ウクライナ戦況

ウクライナ軍のミサイル防衛能力は限定的、撃ち込まれるS-300にはお手上げ

ロシア軍は再びハルキウをS-300で攻撃して被害が発生したが、ウクライナ軍はパトリオットシステムを3セットしか持っていないため「弾道ミサイルに対する保護」は非常に限定的だ。米議会調査局も弾道ミサイルに対するパトリオットの保護範囲は「15km~20km」と指摘している。

参考:Обстрел Харькова: российская ракета попала в школу, – СМИ
参考:PATRIOT Air and Missile Defense System for Ukraine 

パトリオットの正確なスペックは不明なものの、弾道ミサイルに対する保護範囲は15km~20km

2日朝にロシア軍は計131発のミサイルと無人機でウクライナを襲ったが、現地メディアは「夕方にもS-300をハルキウに撃ち込んで学校の校舎に命中し、この攻撃の余波で給水システムや付近の民家が被害を受けた」と報じている。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

ロシア製の防空システム「S-300」は空中目標と交戦する迎撃弾(5V55R)を弾道ミサイルとして使用する対地攻撃モードが搭載されており、米国のディフェンスメディアは「空中目標と交戦する5V55Rの射程は最大90kmだが、地上目標と交戦する5V55Rは弾道ミサイルのように放物線を描きながら目標に接近するため120km先まで届き静止目標に対する命中率は比較的良好だ」と報じていたが、レズニコフ国防相は昨年末「対地攻撃モードで使用されるS-300は200km~220km先の目標に到達するためハルキウ州、ムィコラーイウ州、ヘルソン州、ザポリージャ州を恐怖に陥れている」と言及。

対地攻撃用に作られたIskander-M(弾頭重量480kg~700kg)と比べれば5V55R(弾頭重量133kg)の破壊力は小さいものの、ウクライナ軍が保有する防空システムの中で「弾道コースを飛んでくる空中目標」に対処できるのはパトリオットシステムのみだ。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

弾道ミサイルの下層迎撃に対応したPAC-3弾の射程は40km(交戦目標が航空機なら80km)、最新のPAC-3MSE弾の射程は60km(交戦目標が航空機なら120km)と言われているが、米議会調査局は2023年1月に作成したレポート(PATRIOT Air and Missile Defense System for Ukraine)の中で「(パトリオットの正確なスペックは不明なものの)弾道ミサイルに対する保護範囲は15km~20kmだ」と指摘している。

しかもウクライナ軍が保有するパトリオットシステムは3セットしかなく、S-300の影響を受ける主要都市(キーウ、チェルニーヒウ、スームィ、ハルキウ、ポルタバ、ドニプロ、ザポリージャ、ヘルソン、ムィコラーイウ、オデーサなど)に弾道ミサイルの保護を提供するには「最低でも10セット以上のパトリオットシステム」と「PAC-3弾」が必要で、より射程の長いIskander-Mに対処するには「もっと多くのパトリオットシステムが必要」という意味だ。

出典:Lockheed Martin

ゼレンスキー大統領は「パトリオットシステムが50セットあればロシアのミサイル攻撃で傷つく人はいなくなる」と述べたことがあるものの、仮に高価なパトリオットシステムを50セット提供できたとしてもランチャー(50セットに含まれる数は300輌~400輌)に装填する迎撃弾の数は膨大で、全てがPAC-3弾構成なら4,000発以上、PAC2弾構成なら1,000発以上で、これだけの迎撃弾を提供するには160億ドル=2.2兆円(PAC-3の調達コスト約400万ドル×4,000発)もコストがかかる。

そのため「警報とシェルターへの避難」が最も現実的な対処方法で「建物や施設への被害」は受け入れるしかない。

関連記事:ウクライナ国防相、対地攻撃モードのS-300は最大220km先の目標に到達する
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※アイキャッチ画像の出典:U.S. Army photo by Eugen Warkentin

ロシア軍による大規模なミサイル攻撃、ウクライナ軍は131発中107発を撃墜前のページ

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コメント

    • マダコ
    • 2024年 1月 03日

    やはり、ロシア軍は、ウクライナの防空システムに対して探りを入れているようですね。おそらくは、年末の航空機数機の撃墜も関係あると思いますが、位置の特定と、弱点を探していると感じます。

    「パトリオットシステムが50セットあればロシアのミサイル攻撃で傷つく人はいなくなる」
    ゼレンスキーは、すぐにくれと言いますが、パトリオットをそんなに導入したら破綻するでしょう・・こういう高価な迎撃兵器に対しては、安価なミサイルやドローンを頻繁に打ち込めば、金銭的にも、数的にも、やがて尽きるという弱点も見えてきました。

    30
      • 無名
      • 2024年 1月 03日

      徴兵もそうですけど増やしたそれを維持運用するのも、人や金、物が更に必要になりますからね。
      言うは易く行うは難しと言いますが、ウクライナの財務省はそんな金がどこにある?と言うだろうし、軍部もそんな人や物がどこに?って言うでしょうね。

      後は時間が経って今は撃ち込んだロシアよりも、防げなかったウクライナ政府へ国民の批判が行くのもあるでしょうし。

      17
        • マダコ
        • 2024年 1月 03日

        ゼレンスキーが目立ちたがりの素人である事を表すような発言ですよね。何でもそうですが、身の丈以上の事をすれば、別の意味で破綻しますし、そこが分かっていないからこそ、このような感じになってしまっているようにも見えます。政治家としては無能ですね・・

        24
          • 無名
          • 2024年 1月 03日

          まあ、元はコメディアンですから…。
          支持率も低くてロシアが侵攻しなければ普通に払い落とされてたと言われてますし。

          ウクライナのメディアが匿名の情報としてゼレンスキーがロシア軍によるミサイル攻撃を受けて、西側諸国の指導者らとの電話会談を要請したって話があったそうですね。
          スケジュールを理由に全員が断ったそうですけど。

          8
    •  
    • 2024年 1月 03日

    ウクライナが5V55RやKh-22やイスカンデルは迎撃不能としながらキンジャールは全機撃墜を発表し続けてるのはよくわからない

    16
      • あああ
      • 2024年 1月 03日

      パトリオットが配備されたキーウでは迎撃可能、パトリオットが配備されてないハルキウでは迎撃不可能。それぐらい記事を読んで読み取れないの?

      22
        • AAA
        • 2024年 1月 03日

        年末から年始の攻撃でキエフにKh-22やSRBMが着弾した動画あげられてたけど
        「パトリオットなら100%迎撃できるから着弾したのはキエフ以外の都市」というのは仮定に仮定を重ねただけで根拠が無い
        仮に100%撃ち落とせてもパトリオットの対処可能数を越えれば飽和する
        ウクライナの迎撃成果発表は検証不可能の言ったもの勝ちというところも考慮しなければならない

        44
          • あああ
          • 2024年 1月 03日

          迎撃可能と書いてあるでしょ? 100%迎撃できるなんて言ってない。

          30
            • ( ゚Д゚)
            • 2024年 1月 03日

            「キンジャールは全機撃墜を発表し続けてるのはよくわからない」
            に対して「迎撃可能」とレスしたら文脈的に100%を意味しますよ。

            25
              • Artillery
              • 2024年 1月 03日

              ツリー元の文章はおそらく二つの解釈ができます。
              一つは「5V55RやKh-22やイスカンデルは迎撃不能」と「キンジャールは全機撃墜」が論理的に矛盾しているという解釈です。
              この解釈の場合あああさんの指摘が正しいです。前後の論理的繋がりに、キンジャールの実際の撃墜確率が100%かどうかは関係ないからです。

              もう一つは「5V55RやKh-22やイスカンデルは迎撃不能」と潔く言っているのに、極めて怪しい「キンジャールは全機撃墜」との強弁を続けるのはなぜか?という解釈です。
              「俺のコメントの意味を読み取ってくれ」とのレスからするにこちらが正しいのかな?と思います。
              個人的にこの解釈に返答するなら、やはりアメリカの意向が大きいんじゃないでしょうか。
              パトリオットは様々な国で運用されているヒット商品ですし、マーケット上の悪影響は避けたいはずです。

              6
            •  
            • 2024年 1月 03日

            キンジャールをパトリオット配備都市の迎撃可能範囲内にしか撃ち込んでないという根拠は?
            それがなければお前の話なんも意味ないけど

            11
        •  
        • 2024年 1月 03日

        記事より前に俺のコメントの意味を読み取ってくれ

        10
        • 無名
        • 2024年 1月 03日

        普通にキエフでも損害出てますよ?
        ウクライナ保安庁がウクライナ軍の損害を撮影したら厳罰にする禁止令があるから出してないけど、それを知らない外国人なんかは武器や石油などの倉庫がある工業地帯への攻撃結果をSNSやらに載せてますし。

        12
    • 黒丸
    • 2024年 1月 03日

    ウクライナがドローンでロシア国内奥深くまで攻撃できれば
    対空ミサイル転用の対地攻撃なんてことは
    ミサイルがもったいないので出来なくなるのでしょうか?

    4
      • 分析
      • 2024年 1月 03日

      攻撃目標が何処で何にするか次第になりそうですね。
      弾道ミサイルではなくドローンでの遠距離攻撃は、ウクライナの防空システム範囲外になれば戦闘機での機銃撃破も可能になります(ウクライナも実際やっています)
      また、そんな遠距離ドローンは高価なため、結局財政負担がウクライナにも生じます(ランセットが安価で大量供給されているのは数十km程度の航続距離なため)
      そして、ウクライナは国土防衛戦という立ち位置な以上、民間施設も防衛する必要がありますが、ロシアは民間施設が狙われたら迎撃ミサイルは撃たずにそのまま攻撃させ、ウクライナの非道を非西側諸国への宣伝に使うでしょう。
      やらないよりはマシでしょうが、厳しい作戦になると思います。

      16
      •  
      • 2024年 1月 03日

      ソ連時代に作った期限切れの廃棄予定のミサイルが大量にあるんだよ

        • Kitty
        • 2024年 1月 03日

        いくらなんでもソ連時代の固体ロケット燃料は「湿気って」て使えませんがな

        3
          • ユーリ・レズスキー
          • 2024年 1月 03日

          固体ロケットの燃料はアルミやゴムを混ぜて作ったやつなんで結構持ちますよ。
          アメリカのミニットマンも製造が終了して結構経ちますけど、打ち上げテストでたまに失敗しますけど基本的には成功します。
          特にソ連のロケットは無駄にタフに出来てるんですよね、ソ連版アポロ計画用のN1ロケットのエンジンも
          50年くらい倉庫に放置してたのに普通に点火できましたし。

          7
            • kitty
            • 2024年 1月 04日

            >打ち上げテストでたまに失敗しますけど基本的には成功します。

            米国「じゃあ捨てよう(新しいのを購入)」
            ロシア「じゃあ使っちゃおう」

            ですな。

            5
      • ポレ
      • 2024年 1月 04日

      モスクワにも無人機を何度か飛ばしてて
      オフィスビルに当たる戦果?もあったようですが
      ロシアも対策してます。

      モスクワ市民がカーナビが使えなくなるほどの
      妨害電波が飛んでるようで
      ロイターあたりもニュースで報じてました。
      GNSS誘導のドローンはいくら飛ばしても
      明後日の方向に落ちて終わりでしょう

      4
    • 58式素人
    • 2024年 1月 03日

    PAC-3ミサイルを増備するのが一つの解答でしょうか。
    S-300ベースのフランケンSAMで代替できると良いのですが。発射機の数はあるでしょうし。
    パトリオットシステムの新造は時間/価格がかかるでしょうから。
    首尾よくNATOに加盟できれば、イージスシステムやTHAADが使えるかもですね。
    テキトーを言うと、ドニプロ河に退役するタイコンデロガ級を一隻浮かべると
    概ね問題解決するような気もします。半ば以上冗談ですが。
    現在、イージスアショアのレーダーがルーマニアにありますが、これは対イラン用ですから。

    2
    • 航空太郎
    • 2024年 1月 03日

    そもそも弾道ミサイルに対する迎撃システム、という時点で、発射された弾丸を弾丸で撃ち落とすようなモノ、などと言われるほどの高難度で、それを実現できている国はとても少ないのが実状です。第二次世界大戦時、ドイツのV2ミサイルに対して発射基地を叩くしか手段が無かったのと同様、弾道ミサイル発射基地や車両を叩く、という手段を取るのが、先進国以外の国が取れる対策でしょう。

    それに攻撃用の航空戦力を揃えるのだって四苦八苦するのが発展途上国です。アルゼンチン、南アフリカも資金が足りずまともに運用できなくなったくらいで、BRICS諸国並みですらソレですからね。アレばそりゃいいけど、無いのがウクライナにとっては身の丈に合った現実だ、というのも認めざるを得ないでしょう。迎撃システムは大変高価ですから。

    22
      • TKT
      • 2024年 1月 03日

      アメリカ軍の弾道迎撃ミサイルの歴史を遡ると、1970年代まではLIM-49スパルタンや、スプリントミサイルのような
      「地対空核ミサイル」
      が配備されていましたが、1972年に弾道迎撃ミサイル制限条約、ABM条約というのが結ばれ、研究もストップします。

      1980年代にはSDI、戦略防衛構想、俗にいう
      「スターウォーズ計画」
      が始まり、研究予算は各種の
      「レーザー兵器」
      に回されたわけです。

      しかしそれも結局、失敗に終わり、1990年代になってようやく本格化したのがパトリオットミサイルのPAC2、PAC3の研究です。しかしもともとはパトリオットミサイルは、敵の飛行機を撃墜するためのミサイルで、弾道迎撃ミサイルではありません。

      PAC3では、弾頭、ミサイルの本体はPAC2よりも小型化し、逆に射程は大幅に短くなっています。弾道迎撃ミサイルが高価なのはもともとは
      「核弾道ミサイル」
      の迎撃を想定したもので、核兵器でないただの安いミサイルを使った消耗戦、飽和攻撃などは想定していないというのもあるでしょう。それでもスターウォーズ計画のレーザー兵器よりはまし、実用的で安いということです。

      16
    • たむごん
    • 2024年 1月 03日

    パトリオット、50セットですか。
    ウクライナが、自力で買えるのであれば素晴らしいですね…。

    中東では、イスラエルだけでなく、米軍に戦闘も発生してパトリオットを追加配備しています。
    日本が、アメリカに不足分を追加輸出する事を決定、欧米にもう余裕はないんですよね。

    21
    • はる
    • 2024年 1月 03日

    パトリオット50セットあったらいいよなぁ……

    7
      • ( ゚Д゚)
      • 2024年 1月 03日

      ハッピーセットですね。

      14
      • Easy
      • 2024年 1月 03日

      日本の自衛隊が保有するのが18セットだそうで。
      日本の3倍量、と考えるとなかなかの数ですね。
      それを毎年毎年無料で弾薬補充されるなら、こんな無敵の防御体制もありません。
      日本もアメリカにタダでくれと要求してみても良いんじゃないでしょうか。

      19
    • とある経営者
    • 2024年 1月 03日

    何かと話題になっているパトリオットミサイルの対米輸出は認められません。平和憲法の理念のもとではどうあってもミサイル輸出の整合性が取れない。戦後日本の理念であり日本に侵略を受けたアジア諸国への国際公約でもある平和憲法では許されないものは許されないのです。この法規範に従わない政治家はどうぞ日本から出て行ってくださいと思いますね。パトリオットミサイルが許されれば次は英伊との共同開発をしている新型戦闘機も海外輸出すべしとなってしまいます。そうなれば平和憲法が無いも同然になる。ダメなものはダメ。原則は原則です。

    13
      • ( ゚Д゚)
      • 2024年 1月 03日

      なるほど。「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」
      という平和憲法に従って自衛隊を解散すべきと考えている訳ですね。

      12
        • 平和の受益者
        • 2024年 1月 03日

        憲法なんぞ所詮人間が決めた紙切れの呪文。
        完全不変の神ではない。
        時代の変化に応じて、時代に即した憲法に対応すべきだと思うが、その変更に伴う議論さえ否定して原則を不変の原則としてしまうのなら民主主義の否定となり、憲法と社会構造自体をも否定することになりませんか?
        →法規範に従わない政治家は出て行け
        とは、見方を変えれば憲法の一解釈を他者に押し付けて、その他の意見を排除する独裁主義そのものと言われても仕方がない。
        もっと多様な考えに触れて寛容になっていただきたい。
        大丈夫です。とある経営者さんに他国のミサイルが落ちても政府は反撃しませんから!
        見捨てられても文句いわれても、今の憲法では政府は安易に反撃はできず被害者は生贄で終わりますよ。

        24
          • ( ゚Д゚)
          • 2024年 1月 03日

          レスの場所、私の下じゃなくて私と並行じゃないですか?

          1
            • ( ゚Д゚)
            • 2024年 1月 03日

            ×平行
            〇並列

            • ( ゚Д゚)
            • 2024年 1月 03日

            大変お恥ずかしながら再訂正

            ×並行
            〇並列

      • Whiskey Dick
      • 2024年 1月 03日

      ウクライナが主張するパトリオットシステム50セットを本当に供与したら、西側を防衛するパトリオット迎撃弾は短期間で枯渇します。特に北朝鮮との対立を抱える我が国では迎撃弾の不足は致命的であり、アメリカの要望であっても無制限に売り渡すのは禁物です。
      ロシアのミサイル攻撃から身を守りたいのなら高価値目標のデコイを作れば良いんです。例えば空き地にF16のモックアップを複数並べておけばロシアは間違えなく攻撃し、「F16を破壊した」と声高に宣言するでしょう。デコイなら殺傷兵器では無いので輸出も容易です。

      14
      • .
      • 2024年 1月 03日

      社民党、立憲共産界隈の昭和薫る香ばしいご主張で。ノイジーマイノリティでも中露朝鮮などと違って極端な発言でも弾圧されずに幸せを噛み締めておられますかね。
      プロパガンダで反日工作に従事されているのか、はたまた本気で信念で書き込みされているのか。まだこんなこと言う方がおられるんですね。
      ぬるま湯に浸かっていられる現行憲法を墨守したいお気持ちはよく伝わってきました。現実にそぐわなければ国民の権利で変更することを憲法は予定しているんですがね。

      8
      • ザコ
      • 2024年 1月 03日

      経営者さんの意図とは全く違いますが本邦のパトリオットの生産能力の余剰はいかほどのものなんでしょうか
      輸出するほど余裕があったならいいのですけど

      6
        • 半分の軍事費の国から
        • 2024年 1月 04日

        発注から納期まで2年掛かるらしいので、最初は自衛隊保有のPAC-2とPAC-3から輸出していくそうですよ、つまりは計画生産分しか造れなくて、余力は全力生産に移行しても2倍に増える位なのではないかと思います。生産ラインを増やすまでするなら、サードミサイルも導入して2本立て防御に移行する方が良いし、陸自は03式改良を継続して万能迎撃ミサイルにするつもりの様ですし。よって夢の様な大型取り引きにはならないと思います。

        4
          • ザコ
          • 2024年 1月 04日

          なるほどありがとうございます
          やはりそうそう美味しい話でもないのですね…
          (日本の防衛に影響のない範囲で)ウクライナの支援になるならまあよしという感じでしょうか

          2
      • のー
      • 2024年 1月 04日

      兵器輸出は憲法と抵触しないでしょう。
      日本国憲法施行後の朝鮮戦争の時でも輸出してましたよ。

      3
    • Whiskey Dick
    • 2024年 1月 03日

    >対地攻撃モードで使用されるS-300は200km~220km先の目標に到達する
    ミサイルシーカーを受動レーダーに換装すれば、前線に配置される野戦防空システムを破壊できるのでは。勿論防空システム単体では遠距離の地上目標を探知・照準できないので、前線を飛行する戦闘機やドローンによるデータリンクと組み合わせるでしょう。

    2
    • 居庵馬閑
    • 2024年 1月 03日

    口撃したい相手が「言ってもいないことを 言ったことにして、それに対して反論する」 巧妙な手法があるようだ  藁人形論法strawmanと言うらしい
    強烈な詞で決めつけたり 論点ずらしも基本の技かなー

    4
      • ( ゚Д゚)
      • 2024年 1月 03日

      どのレスに対しておっしゃってるのか存じ上げませんけど、
      藁人形論法については随分前の記事のコメントで出ましたよ?

      5
    • つぐみ
    • 2024年 1月 03日

    キンジャールって超極音速ミサイルという触れ込みの割にはことごとくアメリカ製の防空システムによって迎撃されてるから、案外その程度のものかってイメージ

    それ以上にこれだけロシアが無人機も織り交ぜながらウクライナを攻撃してるのに全然迎撃ミサイルの在庫は尽きてないのを見るに、そんなに武器不足が起こってるとは思えないが…

    3
      • 歴史と貧困
      • 2024年 1月 03日

      >全然迎撃ミサイルの在庫は尽きてないのを見るに、そんなに武器不足が起こってるとは思えないが…
      アメリカの共和党議員も「そう思っている」ので、ウクライナへの支援は過剰だと民主党案に反対するのでしょう。アメリカが支援などしなくても、十分にロシアと戦えていると。

      >案外その程度のものかってイメージ
      そのイメージが広がるほど誰もが追加支援を渋るため、ロシアとしても好都合になるかと。相手側がロシアを過小評価してくれるならやりやすくなる。

      5
      • みい
      • 2024年 1月 03日

      JSFとか評論家はバカのひとつ覚えのように「イスカンデルの空中発射型だ!」って言うけど、だから何?って感じ
      むしろイスカンデルと同じ工場でほぼ同じコスト(3億円ぐらい)で量産できるのは強みでしかない
      逆にツィルコンみたいな新型は量産する設備がないし、生産するにしても倍(6億円以上)のコストがかかる
      旧式2発と新型1発とどっちがいい?って話にもなってくる
      空中で発射する事でイスカンデルより多少迎撃しにくくなるなら十分だろう
      T-14よりT-90Mを量産したほうがいいってなってるのと同じ
      米国と戦うなら完全に新型のミサイルを使うべきだろうけどな、ウクライナにアバンギャルド以上のミサイルはオーバースペック

      8
        • uralT72
        • 2024年 1月 03日

        >JSFとか評論家はバカのひとつ覚えのように「イスカンデルの空中発射型だ!」って

        あの人が主張してるのはキンジャールの兵器としての性能や有用性についてではなく、呼び方についてだな。
        「飛ぶ速度が極超音速だからといって、ただの放り投げ軌道で飛ぶだけのミサイルを極超音速ミサイルと呼ぶのはおかしい!速度が極超音速であるだけじゃなく、飛び方がもっと凝ってないと極超音速ミサイルと呼んではいけない。見つかりにくい低高度を飛ぶとか、迎撃しにくいフェイント機動をするとか。」つう主張。

        まあ個人的に氏(や国内外の一部の軍当局)のそういう主張には賛成出来んけどね。氏が「極超音速ミサイル」と考えるそれにおいて高度な飛び方をする事こそがキモだと考えるなら、そういう特徴を盛り込んだ呼び名を使えよと。例えばHGV、HCMとか。
        そういうミサイルを簡素に「極超音速ミサイル」と呼ぶっていうのは、例えば翼が生えてて空を飛べて且つ色が白黒であるっていう特徴を持つ新種の牛が発見された時に、それを分かりやすく「シロクロヒコウウシ」とか命名するんじゃなくて「シロクロウシ」とか命名しちゃうようなもんだな。それで普通の白黒の牛を見た人が「あっ、あそこにシロクロウシがいる!」っ言うのに対して「無知だな!単に色が白黒なだけではシロクロウシとは言わない!シロクロな上に翼が生えてて空を飛べて初めてシロクロウシと言えるんだ!」とマウント取ろうとしてるのがJSF氏。

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        • uralT72
        • 2024年 1月 03日

        >JSFとか評論家はバカのひとつ覚えのように「イスカンデルの空中発射型だ!」って

        あの人が主張してるのはキンジャールの兵器としての性能や有用性についてではなく、呼び方についてだな。
        「飛ぶ速度が極超音速だからといって、ただの放り投げ軌道で飛ぶだけのミサイルを極超音速ミサイルと呼ぶのはおかしい!速度が極超音速であるだけじゃなく、飛び方がもっと凝ってないと極超音速ミサイルと呼んではいけない。見つかりにくい低高度を飛ぶとか、迎撃しにくいフェイント機動をするとか。」つう主張。

        まあ個人的に氏(や国内外の一部の軍当局)のそういう主張には賛成出来んけどね。氏が「極超音速ミサイル」と考えるそれにおいて高度な飛び方をする事こそがキモだと考えるなら、そういう特徴を盛り込んだ呼び名を使えよと。例えばHGV、HCMとか。
        そういうミサイルを簡素に「極超音速ミサイル」と呼ぶっていうのは、例えば翼が生えてて空を飛べて且つ色が白黒であるっていう特徴を持つ新種の牛が発見された時に、それを分かりやすく「シロクロヒコウウシ」とか命名するんじゃなくて「シロクロウシ」とか命名しちゃうようなもんだな。それで普通の白黒の牛を見た人が「あっ、あそこにシロクロウシがいる!」っ言うのに対して「無知だな!単に色が白黒なだけではシロクロウシとは言わない!シロクロな上に翼が生えてて空を飛べて初めてシロクロウシと言えるんだ!」とマウント取ろうとしてるのがJSF氏。

        4
    • lang
    • 2024年 1月 03日

    そういえば、ウクライナの債券がGlobalXの債券ファンドETFに含まれてましたが
    大体額面の5分の1よりちょっと上ぐらいの価格に落ちてましたね 現地通貨建てだとは思いますが
    まあそれぐらいのリスクはあるということです 

    7
      • たむごん
      • 2024年 1月 03日

      情報ありがとうございます。
      実質デフォルトですから、そんなものでしょうね。

      利払いを、凍結しているものもあるんですよね。

      5
    • paxai
    • 2024年 1月 03日

    ウクライナって2023/1にロシアのS-300の残弾を6672発(消費1328)と見積もってるんだよね。
    パトリオット4000発貰っても毎回迎撃したらロシアの弾だけが残る事にならんか?

    8
    • kitty
    • 2024年 1月 04日

    日本のBMDも北朝鮮には対応できても中国相手だとほぼノーチャンス。
    しょうがないとはいえそれをちゃんと国民に説明しないでいるのは問題ですね。
    Jアラート訓練も通知する訓練でしかなく、昨年11月に20人の都民相手に避難訓練したのが初めてだとか。

    4
      • ahoge
      • 2024年 1月 04日

      説明しちゃうと決断が必要になるからなあ
      核武装の議論も高まるだろうし、可能な限り曖昧にしておきたいんじゃないか
      まあそこを説明するのがミンススギって言われたらそれはそう

      6
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