ウクライナ軍とロシア軍がザポリージャ州オレホボの南で交戦中という報告があり、ドネツク州ヴーレダーの南でもイェホリフカ方向に向けてウクライナ軍が前に出たのが確認され、反攻作戦に向けた前哨戦が開始された可能性がある。
ロシア軍の攻撃にひたすら耐えてきたので「何か」を期待させる動きと言える
ウクライナ軍の反攻作戦はザポリージャ州から南下してトクマク経由でメリトポリを目指す可能性が高いのだが、ウクライナ軍とロシア軍がオレホボの南で交戦中という報告があり、反攻作戦に向けた前哨戦が開始された可能性がある。
ロシア軍は冬の間にオレホボ周辺のポジションを改善するためT0812に向けて前線を押し上げたのだが、ウクライナ軍は冬に失った地域を4月までに取り戻しており、特にノボダニリフカから南への威力偵察を繰り返し実行してきた。
どの程度の戦闘が発生しているのか不明だが、ウクライナ軍はロシア軍の攻撃にひたすら耐えてきたので「何か」を期待させる動きと言える。
さらにドネツク周辺でもウクライナ軍に動きがあり、マリンカの南に位置するポブジェダに迫ってたロシア軍を押し戻し、ヴーレダーの南でもイェホリフカ方向に向けてウクライナ軍が前に出たのが確認された。
ウクライナ軍がバフムート周辺以外で前に出たのは本当に久々の出来事で、これが単発の事象なのか今後も継続するのか注目される。
Leopard 2A6 tanks are already at the training grounds somewhere in Ukraine. pic.twitter.com/avSDi4VVVJ
— Special Kherson Cat 🐈🇺🇦 (@bayraktar_1love) May 3, 2023
追記:ウクライナ国内のどこかに到着しているレオパルト2A6の様子
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
ロシアのお芝居は、ウクライナの反抗作戦に対抗して戦術核の使用や国民感情の高揚や志願兵の増加も考えたロシア軍内部の動きだったでしょうかね。
ロシアのお芝居が昨夜起きたクレムリンへのドローン攻撃だとしたら、それは間違っていると思いますよ
幾ら何でも1987年に起きたルスト事件の再来を連想させる屈辱的事態をプライドの高いプーチンが「偽旗作戦」の手段にするとは思えないし、しかも実行犯がウクライナでは無くロシア国内の反体制派や単なる便乗&愉快犯の可能性すら有り得る現状では未だ何とも言えません
又、仮にウクライナの反攻作戦の機先を制する為の偽旗作戦だったとしても戦術核の使用は飛躍し過ぎだし、今のタイミングでは募兵が増加しても当面の戦況に対しては訓練が間に合わず、更にロシア・ビヨンドにもルスト事件の過去記事が掲載されている以上、ロシア国内で情報統制をやっていてもルスト事件の内情は口コミで知られているはずなので国民の戦意に対する影響も不透明と言わざるを得ないです
戦術核なんて使ったらそれこそNATOの参戦を招きかねないですからね…
これは完全に同意ですね。
クレムリンは世界遺産にも登録されていますし、
ロシアの政治経済のみならず、歴史・文化の象徴
とも言える場所です。日本で言えば皇居で偽旗を
やるようなもので、ありえないでしょう。
犯人が誰であれ、世界遺産を狙うのは許容できない
愚かな行為ですよ。
ソ連の赤の広場に航空機おろしたルスト本人が西側のマスコミに後に語っているように、ソ連からの撃墜されないルートの情報提供と資金提供受けてルスト事件おこしていますから、ソ連時代にソ連の皇居外苑の所で偽旗作戦はおこなわれているですよね。共産党とソ連軍との権力闘争の結果みたいですけどね。
それ、陰謀論だと思いますよ
何故ならルストは事件後の1989年に交際を断わられた看護婦をナイフで刺し、2年半の懲役刑となった経歴がある他、釈放後はヒンドゥー教に改宗し、ソビエト崩壊後のロシアへ渡る等していたもののトラブル続きで、2001年には万引きで罰金刑を受けていますので、必ずしも誠実且つ本当の事を言う様な人物とは限らない可能性が有るのです
現在は結婚してベルリンに居住し、ポーカープレーヤーや金融アナリストとして生計を立てているるそうですが、その後もたびたび放送局などのインタビューに応じているので、もしかすると生活の為に陰謀論をメディアに吹き込んだ事が有るのかも知れません
あと、ルスト事件関連で検索しても仰る様なインタビューが見付からないんですよね……
いよいよ始まるんですね。時はいざと言われ続ける中でわざわざ5月上旬を選んで対独戦勝記念日に成果をぶつけてくる感じ、ロックですね。
一方のロシア軍は4月まで落とせなかった時点で象徴的な意味すら失ったバフムトにいまだご執心。
Zさんらもいい加減諦めたら?
道化を演じるのも正直しんどいだろうに楽になれよ
バフムトはわざと膠着状態にして、ここにウクライナ兵を呼び寄せて叩いてる「トラップ」の可能性がある。
実際ロシア軍側視点の動画では、ロシア軍はバフムトへと続く幹線道路でウクライナの援軍や支援物資の車両を待ち伏せして壊滅させてるものがある。
現時点でバフムトはロシア軍が9割制圧してて、けっこうな時間が経ってるからある程度の陣形も構築されてるはず。兵力も35万人ほどいるらしい。
今度はウクライナの側がそれらを攻略して攻める番。
戦闘では攻める側に大きなリスクが発生する。つまりロシア側が有利な状況でウクライナ軍を待ち受けることができる。
そしてゼレンスキーの「バフムトを死守する」宣言。
この補給路が伸び切った最前線で待ってれば、次から次へとウクライナ兵がやってくるから、それを叩けばいい。そうすれば自然と消耗していく。
そしてキリがいいところで最後にバフムトを完全包囲して、補給がなくなって取り残されたウクライナ軍を一網打尽にする。
そのほうが効率的じゃない? 俺ならそうする。
前にロシア軍がいくつかの街を放棄して、それを解放したとウクライナ軍が喜んでたけど、あれも戦略的価値のない街を放棄したのをウクライナ軍がわざわざ兵力を割いて解放して、その分主要エリアの兵力が削がれたわけで、あれは愚かな判断だったと揶揄されてる。
もちろんこれらは一見解でしかないけど、戦争は現状の見た目だけじゃ判断できないところがあるから、この結果を注視するしかない。
ゼレンスキーは言ってないって。
> ゼレンスキーの「バフムトを死守する」宣言
なんでか知らんが、どうにも親露派はそう思い込みたいんだな。
ゼレンスキーの言葉は『可能な限り』ですよ。
『死んでも』とは言ってない。
最近だと『兵士の命の方が大事』とか『危険な状態になったら撤退するが今はその状態でない』だし。
日本のマスコミにもそう言うことにしたい人がちらほらいるけど。
バフムトはわざと膠着状態にして、ここにウクライナ兵を呼び寄せて叩いてる「トラップ」の可能性がある。
実際ロシア軍側視点の戦闘動画では、ロシア軍は西からバフムトへと続く幹線道路でウクライナの援軍や支援物資の車両を待ち伏せしてあっさりと壊滅させてるものがある。
現時点でバフムトはロシア軍が9割制圧してて、けっこうな時間が経ってるからある程度の陣形も構築されてるはず。兵力も35万人ほどいるらしい。
今度はウクライナの側がそれらを攻略して攻める番。
戦闘では攻める側に大きなリスクが発生する。つまりロシア側が有利な状況でウクライナ軍を待ち受けることができる。
そしてゼレンスキーの「バフムトを死守する」宣言。
補給路が伸び切ったこの最前線で待ってれば、次から次へとウクライナ兵がやってくるから、それを叩けばいい。そうすれば自然と消耗していく。
そしてキリがいいところで最後にバフムトを完全包囲して、補給がなくなって取り残されたウクライナ軍を一網打尽にする。
そのほうが効率的じゃない? 俺ならそうする。
前にロシア軍がいくつかの街を放棄して、それを解放したとウクライナ軍が喜んでたけど、あれも戦略的価値のない街を放棄したのをウクライナ軍がわざわざ兵力を割いて解放して、その分主要エリアの兵力が削がれたわけで、あれは愚かな判断だったと揶揄されてる。
もちろんこれらは一見解でしかないけど、戦争は現状の見た目だけじゃ判断できないところがあるから、この結果を注視するしかない。
コメント反映されないんで再投稿。もし二重投稿になってたら申し訳ない
バフムトはわざと膠着状態にして、ここにウクライナ兵を呼び寄せて叩いてる「トラップ」の可能性がある。
実際ロシア軍側視点の戦闘動画では、ロシア軍は西からバフムトへと続く幹線道路でウクライナの援軍や支援物資の車両を待ち伏せしてあっさりと壊滅させてるものがある。
現時点でバフムトはロシア軍が9割制圧してて、けっこうな時間が経ってるからある程度の陣形も構築されてるはず。兵力も35万人ほどいるらしい。
今度はウクライナの側がそれらを攻略して攻める番。
戦闘では攻める側に大きなリスクが発生する。つまりロシア側が有利な状況でウクライナ軍を待ち受けることができる。
そしてゼレンスキーの「バフムトを死守する」宣言。
補給路が伸び切ったこの最前線で待ってれば、次から次へとウクライナ兵がやってくるから、それを叩けばいい。そうすれば自然と消耗していく。
そしてキリがいいところで最後にバフムトを完全包囲して、補給がなくなって取り残されたウクライナ軍を一網打尽にする。
そのほうが効率的じゃない? 俺ならそうする。
前にロシア軍がいくつかの街を放棄して、それを解放したとウクライナ軍が喜んでたけど、あれも戦略的価値のない街を放棄したのをウクライナ軍がわざわざ兵力を割いて解放して、その分主要エリアの兵力が削がれたわけで、あれは愚かな判断だったと揶揄されてる。
もちろんこれらは一見解でしかないけど、戦争は現状の見た目だけじゃ判断できないところがあるから、この結果を注視するしかない。
こめんよ、三重投稿になってた。
コメント投稿して反映されるまで数分かかるのね。
最後のコメントは少し変えてるから、最後のコメントが正規のもの。
これが最後の戦闘なれば良いが。
この無駄な戦争で何十万人死んでいる事か。
早くロシアを追い出して、停戦させるしかない。
素人考えですが。敵が構えているところにわざわざ行くところでしょうか。
バフムト・他でのロシア戦力の削減はそれほど上手くいったのでしょうか。
評価を知りたいところです。ロシアの追加動員の有無を含めて。
運用可能な戦力にさほどの差がなければ、強襲の形は避けるのでは。
特に、航空戦力に自信がなければ。
例を挙げるならば、ノルマンディーでの連合軍の成功は、
圧倒的な航空戦力無しではあり得なかったと思うのです。
それでは、何時何処でとなりますが、奇襲的な行動になるのでは無いでしょうか。
ちょうど、WW2緒戦でアルデンヌを突破し、マジノ線を無意味にしたように。
そうですね
しかもウクライナ軍が攻勢を始めた場所はザポリージャとドネツクと言う割と離れた場所ですから、恐らくこれは本格的な攻勢前の威力偵察かあるいは陽動作戦の可能性が高いですね
ただハルキウもヘルソンも航空優勢とは言えない状況での成功だったのも事実ですからねぇ
しかもあの頃に比べれば装備の質ではずっと良いですし
ロシア側の航空戦力については個人的にはインフラや燃料、あるいは航空基地そのものに対するハラスメント攻撃によって後方に鎮座せざる得ない状況において実質運用不可能にしようとしているように見えます
これまでロシアに防衛準備の時間があったのだから、ウクライナの奇襲が成立するのは戦略的価値の乏しい場所しかないのでは?
ロシアの防御陣地を迂回しても目的地まで何百キロも打通できる戦力が無い以上は、リスク覚悟の正面突破に賭けるしかないので、米国の予想も僅かな前進しか得られないとしているのだと思います。
やはりザポリージャへの力攻めなんですかね。
私には無謀としか思えないのですが。
と見せかけてバフムート北北東のシヴェルスクから
真東のリシチャンシクと南南東のポパスナを奪還し、
バフムートの逆包囲を狙うというのはありえない
のでしょうか。
このエリア、ウクライナの突出部になっていますが、
何故かロシアの動きが鈍い場所ですし、防御陣地も
比較的手薄なのでは?
ウクライナがバフムートに拘り続けたのも、ロシアの
補給線を西に伸ばしその背後を狙う為だったとすれば
説明がつかなくもないです。
自己レス
あー、、、でもそれなら逆にチャシブ・ヤールまで
ロシア軍を進めさせたほうがよかったのか、、、。
やっぱり無理がありますかね。すみません。
いやーバフムト可能性あると思うけどね。
両側面は手薄になってると思うし。
ウクライナの反攻作戦はクルスクの再来になる可能性が高い気がするんだよね 戦車集結やパックフロントとはお世辞にも言えないけど防御陣地が待ち構えてる まあかつての練度や物量はロシアにはないから陣地を爆撃しまくれば瓦解しそうな気もするが
攻撃一辺倒でノーガード・非泥濘のバフムトで反転攻勢するかもしれませんし、ビロホリフカのカディロフ部隊殲滅を狙うかもしれません。カディロフ政権が倒れればチェチェン独立運動が再燃してロシア連邦が内部から崩れますし。
とにかくまあ、このサイト的にも
「レオパルト2A戦車がどこの戦線に出現するか?」
というのがウクライナ軍の主攻方面を判断する大きな基準になるんでしょう。
もちろんただの可能性、選択肢としては、主攻方面にロシア軍から捕獲したT-80U戦車を投入しても、T-72を改造したポーランドの戦車を投入しても、攻撃が成功すればいい、レオパルト2A戦車や、チャレンジャー2戦車を牽制や囮につかってもいい、はずな訳ですが、供与した国からすれば、
「レオパルト2A戦車やチャレンジャー2戦車が主力であって欲しい」
はずです。
NATO諸国としては、ウクライナ軍が捕獲したT-80U戦車がバフムトで撃破されるのを見ても悲しくないが、レオパルト2A戦車や、チャレンジャー2戦車が撃破されるのを見れば悲しい、なんかもうダメ・・かも、という気持ちになるでしょう。
またロシア軍としても、T-80U戦車をバフムトで撃破しても、何の政治的宣伝にも、象徴的な意味にもならないのです。
レオパルト2A戦車や、チャレンジャー2戦車を撃破してこそ、ロシア軍は世界に軍事的な優位を宣伝できる、誇示できるのです。記念日や土地よりも、そちらの方がはるかに重要な象徴的意味を持つのです。
当然の事ですが、宣伝戦は戦争の副次的要素に過ぎず、当面する敵戦力の撃破こそが最重要事なわけです。
まぁ、現実のロシア軍がそこまで気にしてくれるのならば、攻勢時に全戦線にニセレオパルトのハリボテでも繰り出せば著しい効果がありそうですが、ロシア軍もさすがにそこまでは戦争の本質を見失ってはいないでしょう。
ロシアの構築した防御陣地の評価が非常に高い気がします。
本当に、そこまで有効なのか?
いよいよ真価が問われますね。
前に何処かの記事で読みましたが。龍の歯のコンクリートは中空とのことでした。
つまり、素人の読んだ記事が正しければ、重い物で押し潰されるということかと。
戦車に付けて地雷を処理するマインローラーなどが
それに相当するのかな、と心密かに期待(笑)しています。
そして、歯は単独で根入れが浅いとのことでしたので、
同じくマインプラウで鋤き返されるのでは、と期待(笑)しています。
ジークフリート線のそれと比べて品質は低いのかな。
あと、塹壕陣地ですが、湾岸戦争の時には、サダムラインのそれを
M9装甲ブルドーザーで一気に埋め立てていたようです。
今回はどんな準備をしてくるかわかりませんが、今言ったことは、
ロシア側もウクライナ側も十分に承知していることと想像します。
物理的に絶対に破壊できないなどという障害物はあり得ないので、どんな障害物であっても、基本的には
「時間稼ぎ」
が目的なわけですが、問題はウクライナ軍の砲弾の量が絶対的に足りず、また戦闘機も足りないといわれていることです。
ノルマンディー上陸作戦では、イギリス陸軍のホバート少将がいろんな工兵戦車を開発し、それで障害物をどんどん破壊して上陸自体はすぐに成功しましたが、ドイツ軍はファレーズに機動予備の戦車や、88㎜高射砲を集めて、対戦車縦深陣地の構成に成功し、また
「生垣」
なども非常にジャマになり、イギリス軍の前進、突破は阻止されて大損害を出しました。
映画
「遠すぎた橋」
で有名なマーケット・ガーデン作戦でも、一本の補給路しかないとこ、アーネムの南に空挺師団、戦車師団を集中させすぎて、結局作戦は失敗しました。その作戦では工兵戦車は役に立たなかったのです。
たとえウクライナ軍の工兵が障害物自体の破壊に成功しても、ロシア軍の方が時間稼ぎに成功して、機動予備部隊の移動に成功すれば、ファレーズのように戦車の前進は阻止されてしまうのです。
パットンの第3軍が突破に成功したときは、制空権は連合軍にありましたが、ウクライナ空軍の戦闘機は不足しています。アルデンヌでのパイパーのSS機甲軍の前進も、爆撃とパットンの戦車の移動で阻止されました。