安倍元首相の国葬に参列するため来日したトルコ外相は日本側と防衛・安全保障分野について協議を行う予定で、26日の日本記者クラブの会見でも「日本にトルコ製UCAV導入を提案したい」と明かした。
参考:Turkey ready to sell drones to Japan: foreign minister
駐トルコ日本大使がTB2を開発・製造するBaykar社を先月に訪問、陸上自衛隊の要請で徘徊型弾薬のモックアップを出展
安倍元首相の国葬に参列するため来日したトルコのチャブシオール外相は26日、日本記者クラブの会見で「トルコ製のUAVやUCAVは世界最高レベルで、リビアでトリポリ侵攻を防いだのはトルコ製UCAVだった」と語り、記者からトルコ製UAV導入を(会談が予定されている)林外相に提案するのかと質問されると「もちろん日本との防衛産業協力を強化したいと考えている」と述べた。

出典:駐トルコ・アゼルバイジャン大使館 バイラクタルAkinciの引き渡し式典に招待された日本の駐在防衛官
チャブシオール外相はマレーシアやインドネシアなどのアジア諸国がトルコ製装備品に強い関心を示していることに触れ「日本が武装可能な無人航空機(UCAV)を含むトルコ製装備品を購入したいのであれば、そのニーズに応えることは我々の喜びになる」と付け加えており、トルコ代表団と日本は今後数日間に渡り防衛・安全保障分野における協力の可能性を協議するらしい。
Nikkei Asiaは記事の中で「駐トルコ日本大使がTB2を開発・製造するBaykar社を先月に訪問、陸上自衛隊が非公開で開催した展示会にトルコは日本側の要請で徘徊型弾薬(Kargu-2)のモックアップを出展した」と指摘して「日本がトルコ製UAVやUCAVに関心を示している兆候だ」と報じているが、恐らく防衛省が島しょ防衛強化のため徘徊型弾薬やUCAVを2023年に試験導入する中に「トルコ製の徘徊型弾薬やUCAVが含まれる可能性がある」と言いたいのだろう。

出典:T.C. Cumhurbaşkanlığı Savunma Sanayii Başkanlığı
因みにBaykar社も今年3月、Nikkei Asiaの取材に「日本は一刻も早くUCAVを手に入れるべきで、いずも型護衛艦にバイラクタルTB3はぴったりだ」と述べている。
追記:誤記を修正
関連記事:バイラクタルTB2開発企業、日本は一刻も早くUCAVを手に入れるべき
関連記事:日本、島しょ防衛強化のため徘徊型弾薬やUCAVを2023年に試験導入
※アイキャッチ画像の出典:Talha Işık/CC BY-SA 4.0
いざそうなっても、まだ試験導入以上の運用案が無いだろうな自衛隊
買ってから考えますは失敗パターンだからダメよ
失敗しないように多機種を試験導入して検討するんだろうが
うわ怒られたw
しかしまだ購入も何も決まっていない、これも防衛省のスピード感を測る話となるでしょう
インターネッツに張り付いて、我先にと結論めいたコメント描いて、一行に満たない反論されて
それに余裕仕草で反応するくらいなら、近所を散歩したほうが余程あなたの為になると思うよ
日本の方ならインターネットを複数形にしないので気をつけてくださいね
インターネット老人会だとネタ的に使う用語だが、まぁあなたは若いんだろうな色々と・・・
そんなに興奮して横から来られてもわけわかんない
見えない相手を勝手に妄想する書き込みで、逆に自分の姿をあらわにする脇の甘さを笑うけど
他の記事に書き込みの無い人が
いったい何処から沸いてきたのかな?
アメリカ製以外にも目を向けているのは素晴らしい。
離島防衛や長い海岸線の監視等でドローンは絶対必要。ただ、海上防衛のドクトリンやドローンにさせたい戦術を具体的に想定しないと。
必要な仕様が弾き出せずにグダグダになるのは避けて欲しいね。
海上・沿岸部の運用を前提に設計されているらしいTB3の仕様が気になるところ
防錆処理は当然として、海上の波と人工動目標を区別して識別可能かどうか、敵水上艦や航空機への対抗策は講じてあるのかなどTB2からアップデートが求められる点が多々ありますので
もしそれらの条件がクリアされていてコスパの変移も許容範囲内であれば、独自開発せずとも輸入やライセンス生産ができて助かりそうですね
これが国による売り込みかぁ。
シーガーディアン運用した方がましなのでは?
価格帯が違い過ぎる
単純比較していいものじゃない
シーガーディアンって得られた情報をアメリカ経由の有償だっけ?
それだったら、ドローン技術最先端になったトルコの無人機類導入がいいかも
なおかつドローン空母運用ノウハウを日土で共有できれば
安価で優秀な無人戦闘機を確保できる。
無人の空中警戒機開発してる国無いかなぁ、いずも用に重宝すると思うのだが。
F35積むなら空中警戒機は必要不可欠、対空ミサイルが長射程化したせいで、低速な空中警戒機を有人で運用するのは段々厳しくなってきてる。
イギリスのProject Vixenという無人戦闘機、無人早期警戒機、空中給油機を担わせる機体の開発計画があります。
ただ、それについて書かれている日本語のサイトがここの過去記事しかない上に、英語のニュース記事も昨年6月までの物しかないんですけどね。
MQ-9BのSTOLタイプを米軍が開発中ってニュースあったね。いずもで運用するならこれかな
軽空母で早期警戒用のリーパー運用可能なれば、滅茶苦茶ミッションの幅広がるなぁ。
それはメーカーが計画を発表しただけ
いずもは空母と言うより移動する海上ガソスタの方が近い。本州から尖閣諸島まで遠いので尖閣上空に留まれる時間が短く、戦闘中に空白が出来ないように比較的近くに待機するのがいずもの仕事。だからF35Bの仕事ははA型と同じだし早期警戒機は本州から飛んでくればいい。いずもは自分一人で何でもしなきゃいけない訳ではないから無人警戒機は必要ない。
仮にトルコからTB-3か何か購入するとして
海上封鎖されたときに備えて、技術移転・国内製造に応じてくれるのかな?
距離が離れているから、ウクライナみたいにすぐに届けてもらうこともできないだろうし
サウジアラビア・アゼルバイジャン・ウクライナがトルコ製UAVのライセンス国産を行う予定
トルコは現地生産推進の方針らしいね
バイラクタルTB2は実績から見ても申し分ないんだが、本命は歩兵部隊が持ち運んで使えるやつとTB3かな。自衛隊初のUCAVは何になるのやら。
こう言うの日本から言いに行けた例しがないから、向こうから言ってくれるのは有難い。
諸島防衛では申し分なく有用だし、どんど協力を進めて、共同開発とか出来るようになれば良いなぁ。
日本におけるドローン運用でドローン推進派と懐疑派でよく揉めるけど、20世紀に民間でも軍隊でも内燃機関の波及によって機械化がなされたように21世紀でも通信技術の発達によって軍民共に無人化されていくのは間違いないんじゃないかな?
これが弔問外交の一番ソフト。
本来であれば外交がない国同士のセッティングをするのが弔問外交。
岸田氏の顔見世だけでは弔問外交にならない。
元外務大臣だったのに”弔問外交”を勘違いしている感があるわな。
台湾、韓国はすでに開発を進めているので、乗り遅れた日本への売込みに、どのドローンメーカーも期待はあるんでしょう。産業用ロボット生産では世界一でも、(軍事用)ドローンに関しては、日本の政官は後押しする様子が見られませんから。
なお部品
中国産ドローンを構成する部品の5割は日本製
中華艦隊や空軍相手に航空優勢の確保ができなければ意味がないのだからF-35で満杯のいずもにプロペラ攻撃機を置いておく余裕ってあるんですかね…?折り畳めばなんとか行けるのかな
たかだか軽空母2隻、しかも2万トンですよ。それで航空優勢とれるなんていずもに夢見過ぎ。
他の方が言ってるようにガソスタとか、或いは艦隊センサーの拡張とか、存在そのもので敵の運用に制限をかけるとか、精々そんなもんだよ。
いずものF-35でも航空優勢をとれない状況なのに大型の無人攻撃機を発艦させたら瞬殺されるのでは。やはりアキンチのいずも搭載には無理があります。そのぶんF-35を積んだほうがいい
そもそも役割が全く違うのにいつまでそんな事を言っているんやら…
戦闘機と対潜ヘリが戦ったら戦闘機が勝つんだから対潜ヘリ要らなくね?レベルの話ですよそれ
現実にはDDHに攻撃ヘリやオスプレイを載せて島嶼防衛してるわけで、そこにUCAVという選択肢が加わるだけの話なんだが
島を取りに来た中国艦隊と中国空軍相手に航空優勢取った上で上陸した中国兵を攻撃できるターンになったらいずもに乗せて使うのも有用だと思います。
五月雨式になりすみません。導入が100パーセントないとは言い切れませんが、オスプレイや対潜ヘリと違ってバイラクタルTB-3はいまのところ島に上陸した兵を攻撃するしか用途がなく、バイラクタルの遠隔操縦は水平線の向こうには飛ばせず有人機と違ってレーダーを避ける低空飛行もできないので島の周辺に敵の航空機や艦船がうろついている状態ではすぐ撃墜されます。それら脅威を排除するための戦闘機は稼働率が低下し掩体もない状態なのだから無人攻撃機よりまずそっちに予算を振ったとしてもおかしくないと思います。
その論法だとひゅうが型まで兎に角万能F35を積めるだけ積めという話になりますね。別に掩体構築だって重要だし、海上を無人機が低空飛行できるような技術の開発だって重要でしょうさ。オールorナッシングではなく個性が違う手段を揃えるのか強さだってウクライナで学んだばかりでは?
F-35×100機以上にステルス超音速巡航ミサイル1500発配備する日本がバイラクタル持ってなくても別に構わないとは思いますが、あらゆる事態に備えるための選択肢の一つとして導入があり得るのはその通りだと思います。
艦載が想定されてるのはTB3ですよ?Akıncıではない
そうですね。私が間違っていました。
半導体、光学製品の技術力に円安ですから、トルコは単なる売り込み先以上に共同開発にメリットを感じているのでしょう。EUとは、ギリシャやシリア難民問題、アメリカとは武器輸出問題、ロシアは、露土戦争以前からの仮想敵国ですし、中国とは東トルキスタン問題がありますから、いつ供給制約されるか分かりませんから。
アキンチは絶対導入した方がいいと思う。双発機だしハードポイントもたくさんあるから、海自の哨戒機にはピッタリだろ
南西諸島有事でバイラクタルが対地攻撃できるほど安全な状況ということは地上の中国兵は空軍は何やってるんだ!とお馴染みのセリフを叫んでいる状態なわけですが、中国空軍は何してるんですか?もしかして空自と米軍に壊滅させられたとか…?民間の漁船団が本土から助けに来ると思うので、そういうのを沈めるのにもバイラクタルは有用だと思います。
シースキミングひとつとっても凪の地中海と荒れた太平洋、日本海では状況は全く異なりますからね。
そういう意味では日本は立地的にテストするには最適に近い相手になるのではないかと。
円安で日本はもう外国製ドローンなんて導入できないだろうな
国内で作ろうにも原材料は輸入だし、プログラムを組む技術は無いか持っている人間は日本にいないという現実…。
日本の現在のスタンスだと、防衛と言っても「姿を見せることで」相手に自重を促す感じでしょ
攻撃型兵器を防衛に導入したところで、姿を見せても人命に触りが無ければ相手は挑発を兼ねて撃つでしょうし
本来の用途どおり、見つからないように相手を爆撃するなら、防衛のためには攻撃するのだという強い意志が必要
現実問題として、使い物になるとは・・・
防衛大臣は林さんじゃなくて浜田さんな
とりあえず「お試しリース契約」で、使ってたら意外に良くて思わず「延長」したりして・・・
トルコなだけに。
中国海軍を長時間監視して、いざ落とされても財布や世論に優しい無人機が欲しいなぁ
航続距離はどうしても無視できないかな?
ムズイところだが、監視だけならヘロンTPやヘルメス900、TAIのアンカ、攻撃能力やソノブイ投下もしたいならアキンチあたりですかな
島嶼防衛用なら超低空飛行で対艦ミサイル撃ち込む以外の使い道が思いつかないが…。
これが最近のインターネッツですか(^p^)
試験的な導入や陸自への導入は賛成だが
海自が全通甲板もってるからドローン導入!!みたいな安易な考えは反対
そもそもFFM導入とDDHのF-35Bキャリア化で哨戒ヘリの8艦8機体制とは異なる道に進むため
まず哨戒ヘリを何機体制でどう使い、その後ドローンをどの用途で使用するのか考えないと
現場が混乱してただでさえ低い(回転翼機含む航空機の)稼働率が更に下がる
トルコ的にも実空母での運用ノウハウはまだ微妙だろうし結構有力な話かな
トルコ製のUCAVを4機ほど買って、秘密裏リバースエンジニアリングして、国産UCAVを開発すればいいじゃん。
そうすれば開発費も開発時間も少なくて済む。
日本も少しは泥臭くて汚い事をすればいい。中国の様にハッキングで外国の技術を盗めばいい。
日本もそれくらいズルい国になっても良いと思うけどね。
中国の艦隊は索敵範囲も射程も黒海艦隊とは比較にならないし有事においては海面スレスレを這うように飛ぶかステルス機以外飛んでいられないはず。アメリカと揉めてるトルコの無人攻撃機を導入するとしたら理由は技術的参考程度だろう。