インド海軍は今年8月の就役に向けて国産空母ヴィクラントの海上試験を集中的に実施している最中だが、肝心の艦載機調達に向けて今月6日からラファールのテストを実施すると現地メディアが報じている。
参考:Navy to test Rafale-M jet for INS Vikrant
S-400問題に関連したリスクを考えるとラファール調達がインドにとって最もベターな選択肢
インド最大の日刊紙「ヒンドゥスタン・タイムズ/Hindustan Times」は1日、調達候補に挙がっているラファールが空母ヴィクラントのスキージャンプに適合するかをチェックするためインド海軍は地上スキージャンプを使用したテストを今月6日から開始すると報じている。
このテストに使用されるラファールはインド空軍が導入したラファールDH/EH(仏空軍向けのB/C相当)ではなくフランス海軍のラファールMで実施される予定で、昨年12月にインドを訪問したパルリ国防相も「インド海軍の空母向けにラファールを供給する準備は整っている」と発言して注目を集めていたが、F/A-18E/Fを提案しているボーイング側は2020年に米国の地上スキージャンプ施設でテストを行い「特別な改造なしに空母ヴィクラントの発艦に対応できることを確認した」と発表済みだ。
ロシアが提案しているMiG-35の艦載機バージョンは実機がなく、インドが開発計画に承認を与えた国産の艦上戦闘機(テジャスMK.2 Navyとは別の双発機)もいつ完成するのか不明なので、もしかするとインド海軍はF/A-18E/FとラファールMの2機種に調達候補を絞っているのかもしれない。
どちらにしても空母ヴィクラントの建造遅延で時が止まっていたインド海軍の艦載機調達計画は実現に動きだしており、S-400問題に関連したリスクを考えるとラファール調達がインドにとって最もベターな選択肢(パルリ国防相は昨年12月のインド訪問時にシュフラン級原潜導入を提案したと噂されている)といえる。
関連記事:パルリ仏国防相、訪問中のインドで空母向けラファールの供給について言及
※アイキャッチ画像の出典:public domain
ヴィクラントってサイドエレベーターが小さくてMIG-29Kがギリ載るレベルだったはずなんだけどちゃんと載せられるのかね?
MiG-29Mの全長が17.3m全幅12m全高4.4m
ロシアが代替として打診しているMiG-35が全長17.37全幅11.4全高4.73m
今回テストするラファールが全長15.3m全幅11.2m全高5.34m
全高が高い事以外ラファールの方が小さいし、問題なく運用できる確認する為にテストするのだから、判断するのはそれからだろう
意外にラファールって小さいのね
単純な将来性能では、F/A-18EFに軍配が上がるけれど、
米国からの制裁リスクでラファールを選択する可能性があるってことだね。
米国との仲がそれほどよろしくないインド空軍とは違って、インド海軍は米国との仲も良好で、米国製を望むフシがあるけれど、
政府側がそれに待ったをかければラファールに決まる流れ
ラファールのネットワーク戦への対応の遅れと、圧倒的に先行しているF/A-18EF
ネットワーク戦への対応を勧めてきた海軍が、この差を許容できるのか
軍種での対外軍との関係に良好不良の違いがあってそれを政府が統制ってのは不穏な空気しか感じられないですね…
本当は、F-35Bが良いのだろうが、色々あるからね。
色々を考えると、F/A-18E/Fもないかな。
ボーイングの
未来も暗いのかな?
シュフラン導入はフランス側の願望に過ぎまい、原潜のロシアベースで国産化を進めるインドがいまさら手を拡げるとは無いだろ
よほどフランスはオーストラリアを落としたのが悔しいのか
くやしいというか、アタック級建造を前提に製造設備や人員の拡充とかをやってただろうから仕事が無くなって浮いちゃってるのかもね。
で、なんとかソコを埋め合わせしたい、となれば可能性がありそうなとこには首突っ込んでいくでしょ。
取っ手が取れるのがティファール
空母から飛び立てるのがラファール
米国も阿呆な国内法で首締めるの早く止めればいいのに。
でも、一度ぶちあげてしまった以上、拳の振り下ろしどころが無いのかと
特に、国益を重視した臨機応変な対応の取れたビジネスマンなトランプから、教条的な理想主義者の推すバイデンに替わって、尚更反トランプで人権主義にて全てをぶち壊しにかかっていますから……
アメリカの為にも世界のためにも次こそ共和党政権になって欲しい物です。そもそも理念だけでノーベル賞のオバマが過大評価され過ぎかと