韓国空軍は4日、降着装置が正常に展開しないトラブルに直面したF-35Aが胴体着陸で緊急着陸したと報じられている。
参考:F-35A, 랜딩기어 이상에 서산기지 동체착륙…조종사 무사
コンピューターシステムの不具合で降着装置の展開に異常が発生して胴体着陸するというのは初のケース
通常の訓練飛行を行っていた韓国空軍のF-35Aはアビオニクスの異常が原因で降着装置が正常に展開しない事態に直面、結局当該機は忠清南道の瑞山基地に胴体着陸で緊急着陸した。
今のところアビオニクスの異常原因は判明しておらず「韓国空軍は調査結果が出るまでF-35Aの飛行を凍結する」と現地メディアは報じているが、日本も昨年12月に航空自衛隊のF-35Aが搭載コンピューターシステムの不具合で函館空港に緊急着陸するトラブルに見舞われており、結局当該機の搭載コンピューターを交換することで函館空港から所属する三沢基地に復帰している。
航空自衛隊は「搭載コンピューターシステムの不具合によるトラブルは過去にも発生している」と述べているためF-35導入国でも同様のトラブルが発生している可能性が高い。
ただ搭載コンピューターシステムの不具合で降着装置の展開に異常が発生して胴体着陸するというのは初のケースなので、米国を含む同型機導入国は韓国空軍の調査結果に注目しているはずだ。
因みに現地メディアは空軍関係者の話を元に「胴体着陸に備えて少しでも重量を軽くするため燃料を投棄したり、機体の損傷を少しでも軽減するため滑走路に特殊な泡を撒くことで機体下部と滑走路の摩擦を最小化することに成功、当該機の損傷具合は極めて軽微だ」と報じている。
管理人の独り言:こういったニュース(聯合ニュースのみで他社は韓国空軍のF-35Aの写真を使用/2報から聯合ニュースも他の写真に差し替えている)のときだけ資料写真に空自のF-35Aを使用するから・・・
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. Louis Vega Jr. 米国で訓練を受ける韓国空軍のF-35A
幾らなんでも、コンピューターの不具合で降着装置が出ないって、不味過ぎないか?
こういう話を聞くと、A-10は良い飛行機なんだな。
さすがに極端過ぎる気が…
今どきコンピューターで制御してないものは無いってぐらいで不思議でもなんでもないが
問題はそんな時に強制的に脚下げするメカニカルなバックアップ手段が普通はある筈なんだが
それも作動しなかったのか、そもそも無いのか
>問題はそんな時に強制的に脚下げするメカニカルなバックアップ手段が普通はある筈なんだが
そうやって足出してもしっかり固定できないと意味がないから無さそう
普通は緊急時の強制脚下げはロックまで含むもんだ
引っ込み脚の機体なら無い方が珍しいのだが
F-35はそれもコンピューター制御だったんだろうか
多分F-35には付いてる。
ギアレバーの下にある 「ALT GEAR EXTANSION」という格子付きの赤いボタン。ALTはalternate(=代替)の略。
海外の掲示板情報だから信用はできませんが非常時の操作(上記のボタンだと思う)で車輪を展開すると主脚の前側の格納扉が脚展開後も開きっ放しになるそうです。
A-10は足がでなくても、主脚はむき出しのタイヤが接地するように設計されてるんじゃなかったっけ
A-10も非常用の車輪展開ハンドルがある。
もちろん胴体着陸を考慮した設計だけど、修理を考えると車輪を出した着陸に越したことはない。
有名な過去の胴体着陸3件は機首のGAU-8の暴発とそれに伴う前脚の故障だから、後脚だけ出すと前のめりになって暴発した銃が強い衝撃を受け滑走路に擦ることになる。それを避けるためにあえて全ての脚を収納したまま胴体着陸したんだと思う。
Yahooニュースの関連記事を読むとやっぱりアレなコメントだらけで笑えるよ。
韓国軍の地上要員の適切な支援と沈着冷静なパイロットに賞賛を
しかし、空自でも起こってる不具合だし原因が分からないとは不気味だな
早く原因が突き止められると良いんだけど
ステルスの胴体着陸とか修理費ヤバそう・・・
これがホントの(金を)捨てるす戦闘機とな
家電みたいに事故機を修理に出したら、代わりに新しい機体が送られてきたりして
修理するより新しい機体を送ったほうが安かったり……
修理するために、アメリカかオーストラリアに輸送する。そのために空母を造る。
大変だね。
み〇ほ銀行「システムトラブルとは情けない」
システムソフト・アルファー「ククク・・・一つ二つのバグでオタオタするとはな・・・」
清谷信一(現代大戦略2007で縁切っておいて良かった)
イギリス軍「閃いた」
〉機体の損傷を少しでも軽減するため滑走路に特殊な泡を撒くことで機体下部と滑走路の摩擦を最小化することに成功
これ、着陸時に抵抗無さすぎて止まらないんじゃない?
どこまでオーバーランするのかな。
被害最小に抑えて胴着出来たくらいだから操縦系は支障なかったんでしょう。
ならエアブレーキが使える訳だから胴体の摩擦が減るくらいは大きな問題ではないんじゃない?
降着装置だけでも、いざとなればマニュアルで強制展開できないものなのかって思うね
システムに完全依存ってのもの怖い
いくら軽減されるといっても金属とコンクリとの摩擦が車輪で滑走するより小さくなるなんてことはまずないんだから、通常着陸できる滑走距離があればオーバーランなんてしないでしょ。
2018年にアメリカで起きた初の胴体着陸だと主脚が出なかったけど、今回はどの足がでなかったんだろう。
同じく主脚だっら高価なEOTSは壊れてるよな。
しょせん機械、しょせん人間
この世に絶対など無いからこそ可能な限り複数による安全確認を
業務機器の展示会で、コンピューターとレーザー検知により絶対安全ですって説明する女性コンパニオンの腕が大勢の観客の目前で切断される血まみれ騒動があった聞いてな、
メーカーの説明なんか真に受けないように心がけてます。
飯塚さんは知らんけど(笑)
胴体着陸したのなら修理が必要でしょう。
さて、どこの国際整備拠点で修理するのかな?
「国民感情が許さないから日本での修理はイヤです」とアメリカ様に訴えたら、逆にアメリカ様から怒られるんじゃないか?
まーた韓国の独り相撲が始まりそうな予感。これは見ものですな。
普通にオーストラリアでは?
それともアメリカは韓国に日本で整備しなさいと指示を出しているのですか?
今回はアビオニクスの不具合が原因で、かつ事故調査を行う機体も原形をとどめいているので、アメリカ本国に持ち帰ってLMでの修理・調査かも。
明らかな異常ですから、本国で調査になるはず
こちらの防衛産業全体をながめれば、韓国など冷やかしてる余裕はないよ
むしろ笑われる
そもそも日本側は多分韓国を前提にしてないんでこられても正直スケジュール関係で迷惑なんでノーセンキューだと思うな
空自と米空軍と海軍と海兵隊だけで普通に受け入れができないと思う。