ウクライナのレズニコフ国防相は「戦闘機連合の基本モデルはF-16だが、タイフーンやグリペンも加われば役に立つだろう。英国とドイツが協力してタイフーン提供を決断すれば重要な一歩になる」と述べ、英国が最も恐れていた部分に踏み込んできた。
参考:ENTRETIEN. Guerre en Ukraine : Kiev évoque « une percée possible cet été »
レズニコフ国防相の言及で英国は機体提供の立場に連れ戻された格好だ
ウクライナのレズニコフ国防相は「国際的な戦車連合の基本モデルはレオパルト2だがエイブラムスやチャンジャー2もある。これと同じように戦闘機連合の基本モデルはF-16だが、タイフーンやグリペンも加われば役に立つだろう。英国とドイツが協力してタイフーン提供を決断すれば重要な一歩になる」と述べ、英国が最も恐れていた部分に踏み込んできた。
ウクライナが希望しているのは「西側製戦闘機」であって「F-16」である必要はなく、もしF-16の入手が難しいなら「ラファールやグリペンでもいい」とウクライナ空軍は述べていたが、英国は提供機種はF-16に限定することで「誰が機体を提供するのか」という問題から逃れようとしており、F-16を保有していない英国は機体提供の立場になく「タイフーンを提供する気はない」と断言している。
バイデン大統領は「F-16を含む第4世代戦闘機でウクライナ人パイロットを訓練する同盟国の取り組みを米国が支援する」と表明したが、敢えて「F-16を含む第4世代戦闘機」と述べてF-16に限定した戦闘機連合のあり方を否定しており、戦車連合の時とは逆で「欧州もタイフーンやグリペンを出せ」と言いたいのだろう。
レズニコフ国防相が英国とドイツが協力してタイフーンを提供することに言及したため、英国は機体提供の立場に連れ戻された格好だが、レズニコフ国防相はウクライナが必要とする戦闘機に数について「120機」と述べており、この数字は従来要求の3倍に相当する。
因みにレズニコフ国防相はオーストラリアに戦車連合へ加わることを要請、ゼレンスキー大統領も韓国メディアのインタビューに応じ「防空システムは殺傷兵器ではなく純粋な防御兵器だ。韓国がこの分野で我々を支援してくれることを切に願う」と訴えている。
関連記事:バイデン大統領、G7でウクライナ人パイロットの訓練を支援すると表明
関連記事:バイデン政権、NATO加盟国にF-16のウクライナ移転を許可すると伝達
関連記事:英国、ウクライナ人パイロットに対する西側製戦闘機の訓練を夏に開始
※アイキャッチ画像の出典:Copyright Eurofighter
ドイツ、イギリスは、トランシェ1が余っていると言ってたからな。
日本にも購入枠を引き取ってくれと言っていたような。
韓国も防空システムなら出せるのか。
駄目だ、日本は取り残されている。
日本もM270、M110A2、FH-70くらい上げても良いじゃないか。
油圧ショベルタイプの地雷処理車
アタッチメントを交換すれば建機として使用可
地雷処理車は、大事だと思う。
正直、FH-70等を送ってもドローンにやられるだけかもしれない。
しかし、ロシアにやる時はヤルと言う意思表示をしないと、外交交渉も出来ない。
別にあげなくても良いのでは?日本人は勿論向こうもそれは理解しているし文句もさして着けられていませんし
戦場でも職場でも最も脅威なのは無能な味方です
そして無能は常に出来ない理由を声高に叫ぶものです
集団のリーダーが評価するのは提供される価値・能力であり、提供しない言い訳では無いのです
韓国も防空システムなら出せるのかからの日本は攻撃兵器を出せって流れに違和感感じるわ。そこは防空システムなり後方支援車両だろうに。
韓国の場合は殺傷兵器は出せないと大統領が既に言っているからでは。なら防空兵器は殺傷兵器ではないので出せるでしょうと。
日本の場合は殺傷兵器を一切提供しないと岸田首相が直々に明言してないので、大砲でも戦車でも送れる可能性がある。例の三原則も今は改正されて法律的にも大丈夫だし。
今まで日本がウクライナ政府に殺傷兵器を提供しないことでやり玉に挙げられてないのは、ウクライナ側から自発的に軍事関係に敏感な日本に配慮してくれているからだろう。しかしそれに甘えていては国として、国際的なリーダーシップも何も無い。
バスに乗り遅れるなー
あわてて行先の違うバスに乗ってしまうのだが
そこにホークも追加で。
ゼレンスキー大統領も純粋に防御兵器だって言ってるしこの言い分だと日本にもチラチラ視線を送ってるようにも見える。
という訳で代わりに中SAM改の調達スピードを上げてくれんか…。
なんだったら初期に調達された無印の中SAMも配備されて20年近いしこれも中SAMに更新されたりしないかな…。
ホントにコレ。
国産装備で更新中の退役予定装備を必要とされて提供できる、なんてチャンスは中々ないと思うんだけどねぇ。
元々必要な調達で自国の防衛力を強化しつつ国内防衛産業に適正に金を落とし西側陣営の安全保障に貢献、の一石三鳥。
国内のうるせーのが騒ぐなら「キーウ以西にしか配備しない」みたいな条件つけてもいいし。
最終的には出すしかないですが
全機種合わせても12機がせいぜいでしょう
しかし、それでも今のウクライナには大きな戦力だと思います
もうロシアンルーレットでもやって当たった国が供与してやれよ、レオ2みたいなダチョウ倶楽部コントをまた繰り返すのか
ロシア相手にロシアンルーレットとは皮肉効いてるやないか笑
ただ、どんどん深みに巻き込みたいだけなのでしょう。
それでロシアの足を止められるわけでもないのに要求ばかりエスカレートしている。キリがない。
どう運用するつもりなのか実現性のある話もしていません。
戦闘機は訓練に戦車とは桁違いの時間がかかるし、今はまだ大丈夫でも早めに要求はしておかないと本当に必要になったときに間に合わないと思う。
現状まだ防空システムと最低限の航空戦力は残っているが、それが完全に尽きてからでは本当に遅い。
真面目な話、
ウクライナ側に継戦能力が尽きてこの先は勝ち目がどんどん無くなるばかりなので、
何とか少しでも旗色を明白にさせて「無理やりにでもNATO軍を引きずり込む全面戦争」にしないと、もう政権が持たない。
という事の表れだと思います。
イギリスは真っ先に戦車やストームシャドウを与えた国
戦闘機はそれだけ高価なのだろう
トランシェ1なら余ってるかもしれんけど役に立つかと言うと
へたするとダミーのコンクリだろうしね。
部品が足りない気もするけど、制空権確保には、使えそう。
スクラップにされるならすぐ使い潰されても恩とツテを売った方が良い気がしますがね
ウクライナも踏み絵をするのが上手いですわ……
こうやって「本気で助けてくれる気が有るのか」と揺さぶる事で、最終的には欧米による武器の供与合戦に持ち込もうとする腹なのでしょうね
実際、SAMや戦車もこんな感じで供与数を増やして行っていますし
誇張なく国家存亡の危機にある
必死なのだろう
上手いとは思わんな、やってる事ってアメリカの威を借りたタカだし
外交とはバランスだからな、アメリカ一強になれば今度は搾取だよ
元から民主主義陣営で最大の軍事力を持ったアメリカが動かなければ誰も救えない世界よ。
というかこのタイフーンについては正にバランスでは?アメリカ製のF-16だけではなく、タイフーンやラファール、グリペンなど幅広い国にお願いすることでアメリカ頼りにならずかなりバランスが良いと思うぞ。
なんか、だんだんあつかましくなってきたな。
まあそれでも人命を賭けてウクライナは戦っているので、ロシアのみが主敵のヨーロッパ的にはなんだかんだ支援を継続するのではないでしょうか。
現代ヨーロッパ諸国が、自国民十万人からの死者が出る戦争に耐えられるとは思えないので、代わりにロシアと張り合ってくれるウクライナはありがたい事でしょう。
問題は、中国こそが主敵の我が日本にとって、ヨーロッパがウクライナへの武器支援で消耗されると、万が一中国との開戦に至った場合、日本が支援不足で困る事ですが…
むしろ世界的に装備・生産体制・法律の見直しをする機会を与えてくれたやん
日本なんか
いざ中国の日本解放作戦が発動したら
この度の欧州危機で何一つ軍事支援してないのに
何百億ドル何千億ドルもの軍事支援クレクレする必要あるんだから
厚かましいもくそもないだろ
日本がその状況になったら少なくとも代価は基本的に日本が支払うだろうし(文字通りの存立危機事態に当たって400兆の対外純資産を出し惜しんでる場合じゃなかろう)、できる支援はそれなりにしてる(まだまだ足りないしせめて防衛装備である対空ミサイルくらいは支援して欲しいとは思うがそれとこれとは別問題)。
ウクライナがあつかましいかどうかはさておき、中国の侵攻(解放なんぞでは断じてない)に際しての支援要請が「あつかましいクレクレ」と呼ばれるシロモノになるとは思えないけどな。
専制主義国家による国際秩序破壊の危機をウクライナが身を犠牲にして一国で引き受けてるのに、むしろ他のNATO諸国としては全力で支援しない方がありえない。ウクライナを支援することで軍縮を重ねて貧弱な軍隊しか持たない自国を守れるんだから。
同じ事やってるイスラエルとかは放置の癖に
出したり引っ込めたり書き換えたりと一部の国家が都合よく振りかざしているだけのマイルールを国際秩序とか臆面も無く言っちゃうのには草不可避
f16だけでなくタイフーンもですか。どちらかもしくはどちらもなるべく早く運用出来るといいですね。防空システムなら日本も渡せそうですが日本もやばい国に囲まれて充分とは言えませんからどうでしょうか。
ついにエリア88が現実になる時が来たか
ちょっと前なら日本もファントム爺さんあったんだけどな
こんなエリア88みたいな調達をして兵站は大丈夫なのかな?ウクライナにはマッコイ爺さんがいるのかな?
天弓/天弓2ってS-400ベースだと思ったけれど、供与なんてできるのですかね?
まー今から合意したとして、実戦に投入できるのは2〜3年後だろうな
何年でも継続的に戦うことの意思表示だろうか
韓国の軽戦闘機はどうだろう?
韓国としては運用データと実績が欲しいだろうが、さすがにロシア軍相手では厳しいか
イギリスは対空戦闘全ぶりのトランシェ1ブロック5未満が要らないっていっているんだから、AIM-120とミーティア運用出来るなら今のウクライナにとってかなりプラスだろうね、
ウクライナは費用対効果が悪いアップグレードして渡せなんて口が裂けても言える立場じゃ無いだろうし、どうせマルチロール性能無くて要らない子扱いされている機体あるなら流せるだろうって思っていそう。
ロシア上空の爆撃機を狙えるようなミサイル、西側には無いんですかねー
地上・水上・水中・空中から撃たれてる現状、少しはマシにしたい
フランスでは2022年を持ってミラージュ2000Cがラファールの導入で全機が退役した。マクロン大統領、ご決断を!
ゼレンスキー大統領の広島サミット参加の為の政府専用機の確保に続き、ミラージュのウクライナ提供へと踏み込めば国際世論とフランス国民も見方を変えるかも知れません。改修が必要ですがハードポイントの強度からイギリスの提供するストームシャドーも運用可能です。
多分、戦闘機が消耗してきたのでは。
ストームシャドウを運用できるのはSu24だけだそうなので、
この問題と併せて、航空機不足を解消したいのでは。
ひっくり返すと、現状で進むならば、最低限、
Mig29とSu24を供給しないといけないのでは。
もちろん、長射程AAMとストームシャドウの両方が運用できる
西側戦闘機が供給できればさらに良いのですが。
ただし、AEW機と電子戦機も同時に必要と思います。
別の記事で面白いものを読みました。
AEWレーダーを吊るした無人飛行船があるとのこと。
素直な(?)質問を一つ。
Mig29は、1,500ℓの増槽を携行できたはず。
ケロシンの比重を0.8とすれば、
ケロシンだけで1,200kgになるはず。
増槽の外殻を合わせれば、ストームシャドウと
重さはほぼ変わらないように思えます。
Mig29でストームシャドウは運搬できないのかな。
ただし、1発/機となるようだけれど。
そのハードポイントはランチャーはつけられなくて増加タンク専用のようです。
なるほどです。
ありがとうございます。
F-16AM(block50相当)、ユーロファイター、をウクライナに提供するという妄想までは出来た?
これは義勇軍(軍事会社)でやるしかないのかも?
ユーロファイター
リンク
リンク
F-16
リンク
F-22対SUー57
リンク
ユーロファイターすげー、カナード翼ついてる!懐かしい!
ストーム・シャドウを運用するSu-24がダメージを受けた、という記事が出たところなので、EUへの踏み絵的な意味合いと「タイフーン、ラファール、グリペン(?)のようにストーム・シャドウを機能統合した第4/4.5世代の機体を提供して欲しい」というメッセージにも見えますね。
※ グリペンに統合されてるのかはちょっと怪しいです
ストーム・シャドウ統合済みでも、ほとんどが退役したミラージュ2000やトーネードを持ってくるのはエリア88の外人部隊とマッコイじいさんをセットで持ってこないと無理でしょう