ロシア軍によるウクライナ侵攻が開始されて130日目が経過、ハルキウ戦線、ドンバス戦線、ザポリージャ戦線、ヘルソン戦線がどの様に変化したのかをまとめた。
ハルキウ戦線:膠着もしくはロシア軍がやや押し返す
4月下旬~5月上旬までにウクライナ軍はハルキウの北に展開していたロシア軍を国境近くまで、ハルキウの東に展開していたロシア軍もドネツ川まで押し返すことに成功、Ternovaを奪還したウクライナ軍はロシア国境に到達してハルキウ北部のロシア軍とドネツ川東岸のロシア軍を分断したが、ロシア軍も反撃に転じてTernova周辺の拠点を奪い合う泥臭い戦いに発展。
6月上旬にTernovaを確保したウクライナ軍が再びロシア国境に到達したと報告されていたが、現在はロシア軍がTernova周辺を確保しており、ウクライナ軍は再度ロシア国境から押し戻された格好だ。
さらにドネツ川を渡河して対岸のZarichneを保持していると言われきたが、これまで管理人はZarichne周辺を維持するウクライナ軍を視覚的に確認しておらず、2ヶ月以上も続報が無いため「誤報or喪失」と判断してロシア軍の支配地域に変更した。
ドンバス戦線:明確にロシア軍が優勢
ウクライナ軍はセベロドネツクから後退後、防衛側に有利な高台に位置するリシチャンシクでロシア軍のルハーンシク州制圧を暫くの間阻止すると思われていたが、KreminnaとPryvillyaの間に流れるドネツ川渡河にロシア軍が成功(6月末頃)したためセベロドネツク陥落から約1週間で制圧しまった。
既にロシア軍はスラビャンスクに向かうためSivers’kに向けて前進を開始、リシチャンシクから後退してきたウクライナ軍の指揮官は「砲撃を受けたリシチャンシクは地獄のようだったがスラビャンスクやクラマトルスクはもっと酷いことになるだろう。ロシア軍の砲撃に太刀打ちできないのに街をどうやって守れというのか」とメディアの取材に答えており、イジューム方面とリシチャンシク方面から挟撃される形となったスラビャンスクの防衛はこれまで以上に厳しいものになるだろう。
ただロシア軍はセベロドネツクやリシチャンシクで5,000人~8,000人の兵士を失ったため「スラビャンスク方面に投入できる兵力は多くない」という見方もあるが、ロシア軍はスラビャンスク攻略のため新たに30もの戦術大隊(BTG)を準備しているという報告もある。
ザポリージャ戦線:ほぼ膠着状態で動きなし
ザポリージャ州~ドネツィク州南部に広がる約200kmの戦線は約2ヶ月間、小規模な戦闘が続いているものの特に目立った動きがない。
ウクライナ軍は幾つかの入植地をロシア軍から奪い返し「トクマク奪回に動いている」という報告もあったが、そのよう動きは視覚的に確認されておらず「ドンバス方面に集中するロシア軍を牽制するための動き」だったのだろう。
ヘルソン戦線:膠着もしくはウクライナ軍がやや押し返す
ヘルソン戦線ではウクライナ軍が5月末に航空戦力まで投入した反撃を開始、Davydiv Brid周辺の防衛ラインに穴を開けて突出部を作り出したが、ロシア軍は防衛ラインを再構築してウクライナ軍の前進を阻止しているため反撃開始から1ヶ月が経過しても突出部の拡大は観測されていない。
Davydiv Brid以外でもウクライナ軍は前進を試みているが上手く行っておらず、逆にロシア軍は黒海に面したStanislavとOleksandrivkaをウクライナ軍から奪っているが、両軍とも膠着した戦線を打破するには至っていない。
結局、5月末に開始された反撃はザポリージャ州と同じで「ドンバス方面に集中するロシア軍を牽制するための動き」と言って差し支えないだろう。
この他の動きとしては蛇島駐留するロシア軍を追い出して島にウクライナ国旗を掲げることに成功したが「全体の戦況に与える影響は軽微」で、ロシア軍は蛇島を失った代わりに黒海艦隊の潜水艦を使用してオデーサの封鎖を強化している。
この4ヶ月間で個人的に感じたことはロシア軍優勢になればなるほど世論の関心が失われていくという点で、リシチャンシク陥落前後にウクライナ軍が蛇島の勝利を繰り返し強調するのを眺めていると「国際世論の関心を維持したい」という意図を強烈に感じた。
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※アイキャッチ画像の出典:Головнокомандувач ЗС України 管理人が加工
日本もコロナ→ウクライナ→円安+インフレと興味が移ろってますからね。人間自分に直接関係がある出来事じゃない限り、興味を持ち続けるのは極めて難しいということなんでしょう。どうしようもない。
しかしロシアの底力は恐ろしい。もっと前に息切れしそうなもんだが、開戦してないのに戦時体制に移行できるというのも無茶苦茶ですし、ロシア人は我慢強いなと。
ソ連は貧しくても食うには困らない国だったからね
ロシア人は資本主義を受け入れてオリガルヒの台頭を経験し食うに困る国になっていた現状に相当な反発があったんだろう
貧しくなっても資本主義を捨てることに抵抗はないんじゃないかな
これが、ボコボコのやられ戦で始まったナチスドイツ戦を、最後まで戦い抜いたソ連の底力なんだなと痛感します。
実は西側がドイツ扱いだったんだなと。
我慢強いと言うか、折角外れた軛を自ら進んで受けるとは、ロマノフ朝の農奴にも劣るのではないでしょうかね。
ロシアは他人の領土に旗おっ立てるより、早く自国の東部を何とかしてほしい。
泥炭火災とパイプライン火災で熱量がシャレにならない。
エネルギー危機で中露だけ沈むなら好きにしてほしいが、それだけじゃ収まらないだろう。
エネルギー危機で沈んでるのは西側なんだよなあ
そういうレベルの話じゃなくてね。
燃えてるんですよ、物理的に。東部が。パイプが。
知らないなら調べてくれ。
大した影響もないもんを過大に見てロシア終わる終わるって馬鹿みたい
中国のパイプライン輸入量なんて全電力の5%くらいなのに
6割超えるドイツの心配でもしてやれよ
中国向けだけだと書いた覚えは無いんだが、まあロシアの不都合なことは調べる気もないんだろうなあ。
別に欧州が安泰とも書いてない。むしろその辺も一緒にやばいだろう。
ここ最近出たHN無しの中で、あなたの考えは特に偏ってそうですからね。
中国向けだけだと書いた覚えは無いし欧州は安泰とも言ってない、むしろそこだけじゃ済まないと言ったんだが、まあロシアの不都合な部分は調べる気もないんだろうなあ。
最近出たHN無しの中で、あなたの考えはかなり偏ってそうですからね。
ツイッターとかならもっと気持ちよくなれると思いますよ。
その程度で何を騒いでるんだ
元から年1回くらい燃えてるのに
それに中国のパイプラインガスなんて電力の5%くらいしかないぞ
60%超えてるドイツの心配でもしてやれ
コメント反映されないから二重投稿になっちまった
パイプラインのガス漏れ火災ですかね。
ロシアではそれ以外も森林火災が多発し、自国では消しきれないので西側にも協力してもらっていたが、ウクライナ侵攻により西側の協力が得られない。
貴重な森林資源が燃えてしまいますね。
西側のGDPはマイナスになるか?ってーとならないだろうな
対してロシアはマイナス、より市民生活を直撃するだろう
何故西側?
印象論はええて
戦費調達のため増税したあげくガスプロムの株価を吹き飛ばしちゃってるんで
もう維持するのは無理なんじゃないでしょうか
ロシアの経済が逝くか、戦略目標を達成するのが先かの競争ですね
維持整備人材とコンポーネントは西側のものが大半とも言われているので、それも含めて整備できませんね。
それもあってサハリン接収かと思ったら、そこもやばいとのことで・・。
もうメディアは取り上げないから忘れがちですが、露宇戦争勃発する以前ロシアはすでに8年以上シリア内戦に直接介入し、今更「もう少しでロシアも持たなくなる!」など言われてもピンとこないですね。
まぁ、当初西側諸国から多大な援助を受け入れたシリア反体制派武装勢力はいまどうなったかは関心を持つ人はもうほどんといないと思いますが
結局ウクライナのために義憤を燃やす大衆は関係のない遠い国の出来事だから脳天気に怒りのまま対抗措置を支持出来ただけなんだろう
それが飛び火して小麦や燃料の価格高騰という自身の足元に火が付く事態になれば怒りよりも現状認識が勝ってくる
いくらウクライナが奮戦を喧伝しても大衆にとっては戦争が長引くことにしかならず初戦のような歓迎は得られない
このまま熱狂が落ち着けば落ち着くほど対抗措置への支持は弱まっていってそのうちロシアとの融和を求める声が上がり始めるだろう
それを避けるために必要なのは蛇島奪還のような小戦果ではなくドニエプル川西岸のロシア軍殲滅のような大戦果だった、そういう企図で行われたのがヘルソン攻勢だったように思う
今後関心を維持するなら、残酷だが破壊された町や頃された人達の映像をバンバン公開するしかないだろうね。
纏まった反撃はしばらく無理そうだが、何とかして危機感を伝えないと厳しいよ。
そんなもので喜ぶ人はいないよ
このまま支援を続ければウクライナが勝てると思えなければ支援して戦争を長引かせるだけで結局負けるなら何の意味があるのとなる
グロ画像ばら撒いても逆にああもう駄目なんだなと思われて意識が離れるだけ
喜ぶとかじゃなくて、攻められたらどうなるかを具体的に見て、危機感を持つ人は増えるんじゃない?
宇が駄目なんだなとなったら周辺国の危機感は更に募って、余計収集できなくなるよ。
他の方も言われてますが、無駄に厭戦感だけ広まって和平への圧力が強まるだけでしょうね
今回の選挙戦でも「戦争は嫌だ!戦争は嫌だ!」と具体的な回避策も主張しないままひたすら駅前で連呼する候補を見掛け、思わず途方に暮れてましたが…
それが「一般的市民感覚」って奴なのでしょう
東部戦線の下がり方がこれまでより異常に早いので。
やはりウクライナ軍はセベロドネツク戦で主力を失って、瓦解状態のように見えますね。
撤退は一歩間違えるとパニックによる敗走と潰走になりますが、「砲撃の恐怖を叩き込まれた上に」「東側装備を失い、西側装備は届かない」状態では戦線の再構築が難しそうです。
ゼレンスキー大統領の「西側の武器で大反撃!」という宣伝は諸刃の剣で。前線の兵にはその裏返しで「西側の武器が来るまでは戦っても仕方ない」「手元に西側武器が無いのに勝てるわけがない」という「敗北の言い訳」にとして作用してしまうんですね。
特にHIMARSはその特性上、前線の兵士が目にすることはまずありませんから。
いるかいないのか分からない西側の新兵器を信じて命を懸けて戦うというムードには、なかなかならないでしょうね。
空軍が欲しい展開になってきましたが、
先日のNATOの会議では、戦車や大砲のことはあったけれど、
空軍の話はあったのだろうか。Migを少し渡せばOKの段階は過ぎているでしょう。
仮にウクライナがF16を欲しても、現役で空いた機体はないだろうし、
デビスモンサン基地から出すにしても、最新型の機材はないでしょう。
兵器の搭載量は不足が無くても、特に電子戦の面で補助を付けないと、
結果は期待できない形になるかもですね。
電子戦でロシアを上回っているのは米国なので、米国はどうするつもりかな。
6月に下院でウクライナパイロットが米本土でF-16の訓練をする法案が出ているから、供与に向けた地ならしはしていますね。
改めて見るとヘルソン戦線、1ヶ月たっても全然進めてないですね。
虎の子の航空戦力をつぎ込んでるってことは本気でやってるんだろうし、それがこれだと厳しいですね。
東部戦線がわりと危なくなってきてる以上、これ以上南部への増援は難しいと思われるし、西側の援助も各国足元のインフレとエネルギー不足がそろそろヤバい領域に突入しつつあって、今まで無邪気に支持してた大衆も本当の覚悟が問われそうですね。
自らの生活を犠牲にしてでも助けるべきなのか、そうでないのな。
熱狂が終わったときに前者と確信できませんね。
華々しい勝利を目指さずに最初からこんな感じで攻めて来てたらどんな状況になっていたんだろう
ハッキリ言って、最初からこうした方が着実に勝てたでしょう。
上手く行けばNATOから武器を送られる事も無く、ウクライナに対して相当有利な講和を押し付ける事が出来たと思います。
要は、FSBの幹部が開戦直前に「今、進軍すればウクライナ国民は歓呼の声でロシア軍を出迎える」と言う報告書の内容をプーチンが信じてしまったのがロシアの不幸でしたが、どうやら独ソ戦と同様にロシア本来の強さが発揮される時が近づいている様です。
セベロドネツク攻防戦が始まった頃、「何れ、ロシア軍はバクラチオン作戦張りの大攻勢に出てウクライナ軍に致命的打撃を与えるだろう」と思っていましたが、遂にその時が来たと感じています。
セベロドネツクからのウクライナ軍撤退に乗じて、ロシア軍がドンバス戦線で開始したスチームローラー作戦が成果を上げている為、この方面で後退を強いられているウクライナ軍は常に連続的な縦深・包囲攻撃に晒されていると思われます。
こうなると、ウクライナ軍は完全に擦り切れて態勢を立て直せなくなる恐れが有ります(これに対して、ロシア軍は兵員不足と言われ乍らもローテーションが組めていると言う情報有り)。
更に、今後勢いに乗ったロシア軍が北部等で新たな攻勢を仕掛けたり、南部での防御戦でウクライナ軍を拘束する様な状況になれば、最終的にはドンバス方面のロシア軍がドニエプル川を渡河した挙句、首都キーウを制圧する可能性も有り得る為、そろそろNATO軍も本格的な介入を検討しないと不味い状況が近づいていると確信します。
どうやら、私達はかつてのヒトラーがそうであった様に、ロシア軍が本来持っている驚異的な粘り強さと打たれ強さ、そして条件が整って攻勢に出た時の爆発力を軽視していたと言わざるを得ません。
ロシア軍は日々攻勢をかけているが、撃退される事を繰り返してようやくだよ
パグラチオンのような攻勢など夢想で、それができるならこれ以前に試みていた大規模な包囲作戦が成功している
ヒトラーを持ち出すが、攻勢限界を超えて無理な攻勢を繰り返していたヒトラーと被るのは今現在のロシア軍だよ
セベロドネツク以前の戦いでは、主戦場がキーウやハルキウと言った北部方面だった事も有り、ウクライナ軍の方が補給面で有利だったりロシア軍の情報がポーランド辺りの国境沿いを飛んでいたNATO軍偵察機や無線傍受(何と平文!)によって筒抜けだったと言う事情が有る為、ロシア軍は何をやろうが無謀だったのですが、今のドンバス方面はそんな事も無い上にロシア軍の方が補給線が短いので、ロシア軍はやりたい放題出来ているんですよね。
そうなると、この先補給線が伸びるとどうなるかと言う疑問が有りますが、現在ドンバス方面のウクライナ軍は開戦当初の精兵を失って瓦解状態になっており、ロシア軍の追撃を振り切れていませんから……
思うように進撃できず、作戦規模を縮小してやっているのが現状
>現在ドンバス方面のウクライナ軍は開戦当初の精兵を失って瓦解状態になっており
これはまったく同意できないな
あの広大な戦線と比較して、この狭い範囲にウクライナ軍が精鋭、予備兵力を全て投入したと?
素人見立ても甚だしいと思うが
精鋭の損失具合では、ロシア軍は戦争勃発当初から全戦域で失っている
空挺やスペツナズの士官下士官が連日凄い勢いで失われていたんだが
ウクライナが主力を温存してるとしてじゃあドンバスに投入しないでどこに投入してるんだ?となる
少なくとも東部作戦管区の平時編制のうち精鋭と言える第17独立戦車旅団、第53独立機械化旅団、第54独立機械化旅団、第92独立機械化旅団はこの狭いセベロドネツク突出部に投入されたのが確認されてるね
残りの第93独立機械化旅団だけはイジュームの方で戦ってるのが確認されてるけど、まあ広大な戦線と比較して狭いから~っていうのは論拠にならないかな少なくとも
少なくとも首都や西からの補給ルートにはまともな戦力を置いているのでは?
北から侵攻を受けたことがあり、広大な国土ゆえ東から首都に即時部隊を動かせない状況下で首都をがら空きにするとは思えず、同様に生命線である西からの補給ルートもがら空きにしているとは考えにくいのですが
なにしろ戦争というのは膨大な物資の浪費であって、攻撃するにはそれなりの準備が必要なもので、輸送と集積を監視することである程度の予想は可能であります
もちろん攻撃側も出来るだけ隠蔽して奇襲効果を高めるわけですが、それにしても限度があります
首都や西部への奇襲はないわけではありませんが、蓋然性が高い状態にあるとは言えず、そのような後方の警備には一般的に二線級の部隊が当てられます
これは一線級の部隊であれ二線級の部隊であれ非戦闘時に行えるのは野戦築城と訓練のみで、効率に然程差がないためであります
例えば大日本帝国の近衛師団やナチスドイツのLSSAHは最精鋭ですが、これらの部隊が戦時に首都周辺の警備なんて任務に就いていましたでしょうか、そんな話は全くありません
今回のウクライナでいえば、上の返信で挙げられた1個戦車旅団+4個機械化旅団は東部作戦管区の配下にある正規部隊の全てです、それがイジュームとセベロドネツク突出部に投入されていました
ちなみに東部作戦管区はハリコフ~クリボイログつまり現在の前線においてヘルソン正面を以外の全ての戦線を受け持つ管区です
ではハリコフ正面には正規部隊は何もないのかというと、全くそんなことはなく、西部作戦管区から派遣されている部隊が展開しているようです
同様にザポリージャ正面は北部作戦管区です
さらに言えば北部作戦管区や西部作戦管区からの正規部隊もセベロドネツクの攻防に投入されています
どれだけあの狭い範囲の攻防にウクライナ軍が重点を置いていたかご理解いただけましたでしょうか
ちなみにウクライナに2個しかない戦車旅団のうち第1独立戦車旅団だけは総予備として後方に残されていたようで今まであまり情報がありませんでしたが、これも最近ザポリージャの方に移されたという話があります
バグラチオン作戦って100万以上の兵力あって実現できるものだし
攻勢かけて日々撃退ってのは防御の薄いところ探る威力偵察をウクライナ側が盛ってるだけでは
ロシアは特別軍事作戦の建前で15万ぐらいしか投入できないし
砲兵火力の優位を使ってじわじわ陣取りゲームしていくしかないんだわ
ソ連軍は1千万規模だったしな
自衛隊以下の人員でパグラチオンできるって正気?と思ってしまう
湾岸戦争で100万、数が少ないと言われたイラク戦争で30万
しかも制空権付きよ
軍の専門家が弾き出して最低30万としてやったのだよ?
プーチンはそんな算定もせずにやらせようとしてるんだろう?
ヒトラー以上にやばいな
ヒトラーは少なくとも将軍達と議論はしてたが、プーチンの場合は無さげ
自分の予想に合いそうな情報だけ見て「自分が正しい!!」って一人で盛り上がっちゃってるようですからね。反証材料には目もくれないみたいです。
バグラチオンのワード先行でウクライナ東部の国土面積と予想投入可能戦力の割り算もロジスティクスもしてないんでしょう。
別に親ロ派陰謀論者というわけじゃなさそうですが、この性格は難儀ですね。
ロシア側の損失、人員数を無視してパグラチオンなどと馬鹿げた妄想をしているのは貴方だろう
読み違えて失礼な事を言ってしまった
まことにすまぬ
他人の考えが気に入らないと頭プーチンとかプーアノンとかレッテル貼りする人達が飽きたんでしょ
ちょっとでもロシア有利な意見には親露だの工作員だの酷かったし
ロシアが有利か不利かでなく、ロシアには戦争の大義がないという認識の有無で批判されるんだと思ってたけど
侵略されてるウクライナに対して降伏を求めるような論調ならば、ロシアの宣伝工作と言われても反論できまい
物価安定や世界平和のためにウクライナには我慢しろだの、破綻した意見が沸いてくるのは明らかに不自然
でも大衆にとっては世界平和より自分の生活だしなぁ。
今後物価高が続いて、自分の生活が苦しくなれば、そんな妄言とも思える意見が大勢になる可能性も有るよ。
これを許せば今後中国がーて言っても、結局自分の生活が安定しなければ考える余裕も無くなっちゃうわけだし。
ロシアを許せば中国に免罪符を与える、という理論がそもそも風が吹けば桶屋が儲かるような話で説得力がない
そんな子供騙しではさすがに大衆の理解は得られない
ロシアがどうなろうと、中国は中国の都合で戦争を起こすし、中国の都合で戦争を起こさないだろう
他人様を大衆だの上から目線する軍ヲタありえないぞ
それこそ騙そう気分満々に見える
大義に酔っててキレてるのはわかるけどレッテル貼りみたいな返信ならつけないでほしい
>ロシアを許せば中国に免罪符を与える、という理論がそもそも風が吹けば桶屋が儲かるような話で説得力がない
これは、昔から言われてる世間は繋がってるという話しの諺での一例でしょう。
私からすれば十分に説得力を感じます。なぜ感じないのか?
日本だって、対米戦参戦には、ドイツの様子を伺いながら参戦したこともあるのですよ?
自国の歴史からもきちんとそういうことは学べます。
理が全くないわけではないけど迂遠すぎるって
桶屋が儲かるにはただ桶の需要が増えればいい
中国は中国の理屈で戦争に勝てそうな時に戦争を起こすだろうよ
日本だってこれ以上待って状況が良くなりそうにないと思ったから参戦したんであって待ってアメリカを脅かせる展望があったならドイツに追従してなかったさ
事実誤認だね
無理筋ですね・・・。
同意できません・・。
反論はいくらでもできますが、たぶんあなたには無意味でしょうからカットさせて頂きます・・。
バタフライエフェクトって言葉もあるくらいですよ・・?
世界のつながり、関係性を、なめていますよ・・・。
蝶の羽ばたきが竜巻を起こすとして、だから蝶を絶滅させようと言われてなるほど尤もだと同意する人なんていないんですよ
繋がりがあることは否定しませんが、そんな話に同意するのはパラノイアだけですよ
そんな抽象的な話ではなくて、地政学的なメカニズムの問題。
中国が中国の理屈で戦争を起こすのはその通りだが、それには当然外的要素を考慮する。
西太平洋の軍事バランスとアメリカの意思はその最大要素。
どこまで世界紛争に介入する意思があるかが焦点、それは防衛省防衛研究所をはじめ、多くの政治アナリストや軍事研究家もことあるごとに表明している。
彼らが全員パラノイアだ!というのなら、もう何も言わないけどね。
一つみなさんに知っていてもらいたいことがあります。戦争で被害を被るのはどの国であっても弱者です。ロシアの志願兵の戦死者の4割が貧しい辺境の地の出身で、かつ45歳以上だとのこと、いくら生活のためとはいえこの年齢での実戦への参加は太平洋戦争の日本軍でもありませんでした。一将功なりて万骨枯るという言葉が思い出されます。
リンク
この戦争で被害を受けるのは弱者っていう使い古された文言には反吐が出る
工場を焼かれたウクライナのオリガルヒは被害を受けていないと言うのか
数億円の損害だ
等しく重い被害だ
その貧しい辺境の地の出身で、かつ45歳以上のロシア兵たちに侵略されて殺された人たちや破壊された建築物・インフラのほうが被害者側では?
どう言いつくろっても侵略戦争に侵略側として志願した人はその時点で加害者ですよ
アメリカ議会はトランプ一派を除いて反露が大勢、バイデンを突き上げている
特にリベラルホーク、ネオコン勢力はこれを機会にロシア、プーチンを潰せとかなり強硬
次の国防権限法では、対露政策に大規模な予算を付け、大統領にウクライナ支援を義務付ける事になるのが濃厚
キエフ近郊でのロシア空挺軍による空挺作戦などは、確かに本当に失敗だったかもしれないが、元からこの侵攻作戦、あるいはロシア軍からすると特別軍事作戦は、2014年から続くドンバス戦争の延長であることは明らかであり、最優先の作戦目的はルガンスク州とドネツク州の完全制圧、アゾフ連隊、アイダル大隊、スヴォボダ大隊のような工場を拠点とする財閥が編成した国家親衛隊の壊滅、ウクライナ野戦軍の壊滅だったことは間違いない。
アメリカの戦争研究所のようなシンクタンク、イギリス国防省の分析が、全体的には的外れで間違っていたことは明らかであり、緒戦のロシア軍の作戦が、内務省FSBであったとか、徴兵された新兵が主力であったとか、情報が筒抜けであったとか、そのへんもどこまで本当であったかはよくわからず、一部は確かに本当かもしれないが、全体的には針小棒大に誇張していた可能性が大きい。
特にマリウポリ方面では、このサイトでウクライナ海軍の独立海軍歩兵旅団が、最初から司令官が投降だとか、抗命だとかいうように、明らかにウクライナ軍の方が士気も戦意も低く、アゾフ連隊のような国家親衛隊との反目や同士討ちなどもあり、ロシア軍の方が一方的に優勢に作戦を進めていたことは間違いない。
ラムザン・カディロフの指揮するチェチェン軍のコサック連隊のようなのも、人道的かどうかは別として、士気の高い実戦に強い部隊であるのは間違いないだろう。
ジャベリンも、バイラクタルも、スイッチブレードも、いくらかの戦果を実際に挙げたのは間違いないかもしれないが、
「ゲームチャンジャ―」
と呼ばれるような画期的な兵器では決してなく、おそらく戦果は大きく誇張されたもので、逆に損害や、妨害電波に弱いというような欠陥は意図的に隠されていたし、ロシア軍に対しては決定的に数が足りなかった。
スティンガーや、S300のような地対空ミサイルでロシア空軍が制空権をとれないとかいうのも、あくまでも一時的、あるいは局地的な話で、実際はSu-25や、Ka-52ヘリのようなのが爆撃でウクライナ軍に大きな損害を与えていた。
外国人義勇兵も、すぐに負傷して帰国したとか、捕虜になったとか言うような話の方が多く、スペイン内戦ばりの国際旅団も今は活躍を期待されているように見えない。
ドボル二コフ将軍はよくわからないが、参謀総長のワレリー・ゲラシモフ将軍は実際にドンバスの作戦を指揮しているようで、基本原則や伝統に忠実な、火力と機動力、兵力の優越を重視する教科書的な作戦を遂行しているように見える。一方でザルジニ司令官はただ後手後手に回っているようにしか見えない。
西側メディアの専門家は時代遅れだとか、古臭いだとか、さんざんに揶揄していたが、いくら目新しい戦法や新型兵器でも実際の戦闘で負けたら意味はない。兵器や戦法が古かろうと、多少時間がかかろうとなんだろうと、先に敵兵をたくさん確実に倒した方が戦場では最終的な勝者となる。
>ドボル二コフ将軍はよくわからないが、参謀総長のワレリー・ゲラシモフ将軍は実際にドンバスの作戦を指揮しているようで、基本原則や伝統に忠実な、火力と機動力、兵力の優越を重視する教科書的な作戦を遂行しているように見える。
その割には、今日もロシア側の弾薬庫があちらこちらで爆発延焼していて、肝心の補給がないがしろになっているように見える。
補給を大事にするのだって「教科書的な作戦」だと思うんだが、そこらあたりが杜撰なようで今後も優位が維持できるのかね?
どっちも物資集積地くらい狙うしロシアがウクライナのを燃やすこともあればウクライナがロシアのを燃やすこともあるよ
師団レベルの集積地を燃やせば大戦果だけど小隊で弾薬まとめておいたのを燃やされてもまあ弾薬庫を燃やしたぞと宣伝出来るわけだし
あんま宣伝合戦に振り回されても意味ないよ
>おそらく戦果は大きく誇張されたもので
外部OSINT機関によって厳密に査定されたもの
>外国人義勇兵も、すぐに負傷して帰国したとか、捕虜になったとか言うような話の方が多く、スペイン内戦ばりの国際旅団も今は活躍を期待されているように見えない。
開戦当初から外国人義勇兵は前哨の偵察など担っており、即戦力として運用されていた
バトルオブブリテンでの外国人パイロットと同じように、育成までの繋ぎとして酷使されてはいると思われるが
捕虜になったというような話が多いというのは実数なき印象論だろう
攻勢をかけている方が有利との見立てのようだが、攻撃三倍と言われるように攻勢側が損失が大きくなるリスクがある
クラウゼヴィッツを引き合いに出すまでもなく、敵に一番大きい損失を与える事ができるのは防御戦闘。
敵が攻勢に出ているなら防御戦術で削るのが上策
で防御に失敗して突破許して領土防衛旅団置き去りにして正規兵だけ撤退とかやってりゃ世話ないな
結局、ロシアの最初の目論見通りになっちゃってるからねえ。
ウクライナやNATO、他の国々が必死で支援しても、意味なかったわけだし。
そら、関心なくなるわ。
第5世代戦闘機や超音速ミサイルなど最新鋭の兵器開発・配備・販売を大々的にうたっていたロシアが旧ソ連時代の兵器・弾薬をも戦場に引っ張り出してきている現状を見ると、西側のウクライナ支援が無意味だとは到底思えないのですが
それがわかるのは軍オタだけ
圧倒的メンシェヴィキであるところの非軍オタにはそれがわからんのです
非軍オタの理解するところはただ一点
「こんなに身銭を切って支援してあげてるのにウクライナは負けてる」
それだけ
そしてはっきり言って枝葉末節に拘りすぎる軍オタよりも漠然としか知らない彼らの見解の方が正しい
民主主義だからね
今はまだ熱があるからいいけどこんな状態が続けば厭戦感情が蔓延して誰もウクライナのことを気にしなくなる
だからヘルソンもセベロドネツクも勝たなきゃならなかった
ソ連軍は千個師団規模だったのに何でそれと同一視してるのかと
しかも現在のロシア軍BTGは定数も怪しい
ロシア軍にも損失は積み重なりそれが視覚的にも確認されているが、それは無視かい
兵員数が少ないロシア軍の方が長期的にどう考えても苦しいとしか思えないが
都市、市街を制圧するのに近接戦闘は避けられず損失は免れない
それを何回繰り返すのか想像できないものかね?
まあ、その辺りの緩やかな変遷噶一般人から興味を損なう理由なんじゃないかな?
今までのジャイアントキリング的なわかりやすさがなくなって、ミリオタしか追わないような戦線の変化に、一般人は興味は無いんだろうね。
ウクライナは何千人規模の捕虜出す包囲を受けたり今回戦線を支えられなくなって撤退したりと視覚的にロシアよりよほど損失多いような気がするけどな
でもウクライナは動員出来るから大丈夫って理屈は単純に頭数で考えればなるほど尤もらしいけど数年単位じゃ士官は育たないから結局今いる部隊を大事にしないと出来上がるのは烏合の衆になる
そして今回リシチャンシクで証明されたようにいくらロシアが市街戦を苦手にしていても野戦で突破されて後方を遮断されればウクライナはマリウポリみたいに都市に籠もって全滅するかリシチャンシクみたいに都市を捨てて逃げ出すかの二択しかないんだ
それでもドネツ川流域なら工業地帯で都市が近くて氾濫原も多いから機動の余地を封じて市街戦に引き込む下地があったけどこれから西はもうドニエプル川まで野戦主体で行くしかない
人の心があったら今更ウクライナ援助打ち切りロシア制裁解除とかできないでしょさすがに
人の心で腹が膨れりゃいいけどね
まあ一部はそれを利用して膨れるか…
反論できまいって言われてもね、意見は違ってもいいんじゃないかな
無無ちゃんは戦争に大義が必要な人
俺は利害の調整手段の一つだと考えてる人、だけど市街地を盾にした遅滞戦術は嫌いだから両軍共に野戦でサパっと死ねばいいと思ってる
あと沸くの使い方が間違ってない?
全くそうですね
人それぞれ背景が違うんだから意見の違いなんてあって当然
僕も大義なんてものよりも株を持ってる会社の燃料費高騰による利幅縮小の方が気になります
大義じゃ僕は儲かりませんもの
それを言えば人の心がないのかと責められますが、大義のために僕に損を甘受しろなんて言う輩の方がなんて全体主義的な人なんだと思っちゃいます、悲しいですね
援助を打ち切ってロシア制裁解除しても景気は回復しません。より大きな戦争が起こるだけです。
ロシアとの取引がリスクだって話ならわかるけど経済的にプラスにならないと思ってるなんて自由貿易否定論者か何か?
より大きな戦争が起こるってそれ何か根拠あるんですかって話だし
君さ、日本の国際的な立ち位置を理解してないでしょ
そんなコウモリみたいな立ち回りができる自由なんか無いんだよ、アメリカの掲げた大義に従う、それだけなんだよ
まるで学生相手のような疲れを感じる
自分と国家を同一視してるんですかね?
あるいは全体主義者?
日本国としてアメリカの掲げた大義に従うのは仕方のないことであって俺としても特に異論はないし、またそんな話をここでしていないことは自明だと思うが
個人の意見を国家の意見と同じくするべしと主張するアナタにはまるで紅衛兵相手のような諦めを覚えるね
ほら沸いた、
ロシアの唱えるエゴな大義にのっかってる連中の論理って、それが日本の未来に影を指す論理と同義だと判ってやってるんだね
その開き直りこそうすら寒いんだよ
あなたの中で理屈が繋がってるのは理解するけど、はっきり言って連合弛緩に陥ってるみたいだ
核によって恫喝戦争をする人殺し(プーチン)を放置せざるをえない時代というのは、国際秩序的には完全にマイナスだなあ・・。
ロシアの如く、核恫喝して戦争を吹っ掛ける国(中国)が増える可能性大だし、核恫喝して戦争をするために核武装をする国、核恫喝に対抗するために核兵器を保有しようとする国・・・、つまりは核の大量拡散に、さらには核を絡ませた侵略戦争・紛争の拡大・・、それらが世界中で起こる可能性が大だ・・・。
21世紀は、このままでは、嫌な時代に突入してしまうな・・。
ロシアに成功体験与えちゃうと、普通に次の侵略やるだろうけどね。その候補リストに北海道が前々から乗っている訳で
いっそ中華に攻め入られる前に、自主的にCISの一部となれば良いのでは?
如何に在日米軍が居ようとも米軍主体で求心力のない軍事クーデターを起こせない以上、日本の政権与党がロシアとの同盟を選べば日本から撤退せざるを得なくなる
ウクライナはNATOじゃないから攻められて孤軍奮闘してるんだろ
日米同盟ある日本に今から侵攻するとか誇大妄想も極まったな
そんな出来もしない恫喝を、安保条約と平和憲法に縛られてる日本に向けてくるロシアとどうつき合うのかという話なんだが
プーチンロシアが日本に求めてるのは何なのかまともに考えたことあるか?
ガスの引き換えに見合うレベルじゃないんだよ、ここのスレを遡って勉強しなよ
どう付き合うのかとか言われてもそもそも戦前から日本とロシアは大した付き合いないわな
君はここのスレを遡るよりロシアと平和条約を結べていないっていう小学校の勉強からやり直すべきだったね
日本は今回の戦争に当たってロシアとの取引が多い欧州を通じて膨大な経済的影響を受けてるだけで
ロシアが日本に何かを求めて恫喝してきたところで突っぱねて終わり、それ以上なら戦争、シンプルで考える必要があることでもない
まるで問題に答えてないね、しかも何にも考えてないしまるで現状を認識してない
ロシアをなめてないか?ロシアは要求を突っぱねる相手にガス売らないから
あなたの考えてる友好関係だの成立しないんだよ、こちらが安保条約を捨てない限り
そんなことするメリット無いから
日本の発電量の2.5%でしかないロシア産天然ガスをロシアが脅しの材料に使ってきたとしてだから何…?
そもそも別にロシアと友愛するべきなんて言ってないけど脳内の相手にキレるのやめてもらっていいっすかね
またロシア派がどうだウクライナ派がどうだという中傷染みたコメントをする人が増えてきたなぁ。イデオロギー論争ばかりが目立って、管理人さん以外の有益な情報が見づらくなるから、ふさわしい場所でやってほしいですね。