ゼレンスキー大統領は12日、17日間の戦闘でウクライナ軍は「過去数十年間で最大の打撃をロシア軍に与えた」と明かした。
参考:Зеленский о потерях оккупантов: Это самый большой удар по армии России за десятки лет
参考:У нас погибли около 1300 военных. У россиян в десять раз больше – Зеленский
ゼレンスキー大統領は初めて自軍の人的被害に言及、17日間の戦闘でウクライナ軍兵士が約1,300人戦死
ゼレンスキー大統領は12日に行なった演説と海外メディアとの会見の中で「我軍は敵の戦闘継続能力を奪うためあらゆる手段を講じており、ロシア軍が被った損失は甚大だ。17日間の戦闘で敵戦術大隊の31個が戦闘能力を喪失して360輌以上の戦車、1200輌以上の装甲車輌、約60機の航空機、80機以上のヘリコプター、その他にも何百、何千もの装備を失っており、ウクライナ軍は過去数十年間で最大の打撃をロシア軍に与えた」と主張した。
ただゼレンスキー大統領は「ロシアが現在動員している数十万の兵士と数千輌の戦車を用いればキエフを占拠することができると理解している。もし彼らが絨毯爆撃を行い地域全体の歴史的記憶、つまりキエフ大公の歴史を地上から抹殺すると決断するならロシアはキエフを占拠することができるが、その時にはキエフに支配するためのウクライナ人は誰一人残ってない」と付け加えており、キエフを占領するなら全てのウクライナ人を無力化する必要があるという意味だ。
さらに興味深いのは17日間の戦闘でウクライナ軍兵士が約1,300人戦死したとゼレンスキー大統領が明かした点で、自軍の人的被害に言及したのはこれが始めてだが1万2,000人以上(米国防当局は5,000人~6,000人)のロシア軍兵士を無力化するのに1,300人しか代償を支払っていないというのは流石に信じがたい。
まぁ「敵に与えた損害を大きく、自軍が被った損害を小さく見せる」のは常套手段なので仕方ないのない部分ではあるが、、、果たして本当の人的被害はどの程度なのだろうか?
因みにゼレンスキー大統領は「もはや小さな町は存在せずキエフが最前線だ=人々は戦火を避けるため小さな町から去ったという意味」という認識を示している。
関連記事:映像や画像で確認された装備損失、ロシア軍は1,001、ウクライナ軍は277
関連記事:米国防当局、ロシア軍の戦死者は最大6,000人で負傷者はその3倍になる
関連記事:米国防総省、ウクライナ軍との戦いで失ったロシア軍の戦力は全体の5%
※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
お知らせ:記事化に追いつかない話題のTwitter(@grandfleet_info)発信を再開しました。 |
このままいくと、核は使わないまでも燃料気化爆弾でキエフ市もろとも更地にしそうや。
プーチン1ヶ月も経たないうちに失いすぎて、無敵の人になってしまったから、何してもおかしくないよな。
キエフは、あの辺の国々にとって日本の奈良のようなものらしい。
そこを廃墟にしたら、政権の正統性が失われそう。
その事は、プーチンが一番わかっているはずだが、どうなることやら。
善戦してるものの損失自体はウクライナ兵のほうが多いと思います。
BTGの31個を無力化…?投入されたロシア軍の4分の1に相当するわけで、さすがに盛りすぎだろう
死傷者が3割超えると部隊の戦闘能力は失われる
士気が低いとさらに少なくなる
2.5割の3割で7.5%だからそんなもんじゃね
よく言われる3割で戦闘力損失と言うのは根拠がないと言うことが研究結果で出たらしいですよ。
リンク
長いので全部読んでないんだけど、3割死傷者がいれば戦闘能力は半分以下になってるはずなので、数的優位が必要な攻勢側は攻撃能力がくじかれて理性が残ってるなら後退してると思うんだ
なので攻撃意図が挫かれる=無力化。こんなイメージ
両陣営20万人近く動員して、90%の戦闘力を維持。
逆に言えば1万人ぐらいは、お互い戦死者出してる?
守備側のほうが死者は少ないのではと思えます。遮蔽物に隠れていられることが多いし、けが人をすぐに後送できる
ロシアは退却するときにけが人を放置してるという話がありました
突然現れて
ロケット弾撃つだけ撃って逃げていかれたら戦闘のしようがないね
今回のウクライナ兵士の戦死「1300名」が正規軍兵士だけなのか?
郷土防衛隊(民兵)、市民義勇兵、外国人義勇兵全て含むのか分かりません
勝手な想像ですが正規軍兵士だけの数字の様に解釈しています
CNNによると「ロシア軍がウクライナの首都に侵入し、都市の北東と東で激しい戦闘が行われたため、土曜日にキエフで爆発が聞こえた」とあります。ここ数日が注目されるでしょう。ロシアは正面から来るのか、それともメディア監視の中でキエフの民間人もろとも砲撃するのか。
両軍の士気レベルの違い、守るウクライナの待ち伏せ攻撃戦法、ウクライナが保有するジャベリンなどの膨大な戦術ミサイルの数などを考慮すれば、ロシア軍に損害が多いのはうなづけると思う。大型輸送機が2機落とされているだけでも、ロシア軍に多大な死傷者が出たと考えられるし、戦車には乗員3名、装甲車でも数名の兵士が乗っているが、そこをジャベリンなどの対戦車ミサイルで奇襲されたら、ほぼ全員が即死するケースも多い。ヘリも2名が乗っているが低空飛行中をジャベリンで攻撃されたらほぼ助からない。損害のロシア軍の車両の多さは映像でも確認されているし、兵員の損害がそれに比例して多いのも当然だろう。今後、数日間、キエフ攻防戦が展開されると思われるが、ウクライナ軍の士気の高さ、装備が充実していること、市民のレジスタンス意識の高さなど考えると、戦いは熾烈をきわめ、ロシア軍の死傷はさらに増大すると思われる。キエフはなんとしてでも持ちこたえて欲しいものだ。ウクライナよ、栄光あれ!
映像には殆ど出てこないけど、ウクライナが持ちこたえているのは砲兵の頑張りもあると思います。
WW2でも中東戦争でも装甲部隊に最も損害を与えているのは砲兵で、ウクライナは各種火砲が1000門ある(流石旧ソ連)。
この前、ロシアの戦車部隊に損害を与えたのも、ドローンの観測の元に砲撃を行った砲兵の活躍でした。
現状、両軍の空軍が相手の防空体制により動きを封じられている状態では、ますます砲兵が重要になると思います。
頭のおかしいプーチンじじいのせいで、ウクライナ人もロシア人も死んでいる
地獄や天国があるのなら、プーチンは確実に地獄行きだろう
プーチンは先にこの世を地獄に変えるつもりだろ
果たして首都決戦の体になったとき、ロシアは本格的空爆と制圧砲撃をかけてすでに要塞化した街を破壊するのか
全世界が見守るなかで第二次大戦を再現する気か、いよいよ大詰め
政権が崩壊さえしなければ、「大きな北朝鮮」となって長期間持ちこたえる可能性も有りますからね……
プーチン自身はあと10年程度も凌げれば「勝ち逃げ」出来るでしょうし、それまでにロシア・ウクライナの他にどれだけが道連れになるやら……
あとプーチンだけを排除しても、その後のロシア指導者やロシア人がマトモである保証は有りませんしね