フィンランド国防省は23日「政府の決定に基づき大統領がウクライナへのレオパルト2提供を決断を下した。13番目の支援パッケージにレオパルト2が含まれる」と発表したが、提供数はたったの3輌に過ぎない。
参考:Finland’s latest defence materiel package to Ukraine includes three Leopard 2 battle tanks
230輌も保有するフィンランドが3輌というのは流石に寂しいと感じてしまう
フィンランドはレオパルト2を約230輌(A4約130輌+A6約100輌)も保有しており、ウクライナへのレオパルト2提供を目的にした共同体に参加しているが「検討中」の立場を崩しておらず、現地メディアは「23日にレオパルト2のウクライナ提供を議論するものの提供する種類や数量は出て来ないだろう」と予想していたが、フィンランド国防省は「政府の決定に基づき大統領がウクライナへのレオパルト2提供を決断を下した。13番目の支援パッケージにレオパルト2が含まれる」と発表した。
このパッケージがいつ正式発表されるのか、いつウクライナに届けられるのかは今のところ不明だが、提供数についてフィンランド国防省は「3輌だ」と明かしている。
3輌でもウクライナにとっては有り難い話だと思うが、同じ3輌(4輌という説もある)しか提供しないポルトガルは37輌しか保有していないため、230輌も保有するフィンランド(ロシアと国境を接しているのは百も承知している)が3輌というのは流石に寂しいと感じてしまう。
関連記事:米伊に続きスペイン首相がまもなくキーウ入り、新たな武器支援パッケージ発表に期待
※アイキャッチ画像の出典:Public Domain フィンランド陸軍のレオパルト2A6
今こそ90を放出って出来ないのかなぁ、、
90もそろそろ退役車が出てるって言うし、三菱さんのためにも90を150両くらい(もちろん古い年度のやつから)送ってさ、10式の調達量を増やして、今とおんなじ戦車数ってことでさ、、どうしても無料が気に食わんなら一両当たり1億とか2億円くらいなら喜んで払いそうだけどな、、有識者の方どう思います?
渡すなら今も生産中の10式がベストやで
次点でMAX900輌近く渡せる74式。。。古かろうが何だろうが数は揃うので
ポーランドに修理工廠も建てて重整備はそこで
あと民間企業なら兎も角 国がウクライナからカネ取るのはちょっとどうなんやろうねって感じ
現役74式って去年で100両切ってるので解体待ちがどれくらい居るかわかりませんが総数200届かないのでは?
90式ですら既に解体契約が進んでるわけですし後生大事に保管してるとはとても…
解体されてるんだ〜
アメリカやロシアみたいに砂漠で保管しておける訳でも無いから仕方ないか。。。
90式位改良して使ってくれ。
何が国防費増額だ。
ちょっと調べてみましたが少なくとも2010年以降に毎年補給統制本部から解体処分の随時契約が行われてますね
やっぱ退役した車両は殆ど解体済みと考えた方がよさそうですね…
調べてみるとなかなか面白いものが転がってるもんですね、財務省が調べた防衛装備の解体費用とか出てきましたわ
74式1両を解体するのに最安値では49万、最高値で156万払ってるらしいです
この程度の金額なら輸送費込みでも不活性化した奴を買いたいって奴は国内にも国外にも結構居そうですよねw
リンク
74式はもう100輌無いそうですよ
さすがに現行最新の10式を送るのはまずいでしょう。
それに90式より独自仕様化が進んでいて扱いにくいだろうし。
そりゃ国産兵器がロシア相手に火を吹くのはロマンですけど
日本が現実的にやろうとしたら欧米諸国ほど仲が悪くない東南アジアやらアフリカから東側戦車買い付けて送るほうがよっぽど良いようにお思う
本体だけ送ってもすぐ置物になるだけ
Leopardですら整備ですったもんだしてんのに日本製大型兵器は欧州に持ってくの厳しいよ
直接ウクライナに渡すのは色々と無理だから別の国の戦車が渡して減った分をその国に売るってのが限界かな
それでもあまり現実的じゃない気もする
ウクライナ「退役するMLRSくれ」
戦車で送るなら90式だと思うけど100両単位で渡すと乗る車両も転換先もない隊員ががが
そいつらで充足率アップ?…定数は最終的に300両予定だしあり、か?
90式送っても砲弾ぐらいしか規格合う部品なくない?
戦争初期からウクライナがM1やレオ2欲しいって言ってたのは将来的に米軍式のロジスティクスの導入がしたいとかドイツ戦車の修理デポが近いとかいった理由があったからでしょう。
欲しいと言われてない物を送っても負担になるだけでは?被災地に折り鶴送るのと対して変わらんと思う。
もっと榴弾砲の弾とか重機とか届いたらすぐに使える物を送った方がウクライナ軍の為になると思う。
ふと思いついたんですけど、陸自って中古の装備でも他国に譲渡する方法が確立されてないどころか、そんな余裕がないほどに全ての装備に「用途」が付与されてるのでは?つまり米国・英国のように、とりあえず倉庫に保管しといて他国に送るなり自軍でまた使うなりできる用途不確定な在庫がないということです。旧型をスクラップするにしても、それ自体が現在の存在目的であり、スクラップされる存在でなければ他の装備品にも影響がある、いうような。上手く説明できなくて申し訳ないです。
いい加減に10式だの74だの辞めなよ。
今日TVに大統領夫人が「日本に求めたいのは医療支援」だと言っていたよ。
無差別攻撃を受けている戦地に国として医療団を送るのは難しくても
医療キットなどを送るのは問題ないはず、C-130に積み込む医療コンテナなら即効性があって
余程感謝されるよ。
まさにこれですね。
日本も何か送れないか思案すること自体は悪い事ではないですが、相手はもう日本に武器を送ることを期待していない。
医療支援や、何にでも使えるお金が一番喜ばれるでしょう。
戦争から一年経つのだから、この辺の議論はもうケリがついていると思います。
74渡すなら16MCVの方が何かと良いでしょう。
ロシアと直接国境を接しているし、今のところNATO未加盟(いざというときに頼りになるのは手持ち分だけ)なのでそもそも提供させること自体がアレなのでは…
フィンランド国境は1000km以上ありますし、NATO加盟を巡ってスウェーデンともすきま風が吹いてますからね。
少なくともNATO加盟が正式決定するまでは、頼れるものは自分自身しかない状況です。
ウクライナは以前、ロシア軍を領土から追い出すには最低でも300両の西側戦車が必要と言っていましたが現状では300両どころが100両すら集まるかどうかも微妙ですね… 果たして西側諸国は本気でウクライナを勝たせる気があるのでしょうか?
これこそまさに先日亡くなられた巨匠、故・松本零士先生のマンガ、
「コックピット」
に出てきそうな話です。
おそらく供与されそうなのは、旧式のA4の方な気もしますが、この三台で一個小隊を編成して、未経験の若者と予備役の老人を混成して、どこかの戦場に火消しとして投入されるのでしょうか?
ドネツクの戦場に散った無名の戦車兵はいった・・
「この世に無敵の戦車などありはしない・・・・あるのは、ただ鉄の棺桶だけだ!!」
「この戦車も間に合わんなア・・・」
「いっぱいあれば勝てますね。」
松本零士先生亡くなられましたね…。ご冥福をお祈りしたいです。親ウクライナにも親ロシアからも慕われる松本先生はホントに偉大な方だと思いますね。
でもたぶん、松本先生はご存命時から今回のロシアの侵略行為には反対だったと思いますよ?あなたがしょっちゅう引き合いに出す小林源文先生も明確に反ロシア、ウクライナ支持を明言しています。
素朴な疑問ですが、どうしてTKTさんはいつも不自然なくらいロシア軍の戦果を持ち上げ、ウクライナを徹底的に悪く言うのですか?
純粋に自国を守ろうという気持ちで現地の戦場で体を張って、一生懸命に頑張っている。涙ぐましい努力をしている老若男女のウクライナ兵には心の底から同情しますが、実際問題として、NATO各国やウクライナの政府や国防省、アメリカ政府や国防総省、シンクタンクの分析や予想、外交や兵器行政がこんな有様では、物理的にロシアに勝てなくても当然ということです。
またロシア兵にしても、実際は畑から取れる野菜や穀物でもなく、別にゾンビでもなく、我々と同じ赤い血の通った人間であり、どこの国の兵隊でも撃たれりゃ死ぬというのはロシア人でも、ウクライナ人でもまったく同じです。
そういうような視点や想像力が、欧米西側NATOの高官の分析や予想、計画や行政には全く欠落、欠如しているように思えてなりません。いろいろと多くの問題や欠点、短所があるにせよ、そのへんはむしろロシア軍の方がまだまともにも見えます。
開戦から一年経つので、思い返してみると、今回の記事にもつながりますが、私は
「戦車不要論」
は、誤りだと最初からずっと思っていたのです。そこからジャベリンで勝てるとか、自爆ドローンでロシア戦車を破壊できるとか、戦車を主力にするロシア軍は時代遅れだ、カセトカ式自動装填のロシア戦車はビックリ箱だ、偵察衛星だ、スターリンクだ、ゲームチェンジャーだ、M777だ、ハイマースだ、というような報道や発表、宣伝ばかりのウクライナ軍やNATO軍に、非常に危うさ、脆さを感じていたのです。
これはあるいは、まさに機械万能、テクノロジー万能を否定する松本零士や、その弟子である新谷かおるのマンガを昔に読んでいた影響かもしれません。
お返事をありがとうございます。私はウクライナ支持ですが、TKTさんは西側の価値観やマスコミの宣伝に不信感があるという事ですね。ただ、過度な大本営発表は西側だけではなくロシア側も盛んにしていますし、統制された東側のマスコミも大いに問題です。「どちらの発表にも用心する、中立視点を心がける」という手があると思います。
横からゴメンなさいよ。仮にアメリカやNATOにも問題があるとしても、だからと言って松本零士氏がロシアの侵略を応援するとはとても思えないんだが…。 小林源文さんもロシアの行動や作戦の稚拙さを公然と非難してるし。
まあただ私も小林源文先生のことは、劇画の巨匠として尊敬していますが、人間である以上、全部が正しいと思っているわけでもありません。
小林源文先生の劇画は、パウル・カレルの独ソ戦の本を原作にしたのが、
「歴史群像」
でも連載されていましたが、その後、パウル・カレルの本はドイツ国内でも偏向や、政治的プロパガンダなどが指摘され、今ではドイツ国内ではパウル・カレルの著作は全て絶版となっており、その話は
「歴史群像」
でも記事として掲載されました。
昔は入手しやすい本も少なく、小林源文先生がパウル・カレルの本を原作とするのも仕方がなかった部分もありますが、パウル・カレルの本に偏向や誇張があれば、それを原作とする小林源文先生の劇画も、当然全部鵜呑みにすることもできないわけです。
もちろん私もロシア軍の作戦が全て正しいとか、ロシア政府の主張が全部正しいと言っている訳ではありません。
ノモンハン事変では、ソ連はスターリン、日本や満洲国は君主主義であり、どちらも民主国家ではありませんでしたが、そういう政治体制の是非とは関係なく、日本軍は最終的にソ連軍に圧倒されてノモンハンから撤退したのです。
フィンランドは昔 T72導入してたけど、あれもう捨てちゃったのかな。
たしか東ドイツから安くまとめ買いしたものの、ポンコツ扱いで評価が低かったです
プーチンが西側からの戦車と戦闘機の供与に神経を尖らせているのは、実は背景にT72系列の自国産戦車への不信があるのではと読んでます
輸出用モンキーとは違う、改良重ねてるって話が本当に西側の主力戦車相手に通用するものか、これから判るでしょう
参照記事では
>three Leopard 2 mine clearing tanks to Ukraine
とありますので、今回の支援パッケージで引き渡すのはレオパルト2地雷除去車型じゃないですかね。
詳しくは知らないのですが、レオパルト2Rという地雷除去型があるようです。
(追記)
Yahoo Japan ニュースで本件に関する記事を見つけました。
リンク
>サボラ氏は記者会見で、供与するのは地雷やその他の爆発物の除去用に特殊改造したレオパルト2だと明らかにした。「大砲はなく、機関銃が装備され、地雷除去に特化している」と述べた。
今回提供するのは地雷除去専用車両らしいです。
日本が何か出来るとしたら、結局は金の気がする
西側では全て金で解決ですからね
その金も、今の日本では出しにくくなってしまった
2000億も渡せば、どこからしか装備は出てきますよ
こうなるとベルギーの(軍事企業の)倉庫に眠ってるレオ1を放置したのが惜しいですよね
レオ2の大量供与が始まってたら出番のない型落ちに大枚払ったことになってただろうけど、ここまでスロースペースならレオ2本格供与開始までのつなぎには十分だったろうに
第二次大戦前後、米英の支援を受けてソヴィエトと対峙してたのに、ヒトラーがソヴィエトに戦奏ふっかけるから、米英がソ連を支援したけど、その際図々しくもスターリンが注文をつけてフィンランドに対する米英の支援を止めさせた
結果、武器の補給がつかなくなったフィンランドはドイツの援助を受けて貧乏くじを引いた苦い経験がある
それでもバッファロー戦闘機を共食い整備しながらソ連に対抗したのは涙ぐましい
だから気前よく台数を渡せないんじゃないかな
第二次大戦前後、米英の支援を受けてソヴィエトと対峙してたのに、ヒトラーがソヴィエトに戦争ふっかけるから、米英がソ連を支援したけど、その際図々しくもスターリンが注文をつけてフィンランドに対する米英の支援を止めさせた
結果、武器の補給がつかなくなったフィンランドはドイツの援助を受けて貧乏くじを引いた苦い経験がある
それでもバッファロー戦闘機を共食い整備しながらソ連に対抗したのは涙ぐましい
だから気前よく台数を渡せないんじゃないかな
ごめんダブった