中国関連

第6世代戦闘機開発が進行中の中国、Su-57用新型エンジンを入手か

中国では第6世代戦闘機などの開発に使用する巨大風洞施設が完成したと報じられており、さらにロシアが戦闘機Su-57用に開発中の新型エンジン「Izdeliye30」を入手するため全力を傾けているらしい。

第6世代戦闘機の開発に重要な役割を果たす遷音速風洞施設が完成

中国メディアは27日、8年以上の歳月を掛けて建設した第6世代戦闘機などの開発に使用する巨大風洞施設が完成したと報じている。

参考:China’s giant wind tunnel to accelerate development of warplanes

中国は2012年、第6世代戦闘機を含む将来の戦闘機開発に必須な遷音速風洞施設(FL-62)を遼寧省北部の瀋陽に建設することを決定、同施設が完成までには8年以上の歳月が掛かった。この遷音速風洞施設はマッハ1.0前後で大気中を飛行する航空機の空力特性を把握することができる施設で、最近この施設で未公開の新型航空機モデルのよるテスト実際され正常にデータを収集することに成功したらしい。

出典:Public Domain NASAの風洞施設

専門家の話によれば新しい風洞は、これまで使用していたものよりも安定した気流を長時間発生させることが出来るため現実に近いデーターが得られるようになったと語った。さらにこのデータを利用することで航空機の空力設計を最適化させ操作性、速度、航続距離などを向上させることが出来るだろうとも言っている。

中国は第5世代戦闘機J-21の後継機となる第6世代戦闘機を2035年頃までに登場させる予定で開発を進めており、当然、この戦闘機の機体形状決定に同施設は重要な役割を果たすことが予想される。

J-20やJ-10の開発に携わった中国航空工業集団有限公司(AVIC)成都航空機設計研究所主任のWang Haifeng氏は「次世代戦闘機の基準は主に欧米によって定義されようとしているが、これは必ずしも中国が開発しようとしているもとのは一致しない」と語り、中国はこれらの定義とは全く異なる戦闘機を設計している指摘した。

Su-57用に開発中の新型エンジン入手に全力を傾ける中国

中国は欧米やロシアに比べて遅れてとっている戦闘機用エンジンの性能を手っ取り早く引き上げるため、ロシアが戦闘機Su-57用に開発中の新型エンジン「Izdeliye30」を入手しようと全力を傾けているらしい。

参考:The Chinese fifth-generation J-20 fighter could be powered by new Russian engine

ロシア製のAL-31Fや中国製のWS-10Aを搭載している第5世代戦闘機J-20は推力不足で設計通りの性能には達しておらず、J-20の性能を最大限に引き出すためには現在開発中のWS-15を待たなければならない状況が続いている。情報源によってWS-15の開発状況は異なるため謎が多いが、少なくとも数年後に開発が完了して大量生産できるほど技術が成熟していない可能性が高い。

関連記事:2026年まで量産は無理? 中国、第5世代戦闘機用の新型エンジン年間生産量は5基

そのため中国人ジャーナリストはロシアが開発中の新型エンジン「Izdeliye30」が連続量産に入れば直ぐに魅力的なオファーを行うとだろうと語り、中国政府はロシア政府からIzdeliye30の輸出許可を得るため現在あらゆる努力を行っていると言っている。

仮にIzdeliye30が入手できれば中国はJ-20に統合して設計通りの性能を手に入れることができ、入手したIzdeliye30を参考にすれば中国の戦闘機用エンジンの開発にも役立つだろうと指摘している。

 

※アイキャッチ画像の出典:flickr経由 Public Domain 中国のステルス戦闘機J-20

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コメント

    • 名無し
    • 2020年 5月 29日

    米中戦争で、ホラッチョの習近平政権は、食糧難に関わらずおおぼらをこく・・
    あげく、ロシアの粗末な豚を入れて、アフリカ豚コレラがマまいえんしたと言う

    • 匿名
    • 2020年 5月 29日

    中国はリバースエンジニアリングする気満々。

    J-20用に最新エンジンを購入してもリバースエンジニアリング出来なかったら寿命の短いロシア製エンジンだから運用中に交換するエンジンも購入しなければいけない。

    ロシアはどうせコピー出来ないとたかをくくって商売としてエンジンを輸出するのか?

    • 匿名
    • 2020年 5月 29日

    AL-41F1(Izdeliye 20 Su-57に搭載)、AL-41F1S(117S Su-35に搭載) さえ売ってもらえて無いのに?
    (AL-41Fxってモデル名だけど)いずれもAL-31FPターボファンエンジンの大幅な改良型エンジン(AL-41の技術を使って大幅に改良したエンジン)

    AL41そのものは試作機(1.44 ミコヤンが提案した1.42の概念実証機)用の試作エンジン
    大幅な改良前のAL-31系列は売ってもらえてるけど、当然ながら輸出モデル(モンキーモデル)、J-20(双発):AL-31FM、J-11:AL-31F、J-10:AL-31FN

      • 匿名
      • 2020年 5月 29日

      後者のAL-41F1Sについては、既に中国に輸出されていますよ。Su-35SK24機に搭載状態とその交換用(1セット、機体寿命中1回エンジン交換すれば十分なので)。

      • 匿名
      • 2020年 5月 30日

      今までは勘で作ってた! いや、パクリですww エンジンさえも作れないのに最強とか。。。 ロシアとの違いは戦争を知っているから肝心な所での中抜きは控える(あくまでも控え)、戦争すれば数を投入し没収試合結末な戦争しかせず敗けはしてないけど勝ちはしてないから中抜きが酷い→パクリとロシア頼り。

    • 匿名
    • 2020年 5月 29日

    ロシアのエンジン寿命が短いってのは既に解決されてるから、消耗品で商売するプリンタ商法が使えないし、貪欲に東西の最新技術を窃盗してる中国に、現物を渡せば、コピーされるリスクは過去最大に高まってる。
    米露対立が今より悪化しない限り、ロシアとしては、絶対に売りたくないだろうな。
    敵対的隣国だもんよ。

      • 匿名
      • 2020年 5月 29日

      ロシアエンジンの寿命問題が解決した、ってのは本当なのかね。
      外から確かめるのは難しいし、いつものブラフじゃないのかなぁ。
      何か西側で検証された確かな根拠出てる?

        • 匿名
        • 2020年 5月 29日

        一応、メーカーの公開してるスペックだと、AL-31系やRD-33系ともに運用寿命が4,000時間に伸びて、機体の命中に1回エンジン交換すれば良くなっている。
        まぁ、寿命が短かったというのもメーカーとソ連空軍の自己申告だからね。輸出先から寿命のクレームがないから(トラブルや不具合のクレームはある)表記してある分の寿命はあるかと。

        • 匿名
        • 2020年 6月 02日

        ロシアのエンジンは改良されたかもしれないが、友好国のパキスタンは中国製のジェットエンジンを搭載した戦闘機の採用を拒否したらしいな。

      • 匿名
      • 2020年 5月 29日

      中国はロシアからsu-27を少数だけ買って、コピーしまくった過去があるし、国境を隣接するロシアにとって、中国の軍事拡大は脅威。
      売っても劣化バージョンかな。

    • 匿名
    • 2020年 5月 29日

    エンジンをロシアから売ってもらうか
    データを盗まないとエンジンを作れんくせに
    ステルス戦闘機が出来ましたってアホの極み

      • 匿名
      • 2020年 5月 30日

      コピーしたりデータを盗んたりとは言え、一応戦闘機用エンジンを創れるだけ、まだ良い部類だと思います。
      お隣の半島国や、中東と欧州の狭間の国とか、﹙技術的に﹚下には下がいますから。

    • 匿名
    • 2020年 5月 29日

    疑問なんだけど、中国の戦闘機開発って中国航空工業集団公司が主体なの?それとも傘下の瀋陽飛機工業集団、成都飛機工業公司がやるの?

    • 匿名
    • 2020年 5月 29日

    ロシアもバカだなあと。
    そのうち中国に牙剥かれるのに

    • 匿名
    • 2020年 5月 30日

    過去にもロシアにエンジンだけは売らないと断られて機体ごと購入したのに、新型のエンジンだけとか無理が有るかと
    過去には試作機レベルのものまで金欠で売り飛ばしたソ連の系譜だけに無いとも言えないけども

    • 匿名
    • 2020年 5月 30日

    >中国はこれらの定義とは全く異なる戦闘機を設計している指摘した。

    まあ、「これが第◯世代戦闘機です!」なんて言ったもの勝ちだからなぁ。
    要は同時期に運用される事になるであろう、他国の次世代機に対して優位を取れるか否かが問題な訳で

    • 匿名
    • 2020年 6月 01日

    それは、つばさがもげて、ろけっとになる新兵器

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