韓国の電子戦機開発やKF-Xに関する話題や、韓国メディアによる韓国空軍のF-15Kアップグレードに関する興味い指摘をまとめてどうぞ
韓国の電子戦機開発は前途多難、やはりEA-18Gを輸入する方向で決着か?
韓国軍の関係者は27日、2031年までに2兆5,000億ウォン(約2,300億円)の費用を投じて米国製「EA-18G グラウラー」並の能力を備えた電子戦機を国内開発する方針だと明らかにしたが、開発を主導する国防科学研究所と運用当事者の空軍とで意見が異なり、さらに韓国が開発を行うジャミング方式の有効性に疑問が生じており海外からの導入を検討すべきだと指摘されている。

出典:Public Domain EA-18Gグラウラー
国防科学研究所は機体容量に余裕のある戦術輸送機「C-130」をベースに開発を行うことを主張しているが、空軍は速度と高度性能に優れるビジネスジェット機ベースで開発を行うことを主張しており、電子戦機のプラットフォームで意見が分かれている状況だが、そもそも韓国が開発しようとしているジャミングの方式はスタンドオフ・ジャミングと呼ばれるノイズジャミングの一種で山岳地帯の朝鮮半島で有効に作用するのか疑問の声が挙がっている。
そのため2兆5,000億ウォンの費用で米国から実績のあるEA-18G グラウラーを調達したほうがリスクが少ないという意見が出ており、本当に国産の電子戦機を開発するのか不透明な状況だ。
韓国に戻ってきたインドネシア人技術者、ひとまずKF-X開発からのインドネシア離脱は回避
インドネシアは今年3月、次世代戦闘機「KF-X」の開発のため韓国航空宇宙産業に派遣していたインドネシア人技術者114人を新型コロナウイルスの影響から守るため一時帰国させたのだが、感染拡大が落ち着いた6月に入っても韓国に戻ってこないため、開発費支払い停止問題と合わせてインドネシアがKF-X開発計画からの離脱するのではないかという懸念が強まっていたが、7月に入って韓国航空宇宙産業に復帰を果たしたらしい。
そのため韓国メディアは、KF-Xの開発や来年に予定されているKF-X試作1号機の出荷スケジュールに遅れは発生しないと報じている。

出典:KAIが公開したYouTube動画のスクリーンショット
ただ2018年から停止されているKF-X開発分担金の支払いについては、今だに両国政府間で「協議中」とだけ繰り返し発表されるだけで何の進展もなく、本当にインドネシアは韓国と一緒にKF-Xを開発する意思があるのか疑問視する声が多い。
特にインドネシアが負担する開発費の支払いは口約束(政府間の覚書(MOU)のみ)に近く、支払い義務の不履行に対する保険(担保)が未設定のため韓国側には未払いの開発費回収手段がないというのが正直なところで、インドネシア側に繰り返し「開発費を支払って欲しい」と催促するしか手がないのだ。さらに言えば現政権のムン・ジェイン大統領が進める経済政策「新南方政策」においてインドネシアは最重要国と位置づけられており、潜水艦(受注済)や国産訓練機の輸出推進なども控えているため強行に支払いを催促することも出来ないというジレンマに陥っている。
どちらにしても韓国側にすれば、このまま韓国に帰ってこないと不安視されていたインドネシア人技術者が無事戻ってきたので安堵しているはずだ。
参考:인니 PTDI 기술진 ‘KF-X’ 복귀 하는데…분담금은 ‘깜깜이’
抜け目のない韓国、F-15Kのアップグレード費用を安くあげるには今がチャンス
韓国メディアは米空軍が正式にF-15EXをボーイングに発注したため、韓国空軍のF-15Kのアップグレード費用が割安になるチャンスだと報じている。

出典:Public Domain 韓国空軍のF-15K
韓国は2005年からF-15Eベースの韓国空軍仕様F-15Kを40機導入したが、これまで1度も改修することなく運用を続けてきたため相対的にアビオニクスの性能が旧式化していたが隣国の日本が保有しているF-15Jよりも新しいため大規模なアップグレードに踏み切れないでいたが、日本が旧式化したF-15J(J-MSIP改修のみ)をF-15EX並にアップグレードすることを決定したため「韓国もF-15Kのアップグレードを行わなければならない」と指摘されるようになった。
そんな状況で米空軍が正式にF-15EXをボーイングに発注、少なくとも144機(最大で200機)程度を導入すると予測されており、日本が発注した98機分の「Japanese Super Interceptor(JSI)」パッケージと合わせると、AN/APG-82(V)1やAdvanced Display Core Processor II (ADCP II)Mission System Computerなど韓国のF-15Kのアップグレードにも必要になってくる関連機器が大量に製造されるため価格が割安になると韓国は予測している。

出典:ボーイング F-15EX
要するに今直ぐにF-15Kのアップグレードに必要なレーダーや電子機器を米国にFMS(対外有償軍事援助)方式で発注すれば、米空軍が自国向けのF-15EXや日本から受注したJSI分と合わせてボーイングに発注するため、韓国単独で発注するよりも価格が下がるためアップグレード費用が節約できるという寸法だ。
以上のような理由から、韓国メディアはF-15Kのアップグレードを発注するなら今しかないと主張している。
日本人からすれば、こういう部分に関して「狡賢い」と感じるかもしれないが、韓国は防衛装備品輸出が盛んなので兵器調達の費用が何に左右されるのか良く理解しているからこその発想で、こういった視点の指摘は日本のマスコミ報道ではまず見かけることがない。
因みに韓国が仮にF-15Kのアップグレードを発注すれば、日本のJSIパッケージに含まれる関連機器の調達価格も下がることになるので日本にとっても悪い話ではない。ただ韓国のF-15Kアップグレードの発注が日米の発注時期に間に合えばの話だが・・・
参考:15년 된 우리 공군 주력 F-15K, 미사일 한 발 날려보지 못하고 잿더미 될라
※アイキャッチ画像の出典:Robert Sullivan / Public domain 韓国空軍のF-15K
また願望で予定を立て、後頭部を殴られるのかな
F-15Kのアップグレードの部品発注
1、韓国の予算獲得の仕組みだと、最低での2年はかかるのでは? 2、アメリカ議会での輸出承認のリードタイムも必要
(輸出実績がない機器だと2年、あのF-16K用のレイセオンの新規のAESAレーダーなど)
あたご級(イージス艦)のSPY-1D(V)レーダーでも同じ事を言っていた。 韓国内の一部勢力の「できたら良いな」を記事にしてるだけ
まあ、韓国なんざ、どうでも良いです
単純に予算がないですからね。
新型コロコロ関連に予算を取られて、F-35の導入延期を検討しているって、米国側に協議なく一方的に通知して切れられてたし。
相手の言い値で高い買い物しても自慢にはならないから。
抜け目のないやり方は防衛省こそ考えるべき
確かにオプション満載&言い値で買ってくれる日本は上客だよね。
韓国は兵器販売経験豊富だから、その辺りはよく分かった上で上手く買い物してる?と思うけど。
何気にテョン上げとはせこい奴。
補修部品買い渋って後から稼働率落ちるのが「上手い買い物」なのか?
何が販売経験豊富だよ。
中途半端な兵器しか作れないから完成品が売れないんだろ、K2戦車とか(笑)。
バカじゃねぇの。
予備部品買わない池沼
予備部品買わない池沼
とはいえ悪名高きFMS方式だけはどこの国にも平等に適用されるから、こっちの導入価格もひくくなるんであればいい事なんではと思うけどね。
まさか企業に直接発注するなんてコトは一回やって怒られてる手前やらないとは思うけどかの国だからなぁw
韓国のやり方は正規システムをギリギリまで削る、欧州の安い相互システムに入れ替える、予備品をケチるという方法なので賢いかは一概に言えないですね
普通に買えば日本と同じくらいになるのです
ただ、ほぼ言い値で買ってくれるからこそ優遇されてる部分もあるんだよ。
F-35なんて、プログラムに参加してないのに、あんな早期に売ってくれたし。
よく言えば機を見るに敏って事だからなぁ。
ただ共食い整備が基本の韓国だから、KF-16の時の様にF-15Kも中身がボロボロで想定より費用が高くてもめるという可能性も結構ありそうな?
F16のアップデートのときは
ボロボロすぎて追加費用でもめて
発注先を変えてなかったっけ
FMS方式ではなく、担当企業と直接交渉・契約することでアップグレード費を抑えようとしたけど、
米政府がそれは駄目だと事前に警告しており、結局アップグレード費が上乗せされた。
そう、価格でBAEシステム社に依頼したけど。
余りにも中身がボロボロでお手上げだってんで生産元のLM社に話が行った。
それを韓国が詐欺だ何だって騒いで、結局どうなったか忘れた。
F-15EX発注した上で関連機材の売却狙った方が良いと思うがなー
花札が在韓米軍撤収に言及し始めた状況でアメリカから物が廉く買えると思うあたりが
確かに廉く買えるかもしれない、ただそれは過去の滞納分を払えばの話でしょw
日本をチラ見どころかガン見していくスタイル
よかったな、韓国。久々に褒められたぞw
アメリカがEA-18G グラウラーを売ってくれるの、あれは最高機密のはずだが。
NGJポットが配備されたら可能性はアルかも
F-15Kのアップグレードの話を聞いて、KDX-3とイージス艦あたご建造の際も
コレと同様の話が、いつしか日本と共同購入したとかいう与太話に化けたんだろうな、と
しかし、今ちょうどKF-16のアップグレードの最中で、F-35も購入し、T-50の製造ラインも
止められないだろうに、金も人も用意できるのかね?金だけ出して作業はボ社に任せるのか。
日本向けのF-15JSIだけでなく、カタール向けのF-15QAもAN/APG-82(V)1を搭載しているのでレーダーシステムの輸出は通りそうですが、FMSでぼったくられるのは変わらないでしょうね。
とはいえ、このタイミングで発注の意思を示さないとライン閉鎖でバカ高いのを買わされることになるので、水面下で交渉はするでしょう。
米国はEA-18G グラウラーを韓国に売ることはないでしょう。UKUSA協定締結国ならオーストラリアのように買えますね。韓国はC130がお似合いです。現状、F-16の近代化すら進んでいない、予算が不足してます。
割安ったって40機で20億ドルとかそんな金額だよね。
周りと合わせて発注するなら支払いも待ったなしだと思うけど
数年後にそんな余裕あるの?
電子戦機を戦術輸送機「C-130」をベースに開発
それアメリカは許してくれるの?契約に抵触しない?
EA-18G グラウラーを調達
F-35に電子戦モードがあるハズだがわざわざ別の機種増やすのか?
隣国の日本が保有しているF-15Jよりも新しいため大規模なアップグレードに踏み切れないでいたが
何で当時新しいF-2では無く わざわざ古いF-15と比べたの?
F-35の電子戦モードと専用機グラウラーじゃどの程度機能的性能的差があるんだろうね?
引合いの多さを鑑みてもグラウラーの性能は相当高そうに思えるし、F-35のほうはおまけ程度なんじゃないかと思うけど
その「おまけ」のレベルがかなり高くて、流石にグラウラー程ではないけど、少なくともEA-6の後継として充分(電子戦専用機レベル)な電子戦能力はあるよ
ただ、韓国が求めるエスコートジャマーとなるとグラウラーくらいしか出来ないんじゃないかな。C-130ベースのスタンドオフジャマーで我慢した方が無難だと思うけどね
スタンドオフジャマーは、「日本がEC-2を作ったから、ウリも!」のノリなんじゃないかと…