イタリアは、AV-8Bを運用中の空母「カヴール」に、F-35Bを搭載するため必要な改修工事に着手した。
参考:Italy’s Cavour Aircraft Carrier Starts F-35B Modification Work
F-35B導入継続の意思を示したと言える空母「カヴール」の改修
現在、イタリア海軍が保有している空母「カヴール」に、AV-8B「ハリアーII」を搭載し運用中だが、イタリアはAV-8Bの後継機としてF-35Bを導入する予定で、空軍用のF-35Aと合わせて約100機程度、調達するはずだったが、2018年に誕生した新政権がF-35導入中止を打ち出した。
現在のイタリア議会の最大与党「五つ星運動」はドイツを除くNATO加盟国が防衛費を増額しているにも関わらず、防衛費を削減し、福祉分野へ予算を回し始めた。
そのため最大の標的になったのがF-35だ。
当初、F-35導入を中止すると言っていたが、既にF-35Aが10機、F-35Bが1機、引き渡されており、すでに発注済みのF-35を全てキャンセルすると高額な違約金が発生するため、年間10機の調達ペースを、年間5機程度のペースへ落とすことで米国と調整を進めている。
新政権としては、F-35Aよりも機体価格・運用コストが高価で、まだ1機しか引き渡しを受けていないF-35Bの導入は中止するかもしれないと言われていた。
イタリア海軍は、1985年に就役した強襲揚陸艦「ジュゼッペ・ガリバルディ(基本排水量1万トン)」の更新用として、F-35Bの運用が可能な基本排水量2万2,000トンの強襲揚陸艦「トリエステ」を建造、最近進水したばかりだ。
もし本当にF-35Bの調達を中止すれば、F-35B導入に合わせ整備してきた、これらの艦が無駄になる恐れがあり、一体どうするのか見守っていたが、空母「カヴール」がF-35Bを搭載するため必要な改修工事に入ったことで、ひとまずF-35Bの導入が中止になることだけはなさそうだ。
空母「カヴール」は、F-35Bが着艦する際の排熱に耐えられるよう飛行甲板に「耐熱コーティング」を施す予定で、この工事は2020年初頭までには完了し、F-35Bの受取りと、空母でのF-35B初期運用能力獲得のため、夏頃には米国へ向けて出発する予定になっている。
この辺りの手順は、英国の空母「クイーン・エリザベス」と同じで、日本も「いずも型護衛艦」の空母化工事が終了すれば、恐らく、米国へ「いずも型護衛艦」を派遣し、F-35B初期運用能力獲得を行うはずだ。
初期運用能力獲得には、英国の空母「クイーン・エリザベス」は1年程度掛かる予定で、空母化した「いずも型護衛艦」の運用開始予定は2023年中なので、2021年中までに空母化工事を行って、2022年の早い段階で米国に派遣されるののだろう。
話が逸れたが、イタリアは海軍用にF-35Bを15機発注済みだが、上記のように調達ペースを下げると言われているため、全機引渡しが一体いつになるのか、今のところは謎だ。
※アイキャッチ画像の出典: Stephen & Katherine / CC BY 2.0 空母「カヴール」
全てF-35Bにすれば、いいのでは。
既存のA型もB型に組み換えれば良し。
イタリアだって不要な軍事費を福祉分野へ回しているというのに…
本来憲法九条によって軍隊を持てない日本に軍事費など一円もいらない筈
国際社会の和平に貢献する為にもにほんはさっさと兵器を廃棄してより有益な分野に予算を回そう!
そうだな、お前らのような支那畜共が消え去れば、日本もこんな馬鹿げたことに金つぎ込まんでいいんだがな、ほらそんなに日本の平和を望むなら君たちが○ねばいいんやで?
日本はまだいずもの改修しとらんのか? モタモタしてないでさっさと改修しろや笑