万くらいだと思います。
実際NATO軍が参戦したとして勝てるんですかね?
指揮系統の問題が全く起きない、本国への諸々の攻撃が全くないと仮定しても
米軍抜きだとまともな規模の陸軍持ってるのがポーランド、ドイツ、フランスで合計30万ぐらい
しかも季節次第で機甲戦力は全くの役立たずとバレたし、自走砲の類はとにかく数で負けている(あとドイツは最新型の歩兵戦闘車が、ねえ)
対ドローン戦でのノウハウもあるのかなあ?
空に一縷の望みをかけるしかないけど受け入れ能力の関係でほぼ片道になりそう
あとロシアの多重の防空網を突破できるのか?
初日にロシアの防空ミサイルの類、砲兵、空軍のすべて、を完全撃滅できないと負ける時期がちょっと後ろ倒しになるだけな気が・・・
陣地の不備に対してシルスキーやハリコフ知事への批判が出てる。
それは任命したゼレンスキー批判に向かい、任期切れと合わせて苦しい立場になる。
政治的にも優先課題として国境までロシア軍を追い出す必要に迫られてる。
Forbesによるとハリコフのロシア軍侵入はあえてグレーゾーンにしていた国境付近に過ぎず、少し後ろにある防衛ラインで防げるらしいから大丈夫!
なら安心ですね。西側メディアは表現の自由と言論の自由が保証された、情報統制のない最良のメディアですから。ウクライナ戦争で悉く予測を外し、読者の期待を裏切ることを除けば。
もうすぐ50機編隊のF16が来て、HARMでロシアの対空ミサイル網を全滅させ。ロシアの戦闘機を全部落として制空権を獲得してロシア軍の頭上にJDAMを雨あられと降らせるそうですから、ウクライナの未来は大変に明るいんですよ。
ナイス現実逃避。大丈夫だよ、明日ごろには多分モスクワは廃墟と化していてシベリアらへんまでウクライナは進撃しているから(超白目)
キエフに幽霊が出るくらいだから、ハルキウに天使が出てもおかしくないかな。
天使なら戦争2,3日目で出てたよ、天使の形した雲が
F-4とA-12かあ。
そにっくぶーむ
プーチンも、そろそろ入院でしょうかね?
入院しても「次」が来るだけでは
今のプーチンって何人目でしたっけ?
1日100人削っているらしいですから5個大隊程度容易く壊滅するでしょうて。(楽観)
すでに夏季攻勢は開始されていると推測するが、恐らく今回の攻勢での最大目標はクピャンスクではなかろうか。
大分前からクピャンスク方面にロシア軍が大量配備されているらしいので、この兵力が本攻勢を開始した際が今回の夏季攻勢の本番なのではと思う次第。
ウクライナ側はどの辺りで、本攻勢の勢いを止める戦略なのか非常に興味深く見守っている。
まさかとは思うが、単純に今の前線を死守では無いことを願うが、、非常に嫌な予感しかしていない。
ステイ、ステイ…まだだ、まだ何も確認されてない…落ち着くんだ
毎度のことながら数日経たないとはっきりしない事だらけなので、何もかもが「かも?」だらけな状況
全裸で待機するしかない
Xでウクライナ情勢の事を調べると、「0.7%がさ!」、「0.7%の人達には~」と呪文のように唱えてる方が散見されますがどなたか意味を教えて下さい。
あと個人的な意見ですが、軍事パレードがしょぼいだの、規模が小さくなってるだの騒がれてましたが、豪華なパーレドするより
実戦で着実に結果を出しているという事実がロシアの軍事力を誇示できていると思います。
ちょっと調べてみましたが、内閣府が令和5年9月に行った世論調査にて
ロシアに対して親しみを感じるとの回答が0.7%だったため、
そこから親露派=0.7という事になっているのではないかと思います。
ご教授ありがとうございます。日本人のロシアに対する感情などウクライナ戦争の勝敗に何の影響も与えません。あくまで客観的に戦況を分析することが大事だと思います。
「0.7%」はX上の「犬の飯」
ってアカウントから始まった罵倒語ですね。
「親露派」と置き換えると意味が通じます。
尋ねられているのが親しみを感じるか感じないかなので、該当調査による95.3%(親しみを感じる・どちらかというと親しみを感じる合わせて4.1%)が単純にロシアを嫌っているのかというとまた違うんじゃ無いかなという気がします。後空気を読んでいるかもしれないですし。
なんでそう思うかというと、職場の同僚や友人と話すと、ロシア側を支持する人は結構多いんですよね。類友なのかも知れませんが。
約30㎞(ハルキウ市~国境)のスケール感がイマイチわからなかったのですが、今まで新潟あたりでドンパチやってるなぁと思ったら、急に横浜周辺で戦闘が始まったと考えると、都民からすれば恐怖でしかないですよね……
新たに会うディーウカ方面で動きがありましたね。とりあえず戦況分析乙です。
恐らくハルキウ方面での情報で、新たに数百人規模のVDVが新たに投入されたとの情報をインドネシアの戦況分析掲示板で目にしました。真偽は不明ですがどっちにしろロシア軍はハルキウ方面で着々と増強を続けているのでしょう。
今まで(四月の末まで)と違い新たなハルキウ戦線の出現でウクライナは相当厳しいはずですが、今後が心配でなりません。
いや、YouTubeのウクライナ最強のパラレルワールドでは勝っているらしいから心配ないか(白目)
なんかハッシュタグにロシア最弱って書いてるし大丈夫ですよ。