米戦争研究所は「72時間以内のリマン陥落」を予想しているものの既にウクライナ軍の一部がリマン市郊外に到達、さらにクピャンスク方面でもクリリフカ解放に成功しており、東部戦線の反撃は信じられないほど順調に推移している。
参考:RUSSIAN OFFENSIVE CAMPAIGN ASSESSMENT, SEPTEMBER 30
参考:«Лиман — это ключ к Сватово, Сватово — ключ к Луганщине». Как надо понимать последние новости с фронта
ロシアではハルキウ州に続くリマン方面での敗北に批判的な声が登場、ウクライナ領のロシア連邦編入を祝っている状態ではない
ウクライナ軍の一部がリマン市郊外に到達したことが視覚的に裏付けられ、戦争研究所も72時間以内にウクライナ軍がリマンを占領する可能性があると指摘している。さらに興味深いのはクレミンナ郊外でも爆発音が確認されたという報告でリマン~クレミンナを結ぶルートだけでなくクレミンナ自体にもウクライナ軍が接近しているのかもしれない。
クピャンスク方面でもクリリフカを解放したことが視覚的に確認されており、ハルキウ州北東部でもオスキル川の対岸に確固たる足場を築きつつある。この方面の反撃は露領ベルゴロドとルハンシク州を結ぶ兵站ルートの遮断が目的なので、東進してスバトボか幹線道路を物理的に遮断できればロシア軍は困ったことになるだろう。
因みにロシアではハルキウ州に続くリマン方面(ドネツク州)での敗北に批判的な声が出てきており、ドネツク、ルガンスク、ザポリージャ、ヘルソンのロシア連邦編入を祝っている状態ではない。
Two captured T-80BV tanks, BMP-3 IFV and T-90A in Kurylivka which are now property of 🇺🇦 92nd Mechanized Brigade.
Photos by YASUYOSHI CHIBA/AFP pic.twitter.com/AioJTY1Vpg
— Pekka (@Poutsup) September 30, 2022
露独立系メディアのMediazonaは「ウクライナ軍の反撃はイジューム解放後、リマン解放を意図していたのは明白なのにロシア軍は阻止することが出来なかった。これはもうロシア軍とウクライナ軍が対等に争っている証拠で軍事的戦略全体の失敗を意味している」と指摘、イゴール・ガーキン氏も「なぜロシア軍はリマンからの撤退ルート確保に必要な戦力を投入しないのか?撤退が成功すれば比較的小さな戦術的敗北で済むが、撤退が失敗すればウクライナ軍が喜ぶだけだ」とロシア軍の対応を批判している。
結局のところハルキウ州で始まった一連の反撃からロシア軍がずるずると後退を余儀なくされているのは、ヘルソンでの反撃に備え東部戦線から相当量の戦力をウクライナ南部に移動させてしまった点や、予想していなかったハルキウ州や東部での反撃が始まっても東部戦線に戦力の再移動を行わなかった点が大きな影響を及ぼしており、ロシア軍は「東部反撃は南部反撃の陽動であってほしい」という願望から抜け出す事が出来なかったのかもしれない。
他にもHIMARSの攻撃でヘルソン方面に回した戦力の引き抜きが難しい、ウクライナ軍の反撃がオスキル川で止まる=動員された兵士で防衛ラインを固める時間があると考えていた、プーチン大統領がヘルソン保持を要求していたため戦力の引き抜きが出来なかったなどが考えられるが、ドネツク州制圧という政治的要求で戦力を消耗するだけの攻勢=バフムート攻略を一旦中止していればリマン方面の状況も幾分か違っていただろう。
リシチャンシクの陥落後に本格化したバフムートを巡る戦いはロシア軍が前進を見せているものの、一方的に有利な高地で粘るウクライナ軍陣地を突破できないため犠牲だけが積み上がっており、イジュームを失ったロシア軍にとってバフムートの戦術的な価値は小さく、軍事的戦略の立て直しや戦線整理を行わないと動員した兵士が無駄にすり潰されるだけかもしれないが、ウクライナ軍にとっては方針が定まらず右往左往してくれている方が都合がいい。
追記:ロシア軍がクレミンナから撤退しているという報告(未確認)があり、どうやらロシア軍はリマンをウクライナ軍に奪還されるとは想定もしていなかったため、クレミンナにはまともな防御陣地が構築されておらず、ザリチネに小規模な防御陣地しかないらしい。
本当にクレミンナから撤退して防御陣地が構築されている後方まで撤退するなら、、、
関連記事:ウクライナ軍がドロビュッシェブを奪還、ロシア軍はリマンから撤退中
※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
リマンをさっさと落としてリシチャンスク、セベロドネツクまでウクライナ軍が帰ってこれればワクワクなんだが、それは贅沢かねえ。
記事にもあるように、後方のクレミンナが既に脅かされているようなので、リマン陥落後はクレミンアに進んで補給線を切れば、セベロドネツクもリシチャンシクも立ち枯れてウクライナの手に戻るんじゃないですか。バフムートで攻勢をかけているロシア軍は、どうするつもりでしょうかね?
クリリフカの写真日本人のカメラマンですね
最前線で取材しているんだな
追記の通りクレミンナから撤退しているとすれば、ウ軍はルビージュネの北に浸透して今度はリシチャンシクとセベロドネツクの露軍をリマンと同じように包囲殲滅できる可能性が出てきたわけで、露軍の行動は素人目から見てもちょっと酷いというしかないので贅沢ということもなさそう。
誰かが補給や支援が万全な硫黄島なんて言ってたなぁ
人数が多い・逃亡可能な陸地ってだけで
補給も支援もないのは変わらない気がする
流石にそれは硫黄島の戦いに失礼だと思います。確かに補給や支援もありませんでしたが高度な防衛戦術と凄まじいモチベーションの下で行われた硫黄島の戦いに比べたら、稚拙な戦術や覇気を全く感じさせず、防衛戦と呼ぶまでもないと思えます。
時代は全く違いますが圧倒的な国力差で支城を次々に落されながら、降伏の決断ができずズルズルと長期化させた小田原征伐が比較しやすい事例なんではないかと。
そもそも太平洋戦争のペリリューの戦いや硫黄島尾の戦い、沖縄線に相当するような戦いは、もう今回のウクライナ侵攻では起きないと思ってます。どれも日本側の凄まじいモチベーショがあったらこその凄惨な戦いなのに対し、ロシア側のモチベーションがあまりにも低すぎる。
確か硫黄島では戦闘効率が凄まじく高かったんだよね。召集兵が多かったろうによくやったわ
>そもそも太平洋戦争のペリリューの戦いや硫黄島尾の戦い、沖縄線に相当するような戦いは、もう今回のウクライナ侵攻では起きないと思ってます。
ウクライナ側に目を転じたら在るのではないかな?
アゾフスタリ製鉄所とか。
ウクライナ側は攻勢になるから今後は起きないとの趣旨なら、そうあって欲しいとは思いますが。
確かにウクライナ側から見ればをアゾフスタリ製鉄所の籠城戦は凄まじい戦いでしたね。太平洋戦争でアメリカ側が凄惨な籠城戦を行っていれば、それなんでしょうけど、なんか硫黄島の戦いをウクライナに当てはめるのは、ちょっと違う気がしました。
また
>ウクライナ側は攻勢になるから今後は起きない
に加えロシア側のあまりに低いモチベーションも合わさって、ロシア側が絶望的な籠城戦をやれると思えない、というつもりで書いたんですが、確かに終戦するまでわからないですね。。
ずっと頑張り続けてるバフムートのウクライナ軍は、
わざとジリジリ下がってロシア軍の欲を煽って、ここに張り付けてるって感じですか。
それなりの補給や補充もあるんでしょうが、胆力の要る仕事ですね。
今月中にスバトボやセベロドネツクまで開放して、
クリスマスまでにはバフムートも落ち着いて祝えると良いですねえ。
その頃南部はどうなってるんだろ?
バフムトはワグネルの担当で、指揮系統が違うので動かしにくいのかもしれません。彼らは前進することでインセンティブ(ボーナス)があるので、防衛戦に回りたくないというのもあるようです。
ロシア軍の方からすれば、やはり主攻方面、主戦場はリマンの方面ではなく、バフムトの周辺地区であり、またルガンスク州の防御の中心、補給路、兵站の中心はスバトボということでしょう。
バフムトのウクライナ軍は、ジリジリ下がって頑張り続けられているうちはいいが、絶対守り切れるという保証は決してなく、ロシア軍に制圧される、陥落する危険も当然あります。
逆にロシア軍としては、イジュ―ムやリマンを放棄しても、スバトボや、セベロドネツクを守り切って、その間にバフムトを包囲、完全制圧しようということかもしれません。
もちろんロシア軍がスバトボを守り切れるとは必ずしも限らず、バフムトが陥落する前にウクライナ軍がスバトボを逆に陥落させる可能性もあります。
管理人さんも本記事で指摘していますが、そもそもイジュームを失ったロシア軍にとってバフムート攻略の戦術的な価値は小さかったのに、ドネツク州制圧という政治的要求で戦力を消耗するだけの攻勢を続けた結果、ロシア軍の戦力がバフムート方面へ誘引・拘束される破目になり、それによってウクライナ軍によるリマン・クピャンスク方面への反撃が進捗したと言う側面は無視出来ないと思います。
オマケに、今やロシア軍はリマンだけで無くその後方に在るクレミンナからも逃げ出す有様らしいですが、仮に充分な防御陣地が無いと言われるクレミンナがウクライナ軍に奪回されたら、そこから道路沿いにルビージェネ・セベロドネツク・リシチャンシクが背後から脅かされると言う、ロシア軍に取っては重大な危機が迫っているのですが、それについてはどうお考えですか?
それでも、ロシア軍はバフムートへの攻勢は続けるべきでしょうか?
クレミンナがウクライナ軍に制圧されると、セベロドネツクやリシチャンスクの方に対する北からの補給路、スバトボからの補給が遮断されてしまいますが、ただしかし、セベロドネツクやリシチャンスクには南からの補給路、ゾロテやポパスナの方からの補給路も残っています。
つまりクレミンナが奪回されても、セベロドネツクの周辺が完全に包囲されるわけではなく、北からの補給路もあるにこしたことはないが、南からの補給路もあるため、なくてもすぐにヤバいとは限りません。
バフムトが堅固な地下要塞と言われるのは、市街の地下に岩塩鉱山の坑道があるためといわれますが、マリウポリの包囲戦のように、全ての入り口を破壊されたり、塞がれたりすると、守備兵は最後には完全に閉じ込められてしまいます。
またいったんロシア軍に完全制圧されてしまうと、今度は逆にウクライナ軍の方による奪回が困難になります。
バフムトを占領すれば、ロシア軍の方は南方からクラマトルスクを攻撃することが可能になります。
もちろんロシア軍の損害も多いでしょうが、ウクライナ軍もジリジリ退却を続けているということは、ロシア軍に制圧されている前哨陣地も多いということで、ロシア軍がただ一方的に損害を受けているのであれば、ウクライナ軍の守備隊はジリジリ下がる必要もないでしょう。
バフムートってウクライナの戦況をツイートしてる人が人命パイ投げ(ロシアの一方的な)と評してるところじゃなかったっけ
天然の洞窟?坑道がある?だかがり防衛に適した地形なのに、馬鹿みたいに突撃してるって言われてたと思うけど、主語をいちいち書いてくれないないから違うかもしれない
ロシアは併合宣言の後でこの体たらく。
演説も老人の愚痴と恨み言と泣き言でひどかったし。
ロシアがこの先勝てると思った人はあの中にもいなかったかもね。
占領地は この先どんどんけずられていく。
宣伝しないほうがよかったのでは?
あの演説終始プロパガンダとヘイトを撒き散らしていて見ていて不快でしたね
主題も聞く前から分かっていることだけ
あれは余りにも酷すぎましたね…
ロシア連邦の破綻を象徴するイベントになりそう。
>ロシア連邦の破綻を象徴するイベントになりそう。
今世紀末に、21世紀版の『映像の世紀』が作られた場合、コンテンツとして選ばれたりして。
大国としてのロシアの終焉の象徴として。
ロシア連邦崩壊後はプーチニスタン共和国になるそうだ
カザフの人が二流国家と自分たちを馬鹿にしてたロシア人が逃げ込んでくるのを見て皮肉ってると
あの演説を聞くに、ロシアの主戦派もどんどん「格下のウクライナ軍に負けるはずがない、我々は強大な西側と戦っているから苦戦しているんだ」という慰めに現実逃避して、目の前のウクライナ軍を見なくなっていくでしょうね。ロシア人が日本語でやってるyoutubeチャンネル(戦争に否定的)でも「ウクライナ軍はもうなくなっていてNATOに雇われたポーランド人傭兵が戦っている」などという現実逃避が行われているのが確認できます。
クレミンナ近郊の爆発はウクライナ軍SOGが破壊工作してるんじゃないかな
へルソンやクリミアをガッチリ掴んで離すことができない馬鹿な習性を利用されてるなw
あー、そういう事ですよね
今回の作戦は、なんとなくですがマリアナ沖海戦を連想してました
へルソン方面の攻勢部隊がハルゼーを見事に釣りあげた小沢艦隊で
イジューム方面が主力の栗田艦隊
見え見えの揺動に引っかかったり撤退に失敗したり本当にどこのアホが指揮してるんだか
またまた思い出す時間です
これまでロシア軍に無いのが確認されていたのモノ
・指揮系統
・通信網・通信機器
・まともな訓練をされた兵士
・整理整頓された武器兵器
・現代の軍事指揮ができる指揮官・士官
・必要最低限だけでもできる兵站組織
・攻撃対策された前線備蓄
・整備整頓されて備蓄されてるはずの武器
・訓練1週間の動員兵
————
これで防衛線を構築する方法を思いつける方はいますか?
自分は思いつかずに、ひき肉だけが増えたのですが
これは今いる
・訓練1週間の動員兵
これが必要なやつだ
・訓練1ヶ月の動員兵
かつて私が大統領官邸に意見具申にでかけた時であった…彼は自分の演説に酔っていた…
????「何を小賢しい大佐、ロシア軍など今や張子の虎に過ぎんのだよ。お前のような軍人が何人いようと、ミサイルを押す儂の指一本には敵うまい!」
「そこにいたのは情報部、オリガルヒ、現実に国家を動かしている連中だった…」
「そしてあの醜い老人どもは己の面子保持のため一番愚かな方法をとった!」
押してはならないボタン…
最低でも一月の停戦期間があればロシア軍はまだまだ戦える
核で脅して時間を稼ぐか、領土の返還も含めて話し合い+停戦を申し込んで決裂させるかで時間を稼げれば防御陣地を作成して、物資を前線に蓄積し、訓練も施せるから戦える
それ以外なら第3軍を首都防衛に廻して、親衛師団を前線に投入するしか無いと思う
東部の攻勢を維持して北部のウ軍を少しでも誘引させ自軍の立て直す時間を作りたいんだろうけど、そんなことはウ軍もわかりきってて夏の大攻勢くらいの勢いじゃなきゃ増援向かわせないでしょう…。
このまま続けても北部でどんどん奪還が進み、東部で消耗し続けるだけ。そうこうしてるうちスバトボ、クレミンナが抜かれて北部から士気旺盛の精強なウ軍部隊が南下したら損耗しきった古参部隊と役に立たない動員兵だけになった東部は崩壊ですよ…。
一番ましなロシア軍の選択肢は何でしょうかね
南部のヘルソン南岸に防衛線を構築してクリミアを死守する、でしょうか?
ロシア軍の一番ましな選択肢はプーチンへのクーデター。
その後ウクライナと休戦して、ウクライナから全面撤退すること。
そうしないと組織的な軍は消滅する。
ロシア軍としてはいったん立て直す暇が欲しいでしょうね。
ただ、プーチンはじめとする首脳陣にはましな選択肢なんか無いと思います。
個人で破滅するか皆を巻き込んで破滅するかの違いくらい何で、暴走させないように威圧を続けないといけないですね。
ロシア軍の不幸は適切な戦略に基づく軍事行動をとれずに、ひたすらプーチンのルースキーミール(=妄想)に基づく命令を遂行せざるを得ないこと。なので、ロシア軍の命令や作戦行動が破綻し、どうしても行き当たりばったりになる。
もっともプーチンやロシア軍にとって、徴兵対象であるロシア人民の命は畑で採れる芋程度の価値しかないけどな。
よく批判されるロシア東部軍の南部移動ですが、ウクライナ軍の南部攻勢は1月以上続いてる中
戦線が大崩はしてないの見ると正解なのかもしれません。(東部の惨状を目を瞑るものとする)
ウクライナに武器弾薬を提供せず、撤退できていたら、「正解」だったと思います。
宇軍にとってドニエプル川西岸は橋を破壊することで兵站をコントロール出来るので
急いでないのもあるけどね。
東部の攻勢の目途が建ったら今度こそ南部と言いたいとこだけど、
ハルキウ攻勢の件があるしそう単純でもないだろうな。
ロシア軍の当初の目的は首都制圧、またはドニエプル川東岸の制圧・維持による(NATOからの壁役になる)傀儡国家建国だと思っていたが、ここまでドネツクを取り返されて計画が狂っているのに、行き当たりばったりな発言と対応ばかりで新たな戦略目標が見えてこないのはどういうことなんだか。
日露戦争のクロパトキン状態なのか、作戦参謀と情報参謀の仲が悪すぎてまともな作戦立てられなかった帝国陸軍状態なのか。
戦略家プーチンが幻想で
実際のプーチンが政治・軍事・外交・経済すべてが素人思いつきだけでやっていて
そのプーチンが選ぶ側近に優秀なやつは揃わない(居たらあの世に左遷)
もうプーチンだけじゃなくて、ロシア政府・ロシア軍部・ロシア国民そろって駄目のかと
北の将軍様がまともに見えてくる・・・
リマンからの退路はガンガン砲撃されているし、浸透した特殊部隊にも狩られるしということで、甚大な被害が出ているようですね。退却の判断が遅かったばかりに、ロシアに残された貴重な精鋭部隊が失われたわけです。後世ではリマンの殲滅戦と呼ばれるかもしれません。
後方のクレミンナのロシア軍は撤退したらしい
リマンはクレミンナの部隊が撤退するための捨て石だった!?
リマンが見捨てられたというのが事実のような気がしますね。
まあ、自分達よりも遥かに準備ができていた部隊が目の前でボコボコにされている訳ですから、手遅れになる前に逃げるのも理解できますが・・・。
逃げた先も安泰とは言えない状況でしょうけど。
後詰めが長いこと踏ん張って戦ってた味方を迎え入れることなく見捨てて逃げるとか流石にリマンの露軍に哀れみを感じる。
とにかくロシア軍の打つ手が2手3手遅いんだけど
これはマジで、プーチンが作戦全部に口出ししてる説あるかな?
個別の作戦にまで口出し→命令は絶対死守
なせいで、まずプーチンで作戦の決裁待ちが渋滞を起こし、さらにその遅れのせいで状況に追いつけず、しかし命令が絶対なので作戦の転換もウクライナの動きへの対応も遅れる、的な
実際プーチンが国防省と司令部すっ飛ばして前線部隊に命令下している説ありますね
まあベトナム戦争でもマクナマラが軍事的合理性無視してここ取れあれ取れってやってましたから
ヒトラーと戦ったロシアの指導者の末裔がヒトラー状態になってるとは考えたくないですが。
プーチンもそこまで愚かでは……。
他の国や企業でも指揮命令系統無視して現場に指示出すのがリーダーシップだと勘違いしてる連中はたくさんいるからね。プーチンも結局そういった泡沫リーダーの一人でしかなかったということだと思う。平均以下の能力のリーダーが1.2回の成功で調子に乗ってしまっただけの存在。
ロシアに勝ち筋があったとすれば初手動員かけて、序盤の攻略対象を絞るべきだったなぁと後知恵ながら思う
Natoと戦うために冷戦下でこつこつ貯めた貯金をウクライナで全て吐き出して、得たのは経済制裁だけ。
いろいろ馬鹿にされがちなソ連のどの指導者よりもプーチンは無能だったな
素人の勝手なIFです。
初期はウクライナは格下で対等な戦争なんて、プーチンのプライドかゆるさなかったと思われます。
目下への懲罰の特別軍事作戦になるので動員は出来なかったのではないかと。
キーウへ攻め入って斬首作戦が成功するとプーチンだけでなくアメリカさえ思っていました。
ルハンスク、ドネツクに絞るのも当時は無理そう。
多分メンツを保っての損切りとして、ブチャの件が起こる前、もしくは隠蔽できるくらいの時点で2共和国とウクライナの不戦条約とNATOに永遠に加盟しないと約束させて手打ちにするのが精一杯だと思われます。
4000万人いる国にアメリカがバックについた時点で、容易にアフガンやベトナムみたいなロシアにとって負けに等しい結果になることは予想出来ました。
プーチンは賭けから降りるべきでした。
ウクライナもあの時点ではどれだけ損害が出そうかわからないと考えて条件を飲んだ可能性があります。
ただケンカ屋プーチンにそれが出来るとは思えませんが。
現実は皆の予想を超えてウクライナ大善戦です。
フィンランド冬戦の時と違い支援国に困りません。
リマンで耐えてる間何やってたんですかね…
プーチンの長話待ちですね
5000人の兵士の命をかける価値があの無駄話にあったとは全く燃えませんが
いや、「リマンはプーチンの演説待ち」ありだと思う
プーチンが前線にまで口出しするというのでしょう?
ロシアは偉大だ。ウクライナはロシアと一体なのだ!
リマンから撤退なんて、あり得ない! 死守だ死守!
バクムートへ毎日攻撃しろ!もうすぐ落ちそうじゃないか
へルソンは死守だ。精鋭部隊を投入したじゃないか!(補給が尽きて投降?の噂はどこへ)
(ウクライナも情報統制してるので、どうなっているのか気にはなります)
30万動員だ 数で圧倒だ!対策される前に、一刻も早く投入しろ!
政権内いるというプーチンより過激な奴って、どういう戦法を取りたいのかね
核。。。それは絶対に許されないが
貼り付けてあるツイッターの記事に、北方のクリリフカでT-80やT-90が撃破されたり放置されているのを見ると、新式装備で送り込んだ第3軍団は、東部の機甲戦力を南部に回した穴埋めに分散配置したようですね。せっかくのドリルの刃先なのに、防御に使っちゃった。ウクライナの人たちにとっては、相手がこんな間抜けで幸いでしたね。ロシアがまっとうだったら、そもそも戦争にはならず破壊も虐殺もなかったのに、という点では不幸この上ないわけですが。
アメリカ以外は、ロシアにとって損だから侵攻しないと誰もがいっていましたよね。
プーチン≒秀吉説とかありました。
プーチンは痴呆だと。
だが、4州も併合宣言されてしまっている。どうしたものか。これ以上は犠牲者出すべきではないし、外交的に解決できないのかな?
なぜにロシアに都合を考える必要がある?
ウクライナは自分の土地を取り戻す。
だから リマンをおとした。
ロシアが外交的に解決したかったら占領地を全部返して
破壊したところの補償をすればいいだけ。
別の方も言ってましたが
「侵略して失敗したけど占領した土地は俺のもの、
よし停戦交渉しましょう!」ってのが昨日のプーチンの発言要旨ですからね…。
ウクライナにしてみれば「…で?」って粛々と奪還を続けるだけですわ
侵略してきたロシアが撤退すれば戦争が終わる定期
外交解決したらロシア占領地でウクライナ人がこれから大勢死ぬが、それは犠牲者扱いしないのか?
併合に味を占めたナチスロシアがまた戦争を起こすだろうがそれはどう抑止する?
まだロシアが大国と思ってる?
元々大国でもなかったのに。
経済規模が韓国やイタリア以下なんですけど。
それが侵略失敗で さらに弱体化してるんですけど。
金も兵も武器もない それが今のロシアだよ。
国境線の変更は全当事者の合意が必要(であり武力による脅しがあった場合は合意とみなさない)というのが現代の考え方で、ウクライナの国境線をウクライナ政府の合意なしに変更はできないし一方的な宣言は無視して良いのでそのままウクライナ政府はロシア軍の追い出しを続ける、というのが一般的な理解かと思います。
ぶっちゃけた話、民族自決権もあるので悪用すれば現状のロシアのごり押しもいけなくも無い。ロシア批判もあろうが欧米だって過去に似たような事をしている以上、どのようにでも解釈出来る曖昧なルールを放置している国際社会がロシアの横暴を許しているとも言える。
ある程度、平和な時点で抜け道があるようなルール無くす方向にしないと幾らでも攻撃の正当性とか独立とかの言い訳の出来る状況はいつまで経っても終わらないと思う。当然、抜け道が無くて困るのは中露だけの話ではないし、いろんな思惑が絡んで成立しない可能性の方が高いだろうな。
早く損切りをして撤退をしなかったために、クピャンスク周辺で退路を待ち伏せされ、R-300ZHジテル電子妨害ステーションとか高価値目標をむざむざ破壊されたり鹵獲されたりして余計に被害を増やしているように見えます。
政治が軍事に割り込んで口出しするせいで、こうも後手後手になっているのかと。
2006年イスラエル軍のレバノン侵攻の時も、ヒズボラの予想外の抵抗に遭った部隊長が「素人の政治家が戦争を主導し、作戦目標が曖昧な状態でただ前進をさせるから現場は混乱するばかりだ」と恨み節を言っていたのを覚えています。
撤退の判断で思い出したけどウクライナ軍もセベロドネツクでは橋が落とされてからの撤退だったよね?
場所が場所だから戦わずに逃げるわけにもいかない場所だったし
そういうのを見ると不利なときは逃げるを徹底するべきなのかもな
撤退は最も困難な軍事行動、といった趣旨の評を聞いた覚えがあります。
撤退する時は敵側が攻勢でしょうから、上手くやらないと撤退が壊走になっちゃうだろうし。
当事者でない場合、固守を命じる誘惑は強くなるかも。
『三十六計逃げるに如かず』
1500年以上立った今でも、この原則が成り立つように思います。
元ネタは、『檀公三十六策、走是上計』ですね。
ここで言う『三十六策』は、檀道済(だんどうさい)が記した兵法書です。
あと『走』は『逃げる』の意味合いだとか。
北魏への北伐で、食糧不足から撤退が余儀なくなった際、檀道済が巧みな戦術で損害を最小限に抑えた事への賞賛だった様です。
比較的近い時代(200程前だけど)の似たような賞賛だと『死せる孔明、生ける仲達を走らす』かな?
ちなみに檀道済自身は、己の才能に溺れ文帝と対立する事もあり、文帝に警戒されて殺害された様ですが、
(その時「自分を殺すことは万里の長城を壊すことに等しい」と文帝を非難したとか)
その際、敵国の北魏が「最早宋に一人の恐るるに足る者もおらぬ」と喜んだとか。
あと撤退に関しては、日本でも織田家臣団の寸評(木綿藤吉、米五郎左、懸かれ柴田に退き佐久間)で、撤退戦が上手い事は賞賛対象になっています。
言うは簡単ですが、成すのが困難な行為なのでしょうね。
まさか編入投票の準備に人員割いたため、防御陣地作る余裕が無かったとかではないですよね?
それは今後のウクライナ軍の進撃スピードに間に合わないって形で現れるとおもいます。
流石にリマン周辺ではやれるだけのことはやってたでしょう。
茶番投票への人材動員での悪影響は、
確かに今後の開放を早める気がしてきた…。
17分前にリマンの入り口到達のTwitter投稿来てました
リマン郊外南東から侵入して掃討しながらの進撃で日が落ちる前に入り口到達したようです
「米戦争研究所は『72時間以内のリマン陥落』を予想している」ということはリマンに残されたロシア軍は、もう撤退は無理ということなんでしょうンね? 管理人さんが示してくださった地図を見る限り、これは6月後半から7月の頭にかけて、セベロドネツク・リシチャンシクからの撤退を余儀なくされたウクライナ軍より厳しい状況に置かれているように確かに見えます。あのころは、ウクライナ軍は「こちらが大砲1発撃つ間に、向こうは10発撃ってくる」と愚痴をこぼしていましたけど。
リマンのロ軍兵士たちは「降伏する」か「死ぬ」かを選ぶよりほかないのでしょうね。プーチン大統領は「生きて虜囚の辱を受けず」とかうそぶいてるのですか?
必死の思いで撤退して万が一生き延びたとしても、クレミンナにはすでに宇軍の先遣隊が出没しているようですし、露軍は撤退を開始している。スバトボはHIMARSの余裕の射程内。
リマンから命からがらに逃げ出して未明にクレミンナにたどり着いたロシア兵の動画がTwitterに投稿されています。
「クソほど怖かった」と話しています
ゼレンスキーから投降の呼びかけを見ていないんですかね?
一般家庭にも配られた「ウクライナへの投降の仕方」への手引きのビラにも各戸へ配布されていますが
プーチン大統領は、軍に口出しはしていない気はする。ウクライナ軍に行動読まれまくっているから、予測どおりにロシア軍行動しているし、ロシア軍優勢のマウリポリ攻防戦のときからロシア軍の行動は読まれまくっていましたから、作戦たてる軍の上層部の数十人の考え方アメリカ軍に解析されてウクライナ軍に情報提供されてそう。
ロシア軍は下士官に権限ないから、作戦たてる数十人の作戦思考だけ読めばいいからな。
プーチン大統領が大まかにドネツク解放目標たててイエスマンの軍幹部がその目標で動いてそう。
プーチン大統領が今でもインターネット嫌いで戦争前と動揺に紙に印刷されたファイルみて大まかに目標たてるから、事実だけしか報告しないなら、数日前の情報に基づき政治動かしてトンチンカンなことにはなってそう。
Twitterを見る限り、Lymanは解放されたようで、逃げた露軍を追いかける勢いで、Kreminnaで戦闘が始まっているようです
朝起きたら、Kreminnaも落ちてそうです
また、SvatoveもKreminna同様、防衛線が作れていないようなので、一気にルガンスク北西部が解放されちゃうかもしれません
「リマンの入り口に到達した」という一報から完全解放まで、ずいぶん早かったですよね。ロシア軍は全力で逃げたようです。
そして逃げる途中で砲撃やウクライナ軍の待ち伏せにつかまっていて、ウクライナの兵士がトラウマになるほどの一方的な殺戮が行われているようです。そうなる前に投降できなかったのか…
>そうなる前に投降できなかったのか…
もしかすると、リマンでも集団墓地や虐殺の痕跡が発見されるかも知れませんね…
それより、もしもクレミンナが解放されたら、あそこは交通の要所ですから、そこから道路沿いに北へ向かえばスバトボ、東へ向かえばルビージェネ・セベロドネツク・リシチャンシクを背後から脅かす事が出来ますから、此処から先ウクライナ軍はやりたい放題出来そうな気がします
クレミンナを攻めつつボロバもやるんじゃないでしょうか。あそこはそれなりに固く守っていますが、突出しているので包囲できそうです。ボロバでもリマンの再現ができればロシア軍へのダメージはとても大きいでしょう。あとはやりたい放題です。
リマンは陥落しましたね(ロシア軍は殲滅に近い状態とのこと)。
ISWは72時間以内の陥落を予想していましたが、クピャンスクと同様に1日で陥落させることができました。
ISWの72時間は北斗神拳の新血愁というわけじゃじゃないですけど、
どんなにあがいても3日以内にけりが付く
本当は今日中ぐらいだけど、もしかしてということもあるし
この情報でどちらかを利することになることも嫌だから、72時間以内としておこう
ということなのかな?
Gangsta氏いわくリマンのロシア軍は全滅した?との質問に対して「文字通り1人残らずです」とのこと
これから配属される新兵にお知らせできたら敗走癖が付けられそうだが?
なんとかロシア国内にお知らせできないものか。
リマン、完全制圧だそうですね
某日本人義勇兵も一段落したのかツイート連投してます
1個旅団か2個旅団がこの世から消えたのか……。
流石に一般ロシア人にも状況は理解できただろう。どう考えるのか。
ロシア当局はリマンからの撤退を正式に発表しました。
今回は、撤退先があの世でも間違ってはいないな
まさかクレミンナがほぼ無防備だったとは。
地図を一目見ればそこが陥落すればどうなるかなんて
誰だって思いつくでしょうけど、なんでそんな事に?
もしかしたら後方を十分に防御するだけの兵力や火消しのための機動戦力が東部のロシア軍にはもう残っていないのかもしれませんね
ただこれまでのロシア軍の体たらくやリマンに増援を送り込もうとしてウクライナ軍に阻止されているのを見ると単に場当たり的に対処していて何も考えていないだけなのかも…
分かってても無い袖は振れないだったりして?
ワグネル主体のバクムットの奴とは仲が悪くて、この結果も”バカが”とか言われてそう。
ハルキウ大潰走でも、各派が協調できずバラバラに動いたことも敗因との分析があった。
リマンはロシア軍の抵抗が大きかったので
双方に大きな損害が出ると思われる市街への突入は後回しにし
後方を遮断する動きをして撤退に追い込む戦いがなされましたが
愚かにもロシア軍はリマンにて玉砕する道を選択しました
クレミンナやヤムピリの南方にウクライナ軍は早くから
位置に付き待機していました
リマン方面と足並みを揃え、突出して損害を出さないためでしょう
これらがついに本格的な進軍を始めます
主力の精鋭をリマンで玉砕させたロシア軍に
これを止める部隊が果たして残っているか疑問です
ロシア軍の作戦指揮が非常に稚拙な事が露呈してきています
これでは勝てるものも勝てないでしょう