現在ロシアの侵攻に抵抗しているウクライナ空軍所属のSu-27がルーマニア領空に無断で侵入、強制着陸させられ当局の管理下に置かれたと報じられている。
参考:Avion militar ucrainean, interceptat și aterizat la Bacău
有事の戦力を失ったと悲しむべきか、貴重な機体とパイロットが無駄に失われずに済んだと喜ぶべきか
ルーマニア国防省は24日、ルーマニア北部の領空に侵入した正体不明機を確認するため空軍のF-16×2機を向かわせウクライナ空軍所属のSu-27を確認、これをバカウ空軍基地まで護衛して着陸させたと発表した。この機体とパイロットはルーマニア当局の管理下に置かれ「必要な法的処置が取られるだろう」と説明している。
では「なぜウクライナ空軍所属のSu-27がルーマニア領空にいたのか?」だが、当該機はオデッサ国際空港に配備された機体で「ロシア軍の侵攻に対応するため出撃したものの空港が攻撃を受けたため、距離的に近いルーマニアに向かった(公式発表ではないので飽くまで推測の域)」と言われており逃亡したというわけでは無さそうだ。
NATO加盟国の軍用機は他の加盟国上空を事前の許可なく飛行することが認められているが、残念ながらウクライナは加盟国ではないので当該機とパイロットは領空侵犯扱いになるため直ぐに帰国することは不可能だろう。
ウクライナ空軍は戦力が充実している方ではないので有事の戦力を失ったと悲しむべきか、貴重な機体とパイロットが無駄に失われずに済んだと喜ぶべきか、中々複雑な気分だろう。
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※アイキャッチ画像の出典:Dave_S / CC BY 2.0
お知らせ:記事化に追いつかない話題のTwitter(@grandfleet_info)発信を再開しました。 |
既にこの件についてはルーマニア国防省が公式ツイートでデマ情報と否定しています。
リンク
これルーマニア国防省の公式フェイスブックに掲載されてる情報なんですけど、、、フェイクニュースなんですか?
リンク先の情報は「お知らせしたバカウ基地の航空機とは別に、ルーマニアに存在する他のウクライナ航空機についても信頼できない情報がメディアで流れている」だから、別の機体の話がデマというお知らせでは?
あっ…確認したところ、ルーマニア国防省がfacebookで「私がすでにお知らせしたバカウの航空機とは別に」と言ってるので、バカウ空軍基地に着陸したSu-27については事実っぽいですね…ごめんなさい、早とちりしました。他の地域に侵入・着陸したという情報がデマだそうです。本当にごめんなさい。
管理人さんにそこまで気を使わなくても。
間違いを認めて素直に謝るのは良いこと
ルーマニアの件はデマだそうです。
リンク
本当に情報が錯綜していますが、特にロシアに優位に働く情報は要注意ですね…
戦争準備期間が長かっただけあって一撃で航空撃滅まではいかなかったみたいだけど、防空能力を超える攻撃(巡航ミサイルetc?)に晒されて結局はってところか
戦友たちが熾烈な戦いに挑んでる中一人ルーマニアに取り残されるのはどんな気持ちなんでしょうね…
兵士の戦闘への熱意は愛国心よりも戦友との友情だといいますからねえ。
だから米軍の兵士なんかは除隊してもそれを求めてPMCにわざわざ入るとか。
ウクライナのSu-27、たぶん20年以上たった機体ばかりですよね。
外観では似てるSu-35か、ひょっとするとSu-57などのロシア機が、本当に新鋭機。
たぶんウクライナのパイロットの中には逃げてしまった人もいるでしょう。
一応、ロシアに頼らない、ウクライナ独自の改修(西側基準)の改修はされてるらしい
なので、ロシア側にその性能の全てが把握されているって状況にはない…はず。
Su-27も一応10年以上前に、その改修計画に入っていたはず
ただ、実際に行われたかどうかまではよくわかんない
ここまで書いといてごめんだけど。
F-16Vやラファールなりをウクライナが、中古機改修による早期導入計画があったんだけれども、それは今回には間に合わなかったからなぁ
空軍機の改修は予算不足でどこまで進んでいるか謎。
クリミア併合時は地上戦力メインでの侵攻だったから陸上兵力拡充に舵を切っている。
どの道、有効活用は難しかっただろうしロシアに捕獲されたら持って帰られるか部品抜いて補修に苦労するかしか無いからなんとも言えないね。
空港全滅に備えた需要復活で35B売れませんかね
戦闘機の野戦運用とか鼻で笑われますけど本来の陸軍航空隊はそうあるべきでしょ?
AHの代替は色々方策があるが防空機は他で代替は不可能だろうし
空港の全滅も、滑走路だけじゃなく、管制塔や格納庫も攻撃対象に入るし、掩体壕も安全というわけではない
F-35Bも武装していれば短くとも滑走が必要になるし、エプロンにせよ滑走路にせよ、破壊された施設を修復しなければ動かせない以上、通常の戦闘機でもそこまで変わらないのでは?
売ると言うとウクライナにどのタイミングで?売るとしてもどう考えたって無料で渡すぐらいしか無理だろ。
仮に垂直離陸を主として考えるならF-35Bは短距離離陸と垂直着陸のSTOVL機(Short TakeOff and Vertical Landing)だからな。機体重量と燃料満タンですら垂直方向の推進力超えるから武装も出来ん。
仮に垂直離陸しているシーンを見ていたとしても航空祭とかのパフォーマンスでしかない。フルペイロードで離陸するなら現状の1.3倍の推力がいる。
それにしても陸軍航空隊とはいつの時代の話ししているかわからない。
昔から垂直離着陸するジェット機の運用って凄く制限だらけで、空母並みの管理ができなけりゃ異物吸い込んでアウトだし着陸する所にもアレコレ制限がある。日本でも耐熱コーティングがどうこう言われてたの知ってるでしょ。アスファルトレベルは完全アウト。まともな運用するなら場所が限定されてて多分バレる可能性大。
ウクライナに次があってヘリ以上の垂直離着陸したいならせいぜいがValkyrie SystemsAerospaceの高速垂直離着陸機にAAM積ませて運用レベルが関の山では?
ウクライナがロシアに国交断絶を通告したという報道が30分ほど前に報じられていた。
この時点では発砲許可が出ていたのかも怪しいのではないか?
逃げるしかなかったのだろう。
キエフの上空?だと思うけどSu-57,Tu-160,Tu-22M,Su-27?35?が次々と編隊組んで飛行してる動画を友人から今見せてもらった。これ見た感じ完全にロシア軍勝利に浸ってますね….。
その動画はエアショーのやつでデマですよ
まじすか???!!!すみません….ありがとうございます^^ 友人に「喝」いれますね( ̄д ̄)
戦力保全のための措置じゃないの?
撃破されそうなら中立国に逃げ込むことが許可されてたんじゃないかな。最初からルーマニアに行けって命令だったかも。
まぁ今後のウクライナに必要なのは戦闘機じゃなくてakとc4でしょうけれども
もう主要空港が被害うけてんのか。
先制攻撃の定石として、まず相手のレーダーサイトと通信施設、空港の破壊により制空権を奪う、それから敵基地やインフラを破壊してできるだけの無力化を図ってから陸海軍を進ませる
同じ場面を日本に当てはめてみると、専守防衛政策がいかに不利かという話にしかならない。
戦いは先手が有利、しかも相手のほうが巨大となると、日本の置かれた厳しい状況はロシアとウクライナの比じゃないね
それより、真っ昼間から堂々とヘリボーン作戦展開して成功ってウクライナは航空優勢をすでに無しと見るべきでしょうね。途中でホーカム戦闘ヘリが落とされたみたいですが、許容範囲なんでしょう。
それでキエフ近郊のホストーメリ(アントノフ空港)が陥落したのがさきほど確認されました………。空挺軍の第31旅団が続々降りている様子をCNN特派員が。
まさか開戦初日でドニエプル川到達どころかそれより西まで攻め込んで来るとは思わなんだ。練りに練った一気呵成の縦深作戦なのでしょうね。どの顔で「平和維持活動」なんだと。
これ、エルデンリング発売するのとキエフ陥落するのとどっちが先かって。明日にはマイダン広場にロシア国旗が翻ってたり……?
ほんとそれです。驚いてる。