イタリアメディアは13日、ウクライナへ提供する重装備リストに陸軍が保有する155mm榴弾砲「FH70」が含まれると報じて注目を集めている。
参考:Il governo italiano pronto a fornire artiglieria pesante all’Ucraina
自走砲の代わりにFH70を提供するのか、自走砲に加えてFH70も提供するのかは今のところ不明
先月末、まもなくイタリアのドラギ政権が「ウクライナへ提供する重装備リスト」を発表すると噂され、このリストにはドンバスでの戦いに必要な自走砲(保管中のM109か陸軍が運用中のPzH2000)が含まれる可能性が高いと報じられていた。
ただ保管中のM109をサービスに戻すためには数ヶ月間に及ぶオーバーホールが必要で、オランダやドイツのように陸軍の在庫からPzH2000(70輌保有)を提供する案も浮上したものの「軍が反対しているためPzH2000のリスト入りは可能性が低い」と現地メディアが指摘していたが、13日に「FH70がウクライナに提供される」と報じられて注目を集めている。
伊La Repubblicaは「水面下で進められているリストの選定作業は確定していないもののFH70(陸自も保有している牽引式の155mm榴弾砲)とイヴェコLMVのリスト入りは確実だ」と報じており、自走砲の代わりにFH70を提供するのか、自走砲に加えてFH70も提供するのかは今のところ不明だ。
もし即戦力を目的に自走砲を提供するなら訓練が始まっているPzH2000(ドイツ7輌+オランダ5輌)の提供が合理的だが、ノルウェー(推定20輌)とベルギー(不明)もM109の提供を予定しているため時間が掛かっても保管中のM109(約200輌前後)を提供する方がまとまった数の自走砲を提供可能できる。
果たしてイタリアは自走砲の提供に踏み切るのだろうか?
それ以前にドラギ政権は「ウクライナに提供する重装備リスト」をいつになったら発表するのかだろうか?
追記:ポルトガル政府は米国の要請に応じてM113×15輌の提供を発表、さらに保管していたM114A1×5門の提供も発表した。
自走砲提供国 | 機種 | 数量 |
フランス | Caesar | 12 |
ドイツ | PzH2000 | 7 |
オランダ | PzH2000 | 5 |
ポーランド | Goździk | 20 |
チェコ | Goździk | 不明 |
DANA | 20 | |
提供の可能性が高い国 | ||
イタリア | PzH2000かM109A3 | 検討中 |
ノルウェー | M109A3 | 20? |
ベルギー | M109 | 検討中 |
スウェーデン | アーチャー | 検討中 |
計84 | ||
榴弾砲提供国 | ||
米国 | M777 | 90 |
カナダ | M777 | 4 |
オーストラリア | M777 | 6 |
ポルトガル | M114A1 | 5 |
チェコ | 不明 | 不明 |
エストニア | D-30 | 9 |
提供の可能性が高い国 | ||
英国 | L118? | 検討中 |
イタリア | FH70 | 提供が有力 |
計114 |
関連記事:イタリア、ウクライナに提供する自走砲や装甲車を間もなく発表か
関連記事:更新済み 各国がウクライナに提供している武器や装備のリスト
※アイキャッチ画像の出典:Italian Army / CC BY 2.5
お知らせ:記事化に追いつかない話題のTwitter(@grandfleet_info)発信を再開しました。 |
日本も武器弾薬が無理でも、車両の供与ができないのかな?偵察用のバイクとか
非武装のトラックとかバイクとかならいけると思われる
輸送用トラックは話題になってないだけで既に欧米各国が大量に提供してそうですけどね。
追記
よくよく考えれば日本仕様の輸送トラックや装甲車を送ってもウクライナは持て余しそうですね。
日本は右ハンドルの左側通行ですが、ウクライナは左ハンドルの右側通行ですから。
そもそも距離がね…
日本からだと船便になっちゃうので数ヶ月かかってしまう
日本が提供する上では、車両や重機の類はあまり効果的とはいえない
空輸できるものに限定すべきでしょうね
偵察バイクに、スイッチブレードみたいな徘徊型ドローン組み合わせたら、偵察能力向上に対車両攻撃力を与えられて最高じゃね?
と思ってるんですが、日本メーカーのオフ車(250ccサイズ)がめっちゃ減ってるのが泣ける
対車輌がソフトスキンじゃないなら600が必要だし50キロ以上重量が増えるのを良しとするか。
軽装だからこその機動力でありえない道とか通って意表を突く事もあるしの50キロの重量増は元ライダーとしては嬉しくないかな。それに使い捨てだし、バイクでわざわざ運用は微妙じゃないか。
やっぱランクルだよな
もしくは軽量のドローンしか装備出来ないが静寂性に優れたe-bikeも面白いかもしれない
トラクターとか重機なら塹壕とかがれきの撤去とか移送の補助に使えて
戦後なら復興に使えるからそういううの遅れないのかな
今回、ドローンが偵察機として大活躍しているけれど、
そのドローンに積む光学カメラは、日本が中心になって提供している
プレッシャーをひしひしと(ウソです)
西側なんだから、各々やれることやるしかないな
FH70なら陸自も退役させたものがかなりあるはずなんだよなあ
19式装輪自走155mmりゅう弾砲で更新したものは最近まで使われていたはずなのですぐに使用可能な状態だと思うし
日本もそろそろ武器の援助に踏み出してほしい
「退役」にあたり、どういった処置を施しているのかはわかりませんが、退役した以上再活用するのは難しいと思う。
弾薬でも耐用年数になり、退役させる物があるので、退役間近の物を渡すのはどうでしょうね。弾薬でしたらかつて韓国に貸与したこともあるし。
武器輸出三原則が安倍政権で緩められたとはいえ、紛争当事国に対しての兵器の輸出はまだアウトだったはず。直接的な武器の供給は現段階では難しいと思われる
なんで援助を増やすなら経済的なものか、建設重機等の民生品供給になるんじゃないかと思う
毎回日本も武器をって言う話が出ますが、ロシアと国境接している以上は、東欧を挟んでいる欧州と違って予備のFH70とは言え貴重ですよ。99式が破壊された翌日に別の砲を欧米が送ってくれるとお思いですか?
HEMTTみたいな悪路でコンテナ輸送できるトラックが有れば良いんですが、無いので民生品を国が買い上げて使い捨て前提で送るか・・・
やっぱ札束しか送らねぇとか言われても戦争中のウクライナへの支援で一番良いのは金ですよね。
ウクライナにとっては戦争継続にも戦後復興にもどっちにも使える金銭的援助
は最良の筈なんですが、目に見える支援をしないと軽く見られるって強迫観念
は湾岸戦争のトラウマなんでしょうかね
ロシアみたいに禁輸されているわけじゃないので、金があれば国際マーケット
から兵器や弾薬を買い漁る事も出来るわけですから同じ事なんですけどね
諸外国向けに「欧米が国家を守るために武器を送るのならば、日本は戦禍々を逃れた国民を守るために金を送る。」とでも声だかに宣言すれば宜しいんですよね。
着の身着のままな難民を支えるには、金で衣食住を解決する事を出来るのは経済大国日本の強みですし。変な物資を送って結婚式の引き出物状態になる心配も有りませんし。
まぁ仰るように、札束でウクライナが武器弾薬買っても良いわけですし・・・
日本が平和国家たるなら、支援は戦後ですよね。だてに災害国家やってませんよ。復興はお手のもの。どさくさ紛れでインフラを日本規格に・・・
なんか日本のやり方が賢いみたいな言い方だけど、リスクを取ってない国に戦後復興の利権が回って来るわけ無いじゃん。
金しか出さなかった、リスクを回避した日本が湾岸戦争で感謝されなかったことから何も学んでないね。
いyq、戦後復興は日本に回ってくると思う。今までの自衛隊の経緯からして。
yp>や
ごめん
ウクライナが勝てば
の条件付きですけどね
ウクライナが勝利した上での戦後でなければ資金援助はできません
武器を送る必要性が高いのは、ウクライナが勝利した上での戦後を獲得するための手段。
ウクライナが負けてしまえば、資金援助はできないんですよ
一般人αさんは、この前提が抜け落ちている
湾岸戦争は多国籍軍だった事をご存じ有りませんか?欧米が一貫となって血を流したのに日本は金しか出さなかった事による批判ですよ。
今回はウクライナ側へ支援こそすれ、実際に欧米各国が自軍を送ってはいません。
今だウクライナ対ロシアが欧米各国の多国籍軍対ロシアになった訳ではないのに日本が勇み足で、血を流す必要はありますか?
だからリスクだと書いてるでしょ?
欧米だけでなくオーストラリアやニュージーランドもロシアとのリスクを容認した上でウクライナが1番必要とする武器を送ってる。
この程度の差ぐらい理解できるでしょ?
リスクリスクと仰りますが、武器の代わりに避難民の為になる資金を提供する事の何が悪いのでしょうか?
上にも書いた通りです欧米が国家を守るための武器を提供し、日本が避難民を支える。それで良いじゃないですか。
難民を支えているのも欧米だぞ。結局日本はウクライナが欲している武器も人も出していないし出せない。お金を出す事は悪いことでは無いけど、戦時中の国にお金を出したところで使用用途不明で印象に残らない。そもそも、金で買えるのは即納できる物だけ、購入契約から納入に時間が必要な重火砲は買えないだろうし
あなたは肝心なことが抜け落ちている。
資金援助ができるようになるのは、「ウクライナが勝利した上での戦後」のみ
ロシア軍により半ば併合されたウクライナには、資金援助はほぼできません。
戦後復興の資金投入を行うためには、なによりもまずウクライナが勝って戦後を迎えなかればならない。
ウクライナが勝つためには、一番今何が必要なのかとなれば、
「資金ではなく武器」
あなたが主張しているのは、その来るかどうかもわからないその戦後の金勘定をやっているんです。
順序があべこべです
勝つためには当然それまで戦闘続けなきゃいけない訳で、戦闘続けるには金もアホほど要るんですが。
武器弾薬の多くを支援で賄えるとしても。
うわ、コメ欄通して読んでからにすればよかった…。
金なしで戦争ができると思ってる方とは会話にならないだろうから回答は不要です。
ほんとうにちゃんと読んだほうがいいと思いますよ。
支援は戦後だ、っていうからあるかどうかもわからない戦後の金勘定してどうするの?と反論したんですが…
勝つために何が必要かってなったらなによりも武器提供。
資金提供は日本しかやってないとでも?武器提供国は資金提供はやってないとでも?とも下でちゃんと言ってるんですけどね。
資金しか提供しない現状が問題あると説いたつもりです。
条件反射的な反論で、文章を読まれない方だったようで大変残念に思います
FH70は日本国内で400門以上製造され長らく陸自の主力でしたが、現在は装備の更新だけでなく砲定数削減と共に大量の退役段階です。
防衛白書によると2021.03時点で野戦砲全体の保有数が390とのことで既に150門近くは運用していないと推定できます。
また新編され重視されている即応機動連隊では火力支援に軽量で少人数の120mm迫撃砲 RTが採用され、近年これの再生産・取得が再び増加傾向にあります。
FH70は8名以上の人員を必要としていて重装備です、専門の職業軍人が必要となります。
仮に予備が大量にあっても運用者が足りなくなるかと。
ロシアと直接国境を接しているバルト三国でさえ数少ない榴弾砲を始めとする装備品を支援していますよ
日本としてもここでウクライナを支援することでロシアの戦力を削ることができれば国防上大きなメリットがあると思います
個人的に
1,日本はロシアと国境を接しており、また国内法や国策からも即時に武器を供与するには困難である
2,民生品で支援をするのであれば、輸送や時間を考えるならば、まずは金を送りウクライナが必要とするものを自由に選ばせるべきである
と言いたいのだが、どうにも伝わらないのか?
現行法においても、当事国でなければ殺傷兵器の提供は可能です
例えば、ウクライナに武器を提供しているドイツなどは、自軍の保有装備を提供している形を取っている。
その補充名目としてドイツや今回のイタリアに、日本が装備の提供を約束する。
補充確約がとれれば、武器提供国はより装備をウクライナに提供できるようになる。
加えて言えば、イタリアもドイツも、武器移転協定を結んでいるため、殺傷兵器の提供の制約は一切ない
>輸送や時間を考えるならば
FH70は牽引式で軽量のため、自衛隊の輸送機で輸送可能
欧州まで3日でいけますよ
むしろお金の方が送金手続きのために時間かかるぐらいです
ならば野党と国民を説得して迅速に武器を送れますか?
説得する必要はありませんよ?
国会を通す必要はないですから
決めるのは政府です。
韓国への弾薬提供の際、野党や国民に対して了承なんかとってませんよ?
それをやって次の選挙勝てますかね?第一党維持できますか?
世界情勢を考え有事と言う事で強硬するのも良いでしょう。ただし建前としては武器供与を国民に納得させたうえで供与すると言う必要があります。
形だけのものであれ、国民が選んだと言う意識が無ければいけません。
個人的には国民が選ぶと言う建前を踏む必要があると考えます。
あなたは「国内法や国策から」できないと言ってたはずですが?
なぜ、選挙の話にスケールダウンしてるんですか?
要は、国内法としても問題なく、
政府に提供する度胸が「有るか」「無いか」この二択にすぎません。
あなたは言ってることが変遷しすぎててめちゃくちゃですよ
国内法の発言は完全に自分の認識不足でした。
先に金、武器を供与する余力があるのは理解したので、ならば国民に形だけでも納得させるべき。と言っているだけですよ。別に自分は日本の事情的に武器は送れないよねと思っているだけなので。
送りたければ国民の意思で(それが誘導されたものでも)送るべきです。
その政府でありそれをつくる政治家を国民が選ぶ以上は、「ある・なし」ではなく有権者に納得させたうえで供与するべきです。有権者が納得しなければ次の選挙で結果に表れる訳ですから。
>国民に形だけでも納得させるべき
韓国への弾薬提供は事後報告でした
既に装備提供の実例があります
そもそも、それが「リスク」なんじゃないですか…
そのような「リスク」取ってまで援助してくれれば感謝される度合いも大きくなる、当然でしょう?
他の方が「リスク」と散々説かれていたのに、それが理解できていなかったってことになりますよ?
この激動の時代に何もしないもしくは安易な解決法しか選ばないというのが大きなリスクなのでしょう。
交戦国に武器を提供しないという原則を捻じ曲げてまでウクライナに武器を供給した国が幾つあるか知ってます?
日本はー、国内法がー、国策がーという言い訳はうんざりなんですよ。それを曲げてる国があって、法律を急遽制定して対応する国があるのに、なぜ日本は出来ないと決めつけるのか?
金を送って自由に買わせた方がいいというのは時間に余裕がある場合の話なのが分からないの?
来るかどうかもわからない戦後の金勘定して何になりますか?
勝たなければその資金援助は永久に行えません
勝つためには武器が必要。金が必要になるのは主に勝った後の戦後
優先すべきは勝利するための行動で、順序があべこべですよ
戦後云々は、だったら良いよね的な仮定で
自分の言っている資金提供は「今避難している避難民」のための援助だって言うの理解していますか?
武器が無きゃ国は死ぬが、同じように衣食住が無ければ国民が死ぬぞ。
>「今避難している避難民」のための援助だって言うの理解していますか?
まさか、それは日本だけがやっているとでも思っていますか?
武器提供国がやっていないとでも思っていますか?
武器供与は色々な国がしていますよ。自衛隊が少数送った所で、と言えば武器は少しでも多い方が良いと仰るでしょう。
同じように支援する金額も多い方が良いに決まっています。1,300万人とも言われる避難民を支える負担を軽減すると言う意味でも資金援助は不必要ではありませんよ。
日本が資金以外に何が出来るかは、それからでも遅くはありません。
話をそらさないでください。
あなたは武器提供国は武器歯科提供していないと思っていますか?
武器提供国は、難民支援をやっていないと思ってますか?
日本だけが資金提供をやっていると思っていますか?
今まで一度も、武器供与国が支援していないとは言っていませんし、思ってもいませんよ。
むしろだからこそ、経済大国であり然したる軍事支援も行えない日本が肩代わりし負担を減らすべきでは無いのですか?
自分の発言に矛盾がある事は承知ですが、「余ったらウクライナがプールして戦後復興に使う」のにも多くても困らないでしょう。
>余ったらウクライナがプールして戦後復興に使う
それは勝たないと使えないお金でしょう…
ただの死に金にしないためには武器がいるでしょう…
そう、あなたは武器提供国は資金も提供していることを認識しましたね?
なら、「資金のみの提供」と「資金と武器両方の提供」どっちが感謝されるか簡単に理解できるでしょう?
少なくとも「資金のみ」が「資金と武器両方」を勝ることは、絶対に有り得ないということは理解できますね?
ええ、なので元々は
余剰武器など無い、兎も角資金を
と言う主張から
余剰武器など無い→どうやら送れるらしい
国内法→問題ないらしい
と言う事を把握しました。
しかし、この国の国民感情としては大陸を挟んだ反対側の戦争。そこにロシアと言う大国と敵対するように武器を送れば日本も戦禍に巻き揉まれる。と言うのが大多数ではないでしょうか?
ならばここの方々に説明して頂いたように、政府も既に日本も渦中にあり、ウクライナに武器供与する事が日本の平和にも繋がると言うのを国民に伝え、その上で供与するべきと言うのが今の考えです。
それで日本が平和になったら世界は今こんなことにはなってませんよ…中国にしろ北朝鮮にしろ、韓国にしろ(?)。日本の周りには変なのが多いですからね。
ハッキリいいますけど、日本の国益のためなら、国民感情に反することでもやるのが政府の仕事です。
その反対感情にあっても、それを宥めるのも政府の仕事です。
余談ですが、国民感情を優先した結果が大東亜戦争への突入でしたからね…
政府の仕事は国民感情に左右されることとは限りません
あくまでも国民は政治に置いては素人である、からこその代議制という政治活動のプロに代理してもらうというシステムが採用されているのです。
>同じように衣食住が無ければ国民が死ぬ
違う、違うよ。それは違います。
彼らはウクライナ人です。彼らの住む場所はウクライナであり、彼らが最も住みやすい土地と国と文化がある国がウクライナという国なんです。
難民支援、受け入れは、あくまでも「一時的」なものでしかない
彼らをウクライナという故郷に返さないと行けない
そのために何が必要かってなったら、なによりも武器なんです
金はあくまでもその後の話にすぎないし、一番金が必要になるのも戦後なんです
>ロシアと国境接している以上は、東欧を挟んでいる欧州と違って予備のFH70とは言え貴重ですよ。99式が破壊された翌日に別の砲を欧米が送ってくれるとお思いですか?
「海という緩衝地帯」を抱えている日本が後生大事に抱えているよりは、後々NATOという大枠で弾薬含めて融通してもらえるようにリスクをとっても協力姿勢を見せた方が有益と思いますがねえ。
ウクライナ軍の本格攻勢準備が整うのは7~8月頃ということですから、整備に数ヶ月かかるという保管装備類も今提供を決定すれば意味のある話ですが。
ロシアは再度のドネツ川渡河準備中らしいとかルハーンシク・ドネツク両州の完全制圧をまだ諦めていないぽいですが、一方で占領地防衛戦の準備をしているようです。
ロシアに長期の攻勢継続余力は既に無く、ゼレンスキーはクリミアを含む完全な失地回復までの反攻継続を宣言しています。
プーチンに戦術核使用を決断させる一線がどこにあるのか。ロシアが防勢に転じた後、米欧の対ウクライナ武器支援もその読みに左右されるかもしれません。
ウクライナが承服しかねる頭越しの展開になる可能性はあると思います。
日本からは地雷処理装置や探知機、重機、あるいは鉄道・道路・橋梁といった物流インフラの修復や仮設用の資材一式
こういったものを送るべきかと。
法的な問題もなく、軍民両方でウクライナには必要なことが明白。
それは戦後の話です
そして、その戦後が来るかどうか今はわかりません
道路は戦車のような重量物が通行すれば痛むので修復は必要ですし、
鉄道や橋梁はいまロシアから攻撃を受けている最中、またロシアの進行を阻むために破壊したものもあります。
これらの復旧は戦後の話じゃないです。
戦争に必要なロジを支えるインフラ整備もまさに今必要なものです。
地雷も今、まさにロシアがしかけながら撤退中です。
ロシア軍をその地域から追い出さないと復旧なんてできるわけがないじゃないですか…
ロシア軍を追い出すには何が必要ですか?
そう、武器です
その武器や食料を供給元のウクライナの西部から、戦場のある東部や南部に運ぶには
線路や道路といった整備された補給路が必要です。
武器は種類に応じて必要な戦場に届かないと、いくらもらっても意味がないです。
そしてロシアもそのことを知っていて、補給路の弱点である橋梁等を狙います。
まさか、武器は自走でどこでも、どんな環境でも進めるとお考えですか?
簡単におっしゃいますが、資材の運搬には船便に限定されますので、最短でも2~3ヶ月程度必要です。
大型の機材も同様です。
小型の機材といったものになってくると、システムに依存するものが多くなってきます。
鉄道システムなどはウクライナのものと日本メーカーのものとでは完全な別物になってきます。
人材支援となっても、まず戦争終結、または攻撃の危険性があるかぎりは、どんなに後方であろうとも入れません。
具体的にはどのようなものの物資支援を想定されているのですか?
武器も資材も日本から運ぶには同じように手間かかります。
即時であれば自衛隊のパネル橋、次いでは国土交通省の応急組立橋が
航空機輸送しやすく知識があれば訓練不要で組立できるのでよいかと。
またライナープレートのような不発弾処理用の器材とミニユンボも役に立つかと。
無人化重機もよいかとは思うが、電子戦の行われている環境で使える仕様かは不明ですね。
>武器も資材も日本から運ぶには同じように手間かかります
そんなことはありません。
今回の例のような牽引式自走砲や携帯式の対戦車砲でしたら、C-130やC-2といった輸送機でも空輸が可能ですので3日程度で輸送できます。
>即時であれば自衛隊のパネル橋、次いでは国土交通省の応急組立橋が
組み立てられる人が現地にいません。
武器と同じで訓練もなしでは使えません。
>ライナープレートのような不発弾処理用の器材とミニユンボも役に立つかと
これらは空輸も可能でしょうが、日本から持っていくのは非効率でしょう。
こういった民間機材や資材はむしろ資金提供による、欧州在庫の買い上げで確保するほうが早いし現実的です。
じゃあ武器も買えよとあなたは思うかもしれませんが、根本的に違うのは、
武器は在庫は圧倒的に少ないという点です。
金があっても無いものは買えません。だから各国から在庫をかき集めているんですよ
sanoさん、失礼ですがあなたは日本製の武器でロシア人の血を流すことだけが
ウクライナへの支援であると考えているようで怖いです。
自衛隊が保有するパネル橋は英国製で西側(NATO)ではポピュラーなものですぐに航空輸送でき、使用方法も共通ですので
貴方が記載の武器類と同じぐらいの手間で空輸できます。
国交省の応急橋も国内僻地に輸送可能なように軽量・小型に分割できるように作られています。
なぜ、そこまでまでに直接的な武器にこだわるのですか?
輸送路の維持管理は戦時戦後を問わず重要です。
貴方がおっしゃるように日本と欧州は距離がありますので、
状況変化に応じて戦場でも後方でも活用できる機材の支援のほうが
ウクライナにとっては活用しやすいかと。
>すぐに航空輸送でき
確かに分割は可能ですが、1セット運ぶにも多数の航空機が必要です。
>国交省の応急橋も国内僻地に輸送可能なように軽量・小型に分割できるように作られています
航空輸送が可能なほど軽量ではなかったと記憶しています。
可能だったとしても、同じく多数の航空機が必要でに非効率であったと記憶しています。
航空輸送による前例もなかったと
>輸送路の維持管理は戦時戦後を問わず重要です
こちらは既に欧州での支援が行き届いており、現在でも続くロシア軍によるウクライナ兵站破壊でも即時補修体制が確率しています。
攻撃を受けても数時間で補修できる状態とのことです。
下でも書きましたが、戦時支援のあり方としては既に旬が過ぎていると思われます。
日本から数ヶ月も掛けて行うものとしては効果的とはとてもいえません。
>なぜ、そこまでまでに直接的な武器にこだわるのですか?
再三再四に渡ってウクライナが求めるものが、何よりも「武器」だからです。
もはや悲痛と言っていい。
そこから目を逸らして、お金を渡した、足りている物資を渡して悦に浸るような支援方法は、良い支援とはいえないと思います
それとですが、おそらく鉄道や道路等に使う補修物資等は、欧米等の支援によって十分充足されている模様です。
幾度となくロシア軍の精密誘導弾による補給路破壊が行われているとのことですが、いずれも数時間で復旧させているとのことです。
あなたのおっしゃる支援方法は、既に「旬」が過ぎていると思われます。
日本から何ヶ月もかけて行う、戦時支援としてはあまり需要にマッチしていないかと。
>武器は自走でどこでも、どんな環境でも進めるとお考えですか?
先に述べた通り、戦争が終結しない限りは、物資および人的援助もできません
兵站の維持のための復旧といわれましても、兵站である以上、ロシア軍からすればそこは攻撃対象、攻撃を受ける危険性が残ったままです。
そこには日本メーカーはさすがに立ち入れませんよ
武器を送るか送らないかに象徴的な意味合いを見出してるウクライナと金銭的な援助こそ本質と考える実利優先の日本。なんか相互に無理解ある感じがしてもどかしいですね。しかしウクライナの勝利に日本は確かに貢献していますしどちらが正しく間違ってるとかはないと思います。ウクライナがんばれ~
あなたも肝心なことが抜け落ちている。
資金援助ができるようになるのは、「ウクライナが勝った上での戦後」です。
ウクライナが勝利するために、今一番必要なのは「武器」です
武器は象徴的なものではなく、ウクライナが勝つために必要な物資。
来るかどうかもわからない戦後の話を、今しても意味がないんです
資金があれば国際マーケットから武器弾薬装備を買う事も出来ます
徴兵した民間人や外国人義勇兵への給与にも出来ます。
戦争を継続するには金が必要ですし、そりゃ兵器と資金の双方を
援助出来ればベストですが、法的な制限があれば資金提供だけでも
立派な軍事援助ですよ、資金援助は戦後復興と決めつけるもんでも
ありません。
既にウクライナへの円借款は1億ドル支払い済み、さらに3億ドルへ
の増額も決定しました、これをどう使うかはウクライナ次第です。
>法的な制限があれば
できないのは直接供与だけですよ
玉突き供与や供与国への提供は全然可能です
我が国の場合は法律が無い以前に「前例が無い」ってのが
一番のネックになるのでね
まして自国に直接関係の無い他国の戦争なんかに自分の
キャリアを賭けてでも前例を作ろうって気概のある政治家や
官僚がいないのが今の我が国の現実かと。
前例はありますよ。
韓国陸軍の派遣部隊が弾薬が枯渇したことがあるので、緊急的に弾薬を提供しました
装備提供の前例は既に存在します
あれはPKO活動の中での現場レベルでの融通でしょうに
お互いに同じ地域で同じPKO部隊として参加していたから
PKO法の中で弾薬の譲渡を明示的に禁じていないとの解釈
から実現させましたが、法的な根拠はあっても、その後で
政治問題化しました
で、今回、ウクライナに自衛隊は派遣されておりますか?
前例などにはなりませんよ、
>現場レベルでの融通でしょうに
勝手に捏造しないでください。
当時の安倍晋三首相、麻生太郎副総理、岸田文雄外相、小野寺五典防衛相らが首相公邸で国家安全保障会議を開いた上で決定されました
戦後復興戦後復興言ってる人間多いけど現場にとっては戦後何かより戦中の今のほうがよっぽど重要なわけでして•••
ぶっちゃけ勝ったら支援するけど今は武器すら送らずに見てますね。なんて言うコウモリ野郎ですからね今の日本
ついでにいうと、ウクライナに行った政治家は立民の議員ただ一人っていう体たらくだからね…
他の西側諸国はこぞって議員団を派遣して、リビウの難民支援センターの視察や、ブチャの虐殺現場を弔問してる
日本の議員達は、いったい何やってるんだ?と不満だよ…
日本でやんややんややる前に、ウクライナに行って、何が必要なのか、ウクライナに住むウクライナ人に直接聞きにいけと。
生の情報を仕入れずになにやってんだか
ユンボとかブルドーザーの類い、後は国産緊急援助隊用の災害救助器材。成田か羽田にストックしてあり、本来は活動が終わったら現地に引き渡すもの。
多分、現地の消防隊はかなり消耗してるからかなり有用。
重機やトラックの類は戦後復興に限らず今すぐあっても役に立つ思いますがどうなんでしょうかね。まあブルドーザーより戦車くれってのは間違いないんでしょうが。
日本からの距離を考えると、直接の物資や機材の支援をするなら、
空輸できるものに限定した方がいいでしょう。
民間機材を提供したいんだったら、資金提供してウクライナに民間機材を買い上げさせたほうが早いし効果的
戦後も西欧諸国が競うように復興に入るだろうけど
そこに日本がいい顔しに行くわけだ?
血も流さずに感謝だけ貰えていいですね
FH70は日本が他国に提供可能して支障がない唯一の兵器だと思うんだけどね
ロシアからの備えも大事なんだけど、ウクライナと状況が違い過ぎる
ウクライナも、今の日本の現状がわかっているのでしょう。じゃないと武器くれっていうはず。あと、FHー70の提供には賛成です。それ以外を提供すると今度は日本が危うい。いい顔して戦後復興に行くとか言ってますが、仕方ないことですよ。頭の硬いおかしいおじいちゃん議員と、野党がうるさいですから。あと、義勇兵は送ってますがそれはあくまでも個人の活動のため、他の国も、血を流してないって言えると思います。まあ、今までの自衛隊、日本政府の行動を見ると、戦後復興にはほとんどの確率で日本に支援要請来ますからそこからが日本の腕の見せ所でしょう。
当の昔に、ウクライナは日本に対しての武器装備品の提供の打診はしていますよ
知ってますよ
でもそれ以降一回もしてないということです。
一度しかしてないというのは本当でしょうか?
他にもLAMとかもありますよ
ドイツがウクライナに提供している武器のひとつなので、ドイツに日本が提供すれば、ドイツやウクライナからはありがたがられるでしょうね。
単純にNATO規格の弾薬類だけでもありがたがられると思いますが
伝わってくるウクライナの砲兵運用の話や動画で見てて凄いなと思うの、牽引式野砲で機動戦やってるところなんですよね。
普通砲兵は最小でも4,5門セットで陣地を作って位置評定をして砲を地面に固定して…と手順を踏んでいく訳ですが、ウクライナは対砲兵射撃や空襲を徹底的に警戒しているらしく一発撃ったら逃げるスタイルを貫いているそうです。ウクライナ軍の動画に出てくる発砲場面では榴弾砲の駐鋤を地面に固定せず、一発撃ったらその反動で砲自体が大きくのけぞって姿勢も乱れています。これだとニ射目を撃つためには位置評定からやり直しになって極めて効率が悪いのですが(ただし初弾には影響ない)、一発だけ撃って迅速に退散するなら駐鋤を掘り起こす手間がないぶんこれは効率的なんですよね。
その上砲自体も1門1部隊の小規模編成にしており、射撃を統制する何らかのネットワークシステムに連接して射撃と移動を繰り返している様子です。
一発の榴弾のために毎回評定と照準するの?(→マンパワーがあればできる)とか確実に初弾命中狙えるの(→十数キロ圏内なら比較的安定)?とか色々疑問はあるのですが、少なくともこれだと「砲撃を受けている→対砲迫レーダーで索敵→砲やミサイルで敵砲陣地を攻撃」という受動的対砲兵戦のルーティンは不可能です。まぁこの戦い方自体は対砲兵レーダーが普及した60年代から既に構想されていたものではありますし、先進国を中心にこの戦い方に特化した車載榴弾砲の配備も進んでいますが、牽引式砲でもその気(と高度な火力管制システムと絶対に妨害できないネットワーク)があれば出来るという事を示したのは大したものだと思いました。
どなたも書かないようなので。
ポルトガルの提供してくれるM114A1榴弾砲ですが、
これは、おそらく24口径長の砲身のままと思うので、ウクライナに渡す前に、
誰かに頼んで、39口径長の砲身に交換するだろうと想像します。
多分、イスラエルなどが改造経験がありますが、誰が手配するのかな。
ポルトガルはやらないだろうし、やはり、米国あたりでしょうか。
砲身の交換をしないままだと、同じNATO規格の通常弾で、
10kmほど射程が縮まります。(24000m→14600m)
そんな手間のかかる事はしないと思いますが。
時間がかかり過ぎます。
今、ウクライナに必要なのは兵器だけではなく
攻勢に間に合わせる為の時間もです。
記事の各国ごとの支援武器の表を見てもやはりいよいよスペインが悪目立ちしてきてる感じがする。
NATO内でロシア寄りとして悪目立ちして一心に注目浴びてるのはハンガリーですが、
武器支援云々の頃からスペインの動きが全く伝わってこなかったのが気になった。
スペインは1970年代までフランコの独裁政権が続いていたのでこういう状況の時に国柄がやはり出てきてるのかなと