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トルコ、バイラクタルTB3を搭載する強襲揚陸艦アナドルの新イメージを公開

トルコ国防産業庁は先月末、開発に取り組む国産兵器をアピールする動画の中でバイラクタルTB3を搭載する強襲揚陸艦アナドルの新しいイメージを公開した。

参考:T.C. Cumhurbaşkanlığı Savunma Sanayii Başkanlığı

TB3と強襲揚陸艦の組み合わせがトルコ海軍に何をもたらすのか世界中の海軍関係者が注目しているだろう

トルコはS-400導入によってF-35プログラムから追放されF-35Bに対応した強襲揚陸艦アナドルの新しい運用方法を模索した結果、無人戦闘航空機(UCAV)の分野で大成功を収めたバイラクタルTB2を艦載機化して無人機を運用するプラットホームにすることを決定、すでにBaykarではTB2の艦載機版「バイラクタルTB3」の開発が進んでおり年内に初飛行が予定されている。

TB3はTB2の機体デザインを踏襲しているものの機体サイズは大型化(最大離陸重量はTB2の約2倍強でMQ-1以上)しており、主翼は折りたたみ式機構を採用するなど大きな変更が加えられているが、強襲揚陸艦アナドルも固定翼の無人機を運用するため艦首に巻取り式ケーブルの加速力を利用する発艦支援装置を新たに搭載し、トルコ国防産業庁が公開した強襲揚陸艦アナドルは飛行甲板に30機以上のTB3が所狭しと駐機されいるので中々壮観だ。

動画の前半に登場する強襲揚陸艦アナドルとTB3のイメージは昨年のものだが、中盤に登場するイメージは初めて公開されたもので飛行甲板後部が拡張されているのが興味深い。

出典:T.C. Cumhurbaşkanlığı Savunma Sanayii Başkanlığı

因みに強襲揚陸艦アナドルはTB3を最大80機搭載可能で、同艦へのTB3着艦にはアレスティングワイヤーは必要なく同機の制動装置だけで停止できるためバリケードネットも要らないとBaykarは言及している。

世界初の無人機運用プラットホームが本当に実用化されるのか?TB3と強襲揚陸艦の組み合わせがトルコ海軍に何をもたらすのか?世界中の海軍関係者が注目しているだろう。

関連記事:トルコ、強襲揚陸艦で運用するバイラクタルTB3が間もなく飛行テストを開始

 

※アイキャッチ画像の出典:T.C. Cumhurbaşkanlığı Savunma Sanayii Başkanlığı

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コメント

    • 2022年 2月 04日

    日本がトルコと無人機分野で協力するなら今しかないと思う
    今ならまだ金目当てで話を聞いてもらえるけど
    これ以上離されたらもう相手にされなくなるよ

    25
      • 匿名
      • 2022年 2月 04日

      日本にバイラクタルTB2は必要ないのでは。

      2
        • G
        • 2022年 2月 04日

        この本土防衛には使えないものの、艦載機verとその運用艦ですとまだ規模が小さい水陸機動団の補助戦力とするには都合が良いように思えますね
        なにせたとえかがの改修、または新造でF-35B運用艦を用意して航空戦力としても水陸機動団には上陸援護のための航空戦力が不足していますし

        14
          • 匿名
          • 2022年 2月 04日

          正規戦を志向する日本に、無人機版COIN機といえるバイラクタルTB3が役に立てるのかというと、どうにも怪しいような気がするんですよね。

          敵A2ADに対抗する上で生存性の向上は必須ですが、空は技術格差が戦力差として如実に現れ、生存すら危ぶまれる廉価な非ステルス機は選択肢として考え難いと思います。 
          余談ですが米空軍のF-15EX導入に関して、同様の観点から批判する声もあります。

          また、敵の電子戦による接続の寸断は目下の課題でしょう。

          さらに敵の強力な防空兵器によって活動も制約されるでしょうし。

          9
            • G
            • 2022年 2月 04日

            上記のは現在水陸機動団が運用可能とされる予想F-35B数はごく少数であり、日本の離島に侵攻する可能性のある仮想敵国の航空戦力はそれをはるかに上回っていますので、F-35Bだけでは上陸援護どころか制空権をとることさえ難しいのでF-35Bや戦闘ヘリの代わりの上陸援護を考えたものです

            それに生存性に関してもTB3艦載機verとその運用艦を組み込んだ場合、その分有人機のF-35Bへの敵攻撃確率が減るだけでなく、敵の空対空・地対空兵器を大量に消耗させることができるため、F-35Bの生存性が上昇します
            つまりF-15EXとは異なり無人機かつ比較的安価なため、F-35Bの盾として効果を発揮できるのでしたら、それはそれでむしろ望むところかと

            16
              • 匿名
              • 2022年 2月 04日

              バイラクタルTB3ってばんばん撃墜されるのを許容できるほど安いのでしょうか?

              敵がバイラクタルTB3を撃墜するのに使う対空ミサイルの方が安いのでは意味がないと思います。

              個人的には、バイラクタルTB3のようなタイプの無人機よりも、IAI ハーピーNGのような安くて損失も許容できる徘徊型兵器を多数ばらまいて、敵防空網に負荷をかけたりするなどの方法の方が良いと思います。

              3
                • Kenny
                • 2022年 2月 05日

                ハーピー/ハロップ系の自爆ドローンはまともに買うと安くない(数百万$)ので、防空網に負荷をかけるほど安いならさらに小型になる。それならTB-2から撒いても良い。

                3
                  • 匿名
                  • 2022年 2月 05日

                  >ハーピー/ハロップ系の自爆ドローンはまともに買うと安くない(数百万$)

                  この情報のソース記事のリンクを貼ってください。

                  基本は使い捨ての徘徊型兵器がそんなに高価だとは、正直信じがたいです。

                  >それならTB-2から撒いても良い。

                  『バイラクタルTB2の場合は車両サイズの地上通信システムと最大150kmの通信伝送を可能とします。ただし150km先で地平線の陰に隠れないように見通し線を余裕をもって確保するには機体は少なくとも高度2000m前後を確保する必要があるので、低い高度を隠れて飛ぶような真似はできません。

                   LOS通信である限りは遠距離になるにつれてより高い高度を確保することが要求されるので、飛行が大きく制限されてしまいます。』

                  リンクより引用。

                  上の引用文の通り、バイラクタルTB2の通信距離は短いので、日本が航空優勢を確保できていない状況下では、通信システムを撃破されてしまう可能性があり、死人が出ないという無人機のメリットは消えます。
                  それどころか、通信システムは有人航空機に比べて当然ながら退避速度なども遅いですから、かえって危険だと思います。

                  バイラクタルTB2は、航空優勢を確保した状況下において、初めて効果的に能力が発揮される兵器だと思いますよ。

                  あと、敵の電子戦による接続の寸断は目下の課題でしょう。

                  その点、敵の使用するレーダー波をパッシブセンサーで探知して突入する自爆ドローンは、敵の電子戦によって通信の接続が寸断されても、影響は少ないですし、存在そのものが敵防空網に負荷を与えますので、バイラクタルTB2のようなタイプの無人機よりも有用性があると考えます。

                  1
                    • Kenny
                    • 2022年 2月 06日

                    > 基本は使い捨ての徘徊型兵器がそんなに高価だとは、正直信じがたいです。

                    ミサイルだって使い捨てだが、AMRAAM買えば百万$するもんだしなあ。
                    最初期、インドが導入したときは“ 10 Harops in a $100 million contract”と言われていた。まあ初期費用が入っているので、実際の機体コストは数分の一だろうが。
                    リンク
                    もちろん作った方がずっと安いので中国や台湾はコピーしてる。有効性は疑い無いが、TB-3と機能は全く違うし、そこまで安くも無い。

                    > バイラクタルTB2は、航空優勢を確保した状況下において、初めて効果的に能力が発揮される兵器だと思いますよ。

                    そりゃ敵戦闘機の脅威下では効果的には運用出来ない。ただTB-3の運用環境で、それが問題になる?電子戦も旧式とはいえそれなりにSAMも用意していたアルメニア相手でも、十分に対策して運用は可能だった。
                    トルコ海軍がリビアやキプロス沿岸を監視するのに、問題ある?

                • バーナーキング
                • 2022年 2月 05日

                > 敵がバイラクタルTB3を撃墜するのに使う対空ミサイルの方が安いのでは意味がない

                その理屈はおかしいでしょ。
                AAMより安い有人機なんかないし、ATMより安い戦車もないし、おそらく弾道弾より安い都市もないよ。

                7
    • 無無
    • 2022年 2月 04日

    単艦のみならず、今後の艦隊編成をみないとわかんないけど、ギリシャとのいさかいのみならず地中海全域、とくに北アフリカに影響を及ぼす存在になりそうですね。
    強襲揚陸艦というよりも、地上支援空母という概念のほうが適切かも知れない

    9
      • TB3
      • 2022年 2月 04日

      トルコ海軍には、艦隊防空を担う艦船があるのだろうか?

      ギリシャ軍からの対艦攻撃を防ぐ能力があれば良いんだけど。

      8
        •  
        • 2022年 2月 04日

        ギリシャ相手なら普通に本土からTFX(仮)とか飛ばすんじゃないんです
        地上攻撃はバイラクタルTB3にまかせて

        4
        • 無印
        • 2022年 2月 04日

        TF-2000と言う艦隊防空艦を計画中だよ

        2
      • A
      • 2022年 2月 04日

      北の方角も物騒となっていますから。

        • 無無
        • 2022年 2月 04日

        あまり北側に近づくと迎撃不能のミサイルが襲ってくるから
        黒海には手を出さないほうがトルコには無難

    • 戦略眼
    • 2022年 2月 04日

    韓国は、アナドルを購入すれば直ぐにF-35Bの海上運用能力が手に入るのに、現実的な対応はしないんだな。

    4
      • 幽霊
      • 2022年 2月 04日

      建造能力が有るなら自前で作ろうとするのは当たり前では?

      19
        • 戦略眼
        • 2022年 2月 04日

        ノウハウがないから、イギリスやイタリアに技術提供を求めているのでは?
        急いではいないのでしょうね。
        それよりもF-35Bが手に入るかどうか。

        3
          • 幽霊
          • 2022年 2月 04日

          そりゃ作った事が無いのでノウハウはないでしょう。
          私が言っているのは船を作る能力です。

          10
          • うみ
          • 2022年 2月 05日

          必要か不要かで言えば完全に不要ですもんね。
          まあ国威高揚と支持率上昇の材料になれれば御の字なんでしょう。

      • popp
      • 2022年 2月 04日

      空母造るぞって言ってるそばでこんなでかい買い物したら、政権への突き上げが凄そう

    •  
    • 2022年 2月 04日

    単独でどうこうする戦力では元々ないとは思いますけど、無人機の数からいって別途の航空支援ありならかなりの打撃力はありそう。
    単艦で80機運用できるなら敵の戦闘機のミサイルのほうが足りなくなりそうだし。

    16
      • 2022年 2月 05日

      TB3のような遠隔操作型の無人機の場合、帯域の問題で敵の戦闘機のミサイルを上回るほどの数は同時運用できないのでは
      80機という搭載数には驚かされますが、その数は損耗用の気がしますね

      1
    • 水メロン
    • 2022年 2月 04日

    TBなので、主任務は装甲車の撃破。

    海上から支援する場合、(水平線がレーダーの邪魔になる)沖合30kmから、適当に飛び立って、現地で地上の装甲車両を自力捜索して破壊。

    昔ながらの艦砲射撃(5インチ砲の榴弾バラまき)と併用すると、人間と装甲車の両方に出血を強いるので、なかなか厄介。

    3
      • 名無し
      • 2022年 2月 04日

      日本はUUVや無人哨戒ヘリを行う無人母艦を作るつもりのようだね

    •  
    • 2022年 2月 04日

    ただ政治的に「空母保有国」になりたいだけとしか思えない
    そりゃ無人機は重要ですが、まだ有人機との代替など不可能だから、
    主要国は全部、有人機の開発に取り組んでる訳で

    どこを対象としてるんでしょうか?
    ロシアは論外。ギリシャも戦力が意外に揃ってるので無理
    シリア? クルド勢力? 地続きだから普通に陸・空軍での対応の方が良いのでは?
    以上から「空母保有国」になりたいだけの政策としか思えません

    8
      • 黒丸
      • 2022年 2月 04日

      リビア西部を支配している、国民統一政府の支援じゃないかな。

      トルコ軍との衝突は不回避? エジプトがリビア内戦に正規軍投入を予告
      リンク
      トルコの本格介入で流れが変わったリビア情勢
      リンク

      3
      • Kenny
      • 2022年 2月 04日

      一番の対象はキプロスや北アフリカなんかの、地中海東部周辺じゃないの?
      難民対策や限定的な紛争介入にUAVは恐ろしく有用な様で、リビア介入でも多数のTB-2の運用が確認されている。地上の支援が必要なく、船を差し向ければ継続的に監視と攻撃が可能になる、これは便利だ。

      12
      • ブルーピーコック
      • 2022年 2月 04日

      攻撃目標はギリシャのクレタ島などの島々などでは。
      あと、あの辺は大きな地震が起きるので、多くの物資やヘリを運べるこのような艦があれば役立つかと。準同型艦のキャンベラもトンガに派遣されていますし。

        • ブルーピーコック
        • 2022年 2月 04日

        失礼。準同型艦ではなく同系統の書くべきでした

      • 無無
      • 2022年 2月 04日

      政治的理由があるなら立派な理由ですよ、フランスもイギリスもそれだもん、見栄と他国の真似だけで欲しがってるだけのレベルとは雲泥の差(笑)
      エルドアンがウクライナ訪問してるそうですね、トルコが周辺国に軍事的政治的影響力を狙っている以上、空母のような存在もまた必要でしょう

      • もり
      • 2022年 2月 04日

      なにそれ
      わーくにへのカウンターパンチは止めてくれ〜😭

      4
        •  
        • 2022年 2月 04日

        >もり
        全然、状況も対応も違うな

        10
          • もり
          • 2022年 2月 04日

          あら、本質的に何も分かってない感じか

          1
        • tyui
        • 2022年 2月 04日

        そういう煽りはやめて

        2
    • トーリスガーリン
    • 2022年 2月 04日

    単独で航空優勢は確保できず、基本的には対地攻撃任務が主軸なわけだから航空機によるエスコートが別途必要
    航空機母艦というより攻撃ヘリ空母的に捉えた方が理解しやすいか

    15
      • うみ
      • 2022年 2月 05日

      米軍が強襲揚陸艦にハリアーやF-35Bを詰んでるのと同じって感じですね。
      それの空の部分だけでも自動化されるのは大きいな。

      1
    • もり
    • 2022年 2月 04日

    結果によっては後世に名を残す艦艇になるかも知れんな
    ドレッドノート然り、ハーミーズ然り

    11
    • 無題
    • 2022年 2月 04日

    正面衝突だけが戦争じゃないからこういう対地支援に振った空母もアリだな

    7
    • ブルーピーコック
    • 2022年 2月 04日

    大量に発艦した後の管制や、着艦後の作業で大変そうだな。
    F-35の代わりにはならないだろうけど、揚陸作戦にはTB3の方が向いてそうではある。露払いの攻撃で犠牲が出ないのはアドバンテージだし。
    ただ、以前の記事にもあったけど、バイラクタルTB3の価格次第では「落ちてもいいけど、使い捨てるには惜しい」存在になってしまうだろうから、その辺は気になる。

    6
      • 成層圏
      • 2022年 2月 04日

      落とされてもいい囮とか、飽和攻撃の補助とか、使い方によっては役に立つかも。
      巡航ミサイルや長距離対艦ミサイルの的になってくれれば、コスパいいのかも。(値段によるけど)

      海自も試しに数十機導入してみては?ひゅうが型でもギリ搭載できそうだしね。

      2
    •  
    • 2022年 2月 04日

    強襲揚陸艦まで作って無人機から攻撃するより、
    普通に地上からの航空機とか攻撃能力を強化する方がコスパも打撃力も良いとしか思えません

    2
    •  
    • 2022年 2月 04日

    いやいや、強襲揚陸艦なんて安くは無い
    その予算で航空戦力かミサイルを強化した方が、遥かに財政的にも軍事的にも論理的だろうに

    2
      • ザコ
      • 2022年 2月 04日

      そもそも当初はF-35B載せる予定が売ってもらえなくなったので無人機運用の為に作ったわけではないでしょう(構想はあったとは思いますが)

      またミサイルの方が揚陸艦より効率が〜というのも用途が違い過ぎて比較にならないと思いますね。最近の揚陸艦は災害救助なんかにも使われてますし。

      8
        • バーナーキング
        • 2022年 2月 04日

        そう、この「ミサイルの方が〜」論、あちこちでよく出てくるけど全く意味を感じないんだよね。出来ることが全然違うだろうと。
        「エアコンよりコタツの方が安上がり」と言ってる様なもんだよね。

        10
    • Kenny
    • 2022年 2月 04日

    強襲揚陸艦自体はトルコ海軍がMOOTWを含めたグローバルな(言うても地中海や黒海だけど)展開の為にも必要としていたわけで、別にドクトリン上は無人機無しでも購入していたはず。ウェルドックもヘリの運用機能もあるのだから、別に無人機で爆弾落とすだけが仕事ではない。
    肝心のF-35Bが手に入らない以上、外国の意向に左右されない無人機は良い選択だろうし、ミサイルや地上からの航空機をいくら強化しても継続的な空からの目を提供する機能は無い。

    5
      •  
      • 2022年 2月 04日

      現在の軍事動向で言うと、別にF-35でなくても無人機より有人機やミサイルの方がずっと有力です

      1
        • バーナーキング
        • 2022年 2月 04日

        「コストまで考慮した継続監視能力」で無人機に勝る有人機やミサイルなんて聞いた事ないけど。

        8
          •  
          • 2022年 2月 04日

          効かなければゼロです。ゲリラ勢力相手なら効率が良いと思います
          それなりに戦力が揃ったまともな国家相手ならゼロになります

          ゼロ効果の兵器はコスパゼロなんですよ

            • バーナーキング
            • 2022年 2月 06日

            「継続監視」が「効かない」とは???
            しかも無人機の監視では効かなくて有人機なら有効、ってどういう状況?

        • 雑魚
        • 2022年 2月 04日

        申し訳ないけどコメントがどれも具体的なさすぎて何が言いたいのかサッパリなんですよね…

        7
    •  
    • 2022年 2月 04日

    ミサイルとコタツを比べる方がよっぽどおかしいわな
    正気を保つのは大事

      • バーナーキング
      • 2022年 2月 06日

      比べてないでしょ。
      正気を保ちましょう。

      2
    • 2022年 2月 04日

    対抗上、ギリシアが山ほど大艦ミサイルを買い込みそうな気がするな

    • 匿名11号
    • 2022年 2月 05日

    「80機以上の無人機を戦場に展開する海上プラットホームが有効か」以前に、
    「アナドルが80機以上の無人機を戦場に展開する海上プラットホームとして成立するか」が問題になると思うんだが。

    イメージ図からみると、ちょっと着艦の方向がずれると並んで待機中の無人機に突っ込んで、飛行甲板上が火の海になりそうだ。また、固定翼のTB3だと発進はできても、まとまった数で戻ってきた場合に対応できそうにない。

    無人機母艦はロマンだけども、アナドルでは現実的には数機の運用(下手すれば2、3機)、予備機含めてもせいぜい20機程度の搭載が精一杯じゃないかねえ。

    1
      • バーナーキング
      • 2022年 2月 06日

      アングルドデッキもなし、ワイヤーもネットもなし、ではどうにもドンガラガッシャンしそうだよねぇ。
      まあ有人の非STOVL機と比べたら着艦速度が大幅に遅いし滞空時間も長いし乗員の疲労もないし甲板員も少ないだろうから外野が思うほどリスクは高くも大きくもないのかもしらんけど、
      あくまでSTOVL空母の流用運用案でしかないんだろうね。

      2
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