防衛省は22日、次期戦闘機F-Xに使用するエンジンの実証事業を2022年4月から英国と共同で開始すると発表して注目を集めている。
共同実証事業を通じてロールス・ロイスの技術に日本もアクセスできるなら次期戦闘機の開発にとって有益なのは間違いない
防衛省が22日に発表したプレスリリースによれば「次期戦闘機F-Xと同時期にテンペストの開発を行う英国とサブシステムレベルでの協力を行うため交渉した結果、両国の防衛当局者はエンジンの共同実証事業を2022年4月に開始すること確認した、他のサブシステムでの協力も引き続き検討していく」と説明しており、次期戦闘機F-Xの開発に英国が関与することが公式に確認された。

出典:財務省 令和2年度防衛関係予算のポイント
ただ防衛省の発表内容は簡素(789文字)過ぎてイマイチだが、英国防省も日本との協力に関するプレスリリース(5,000文字以上)を22日に発表、この中でウォレス国防相を含む関係者が協力内容を説明する形式で「英国にどのようなメリットがあるのか」を国民に説明しているのが興味深い。
参考:UK and Japan to develop future fighter jet engine demonstrator
英国防省のプレスリリースによれば「将来戦闘機向けのエンジン実証機(共同エンジンデモンストレーター)を英国と日本が共同で開発する」と明かしており、英国はエンジン実証機の開発に一先ず3,000万ポンド/約46億円を投資する予定で、さらに2億ポンド/約300億円をエンジンの発電能力を実証するフルスケールデモンストレーター開発に投資するらしい。

出典:防衛装備庁 / CC BY 4.0 XF9-1の構造
ウォレス国防相はプレスリリースの中で「インド太平洋地域におけるパートナーシップ強化は戦略的な優先事項であり、最も親密なパートナーの一つである日本とのコミットメントはその一例だ。戦闘機を中心とした新しい戦闘システム開発は非常に野心的なプロジェクトなので同じ考えを持つ国との協力が欠かせず、欧州諸国とのパートナーシップ拡大に努めながら日本との協力機会も模索してきた」と語り、両国の技術や産業の強みを生かし次世代戦闘機を構成する技術について幅広いパートナーシップを追求して行くと述べている。
英国防省のジェレミー・クイン調達担当次官は「我々の高度な技術を補完できるほど日本の技術力は大きな進歩を遂げており、両国の協力は英国軍と自衛隊が軍事技術の革新の最前線に留まることを確実にさせる」と述べ、テンペストプログラムの責任者を務めるバーソン氏も「日本との協力は世界を打ち負かすエンジン技術を共に開発するWin-Winの機会で、高度なエンジンシステムを実証するため日本に投資し協力することは私たちの国の産業を後押しし最先端の軍事技術開発能力を維持するのに役立つ」と主張した。

出典:BAE Systems テンペスト
防衛省が他のサブシステムでの協力も引き続き検討していくと表現した部分について英国防省は「他のサブシステムに関する協力についても2022年に協議が行われる予定で、この作業はチーム・テンペスト/Team Tempest(開発に参加する企業群の愛称)の主要企業であるBAE Systems、Leonardo UK、MBDA UK、Rolls-Royceの4社が担当」すると述べているため「実務レベルの協議が行われる」と言いたいのかもしれない。
エンジンの実証事業で英国側の代表を務めるであろうロールス・ロイスは「我々は日本の顧客や産業界のパートナーと長年にわたって関係を築いてきた、日英両国の産業界チームは両国の将来戦闘機に対する要求によりクリーンなエンジンを提供できる。エンジンの実証事業は世界最高の能力を結集するエキサイティングな機会であり、航空宇宙産業の将来にとって基礎となる革新的で重要な技術の開発を可能にする」と述べている。
まぁエンジン実証機(共同エンジンデモンストレーター)は次世代戦闘機のエンジンを構成する技術要素を共同で開発して検証することを指している可能性が高く、この取り組みを通じて得られた技術やノウハウをベースに両国が共通のエンジンを採用するのか、別々のエンジンを開発して採用するのかは未知数だが、ロールス・ロイスが開発を予定しているテンペスト向けのエンジンには日本が開発したXF9にない能力が盛り込まれているのが興味深い点だ。
ロールス・ロイスの説明によればテンペスト向けのエンジンは機体内スペースの削減=機体設計の制約が少なくなるよう組み込み式の電動スターター・ジェネレーターが採用される予定で、XF9(180kW)以上の発電能力(最低でも250kW以上、テンペストの発電要件はB787に匹敵するという話もあるので1基あたりの発電能力は500kW級なるのかもしれない)実現を狙っている。
さらに大電力を消費する第6世代戦闘機にとって重要なのはアビオニクスが発生させる熱をどうやって冷却するかで、米空軍が開発を進めている次世代戦闘機向けのアダプティブエンジンでは3ストリーム・アーキテクチャー(バイパス流の3重化)を採用して推進効率や燃費改善だけでなく熱管理能力の大幅強化を実現させるつもりだが、ロールス・ロイスは発生する熱をリサイクルすることで機外に排出する必要がない仕組みを採用することを予定しており、共同実証事業を通じて上記の技術に日本もアクセスできるなら次期戦闘機の開発にとって有益なのは間違いないだろう。
関連記事:日本政府、次期戦闘機のエンジンと機体の一部を英国と共同開発する方向で最終調整
関連記事:ロールス・ロイス、テンペスト向けエンジンが実現する発電能力はタイフーンの10倍以上
※アイキャッチ画像の出典:Rolls-Royce
XF-9の3倍近い発電量とは…
これもう1世代違いの能力だろ…
F-Xが第5.5世代にならないようにしてほしい。
F-2置き換え分は5.5世代で、配備途中からアップデートで第6世代機に引き上げる目論見でしょう
自衛隊は、アップデートには消極的だからなぁ。
F-15ですら、メジャーなアップデートに何十年かかっとんねん。
防衛予算がカツカツで頭数を揃えるのに手いっぱいで、アップデートにまわせる予算がないんだろう。
予算関係なら、大蔵省や財務省にも責任の一端はありそう
腐っても鯛のイギリス
もともとエンジンに関しては日本よりはるかに先進国
こちらが勉強する側だよ
こうやって国民に共同開発の意義を説明するのは良いことだ、防衛省の対応を見たい
戦闘機用エンジンはまだ実証機すら開発できてないんじゃない?
ロールス・ロイスはタイフーンのエンジンなど実戦配備された戦闘機用エンジンをいくつも開発しているよ
ちなみにF-35のリフトファンもロールス・ロイスが開発したもの
それは知らなかった
たぶんB787並みの発電をできる機構を搭載した戦闘機に搭載できるサイズの実証エンジンはまだって話だと思う
これはそのB787並みに発電できる戦闘機用エンジンをこれから協力しあって開発するという記事だから、それだと話の流れが繋がらないような
「それは知らなかった」ってコメント付いてるから違ったみたい
正直RRが戦闘機のエンジン作れないって認識の人がここに出入りしてるは思わなかった
それ違う人ですよ
いや、「もともとエンジンに関しては日本よりはるかに先進国」の返しとしては適切だと思うけど。
それへの返信で「(BAEは)戦闘機用エンジンはまだ実証機すら開発できてないんじゃない?」と否定的に入ってるから
↓
実働戦闘機に使えるエンジンを開発したことあるのに何を作れてないと言ってるのか
↓
新しい発電や冷却機構のこと
↓
それらが理論だけとは考えられないから動作実証エンジンはあるはず
↓
つまり(↑で作った実証エンジンは巨大で)戦闘機に積めるサイズのはまだって言ってるんだろう
だから”戦闘機用エンジン”と頭に付けてるんだろう
という流れかなと思って横から補足入れた
改めて読めばBAEじゃなく日本のことだったのかもしれないが流れ的に日本のことだとは思わなかった
それとみんな「匿名」表記だからコメが多くなるとどれが誰の発言か分からん
XF9-1ができてキャッキャしてたのに所詮は井戸の中の蛙でしかなかったなぁ…
世界は広かった
>井戸の中の蛙でしかなかったなぁ
本当に井の中の蛙ならこんな誘いは来なかっただろうけどね。
井の中の蛙は大海を知らずとも井戸の深さを知るって言うが(笑)
日本がそのレベルとでも言い張りたいのか
見苦しい強がり
共同開発ってのは片方しか特をしない場合は絶対に起こらない案件だから
そこんところ分かってる?
まぁ分かってないんだろうけど
まるで経験者ですね
皮肉w
絡むなよ
失礼ですが、井戸の深さではなく空の深さですよ。
中国の原典には無い日本バージョンですがね。
空の青さでは?
井戸の中から出たから、今回の共同開発事業に繋がったんだろ
あなくん
XF9-1のスタータージェネレーターはそれなりにコンパクトな一体型を意図してるので発電量を増やそうと思えば増やすのは(サイズを犠牲にすれば)簡単。180kwを基準に3倍とか計算しても意味はないよ。
RRの内蔵型の優位点は発電量よりも筒内に収まる(=大型化してもエンジンが長さしか変わらない※ただしシャフトが長くなる)事とギアの様な伝達系が存在しない事。質的な差だから3倍の発電量なんかよりはるかに大きな差だとも言える訳だけど。
ただ一方で問題は長くなるシャフト長やターボファンエンジンのアホみたいな高回転や圧縮機の熱とかに耐えられるのか、という技術面で、この辺が現時点でRRがどこまでクリアできてるのかは分からない。
というかそのための素材とかについて日本に頼りに来た可能性すらあると思うけどね。
>そのための素材とかについて日本に頼りに来た可能性すらあると思うけどね。
どこまででも日本はすごいに変換してしまう発想力には感心するよ。
元記事ちゃんと読めよ。
・日本が英国のスキルを補完する
・この発電技術を共同で開発する事は双方にメリットがある
と当の英国がはっきり明言してるだろ。
こと発電や耐熱方面の素材技術について言えば日本が世界のトップグループの一角なのは紛れもない事実だよ。
認めたくない人もいるんだろうけどね。
この「発電技術を共同で開発」するなんて一言も書かれてないけど、、、
そうやって適当に勘違いして「発電や耐熱方面の素材技術について言えば日本が世界のトップグループの一角なのは紛れもない事実だ」なんて変換するから発想力がすごいねって言われるんだよ。
じゃあ
>This initiative with Japan is a win-win opportunity to develop world-beating power technologies together.
をもっと適切に翻訳してくれ。
日本の技術力を信じてないとか認めてないとかじゃ無くて、貴方の書き方が極端にオーバーだから呆れてるのさ。
お愛想を信じられてもな
イギリスとはまるで実績がかけ離れてる現状を見てください
何で英国内のコメントに日本向けのお愛想が?
あと、単純な工業力も日本のほうが上だしな
どんなに上等な技術があっても、それを量産できる工業力がなければ宝の持ち腐れ
1ミリでも日本凄い成分が含まれてたらシュバる人ってさ、それって自身の劣等感の裏返しじゃないの
人を見下したいけど自分が無能ってことも自覚せざる負えないから、周り全員を無能と思い込んで精神の安定を保とうとしてるように見える
歴史的に見ればローマの神に対するキリスト教や資本主義に対する共産主義みたいな負け組の発想転換と同じだと思うけど、結局の所自己研鑽ではなく思想で自己肯定するのは日本すごいも日本無能も変わらないんじゃないの
いつもの人なんで
ニヤニヤしてるのが吉
同一人物なのかは知らないけど、ちょっと偏執的な人がいるなぁとは思う。
例えば上のコメなんかは特に変なことは書いていないと思うんだが「頼りに来た」という単語が気に食わないのかわざわざおちょくりに来ていて、それ程ならもう一種の敗北主義なのではないかと思った。
日本が共同開発を持ちかけられるなら何か光る物があるのは間違いないし、それは素直に誇ってもいいだろうにね。
発電力とセットで画期的な冷却性能も目玉の1つとして新技術投入!とか宣伝してたしロールスロイスには秘策があるんだろうね
日本も英国並みに国民が納得できるよう説明を尽くして欲しいですね。
国民の側の関心が薄くて、そもそも説明を求めてこなかったと言うのが大きな要因かなぁと
国防や軍事関係に関心が薄い人が多い日本では説明求められることも殆ど無かったし、説明したとしても理解されるかどうか怪しい気が
まずロールス・ロイスが長年トップクラスの航空機エンジンの開発・製造してきたメーカーと説明しても、その恩恵にあずかれるありがたさが航空機や軍事に興味を持たない多くの人にどれだけ理解されるかな
でもさ、国民の関心を育てるのも防衛省の役目でしょ?
国民の関心がないっていう理由で疎かにしてきたツケが今の日本なんだし、変えていく努力は行うべきだよ。
>国民の関心を育てる
ブルーインパルス関係や各基地での一般人を対象とした展示会や訓練披露、HPやyoutubeでの広報など防衛省の権限でできる範囲のことはやっていると思うけどなぁ
インフルエンサーに防衛省の取り組みを拡散してもらうって話が検討されたのはつまるところそういう目的もあるだろうね
口やかましいというか妨害一択の野党勢力のせいで、国民に敵愾心を持たれるよりはと情報を控えめにして無関心勢ばかり育ててしまった。白書を出して「読めや」というだけでは。
流石にそれは甘えすぎじゃない?
最低限の国防技術にすら興味示さない人間に一から十まで説明するのは酷だわ。
普通は自国の周辺がおかしいことくらい成人になるくらいにはわかるよ。
それでも軍事を無視してきた奴等に懇切丁寧に説明するのは防衛省の管轄外でしょ。
>自国の周辺がおかしいこと
NHKでさえその手の話題で特集を組むようになったのには、隔世の観があります。
国民の関心が薄かろうが今回のプレスリリースはダメでしょ。
次期戦闘機の機体はLM主導、エンジンはロールスロイス主導
これなら上手くいきそうだ
共同開発が確定したことによって、国産連呼の軍オタ国士様には残念な話だが
主導ではないやろ
いつもの国士連呼厨
国士はここではNGワードだって忘れたのか?荒らしくん。
もはや国際共同開発が常識の時代に、3大国並みの純国産機にこだわる連中なんて現実を見てない論外さん
別にそれは否定してないけど去年末に全部国産でできる!F-3は純国産だって散々騒ぎまくってたアホがかなりいたのは事実だぞ
そういう事言わなくてもええやん
射出座席が代表だが、国内開発を事実上放棄してる構成要素もあるし純国産てのは現状あり得ない。
海外からの移転が困難と予想される要素技術については、一通り研究開発を行い確立したか確立の目処が立っているのは事実なんだが、単独で纏めようとすれば実績上スケジュールや予算超過のリスクは依然として高いだろうし、それが現実だな。
お仕事ご苦労さまです
防衛省もきちんと国民に利点を説明してくれんかねえ
やはり当面は技術実証エンジンの共同開発という形になりましたか。
元々テンペストプログラムで先行の技術実証エンジン開発が言われていたので、そこにIHIが共同開発参加するということでしょうね。
共用エンジンになるか、技術実証エンジンを基にそれぞれ実用原型を開発するのかは未だ不明と。日本主導の開発に拘るだろうから恐らく後者になるのかな。
無理じゃないの?国民の関心事が高いオリンピック予算ですら英国と比べて大した説明は無かったと思うんだけど。
テンペスト向けの実証エンジンの話は聞いたことないけど存在してるの?
>英国防省のジェレミー・クイン調達担当次官は「我々の高度な技術を補完できるほど日本の技術力は大きな進歩を遂げており、両国の協力は英国軍と自衛隊が軍事技術の革新の最前線に留まることを確実にさせる」と述べ、テンペストプログラムの責任者を務めるバーソン氏も「日本との協力は世界を打ち負かすエンジン技術を共に開発するWin-Winの機会で、高度なエンジンシステムを実証するため日本に投資し協力することは私たちの国の産業を後押しし最先端の軍事技術開発能力を維持するのに役立つ」と主張した。
リップ・サービスではないでしょう。
今まで頑張った結果ですね。
個人的には、XF9-1がどう扱われるのかが気になります。
イギリス側の技術を詰め込むには、大胆な改良が必要でしょうし、変に改造するより新規で作ったほうが楽かもしれません。
FJR710から、RJ500のようにロールス・ロイスとIHIで50対50の割合で分担して新規開発するのかも。
XF9の開発を頑張ったおかげでこうして評価されて共同開発も出来るってのはとても嬉しい
ありがとうXF9!
そもそもXF9-1は【プロトタイプ】エンジン【X】F9-1、だからね。
技術や構想が活かされればそれでいいのよ。
もしかするとたたき台になって、そこにあちらの技術を盛り込んでってなるかもね
すの性能は悪くないわけだし
これもうk谷氏が言うようにテンペストに全力で乗っかった方がいいんじゃ…
多国籍の話だといろいろ引っ掛かるだろ、現段階ではこれで良しと
共同技術開発プロジェクトなので、有りかも?開発費用削減効果とイギリスとの関係強化という意味ですけど。
中期防や防衛白書等で「我国主導の開発」が明示されてるから、そこが変更されないと英米等外国主導の次世代戦闘機開発計画に合流てのはない。
新大綱・中期防で方針変更するにしても、開発事業は今年度からスタート済なので事業の白紙化再検討を伴いまず無理でしょ。
テンペストは中型の双発機だから、同時期の開発完了を予定しているライバルのKF-21の性能を完全に凌ぐことになりKF-21は全く輸出不可能になるだろう。
KF-21は日本のAESAレーダー技術とコラボした改良型ミーティアを搭載不可能だから、空対空能力で遥かに劣り300Km先から.一方的に狩られる立場になる。
ボラメはテンペストのライバル足りえんよ。
両者ともに実証機もないが、前者は4.5世代、後者は6世代を念頭に置いてる。
そもそもチームテンペストは英国の国産機テンペストを導入するのではなく
開発で得られる要素技術やノウハウを参加国が自国の国産機計画に反映させるのがメインでしょう。
日本もスウェーデンと同じ選択を選んだだけかと。
テンペスト・プロジェクトに名を連ねない形での協力でスウェーデンと同じとは言い難いように思える
交渉力と英側の善意でテンペスト側からの分け前が配分されるようになるといいんだけどどうなるか
>テンペスト側からの分け前
それが今回のエンジン関連の協力なのでは
いや、これが完全に乗っかると、色々な国の利害が出てきてなかなか完成しないんだよね。
日本の計画に部分的に英国が協力してくれる形をとって、そのことがテンペスト計画だ、っみたいなよくわからんことを(後でF3が出来てから)言ってくれるのが助かる。
彼は兵器の国産化に断固反対マンなだけでは
西から日が登ってもキヨが再評価されることはないから安心しろ
英国に技術協力してもらえる、って点にだけ注目しがちだけど、テンペストに日本の技術や部品が組み込んでもらえそうってのも見逃せないポイントだな
武器輸出が一気に進むことになるな
すると憲法絡みで国内が荒れて話が滞る
テンペストに入る前にすることをやってないんだから仕方ない
憲法には詳しくないので、兵器の輸出が憲法何条に違反するのか教えてもらえませんか。防衛装備移転三原則ではダメなのでしょうか
詳しくないのに聞いてどうする
詳しくないから聞くんでしょう
知らないことは知らないままでいいんですか?
自分で調べることも選択肢の一つでしょうけど知っている人に聞くのも選択肢の一つだと思いますよ
詳しくないのに聞いた者です
日本はかつて佐藤栄作内閣の頃に武器輸出三原則で兵器の輸出を「慎む」と宣言する前はタイなどへ砲弾などの武器を輸出していました。1950年代から1967年までは輸出していたのに、憲法云々で止められたと聴いたことが無かったため、知識に抜けがあったのかと思い、お尋ねした次第です
詳しくない相手には説明しない、としたら詐欺師のやり口。
専門家では無いが防衛装備移転三原則は憲法では無い事は知っているよな?あくまで政策であって、それは憲法9条の平和主義から来ている。
それでこう言うのはアフガンでの自衛隊救出活動と同じで政府の解釈次第で何とでもなる感じで正直だいぶん都合の良い物としか思えない。少なくとも自衛隊法をバカ正直に解釈するならあんな救出活動なんて出来る訳がない。
米国への組み込み済みや組み込み予定の部品輸出なんてモロ対象だろうと思うが、それに対して何らかのアクションがあったためしがない。
タイへの輸出に関しては少なくとも期間内の国情をwikiで見た限りでは3原則には違反していないのでセーフだろうというのが素人判断では思う。
憲法は関係ないね
こうして見ると、日本はラファールに感謝しなきゃいかんな
タイフーンの失敗がなければここまで自由な共同開発に漕ぎ着けらず、テンペストに参加しろって流れになってたかも
本邦の要素技術はほぼ確立した技術だけど、テンペストのは野心的な目標だけど、技術的担保が無い物も多数。
相手がこけてもこっちに影響のないような協力に留めてほしいもんだね。まぁ現場もその辺りはよく分かっているからこその日英の空気感の違いなんだろうけど
>本邦の要素技術はほぼ確立した技術
具体的に何
ここの板覗いててそれはないだろw
実戦レベルで駄目だししてから「確立」と言えるんじゃないのって話してるんだけど
研究開発レベルで完成と言ってるならそれこそ何でここ覗いてるの?
>防衛省の発表内容は簡素(789文字)過ぎてイマイチだが、英国防省も日本との協力に関するプレスリリース(5,000文字以上)を22日に発表、この中でウォレス国防相を含む関係者が協力内容を説明する形式で「英国にどのようなメリットがあるのか」を国民に説明しているのが興味深い。
こういう面でうちょっと愛想よくしたらいいのに
これから先も長い付き合いになるんだし
防衛省は無愛想すぎるんだよなぁ。
少しは説明責任ってものを、、、
仮名文字とアルファベットの違いがあるので、文字数に関しては許したげて。説明がいつも足りないのは同意しかないけど
気運を醸成する努力がマジで足りてないよな防衛省は
もう、日本はイギリスと同盟結んでしまえよ
誰も文句言わないだろ
過去にも同盟国だったし
タイフーンでのドイツのわがままが教訓になってる可能性はあるな
ドイツが足引っ張りまくってたから、その変わりとなる工業力を提供する国としても日本は期待されてる可能性は高い
国のプレスリリースのしょっぱさについては、
ミリタリに関わらず色んな分野で一次資料の参照元が外国発っていう状況が多いのは哀しい限りですねぇ…。
国は説明責任を蔑ろにしすぎ+トップダウンで行われない限り情報発信は後手に回りがち+SNS普及しすぎて既存メディアへの不信感、比例してマスメディアは能力低下しすぎ+そもそも国民は政治に関心薄すぎ…のフルコンボは本当につらい。
情報管理もそうですが、情報の取り扱いというものをもう少し日本は大切にしてほしいなぁ…。
個人的にはエンジンとは関係ないですが、F-xのカラーリングがF-2みたいな洋上迷彩になったら好こ
あと下手に契約結ぶ前につまびらかにしちゃうと、騒ぎ立てる連中のせいでおかしくなる可能性があるからじゃね?
自分でも、あの立場なら最低限の報告だけ出して、そうっと計画を進める
もうその論法は聞き飽きた。
きちんと説明責任を果たすのは義務だし、反対派が騒ぐからこっそり進めるというのは逃げでしかない。
きちんと向き合わなかったせいで今の日本があるんだろ?いい加減反対派がーといって説明責任を果たさない防衛省を擁護するのは止めよう。
何でも左のせいにするのは昭和の言い訳
政権政党、そして指導者のやる事なす事に反対する人間がいる事って別に普通の事であって日本に限った事じゃないんだが?
防衛省の発表内容は簡素(789文字)過ぎてイマイチだが、英国防省も日本との協力に関するプレスリリース(5,000文字以上)を22日に発表、この中でウォレス国防相を含む関係者が協力内容を説明する形式で「英国にどのようなメリットがあるのか」を国民に説明しているのが興味深い。
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詳しく説明したってなあ
ミリタリーマニア「日本ヤバ過ぎ。はよ何とかせな(基本無力)」
マスゴミ「軍靴の音がする‼‼‼‼‼‼‼‼」
一般国民「軍…事…?(戦争と兵器の認識はWW2レベル)」
与党「党内調整つらたん」
野党「議論はしよう。でも憲法改正はタンマ」
野盗「モリカケ!共倒!ネパール人!」
こんなんだからなあ。もうちょい世代が進めば国防意識も変わるんだろうか
ま、それだから、こっそり進めるのが吉
何でもかんでも正面からぶつかればいいってわけじゃないし、担当者にしてみればうまく進めるのが仕事だろうし
これ悩みどころだと思うんだよねぇ
海外でもロビー活動見てたらこいつら大丈夫か?って位意味不明な理屈でごり押ししてるような事あると思うけど、当然それに対する反論や黙らせる選択肢を用意しながら腹の探り合いしてるやってるわけで
防衛省もそういうのに慣れておかないと今後いろいろ困る場面は出てきそうなのよねぇ
反対派がずっとアホならいいんだけど、ある意味でアホじゃない反対派が出てきた時にそういうのに対処出来ないままだと後々えらい目に遭いそうな予感はするのよね
テンペストの絵ってイマイチかっこよくないなぁ
こんだけ大電力なら機載用レールガンもいける?
果たしてレールガンはわざわざ戦闘機に積まなあかん代物なんだろうか。
そして、イギリスの絶妙にダサいセンスなんて今に始まったことじゃない。
でも英国面マシマシのレールガンは見てみたい
「現行機銃を凌駕する超兵器」としてだと難しいが、低速UAVの群れを薙ぎ払う低威力多弾倉兵器としてなら可能性がありそうかな。
その場合コイルガンの方が手っ取り早いかもしれんけど。
ライトスピードウェポンと電子戦があれば自身への脅威に対しては何とかなりそうだし、レールガン積む必要が俺はちょっと思い浮かばないなぁ
ロマンはあると思うけども
砲撃型ファントム計画再び!
イギリスが次世代戦闘機開発構想を公表した当初、機軸方向から広角にビーム射線を振れる高出力レーザー兵器の搭載が示唆されてたかと。
レールガンは先般公表された若手エンジニアによる将来無人装備構想で攻撃機の対艦兵装にありましたね。
大分いい感じになってきたね
統合スタータージェネレーターは当初考えていたエンジンよりも省スペースに出来るだろうし、凄まじい発電能力は今後のライトスピードウェポンや電子戦の要となる最重要項目を支えるための根幹になるし、冷却能力についても言わずもがな
テンペスト計画的の趣旨的から考えても今回のエンジンの件で英国がこっちの改修や独自仕様に関する自由度にまで大きく口出ししてくるって事もないだろうし
まだ次世代戦闘機に必要な要素というのは決まってないけど、凡そこれが必要と言われてる要素を実現するのには従来の戦闘機よりも発電能力で優れた機体である事は確実だと思うので、そこをきちんと抑えられそうなのはいい見通しが立ちそうでなによりだと思った
ぶっちゃけF9エンジンを単独で開発するよりは断然いいエンジンになると思う
レーダーではエレメントレベルDBFの共同研究してるし、電子戦周りでもBAEと協力出来たらマジでいい感じの機体に仕上がってくれそう
システムインテグレーションにはLMが支援に入ってくれてるし、迷走したらあかん要素は今の所ほぼそうならないようにガッツリ固めてるのがいいわ
無人機だけまだ具体的なものが出て来てないからそこだけが心配要素かな(といっても最悪英国のランカか米豪のロイヤルウィングマン辺りに相乗り出来そうな感じがするけど
防衛装備庁の構想するUCAVはステルス性と高運動性能を追求して生存性を重視する方向だが、今のところは基礎研究と要素レベルの実証段階ですね。F-Xと共にクラウドシューティングを行えるセンサー/シューターということは示唆されてますが。
機体やエンジンやアビオ等技術はF-X開発を下敷きになんとかなるだろうけど、問題は出遅れてるAI技術でしょう。LC-6~7レベルのAI実現を必須と考えているようですが10年後に目処が立つかどうか。実現には産学官の協力が必要ですができるか否か。
保険ないし選択肢として英米等開発品導入の可能性は残しておくべきでしょうね。
そうだよね、そういう選択肢として当然米英との協力はあり得る話なので、その辺を考えると今から関係性をしっかり持っておくのは本当に大事だと思う
というかF-Xでユーロファイターを英国が猛烈に推してた辺りからだよね、今のこの流れ
ユーロファイターの選定こそ流れたけど、レーダーやミサイル、地上車両等他に協力できるところまだまだありそうだから今後も色々やっていきましょう的な感じで色々共同研究したり交流続けてたのはさすが英国だよなぁって改めて思う
F3は複座も作って欲しい。
無人機の編隊組んだり、超長距離ミサイルやレーザーでの攻撃や僚機及びイージス艦とのデータリンクとかするつもりなら、絶対マンパワー不足になると思う。それか、複座の代わりにAIロボット積んで処理させるか。
かわい娘ちゃん型AIロボなら、快適な空の旅になるかも、、。パイロットのモチベーションも上がるか?
実際日本の今の訓練で使ってる複座型って訓練用途は勿論だけど、万が一の時の事を考えて本隊の定数以上に戦闘機を保有する意味でも重要だと思うから、全部高等練習機で置き換えするんじゃなくて一部は複座型の次期戦闘機でやるって流れは普通にありそうな気はするんだよね・・・
後、電子戦部隊を将来運用するとして複座型の方がパイロットのワークロード軽減になると思うし、そういった諸般の事情を考慮した結果複座型のF-3を開発するってなってもおかしくはないと思う
AIがその辺の面倒な部分全部やってくれるようになるのはまだ当分先の事だろうしなぁ
マンパワー不足って人手が足んないって意味だけど… マンパワー足りなかったら複座にはできへん
反対。1-2人じゃなくて0-1人を想定した開発をしておほしい
両方採って、0~2人想定で。
相変わらず「共同」開発の文字を使いたい人が多いような。開発「協力」ですよね。
米国産兵器の呪縛に苦しんだ歴史からの、アクセスフリーな権利は固守すると思う。
12/22付防衛省お知らせ「次期戦闘機(F-X)に係る国際協力について」で
>日英防衛当局は、今般、エンジンの共同実証事業を令和4年1月に開始することを確認しました。
と明記してるんで「共同」で問題ありません。
特例事項が無ければ「共同開発」契約の範囲は互いにアクセスフリーですよ。
F-2日米共同開発で日本側が自由に改修できる権利を持つのと同じです。
皆さ~
相手のことを思いやったコメントしようよ。
半分知識のひけらかし、罵り合いになってるよ。
和を以て貴しとなす。
>和を以て貴しとなす。
ひとはそれをなあなあと呼ぶ
ここでわざわざケンカして何が生まれるのやら
なあなあでヨシ
素晴らしいじゃん
そもそもレスバトルする場じゃないんだけど、はくさそう
ところでスーパークルーズが可能なエンジンを目指すんだろうか
目指すんじゃないかな
F-35との相互補完的役割をこなすならF-35より速い速度が出せた方がいいと思うし、既存の戦闘機よりも航続距離の長大化が求められてるので