クリミア南部のセバストポリで13日に爆発が発生、ウクライナ国防省情報総局は「セバストポリ造船所(オルジョニキーゼ船舶修理工場)の設備に被害が出ており、大型揚陸艦と潜水艦の破壊が確認された」と明かした。
参考:Удар по Севастополю. ГУР подтвердило повреждение десантного корабля и подлодки РФ
ウクライナ軍にとって久々の大戦果、造船所に入渠していた大型揚陸艦と潜水艦も損傷した可能性
クリミア南部のセバストポリで13日に爆発が発生、SNS上には大規模な火災を示す写真や動画が登場しており、ウクライナ国防省情報総局(GUR)も「セバストポリ造船所(オルジョニキーゼ船舶修理工場)の設備に被害が出ており、大型揚陸艦と潜水艦の破壊が確認された」と、ウクライナ空軍も「パイロット達の素晴らしい活躍に感謝する」と述べている。
今回の攻撃方法(10発の巡航ミサイルによる攻撃?)やロシア軍に与えた被害については不明な部分も多いが、大規模な火災がセバストポリ造船所付近で発生していることはNASAのFIRMSでも確認されているため、黒海艦隊にとって無視できない損害が発生したのは確実だ。
本当に造船所に入渠していた大型揚陸艦と潜水艦が損傷していれば、黒海艦隊は巡航ミサイルやShahed-136を運搬するプラットフォームの一部を失うことになるため、ウクライナ軍にとって久々の大戦果と言えるだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:Telegram経由
先のクリミア上陸と石油リグのレーダー破壊はこれのための目潰し攻撃なんですかね。
だとしたら少ない人数と手数で効果出しますね。
一年後は兎も角、二年後にはロシア黒海艦隊は消滅してそうですね……
ロシア黒海艦隊潜水艦部隊は拠点をノヴォロシスクに移転したと伝えられていましたが、まだセバストポリに入港している艦があったんですね。
ノヴォロシスクの港湾設備を整備したと言っても、整備のためにはやはりセバストポリに入港する必要があったのでしょうか。
なんにせよ潜水艦損傷が事実でしたらロシア軍はカリブル巡航ミサイルの発射プラットフォームのひとつを失ったことになるので、ウクライナ軍としてはかなりの戦果だと思います。
空軍機の活動範囲も哨戒艇の活動範囲も狭くなったので、発見から迎撃までの時間も迎撃の手段もそれなりの制限を受けるだろうし、ロシア的にはかなり面倒そうな。
NOELreportsによりますとロシアメディアもキロ級潜水艦ロストフ・ナ・ドヌとロプーチャ級揚陸艦ミンスクの損害と負傷者を認めているのでこの大戦果は間違えなさそうですね。それにしてもキムさんが訪露中にこの惨事とはかなりバツが悪そうですね。
巡洋艦モスクワは嵐で撃沈(大本営発表)だったけど、今度は隕石でも落ちてきたことにするのかね?
どのみち首都モスクワはまた粛清の嵐が吹き荒れそうだけど
リアルトップガンやんけ
10発の巡航ミサイルじゃとても飽和攻撃とは言えない数なのに防ぎきれないとは、ロシアの防空網はどうなっているのでしょう?
S-400等のほうがパトリオット等の西側防空システムより優秀とされていましたがメッキが剥がれた感がありますね。
巡航ミサイルと迎撃ミサイルをタイマンで戦わせた訳ではないと思うので、S400の能力はこの記事からはわかりませんね
ウクライナ側も防御が手薄なところを探すなど、S400の本領を発揮させない戦術をとったでしょうし
シリアでロシア自身が認めていましたがS400防空エリアはモードによって異なり対巡航ミサイル保護エリアは対航空機に比べて圧倒的に短いようです。
先日S400が1ユニット破壊されていますので、クリミア半島の巡航ミサイル防衛網は相当に低い状況にありましょう。
そもそもクリミアに2ユニットもあるんでしょうか…あってもクリミア大橋用で、今回は役に立たなかったでしょうな
それが油田にあったS400とレーダーなんじゃないの?これで防空に穴をあけることが出来たから成功したんでしょう。
ウクライナ軍、歴史的な攻撃ですね。
独ソ戦、マンシュタインがクリミア・セヴァストポリを攻略していましたが、それ以来の大規模な攻撃と思います。
レーダピケットの破壊工作、クリミア上陸・石油リグ攻略、その成果が出たものと推測しています。
ウクライナ軍、黒海西岸経由の攻撃が、一段と激しくなりそうですね。
ロシア軍の黒海艦隊、ロストフやノヴォロシスクに一段と下げざるおえないと思います(黒海西部の制海権が一段と中立化すると思います)
ロシア黒海艦隊の潜水艦隊は当初から、水上艦隊も昨年時点でノヴォロシースクへの母港移転を決めていたと記憶しているんですが、その後の状況を考えると艦隊の整備補給運用の機能をセヴァストポリから全部移転するのは不可能だったみたいですね。呉を引き払って岩国に1年以内に全部移転させろと言うような話でしたし、無理だったんですね。しかしそうなるとロシア海軍は艦艇整備や補給活動をウクライナの脅威下で継続せざるを得ないですが、そんな状態でどれだけ艦隊機能を維持し続けられるのか…
確かにちょいと寄港するのと、艦隊の整備、補給を行うのは雲泥の差があるので、仰る通り、残したくないが残さざるを得なかったのでしょう。潜航中に沈めるのは今のウクライナには不可能なので、潜水艦に打撃を与えらたのは僥倖でした。これで艦艇を東に移すしかなくなるでしょうけど、キャパを超えた受け入れとなれば、それはそれで首が締まりそうです。
しばらくしたら懲りずにまた新しい船連れてきてくんないかな
へルソン空港みたいなリスポーンポイントになってくれ
リスキルで通報されそう(FPS脳)
ノヴォロシースクはウクライナから距離はあるのですが、ジョージア沿岸から近く、そちら側から水中ドローンで狙われていると言われ、必ずしも安心安全な場所ではないんですよね。
元々、軍港としてのキャパにも限界があったので、今回のようにセヴァストポリに艦船を預ける機会はあったのだと思われます。
まあこういうことが起こるからロシアはヘルソンオデッサを奪うために侵攻したわけだし
そもそも侵攻しなければ誰も攻撃しませんけどね
本当その通りですね。
もしロシアの侵略が無ければウクライナ世論は親ロと親西側の間でふらふらし(プーチン/親ロ派はゼレンスキー政権を西側の手先のナチだと言ってるが、実際には前政権の対ロ強硬路線への反発から生まれた対ロ穏健派政権)、汚職の改善も進まないのでEU/NATOにも入れずウクライナは中立地帯であり続けただろうに。
たまに思うけどゼレンスキーじゃなくてポロシェンコだったらどうしたんだろう
・ロシアが攻めて来ない
・交戦する(勝敗問わず)
・ロシアと融和する
・アシュラフ・ガニー
思いつくのはこんな感じだけど
パイロットという事は戦闘機からのミサイル攻撃でしょうか?(無人機もあり得ますが)これだけの大戦果、どの様に成功させたか気になります。本人達も表彰されるでしょうね。
ロシア軍のミサイル攻撃のニュースがあまりないですね
冬のインフラ攻撃に向けて温存しているのかな?今季はウクライナ側から派手に報復されそうですが…
今度は事実かな?
しかしあんだけ攻撃を受けているセバストポリに貴重な潜水艦置くかね普通
ロシア側の報道もありますし
ドライドック内で煙を上げながら傾いている揚陸艦の写真が出てきているので事実でしょうね
ロシアの防空態勢ってもともと穴だらけだったけど
もうざるすぎだな。
こまめにレーダー破壊とかやったかいがあったというもの。
砲弾と違って簡単に補充はきかないだろうし
あとは動員増やして人海戦術しかないな。
まあこの様な攻撃をしても、ロシア軍は、圧倒的に強いので、戦局には影響は、与えないでしょう。
まったく意味はないわけです。
反攻作戦が、完全に失敗してしまった、ウクライナが、国民の目をそらすために、やったに違いありません。
まったく意味はないわけです。
ロシア軍も、それに付き合っただけでしょう。ドッグに入っていた揚陸艦も、ダミーだった可能性も、あります。いやきっとそうです。
まったく意味はないわけです。
つまり、何が言いたいかと言うと、この攻撃は、まったく意味はない、ということです。
もうちょっとエミュレート頑張って
衝撃を受けて思考が停止、自らに言い聞かせるように現実逃避の言葉をぶつぶつとつぶやく…。
絵に描いたような見事な防衛反応ですな。
今はまだ夢の中、いずれイヤでも現実が追いついてきます。
さて、きちんと向き合えるかな…?
このTQTさんは名前が似ている例の人のパロディなのでマジレスは無用ですw
名前見てみるとこの人そういうのじゃないって分かると思いますよ
くどい点といい、やたら多い句読点といい、本家の再現度高いな
今回も実に味わい深いてすね。
特に「まったく意味はないわけです。」の繰り返しが素敵です。
揚陸艦のダミーって草。
マジで作るにしても木製でもそれだけで戦国時代の徹甲船建造並みの労力が…。
ドライドック内での擱坐ということですが、水上に在る時よりも炎上した際のダメージがデカかったりしますかね?
水上に在る時よりも燃え盛ってたりすれば、炎上だけでも竜骨まで曲がって再生不可のダメージもあり得る・・・?
こうしたとき、通常艦内の燃料や弾薬って抜いてるもんでしょうか?
まぁ、いつ攻撃されるか判らないとしても、いつ出撃するかも判らないんで全部積んだまま入渠ってのもロシアなら、
ああ、そう、そうね・・・面倒くさいもんねって平常運転な気も。
ドライドックが暫く使えないのが、痛いでしょうね。どうするのだろう?
ウクライナ支配地域からセバストポリまで300km。もう300kmでは安全な距離にならないという事か。
そうなると黒海中央に位置するセバストポリは黒海沿岸のほぼ全域から安全ではないということになる。
セバストポリの軍港としての価値は暴落。世界各国の海軍は基地を見直すのではないか。
水中からチクチクと小うるさい潜水艦を、地上で撃破できたなら最高の戦果ですね
生存性の高さが潜水艦の強みならば、補給や修理時こそ最大の撃破チャンスなのですかね
管理人さんが貼ったリンク先によると、三隻の無人ボートと囮役らしいSu-24に本命のS-200による攻撃だとか。
これらを攻撃を防げなくなっている防空体制である事からAWACS機を配置しないとロシア側はまずいのではとの事。
ウクライナ空軍の航空機がセバストポリ攻撃を行える位防空網に綻びが出てきたのでしょう、少し前のS-400ユニットの破壊とか状況が変わってきましたね。
モスクワを沈めた時もTB2による囮と対艦ミサイルのコンビネーションが利用されたって言われてましたね
効果的な連携の巧みさがウクライナの強みなのかもしれません
AWACSを常時飛ばすのは、平均飛行時間が37時間とか言われてるロシア空軍には、かなり過酷な任務になるでしょう。本当に切羽詰まった時、空を遠距離まで見張る時以外は出せないんじゃないかと思います。
だからこそ、クリミア半島配備のS-400システムや、先日の石油リグのレーダー奪取はかなり効果を発揮したのだと思います。クリミア半島西部はもう、ロシアの監視網はボロボロで、ウクライナ軍がかなり自由に動き回れている感じですね。
今後のクリミア半島攻略にもこの状況は有利に働くでしょう。
潜水艦は潜れるからその生存性が確保されるのに、顔を出しているときに破壊されるなんて、大恥も大恥ですね。
潜水艦だって補修の時はドックに入るので、何が恥なのか分からないけど、黒海方面にセバストポリしか大型船用ドックを設けていないのなら、ロシア海軍の準備が足りなかったのだろうね。
翻って日本は大丈夫なのだろうか?
普通に港周囲の高台から、航行中だったり停泊してる潜水艦を眺められますからねぇ。かなり不味いんじゃないかと思います。HEAT弾が一発、船体に穴を開けるだけでも、結構な期間、航行不能、ドッグ入りを余儀なくされるでしょうから。
神戸の川崎重工は、進水の段階から、完全に丸見えですね。
通常の停泊中は、ポートアイランドから驚くほど近くて丸見えです。
100mくらいの距離なんですよ…正直なところ大丈夫ではないです。
過信・慢心なのか、意図があるのかさっぱり分かりません。
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名作「Das Boot」のラストは衝撃的でしたねえ。
これで乗組員は侵略に加担しなくてよくなったな、おめでとう
ストームシャドウでの攻撃だったという情報が出ていますね
夜が明けたドックの写真も出回り始めましたが、ロプチャ級の方は煙突が吹き飛び艦橋も高熱で曲がって傾いており、炎上具合からも機関部に致命的な損傷を負ったのは確実なようです。艦齢も高いし廃艦不可避でしょう。
キロ級の方はまだ損傷具合の詳細は分かっていませんが、ロシア側からも損傷を認める情報は出ているので損傷は確定ですね。
潜水艦の損傷は水上艦よりも誤魔化しが効かないので、朗報ですね。続報が楽しみです。
この先、軍港の対空装備が追いつかなければ。あるいは飽和攻撃に耐えられなければ。
昔のブンカーの復活でしょうか。造船所を丸ごと収容するような。前例はありますね。
ロシアの潜水艦建造所は聖ペテルブルグにあると思うので、
もし増勢を図るならば、キロ級(喫水6.5m)より喫水の浅い(4.5m未満)物を
作って、内陸水路でロストフ・ナ・ドヌーに持ってくる形でしょうか。
設計から新規建造になるでしょうから、当分は無理でしょうね。
あるいは、途中の運河を浚渫するか。