侵攻500日目の節目を迎えたウクライナではゼレンスキー大統領の蛇島訪問、ウクライナ軍の主要人物達が前進を呼びかける動画、トルコ滞在を余儀なくされていたウクライナ人指揮官の帰国などが発表され、大きな注目を集めている。
参考:Змеиный. Свободный остров свободной Украины – обращение Президента утром 500-го дня войны
参考:“Им пора быть дома”: Зеленский и командиры защитников “Азовстали” приехали во Львов
参考:Командиры защитников “Азовстали” обещают еще сказать свое слово в бою
ゼレンスキー大統領は500日間の戦いで1日たりとも弱音を吐いた日はない
侵攻500日目の節目を迎えたウクライナではゼレンスキー大統領の蛇島訪問の様子が公開され、この中で「この島を解放するために戦った全ての兵士に敬意を表する。たとえ黒海に浮かぶ小さな島であっても、これはウクライナが全ての自国領を取り戻すという偉大な証だ。あらゆる時代の英雄がウクライナのために望んだ自由が、そして現在私たちが勝ち取るべき自由が、ウクライナのため命を捧げた全ての人々への賛辞となるだろう。我々は必ず勝利する、必ずだ」と述べた。
さらに500日間の戦争に関する動画も登場し、この中でもゼレンスキー大統領は「500日間の戦いで1日たりとも弱音を吐いた日はない。ウクライナの自由と独立のために戦う全ての人々に感謝する」と語りかけた。
ザルジニー総司令官、シルスキー陸軍司令官、オレシチュク空軍司令官、ネイジパパ海軍司令官、ソドル海兵隊司令官、ホレンコ特殊作戦軍司令官、ナエフ統合司令官、タンチュラ領土防衛隊司令官、タルナフスキー・タブリア作戦軍司令官、ブダノフ情報総局長、マリウク保安庁長官、クリメンコ内務相といったウクライナ軍の主要人物も動画の中で「前進しよう」と呼びかけているのが印象的だ。
500 днів повномасштабної війни. І жодного дня слабкості.
Дякую всім, хто бʼється заради свободи та незалежності України!
🇺🇦🇺🇦🇺🇦——
500 days of the full-scale war. And not a single day of weakness.
Thank you to everyone who fights for the freedom and independence of Ukraine!… pic.twitter.com/UUJqtLO4G3— Володимир Зеленський (@ZelenskyyUa) July 8, 2023
因みにゼレンスキー大統領は「トルコ滞在」を余儀なくされていたウクライナ人指揮官達と共にリヴィウに到着、そこでの演説で「祖国のため戦った英雄達が家に帰るときが来た」と述べており、この解放を手助けしてくれたエルドアン大統領とトルコに感謝していると付け加えている。
追記:帰国したアゾフ連隊のプロコペンコ司令官は「前線に復帰するのか」と記者に質問されると「勿論、そのためにウクライナに戻ったのだ。それが最も重要な目的だ」と述べた。
関連記事:アゾフ連隊の指揮官がトルコから帰国、ロシアは合意条件が破られたと主張
※アイキャッチ画像の出典:Zelenskiy Official
必勝
ウクライナはほんとよく持ちこたえています。
一日も早く侵略者たちを追い出し、この苦難から自由になれる時が来ると信じています。
ジュネーブ条約 第百十七条〔送還後の活動〕
送還された者は、現役の軍務に服させてはならない。
その条項はそもそも「重傷及び重病の捕虜」についての規定ですので、今回の「送還」に適用される条項ではありません。
そうなんですね。勉強になりました。
Telegramで第117条に言及したのを見かけたので、送還されて捕虜たる身分の終了した者に適用されるのかと思っていました。
以前から生存してるのは確実視されてたから今更だけどザルジニー司令官普通に公に出て来て仕事してるのね
逆にショイグゥゥ!!とゲラシモォォフ!!は何処に消えたのやら
逆に僕は死んだのかなってぼんやり思ってました。戦争プロパガンダ恐るべし
さすがステパンバンデラを英雄にした国
ウクライナは機甲戦力の投入を控えて主に人海戦術で陣地の突破を図っているようだ。風穴を開けたら機甲戦力を流し混む!現時点でもウクライナ公式発表によるキルレは1:8とロシアを圧倒!機甲戦力が突入すればキルレは1:100を超えるだろう。無慈悲な暴風雨の前にロシアは後退を余儀なくされている!やはり不屈の闘魂と圧倒的な士気が全てだ!!ウクライナの勝利は近い!!!
ここまでウクライナが世界でも屈指の軍事大国であるロシアの侵略に対して戦いを継続できると誰が想像しただろうか?
文字通り決死の覚悟で絶望的な状況にある首都に留まり武器支援を求めた大統領を始めとする閣僚、西側諸国から武器支援を取り付けそれを使用して圧倒的に劣勢の状況で作戦を立案した指揮官、作戦を実行した兵士、それらを支える東西武器統合及びドローンを始めとする新兵器の活用や世界世論の形成に影響を与えたIT活用&技術力、これらが揃うという奇跡のような条件でここまでやってきていますが、依然としてロシア軍は強大です。
ウクライナへの支援を継続して行く必要があります。
ゼレンスキーは何度見ても漢だわ。首都陥落が間近と思われた中でも「私たちはここにいる」と世界中にアピールしたのは本当に高校資料集掲載レベル。 こいつもう現代のチャーチルだろ。(ウクライナ大統領がこんなに立派なんて)聞いていません。
記事内で紹介されてる動画のゼレンスキーを見ても、侵攻前と別人のように精悍な顔つきになった一方でめっちゃ老けましたよね
現在45歳ですが、45歳というより55歳の顔に見えます。
わずか2年ほど前の侵攻前のゼレンスキーの写真とか見たら年齢より若く見え、30過ぎぐらいの顔してます。
もうどんだけ心労がかかる立場かが顔の変化で分かりますよね。
ゼレンスキーは少なくとも弾雨の嵐の中では戦わないという意味で少なくとも最前線の兵士よりは直接的に命をかけてはいない。けれど前線の兵士でもゼレンスキーの立場と交換したい人間はそこまでいないのではないだろうか。まぁ死にかけた時くらいは思うだろうけど。
「2年間の地獄を見てきた者達だ。面構えが違う」といったとこですか。すいませんサバ読みました。
それに比べてプーチンのヘタレでチキンっぷり、ほんとに対照的ですな。
プリゴジン凱旋で真っ先に逃げたと言われてたけど、
逃げてないなら「私たちはここにいる」できたよな
プーチン「ロシア国民の皆さん、私はここ(クレムリン)に居ます。メドベージェフも居ます、パトルシェフも居ます、ショイグも居ます、ゲラシモフも居ます、私たちはここに居ます」
これを見たかった。
いつか平和が達成されたら、本人役で映画取って欲しいですね。
今までのどんな戦争映画よりもリアルなものが出来るでしょう。
何年かかっても良いからそんな日が来てほしいものです。
バイデン大統領はクラスター爆弾をウクライナに供与する理由としてウクライナにはもう弾薬が無く、我々(米国)もあとわずかしか無い、と言っている。クラスター爆弾くらいしか供与出来る武器はもう無いと言うこと。事実上供与出来る最後の武器。クラスター爆弾は砲弾として使えるが、砲弾(クラスター爆弾)だけで戦争を続けることは出来ない。戦況を変えることも無いだろう。
もう500日なのか…
平和に暮らしてれば1年半なんてあっという間だけど、
ウクライナ人にとってはとてつもなく長く辛い1年半なんだろうな
前進しよう、はいいのですが前進できるだけの準備・作戦を整えるのは政府・軍部の仕事では?
キャンペーンなのか精神論なのかはわかりませんがそんな動画作ってる暇があるなら、軍が前進できるように努力すべきなのではないですかね
6月上旬の反攻作戦開始とされる時点から1ヶ月が経ってもさして前進できてない事を取り繕うためのものなのかと思ってしまいます
んなもん、ぶっちゃけ精神論くらいしか無いのは指導部が1番分かってる。
準備といっても戦闘機は来ないし、戦車だってロシアみたいに無限沸きできるわけじゃない。
正直、現状が限界なところよ。
だからこそのプロパガンダ精神論動画なんでしょ。