ウクライナの戦争報道について現地ジャーナリストは「事実上の検閲状態で批判的な意見が抑圧されている」と、New York Timesも「ウクライナ人はうんざりしている」と指摘していたが、Kyiv Independentは「テレソンに参加する公共メディアが独自のニュース番組を流し始めた」と報じた。
参考:‘It’s State Propaganda’: Ukrainians Shun TV News as War Drags on
参考:Ukrainian public broadcaster launches broadcasting separate from state-sponsored telethon
ロシアのようになりたくなければ戦時下でも民主主義を守ることを考えなければならない
ウクライナ政府は2022年2月上旬、正確な治安状況と国家機関の情報を国民に提供する目的で「統一された情報プラットフォーム=United News」を創設し、ロシア軍の侵攻が始まると戦争関連のニュースはUnited Newsが制作するテレソンに統一され、これを国営放送と民間メディアが年中無休で放送して高い視聴率と信頼度を得ていたが、現在のテレソンは「ロシアの偽情報に対抗して正確な情報を国民に提供する」という役割を果たしておらず、多くのウクライナ人ジャーナリストは「テレソンによる戦争ニュースの独占は検閲の一形態に過ぎない」と考えている。
New York Timesも今年1月「ロシアの偽情報に対抗し、士気を高めることを目的にした政府公認のニュース番組が『戦争についてバラ色のイメージを描いている』と国内から批判された」と報じ、テレソンの問題点を以下のように指摘した。
“ウクライナ人は侵攻直後から1つのニュース番組しか視聴できず、戦車がロシア軍の陣地を破壊する様子、前線付近で活躍する衛生兵の様子、海外で支持を集めるゼレンスキー大統領の映像などが詰め込まれた番組を年中無休で放送している。ウクライナにとってテレソンは情報戦の主要手段であり、これに出演する政府高官らは「ロシアの偽情報に対抗し士気を高める役割を果たしている」と称賛し、ゼレンスキー大統領も2023年1月「テレソンはロシアとの戦争における武器だ」と語ったが、現在のテレソンは視聴率と信頼度の落ち込みに直面している”
“戦争勃発から2年が経過した現在、ウクライナ人はテレソンが放送する内容にうんざりして「所詮は政府の代弁者に過ぎない」と嘲笑し「戦争についてバラ色のイメージを描き過ぎ、前線で陥っている憂慮すべき事態や海外支援の停滞などを隠している」と不満を述べている。専門家もテレソンの視聴率と信頼度の落ち込みについて「戦場での勝利がおぼつかなくなり政府への不信感が広がっている証拠」と見ており、ウクライナのマス情報研究所も「我々は戦争に勝っていて、海外の国々は我々に好意的で資金を提供してくれると図式に誰もがうんざりしている」「テレソンは国家によるプロパガンダに過ぎない」と指摘した”
“テレソンには総視聴者数の約60%をもつ6つの大手メディアグループが参加し、政府は番組の制作にかかる資金の約40%を負担しているが、テレソンの編集方針にどの程度の口を出しているかは不明だ。但し、ゼレンスキー大統領は政敵が運営するメディアのテレソン参加を禁止しているため、番組に対する政府の影響力を懸念する声は絶えない”
“テレソンは侵攻当初、ロシア軍が迫るウクライナの都市や集落の住民に対して「どこに避難すべきか」「いつ避難すべきか」など重要な助言を与え、テレソンに参加していた業界関係者も「番組は命を救う内容だった」「感動的なゼレンスキー大統領のメッセージを放送して国民に希望をもたらした」と述べたが、首都周辺から危機が去って戦場がウクライナ東部に移動するとテレソンの内容は「前線からの報告」「指揮官へのインタビュー」「政府関係者との討論」に変わり、2022年末までに視聴率も40%から13%(現在は10%)に低下した”
“二十歳のウクライナ人男性はテレソンの変化について「番組は全て上手くいっているように、勝利が直ぐそこまで来ているかのように描いた」「2023年の反攻作戦についても非常に楽観的な報道が目立ち、人々にロシア軍の防衛ラインを直ぐに突破できるという印象を与えた」と、テレソンの報道内容を監視している専門家も「2023年はウクライナ軍の有効性と能力が強調され、ロシア軍については一貫して『大きな損失を被り、パニック状態に陥り、集団降伏している』と描写されたが、戦場で起きている現実とはかけ離れたものだった」「テレビ局は一種の自己検閲を採用している」と指摘”
“テレソンに参加しているStarlight Mediaの司会者は「色眼鏡を通して状況を見ている」という指摘を否定し、前線の状況については「政府が公式見解するまで報道できない」と述べ、編集方針についても「Starlight Mediaはテレソンの独自枠でゼレンスキーに批判的な人々をゲストに招き、公式見解に異議を唱えるなど独自の編集方針を維持している」付け加えたが、世論調査によるとテレソンの信頼度は69%から43%に低下し、ウクライナ人の2/5以上がテレソンの終了を支持している”
“多くの専門家は「戦争継続に多くの犠牲が必要という事実をテレソンは覆い隠そうしている」「しっかりとした意思決定を下すにはバランスの取れた情報が必要だ」と、Starlight Mediaの代表も「番組の多様性を改善しようと試みているが、テレソンに人々の意見や考え方を形成できるような影響力はない」「SNS上で前線で戦う兵士や軍事アナリストが発信する情報の方が遥かに大きな影響力を持っている」と、マス情報研究所も「テレソンは本来の役割(偽情報に対抗するための正確な情報提供)に戻るべきだ」「ロシアのようになりたくなければ戦時下でも民主主義を守ることを考えなければならない」指摘した”
以上がテレソンに関する予備知識で、ここからが今回の本題だ。
Kyiv Independentは22日「テレソンに参加するSuspilne Ukraineは全国放送で独自のニュース番組を流し始めた」「United NewsはTV報道を独占し、戦争に批判的な意見を抑圧していると批判され、野党系のメディアは政治的立場を理由にテレソンへの参加を拒否された」「国境なき記者団はテレソンがメディアの多元主義を損なう恐れがあると警告し、ウクライナ政府にテレソンの中止を要請した」と報じており、これに他のテレソン参加メディアが追従するのか注目される。
ハルキウ北東部からの住民避難を進めている州当局者はEconomistの取材に「ウクライナ軍の精強さに関する楽観的な報道が住民避難に様々な問題を引き起こしている」と証言し、当該地域に住む75歳のウクライナ人男性も避難を促すためやって来た娘に「これ以上悪くならないとテレビもラジオも言っている。ロシア軍は負けているし、増援も来るので敵はここまでやって来ない」と述べ、ウクライナ軍の精強さに関する楽観的な報道や避難拒否の根源となっているのは恐らくテレソンだ。
当初のテレソンは住民避難に重要な助言を与え「命を救う番組」と評価されていたのに、現在では「住民避難を妨げる原因」になってしまい皮肉な結果としか言いようがない。
因みにUkrainska Pravdaは2023年の戦いを総括する記事の中で「自分達で作り出した罠に嵌った」「我々はロシア人を嘲笑し、軽蔑し、無能で馬鹿な集団として描かなければ敵に同調していると疑われた」と吐露し、社会全体がロシアを必要以上に蔑んだことが今年の結果を招いたと主張したことがある。
関連記事:大統領執務室と戦場の溝、ゼレンスキーは正しい情報を受け取っていない
関連記事:ウクライナメディアによる2023年の総括、自分達で作り出した罠に嵌った
※アイキャッチ画像の出典:1+1 Media, StarLightMedia, Національна суспільна телерадіокомпанія України, Inter Media Group, Дирекція телерадіопрограм Верховної Ради України, Ми — Україна/CC BY-SA 4.0
日本もかつてそうだったから、痛いほど分かりますね…
大政翼賛会……
「かつて」ではなく現在進行形でなっております…。
きちんと反省できているだけマシ
自民党の議員が有事の際には政府が偽情報を遮断できるようにすべきとか本当に言い始めてるからね
大日本帝国万歳が西側先進国万歳になっただけですからね…
他国の視線を意識するようになったのは進歩とは言え、自陣営に過ぎないので多面的な見方が出来るようになったとは言い難い
いやほんと、かつての大戦を生き残った方々の話や書物で語られた通りの事がウクライナで起きている事に衝撃を受けています
人間というものは追い詰められると似たような行動を取るし、歴史に学ばないものなんだな、と
通信が劇的に進化し誰でも情報発信・受信ができるようになったはずなのに、権力者は常に都合の良いように情報を統制しようとするし、それが繰り返されると人々はそれを信じ込んでしまう
情報の遮断と刷り込みがあまりにも人間に対して効果的過ぎて怖いです
まあこの話は決してウクライナの公共メディア、テレソンだけの話では決してなく、日本のテレビや新聞、
「軍事情報」
や、
「丸」
「歴史群像」
のような軍事雑誌、歴史雑誌の特集記事でもほとんど変わらず、You Tubeの動画などはさらに極端です。ウクライナで起きているというだけでなく、日本でも、日本以外の西側諸国でもほとんどリアルタイムで起きている話と言えます。
しかし情報の遮断や刷り込み・・、と言っても、鈴木宗男氏や森喜朗氏のように、ウクライナにロシアが勝てるはずはない、と終始一貫して主張している保守派の政治家もおり、特に森喜朗氏などはむしろ権力者の側に近い政治家です。
ロシア語しか話せないウクライナ人の住民は、ウクライナ語のテレビやラジオの放送は理解できないともいわれ、逆にロシア語の話せるウクライナ人は、ロシア語のテレビやラジオの放送、インターネットのロシア語の記事なども理解できるはずなのです。情報というのは口コミのようなのもあり、テレビや新聞だけでは決してないはずです。東部であればロシア語のテレビやラジオを視聴することもできます。
軍事情報じゃ無くて、軍事研究 誌ですかね。念の為指摘を。
>鈴木宗男氏や森喜朗氏のように、ウクライナにロシアが勝てるはずはない、と終始一貫して主張
ここ、「に」と「が」で意味が逆のような。
ここは比較的良いと思うのですが、ネット全体を見ると、酷いものです。
ウクライナ戦争に感心のある層は、政治や軍事に感心のある層が多いと思いますが、その大半が、誇張された情報や、非常に片寄った情報(ウクライナの快進撃)等を好み、信じるという事実です。おそらくは、この層には自分は歴史から学んでいると思っている人も多いと思われます。そうなると、歴史というのも、非常に好都合に解釈されている可能性も高く、結局のところ、人は歴史に学ばないのでしょう。
都合のいい歴史を選り好んでいますから、それが賢者の姿なのかと言いたいですね。
SNSやメッセージアプリをどうにか規制しようと四苦八苦していたので今更ではあります。
どの道実現困難であったとはいえ、不人気な規制政策に関して精力的に活動していたダニロフ国家安全保障国防会議書記の解任は、情報統制に関する一つの節目だったかもしれません。
避難に関する情報提供などはともかく、兵士不足と動員強化の必要性は正しく報道したところで支持を得られない状況は変わらないのでしょうが。
メディアの健全性による確度の高い情報を得られたとしても、戦線を押し返す為に必要な人的資源の補充やスポンサーからの軍事資源を得られる訳でも無く、停戦の落とし所についてもウクライナ側で交渉出来る立場にも無く、いずれもロシア側にイニシアチブを握られた現況を覆す要因にはなり得ないのが、虚しいですね。
流石に停戦に関してウクライナ側で交渉出来ないってのは支援を受けていたとしても無いでしょう。
ただロシア有利で降伏するならロシアに渡したく無い支援兵器の回収かNATOによるあらゆるオプション含めた破壊ぐらいはウクライナの主権関係無くやってもいいと思いますね。
落とし所に関してはロシアとの泥試合を続ける覚悟がないなら政府として国土の完全な回復を捨てる所からで、外野の意見なんて無視でいいでしょう。
最終判断はあくまでもウクライナとしてどうしたいで、外力に大きく頼るNATOの直接参戦みたいな荒唐無稽な話はウクライナ範疇を超える話であるが、高望みしない降伏・武力放棄・賠償・領土割譲なんてウクライナ自身が自身で決められることです。
ウクライナ国内メディアすら低レベルな日本のネット論壇と同じようなプロパガンダ中毒に陥ってると知ると唖然とさせられる
敵をみくびることがいかに危険かをこの戦争を通じて学ぶことができたね
仰る通りです。
今のロシア軍、単純な陸上戦力ならば、アメリカ軍より強いかもしれません。
ウクライナが、ロシアを見くびる事は極めて危険です。
日本でも、ゼレンスキー大統領・Youtuberなどに扇動されて、ロシアを見くびり参戦する意見をかなり見かけて驚きました。
日本も、武器在庫・弾薬在庫どころか、弾薬製造能力も低い事もっと報道すべきかもしれませんね。
まあ今になって戦争の準備をしたとこで間に合わないのは間違いないので、中露脅威論が現実の物となるならやり過ごすことを考えるべきでしょうね。
現時点で技術力と生産力とマンパワーのどれを取っても負けてて、情報整理能力の欠如まで加えたら付け焼刃でやったところで何一つ勝てる要素がありません。
仰る通りです。
ファーストペンギンになって、火中の栗を拾うメリットは何もないと感じています。
ウクライナのメディア健全化の萌芽となれるか、注目ですね
イスラエルもアルジャジーラの支局潰したりAP通信の中継遮断して機材没収したり検閲っぷりに磨きが掛かってるようで
プロパガンダや検閲は東側に限った話ではないんですよね
民主主義は主権者たる国民に正しい情報が届かなければ機能しないので、「不断の努力」が必要な部分
こういう双方の情報を比較してくれるサイトは本当に有り難いな、と改めて思ったり
35000人以上の民間人が虐殺されている中、バイデンがガザではジェノサイドが起こっていないと主張する時点で西側の倫理観とは?(大学生の暴動がマトモ過ぎる)
戦争3年目ですからね。
『力による現状変更を許さない、国際社会が』という題目も、イスラエルのガザ紛争に欧米が肩入れした事で吹き飛ばしてしまいました。
ボグダンさんが、ウクライナの招集逃れ男性に、資産差し押さえ・競売が始まった事を報告しています。
ラジオ、ネクタイ、小麦粉などを競売ですから、脅し・見せしめなのでしょう。
ウクライナが戦時報道管制しているとしても、上記のような国内政策くらいは、『報道の自由』を取り戻すべきと思います。
『報道の自由』、いわゆる西側的価値観の根幹でしたよね…。
(午後8:30 2024年5月21日 @parkhomenko_bog X)
ロシアウクライナ及びその支援国家、どちらも誇張はあるのでしょうが、現時点だとロシア側のほうがまだ正確と見てますね。
ウクライナもロシアも双方そろそろ戦果が50万に達しますが、ロシア側はBBCの戦死者数や前線のロシア軍の推定数70万や契約兵だけで回してる、
ウクライナは50万の追加動員を行おうとしてるのを考えるとロシアの方に軍杯を上げます
ウクライナも捨てたもんじゃないなと、戦時中にも関わらず自己の命と地位かけて動いているんだろうから素晴らしいと思う。
これが我が国日本がが同じ立場であったらと考えると、まずこの様なことはできずに永遠にプロパガンダ流すマスゴミさんという感じになるんだろうな。
とはいえ戦争に巻き込まれたら負け確定する日本は、とにかくうまく立ち回っていかないといけないと思う。
インドレベルの立ち回り見せて欲しいが、アメリカのご機嫌伺わないといけないのと衰退している日本の国力ではなかなかの難易度が高いか。。
政府に迎合して報道()という名のプロパガンダに協力し甘い汁吸いながら率先してデマ垂れ流して国民騙すのに勤しんできたけど敗色濃厚で政府が泥舟になったから国民騙してきた責任の矛先向けられないよう負け確定前に手のひら返して自己保身全開で逃げ出しただけにしか見えないんですけど
確かに仰る通り保身に走っただけの可能性も十分に考えられますね、少し美化して受け取りすぎてしまったのかもしれません。NHKが良くなるかと言われてばまあ無い、悪くなる一方だと断言できるので身近な所から考えれば、確かに保身の割合が大きいのかもしれませんね。
どうなんだろうね
日本のマスコミはこと日本のこととなると反政権色を隠さないから大政翼賛会的なことにはるとは思えないけど
政府に電波を握られてるテレビ局は抗えないですよ。停波をチラつかされて”中立的”報道を求められていた時代は完全に牙抜かれてましたし。
仰る通りです。
日本はATMで、外交下手な立ち回りですが、世界を見渡すと別の景色もあります。
インド・中東産油国などに、『国際社会』とやらの批判なんか集まってないですよね。
ウクライナは、なぜか支援している欧米ばかり批判しています。
少額支援のサウジアラビア・インドは、ロシアを利用して『兆円単位の利益』を得ながら、ゼレンスキー大統領にも感謝されて外交上手なわけです…
>皇太子の「助言と支持に感謝する」
>ウクライナ側は、インドからの支援に感謝しつつ、中立的な姿勢に変化をもたらしたいとの狙いがあるとみられる。
(2023/02/27 20:28 サウジ外相がウクライナを初訪問、4億ドルの支援表明…「ロシア一辺倒」批判回避狙い 読売新聞)
(2023年5月16日 ウクライナ支援、G7とEUで9割 中国・インドはゼロ 日経)
(2023年5月21日 ゼレンスキー大統領と会談したインド ロシアとの関係も深い事情 朝日新聞)
(2024年2月28日 ゼレンスキー大統領がサウジ皇太子と会談 自ら提唱の和平計画を協議 朝日新聞)
インドが安く買い付けたロシア産石油を欧州へ国際価格で販売し、サウジアラビアは言わずもがなですから、巧みな外交力も軍事力だけで無く戦略資源と言った実物資産の裏付けがあってこそでしょう。
戦略資源は無いけど金融資産が取り柄の元敗戦国が同じ様な振る舞いをしたら、連合国もとい「国際社会」に袋叩きにされるのは目に見えています。
余談ですが、金も兵器も出して、安価なエネルギー調達の恩恵が途絶え、経済がマイナス成長にもなっているのにも関わらず、身内だけで無く支援先のウクライナにもこき下ろされてるドイツ政権の忍耐力には驚くばかりです。
仰る通りです。
ドイツは、いろんな面でボコボコになって、悲惨な感じですよね…。
尚、日本のYoutube チャンネルを御覧ください。
マスコミはとにかく、日本政府(つか自民党)も自衛隊もちゃんと実際の戦況を把握してるんだろうな?立場上アメリカ政府に話合わせてるだけだよな?流石に。
ウクライナが勝ってるから支援するとかいう話じゃないから的外れな指摘だと思う
RUSIの秋元氏が自衛隊で講演してますよ。
ロシアが人海戦術で督戦隊に脅されて突撃させられて死体の山になってると。
ダメみたいですね…(絶望)
テレビに出演する自衛隊幹部の方々が見当外れな戦況解説しかし無いのを見るとお察しです。
あれが、テレビ局に金積まれて喋ってるだけなら救いだけれど。
あの分析しかできない能力の人間が自衛隊幹部にわんさといるなら指揮権米軍に全て移管したほうが戦争に勝てそう
実際に現場で何かに従事したわけでもない、ただ表面的な知識をかき集めただけの軍事ブロガーが的外れな事を言う(言ってる)のは仕方ないと思うんですが何で現場を知ってて一定の地位まで登り詰めた人までがそんな調子なのか…
寧ろ「英国」王立防衛安全保障研究所の日本特別代表が、本部を差し置いてロシア優位の現況を包み隠さず話せたら、それはそれで驚きますね。
ダメじゃないかな。
イラク戦争の際、大量破壊兵器に関して、日本政府がどう分析したかの反省会まともなのなかったみたいだからね。アメリカを支持するという結論があったから、分析してもしなくても同じでしょ。信じる以外選択しないじゃん、みたいな感じだった。
個人的には結論は変わらなくても、最低限情報収集と分析はすべきだと思ったけど。
で、アフガニスタン撤退の際も、情報分析をまともにしないで、アメリカさん任せで、ダメだったからね。
結論ありきの分析か、そもそも分析すらしない。
当然のことながら、分析や予想が正しいかの反省会もしない。
今からでも遅くないので、多様な意見を流せるメディア体制になってほしいですね。
動員4日のウクライナ人が塹壕にいたと翻訳されてたんですが
ニオール地域だそうで本当でしょうか?
かように独裁色を隠そうともしない腐ったファシスト政権が、いかしにしてこの自由民主主義なる崇高な理想を掲げる西側世界において民主主義の守護者に粉飾されたか
それは民衆が信じたいもの信じるために美談を求めたからだ
私はリベラルだけど。今のリベラルは狂っている。
正義のためには、嘘をついても良いし、何しても良いと思っているし、民主主義と自由主義が昔の白人主義・文明国みたいになっていて優越感が凄いんだよ。
民主主義とそれ以外に分かれていて彼らの中ではダブルスタンダードではないか、そもそも、民主主義と非民主主義で違って当然でしょという感じで正当化されている。建前以上、人種・民族差別でも宗教差別でも、性別差別でもないけど。
体制民主主義であって、精神が全然民主主義を運営できる状態になっていない。
おそらく私と意見が合わなさそうな思想信条の方と見受けますが、体制は民主主義でも精神が伴わないというのは同感です。それはリベラル派だけの問題ではないでしょう。
言葉遣いからして思想強いなぁ
これ一つ取ってとか言っちゃうのか…
軍師・国士様が一杯。日本の未来は安泰だな
ここのブログ民が偶に見せる「我々は真実を知る知恵者だ」みたいなMOVEはあまり好きでは無いですね。
どうせリアルへの影響力はks動画屋未満なんでしょうし。
記事内容についてはウ政府がどう動くのやら、と。
潰しに掛かるようなら余程ケツに火が着いてそうですが。
プロパガンダの自家中毒になっている印象
国民士気を保ち短期決戦で勝利できるならいいけど、いずれ現実とプロパガンダの乖離が酷くなれば矛盾が明らかになり、
その時は政府のメディアの信頼性が失われる。
10倍砲撃を打ってきて、爆撃やドローンやミサイルでも負けているなら当然何倍も死ぬという当たり前の結論を認められるかどうか、日本のネットですらこの当たり前の結論を認められない人が山ほどいる。
当事者のウクライナ人に認められるかどうか、管理人さんもロシアに有利な記事を載せるとガクンと下がると言っている、人は自分の見たい情報を探して信じたいものだ、今更厳しい真実を流しても誰も見ない聞かないのではないか?
仰る通りです、プロパガンダが効きすぎたのでしょうね。
認知的不協和を乗り越えるのは、本当に難しいなと感じます。
独自のニュースを配信し始めたとされるマスコミは、今までのプロパガンダについてどう説明してるのやら。
アレは嘘でした、コレはプロパガンダでした、とか修正してるんですかね?
ウクライナが昨年の反攻作戦を強行したのが未だに疑問だったんですが
「2023年の反攻作戦についても非常に楽観的な報道が目立ち、人々にロシア軍の防衛ラインを直ぐに突破できるという印象を与えた」
という発言を見ると、国民の期待が不相応に膨れ上がっていて
(あるいは兵士の士気も高まっていて)引っ込められなくなってたんですかね…