防衛省は航空自衛隊のF-15J改修について「2022年度予算の概算要求までに米国側は高騰している改修コストの値下げに応じなければF-15の改修事業自体の取り上げもあり得る」と自民党国防部会で説明したらしい。
いい加減F-15J改修の正確な状況と改修コスト値下げの主張が正しい根拠を国民にも説明すべき
本件の経緯をおさらいしておくと日本政府は航空自衛隊が運用しているF-15J(J-MSIP機)の能力向上計画を含む新たな中期防衛力整備計画(31中期防)を2018年末に策定、米国務省は日本が要求したF-15Jアップグレードパッケージに必要な機器の販売を2019年10月に承認して議会に通知、防衛省も2019年度予算にF-15J改修に必要な初期費用412億円と2機分の改修費用108億円を計上していたがココかから話が拗れていく。
防衛省は何の説明もなく2020年度予算へのF-15J改修費用を見送り初期費用390億円のみを計上、2021年度にも初期費用213億円のみを計上したことから問題が発覚、共同通信は昨年末の時点で「初期費用高騰の原因は日本が要求するF-15J改修に必要な電子機器が不足しているためで製造ライン新設等の対策費用を要求されている」と報じていたが、岸防衛相と防衛省はF-15J改修が予定通り進んでいないことを今年の4月に公の場で初めて認めた。
F-15Jの改修に必要な初期費用の額を日本は807億円を見積もっていたが、米国側はF-15J改修に必要なAN/APG-82(V)1に使用する部品が枯渇しているため対策経費が必要で、採用を予定していた電子妨害システムAN/ALQ-239(DEWS)についても部品が枯渇しているためF-15EXに搭載予定の電子妨害システム「EPAWSS」に切り替えて調達することを検討しているが、こちらも部品が枯渇しているため対策経費が必要らしい。
日本が改修したF-15Jに統合予定の新型対艦ミサイル「AGM-158C LRASM」についてもソフトウェアの改造費用や検証テストに必要な模擬弾購入費用を要求されていると整備計画局長が明かしており、米空軍は自前で開発した空対地巡航ミサイル「AGM-158B」をB-1BやF-15Eに統合する作業を進めているが米海軍が開発したAGM-158CをF-15に統合する予定はないので改修したF-15JにAGM-158Cを統合したいなら日本負担でどうぞという意味で米国側は初期費用として計2,400億円程度を要求している。
防衛省の当初見積もり807億円が本当に「適切」なら米国側が要求する初期費用2,400億円は不当な価格の釣り上げで「改修コストの値下げに応じなければF-15の改修事業自体の取り上げもあり得る」という主張は正しいと言える。
しかし防衛省は807億円の内訳も米国側が要求してきた2,400億円の内訳も公開しておらず、約3年もF-15J改修が予定通り進んでいないこと国民に伏せておいて今年4月の参議院決算委員会でようやく「F-15J改修の初期費用が当初見積もりの807億円から3倍近くまで増加した」と認めたが、依然として防衛省は807億円の当初見積もりが正しいかったのかF-15関連のコンポーネント調達で将来需要を見誤ったのかをきちんと説明していないため日本側が主張する「値下げ要求」が本当に正しいのか良くわからない。
勿論、国民に正確な状況を公表したところで高騰した初期費用が値下げされる訳ではないが、きちんと情報を開示したり説明することは防衛省の情報の透明化に繋がり杜撰な仕事を防止するのに役立つので悪い話ではないだろう。
とにかく防衛省と自民党の国防部会とで秘密裏に話を進めるのではなく、いい加減F-15J改修の正確な状況と改修コスト値下げの主張が正しい根拠を国民にも説明してほしいところだ。
そうでなければ初期費用2,400億円の要求は不当な価格の釣り上げで日米同盟を毀損するものだと根拠のない米国叩きに発展するかもしれない。
ここは日本なので米国の例を持ち出すのは間違っているかもしれないが、仮に同様なことは米軍で発生すれば議会の軍事委員会が徹底的な調達状況の調査を命じて公聴会で関係者から事情を聴取、問題の原因と今後同じ失敗をしないための対策を講じて米軍の調達に対する監視体制を強化しているはずだ。
【ブルーインパルスジュニア】
目下、出番を待って日々奮闘中です!#航空自衛隊#松島基地#ブルーインパルス #Jr#ブルーインパルスJr pic.twitter.com/trjkNUPl7A— 航空自衛隊 松島基地 (@matsushimabase) May 14, 2021
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※アイキャッチ画像の出典:航空自衛隊
日本の見通しが甘かった部分はあるけど、まさかアメリカが退役が進んでいくはずだったF-15を今になって新規購入するとか想像できんかったし、仕方がない部分もあろう。
苦しい立場ですね。
新機種導入も視野に入るほどの額だけど、今から機種選定や発注をしていては、6年以内と予想されている台湾有事に間に合わない可能性が高い…
F-15JSIだって間に合わないよ
部品を輸入出来たら改修工事して問題なく動作するか試験して
今まで制空の訓練ばかりしてたパイロットに対地対艦の訓練しなければならない
制空限ってもコックピット周りの改修で少なからず習熟が必要でしょう
この記事の話だと日本しか採用してない要素のソフトウェア設計やら試験も必要みたいだからそれだけでも年単位かかりそうなくらい
そう言えば、コックピット周りの改修って別予算だよね?
一機当たりの改修総額、今だと幾らになるのだろう。
管理人さんは演説サイトにでも方向転換するつもりなの?
個人運営のサイトで運営者が自身の意見を言ったらダメなの?
情報が知りたいだけで運営者の意見なんかどうでもいいじゃん
だったら新聞を読めばいんじゃない?
個人的にやってるブログの内容に情報だけ知りたいから運営者の意見を入れるななんて図々しい事が言えるのか理解できん。
全く同意見。
月刊の…航空ファン、J-WING、丸、世界の艦船、パンツァーなどをたのしみにしていれば良いのでは?
違う意見があるなら変に当て擦るようなこと言わず中身を議論しようや?
個人的には2400億だの800億だのの内訳を公表した方が良いというのは不当なものとは思わないけど
どんな組織でもある程度チェックというものは必要だ
日本の場合、中身を言い出したら最後野党が「無駄遣い」を連呼して「内閣不信任案」を持ち出すかも知れんし、それ以前に財務省が「今後こう言う予算は通しませんからね(キリッ)」と言うだろうからどうにもならんだろう…海外だってこの手の費用の中身を詳細に出している国は、米国も含めてまず無いと思うよ?
確かに全てを包み隠さく公開する国は米国を含めて存在しないと思うけど、公開できる範囲の情報はオープンにしている国が多いのも事実だね。
逆に民主主義国家で日本ほど国防関係の情報を隠す国も珍しい。
当然外部に漏らして困る情報を隠すのは当然だけど、日本の場合は殆ど全てが外部に漏らしたくない情報扱いするから
今回の件は国防上重要で外部に漏らせない機密ではなくて、いい加減な仕事をしていた可能性があるのを隠そうとしているだけかもしれないわけだからね
アメリカがただ不当に価格を吊り上げたというなら正直にそう言えばいいしそうでないなら防衛省が皮算用して進めてたってわけで
今回の件にしろイージスアショア、グロホもそうだけど目玉装備にケチがつく事例が多過ぎる
情報を出す場合、野党やマスコミが信用できるのかと言うと
何の話してるんだ?一国家機関が主権者たる国民に十分な情報を与えてないんじゃないかって文脈だけど
調達関連はほぼ公開されてるんですがね。
あんたが知らないだけなのに決めつけな迷惑な話はやめましょう。
じゃ防衛省が3年前に見積もった807億円の内訳に関する情報を教えてよ。そうしたら君の言っていることの正しさを証明できるからw
調達関連はほぼ公開されてるんでしょ?我々が知らないだけなんでしょ?
ほら公開される情報へのリンクでも内容のコピペでもいいから貼ってみなよ。
「調達関連がほぼ公開されている」と言うのは、防衛省公式HP等にある調達情報の事じゃないかな?
只、あれは調べるのが面倒臭いし、肝心の文書の記載内容をボカしている事もあるので使い辛い情報だけど
そんだけ情報秘密主義してる一方で
行政が積極的にLINE推奨したりするから笑う
政争の具にはするだろうけど、選挙の争点とかにはならないだろうね。
ミリオタとしても納税者としても「経緯」は知りたいですけどね。
国民の税金で購入しているんですから。
またやってるのか?
韓国でも改修費が高くて問題になってるしF-15周辺は色々と問題あり過ぎるんだよ
何が言いたいのか分かりにくいけど「防衛省の批判はするな!防衛省の決定&事後対応は正しいんだ!」って事?
すみません
安価ミスです
これに🖤押すやつは晒すためにやってるのか?
ここでもハートの民意?
もっと数年早くF15JSIの決断していれば新ライン追加費用要求なんて無かったんだろうか
それとも早く決断してても結局後から要求されていたのだろうか
F-15EXありきの近代化パッケージですから
EXが具体化していない段階で発注かければ今と同じく法外な改修費要求されますよ
同内容のF-15Eの改修がEXの前にあったんだからそれは違う。
対艦ミサイルは日本独自の要求だが
その対艦ミサイルの独自要求が落とし穴だった可能性が高そうだ
つまり、一から試験をしなければならない訳で、ある意味新規開発と同じ位の費用が掛かる可能性が有るので、米側が言い出した2400億円(電子戦装備の製造ライン代含む)と言う金額もおかしい数値では無いと思う
恐らく、改修計画は中止確定だと思うよ
近代化改修が時期内容共に中途半端だったね。
自身で賄えないと足元を見られる典型例よな
いやいやいや、米側がF-15を新規調達するというのは素人でも当時のネットで拾えた情報だぞ
米空軍のF-15EXと日本のF-15JSIはベース機が違っても近い存在だとずーっと言われてたやん
2400億―807億=1593億
B-29の昔から、ボーイングにとって日本は金の成る木でんなあ
イーグルとストライクイーグルはほぼ別機種ということを理解していればLRASMをF-15Jに積むのは無理ってわかるはずなのになぜ計画を進めてしまったのか
防衛省には馬と鹿ばかりしか居ないからじゃない?
確かに!
F-15C/DとF-15Eは似て非なるもので、制空戦闘機を戦闘爆撃機へ置き換える為に構造強化(対空ミサイルより重い爆弾)しているので、設計の見直しで両機種の共通点は30%しかないので、同様のことをしたら翼折れるかも!
F-15C(JだけどE系ではないC系という意味で)のマルチロール化なんて
(コスト度外視すれば)可能という机上論レベルの提案であって本気で採用するなんて想定外でしょう
いずも型にカタパルト付けてCATOBAR運用やらF-2スーパー改やらと同じで
採用されると思ってないけど妄想レベルの提案してみた程度のものを本気で採用されてしまったかんじ
CがあってEを採用してないのは日本だけでE採用しているその他のF-15運用国はEの改修するからわざわざCのマルチロール化なんてしない
改修したいなら日本が全額負担してねってのはある意味当然だよ日本以外採用しないものを日本以外も負担して作れと?
アメリカ空軍にも2040Cを提案していた時点で机上の空論ではないでしょ
問題は空軍がそれを断ったらペンタゴンのほうから横やりが入ってなぜか新品の購入をさせられるようになったこと
2040Cってマルチロールだったけ?
AAMのミサイルキャリアだと思ったけど。
マルチロール
GBU-39系統の誘導爆弾の搭載計画があった
E型ベースのKですら改修費高騰してそれならEXを新規に購入した方がましと言ってるレベルだしそこら辺はあんまり関係ないと思われる
F-2の製造ラインを復活させた方が早いんじゃない?
いろいろと自前で改良できるしね。
F-16V買った方がマシだわ
おそらくコメ主の言ってるF-2なら「いろいろとできる」部分が
日本がF-16Vを導入した場合はほとんど全部出来ないので
調達単価が半分でも3分の1でも全然マシじゃないと思うな。
日本の場合、新技術のテストへッドはほとんどF-2ですよね
F-2は機体に余分なスペースがなく「いろいろとできる」にはちょっと厳しい
F-3で大型機を欲しがってるのはこの辺の事情もあるんですよ
それがF-2生産打ち切りの理由のひとつでもあったけど
機体規模がF-2以下のF-16は現在も魔改造を継続中だからね。
大きさの問題よりも改造や延命に米国の縛りが少ないF-2は重宝。
でも、現実を見るとF-3関連のテストベッドにはXF-2が主に使用されています。
サイズとかの物理的な制約よりも、権利的な制約の方が先に来るからだけど。
日本主導を防衛省側が拘る所以です。
ですね。
コメ主はまさにその意味で「(F-15/16/35辺りより)いろいろできる」と言ってるんだと思います。
それは分かるが…コメ主はF-2のサプライヤーの何社かが消滅したことを考えた上で、ラインの再構築を提案している訳ではないと思うから、もうこのコメントは放置で良いんじゃない?W
それはF-2のラインを復活させる上での障害ではあるけど、
「(自前でいじれる、という観点で)F-16Vの方がマシかどうか」という話とは関係がないね。
「F-2のライン復活」という論自体を根本から否定したいなら
こんな枝葉じゃなくて元コメにレス付けなよ。
一理ある,が..
ハイエンド化する戦場に4.5世代機を新造したとしてどれだけ立ち向かえるのかっていうところだな.
数をそろえるっていう意味ではアリな気はする
米空軍がまさにそれをしようとしているのですが
そうだけど、日本と米国が完全に事情が同じって考える方が微妙だと思う
件のMR-Xがハイエンドなミッション以外を担当するって言っている以上、中東のテロ組織とかとの戦いを想定してるんじゃないの?
中国ロシアみたいなのが仮想敵国の日本とは状況が違うでしょ
素人的には
原因や責任の所在はさておき、独自改修の権利を認められないとこんなにも改修が困難で費用も高騰してしまうんだなあと
・・・F-15よりも更に独自改修の余地のないF-35を20年後に改修したいとなったらどんな事態になるんだろうか
独自改修なら門前払いかな。
独自改修が門前払いなのは今回も同じなので
つまりF-35の長期的アップデートに関しては、日本が必要なタイミングで日本が必要とする能力向上を目的とした場合
今回のF-15よりも酷い惨状になる事が確定しているという事ですね
ご教授ありがとうございます
今回も同じっていうかF-15は大枚はたきさえすれば今回のように米軍が採用していないF-15にLRASM統合するプランであったり、独自のAAM-4を統合する事は可能(繰り返しになるけどカネが払えれば)だけどね
F-35はいくら大金を積もうがその国の独自仕様には出来ない取り決めがあるから(イスラエルは例外だけど)F-15以上に厳しい
今回の場合は門前払いではないよ、金額が合わなかっただけだから。
F-15の場合、日本独自の改修はそれなりに許されていました。
実現したので目立つのは、J-MSIP機に対する近代化改修、形態一型とか形態二型に相当するやつです。
実現しなかったもので最大級なのは、Pre-MSIP機に対するF-15 FTB構想です。
改修内容は、
・デジタルFBWの導入
・エンジンをF110-GE-129に換装
・後部胴体をF-15E仕様に交換
・3次元推力偏向ノズル化
と作り直し級の改修構想で、ボーイングなと米国の協力も取り付けていたようです。
予算化までには至りませんでしたが。
F-35の場合、その手の日本独自改修が許容されておらず、それ故の門前払いです。
別に相手と同じ土俵で戦う必要はない。
日本は3自衛隊協力して舟を沈める、事を優先項目の1つにして考えると4.5世代でも良いのでは。
日本の場合、島嶼防衛などのため遠方に航空戦力を転換する必要があり、しかも数的劣勢での行動が求められています。
4.5世代だと数的劣勢﹙シミュレーションでは1:2とか1:3での空戦を想定しているみたい﹚での立ち回りが厳しく、
F-35だとステルスモードでの航続力とAAMの装備数に不満があるみたいです。
アメリカも最終的に80機購入して終わりとかEXでやりたかったのはボーイングの救済だけかよ
無駄に同盟国を苦しませているだけだわ
改修に必要な電子機器が不足する可能性を予算策定時点で予測していなかったんでしょう。
その増産に必要な初期費用請求額の妥当性はさておいて、一方的な追加請求はトランプ時代の政策姿勢かと。
防衛省は安全保障協調を標榜するバイデン政権に交渉の余地があると期待してるのでは。
政府間交渉の経過等は公表できない部分もあるんでしょうが、可能な部分は事業レビューで公開して然るべきとは思います。
AGM158の導入は本当に必要なのかな。12式対艦誘導弾やそのあとに続く島嶼防衛用新対艦誘導弾は地上部隊、艦船、航空機による運用が想定されている。もちろん国産のミサイルをF15に統合するのにも色々とゴタゴタはあるだろうけれど、ジャズムが改修経費を高騰させる要因の一つとなっているのなら、当分F15が対空戦闘専用機であるのも仕方がないんじゃないんか、と思ってしまう。
島嶼防衛用新対艦誘導弾はともかく、12式地対艦誘導弾能力向上型は時期的にF-15JSIの問題が表面化した頃に話が出て来たから、AGM158Cの代替案なのかも知れないよ
>AGM158Cの代替案なのかも知れないよ
横から失礼。
個人的には、そうあって欲しいと思っています。
問題に対応して、プランB的な事を防衛省側もしてくれたと言うことで。
抑止力として期待されてるからJASSM,LRASM,JSMはどのみち導入されるんじゃないかな
F-15にこの射撃能力を持たせようと考えたからこのトラブルが巻き起こってるってだけで
米国は旧式のF-15C/Dを5年後に零にする予定。もたもたしてないで早急に決めないと、5年後には真面に飛べるF-15Jが無くなる。虎の子のF-35Aで迎撃させる気か?ステルス情報収集の機体がそこら中から飛んでくるだろう。全身の複合材が疲労困憊のF-2にやらせるとそこら中で墜ちるぞ。
新しいF2が古いF15より先に退役するのも、複合材料製の機体によるところが大きいからね。
F-2が先頭切ってるから、過去の知見が無いのが特に痛いよね。
生産ラインの問題が無ければ、代替え機を一個飛行隊くらい生産して入れ換えて、疲労度を調査して欲しい感じ。
F-15の強みを活かすならゴールデンイーグル(韓国の練習機ではなくアメリカのC近代化)でいいんじゃないの
あれならもともとCの改修案として採用されたものだから無理がない
あれはもっと部品がないと思われる
日本でその手の公聴会したら、原因究明再発防止ではなく犯人探しになり、自己防衛の言葉遊びに終始しそう。
犯人仕立てにもなりそうですね…
そう言う事…その結果、森加計問題の時みたいに百鬼夜行な怪情報が国会内で乱れ飛んだ挙句、本当に必要な情報は完全に隠されてしまうオチ(例・先日政府が存在を認めた赤木ファイル)しかあり得ないね
コストが高いってだけで要らないなら大した必要性は無いってこと。
足元みられるだけの毎度のパターンだから撤収はやむなしでしょう。
コストがポンと3倍になって導入の是非が問われない物なんて
(元々ただ同然のクッソ安い物以外では)そうそう無いよ。
もういっそのこと、アップグレードできる機体は全部実施して、1機体あたりの費用下げれば、少しはマシなんじゃない。
どうせ、F3だっていつ出来るかわかんないし。
問題はそれがF-35を追加導入する費用と変わらないこと
Jが老朽化して運用コストが高いこともあってF-35新規購入とどちらが安いかとなっている
F-15とF-2の穴を埋められる代替機となると、F-16やスパホは基本が古すぎ、タイフーンは駄作、グリペンは単発。
ラファール位しか思い浮ばない。ラファールも今や生産が追いつかなくてすぐには入手不可だろうけど。
どうせ短期穴埋めならスパホリースでいいんじゃない?
スパホをリースしてもらい、グロウラーを少数導入してもいいかもしれませんね
アメリカが了承するかわかりませんが
ヨーロッパ機は規格が異なるので色々難しいかと思います
ラファールはラファールで、アメリカ製のミサイルが搭載できない
装備でいうならEF-2000の方がまだマシ。トランシェ4で生産上の問題が解決している事を祈るしかないが
スパホのブロック3のアビオニクスをF-15Jに移植するのが一番手っ取り早い気がするけど
むしろ兵装含めてアメリカ製以外も導入した方がいいと思う。
全て米国頼みはリスクになるし、価格交渉力や経験値蓄積の点でも別の選択肢は有る方がいい。運用効率の問題はあるが対応不可能という訳ではないと思う。
2040年前後(F-3配備)まで運用するにはスパホでは役者不足な気がする。
重箱の隅をつつくが、
『役不足』ではなく『力不足』な。
重箱の隅を虫眼鏡で拡大してつつくようだが、
「役不足」でなくて「役者不足」と書いてあるので、二回間違って結果的に合ってる
2040までの代「役」に対し、スパホという「役者」では力不足と、最初から正しく使ったつもりだったけど。(役者不足は辞書には載ってないが新聞等でも使われつつある)
新聞は昔から誤用を拡大・定着させる言語のガン細胞なので
「新聞で使ってるから」という根拠で正しいと判断するのはオススメしない。
数が足りないと?
そゆことね。
「役者」が「不足」で、字面通りならそうなるよね。
「役者不足」自体は「役目に対して能力が不足」と誤用されてる様だけど。
「役不足」の誤用への突っ込みと、「役不足」と「力不足」の合成から来たのですかね?
誤用も周知され定着すれば、新たな言葉として成立するかもだけど。
その(屁)理屈なら、役不足も役者数に対して配役数が足りないと解釈しなきゃおかしいでしょ。
定性表現をわざと定量的に解釈するのは意図的な曲解。
「役者が不足」を縮めた役者不足と「役不足」と対比させた役者不足が違う表現だなんて、普通の頭があれば理解できるはず。昔から感じてるけど、どうしてミリオタは小学生みたいな揚足取りにこだわる人が多いんだろう。
EF-2000は欧州製の弾薬を搭載できるんだから、EF-2000でもいいではないか
価格交渉能力と経験蓄積という点では、日本は国産機を開発中であるし、欧州との交渉という点ではヘリコプター等でも欧州製の機材導入が進んでいるので問題ない
それともF-35と日米同盟を手放して、Su-35かJ-10を導入するかだろう
後20年使うのに、性能でラファールに大きく劣りアップグレードもできず問題山積のタイフーンを導入するならまだスパホの方がいい。
ダッソーやフランスは構想力というか、効率的な基本形(無尾翼デルタ)を継続して開発労力を節約し、CADを自作・工場もデジタル化して効率化、モジュラー設計で空海軍共用化、ソフトのみでアップデート可能など、限られた国力で効率的に開発を行う独特の合理性がある。
その辺りの構想力・企画力(≒技術力)は日本が最も苦手とする分野に思え、導入したら参考になる点は多いと思う。
買うだけなら技術を学ぶことにはならないぞ(そして日本にはライセンス生産する余力もない)
技術を学ぶという点で考えるなら、開発中のKF-21に参加した方がまだマシだぞ
後続距離も、装備も何もかも足らない機体だが
KF-21?
知れっと頓珍漢な提案するなw
あんなもんのどこに学ぶ点があるって?
そういえばトラ4ってもう実機は出来てるんだっけ?
トラ3がゴタゴタしてるイメージしかなかったけど…
トラ4の実機はまだ
ドイツがトラ4の契約を去年の11月に交わしたので、今から契約を結ぶのであれば、どこかの国の生産枠を譲ってもらうか、トラ4を新規契約するか
なるほど…
でもドイツ空軍か…
…色々と予算とか大丈夫なのかな?
億が一、京が一、仮に日本がEF-2000を購入しようとしても、FXの時以上の足元見られた契約迫られそうね…
F-15JSIの予算を利用して、F-35の取得前倒し。
Pre-MSIPとの入れ換えを早めて、一線級の機体を増やし、台湾有事に備える。
定数を見直すか否かの判断は後日に後回し。
貴殿は戦闘機に詳しい方?
スパホが(F/A-18E/F)古いと主張されてますが、挙げた機種の中では最も新しいんですけど…
根本的にF/A-18C/DとE/Fでの共通部品は10%しかなく、もはや別機体です。
「基本が」と申したように再設計しても基本的な空力形態はレガホと同じで抵抗過大、遷音速加速が激悪のレガホ(要求60秒に対し90秒)を更に下回ってますので。
主脚が後ろ過ぎて離陸時に方向舵でブレーキかけながら無理矢理ピッチアップさせる仕様(レガホの試験中の応急対策)も継承してますし。主脚の位置ぐらい再設計時に改良できそうですが。
レガホはCCVになってませんがスパホはどうなんでしょうね? 重心前後の平面積比はレガホと大差なさそうだし、依然方向舵をピッチ制御に使うのはCCVではなさそうですが。
防衛省はやること成すこと失敗ばかりで何か見通しが良くないなぁと言う感じですね
F-22の時もそうだったし地上イージスも政治主導で結局中止だし
オスプレイも購入はしたものの現場からの要求と言うよりは上から押しつけみたいだったし色々と素人っぽい感じ
オスプレイは買いじゃないか?
速度とペイロード、行動半径はヘリの比じゃない。
事実特定アジアが嫌がってる。
空自にとってはこの問題が最重要課題かもね。
リースが本当に可能なら返却前提でF16(Vとは言ってない)でもいいとは思うが。
F15Jの改修を日本に自由にやらせてくれる様に改めてお願いするってのはいかんの?
東アジアでの紛争が近い事を考えると日本にしても米にしてもこれがベストだと思うけど
米に改修を依頼したとしてもすぐには出来そうにないしイーグル2はまだまだ日本には回って来そうにない
米は儲け損なうが、今のままだとどちらにせよ米に改修を依頼するのを諦めるだけだろうに
既存品が無い場合、日本の防衛装備品は開発に時間掛かる印象なので、早急な手配は厳しいように思います。
F-2改修用やF-3検証用のを転用するのなら、多少は納期を改善出来るかもしれませんが。
防衛省の見積もりが甘かったのか、米国側がぼっているのかは、現段階でわかりませんが、現場にしわ寄せが行くことは、胸が痛みます。
やはりF-2スーパー改をだな…
F-15はスクランブルに専念させて他をF-3増量で埋めるが正解だと思う
手持ちを全部近代改修を続けてもベースの古さで結局無駄になりそう
マルチでは無く用途別特化が今後のトレンドではなかろうか