ロシア国防省は遠回しに「バフムート周辺のクロモヴェ突破が失敗に終わり、ベルヒフカ貯水池周辺の有利な位置まで後退した」と発表、ウクライナ軍は「ロシア軍が目論んだ戦勝記念日までのバフムート占領」を阻止に成功した格好だ。
久々にウクライナ側にとって「ポジティブな話題」しか出て来ない日だ
ロシア軍は数日間に渡りクロモヴェ方面(00506周辺の塹壕)に押し寄せていたもののウクライナ軍(第92機械化旅団)が敵を追い払うことに成功、現在この周辺にロシア兵が存在しないことを視覚的に確認していたが、ロシア国防省は12日「(バフムート北の部隊は)防衛ラインの安定性を高めるためベルヒフカ貯水池周辺の有利な位置を保持している」と発表した。
ロシア国防省の発表を分かりやすく要約すると「ウクライナ軍の反撃でクロモヴェ方面の防衛ライン=塹壕を失ったため、この周辺の部隊はベルヒフカ貯水池周辺の有利な位置まで後退した」という意味で、クロモヴェ方面への突破が「失敗に終わった」と遠回しに認めた格好だ。
さらに興味深いのは「水路沿いにチャシブ・ヤールへ伸びる突出部の左側面」をウクライナ軍(第3突撃旅団)に突破された原因についてで、露ワグナーのプリゴジン氏は「ここをワグナー部隊と共に守っていた第72自動車旅団の部隊が逃げたためだ」と批判していたが、第3突撃旅団の指揮官はCNNの取材に「真っ先に逃げ出したのはワグナーの兵士達で第72旅団の兵士達は包囲され降伏を受け入れるまで懸命に戦っていた。プリゴジンは嘘つきだ」と述べている。
さらに指揮官は「この戦闘で少なくとも200人から300人のロシア軍兵士が死亡したと思う。もしかしたらそれ以上かもしれない」と付け加えており、プリゴジン氏に対して現場の兵士が誤った報告を行ったのか、全てを知った上で「突破された責任」をロシア軍に押し付けようとしたのかは不明だが、久々にウクライナ側にとって「ポジティブな話題」しか出て来ない日だ。
※戦況マップを更新、どうやらクロモヴェ方面の前線は大きく北に押し上げられた格好になるらしい。
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※アイキャッチ画像の出典:93-тя ОМБр Холодний Яр
ロシア軍とワグネルはこんな状況でも責任の擦り付け合いですか。
ロシア軍とワグネルは協調して戦闘しているとの情報がありましたが、やはり両者の関係は悪かったようですね。
現場は協調して戦闘していますが、派閥としては責任の押し付け合いに終始してるという事ですね。
あと、ワグネルもロシア軍も場所によって頑健さが違いますので…常にどちらかだけが勇敢なんて事は逆にあり得ないですよね。プリゴジンはそれを言い張ってますが。
他の戦線でも一緒になって逃げてた癖に相手だけが悪いとかやってましたし。
相変わらずの西側のウクライナヨイショ報道
こんなのを鵜呑みにしてウクライナ優勢とか信じ込むのは世界でも日本人だけ?
流石にこれ一つだけ取って、そうだろうってのは乱暴では?日本人一人が泥棒したら日本人全員泥棒だって言うような乱暴さを感じる。つながりが強そうな同じ組織だろうが肉親だろうが関係悪いのは有る事だし、ワグナーやロシア正規軍の部隊ごとに具合は違うだろう。
不仲の原因だってワグナーと言っても元精鋭のトップから囚人部隊とかの底辺レベルまでピンキリでこれは正規軍も同じ事が言える。弾薬等の充足具合(タマ無しでどう戦えと?)。
米軍とかでもそうだが実戦知っている人は協力関係にある部隊レベルに応じた付き合い方をするんで、信頼関係構築以前の問題があった(ガンハンドリングすらまともじゃないなら自分のケツを撃たれる事だってあり得る)と色々ある。同じ目的があるから同じ国の人だからって問題無く一つになるなんて幻想でしょ。
不仲なのは主にトップの側なので…
>日本人一人が泥棒したら日本人全員泥棒だって言うような乱暴さを感じる。
末端兵士の話ではなく上層部の話をしています。
末端兵士の関係が良好でも上層部の関係が悪ければ共闘するのは難しいです。
プリゴジン氏は「逃げ惑うロシア軍を止めるために撃ったら弾薬を使い果たした」と述べていますので、事実でしたらワグネルとロシア軍の関係は最悪だとおもいます。
正規軍とワグネルなどの軍事組織との関係性について、この1年間一体何を見たらそういうコメントになるんだ…
プリゴジンの主張を全てそのまま受け取るべきではないけど、ロシア軍と官僚を毎日のように罵倒するような関係だぞ
というか、大抵の場合ロシア軍をボロカスに言ってるのはプリゴジン氏なんだよね…
以前からワグネルは前進するだけして、十分に制圧できていない状況でも、写真だけ上げて「戦果」をアピールしてきましたが、後から来た正規軍はウクライナの反撃を受けたり、罠に嵌められたりして大きな被害を受けていました。
ワグネルから見れば「戦線の維持も出来ない無能」、ロシア軍から見れば「報酬目当てに友軍を危険にさらす厄介者」と元々反目する要素はありました。
また弾薬問題にしても、ワグネルは他の部隊の数倍の弾薬を供給されていたそうですが、ワグネルから見れば「攻勢には足りない」という不満が燻っていたようです。
立場によって主張は異なりますが、問題はそれを調整する立場の人間がいないという組織の欠陥がここにきて露呈してきたように見えますね。
先月までは東部方面で反攻があったとしてもウクライナの主攻勢軸とは別の補助攻勢だという見方が多かったですが、ここだけ先に動いてるのは何なんでしょうね。誰がどう見てもウクライナの攻勢は南部かアゾフ海方面だと言われている中であえて東部のロシア軍主力から殴りに行って決戦を挑むんだとしたら、大穴なのは間違いないですが…
ここが主攻勢だとするならその目的はロシア軍の殲滅ですかね
決戦で相手を殲滅して地域の支配権を確立するのは勝ち方としては王道中の王道ですからね。それが出来れば最高でしょうし、あるいはその可能性を示唆することでロシア軍の予備を一部でも東部に投入させようという意図があるのかもしれませんね。
ロシア軍が後方に温存している予備戦力は12万から居ると言われて、これらは北はハリコフから南はクリミアまで必要に応じて必要な数が援軍として投入できる即応状態でしょう。然るにウクライナにとって一番狙い目であるザポリージャ方面やヘルソン方面で「だけ」攻勢をすると、そこにちょうど12万の援軍が来てしまう訳です。ロシアの予備投入を可能な限り遅らせて数も減らしたいと思った時、東部で先に攻勢を起こしてロシア軍の予備を半分でも1割でも投入させておけば、後に控えてる主攻勢軸に即日で全予備戦力を投入される事は避けられるでしょう。(少なくとも、一度投入した戦力を戦域から引き抜くのは時間がかかるし、ワグネルの活動地域から軍を抜くのであれば政治的なゴタゴタも期待できる?)
架空戦記や軍師モノだと巧者ほど選択と集中が上手いように描かれますけど、結局のところ色んな含みを持たせておく必要はあって、そのためには優先順位こそあっても全方位戦略じみたことはしなきゃいけないって事なんですかね。
バフムートとヘルソンを交互に押してみてはどうですかね?
ウクライナは内側なので、移動が距離が短く速いですけど、ロシア側は外回りの増援になるので、迅速に対応できないと思います。
移動の際にドニエプル川を渡る必要のあるウクライナのほうが不利では?
これってそこまで大きな攻勢の結果なのかで判断が変わってくる。
補給線確保の為にロシア陣地奪いに行っているのは先月からだし位置が判明したロシア軍の榴弾砲とか潰しているのもずっと。
ウクライナ軍陣地に攻撃掛けて撃退されて前進出来てなかったのも数え切れないレベル。
ウクライナ側に増援あったかまでは追えてないけど普通に戦っていて息切れしたから後退しただけだと思う。どれだけ支配地域が広かろうがその中が安全圏な訳でもなく外から榴弾砲とかで攻撃されるのを阻止出来ていもいない。
主攻の予測は付かないですが他所が主攻だったとしても
・既にバフムート方面に投入されたロシア勢を拘束する
・うまくいけば更に予備兵力の投入を引き起こせる
というのはあるかと
とはいえ先日までロシアが攻撃かけていたように戦力密度高いのでここから突破は難しいかと思いますが
第一次世界大戦と同じく要塞や領土の奪い合いより敵野戦軍の壊滅が戦争の趨勢を決めそうだ
歴史は繰り返すという
第一次世界大戦のロシアと同じく革命が起きて政変からウクライナが勝つという流れも想像できるがその後に出来たソヴィエトなる組織を見るに必ずしも楽観は禁物のようだ
バフムトはもう落ちないでしょう。
ロシアはまた重大な敗北を、しかも1年かけて攻略しようとした都市から撃退され地歩を失うという大敗北を喫しました。
このお通夜ムードの中でウクライナ軍の反攻は本格化しようとしています。
誰とは言いませんが、いい加減西側のデマとかグローバルサウスとかに縋ってる連中は、現実を直視しなければなりません。
ロシアは負けました。
グローバルサウスも別にロシアの味方ではないですしね。
南アフリカはロシアへ武器と弾薬を供与したのがバレて焦っていますが、多くのグローバルサウスは高みの見物をしているだけなので、ロシアに利用価値が無くなれば全員損切りします。
ウクライナの反撃を応援したいのは同意ですが、特定の人や勢力を煽ったり嫌味を挟むような発言は改めた方が良いですよ。ダヴさんが何度も炎上した原因ですし、何より発言が稚拙に見えてしまいます。
ロシアの攻勢ターンだと冬のシベリアくらい静かなのにウクライナの攻勢ターンになると夏のマイアミみたいに元気になるなこの人
上手いこと言いますね。
でもこの侵略戦争において、ウクライナの善戦は、正義のカケラもないロシアへの一矢として思わず応援したくなるものです。逆に苦戦の折には、ウクライナを想って気が気ではないのでしょう。なんせ敵味方問わず、本当は死ぬべきでは無い人が大勢死ぬのですから。私はそれを人間くさいと思います。
対してロシアに味方する人々はその理由がなんであれ、すぐに口を閉じなければならないと思います。独裁者と取巻きどもによって行われたこの馬鹿げた侵略は、罪のない人々を殺し、国土を蹂躙し、無垢を犯し、子供を誘拐し、今もその筆舌に尽くし難い蛮行の報告は止むことがありません。
その様な状況ですから、少々コメントが稚拙に見えようが批判されようが、ダヴさんにとってはどうでもいい事なんでしょう。
ただし、管理人さんのコメント欄であるので、そのルールには従う必要がありますけども。
敵味方でマウント取り合いするんじゃなくて軍事の話する場所なんで稚拙以前の話というか…
ロシア側だろうがTKTさんが口閉じる必要はないと思うしウクライナ側だろうがダヴさんは口閉じてほしいね、正直
ここは軍事をツマミに雑談する居酒屋みたいな場所と思った方がいいですよ
そうやって管理人さんの負担になるようなことをするのはやめろ
何様なんだよ
TAさんの言う事、一理あると思いますよ。でも居酒屋だからこそ守るべきルールがありますよね。戦果に酔っての他人への煽りや暴言は控える、反りの合わない人とも上手く議論する、酒がまわって好き放題では店に迷惑がかかってしまいます。
マウント取りしかしないからなこの人
戦況図があるのに都市から叩き出されて地歩を失う大敗北とか、どこをどう見たらそんな認識になるのかな。タイトルがバフムート解放なのか確認しちゃったよ。
自分の認識が間違っているなら指摘が欲しいけどクロモヴェなんかバフムートの北西でそんな都市部なイメージ無いんだけど。
管理人殿
早速、地図にスケールを入れて頂けてありがとうございます。バフムートの5〜6km四方の街を巡る戦いで、ほんの1kmほど露軍から離れた補給路が生命線として機能していたとは思いも寄りませんでした(まぁそういうところはある程度迂回してるのでしょうが)。
1kmといえばBMPの低圧砲でも直射できる距離、街がトーチカとして機能するようなところはかくも制圧が難しいのですね。いや逆か、そういうところに露軍を拘束し続けた宇軍の作戦勝ちなのかも。
スケールがあるだけで軍ヲタとしての考察がますます進みます! 御礼申し上げます。
CNNの動画を見ましたが、地面が乾燥したことと、アメリカから提供された戦闘車両(M113)のおかげで領土を取り返すことができたとウクライナの指揮官が話しています。敵の予備部隊は遠かったとも。機動力を生かして迅速に包囲して奪い取ったわけですね。鮮やかな作戦だったのではないでしょうか。「アメリカの兵器のおかげ」とアピールするのも大事なことでしょう。
プリゴジンを嘘つきだと言って、彼が逃げたといっていた第72旅団の兵士をむしろ庇っているあたり、ロシア側に亀裂を生じさせたい意図もありそうです。
ロシアは攻勢限界を迎えたのか?
中国や北朝鮮から必要物資を輸入してる以上、ウクライナよりも兵站面では有利だったはずなのに、思ったより連帯出来てないんだろうか?
・動員兵とPMC中心の今のロシア軍は練度・士気が低い。
・指揮官(将校)の質が低下し烏合の衆となっている。
リソースはロシアの方が多くて有利ですが、全然有効活用できていないように感じます(宝の持ち腐れ)。
冬季攻勢時のロシア軍はずっと突撃を敢行していたので、人材不足が深刻なのかもしれません。
そのロシアの兵站も毎回ウクライナ軍に破壊されていたからな
流石に底をつくって
ロクに前進してないのに「攻勢限界」ってのも変な話。
単に「ジリ貧」くらい?
他国に侵攻する場合は往々にして占領地の点と線しか維持できないですからね。
端末輸送が上手くいっていないこともあるんでしょう。
もう戦争の趨勢は決まった
このコメント欄にも長期戦になればロシアが有利と本気で言っているのかわからない連中がいたが
どう考えても逆だろうと。物量、生産力で負けてるのが今のロシアなんだよ、ソ連崩壊以降ずっと産業を
国策として縮小してきたんだから、当然弾薬も戦車も先に足りなくなる。
戦術を改めたとか覚悟を決めたとかそういう次元の話ではない。
追加の動員もできない以上敗北は決定している。ウクライナはその過程で損害を出すだろうが
だからこそクリミアまで奪いかえすだろう。
まあ、妙に強気な人たちがいたのは分かりますが…全般的な趨勢となるとまだ予断を許さないかと。個々の戦闘では明るい材料は出てきましたが、領土内からの完全撃退を目指すとなるとなかなか大変です。ロシア側も必死ですからね。結局、問題になるのは相手側がどれくらい必死な状態を維持出来るかといった所にかかってますね。日産量ではいまだに侮れないので、結局はロシアの国内事情次第というか…
そんなにロシアの生産能力が優れていたら北朝鮮から弾薬を恵んでもらうような恥をかくことはしないでしょ
ロシアが唯一優れていたのは物量なのはこの1年あまりの戦争を見てきてはっきりしました
それも今や底が見えてきました
人材も兵器も完全に質が劣るロシアが、物量でも差が無くなってきてどうやって勝つとでも
ロシアは使いすぎで困ってる話でまったく撃てなくなってる訳ではないんですよ。そして、後々生産量を上げてくる可能性もあって油断ならないという話です。このサイトでもロシアの砲撃量が2-3倍に達する可能性があるというのは映像情報やウクライナ側情報から指摘されていた筈です。ただ、それでもロシアが思い描いている数量には到底届いていないという話。これはちょっと意味合いが違ってきます。
ロシア軍もワグネルも双方のトップが言う程は能力低くはないでしょう。ただ、あまりにも長く戦ってるんですよね。本来のパフォーマンスなんか出ないのでは?としか…そんなとこに殺到されて、しかも連絡線が延びきってたらそりゃしんどいでしょうよ。逃げた兵士同士で50歩100歩を言い争ってても仕方がない。
おちつけ、結論を出すのはまだ早い。少なくとも目に見える戦果を出してからだ。
> バフムート周辺のクロモヴェ突破が失敗に終わり、ベルヒフカ貯水池周辺の有利な位置まで後退した
去年のハルキウ反攻やキーウ撤退の時を思い出します。
こういう負け惜しみをロシアが言っている時はウクライナ軍絶好調の証拠ですね。
> 真っ先に逃げ出したのはワグナーの兵士達で第72旅団の兵士達は包囲され降伏を受け入れるまで懸命に戦っていた
どこの情報だったかプリゴジンの発言前の一報では、ストーム形式の部隊で後ろのロシア砲兵の盾の役目をするワグネル歩兵が一斉に引いた為、砲兵隊が裸同然になり一方的に撃破される状況になったらしい。
一部戦意喪失して手製の白旗をウクライナ軍に示して降伏した映像も出てますね。
戦略シミュレーション脳かもしれませんが、長距離砲は接近戦では無力で本来そんな前に持って行かないものだと思います。
ここの所何故か、砲や対空レーダー防空兵器がハイマースやM777の餌食になっている報が多くなっています。
なんで前に持っていくのですかね ?
砲なら敵の後方まで攻撃したいという攻撃的布陣と考えられますがレーダーや防空兵器の運用はよく理解できません。
誰か分かる方がいらしたら、教えていただけないでしょうか。
「野戦防空」
ということを考えれば、最前線に地対空レーダー、地対空誘導弾、高射機関砲などがあるのは決しておかしくなく、空挺師団や戦車を使った包囲作戦、
「全縦深同時制圧」
作戦などであれば、敵の後方にあってもおかしくありません。
昔のドイツ軍の88mm野戦高射砲が、イギリスのマチルダ戦車やグラント戦車を撃破したのも、味方の戦車を空襲から守るために最前線、あるいは敵の後方にいたからです。
またソ連時代の
「赤軍砲兵」
の理論では、直接照準射撃を行う
「前衛砲兵」
「直協砲兵」
「突破砲兵」
という概念があり、ソ連製の大半の火砲には対戦車砲撃が可能な
「直接照準器」
がついているといわれます。対人砲撃用の榴散弾もあります。
直接照準射撃は、危険な代わりに、面倒な弾道計算が必要なく時間がかからない、砲弾を当てやすいというようなとらえ方もあります。
「突撃砲」
というのもそういう考え方です。自走砲がない場合は、牽引式の野戦榴弾砲を突撃砲のように使う場合もあります。
本邦もニューギニアやレイテでは威力大の15榴弾砲を前線近くまで持っていき、敵の戦車や陣地を直接照準で撃破した例は結構あったと思いますな。まともな観測手段が失われると長距離射撃の精度が落ちるので、そのような使い方が多くなるらしい。
回答していただいてありがとうございます
> バフムート周辺のクロモヴェ突破が失敗に終わり、ベルヒフカ貯水池周辺の有利な位置まで後退した
こういう負け惜しみをロシアが言う時はウクライナ軍絶好調ですね。
> 真っ先に逃げ出したのはワグナーの兵士達で第72旅団の兵士達は包囲され降伏を受け入れるまで懸命に戦っていた
どこ情報か忘れましたが、プリゴジン発言の前の第一報では、ストーム形式で後方にいたロシア軍砲兵隊の本来盾になるべきワグネル歩兵部隊が突然退却して、ロシア軍砲兵隊が裸同然の状態で接近戦となり、一方的な展開になったとありました。
よく言われ出してきたロシア軍とワグネルの連携がない状況の現れでしょうか ?
普通に考えて引くなら引くと連絡を入れてから引かないとマズイ訳ですが。
あと気になるのが、砲や対空レーダーやその他防空兵器を最前線近くに配置するのが不思議で、最近ハイマースやM777の餌食になっている話があります。
砲は敵側後方まで攻撃する攻撃的布陣だと理解できますが、防空レーダーやその他防空兵器はなぜ最前線に持っていくのでしょうか ?
誰か理由が分かる方、教えていただけないでしょうか ?
>防空レーダーやその他防空兵器はなぜ最前線に持っていく
レーダには最大探知距離とは別に地球が丸いことに起因する見通し探知距離があります。
レーダ波の大気による屈折(波長と大気濃度等により変化)及び地形を無視した場合
d;見通し距離(km)
h1;レーダ・アンテナの高度(m)
h2;探知対象の高度(m)
とすると
d≒3.57×((h1)^0.5 + (h2)^0.5)
になります。
この場合、レーダの見通し探知距離は
h1=100m、h2=50mの場合;d≒61km
h1=100m、h2=30mの場合;d≒55km
h1=50m、h2=50mの場合;d≒50km
h1=50m、h2=30mの場合;d≒45km
と計算されます。
最悪、適切なレーダ設置高所が前線近くに無い場合、h1=4mと仮定して
h2=50mの場合;d≒32km、h2=30mの場合;d≒27km
となります。
つまり、低空で前線に侵攻する攻撃機を効果的に探知・迎撃するには、対処時間も考慮し、レーダ装置をできるだけ前線に近い位置に配置する必要が生じることになります。
回答していただきありがとうございます
事実として、バフムート北部一帯はロシアにとって
よろしくないでしょう。管理人さんの戦況図でも、
ロシア側の突出部になっています。
以前私はこの突出部から、一気に北のシヴェルスクの
補給路であるライアレクサンドリブカを目指すのかと
考えましたが、ワグナーは進撃を停止しました。
おそらく人員による攻勢限界に達したのだと思いますが
その後はバフムート側面をロシア正規軍の空挺部隊に
防御を任せ、バフムート市内の制圧に専念したと。
今回「?」なのは私でも予測できた事を、ロシア正規軍は
なぜ放置していたのかで、これは昨年スリャビンスクに
北のイジュームから無理攻めを繰り返し、側面の防御を
疎かにして反攻を食らったことが思い出されます。
とはいえウクライナの攻勢が続くかはもうちょっと見ないと
何とも言えないですが、私なら泥濘期明けのこの機会に乗じ
バフムート北を押しまくりますが。もう賭け金全プッシュ
ですね。ロシア側の罠だったらまあ、、、夜逃げします。
「攻勢限界」ってのは前線や側面の拡大、兵站線の延伸、統治すべき住民・領土の増加といった「攻勢(の成功)によるマイナス面」が陣地・装備・資源の獲得や敵の撃破やそれによる士気の向上等のプラス面を大幅に上回って限界に達する事だと思うので、
バフムト程度の小都市を確保し切ってもいないのに攻勢限界も何もねーもんだと思いますが…。
?話が噛み合ってないような、、、。攻勢限界は2月までの
ワグナーの話で、ワグナーはその後バフムート周辺の進撃を
停止し、防御をロシア正規軍に任せ、バフムート市内攻略に
専念したという話です。
私が疑問なのは、クロモヴェはロシアが攻勢に出ていた地域で
あっけなく押し返されて撤退は「ロシア正規軍ってアホなん?」
ということです。
まあもうちょっと戦況を見ないと今後は分かりませんけど。
いつも冷静な管理人さんがちょっとウキウキなのが可愛い。
過度に興奮している方がいますが現時点ではまだ何も言えないですね 結果が出るのは1週間後くらいでしょう
たまたまコメ欄みたら、勢いづいてきてるな。
最近はウクライナという言葉を見るのにも、嫌気が差してきてますけど。もうエンドレスな議論はうんざり。
ウクライナが勝てるなら、1年以内に結果を出してほしいです。ゼレンスキーが10年続くかもとか言うけど、全力で反対する。
一日本人としては、中国抑止が最優先課題。
そして、(ウクライナより)グローバルサウスを味方につけることが重要。
西側からロシア分割論まで囁かれて、中東諸国が中国側に傾き始めていることに、危機感を覚えますよ。
ロシア分割論とかまた突拍子もない話ですね
聞いたこともない
ご自分の気分だけが大事なら、こんなところに書き込みなどなさらないほうがいいのでは。
ウクライナの人々は貴方のために、貴方の都合で戦っているわけではない。
自分が「見るのも嫌な」無関係で無責任な立場だと思うなら、せめて口をつぐむのが良心的な態度だと思います。
中国抑止ならグローバルサウスを味方につけてもあまり助けにならない気がします。
EU諸国や米国と違い、外征する余裕はなく、武器支援もあまりできそうにもない。
国連の議決には役に立つかもしれないが、国連そのものが有用かどうか。
ロシア分割論は、特定の教授による論が出ているだけで、少数意見という程でもない。
西側民主主義だから、何でも言えるという表れにしか感じません。
極端な1人の意見を西側の声としてみるのは針小棒大です。
最近の親露派は中国脅威論を全面に出すようになったのですね。
まあ、今のままロシアが弱体化すれば中国に飲み込まれますからね。
そうなればロシア権益の殆どが中国のものとなり、ロシアとビジネスするときは中国の力を借りないといけなくなりますから、美味しいおもいは出来なくなりますね。
鈴木宗男も大幅に影響力が削がれ、二階のような親中派の足を嘗めるハメになるでしょう。
中国抑止のために、西側の一員として結束する。武力による現状変更に一貫して反対する。
これが日本がウクライナ支援する理由ですけどね
そうしなければ日本が西側のなかで孤立している印象を持たれたり、武力による現状変更を許された前例ができて中国を利する
グローバルサウスには、米英仏のような安保理拒否権も海軍力、空軍力、核戦力もありませんが一体何をそこまで期待しているのか
ロシアの拒否権で、国連決議は否決され、核に怯えて直接介入もできないのを見ていれば常任理事国という名の戦勝国特権の力は明らかでしょう
グローバルサウスも含めた大多数の国が賛成した決議もロシアの一票で否決されつづけてますよ
米英仏との友好関係が日本にとって最も重要で、今はそのためにウクライナ支援が必要
米英仏だと露か中の傘下に入る?論外ですね
日本にとって深刻なのは中国もその特権持ちなことですね
拒否権で国連決議が否決され続け核戦争を恐れて介入できずなんてことにならなければいいですが
ずいぶん自分勝手な話だねえ。
開戦前の下馬評どおりロシアが短期間でウクライナを席捲していれば、欧米はその対応に追われ、中国も露骨にロシアの支援をしていたでしょうに。在欧米軍も増派され、グローバルサウスの中でも中国のご機嫌を伺う国も多くなる。そうなれば極東では日本1国で中露を相手にすることにもなりかねない。中国抑止に致命的な悪影響を与えたはずだよ。
そこまで抗戦したのはウクライナの都合であって日本は知ったこっちゃないというのであれば、逆にウクライナが10年続けて戦い続けたとしても日本人が文句を言う筋合いはないでしょうに。
インドもパキスタンも、ブラジルもアルゼンチンも、南アフリカもスーダンも、イスラエルイランイラクをも、グローバルサウスと一緒くたにして、味方につけよう?
親露派らしいマスコミの流行りに乗せられたセンス×のコメントですなぁ
今度こそ罠ですね
ウクライナは誘い込まれて包囲殲滅だ
T0504が重要らしいので地図を見るに目先はクリシェイフカ攻防戦がポイントかな。
そうなるとイワニフスキーに展開させた迫撃砲部隊と重砲観測班が機能するかが鍵になりそうだ
バハムート方面のロシア軍の防衛ライン+部隊って全域で厚くて強固なイメージありましたけど
かなり差が激しいというか、スカスカな所が多そうですね
これでも機動防御出来れば良いんでしょうけど、それは開戦以来まともに出来る体制がロシア軍に無いままなんでしょう