ウクライナ軍がロボーティネ集落内に定着したことは「これを攻撃するロシア側の映像」で確認されていたが、遂にウクライナ軍兵士がロボーティネ集落内を進む視覚的証拠が登場、もう集落の大半を支配しているのはウクライナ軍かもしれない。
まだ戦闘が続いている様子なので集落全体の支配権について何かを断言するは時期尚早
8月16日頃にウクライナ軍がロボーティネ集落内に到達、18日にはウクライナ軍が集落内に定着していることを視覚的に確認、ロシア人も「残念ながらウクライナ軍は集落に定着し始めた」と報告していたものの、これらの視覚的証拠は全て「ロシア軍が集落内に侵入したウクライナ軍を攻撃する様子」を映したものだったが、遂にウクライナ軍兵士がロボーティネ集落内を進む視覚的証拠が登場した。
確認された視覚的証拠はロボーティネ集落内のⒶ付近をウクライナ軍兵士が進む様子(撮影日は8月16日と表示されている)で、集落内のグレーゾーンは南に向かって徐々に縮小しており、もうロボーティネの大半を支配しているのはウクライナ軍かもしれない。
他にもⒷ付近を移動するウクライナ軍の装甲車両、Ⓒ付近を移動するウクライナ軍兵士を攻撃するロシア軍の自爆型ドローン、Ⓓ付近の森林ゾーンに隠されたロシア軍の装甲車輌が砲撃(?)で破壊される様子、Ⓔ付近で確認されたM777をロシア軍が砲撃で破壊する様子が確認されており、一部のロシア人達は「ロボーティネを失った」と主張し始めているが、まだ戦闘が続いている様子なので集落全体の支配権について何かを断言するは時期尚早だ。
23.07.23 Russian army using 5 tanks tried to capture our positions near Spirne, Donetsk oblast.
My friend shared photos of that attack and told me some details.
RUAF launched their attack using kamikadze MT-LB. Fortunately for us, it didn’t reach the goal. pic.twitter.com/O0d3y0jDa9— Kriegsforscher (@OSINTua) August 20, 2023
Now they used BMP-1 as a kamikadze (was destroyed), more tanks, BMP-2s, a company of infantry.
Destroyed kamikadze BMP-1. pic.twitter.com/9zeBeTfOWD
— Kriegsforscher (@OSINTua) August 20, 2023
It’s just a “small” episode of war. Every day Ukraine fighting. From Kherson to Kharkiv oblast.
Advancing (remember a fairly tail about 3 days?), defending, fighting. Every day. pic.twitter.com/P3zss0GxDk
— Kriegsforscher (@OSINTua) August 20, 2023
因みにロシア軍は機械化部隊をスピルネ(48.809233, 38.247567)方向に投入して防衛ラインの突破(7月23日)を試みたものの、ウクライナ軍の反撃に合ってT-80BVを含む装甲車輌を10輌以上失っていたらしい。
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※アイキャッチ画像の出典:tiktok経由
ウクライナ軍としては、泥濘期までにロボティネの先の街まで進み、竜の刃-塹壕ラインまで行きたいでしょうね
ロシア軍の防衛施設は強力ですが、逆にロシア軍の進撃の邪魔にもなります
設置した施設を一度撤去しなくてはいけないので、そこを狙い撃ちも可能でしょう
昨日からロボティネ奪還の話が出回っていて、ロシア側ソースからも同様に撤退したとミルブロガーが言い始めていますね。
ウクライナ軍がロボティネを完全に掌握したのかどうかはまだ分かりませんが、ロシア軍がロボティネの支配権を喪失したのは確からしそうです。
下手に奪還を発表して再占領されると逆効果だからか、最近はウクライナ側の公式発表は完全に地歩を固めてからでないと行われない傾向なので、正式報告はしばらく先になるものと思われます。
ロシア軍の焦ったかのような中途半端な反撃はなんのためなんでしょう。
ウクライナ軍が防衛ラインの突破慣れしてきており、なんとか進撃を止めようと焦ってるように感じられます。
しかしウクライナ人やら、ロシア人やらが、
「kamikadze」
を普通に連呼しているのをみると、日本人としてはなかなか複雑な感情になりますね。
彼らが模範としているのは、NATO軍やアメリカ軍、ソ連軍ではなく、大戦末期の日本軍、日本兵なのでしょうか?あるいはもちろん敵をバカにして
「神風攻撃」
と言ってるのかもしれませんが、とにかく日本軍の神風攻撃の印象はよほど強烈なんでしょうね。
無謀な突撃をkamikazeと呼ばれると、複雑な心境になりますな…
トップの意思によって個人の尊厳が踏み躙られ、絶望的な戦いを強制されている点において、ある意味同じかも知れませんが
kamikazeは無謀な命の使い捨てに使われる世界共通言語
督戦隊を用意するような国にまで見下されるのは流石に心外ですが
旧日本軍は命の使い方が実にお粗末でした
恥ずかしい限り
>kamikazeは無謀な命の使い捨てに使われる世界共通言語
>旧日本軍は命の使い方が実にお粗末
>恥ずかしい限り
上の方2人は、特別攻撃に参加した軍人に日本人として敬意を払っているから、無理解な外国人の言葉使いに複雑な気分になられて言葉も選んでコメントなさっているんですよ。
特別攻撃に参加した軍人は仕方ないけど
その作戦を立案した参謀は愚かすぎるわな
首切りの刑やぞ
想像でしか無いが、当時の参謀たちも今のウクライナと同様に「負けたら国が滅亡」という認識でやってたのかもしれない
当時の常識として、戦に負けた有色人種の国の末路は碌なもんじゃなかった訳だし
もともと特攻はどのようにやるのがいいか手探りで行われ、初期はベテランパイロットが受け持った。
しかし、それではベテランの消耗が激しく、後進を教育できないため若手が行くことになった。
そもそも人命軽視ではなく、どうせ撃墜されて亡くなるのなら、敵艦を道連れにするという合理的?考えがベースにあったのではないでしょうか。
ジワジワと攻勢が続きますなぁ
ウクライナ側に支配権が移行してるようにみえる
圧倒的な砲火力で戦ってきたロシア側が報道にもあった通り火力でゴリ押せなくなったように見えますね。
ロボーディネが開放に向かっているのは喜ばしいですがこのエリアだけ突出部になっているのが少々不安ですね。
出来れば周辺の町や村を開放して戦線を安定化したいところですが…それが出来れば苦労しないですよね。
それと改めて地図を見るとこれだけ苦労したロボーディネの先の防衛戦がより堅固に見えて本当に辟易しますね…。
公開されている画像情報に1か月近く前のものが増えてきましたね。
特にウクライナは情報の開示に慎重なようで、それだけ最前線に関わる情報は分かりにくいと思います。
一方の主張だけの鵜呑みにして安易に判断してしまわないよう気を付けたいと思います。
初戦で対電子戦の車両とか対砲レーダを鹵獲されたのが地味に効いていますね。
一体いつロシアは核兵器使うのだろうか?
もう、クリミア半島の補給線が遮断されるのが目前なのですが・・・。
こんな時に月探索船打ち上げたり、何で改造してミサイルにしないのだろうか不思議だ。
気になるのは、この戦争が始まってから「自称防衛問題に詳しい政治家」の発言が収まっていることですか。
笑えるのが元防衛大臣が(「日曜日が休めない」とか言って辞めた?)「結婚式を挙げたらクーポンを出す」とか
話している。