米国関連

バイデン政権、偶然手に入った資金で3億ドル相当のウクライナ支援を発表

バイデン政権が発表した3億ドル相当のウクライナ支援は「偶然手に入った資金」が原資で、国防総省も「これは1回限りのもので継続的な支援方法ではない」と、サリバン大統領補佐官も「今回のパッケージはウクライナに数週間分の弾薬を提供するに過ぎない」と述べた。

参考:Biden admin announces new weapons package for Ukraine following months of warnings there was no money left

今回のやり方は1回限りのもので継続的な支援方法としては当てにはできない

バイデン政権は12日午後「3億ドル相当の武器をウクライナに送る」と発表、このパッケージにはスティンガー、HIMARS用弾薬、155mm砲弾(クラスター弾頭タイプの砲弾を含む)、105mm砲弾、AT4、小口径弾薬、障害物を取り除くための爆薬、スペアパーツなどが含まれているが、POLITICOが報じていた短射程のATACMSには言及がない。

出典:public domain

非常に興味深いのは今回のパッケージを送るための資金の出処で、サリバン大統領補佐官は「国防総省が大統領権限(PDA)でウクライナに送ったものを補充する際、予期せぬコスト削減が契約交渉で発生したため今回のパッケージを発表できた」と述べており、米軍備蓄からPDA経由でウクライナに送った25mm弾薬を埋め戻す契約交渉の際「国防総省の見積もり価格よりも安価な条件」を引き出すことに成功、ここで生じた余剰資金で3億ドル相当のパッケージを発表できたらしい。

バイデン大統領は「米軍備蓄から約40億ドル分の武器や弾薬をウクライナに送る権限」を有しているものの、即応態勢維持の観点から「備蓄から引き出される武器・弾薬」と「引き出した武器・弾薬の補充」はセットでなければならず、国防総省の関係者は「備蓄を埋め戻す資金がいつ手に入るか分からない」「今回のやり方は1回限りのもので継続的な支援方法としては当てにはできない」「我々は破産している(備蓄を埋め戻す資金を持っていないという意味)」と述べている。

出典:The White House

因みにサリバン大統領補佐官は「今回のパッケージはウクライナに数週間分の弾薬を提供するに過ぎない」「恐らく2週間分か3週間分だ」と述べ、ウクライナが弾薬を使い果たすのを防ぐには議会が追加支援を可決しなければならないと訴えた。

関連記事:米国がウクライナ支援を発表予定、短射程のATACMSや155mm砲弾を供給
関連記事:長射程タイプのATACMS、バイデン政権がウクライナ提供に取り組んでいる
関連記事:米国のウクライナ支援資金が枯渇、最後となる支援パッケージを年内に発表

 

※アイキャッチ画像の出典:U.S. Army Photo by Cpl. Geordan J. Tyquiengco, Operations Group, National Training Center

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コメント

    • 名無し
    • 2024年 3月 13日

    ウクライナへの支援を本格的に再開したいならやるべき事は分っているだろうに頑なにやらんのかね
    共和党は呆れて下院を機能停止させてるよ

    13
      • 名無し
      • 2024年 3月 13日

      やるべき事とは?

      18
      • nabe
      • 2024年 3月 13日

      国境警備のことかな?不法移民締め出せと

      20
        • 2024年 3月 13日

        勝ち筋が全くない戦争に支援し続けてダラダラとウクライナ人をすり減らしてどうする?
        ウクライナが降伏して親ロ派政権が出きた未来の為にスラブ人を減らす戦略か?

        9
          •     
          • 2024年 3月 14日

          どこへの誤爆だろう…

          6
    • つぐみ
    • 2024年 3月 13日

    ロシア経済崩壊論をあんだけ煽ってアメリカは金欠とか笑えない展開

    経済制裁ってやればやるほど対象国の内製能力を結果的には高めることになるから、必ずしも良い効果ばかりではよね

    32
      • 犬の〆
      • 2024年 3月 13日

      経済制裁かえってグローバルサウスの結束を高めてしまっているような。我々もアメリカと同じはしごに乗っているだけに心中複雑ですね。

      17
      • nachteule
      • 2024年 3月 13日

       制裁に関しては資源持ちか自国で問題なくやって行けるか輸出入のルートを確保出来る環境にあるなら、息の根を止めるまでには行かないよね。
       完璧な制裁出来るのが理想だけど、それをやれば資源の奪い合いで混乱発生か制裁対象国がガス抜きが出来なくて碌でもない方向に暴走とかしそうだから、ナアナアで済ませている感じがする。世界と仲良くして豊かな暮らしを目指さないなら、いくらでも国際違反できるよね。

      1
    • 暇な人
    • 2024年 3月 13日

    偶然なら仕方ない
    ていうか元々高めで購入してたんだろ、役所に高めに売りつけるなんてよくある話だ
    米軍の軍事費なんてこの手の割り増し料金で軍産企業から高めに買い、その分を議員に献金とかでキックバックとかいう構図だろう

    17
      • 名無しの悪夢
      • 2024年 3月 13日

      面白いですねぇ
      面白すぎですねぇ

      この記事の元の英文の続きで、昨年62億ドル過大評価されてるミスを見つけたから支援延長できた
      みたいな話もあるしガバガバすぎませんかね

      15
        • kame
        • 2024年 3月 13日

         米国政府に対しての詐欺事件が元になっている『ウォー・ドッグス』という映画の作中でも描かれてますけど、かなりガバガバな部分もあるんでしょう。まあ、アメリカ程の大国になると隅々まで詳細にやり取りをするのは困難な面もあるでしょうし、今回みたいな過払い自体は今後も無くなることは無いと思います。

        16
        • 暇な人
        • 2024年 3月 13日

        何をどう間違ったら一兆円近くも過大評価されるというのかw
        何処の国もお役人様はニギニギなんでしょうな

        12
          • 名無しの悪夢
          • 2024年 3月 14日

          この際ですから10年くらい遡って会計チェックしたらどうですかね?
          600億ドルくらいの埋蔵金たぶん見つかりますよ

          1
      • TKT
      • 2024年 3月 13日

      まさに自民党の派閥の裏金問題と同じようなものといえます。

      日本もアメリカから多くの兵器を輸入しているわけで、同じようなことがことがないとも限らず、実際に田中角栄の時代にはロッキード事件というのがあり、商社と仲介を行う児玉誉士夫という右翼もいました。

      もっともこういうことの積み重ねで、アメリカ製の砲弾の価格がロシア製の砲弾の価格の10倍とかになり、いくら資金を集めても全然足りないということになったり、またさらには支援を受け取る側のウクライナ政府の方にも不正や汚職が多いわけです。

      その結果、悲惨な目に会うのは、最前線で戦うウクライナ兵やアメリカの納税者、国民、あるいはアメリカからF-35や、オスプレイのようなの武器を輸入する我々日本人かもしれません。

      21
        • hiroさん
        • 2024年 3月 13日

        自民党派閥の裏金問題は、政治資金収支報告書に記載するでも無い、所得申告して税金を払うでも無い脱法·違法行為。
        米国の今回の資金は、当初の予算よりも低価格を実現し、その余剰分をウクライナ支援に活用するということで正式発表もしている。
        何処が同じ様なものなんだろう?

        6
    • Easy
    • 2024年 3月 13日

    共和党の要求はそもそも「ちゃんと資金の使用を管理しろ」「この作戦の出口戦略を示せ」というだけの話ですから。
    客観的には、それを拒否して議会をバイパスする方法ばかり考えているバイデン政権の方が「民主主義と法の支配を軽視し過ぎ」「発想と思考がもはや権威主義」と言われても仕方ない状況です。

    56
      • lang
      • 2024年 3月 13日

      共和党の怒りに火をつけるだけで、マジでウクライナ支援0円になりそうですね
      トランプ政権だと

      12
      • kame
      • 2024年 3月 13日

       ウクライナ側で不正が横行していた(今現在は改革中?)事も共和党の主張に正当性を持たせてしまっているのでしょう。選挙前で、与党の足を引っ張るという手法自体は共和党も民主党も伝統的にやってきた事なので今更感もありますが、ウクライナの件に関して言えば、支援自体が無秩序であり、計画性が無いと思われてしまっている。
       バイデン政権の開戦初期の対応が悪かったのか、はたまた支援自体がもっと大掛かりに進めた方が結果的には良かったのか。色々と考察できますが時計の針は戻せませんし、どうしようもないでしょう。

      17
        • Easy
        • 2024年 3月 13日

        そもそも共和党自体はウクライナ支援を反対しているわけではないんですよ。
        ただ、「もっと注力すべき重要な国内問題があるだろう、それよりもウクライナが重要である理由と支出の根拠を示せ」と要求しているだけなんですね。
        ところが、これは本質的にはバイデンさんのイデオロギーの問題でして。
        生涯の大半を20世紀の冷戦下で生きてきたバイデンさんにとっては、「悪の帝国ソ連(とその残党国家)を破壊するのはアプリオリに自明かつ当然」なんです。ところが、それを21世紀に生きている我々に説明できないんですね。
        バイデン政権はひたすらにその弱点を突かれつづけている格好です。彼らからすれば「だってロシアが苦しんでるのだから正しいに決まっている!」なんですが。一般有権者からは「なんで我々が多額の税金を使ってよく知らん他所の国を苦しめなきゃならないんだ?」となるわけです。その理由を教えてくれよ、と言われるのは当然ですね。

        29
          • 暇な人
          • 2024年 3月 13日

          ロシアがダメージを受けているのだからやるべきと主張する人は日本でもネットにゴロゴロいますからねえ。
          それやって日本になんのメリットがあるのかといいたい、その分日本の軍事費に回して軍備増強しろならわかるんですが

          27
            • たむごん
            • 2024年 3月 13日

            まさに仰る通りです。
            ウクライナ・ポーランド・バルト三国・ジョージア・モルドバなどの、高官や大使などが、『彼らの立場から日本を引き込もうとする』のは理解できます。

            日本が、対ロシアで貢献している事で、彼らからその対価を得られるのかなあと感じてしまうんですよね。

            日本の大災害でも、ヨーロッパに圧倒的な形で助けて貰ったという記憶が、ないからかもしれません(トルコには邦人避難で助けて貰った事は有名ですね)。

            9
            •   
            • 2024年 3月 13日

             世の中には、日本が一兆円損しても。
             中国、ロシア、韓国が二兆円損するなら、嬉しい。やる価値があると考える人は多い。

             逆に、日本が1兆円得しても、中国、ロシア、韓国が1兆円得したらダメなんだよね。 

             損得感情じゃないんだよ。他人の不幸で飯が美味いの世界。

            8
          • XYZ
          • 2024年 3月 14日

          武力侵攻によって現状変更をしてはならないという考え方は20世紀には無かったと思いますけどね。

          それを阻止する為に民主主義陣営の盟主であり、国連の常任理事国であるアメリカがウクライナを支援するのは21世紀の考え方に合致します。

          アメリカは一応世界の警察の役割を果たしていたからこそ、借金まみれのドルが基軸通貨として機能したり、日本を始めとして外交や通商で有利な立場にあったのを忘れてはいけません。

          トランプ前大統領のようにウクライナを見捨てれば核開発は日本も含めて活発になったり、アメリカの世界での地位低下は避けられないでしょう。
          アメリカは出費もしていますが、その代償はそれなりに受けています。

          1
      • 暇な人
      • 2024年 3月 13日

      金を請求するならその使途と必要量、そしてそれで何をするつもりでその結果どうなるのか、
      これを明示しろってのは何も間違ってないからね。

      サボリージャだ通して陸路を断ち、橋落としてロシア海軍を撃滅してクリミアを奪回します。
      そのために必要な予算をくださいならわかる
      けど漠然とした予算請求だけじゃね。銀行に業務目的も見通しを示さずに今年乗り切るための金くださいじゃ、銀行は金を貸してくれないだろう

      18
      • general
      • 2024年 3月 13日

      トランプに代替わりされてシッチャカメッチャカにされるのが日欧加豪にしてみれば一番困るんだからちゃんと説明責任を果たして政権維持につとめてほしいものですね

      5
    • MASA
    • 2024年 3月 13日

    弾が無いのに政治的アピールのためのロシア領内越境攻撃とか無駄遣いしてる場合かよ
    前線で耐えてるウクライナ兵もブチギレ案件よ

    24
    • アイ
    • 2024年 3月 13日

    ヌーランド辞任はこのサイトでは話題にならんの?

    7
      • Easy
      • 2024年 3月 13日

      あれはドロドロの国際政治&諜報マターなので、軍事情報サイトの趣旨からは大きく外れるのではないかと・・・
      議論のネタにはなりますが、結局水掛論になりやすいですし。スルーが得策ではないでしょうかね。

      17
      • Whiskey Dick
      • 2024年 3月 13日

      ヌーランド国務次官の後任は国務副長官がキャンベル、国務次官はジョン・バスという人物です。キャンベルは中国の専門家で、ジョン・バスはジョージアとアフガニスタンの大使を歴任している。このジョン・バスが大使を務めた国の政権は少し後に崩壊するというジンクスがあり、今後のウクライナ情勢に不吉な影を落とすだろう。
      ヌーランド女史の辞任原因は明らかにされてないが、「キャンベルとの出世競争に敗れた」とか「ウクライナ戦争をエスカレートさせるような提案をして更迭された(遠藤誉談)」とか言われている。

      9
    • kitty
    • 2024年 3月 13日

    「自動販売機の下を探したら、半日で300円見つけたよ!」と嬉しそうに語る小学生の話を聞いた気分。

    16
    • 58式素人
    • 2024年 3月 13日

    「恐らく2週間分か3週間分だ」
    必要と思うなら、現状で工夫できることはするべきかな、と思います。
    輸送は米軍を使うのでしょうか。
    普通、こうした場合は米軍で運び、その経費も含まれると思うのですが。
    ここでウクライナが自国のAn-124を使えば、さらに輸送料が浮きそうな気もします。
    さらにAn-124の燃料を供出する国があれば、これも立派な協力、と思うのですが。
    ケチくさすぎるでしょうか。

    3
    • 白髪鬼
    • 2024年 3月 13日

    インフレで実質国防予算がマイナスになり、海軍の艦船の建造計画が縮小されている最中に棚ぼたのお金3億ドルの追加支援ですか。個人的にそのこと自体を批判する気は毛頭ありません(ただ日本としては国益に適うかは微妙な部分ではあります)が、結果として自国海軍の戦力計画に支障をきたしているわけですから、トランプの主張も宜なるかな、と見る国民も多いでしょうね。

    12
    • Artillery
    • 2024年 3月 13日

    3億ドルと聞くと少なく感じるが、大谷の半分と聞けばやはり少ない

    2
    • トブルク
    • 2024年 3月 13日

    普段そんなに調達してないものを大量発注することになり、積算と契約などの調達業務を担当する事になった国防省職員の苦労を考えると、個人的にはこの程度のことであまり文句は言えないなと思う。

    3
    • たむごん
    • 2024年 3月 13日

    アメリカの最優先は、ウクライナなんでしょうかね?(良否は置いておくとして)

    イスラエル・ガザ紛争(中東や地中海東部)、イエメンのシーレーン破壊(紅海~スエズ運河)もあり、外交や経済の大きなリスク要因が2年前よりも増えています。
    対中国は、台湾海峡問題・南シナ海など複数海域があり、北朝鮮・イランがロシア支援で国力を増しています。

    アメリカの軍事余力は激減していますが、原点に立ち返れば、本当に大丈夫なのかと考えてしまいますね。

    5
      • Easy
      • 2024年 3月 13日

      少なくともバイデンさんやヌーランド女史の最優先課題はロシアの破壊ですね。
      そのためには核戦争も辞さない覚悟です。
      ただ、結果としてはアメリカのドルの信頼を失墜させ、人民元&ルーブル経済圏を爆誕させ。ロシアと中国が歴史的和解を果たして資源を融通し合うようになり、中国のドローン技術が世界の軍事環境を一変させることになりました。
      アメリカに何のメリットがあったのか、それはこれからの歴史家が検討する課題となりますね。

      13
        • たむごん
        • 2024年 3月 13日

        アメリカのデメリットだらけ、メリットが理解できないんですよね、仰る通り歴史家が分析する所ですね。

        ロシア=中国が、本当の意味で蜜月にならないように、キッシンジャーの時からずっと慎重にやってきてた気がしたのですが…。

        ドル覇権、石油ガス取引のドル取引慣行破りも堂々と発表されだしてますし、アメリカが各国を咎める力もなくなっているのですから時代は変わったんだなあと。

        ドローンが重要と言われますが、中国がドローン生産・コンポーネントで圧倒的ですから、仰る通り厳しくなっている気がしますね…。

        8
          •   
          • 2024年 3月 13日

           アメリカの一部にはメリットがある。 
           ヨーロッパに天然ガスを売って大儲け。アメリカ国内のガスの価格も高騰。ガス業界は大儲け。国民には悲劇。
           軍事費だって世界的に増えるし。f35の売上好調だし。

           ロシアとヨーロッパの断絶に成功したし。弱体化にも成功した?からok。
           トランプ登場で大陸ヨーロッパと距離が出来たけど、大陸ヨーロッパのアメリカ依存度が増えたし。
           イラク戦争でアメリカに逆らったフランス、ドイツはもはや存在しない。ドイツ首相のシュルツって誰よ。

           アメリカの政治の場合、国全体のメリット、デメリットよりも支持者の満足が最重要。
           ロシア兵が死ぬ動画見てみんな喜んでいるし。
           皆さんが指摘されたような見え難い問題をリベラルも保守も気にしない。 
           未来の歴史家と一部ミリオタのみかな。

           

          4
            • たむごん
            • 2024年 3月 14日

            風が吹けば桶屋が儲かる、仰る通りですね。

            ドイツ(EU)は、対ロシアの安全保障はアメリカに外注しながら、ロシアの安い資源・EUの安い労働力を使って競争力を上げてきました。

            EUのブロック経済圏は、独自通貨・独自ルールを強化して、アメリカ企業(GAFAMなど)に数千億円単位の制裁・規制を繰り返し続けています。

            ヨーロッパ外交が、アメリカを上手に利用した外交上手とも言えますが、考えてみれば今までが異常だったとも言えそうですね。

            3
    • lang
    • 2024年 3月 13日

    あとから兵隊が見つかったウクライナみたいに
    あとからまとまった金が見つかる
    それ世間的には腐敗国家というものでは?

    6
    • akiba
    • 2024年 3月 13日

    中国からしたらいい迷惑でしょ
    台湾を手に入れるために着々と足元を固めてたら、突然北の親分がトチ狂って戦争をおっ始め、それを渋々支援しなきゃいけなくなったんだから
    おまけに平和ボケしてた西側諸国もガンギマリ出すし

    12
    • アキラさん
    • 2024年 3月 13日

    「あったよ80万発の弾薬が!」
    「でかした!」に続いて
    「あったよ!3億ドルの予算が!」ですね
    やる気があるのかないのかどっちなのか…

    6
    • kitty
    • 2024年 3月 13日

    「2,3週間分でしかない」とか言うけど、平時でも3週間分も弾薬備蓄が無い先進国だってあるんですよ!(逆ギレ)

    13
    • 2024年 3月 13日

    実際スラブ人を減らすという意味じゃこれ以上なく成功した戦争になっているな
    ウクライナ人が消滅すればロシアが取り込む人口もなくなるわけだし、ロシア国内もイスラムやモンゴル系の方が出生率は高い。
    子供の誘拐も洗脳もウクライナ人相手だからできることであってスラブ人ではない異人種や異教徒に同じことはできない。

    2
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