シルスキー陸軍司令官は23日「バフムートで貴重な戦力を失った敵は力尽きようとしており、我々はキーウ、ハウキル、バラクレヤ、クピャンスクでやったように、まもなくこの機会を利用することになるだろう」と指摘して反撃を示唆した。
参考:Оккупанты в Бахмуте выдыхаются, скоро мы этим воспользуемся – Сырский
シルスキー陸軍司令官の言及は観測される「前線の動き」や「プリゴジン氏の警告」とも一致する
露ワグナーのプリゴジン氏は21日「敵は3月下旬~4月上旬にかけてロシア軍主力部隊からワグナー部隊を切り離すことを目的にバフムート地域で大規模な反撃を開始するだろう。もしワグナー部隊が切り離されれば特別軍事作戦に悪影響が及ぶため必要なあらゆる措置を講じてほしい」とショイグ国防相に宛てた書簡の中で訴えていたが、ウクライナ軍のシルスキー陸軍司令官も反撃を示唆し始めた。
バフムート周辺では激しい戦闘が続いているもののロシア軍(ワグナー)は10日間も前進に進展がなく、市街戦でも目立った前進がみられなくなり、逆にウクライナ軍はバフムートへのアクセスルート=T0504及び00506に迫っていた敵を押し戻し、この地域の交戦に関する視覚的証拠もロシア側よりもウクライナ側のものが増え始めている。
シルスキー陸軍司令官は23日「バフムートで貴重な戦力を失った敵は力尽きようとしており、我々はキーウ、ハウキル、バラクレヤ、クピャンスクでやったように、まもなくこの機会を利用することになるだろう」と指摘、過去の反撃地域を上げて「この機会を利用する」と言及しているため「バフムートでの反撃」を示唆している可能性が高い。
ここ最近のウクライナ軍は「前線の動き」や「視覚的証拠」と一致しない発言が多かったが、シルスキー陸軍司令官の言及は観測される「前線の動き」や「プリゴジン氏の警告」とも一致しており、本当にバフムートで反撃を行う可能性があるが、これが春攻勢で計画されていた反撃なのか、春攻勢とは別の反撃なのかのかは不明だ。
どちらにしても前線で何かが起こる可能性は高く、それがバフムートで発生するのか、ザポリージャで発生するのかまでは分からない。
関連記事:ゼレンスキー大統領がバフムート方面の前線を訪問、ロシア軍の攻勢は停滞
関連記事:バフムートに類似してきたアウディーイウカの状況、狙われる兵站ルート
関連記事:バフムート周辺でウクライナ軍が限定的な反撃、市街戦はロシア軍が前進
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関連記事:ウクライナ侵攻374日の戦況、クピャンスク、バフムート、アウディーイウカで動き
※アイキャッチ画像の出典:СИРСЬКИЙ
戦争の早期終結。無条件即時講和を全ての交戦国に呼びかけよ日本
なお日本の首相は必勝祈願のしゃもじをゼレンスキー大統領に送り激励した模様(真偽は不明)。
そのしゃもじですが日露戦争に関係するみたいですね
中々気が利いた贈り物です
神頼みと言うか験担ぎも重要と言えば重要かも知れんけど一神教の国々に効果あんのかなぁ?
まぁ自分も前に神社で祈願したけど…
誰かが自分達の為に祈ってくれるってのも力にはなるよ。
自分が神なら祈って欲しいでしょ笑
ほぼ同時期に中国首脳はモスクワを訪問し制裁反対、話し合いましょうと言っただけの模様。
何しに行ったのか分からず、マスコミも困惑の模様。
ロシアにではなく「全ての交戦国」ですか
で、奪われた土地で住民がブチャの再現を受けたり誘拐されたりするのを黙認しろと?
申し訳ないが「市民」とかいう主語を使う人の言説で納得できた試しが無い
スレ違いです
関係ないこと書かないでくださいね
ロシアの領土返還。無条件降伏を中国・ロシアに呼びかけよ日本
このブログでは絶滅した種が発見された感。
次は五毛と韓国アゲが出てくるのか?
ザボリージャ方面での威力偵察が失敗したからバフムート方面に切り替えただけだと思うなあ・・・
いやバフムートを囮にって可能性はあるけども。
アソフ海岸打通の予行演習として、バフムト解囲作戦を利用するのでは?
演習ならば、西側戦車の運用をドイツの演習場で散々ウクライナ軍は積んできたでしょうが。
実戦での西側戦車の運用は全くの未経験であり。
戦史を振り返れば、問題の出る確率は高いかと。
その問題の炙り出しを、失敗の許されないアゾフ海岸打通時に行いたくはないでしょう。
なので、既に一部到着した西側戦車を実験的に投入かと。
力尽きる寸前なのにバフムト攻略に気を取られている者が相手ならば、投入した予備戦力に強いる消耗は限られるし。
全滅しても所詮は一部なので、それで大半の未到着西側戦車に適用できる戦訓が得られるなら悪い取引ではありません。
バフムトの陣地も取り返せるし、仰る通り、東部での西側戦車対策をロシアに強いるなど、南部での対策を薄くする囮にもなります。
一石三鳥くらいでは?
まずは一部を使って実験…というのは誰でもおもうことですが、こと相手が自然ではなく人間の場合、そう上手くはいかないものでして。
一回の失敗でここが悪い、ここを治さなければ、というような点が見つかるのは大変幸運なことでして、大抵の場合、
特に悪いところはなかったように思えるが、あと少しのところでうまくいかなかった。おそらく数が足りなかったのではないか?
ということで規模を拡大して繰り返すことになります。
また、成功したとしても、それは小規模で目立たなかったためであり、規模を拡大しても同じようにはゆかないということも往々にしてあることです。
仰る通り、実験をして正しい戦訓を得られるか、それとも勘違いして実験ノイズを戦訓として崇め、本番での失敗を拡大させるかは、全知全能の唯一神でもない限り、後者になる可能性が高いでしょう。
しかし、ウクライナ軍が、唯一神に並ぶと過信している愚か者かどうかは、それとは別の問題です。
仰る通りの失敗拡大しかできないと一方では自覚していても、全知全能に並ぶ自分ならば正しく戦訓を得られると他方では過信している愚か者は、実験を避けられません。
そして、ウクライナ軍は愚か者であると、私は確信しています。
そうでなければどうして、地球最強を争う超大国を敵に回して抗うという、一部を使っての実験より遥かに愚かな決断をウクライナ軍はできるでしょう?
超大国に抗う場合は、あと少しのところでうまくいかないことすら、大変幸運なことでして。
大抵の場合、特に悪いところはなかったように思えるが、事を起こす前から七転八倒の悲惨な目に遭い。
絶対に数が足りなかったのではないか? ということで大規模動員を繰り返しても足りません。
また、最初は成功したとしても、それは小国で舐められていたためであり、超大国の本気に対しては規模拡大する猶予すら与えられず破綻することが普通です。
そんな誰もおもえないほど愚かな選択を選んで見せたばかりのウクライナ軍が、大変な幸運なしでも大抵は、上手くいくまであと少しのところには行けるし規模拡大する猶予もある、誰でもおもう程度の愚かさの選択肢を、採らないなんて有り得るでしょうか?
なので愚かにも、アゾフ海岸打通の予行演習に相応しい内容の戦力投入で以って、バフムト解囲作戦をウクライナ軍は行うかと。
実際、今回の侵攻を振り返るに、ウクライナ軍は大変な幸運で溢れています。
振り返らずとも、核まで含めれば当然、通常戦力だけでも世界第二位の軍事力を誇るロシア軍相手に一年経ちますが、組織的抵抗を保ってます。
大変幸運な事です。
振り返れば。
侵攻前夜、形式的にはウクライナ領土内の自治政府に過ぎなかったドンバス地域はロシア領に編入され。
侵攻が始まったら欧米に「3日後に消える政府」扱いされていたと聞きます。
それが自撮り動画inキーウでゼレンスキー大統領が吠えていたように、三週間、三カ月になりました。
大変幸運な事です。
欧米から供与される兵器はウクライナのものと規格が異なり、補給は複雑を極めるのに、まだ破綻しない。
大変幸運なことです。
ウクライナ側の総動員が間に合った今でも、「これは戦争ではなく特別軍事作戦に過ぎない」「我々はまだ本気を出してないぞ」との舐めプレイをロシアがサッサと辞めて国家総動員戦体制で臨めば、核無しでもウクライナは半年保たずに敗けるでしょう。
なのに、まだ、ロシアは総動員体制に移行できていない。
大変幸運なことです。
裏を返せば、普通の運勢では、ウクライナは疾っくの昔に敗けていたのです。
普通の戦い方では普通の結果、即ち、圧倒的な国力のロシアに普通に敗ける以外の可能性は0%です。
強者に対して勝つ可能性を弱者が生み出すためには、普通を逸した戦い、博打を打たねば、打ち続けねばならないのです。
故に、バフムトでの実験をウクライナは行わねばなりません。
やらなければ普通の結果、即ち、圧倒的な国力のロシアへの敗北以外にありません。
強者であるロシアに勝利するにはウクライナは、博打をうち続けるために、己れの大変な幸運を信じ続けねばならないのです。
レオパルトもチャレンジャーもエイブラムスも実戦の洗礼は受けているのに、今さら試験運用するとはウクライナの戦場の特異点は何だろう?
歩兵携帯対戦車装備は中東で痛い目にあっているし、UAVの攻撃に対する脆弱性はウクライナ軍が良く知っているだろうし。
無駄に試験運用なんかしないと思いますよ。
トルコ軍・ドイツ軍などのレオパルドは実戦の洗礼を受けていても、ウクライナ軍のレオパルドは受けていません。
マシン単体は洗礼済みでも、ユーザーがそのマシンを使いこなせるかどうかは、改めて洗礼が必要かと。
出どころ不明でもいいなら、
西側の機械化部隊に相当するようになった、主力の突撃分遣隊にも戦車の随伴がない、なんて信じがたい話もあるぐらいだからなぁ
戦車の支援なしに要地攻略とか地獄同然。
本当にロシア側の追加動員とそれらへの訓練で確保したはずの予備戦力も失い、戦力が払底しはじめているのかも
ロシアはまだ15万の予備兵力を温存してる説もあるみたい(3月の頭ぐらいに小泉悠さんか高橋杉雄さんが言ってた)
ただロシア軍が15万もの戦力を隠し持てているなら、ロシア以上の動員を行い、各所で有利に戦っているウクライナも15万以上の戦力を温存してるという公式も成立するわけだけど・・
ロシアも予備保管のT-55系を戻し始めたみたいだし、これからが本番かな。
いずれにしてもまだ早いような気がする。もう地面固まったのかな?
反攻戦力をドンバスに注ぎ込むならそりゃ成功するだろうけどローリスクローリターンで戦争終結には寄与しないだろうにそれでいいんだろうか
西側の援助はそんな続きそうにないぞ
>もしワグナー部隊が切り離されれば特別軍事作戦に悪影響が及ぶため必要なあらゆる措置を講じてほしい
自身の存在感誇示に連邦軍を威勢よく批判していたプリコジン氏だけど、こりゃ降伏宣言かな。まぁある種の脅しにも取れるけど。
しかし軍としては、下手したら軍閥化しそうな野心マシマシのPMCなんか助けたくないだろうなぁ。この機会に上下関係をハッキリさせるのか、或いは見捨てるか…
おっしゃる通り、ロシア正規軍からしたらワグネルは切り捨てたいのかもしれません。
ただ、ロシア国家としては、「グローバルサウス」からの支持を得るための尖兵なので、簡単には切り捨てられないのでは。ワグネルがアフリカ諸国からテロ対策という名の民衆弾圧を実行する代わりにロシアへの支持と資源開発権利を受けるとか、汚れ仕事すぎて正規軍では実行できない、と思うのです。
イギリス国防省曰く、「ロシア軍はバフムートから戦力を引き抜いて他の戦線に配置転換している」とのこと。
もし上記の情報が正しいのなら、ロシア軍がこのタイミングでバフムートから戦力を引き抜く意図が不明ですね。
南部への再配置なら理に適っていると思います。
仮にウクライナの3個軍団編成が4月上旬にできたとして、マリウポリへの打通を企図しているなら、バフムトは拮抗状態で良しとしてそちらの補強に回す可能性もあるかなと。
まさかワグネルの出血を期待する内ゲバ的な理由ではないと思いますが、、。
他の戦線というのは、おそらくアウディイウカの包囲戦でしょうか?アウディイウカでも包囲戦が本格化しているという話もあります。
アウディイウカの包囲戦を考えると、ウクライナ軍がバフムトに戦略予備を投入して、アウディイウカが手薄になった隙に、この際、先にアウディイウカを攻略してしまおう、という意図にも見えます。
劣勢のウクライナ軍と違って、優勢のロシア軍の方は必ずしもバフムトの攻略を急ぐ必要なありません。また制圧すべき目標は必ずしもバフムトだけではありません。ウクライナ軍が戦略予備を地形的に不利なバフムトに集中して投入してくれれば、その分、他の地区でのロシア軍の攻勢がやりやすくなります。
もっとも逆にロシア軍の大規模な攻勢が多方面で開始されるとか言うような話もあり、兵力差、特に弾薬の量の差を考えると、その方が自然です。
ロシアにそんな力があるのなら、ぜひ多方面作戦をやって下さい!
見てみたいものです。
というかそんな戦力あるなら、もうやってないとおかしいだろ?
俺はまだ本気を出してないだけってやつですね。
TKTさんは主にロシア軍有利の長文分析をよくやってるイメージだけど、当たってるの見たことない。
「話もあります」「にも見えます」「必ずしも〜ありません。」「言うような話もあり」なので外れてはいませんよwww
×長文分析
〇長文で願望妄想垂れ流し
どちらも攻勢、占領地の維持に成功するかは別にしても、ロシアのドクトリンを考えればそろそろ息切れで打撃力は落ちて、再編成・補給の時間は必要だろうな。
ただ逆を言えばウクライナも完全に西側ライズされたドクトリンには変更ができない(戦闘中にそう簡単に変更できない)以上は、お互い攻勢→再編成・補給の隙をついて攻勢に出ると言うのを繰り返している感はあるわな。
前に言われていた3個軍団の練成完了にはまだ早すぎる気もしますが、別の予備兵力を動員するつもりでしょうか。
少なくとも西側戦車大隊は未編入でしょう。PT-91は一足早くまとまった数が送られていたのでそちらが編入されている可能性はありますが。
アナウンスのタイミングといい、外野から見ると謎の動きが多いですね。
バフムトの戦いは前進できないだけでなく報告されている戦闘数自体が低下しているようですね
恐らく攻勢限界に達したものと思われます
昔読んだ『ノルマンディーのロンメル』という本の中で。
6月6日の前までに、連合軍は、ノルマンディー地方の鉄道/陸運/水運を破壊して,
フランスから切り離して孤立化させたとのこと。強襲するならこうですよね。
今のウクライナの戦場ではそうした場所は見当たりません。
ということは、するなら、奇襲ということでしょうか。
前回のウクライナの攻勢では、南部にロシア軍を引きつけて北部で成功しましたね。
今回はバフムトとアウディーイウカとクピャンスク方面にロシア軍が集まっているから、
それ以外の場所なのでしょうか。
T-55「かかってこい!」
T-34「相手になってやる!」
わざわざ、相手の土俵に合わせる必要は無いですね、アウトレンジでフルボッコにしてあげないと、いけません。
初期型M1A1など適任かと思いますよ。
リンク
BT-7「その隙に背後に。」
おじいちゃん! お墓で寝てる時間でしょ!
外に出ちゃ危ないですよ!
本当なら理想的な展開ですけど
何が真実なのかさっぱりわからない・・・
戦争の半分は嘘と思って見てます。
双方の主張ね。
まず、ロシア軍の部分動員兵のおよそ半数が後方で訓練または待機中でありハリコフ攻勢時と異なり予備兵力が存在すること、そしてバクムト攻勢にその予備を投入しなかったことを現状認識として考えるべきだ。よってロシア軍の進撃停滞は戦力の枯渇ではなく別の要因にあると推察される。(ワグナーと正規軍の確執など)
今ウクライナ軍がバクムト戦線で反撃するにはイワニフスキ南のクリシェイフカ近郊の高台を再奪取することが最優先になると思われる。そうすればT0504道路を再使用可能になりバクムト内の補給状況が改善し、一先ずの戦線安定を得られる。
一方クロモヴェより北で反撃するためには、泥濘状況の改善を待つか歩兵部隊による自殺的な攻勢に頼らざるを得ない
ウクライナ軍の砲弾不足は深刻であるため、機械化部隊の進軍が難しくなる泥濘地帯を主攻勢軸に選ぶとは考えにくい
そういやロシアは追加動員の予定があると1月頃から何回もウクライナが言ってそれが報じられてたけど全て外れて遂には何も言わなくなったな。
今のロシアってワグネル等の募兵ぐらいで強制力を伴うのを実施してないけどこんなので人員足りてるんかね?
隠れ動員してるって話もあるので露助自身もホントのとこは分かってないんじゃないかな。
前回はヘルソンいくぞいくぞって言いつつハルキウ行ったけど、今回はどうかな。まだ時期的には早すぎる気もするけど。
毎回、欧米に結果を示すことを義務づけられているウクライナも背水の陣なんですよね。
天王山の戦いっぽい場所でお互いに航空機や攻撃ヘリの話題が出ない所を見ると、ウクライナの長・短SAMやロシアの長SAMや長射程AAMが睨み合ってるのでしょうね。
話題にはあまり出ないだけで航空機や攻撃ヘリは飛んでるみたいですよ。
ただ、火砲や戦車やミサイルが足りないから急場しのぎみたいな投入に過ぎないのでメインになりえず、扱いが低い訳ですね。
低空侵入してちょっとサポートしてすぐ帰っちゃうみたいな。本来の大規模空襲作戦や上空を旋回し続けて威圧任務みたいなのはちょっと厳しそうです。
この前もバフムトでロシア軍のSu-25が落とされてました。
バフムートに戦力を釘付けにすることが目的で粘ったなら、本命はバフムートではないのでは
全土を奪還できずどこかで和平交渉をせざるを得ないとしたら、
優先度の高そうな南部を取り返しておきたいという発想でやっぱザポリージャでは
メリトポリから黒海への打通が有力な気はしますね
ただしおそらく最も防御が硬い方面になります
戦車を例にするとoyrx確認済喪失では双方とも開戦時の66%まで減勢しています。
画像確認外の損失も多いとのインタビューもあり、仮に1.5倍すると、開戦時保有数が全損していることになります。
砲弾不足で砲撃が低調、かつ補給困難な泥濘期、供与・鹵獲で上に555両を加えるウクライナが機動性の優位をみたということでしょうか。
供出の限界はウクライナにシビアですが、ここまでの戦車喪失比 宇1:露3.9はロシアが新造・レストアに励んでも際限がなく、兵科のアンバランスはとりわけ守勢に困難を招く気がします。
宇 oyrx確認済喪失 480(66%) / 開戦時 727
露 oyrx確認済喪失1,865(66%) / 開戦時2,800
※宇は供与・鹵獲で上記に+555、露は不明
宇 上記喪失1.5倍 720(100%) / 開戦時 727
露 上記喪失1.5倍 2,797(100%) / 開戦時2,800
春の泥濘期なんだけど、ウクライナ東部では既に終わっている可能性が高い。
もともと、ウクライナでの3、4月の降水量は多くなく、泥濘期の訪れは冬に降った雪が溶けて、それが泥となるというプロセスで起こるものだから、長雨が原因で起こる秋と比べて期間がもともと短い、
実際、視覚的にも泥を産む残雪の確認もほとんど取れず、泥濘んだ大地、というシチュエーションが実際に起こっているということが、
特に3月に入ってからはほとんど確認ができない
つまり、ロシア軍の進行速度の低下は泥濘期によるものではない、と結論づけることができるかと。
皆さんいろいろ書かれてますが、結局のところ「泥濘期」
なので、双方身動きが取れず膠着状況なのです。
ウクライナとロシアの黒土地帯の泥濘期は、長靴を履いて
畑に行っても、足を踏み入れるとたちまち身動きが取れなく
なります。車両の走行など論外で、舗装された幹線道路しか
移動できません。戦線が膠着化するのは当然です。
これをシルスキー陸軍司令官は百も承知で、「ロシアは勢い
を失った!」と強弁しているわけですね。
ただし今年の泥濘期は間違いなく短いです。早ければ4月中旬
から双方の動きが活発化するでしょう。
たしかにバフムト郊外の田園地帯は泥濘期らしく、両軍の進軍を拒んでいると思われますが、
地面が舗装された市街地でも、ロシア軍の進軍が止まっているのは泥濘期とは関係ないのでは?
市街地の進軍が捗らないのは市街地だからではないでしょうか。構造物を利用しやすく防衛側に有利ですから、セベロドネツクもリシチャンシクも市街地の制圧には時間がかかっていましたよ。そもそも市の市街地の制圧を許せば市の領域にある農場を何ヶ所も確保していると主張してみてもその都市は制圧されたものと見做されるでしょうから相手も市街地では妥協のない防御戦をしますからね。
バハムート市内の膠着状況は、確かに泥濘は直接関係は
ないですね。間接的に補給路がT0504のみになっており
ロシアの砲撃管制下にあるので、補給の度に相当な被害が
出ているでしょうが。
人海戦術で被害度外視の増援を送り込んで、ワグナーの
バハムート市内の進行を食い止めたということです。
本当にワグナーが人員を消耗しているのか、プリゴジンが
煙に巻いているだけなのかは、まもなくはっきりしますよ。
チャシブ・ヤール〜イワニフスキー〜バハムート市内に
ウクライナが大軍を展開しているのは事実ですから、
これにロシアがどう対応するのか注目ですね。
露軍はウクライナのバクムート攻勢を予測、現地ではこの間それに合わせて弾薬を蓄積してきた。ウクライナ軍の攻勢は4~5日は続くが、それ以上は無理。それでウクライナ軍が勝てば戦争は数年続く可能性があり、ウクライナ軍が敗北すれば、今年中に戦争に決着が付くだろう。という海外のサイトの観測がある。さてどうなるか?
いずれにせよ露は戦争に負けるつもりはないし、経済制裁は逆に西側を痛めつけ中国は露の敗北は全く望んでいないから露の経済崩壊も望み薄。露はGDPが低いとかいうが、金融やサービス業は戦争には関係がない。露人は郊外に別荘持って週末は農作業、各家庭1年分くらいの食料備蓄は持っている。食料、天然資源、エネルギー資源を持ち、国家財政は大黒字で無借金。大金持ちが富を独占して国が大赤字の西側とは国の作りが違う。実体経済は健全で長期戦が可能。西側のペーパー経済は益々混乱、米の金融不安が増大、住宅ローン破綻多発懸念、イギリスは市民生活が破綻、フランスは暴動で燃えている。ウクライナ支援を長くは続けられない。ウクライに勝ち目はなく残るのは荒廃した国土と天文学的な借金。和平交渉を急ぐべきだ。
ロシアの国家財政は戦費増大と資源価格低迷により赤字に転換していますね
今回の戦争で、ソ連崩壊時に横行した並行輸入業が復活したと言われています。
物流の確保は出来るのですが、賄賂ありきの商売なので腐敗がかなり問題になっているらしく物価高騰の原因とも言われていそうです。
名前、共産主義者に変更したら?
「西側諸国では富を一部が独占、国家財政は赤字だらけで崖っぷちだ。対して我がロシアはどうだね?」
「はっ!我がロシアは常に西側より先を行っています!」
結局のところロシア地上軍の攻撃力の要であった砲兵と戦車部隊は大部分が国防軍の資産なんですよね。ワグネル社の傭兵部隊、特にプリゴージンが映るビデオに出てくるワグネル兵は米軍の特殊部隊か気合の入ったサバゲーマーみたいに個人装備が充実していますけど、結局は小銃を持っただけの軽歩兵が主体でしょう(同じ事はカディロフ軍団にも言える)。彼らには独自の戦車も火砲も航空支援もなくて、下手すれば迫撃砲や軽装甲車、AGSのような小隊級の支援火器も無いかもしれない。今まではそれでも人海戦術で頑張っていたのではないかと思っていましたけど、最近の攻勢失速と国防軍部隊の引き揚げを考えると、結局国防軍の支援の上で攻勢を維持していただけなのかもしれませんね。
攻勢中の部隊ほど別方向からの敵攻勢に対して脆弱だったりしますから、国防軍やクレムリンとしてはウクライナに反抗の兆しが見え始めた時点でバフムト自体まるごと損切して背後の防御線に下がろうという判断は純軍事的にあり得ると思います。ウクライナの手持ちの戦力を考えれば機械化部隊が一部出てくる可能性すらありますから、市街地戦や野外で守勢に回っても分断撃破されるのがオチですし一刻も早く塹壕線に戻りたい気持ちなのでは。ここでの勝利を足がかりに政治的土台を築こうとしていたプリゴージンには気の毒ですけどね。
ワグナーは正規軍より先にT-90Mを配備されていたりしますが
実際に動かなくても攻勢に出るぞ詐欺でロシア側に負担がかかるし、反応から取れる情報もあるから悪い策ではないよね。
しかし、ウクライナの奴ら良い装備使ってんな~
日本の方が経済も上なのにここまで鉄防や防弾チョッキに差があるとは泣ける。
陸自さんのお財布事情は泣ける
写真の士官、拳銃を胸のマグポーチに入れてるけど、危ないなあ。
銃口が下半身に向くから、衝撃や出し入れで暴発事が怖い。
アーマーの関係で抜きやすいのは分かるけど。
紛失防止に自衛隊なんか革のホルスターのフタにテープ巻いてる位なのに。
写真の人、士官というかシルスキー将軍だからそのあたり前線の兵士よりラフな装備してるのは仕方ないかも。