ショルツ政権が2023年度の連邦予算案を承認、この予算案に含まれる国防費は約501億ユーロで2022年度と比較すると0.6%減少したが、ドイツ軍特別基金の支出と合わせるとNATOが求める基準(2.0%)をクリアできる。
参考:Kabinett: Beschluss zu Haushaltsgesetz 2023 und Finanzplan 2022 bis 2026
ドイツ軍は2028年までに弾薬備蓄を充実させるため200億ユーロ以上の資金を投資する
ドイツが今後4年間に支出する国防費は実質横ばいになることが想定されており、2023年度の国防費も約501億ユーロなのでNATOが掲げるGDP比2.0%の目標に届かないが、ロシアのウクライナ侵攻を受けてショルツ首相が創設したドイツ軍特別基金(1,000億ユーロ)の支出を合わせるとGDP比2.0%をクリアできるらしい。

出典:Bundeswehr/Stefan Petersen
この基金の運用は2028年までという制約があるものの国防費とは別財源で、ドイツ国防省は軍近代化のため基金の資金を自由に使うことを許されており、国防費と基金を合わせた国防支出の合計でGDP比2.0%をクリアできるという寸法だが、2028年以降は基金の運用が停止されるため「国防費自体の増額」を行わないと再びGDP比2.0%を下回ることになる。
因みにドイツ軍は基金の資金を戦闘機、艦艇、UCAV、ミサイル防衛システム、弾薬調達などに投資する計画で、特に各種弾薬の購入には200億ユーロ(約2.8兆円)以上の資金を投資すると言われている。
関連記事:ドイツ軍の再生に投じられる1,000億ユーロ、問題は行き過ぎた官僚主義
※アイキャッチ画像の出典:Dirk Vorderstraße/CC BY 2.0
>因みにドイツ軍は基金の資金を戦闘機、艦艇、UCAV、ミサイル防衛システム、弾薬調達などに投資する計画で、特に各種弾薬の購入には200億ユーロ(約2.8兆円)以上の資金を投資すると言われている。
前政権で削減した将校を含む人員数万人の補充の目途は立っているのだろうか
無理でしょうね。完全にとは言いませんがまあまあ現状を舐めてますねこの予算案はw
この予算案を中露が見たら世界覇権の方向を断念しないでしょう。
人件費は固定費なんで国防費で計上しないといけません。
28年に一斉にクビにするわけにもいかないですし、クビにするのであれば集まるわけがありません。
ですので今回の特別予算は弾薬・装備・設備の充実で終わるでしょう。
したがってハードは今のどん底からは滅茶苦茶回復するとは思いますが、国が危機感を持ってない感のあるこの予算案では
日本のコロナ対策で予算が全く役に立たなかったり、中抜きで変な所に大量に流れたように
国防の為にならないような利権がらみの投資とかに走りかねない感じがしますね。
メルケル以前の精鋭ドイツ連邦軍は戻ってくるのか、乞うご期待
資金の運用は2028年まででもその間にGDPが成長してれば多少は下回ってても問題はないと思いますね
まぁ本邦は成長しても2%台はほぼほぼ必要だと思いますが
そういえば日本の防衛費も来年あたりは円安の影響で
ドル換算だと大幅な削減になるのか
将来的に1ドル200円とかなったら
F-3が1機200億でもF-35より安いとか、日本国内で内製化をすればするほど安くなるとか、
そんな時代が来る可能性も割とあり得るんだな
ドイツのGDPは日本に次ぐ4位、しかもユーロ高と円安が相まって今年来年は日本を超えるのではないか?と言われる程
そのドイツが国防費2%は大変な事だと思うよ?
ユーロ高ですか?いつユーロ高になるのかわかるならぜひ教えてください
基金が1000億ユーロで5年分だから、年200億ユーロ計算で
本体が501億ユーロ、合計701億ユーロで2%超えないんだが、どんなドイツ式計算なのか、、
ユーロドルがもう少しで1ドル1ユーロ行きそうですからね
高値だった1年半前が1ユーロ1.2ドルぐらいなので2割ほど下げてることになります