ルハーンシク州知事のガイダイ氏は24日、ロシア軍が非常識な数の兵士と装備を送り込んできたと明かして「ルハーンシクもマリウポリのようになりつつある」と戦闘の激しさを訴えた。
参考:Russia-Ukraine latest news: Kremlin sending ‘insane’ number of fighters to take Luhansk
ロシア軍は性能が劣っていても使えるもは全て投入、保管してあったT-62M/MVをウクライナに移動か
ルハーンシク州知事のガイダイ氏は「ロシア軍はルハーンシクを制圧するため全方位から同時に攻撃を仕掛けており、連中は非常識な数の兵士と装備を送り込んできた。ここもマリウポリのようになりつつある」とTelegramに投稿してセベロドネツク周辺の戦闘の激しさを訴えたが、ロシア軍も被った被害をカバーするため保管してあったT-62M/MVを移動させているのが確認されている。
#Ukraine: Videos recently appeared showing ancient T-62M & T-62MV tanks being moved from military storage in Rostov Oblast & Crimea, for possible use in UA.
These are stored in the Russian mobilisation reserve- but most were already donated to Tajikistan, LNA (Libya) & Syria. pic.twitter.com/o8WEHsK2CM
— 🇺🇦 Ukraine Weapons Tracker (@UAWeapons) May 25, 2022
ロシア陸軍は主要な装甲車輌を計14,060輌(戦車×2,800輌、歩兵戦闘車×5,160輌、装甲兵員輸車輌×6,100輌)保有しているが、これとは別に沿海地方(44.12586338 133.28140739)やブリヤート共和国(51.889076,107.5228678)の施設に旧式の装甲車輌を数万輌保管中で「いざとなれば何時でも取り出せる」と喧伝。
実際、ロシア軍は保管中のT-62M/MVを現役復帰させる訓練を何度か実施しており、侵攻後にT-62M/MVを装備する新たな戦術大隊が編成されウクライナに移動しているらしい。
ただ大半の車輌は野ざらしで保管されているため状態が良くなく、砲塔やエンジンが取り外された車輌も多いため「使用可能な状態に戻すには時間が掛かる」と見られており、どれだけのT-62M/MVをウクライナに投入できるのかは未知数だが、ガイダイ氏の発言が正しいのならロシア軍は「性能が劣っていても使えるもは全て投入している」という意味なので「数の暴力」で圧倒される可能性は十分ありえる。

出典:U.S. Army Europe photo by Spc. Joshua Leonard
因みにウクライナへの武器支援を調整する連絡会議(ラムシュタイン会議)が23日に開催され、米国のオースティン国防長官は「20ヶ国が新たにウクライナへの武器支援を決定した」と明かしていたが、この20ヶ国に含まれるエストニアはウクライナにM113を20輌、軍用トラックを10輌、地雷除去作業用SUVを10輌提供すると発表した。
追記:ウクライナ側は「セベロドネツク~アルチェモフスクを結ぶ幹線道路T1302は遮断されていない」と主張しており、ロシア軍が輸送を妨害するため砲撃を繰り返しているがT1302でセベロドネツクに移動することは可能だと説明している。
関連記事:ロシア軍、ルハーンシク州で戦うウクライナ軍の補給ルート遮断に成功
※アイキャッチ画像の出典:kremlin.ru / CC BY 4.0
お知らせ:記事化に追いつかない話題のTwitter(@grandfleet_info)発信を再開しました。 |
政治的な干渉が無く(弱く)て、平原での火力と装甲がモノを言う戦争になるとやはりロシアはヤバいって感じですね
ゼレンスキー大統領が火砲や戦車/装甲車の支援を求めてた理由がよくわかります
とはいえ前々からロシアは後先考えないリソースのつぎ込み方をしていて国力を消耗させすぎとは思っていましたが、さすがにここまでするとなると下手すればウクライナ侵攻中にソ連崩壊のように自滅しかねない気が……
いくら防御側が有利とは言え、占領地を維持できるほどロシア軍が残るとは思えないぐらい無理な攻撃やってるな
とにかく新しい戦果が得られれば後はどうなっても良いとしか思えん
装甲車両よりも備蓄弾薬がエグい。
どれだけ撃ちまくっても古い弾薬が沸いてくる恐怖。
長期保管による劣化で不発率が高かったり着弾の散布界が広い、
なんて映像分析を見た覚えはあります。
昔読んだ小説で連合軍の薬莢を見て今年に作った弾を使ってるから奴らはもう弾がない。こっちは大正時代に作った弾を使ってるから大丈夫。みたいなセリフがあった。
飽きれる有り様だが組織も慣れたやり方が一番確実なんだな。
ラッチュバムとかSKSを連邦軍の正規兵が持ち出しても驚かない。
古い兵器を持たせられた部隊は敵の弾薬や体力を消耗させる、拘束する役割があるらしいけど決定打を与える兵力はあるのかな?
武器が枯渇して二人に一人の小銃に、小銃を持たない兵士が死んだ兵士から小銃を受け取って扱う戦い方になっても驚かないぞ
さらに突撃するロシア兵の後ろに、機関銃を自軍の兵士に向ける政治将校がいても全く不思議ではない(すでにそういう話は合った気もするが)
実際戦車を囮として1両突っ込ませて宇軍陣地を探り砲撃を叩き込むみたいなやべぇやり方してる動画をついさっきTwitterで見ましたわ
戦車を使い捨てるような戦術が平然と行われるとか…もう何やってても驚かないですね
>戦車を使い捨てるような戦術が平然と行われるとか…
むしろそれが平常運転のロシア式ですよ。
兵は弾が当たったら即死するけど、戦車はミサイルが当たっても即死しないから、
脆弱な兵は出来るだけ外に出さず、兵の代わりに戦車を次々に突っ込ませて、ミサイル当たったら乗員はさっさと逃げるんです。
飛行機の緊急脱出と同じで、乗員が脱出するまでの何十秒間かだけ火が回らなければいいという思想で車輌も作ってるので、乗員が逃げたあとに弾薬が爆発してビックリ箱するのは、別に構わないという割り切り。
>兵力はあるのかな?
今日付け BUSINESS INSIDER JAPAN にモスクワ・タイムズの記事が紹介されてます。
>ウクライナでの戦争が続く中、ロシア軍は契約金を払って兵士を補充しようとしている。
>トゥーラでは、3カ月の兵役契約に署名した新兵には月17万ルーブル(約38万円)以上の手当が支払われるという — これはこの地域の平均給与の約4倍にあたる
>採用を強化するために各地に仮設の事務所も設置されている
ワシントン・ポストによると、契約軍人は3年間、月の報酬約1100ドル(約14万円)の契約を結ぶのが一般的だそうです。
年齢制限を廃止したらしいですし、3ヶ月間限定の高額契約で兵士を掻き集めているようです。
3ヶ月てのは、その期間内に決着をつけるつもりなんでしょうか。
あるいは契約満了より先に兵士が亡くなるとか…
アメリカさんが航空優勢をゲットした上で上空から地上の敵をタコ殴りにするドクトリンにこだわってた理由がよくわかるよ
ロシアの軍事力は凄まじいけど、肝心の兵力は用意できているのかな?兵役拒否や集団脱走なんて記事もかなり見るが。
そういう形の除隊をした人数は1000人程度と見られているとか
たった3ヶ月で士官級も少なからず含まれると考えるとありえない多さだけど、戦争の趨勢を左右するほどとは言えないかと
その1000人が蟻の一穴となってロシア側の前線が崩壊でもしてくれたらどれほど良いかと思うけど
一方で、法的には戦時扱いになっていないので、契約軍人でも戦闘参加拒否が可能とか。
拒否した場合も犯罪にならないので、処分も閑職に回されるか免職といった所だと。
タンクデサント用の手摺が古めかしい。
旧ソ連は戦車や装甲車は作り過ぎたみたいで年式の割に稼働時間食ってないからまだ使えるんだろうね。しかし、旧ソ連の兵器の在庫は冷戦終結後30年経ってもまだまだ減りそうにない。
>ウクライナ側は「セベロドネツク~アルチェモフスクを結ぶ幹線道路T1302は遮断されていない」と主張しており、ロシア軍が輸送を妨害するため砲撃を繰り返しているがT1302でセベロドネツクに移動することは可能だと説明している。
後方連絡線を移動しようとする自軍車両が敵軍砲兵に阻止砲撃されているなら、つまり補給も撤退も出来ない包囲された状態では?
ええ、通行を妨害されて困難になってるって所までは、
双方が認定している事実でしょう。
そこをかい潜って潜行補給を通すのは、実はWW2あたりからの東側の得意技。
まあ実態は失敗の山を顧みない特攻補給なんですけどね。
74式でも送れば大歓迎されるんだろうな
そっとつぶやく
その意見は一部の人がシュバって来るぞ
> ロシア軍は性能が劣っていても使えるもは全て投入
俺はこのアイデアは正しいと思うのだが、日本人は質に拘りすぎるきらいがあるからね
残念ながら条件が違う。74式は他国でしかも1国でしか運用して無くて変に凝った機構がある。対するロシアは自国運用していた単純な機構の兵器の掘り起こし。
時間なかったから書かなかったけど、どこまで現実的かと言う問題はあるが・・・。
北朝鮮はT-62をライセンス生産して幾つかの主力戦車をT-62ベースとしているので、乗員や部品等で協力関係を築けるかもしれないし、ロシアが支援するシリア政府側もT-62を使用しているので部品や人員に関しては確保出来る算段はあるかもしれない。
量的不利が確約していた旧海軍からの伝統ですかね?
旧海軍については、国力や条約前戦力などからみると過大な割合を割り当てられたのに、何が不満だったのやらと思ってしまうけど。
ポストが減った怨みは根強いのですかね?
軍だけじゃない気がしますね
半導体産業も工程数が他国より増えがちだったと読んだ事ありますし
趣味方面だとスポーツ自転車は105以上が必須とかね
質の追求は悪い事ではないのですが、過剰にのめり込むメンタリティがある気がしてます
私も趣味自転車の人間なんだけど、高いの見せびらかしさんよりも、105かそれ以下で勝ってしまう乗り手こそ本当に称賛の対象だと知っています
そして惨めなのは、最高級乗り回してるのにタイム出せない奴
兵器含めて国産品が技術者ための自己満製品で終わってる例は少なくないように感じる
兵器としての質云々より、継続して戦う為の(広義な意味での)インフラが現地に存在しない点が最大の問題なんですが…
どうも国産兵器を送りたがる人達は、整備環境や守備部品、消耗品のサプライを余りに軽視している様に見受けられますがねぇ
平時ならまだしも戦争中で明日には撃破されてる可能性があるのに整備に殊更注意を払うのが意味わからん
誰か教えてほしいところだ
真面目に聞きますけど、僅か数日しか使えない戦車の為に貴重な兵士を割いて一から操作方法を叩き込み、その後慣熟訓練させるので?
余りにも不合理じゃありませんか??
不整地で、40t以上の重量物が50km/h近くのスピードで走り回る戦車という兵器は、元々構造的にも機構的にも負荷が掛かり易く壊れ易い事を前提とした無理の多い車両なのです
まして、その一番負荷の掛かり易い足回りに液体の流路を通し、車高の油圧制御機構を仕込んだ74式は、トーションバーを使う東側戦車より遥かに維持管理に手間の掛かる車両ですよ?
まさか無整備で何ヶ月も使えるなんて、甘い考えはしてませんよね??
戦争中なので一月も持てば十分でしょう
あなたがおっしゃるように数日で壊れるのなら74式は有事どころか演習にも耐えられないポンコツ戦車という事になると思うのですが
…経年劣化もあるし本当にそうなのかもしれませんけど
実の所、慣熟訓練に行くまでに諸々の不具合が重なり、前線へ出る頃には満足に実力も出させなくなる程度でしょうかね…
そりゃ40年以上も前に生産された戦車だから、劣化も相応でしょう
元々海外派遣や拠点から離れての長期展開等は考慮外だった時代の設計ですし
つーか、一般の戦車兵はいきなりガンダムに乗り込んでマニュアル片手に戦い始めるアムロじゃありませんよ?
マニュアルも注意書きも日本語、砲の操作も操縦法も東側とは系統の違う日本の戦車をポンと送って即使える訳がないでしょうに…
衰えても軍事大国というところでしょうか。地に足が着くとさすがに底力を感じさせられますね。
この知事であったかどうかは失念しましたが、少し前にウクライナ東部の首長が、ロシアがものすごい攻勢の準備をしていると警告していたのを思い出します。
ロシア軍の占領地で何が起こっているか誰もが知っているだけにウクライナも退きたくはないかもしれないが、ここはウクライナの士気の旺盛さが裏目に出ないことを祈りたい。
大軍が大軍であることの有利さを発揮できる戦場であればかねてから指摘されていたとおりロシアの方が有利であり、ウクライナにとって命綱である西側からの支援を断つためにロシアは情報戦をますます活発化させてくるのではないか。
執拗な破壊と出血で士気を削ぎ、東部南部の支配を固め、西側諸国の足並みの乱れをついてウクライナに妥協を強いて戦果を利確させるというのが差し当たってこの特別軍事作戦のロシア側の青写真ではないでしょうか。
T-72系は枯渇しかかっているらしいし、T-62は今でも現役の国は多いし、保守部品と砲弾には困らんか
その次はT55、T34。それすら枯渇したら何をつかうか……
T-34は儀式用に買い戻した物だから無いよ。
T-62MVを持ち出すにしても、せめて爆発装甲くらい最新型をつけてやれよ。
乗る兵が気の毒過ぎる。
T28
ISU-152…
なぁに、ケースメートでも立派に戦ってみせるさ!(諦念)
クビンカ(ボソッ
オブイェークト279が出てきたら核使用の予兆ですな(笑)
すでにご存知かもしれませんが…
リアルで動態レストアされてたようですね
リンク
マウス
頑張れウクライナ!
ロシアは最後の力を振り絞って攻勢に出ている。これを耐えきれば攻守は逆転する。セベロドネツクを確保していればそこを起点に反転攻勢できる。
ここで耐えられればウクライナに勝機がある。頑張ってほしい。
未だにロシアはこれを戦争とは言ってないんだよな。
正規軍人足りる?
人いなくなったら徴兵しなきゃならんと思うけど、正式な戦争でもないのにそんなこと出来るのかな?
ウクライナはここを踏ん張ればほんとに勝機が見えるかも。
正式な戦争じゃないからこそ、除隊する兵士が続出してるそうで
今残ってるのは地方の貧しいアジア系などの民族だけ
除隊出来るんですね。
思いの外ロシア政府の指導力も強くは無いのかもしれませんね。
開戦初期の頃、志願兵ではなく徴兵組みの兵士で、戦地への派遣は契約と違うで
無許可離隊して国に帰ってしまった兵士も離隊理由が正当と認められてお咎め無し
でしたからね
今のロシア軍は割と甘いです
イスラエルは保管戦車をどっさり持っていそうだか、今回ロシア寄りだから出さないかな。
ウクライナ側も戦車の数を揃えないといけないのかな。
補給のことを考えると、旧東側の125mm砲戦車が必要だろう。
NATOの旧東側諸国からまだもらわないといけないですね。
代替品をドイツに頑張ってもらわねば(苦笑)。
ブルガリア・ハンガリー・ポーランド辺りにまだありそうですね。
まだNATOではありませんが、フィンランドも保管しているかな。
それでも不足すれば、保管中のレオパルトIでしょうか。
砲を120mmL44滑腔砲に交換して、装甲と主機を強化してですかね。
間に合うと良いのですが。
Oryx見てると ロシアの兵器被害恐ろしい勢いで増えてる。
力の残ってるうちに東部を固めたいってことでしょ。
6月には軍事力逆転するだろうから。
T-62を現役復帰させるのに整備が必要というだけでなく戦車兵が必要だし、戦車を守る熟練した歩兵も必要で、マンパワーの制約から大量にT-62を保有していても、すぐには活かせれない。また、ウクライナ側が旧式のT-62だと識別できれば高価なジャベリンでなく比較的安価なカールグスタフで破壊できる。よって、仮にT-62がT-72以降の現代的戦車の十倍在庫があっても、投入の脅威は、せいぜい1.5倍以下で、多分、二割増し程度と思われる。
それ、西側兵器を供与されたウクライナ側も、鏡写しのような状況じゃないですかね。
今まで兵士として適格と選抜されてこなかった人材を兵士として使う状況で、戦車見分けられるんですかかね。
ヤリスとノートを見分けられない人は多いと思うぞ。
しかしこんな骨董品まで持ち出して来るとはロシアもある意味相当追い詰められていますね。(骨董品を使う点では空自の64式も似た様なモンですが)
それにいくら数の暴力で攻めようがロクな航空優勢も無ければ扱う兵員も足りない、はっきり言って焼石に水でしょうに。
>(骨董品を使う点では空自の64式も似た様なモンですが)
???:「空・海自の小銃ならボルトアクション式ライフルで充分!」
誰かわかるぞ・・
あの先生この状況で悪口しか書いてないのはすごい。
国際情勢の分析とかしてない。
旧式の戦車をいくら出したって自由主義圏が本気出したら一晩でかたがつく程度の小さい戦争
つまんねえ
はやく終われ
あと数ヶ月で西側にも厭戦ムードが漂い始めるのは必至ですがそれは撤退ではなくとっとと最新兵器を大量供与してサクッと終わらせろという意味なのでとにかくロシアは詰みです。もし今度の旧式兵器大量投入でハリコフやキエフを取ろうものなら余計に敗戦が早まります。詰みです。
実際、存在しないのと同じT14よりは存在するT62。
CRCと配線のハンダ着けで何とか動くように出来そう。
逆に言えば、T-62を復帰されるレベルとか確実に制裁&ウクライナへの支援が効果を発揮してると言えますね。
なら尚の事制裁とウクライナへの支援を継続(あるいはその両方を強化)しないとなりませんね。
ポーランドの言う通りここで日和ってはダメですね。
確実に追い込まないと。
そのうち、T-55とかT-34とかの出番も?
T-34は儀式用だから、無いよ。
いやもうじきT62出してくるだろなんて冗談言った覚えはありますが、
まさか本当にもう出て来たとは(笑)
ロシアの国家的体力の消耗を実感するトピックですね。
正直有効な戦力と言えるんでしょうか???第4次中東戦争のシリア軍レベルの惨事にしかならないような。
出すにしてもERA全周ベタ貼りの上センサーと照準関係全換えでもしないと
ただの鉄の棺桶じゃないですか。それやってもジャベリン射耗狙いのデコイ感が。
ロシア軍における辞職者増加の一因かもしれませんね。
辞められる内に辞めておかないと何やらされるか分かったもんじゃありません(笑)
3月29日付けディフェンスエクスプレスによると、
緒戦において戦車の大量喪失があって、クレムリンはこれを補充するために動員予備として保管していたT-62Mを整備し投入することを(記事以前の時期に)決定したとのことです。
2013年にスクラップにする予定だったが内900両を動員予備にしたということで、クリミア侵攻と時期が重なります。
ただし、この中からシリアへの供与が行われたこと、2018年の兵站演習の折に数十両を整備(演習後にドンバス及びシリアに供与)したことで保管数はかなり減少していたとのこと。
クリミア作戦の大成功で必要性が低下と判断していたのでしょう。
現状、経済制裁とボイコットにより戦車の新規生産が困難な状況にあるとのこと。
保管T-62Mの大量投入は戦車戦力の増強ではなく、ウクライナに展開するロシア軍戦車戦力の全体的な質低下を意味すると考えられます。
旧式戦車で損失の穴を埋めなければならないわけで、ロシア軍もかなり厳しい状況にあるということかと。
過去の遺産を食いつぶして戦ってる感じか
遺産食いつぶしたらかなり弱体化してそうだな
てか旧式装備で戦わされている兵士はどう思ってるんだろうな
東部戦線はここ数日が正念場か
ロシア領内の補給線を叩くことができれば、大軍である事を不利にできる可能性があるが
それを行える武器や航空優勢がない。そして、そのような武器をNATO側は供与してくれない。
その結果がウクライナの損害につながっている。
敵の補給線や補給拠点を叩くのは戦争の基本なんだから、
日本もASM-3の対地化とかでもっと独自に各種長距離ミサイルを研究・配備すべきかと
ロシア軍は相当数の兵士を占領下のルハンシク・ドネツク両州から補充(徴兵)しているようです。その中には40代以上の人々も多数含まれ、この数日来のロシア軍の攻勢に寄与しているとみられます。昨日ロシア連邦議会が、契約兵の年齢制限を撤廃する決議を行ったことが示すように、ロシア軍は兵員不足に陥って、いま兵力の補充に躍起になっているんでしょう。
P.S.昨日、リマンからウクライナ軍が撤退を始めた模様です。映像が生々しいです。
リンク
ウクライナの人もダバイ、ダバイ言うんだ。
T-62ってもともとハリコフの設計チームが開発したものらしい。なんたる皮肉、、、
里帰りさせてやろうというロシア軍の温情だろう、そのまま母なるウクライナの大地に眠ってもらおう
T-62をの運用経験がある戦車兵もヨーロッパ通常戦力条約執行以前の経験でしょうからでしょうから、年齢も4-50代でしょうから最近緩和した志願兵の年齢制限ギリギリでも経験者がいないかもしれませんね。
T-62MVシリーズは装甲の改良とそれに伴う重量増加の為か、エンジン換装を行った最終型のようですね。
再来月辺りには騎兵隊が出てくるんかな?
コサックと呼ぼう
スクラップ前の旧式装備でも囮(デコイ)としては使えますね