ウクライナ軍はAMX-10RCを受け取るためフランスのソミュール騎兵学校に兵士を派遣、この訓練が修了したため14輌のAMX-10RC共にウクライナに向けて出発したと報じられている。
参考:Une première vague d’AMX-10RC en partance pour l’Ukraine
参考:Франция отправляет в Украину первую партию легких танков AMX-10RC, – СМИ
偵察ではなく対戦車戦を重視した運用をウクライナ軍は想定しているのかもしれない
AMX-10RCは偵察や対戦車戦を想定した装輪装甲車で、48口径105mm砲を搭載しているため駆逐戦車や軽戦車と呼ばれることもあり、米ブラッドレーや独マルダーと同じタイミングでウクライナ提供をフランスが約束していたが正確な提供数は明かされていない。

出典:Officier communication du 4e RCh/CC BY-SA 4.0
ウクライナ軍はAMX-10RCを受け取るためフランスのソミュール騎兵学校に兵士を派遣、この訓練が修了したため「14輌のAMX-10RC共にウクライナに向けて出発した」と報じられているが、これはフランスが提供を約束したAMX-10RCの一部らしいので提供規模は30輌~50輌ぐらいになる可能性がある。
因みにウクライナ軍が派遣した要員の中には「この手の専門家以外も含まれており、このことはウクライナ軍がAMX-10RCを『より正面から使用する可能性がある』という仮説を裏付けるものだ」とも報じられており、偵察ではなく対戦車戦を重視した運用になるのかもしれない。
関連記事:ドイツ、マルダー歩兵戦闘車とパトリオットのウクライナ提供を発表
※アイキャッチ画像の出典:Kevin.B/CC BY-SA 4.0
この105mmはイギリスの120mmと同じで互換性が無い物の筈だが砲弾や砲身と供給とかどうなるんだろうね。供給国が一国しかないのでそこまで過酷に使える感じがしない。
過去実績のようにうまく速度を活かした展開による進撃で活躍しそうではあるが、ガチの対戦車戦闘に関しては正面装甲は難しいので装甲の薄い部分を狙うならば活躍もあり得るぐらいでなるべく避けた方が無難だと思う。射程が短い攻撃手段しか持たない軽装甲車両や陣地に対する攻撃を中心にした方がよさげ。
主砲はNATO製の物が使えるように交換されていたはず?
みたいだね。
おっしゃるとおりで、なぜ皆さんロシアの戦車相手の話をしているのでしょうかね!
ロシアのターミネーター戦闘車両のように歩兵や装甲車、特火点を狩れるものとして運用すれば良いのではないですかね!
戦車が出てくれば引いて歩兵に任せればいいし、歩兵にとって嫌な戦闘車相手にアウトレンジから攻撃できればかなり役に立つかもしれません。
序盤のジャベリン無双をみて…もはや戦場に戦車の居場所はない…みんな大口径砲搭載装輪装甲車になるんだ…そんなふうに考えていた時期が…俺にもありました
しかしこれは陸上自衛隊の、16式機動戦闘車を装備する部隊、連隊、中隊にとっては非常に気になる、場合によっては死活にかかわる問題かもしれません。
もしも機動戦闘車と似たような性能のAMX-10RCが、ウクライナの戦場で活躍して、多数のロシア戦車を破壊すれば、機動戦闘車を装備する連隊の士気もそれに連動して上がるでしょうし、逆にすぐにロシア戦車に一方的に破壊されたり、捕獲されたりすれば、陸上自衛隊の機動戦闘車を装備する連隊の士気も、それに連動して下がるかもしれません。
ウクライナへの移動が順調にいけば、すぐにリマンあたりに投入されて、突撃してくるT-90戦車の大群と交戦するかもしれません。
自衛隊の問題は、16式機動戦闘車で戦車を置き換えた事。
本州で戦車に頼れないので、瞬殺されて全滅する。
ウクライナは、戦車のサポートなのでやりようがある、
本土侵攻されてる時点で、空自も海自も壊滅してるから、陸自単体で頑張ったとしてもね。
それよりも対艦ミサイル部隊を増強して、上陸される前に叩こうとする方が島国の戦術としては正しいでしょう。
今は戦車を増やすことよりも重要なことがいくつもある。
面積あたりの担当人員という意味では普通に足りないと思うので機動力重視もしかたないと思う
さらに日本の場合は、ウクライナのような正面戦闘より北経由のゲリコマによる破壊工作などのほうが発生確率としては大きそうだし
日本は憲法9条+専守防衛という縛り防衛してるので、本土決戦は確定的だよ
たとえば中国の侵略大艦隊が用意されて、それが日本に向かってきても阻止攻撃は出来ない
領海侵犯されても阻止攻撃は出来ない
出来るのは警告すること威嚇すること以外は、攻撃されなければ反撃出来ません
上陸してもそれだけで攻撃できないのを知ってました?
攻撃してこない上陸部隊へ出来るのは警察行動(要は道交法などの取り締まり)
上陸部隊が軍用兵器で攻撃を開始したら、それを根拠にやっと攻撃が出来る
貫徹力の低いAPFSDSしか使えないのでら対戦車は厳しそうですが、どういった運用を考えているのでしょうね。
相手がT-72系なら一定の効果は期待できると思う
もともと対戦車戦闘はそれほど考慮しなくても良いのではないですかね!
今のロシア軍の人海戦術なら味方の塹壕の後ろからロシアの歩兵やせいぜい装甲車を狙い撃てばいいし、
戦車が出て来たら速度を活かして後退すれば良いのでは?
モグラたたきのモグラの叩かれないバージョンのような使い方ができれば、かなり使いでがあるかもしれませんよ。
何ヶ月でなく何週間です。整備の専門職でなく機種転換で前線から後送した乗員が教育受けただけでしょうか。そもそもこれの運用側が高強度戦場での実践を知らずLICに慣れすぎてる反面、ウクライナ人のほうが対戦車戦闘の実践を知ってるはずです。また退役間際では直す為の部材も無いはず。ウクライナではまともに継戦できない前提から整備度外視の消耗品扱いの感じを受ける。これを扱う人員もそれを承知の人々でしょうかね。
この辺が西側MBTとは根本的に違うが戦車砲がある以上はロシア戦車を相手に戦うはずです。火力も防護も練度も足りない装甲戦闘車で一体何ができるか、その結果がどうかフランスで訓練を受けた乗員が一番よく知ってるはずです。なのでこれのスペックに何言っても意味ないです。弾薬の数もそんな重要でも無いでしょう。事実上単なるつなぎです。つなぎにレオ1が不在だからこんな事になったと仏国人は言うだけです。
それならAMX-30出せよという話。
意見読みましたが、それならフランス人ならルクレール送れよ…とかしかなりません。
この戦況でドイツに責任返しするのは実に早熟なフランスワインな返しですね。
ルクレールは数は少ないし高価だし整備に手がかかる特殊なパワーパックだし送るのは双方にとってデメリットが大きいのでは。
案外、戦車ですら使い捨てにしたい思惑があればウクライナは受け取るのでは
それは流石に(我が家を含めた)フランス国内の納税者が受け入れると思えません。
最終的に費用を負担するのは仏国民ですから。
AMX-30を出す。
『ボージョレーヌーヴォ』
σ(・・*)
呼んだ?
標準で水上航行も可能なので、来るべき反攻で渡河作戦に投入するとか?
水上航行できたのは軽い初期型だけで、その後の装甲強化によって
現行型は水に浮かびません。
頑丈さと軽量化はどうしても二者一択になるみたい。
情報ソースは何でしょうか?
ロシア側も戦車が少なくなっており、ドローンから隠れて少数に分かれての襲撃が多くなっているので、対歩兵で使われる事が結局多いのではないでしょうか。
エイブラムスも最初は105mm砲搭載だったんだし、劣化ウラン弾使えば使えないことはないでしょう。掩体で身を隠しながらのディフェンシブな使い方になると思うけど。
身を晒しながらの正面からの戦闘では装甲ペラペラだから勝ち目はないよね。
ところで劣化ウラン弾の在庫はどこか持ってるのかな?アメリカは賞味期限切れでもう捨てた?
都市部で機動戦するならMBTにも充分効くのかな?
この手の軽装甲車のイメージがBF4しかないから、大分強そうだけど、正規軍同士の戦争での運用方がいまいち分からん。
基本はBMP狩り要員じゃないかなあ。
ゾンビやBTRなら、そこらの装甲車のKPVで狩れるので。
この車両ってステアリング機構が無くて信地旋回で進行方向変えるんだよな
ベースが装軌車だからとのことだけど、変わった仕様だなぁ
ちなみに本車両で使用されているハイドロニューマチック・サスペンションは、
シトロエンC5の機能として市販されていいます。
前月(仏では必須の)4年毎の車検を避けるために新車に切り替えたとき、
メカオタクとしては非常にそそられるものがあったのですが、
メンテの費用を考えろと主人に言われて、結局先代と同じフィアットになりました(T_T)
(小市民の経済限界)
44口径長の低反動砲105mm砲への改装しているようですね。
ならば、扱いは、先日のM55Sと同じになりましょうか。
砲弾の種類が増えなくてよかったです。
正面にはERAを付けて欲しいですが。
あと、湾岸戦争の時の側面の追加装甲はそのままが良いと思います。
追加装甲を付けた車体は、浮航性能を失うようですが。