ウクライナ戦況

ウクライナ軍の劣勢が際立つ東部戦線、ロシア軍が複数方向で前進中

ウクライナ東部の状況は厳しくなる一方で、RYBARは「バフムート方面チャシブ・ヤール方向へのロシア軍前進」を、DEEP STATEは「アウディーイウカ方面ノボカリノベ方向とオケレタイン方向へのロシア軍前進」を報告した。

参考:Мапу оновлено!
参考:Хроника специальной военной операции за 16 апреля 2024 года

どんどん状況が悪化してく東部戦線、ウクライナ軍はバフムート方面とアウディーイウカ方面の前線を維持出来なくなっている

ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは17日に更新した戦況マップの中で「ロシア軍がボダニフカ周辺で支配地域を広げた」「ロシア軍がチャシブ・ヤールのダーチャで前進した」「ロシア軍が森林沿いに支配地域を拡大させた」と報告し、ウクライナ軍は運河沿いに地雷を埋め続けていると指摘した。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

ウクライナ人が運営するDEEP STATEの評価は15日から変更されておらず、RYBARの主張を裏付ける視覚的証拠も登場していないが、ウクライナ軍がチャシブ・ヤール方向の前線を維持出来なくなっているのも確かで、いつ決定的な突破が発生しても不思議ではない。

前線を維持出来なくなっているのはアウディーイウカ方面も同じで、DEEP STATEは18日に更新した戦況マップの中で「ロシア軍がノボカリノベ集落内に入った」「ロシア軍がオケレタイン集落内に入った」と報告、ロシア軍の支配地域もノボカリノベの南東、オケレタイン方向の線路沿いで拡大し、ノボカリノベ方向についてDEEP STATEとRYBARの評価は部分的に一致している。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

問題はロシア軍のオケレタイン方向に対する突破で、RYBARの評価(ロシア軍は線路沿いのダーチャまでしか支配していない)は16日と変わっておらず、DEEP STATEの主張を裏付ける視覚的証拠も登場していないが、DEEP STATEとRYBARは「前線の兵士と直接連絡を取っている」と何度も示唆してきたため、視覚的証拠で確認されていない前線の状況を把握している可能性が高い。

管理人的にオケレタイン方向への突破はまだ「可能性」の段階だが、ノボカリノベ方向についてはDEEP STATEとRYBARの評価が部分的に一致し、視覚的証拠も登場しているため集落内にロシア軍が足場を築いたのは確実だ。

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※アイキャッチ画像の出典:47 окрема механізована бригада

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コメント

    • もへもへ
    • 2024年 4月 18日

    そういえば最近はエクスカリバー砲弾とかハイマースの活躍を聞きませんが、どうなのでしょうか。
    一時期はゲームチェンジャーと持て囃されたのに。

    15
      • Whiskey Dick
      • 2024年 4月 18日

      この手の精密誘導兵器は高価で生産数が少なく、本来は高価値目標に使用するのがセオリーです。ウクライナ戦争の様な大規模戦争ではこの手の兵器は真っ先に枯渇します。更に厄介なのはロシア軍がGPS妨害手段を使用していることで、誘導をGPSに依存するこれらの兵器の有効性を低下させます。GPSは誘導手段として安価な方なので、代替の誘導手段を搭載すると単価が更に上昇します。
      最近はロシア空軍の活動も増えたので、長射程兵器であっても安全のために後方に配置したのかもしれません。

      15
        • jimama
        • 2024年 4月 18日

        にしたって高すぎ(68000$/発)
        少なすぎ(製造量トータル10万発以下)
        ですけどね
        特に値段、48㎏で68000$て今日の同重量の純銀(約46000$)より高いんですが!?
        使い捨てになる砲弾にこんな高コストて何考えて作ったんでしょう?
        銀の砲弾と言っても限度がある

        35
          • Easy
          • 2024年 4月 18日

          それでも「必ず当たる」なら1発で敵兵器を破壊出来るので、コスパの良さは価格分の価値はありますよ。
          ただ、誘導方式をGPS一点張りにした結果、GPS妨害されるだけで全く無価値になってしまったというだけで。
          敵がロシアみたいなGPS妨害装置を持っていなければ、未だに無敵の誘導砲弾ですよ。敵がロシア以外なら無敵です!
          そりゃ、各国もこれを気前よくプレゼントしてくれるわけですよ。

          22
            • Artillery
            • 2024年 4月 18日

            昨日もクリミアでATACMSと思われる戦果が確認されていますし、GPS妨害は完璧ではないですよ(そもそも慣性誘導もあるからGPS誘導一本ではない)。
            GPS妨害されるだけで全く無価値というのは極端すぎますね。

            4
      •  
      • 2024年 4月 18日

      ご近所さんにお土産をいただいて後日道端で顔を合わせたら、たとえ本当は不味くて捨てたとしても、「美味しくいただきました」とお礼するのが礼儀ですよ
      基本的にウクライナ軍はEW戦においてロシア軍に終始劣勢であり、GPS誘導に頼る兵器はその効果を発揮しづらくなっています

      14
      • 名前を入力してください
      • 2024年 4月 18日

      使えばなくなる。
      そういうことですね。

      15
      • Easy
      • 2024年 4月 18日

      GPS誘導系のシステムは、Pole-21の動作範囲内ではほぼ役に立ちません。無誘導弾と違って「間違った方向に精密に誘導されてしまう」ので、標的を外す確率が100%だそうです。まぐれ当たりすら起きないという。
      そしてPole-21が戦時生産で月に数十基単位で増えているそうで、たまにウクライナ軍のコマンドが潜入して破壊に成功していたりするんですが、完全に焼石に水です。増える速度に破壊が全く追いついていません。
      結果、今では戦線の最前線から後方何十キロオーバーの地域までくまなくGPS妨害がかかっており。たとえばロシア領ベルゴルドへの攻撃なども、無誘導ロケットを使わざるを得ないという状況ですね。
      むしろ、戦線後方1000キロ先の製油所攻撃ならまだPole21が来ていないので成功できる確率があり。そっちに注力しているわけです。
      この状況はもう一つ困った問題を内包しており。F-16が来ても、ウクライナ郡に供与されている旧式のJDAMはGPS誘導なので、やはり100%目標を外す魔法の爆弾になってしまっているんですね。

      57
        • どねつくぼうし
        • 2024年 4月 20日

        100パーセント外れる…
        それって既に呪いのアイテムじゃないですか…

      • 名無し
      • 2024年 4月 18日

      懐かしいですねぇあの頃のYouTubeには最強の誘導砲弾供与!ロシア軍壊滅間近!みたいな動画が氾濫していた
      …今も大差ないわこれ

      50
      • nana4
      • 2024年 4月 18日

      ロシア軍はエクスカリバー砲弾と同様の性能を持つクラスノポール砲弾がありますし、ハイマースと同様の性能を持つトーネードSが有ります。
      ゲームチェンジャーともてはやされた155mmクラスター砲弾も、ロシア軍のMLRSは遥かに強力なクラスター弾を発射していますし、今では500kg滑空爆弾にクラスター弾頭を搭載しあらゆる戦場でばらまかれています。
      プーチン大統領が言った通りで、ロシア軍はウクライナ軍に供与された兵器より遥かに「強力」で「大量」の兵器を保有しています。
      西側諸国がそれら少量の兵器をウクライナに供与したところでゲームがチェンジするハズが無いのです。

      36
      •  
      • 2024年 4月 18日

      西側が精密誘導弾でなく通常砲弾を必死で増産体制にしてるのが答えじゃない?
      結局は戦場を支配するのは弾幕ってことよ。
      今時アホみたいな量の大砲装備して時代遅れと馬鹿にされてたロシアも北朝鮮も正しかった。

      64
      • たむごん
      • 2024年 4月 18日

      電波妨害に弱く、何の役にも立たなくなってることが、去年から指摘されています。

      コスパも悪いですから今後どうするんでしょうね、とりあえず通常弾頭の砲弾補充を優先すると思います。

      >さらに「ロシア軍の戦術レベルには(こうした装備品が)あふれかえっている」と説明。装備品の損失は出ているものの、ロシアは依然として「電子戦で大きな優位性」を維持していると付け加えた。

      >また特に米国製のエクスカリバー砲弾に言及し、「(GPSを使用した)照準システムが敵の電子戦の影響を非常に受けやすいため、能力が大幅に低下した」と指摘した。

      (2023.12.10 ロシアの電子戦に対抗へ、ウクライナが新たな取り組み CNN)

      9
    • 名無し
    • 2024年 4月 18日

    地力の差が出てきただけのこと
    取り立てて騒ぐような内容ではない

    25
    •  
    • 2024年 4月 18日

    ドネツク方面から北への動きがこの戦線の本命なんですかね
    T20沿いに北上していけばゴルロフカ正面の目障りなアルテモーヴェやジェルジンスクの背後に回り込めますし、さらにそのすぐ北にあるコンスタンティノフカに南西から迫れます
    もちろんコンスタンティノフカはバフムトからチャシブヤールを超えた先にある要衝です
    バフムト南方面が不活性なままチャシブヤール正面だけ戦闘が激化しており不思議に思っていましたが大きな方位起動であるのなら納得はできますね

    5
      • アルミ
      • 2024年 4月 18日

      ナザレンコ出番だぞ

      7
    • あかんて
    • 2024年 4月 18日

    22年秋のハリコフ反抗で取り返した土地は
    今年中に失いそうな状況ですね
    ロシアのSu25が暴れてる時点で、お察しですけど

    30
    • もり
    • 2024年 4月 18日

    年度内持つかね?ウクライナ

    25
      • 名無し
      • 2024年 4月 18日

      今年は持つでしょう来年以降は分からないけど
      少なくとも日本のネット界隈でまことしやかに囁かれているロシア崩壊論よりは可能性が遥かに高い

      16
      • 理想はこの翼では届かない
      • 2024年 4月 18日

      米下院でのウクライナ支援法案が融資形式とはいえ通りそうになってきてるので、兵器の支援という観点では持つのでは
      問題は兵士数と士気と防衛線ですが、そっちはわからんですね

      1
    • たむごん
    • 2024年 4月 18日

    ウクライナ東部方面の前線都市、制空権をとれていますから、これから機能維持が苦しくなってきますね。

    逆に考えれば、ドネツク市が、あの場所・あの規模をよく保っていたなと思います。

    オケレタイン方向の鉄道沿線、貨物列車を使ったりして防衛網を構築したように、今後の起点にする事もあるかもしれませんね。

    (2024-02-13 ロシア軍、貨物列車で防衛網=ウクライナ東部で30キロ超 時事通信)

    13
    • ザコ
    • 2024年 4月 18日

    アウディーイウカが陥落したのが遠い昔の話のような気がしてましたがまだ2ヶ月しか経ってなかったんですね…多少の停滞期はあったもののそこから立て直しも出来ずズルズル下がってるだけのように見えますね(ど素人的には)

    22
    • 暇な人
    • 2024年 4月 18日

    てっきり包囲して数か月かけてゆっくりいくと思ったけどこれ正面突破目指してる?

    いつもウクライナ応援してるForbesの人も内部で対立してるとか言ってるし、あっさり陥落するのか?

    13
      • 匿名
      • 2024年 4月 18日

      axe先生は良い指標になるから助かる

      10
    • つぐみ
    • 2024年 4月 18日

    開戦時にあれだけボロカスにこき下ろされたロシア軍だけど、上のスレッドを読んでるとめちゃくちゃ優秀に思えてくるのは自分だけですか??

    もはやロシア軍崩壊論じゃなくてウクライナ崩壊論の方が強まってるような…

    33
      • 名無し
      • 2024年 4月 18日

      最初は上手くいかないけど問題点を洗い出して解決なり洗練なりが上手い国だと思っている

      23
        • ahoge
        • 2024年 4月 18日

        絶対に譲らない、退かないと決めたら本当に折れないのは強い。
        プーチンのリーダーシップはこの戦争に関与した各国首脳と比較した場合、上位にあるのは明らかだ。
        最上位かも知れない。

        西側の常識だと辟易とするような報道もたくさん見たけど、イスラエルが……。

        15
        •   
        • 2024年 4月 19日

         西側はロシアが対外遠征をしていると思っているけど。
         ロシア帝国的、ソ連的に考えると、自国領土での戦いなんだよね。
         そのためアフガンで起きたようなaway感もあまりなく。ウクライナのホームアドバンテージもない。むしろ西側の軍人や兵器の方が、away感が強い。西部ウクライナ人も同様。
         しかも、ロシアの本社は会社の命運を賭けているけど。
         西側は多重請け負い構造な訳で、末端の請負の声が本社に届くわけもなく。
         

        15
          • ルイ16世
          • 2024年 4月 19日

          ジョン・J・ミアシャイマー教授の預言ですか?
          やっぱ一流の学者は政府の都合の良い事しか言わない御用学者とは違いますね

          3
      • たむごん
      • 2024年 4月 18日

      国力差の大きい戦争、本土決戦はそんなものと思います。
      基本的に国力の大きい側は、(小国の国内で戦うため)策源地・生産設備の格差が広がり、時間が味方になります。

      国力の小さい側は、本土決戦であれば国土がボロボロになりますから、得られものは特にありません。

      10
      • 2024年 4月 18日

      失敗してもごり押しで作戦続けられる国は強いよね
      根本的な兵力が違うのにあれだけ失敗しても、尚もプーチンはトップでいて時間を掛けて立ち直せるんだから
      政治家にとっては優秀でやりやすい国なんでしょう、政争は文字通り命懸けですが

      13
    • アルミ
    • 2024年 4月 18日

    ロシアが失敗したのはキエフ奇襲だけでずっと優勢だったよね
    もうロシアが無能というプロパガンダは誰が流したのか検証するべきでは
    偽情報に踊らされるとだめ
    ウクライナに支援した日本の金は無駄になりそうですね

    23
      • 名無し
      • 2024年 4月 18日

      内情実情はどうであれハリコフでウクライナが電撃的に大量の失地を奪還(撤退戦が上手く行った)為にロシア弱しまたはロシアオワコンの論調が極めて支配的になって今に至ると思っている
      YouTubeなんてその典型で今でも誇張に誇張を重ねた動画が今も大量に投降されている

      18
      • 黒酢
      • 2024年 4月 18日

      キエフ攻めはウクライナ東部・南部4州(ドネツク州、ルガンスク州、ザポリージャ州、ヘルソン州)を奪う為の陽動だと思いますけどね。ロシアが本気で首都であるキエフを攻め落す気だったら、東部・南部4州に兵を増員しないでしょうし・・・

      10
        •  
        • 2024年 4月 19日

         特別軍事作戦の目的は始めからそう言っていたしね。
         個人には当時からab二つの計画だと思っている。
         キエフ攻撃で、停戦、終戦に出来たらラッキー。aプラン。
         守備が硬いドンバスにいる兵士を引き離して、速攻で南東部を攻めるbプラン。
         aでもbでも目的は達成できる。
         ロシア軍は弾薬も燃料もないとか言っていたけど、撤退がめちゃくちゃ早かった。 ロシアが撤退を発表した時、当初、アメリカも確認できない、信用できないとか言っていた。意外と夜の情報収集はリアルタイム性ないなと思った。
         そして素早くマウリポリを落としたからね。

        11
      • 暇な人
      • 2024年 4月 19日

      キエフ包囲までいっているからロシアが攻略する気ならやっていた、少なくとも砲弾で更地にするくらいはできたと思いますよ
      イスタンブール合意できたこと、市街戦を避けたかったというのはあるでしょうがね

      日本軍の末期の沖縄戦でも連合軍は万単位の戦死を出してるわけで、日本側の活躍シーンだけ切り抜いて報道すりゃそりゃ勝ってるように見えます、今の戦争も同じようなものではないかなと。
      ウクライナはスポンサーにアピールする必要がありますし、国民士気を保つのは必要な事です。

      20
    • 匿名希望
    • 2024年 4月 19日

    記事に載ってる暫定版含む戦闘経過の地図を偶に見ている(毎日じゃなくて申し訳ない)が、ロシアの支配地域とされる赤茶色の中に濃い薄いがあるが何が違うのだろうか?地図にはロシア支配地域としか書かれておらず、色分けについては説明が無い。
    この記事には上と下、2枚の地図があるが、例えば上の場合、「バフムート」と赤字で書かれた場所の色と、その少し上の「ドネツク州」と白字で書かれた場所の支配地域を示す色(赤の濃さ?)が違う様に見え、バフムートの横の「クロモヴォ」と赤字で書かれた左横辺り一帯は真っ赤になっているが、それぞれの色の違いが何を示すかは地図中に表記が無い。色が濃い程、完全支配で、薄い(赤に近い)と優勢だが完全支配には至らずという事だろうか。

    • 戦略2
    • 2024年 4月 19日

    ロシア軍はバフムートとアウディーイウカを完全に軍事要塞化しドネツク州攻略の
    戦略拠点となった,ワグネルやストームZの数万人の損失は評論家がいう無謀でなく
    長距離の滑空誘導爆弾やMLRSなどの強力な新兵器が次々に開発され,ウクライナは
    全土が爆撃等で工業生産インフラが破壊されNATO頼りで勝ち目がないでしょう。

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