欧州関連

スウェーデン、国防予算8億ドルのクロアチアにグリペンを提案

スウェーデンは9日、クロアチアの戦闘機調達のための入札にサーブ製の戦闘機「グリペンC/D」を提案したと報じられている。

参考:Sweden Offers Gripen Jets to Croatia
参考:Today, Sweden submitted its proposal of 12 new Gripen C/D fighter aircraft to Croatia.

年間国防予算が8億ドルしかないクロアチアの戦闘機調達に7ヶ国が戦闘機を提案か?

クロアチアは空軍の旧ソ連製戦闘機「MiG-21bisD/UMD」8機を更新するため、イスラエル空軍から中古のF-16を12機導入しようとしたが米国の承認が受けられなかったため、再び後継機探しが続いていたが9月9日に再び入札が実施されスウェーデン政府がグリペンC/Dを提案したと報じている。

この入札には複数の国が参加すると報じられており新品の戦闘機で入札に参加するのはスウェーデン(グリペンC/D)と米国(F-16V)、中古戦闘機で入札に参加するのはフランス(ラファール)、イタリア(タイフーン)、イスラエル(F-16)、ギリシャ(F-16)、ノルウェー(F-16)が挙げられていたが、今のところ入札に参加したと報じられているのはスウェーデンのみで他の国の状況は不明だ。

出典:VanderWolf Images / stock.adobe.com

はっきり言ってスウェーデンと米国以外の国は自国空軍の所有機を処分するために参加しており、価格面で相当魅力的な提案内容でなければグリペンとF-16Vに太刀打ちできないだろう。逆にグリペンとF-16Vはクロアチアの予算に合わせて柔軟な対応しなければ、価格が折り合わず調達が御破算になりかねない。

因みにクロアチアが戦闘機調達に予算を幾ら確保しているのかまでは調べがついていないが、クロアチアの国防予算は年間約8億ドル(約850億円)程度なので戦闘機調達に割ける額はしれている。

果たしてクロアチアは少ない予算の中から何を選ぶのか?そもそも金額的に選択肢があるのか?注目される。

 

※アイキャッチ画像の出典:Oleg V. Belyakov-AirTeamImages / CC BY-SA 3.0

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コメント

    • 匿名
    • 2020年 9月 10日

    グリペンC/Dの新造機ですか。やっぱグリペンE/Fは高いんですね
    せっかく今更C/Dを作るなら、他の貧乏空軍に売りまくれる可能性が微レ存?

    4
    • 匿名
    • 2020年 9月 10日

    スウェーデンお得意のリース契約なら見込みあるかも
    どう見ても、予算的に新品を買える国ではないし

    7
      • 匿名
      • 2020年 9月 10日

      東欧だとチェコやハンガリーがちょうどミグからグリペンのリースに切り替えてるし、そこら辺が妥当な感じですね
      それでも上記2か国は14機×10年で6~7億ドルのリース料だから、年間約8億ドルの国防予算だとギリギリな感じだけど・・

      6
      • 匿名
      • 2020年 9月 10日

      現実的なところ確かにリースかなあ
      この予算で何か買うって無茶もいいとこ

      3
    • 匿名
    • 2020年 9月 10日

    イスラエル空軍の中古F-16導入を承認しなかった以上、米国は「F-16V以外の候補を選定したらどんな手を使っても潰す」つもりだと思うのは、気のせいだろうか?
    他の候補を見ても米国の影響から逃れられるのはフランスのラファール以外に無いし…(イスラエル、ギリシャ、ノルウェーのF-16は勿論の事、イタリアのタイフーンにスウェーデンのグリペンも装備品の一部に米国製品が含まれているから、その気になれば輸出を拒否出来る)

    それと、スウェーデンの候補がグリペンC/Dの新造機と言うのは本当だろうか…スウェーデン空軍向けのグリペンE/Fの調達も控えているし、もしかしたらクロアチア向けの機体はスウェーデン空軍の中古機か、リースと言う可能性もある

    8
      • 匿名
      • 2020年 9月 10日

      一応、「グリペンE/Fがかなり高くなっちゃったから、C/Dも要望があれば新造するよ!」
      とは前々から言ってたし・・・

      4
    • 匿名
    • 2020年 9月 10日

    クロアチア空軍、気になって調べてみたらつい最近までAn-2運用してたと知って目を疑った。
    「レシプロ」で「複葉」の「農業用」機じゃねーか!なに90年代に実戦投入してんだよ!

    5
      • 匿名
      • 2020年 9月 10日

      An2を軽くみてはいけません、程度さえ良ければ現代でも非対称戦争に向いた機体ですよ
      状況次第でヘリコプターよりも使える

      12
      • 匿名
      • 2020年 9月 10日

      そんなもん、クロアチア空軍自体がユーゴスラビア崩壊と内戦に伴って、パイロットの機材持ち逃げ亡命から創設された空軍ですから
      飛べさえすれば何でもOKだし、実際に使えるのはシリアでも証明済み(樽爆弾とか)

      7
      • 匿名
      • 2020年 9月 10日

      北朝鮮でも使ってるし不思議な事ではない。

      関係ないけどミリタリー・モーターズという番組で
      An-2で大西洋横断した人がいたな……。無茶しやがって。

      5
        • 匿名
        • 2020年 9月 10日

        いや、携帯式でもいいのでGPSさえ持っていればどうにでもなるかと。

        3
      • 匿名
      • 2020年 9月 10日

      北朝鮮も特殊部隊運用のための重要な手段なんですよ。
      程度は不明ですがかなりの数を保有しています。

      5
    • 匿名
    • 2020年 9月 10日

    仮想敵はセルビアでいいのかな?
    だとしたら相手はMig29なんで性能的にラファールかタイフーンでは?どこから買うにせよセルビアから恨まれそうだけど。

    3
    • 匿名
    • 2020年 9月 10日

    なんでアメリカはF16の中古輸出を承認しなかったんだろう
    クロアチアはNATOだし今更F16の保有が問題になるわけなさそうだけど
    俺たちがF16の新型をリースしてやるから古いやつはやめとけってことかな
    イタリアのF16もアメリカからのリースだったしな

    6
      • 匿名
      • 2020年 9月 10日

      イスラエルのF-16IはFA-18Gのような電子戦機に近いフルオプションモデル
      情報流出を嫌って不許可にしたと思われる

      4
        • 匿名
        • 2020年 9月 10日

        イスラエルがクロアチアに売る筈だったF-16はI型ではなく通称“ブラキート”と呼ばれるD型のblock30/40じゃなかった?
        もっとも“ブラキート”も背面に追加したドーサルスパイン内にイスラエル製の電子線装置を装備していてワイルド・ウィーゼル機として使用出来ると言われている代物だから、それを知った米国が「そんな物を売るな!」とイスラエルに文句を言って不許可にしたと言う情報もあるけど

        2
          • 匿名
          • 2020年 9月 11日

          うーんググったけど何がダメかわからん
          つワイルド・ウィーゼル。
          イスラエルが財政をスリム化してアメリカがクロアチアのシェアを取れる(補修部品、弾薬、アップグレード)ならアメリカにもそんなに悪い話とは思えないけどなぁ。

          1
            • 匿名
            • 2020年 9月 11日

            ワイルド・ウィーゼル機は通常より危険度が高い任務に投入されるためレーダーを追加搭載したりジャミング装置を搭載する。
            このジャミング装置の機密度が高く、アメリカ軍では厳しく管理されて輸出も滅多にされない。
            今回のイスラエルのF-16はイスラエル製のジャミング装置を搭載した特殊なモデルだった。

            3
            • 匿名
            • 2020年 9月 11日

            “ブラキート”について書いた人だが、ワイルド・ウィーゼルとは敵防空網制圧(SEAD)に従事する航空機の通称で、要は敵SAMやレーダーサイトを潰す為の専用攻撃機の事
            古い機体だとF-4G、現用機だと三沢の米軍基地に配備されているF-16CJが代表例で、イスラエルの“ブラキート”のその一つだと言われている
            ワイルド・ウィーゼルはその任務の性格上、敵のレーダーにわざと照射される様な飛行をするので撃墜される危険性が高い事から、自衛用に高度な電子戦機器を積んでおり、その機密度が高い事と輸出も滅多にされない事については別の方が書いた通りです

            2
    • 名無し
    • 2020年 9月 10日

     電子機器を購入する予算がないまま製造ラインの維持目的で「グリペンE」ではなく、グリペンCの機体を14機分製造した話思い出した。予算不足で中身ないドンガラ。 引き合いがあれば18ヶ月から24ヶ月以内に納入できるが、新規でグリペンCを購入したいという話は1件もない。

    という去年の管理人さんのここの記事と符合するw

    10
      • 匿名
      • 2020年 9月 10日

      やっぱりアレ思い出しますよね。
      もしアレだとすると中古機を売り付ける他国とあんまり変わらない感じですが、
      まあ未使用新品なのは確かだし、4月に発表されたAESAレーダー積んでやれば
      それなりに格好もつくし、コスパはかなり良い…のかなぁ?

      4
    • 面白そうな過去記事ネタを匂わせておいてリンク無いのは辛い……。ので検索して、それらしいのを発見出来ました。
      2019.04.16 軍事的雑学|スウェーデンが誇る戦闘機に異変!スホーイキラーの「グリペンE」は見掛け倒しか?

      何処の国でも、台所事情は大変だ。

      2
      • 匿名
      • 2020年 9月 10日

      面白そうな過去記事ネタを匂わせておいてリンク無いのは辛い……。ので検索して、それらしいのを発見出来ました。
      2019.04.16 軍事的雑学|スウェーデンが誇る戦闘機に異変!スホーイキラーの「グリペンE」は見掛け倒しか?
      リンク

      と、
      先に投稿したら、過去記事リンクが「匿名」のアンカー化してて、みっともない&判り難くでスマナイ。再挑戦で、少し記述を変えて投稿します。コレでも不味いリンク反映になったら、過去記事を読みたい方はタイトルをググる、等でお願いします。

      1
    • 匿名
    • 2020年 9月 10日

    ここは某K国のアレしかないでしょう、アレw

    3
      • 匿名
      • 2020年 9月 10日

      ええ…さすがに気の毒ではないですかねえ。
      F-5近代化の方がなんぼかマシかもしれません。

      2
      • 匿名
      • 2020年 9月 11日

      今すぐとなるとFA-50だろうけど、輸送費が高くつきそう(RORO船に乗せて海上輸送?)
      一応アメリカと北欧以外の入札国は飛んでいける距離だし、機体の要求からして普通にF-16を買うだろう

      1
    • 匿名
    • 2020年 9月 10日

    過去の記事から考えると、複数年分割払いなら何とか導入できるのかな?

    意外と安い? 第4.5世代戦闘機F-16C/D Block70「通称V仕様」の機体価格は約69億円
    リンク
    この契約パッケージには8機分の機体だけでなく搭載兵器や各種スペアパーツ、要員のトレーニング、地上シュミレーター、
    各種消耗品、メーカーによる保守サービスなど同機を運用するために必要になる全てのものが含まれており、
    最終的に総額12.5億ドル(約1,350億円)でF-16を8機導入することで合意した。

    1
    • 匿名
    • 2020年 9月 10日

    スレ画の写真が珍しくて、まじまじと見てしまった。

    胴体部分が、思った以上にアシンメトリーで印象深かったです。

    2
    • 匿名
    • 2020年 9月 10日

    予算の規模からいって、レシプロ機で十分な気もする。

    1
    • 匿名
    • 2020年 9月 10日

    オーストリア、インドネシアなんか相手にしている時じゃないぞ。
    ここに売り込め!

    2
      • 匿名
      • 2020年 9月 10日

      運用だ費用だけで破綻する未来しか見えない・・・

      1
    • 匿名
    • 2020年 9月 10日

    こんばんわ

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