ロシア政府は実弾を使用した海演習のため黒海とアゾフ海を通過する船舶と航空機に警告を通達したが、ウクライナ沿岸部を封鎖するよう範囲が指定されているため注目を集めている。
参考:It Looks Like Russia Wants To All But Wall Off Ukraine’s Coastlines Next Week
演習終了の翌日が北京五輪の閉会式、ウクライナへの侵攻リスクが最も高まることが予想される
ロシア政府は2月13日~19日まで演習を行うため黒海とアゾフ海を通過する船舶と航空機に警告を通達したが、3つに別れた演習範囲はウクライナ沿岸部を封鎖するよう指定されているためBlack Sea Newsの編集長を務めるアンドリー・クリメンコ氏(クリミア問題の専門家)は「これはウクライナの港に対する海上封鎖に近く国際社会はこれを絶対に阻止すべきだ」と主張している。
ただロシア政府が指定した演習海域はウクライナ領海には踏み込んでいないため、西側沿岸部に沿って航行すれば船舶でウクライナの港にアクセスすることも不可能ではない。しかし砲弾やミサイルを使用した実弾演習中の海域近くを民間船舶が誤射されるリスクを犯してまで航行する可能性は限りなく低いため、クリメンコ氏が主張するように「事実上の海上封鎖」と言っても過言ではない。
最大の問題は13日からの演習を理由にロシア軍は兵力や装備をクリミア半島や演習海域近くに移動して配備することができ、演習終了の翌日が北京五輪の閉会式(20日)という点だろう。
つまり19日の演習終了同時に黒海、アゾフ海、クリミアを含む周辺地域に動員されたロシア軍の兵力や装備が魔法のように一瞬で消える訳ではなく、仮に北京五輪が閉幕する20日も居座り続けていればプーチン大統領が何を意図しているかなど誰の目にも明らかで、ウクライナへの侵攻リスクが最も高まることが予想される。
米ブルームバーグ紙は「平和の象徴でもある北京五輪の会期中にウクライナへの侵攻を行わないで欲しいと習近平主席がロシアに要請した(ロシア外務省はニュースは間違いだと反論している)」と報じており、ウクライナ軍のパヴリョク中将も英The Times紙に対して「ロシア軍が北京オリンピックが閉幕する2月20日に行動を起こす可能性が高い」と語っているため現時点で「2月20日」がウクライナ侵攻開始の目安と見て間違いはずだ。
そこまでに外交ルートによる危機回避が成れば良いのだが残された時間はあまりにも少ない、、、
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※アイキャッチ画像の出典:Black Sea News
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閉会式に合わせて開戦かな
エスカレーションが全く止まってないわ
プーチンが中国の言いなりになるのが嫌であれば、嫌がらせを兼ねての会期中の侵攻も有り得るんじゃない?
その方が奇襲効果も高いでしょうし
ロシアの兵隊は寒空の下を走らされてオリンピックも見れないのか。
さすがに憐れ。
ロシアに限らず兵隊なら、オリンピックを見れる環境でないことも多いのではないでしょうか。
現在乗船している海上自衛隊の隊員の方も、オリンピックは見れてないと思いますよ。
そう考えると、自衛隊の人たちには感謝です。
海上において何時でも何処でも大容量高速通信となると、スペースXのスターリンクが完全体となってサービスを開始でもしなきゃ難しいですからね
もっともそうなったら、下手すればアホ1人の所為で艦艇の位置がリアルタイムで丸見えになって攻撃されかねませんがね。今や携帯電話の電波を元に攻撃される時代ですので
ロシアはNATOへの緩衝地帯を作るためにウクライナ東部からドニエプル川まで取りに行くつもりだ。そしてロシア系住民の国家か自治州を作るのだろう。
オリンピック後ウクライナ東部の湿地が凍結すれば、侵略開始だ。
今回の紛争は世界対戦のトリガーになるかもしれないから、何としても避けて欲しい。
希望としては、今年は異常気象の暖冬で湿地が凍らず兵隊思いのプーチン大統領はロシア兵の犠牲を防ぐため、今後も交渉継続で手打ちして、退却。
さて、どうなるかな?
海上封鎖までするとなると、こりゃ十中八九開戦か?
今回の件で侵攻の可能性は一気に高くなったな
ロシアの偉い人「20日に五輪閉幕しますがパラリンピックがあります!3月4日からです!」
プーさん「全ては一週間で終わるよウクライナ市民が何をしようがね」