CNNは「バフムートを放棄して南部での反撃を優先させるべきだと米国がウクライナに提案している」と報じているが、抵抗のシンボルと化したバフムート放棄をゼレンスキー大統領が決断できるか定かではないと指摘している。
参考:The US and its allies want Ukraine to change its battlefield tactics in the spring
米国側は遠回しに「持続不可能な消耗を止めるためバフムートを放棄して南部での反撃を優先させろ」と助言しているのだが、、、
ロシア軍が制圧を狙うバフムートでは「僅かな土地」を奪い合うためウクライナ軍も数千発の砲弾と兵士を日々消耗しており、米国や同盟国の諜報機関は「ロシアの方が多くの弾薬と兵士を持っているため現在の戦闘スタイルを持続するのは不可能だ」と考え、バイデン大統領が派遣したファイナー大統領副補佐官、シャーマン国務副長官、カール国防次官はキーウを訪問して「バフムートで展開される消耗戦から機動戦へ移行することを支援したい」と提案。
つまり米国側は遠回しに「持続不可能な消耗を止めるためバフムートを放棄して南部での反撃を優先させろ」と言っているのだが、ゼレンスキーの考えをよく知る人物は「バフムートでロシアが勝利したと彼は認めおらず、ここを保持できればドンバス全体を奪還する可能性が広がり、逆に失えばロシア軍にスラビャンスク方面への前進を許すことになると考えている」と、西側諸国の高官も「バフムートはロシアが制圧を公言しているため簡単に手放すことが難しくなっている」と、米軍関係者も「戦場の価値より政治的メッセージとしての価値が高すぎるので放棄できるは微妙だ」と指摘した。
さらにゼレンスキー大統領も米議会での演説で「5ヶ月間の戦いを通じてバフムートの隅々にまで血が染み込んでいる。サラトガの戦いのようにバフムートの戦いは独立と自由を巡る戦いの流れを変える」と高らかに宣言したため、どれだけ軍事的合理性があっても「抵抗のシンボル」と化したバフムート放棄は「容易に決断できない」という意味だ。
因みにCNNは「ロシアが戦争の主導権を取り戻すため大規模な作戦を準備している」という兆候があるのも戦術の転換を要求する理由の1つだと指摘しており、ある西側当局者は「特別軍事作戦の指揮官に指名されたゲラシモフは心の底から春に攻勢を行うべきだと感じているので、必ずロシア軍は仕掛けてくるだろう」と述べ、プーチン大統領が20万人規模の追加動員を検討(前回動員が致命的に不評だったので静かな動員になると予想)しているという情報もあるらしい。
もしウクライナ軍がザポリージャやドニプロの予備戦力を動かせばバフムートの戦況を挽回することも不可能ではないが、、、
米国が放棄しろと提案するバフムートの状況だが「視覚的な証拠」が増えたため戦場の霧が晴れつつあり、戦況マップの上から行くとパラスコヴィーフカの南=Ⓐを進むロシア軍部隊を第128山岳突撃旅団が攻撃、パラスコヴィーフカの東=Ⓑで再編中のロシア軍部隊とバフムート東郊外=Ⓒに侵入したロシア軍兵士をウクライナ軍が攻撃。
バフムート南郊外のアパート=Ⓓをロシア軍兵士が対戦車ミサイルで攻撃、バフムート南郊外の墓地からコトフスキー通り=Ⓔに向かうロシア軍部隊、ウクライナが陥落を認めていないクリシェイフカ北西の高台にある防御陣地=Ⓕ Ⓖ Ⓗを占拠したロシア軍を攻撃するウクライナ軍、イワニフスキー=Ⓘでロシア軍と交戦している可能性を示唆したウクライナ軍の様子を視覚的に確認した。
つまりロシア軍はバフムートの主要兵站ルート(M03とT0504)の遮断に向かっていて、どれだけ保守的に見積もっても「あと3km」前進を許すとバフムートを守るウクライナ軍はチェックメイトだ。
恐らくロシア軍はM03とT0504の遮断に成功すればリマンの逆バージョン=包囲網を狭めて意図的に残した「00506」ルートで撤退するウクライナ軍を徹底的に叩く可能性が高く、そうなる前に「増援を送ってロシア軍を押し返すのか」「これ以上の消耗を避けるためにバフムートを捨てるのか」を決断しなければならない。
もしウクライナ軍がザポリージャやドニプロの予備戦力を動かせば戦況を挽回することも不可能ではないが、そんなことをすればロシア軍を喜ばせるだけ=戦力の均衡が崩れて数的優位が出来るのを狙っているため、バフムートを巡る戦いはウクライナ軍にとって厳しいと言える。
関連記事:ロシア軍の死傷者数は約18万人、ウクライナ軍の死傷者数も10万人以上
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
西側諸国の戦車提供も決まった事ですから、それらが戦力化されるまでは守りに徹するべきです。
バフムートからの撤退は妥当だと思います。
撤退したから西側諸国がダメだと諦めて支援が止まる事はありません。
政治的には厳しい決断になるかもしれませんが、これ以上粘るのは逆効果です。
兵士をロシアのようにすり潰すのは悪手です。
今や問題は、ウクライナ軍がバフムトから撤退したくでも撤退できないかもしれないということであり、包囲作戦とはそういうことです。
アメリカのいろいろな報道ではバフムト市街には精鋭の数個旅団、あるいは10個以上の旅団が密集して配置されているといわれ、ウクライナ兵の人数も数万人規模と予想されています。
バフムトの北のM03道路へと続くT0513道路は今、まさに遮断されそうな状況であり、ウクライナ軍の第128山岳旅団の反撃はそれを阻止するためのものでしょう。南西のT0504道路も、今まさにイワニフスキーで遮断されそうであり、残るは西の00506道路ですが、ロシア軍が先にチャシブ・ヤールに先回りして突入する可能性もあります。
と今さら言っても遅いかもしれないので、ウクライナ軍としては、チャシブ・ヤールへのロシア軍の突入を阻止できれば、00506道路を使った、バフムトからの脱出は可能かもしれません。ただ道路は猛烈な砲撃や爆撃は受けるでしょう。もっとも広い道でなくても、装軌車や徒歩なら、路外を退却することもできるかもしれません。ただし雪中行軍になるでしょうし、重い装備は放棄するしかないでしょう。
砲兵の餌を使って100m/日の侵攻速度で単調に押し上げるだけでは無理でしょうな。
ただ、本来なら戦線に穴をあけた段階で機動的任務を担う部隊が戦果を拡張するのが一般的ですが、付け焼刃の動員兵中心となると突破した地域を保持するだけで精一杯で、そこまでのことができんのでしょう。早々に熟練兵を磨り潰してしまった報いというものです。
アメリカからすれば「主力戦車は供与するからバフムートを諦めて戦車や歩兵戦闘車による機動戦が可能なザポリージャやヘルソン方面での反攻を計画しろ」と暗に促しているのでしょう。
ゼレンスキー大統領の頭にはマリウポリ(アゾフスタリ製鉄所)やリシチャンシクを失った過去がよぎり、バフムートからの撤退には悩んでいると思います。ただ領土奪還という広い視点からすると南部の戦線を少しでも前進させて補給の要になっているクリミア半島への橋頭堡構築を実施した方がその後の戦局にプラスになると思いますし、ゼレンスキー大統領にはバフムートからの勇気ある撤退を決断して欲しいです。
ただ軍事的合理性は政治的合理性とイコールではないですからねえ。
緒戦で米国の勧めに応じて、ゼレンスキーがキーウから後退していればにっちもさっちもいかない状況になっていたわけで、国民の生命財産を守る義務を果たしていない(現実に履行できているかはともかくとして)と見なされれば国そのものが保たない。
バフムート放棄もまかり間違えばそうとられることが、悩みどころなんだと思いますよ。
スラビャンスク方面取られるってのは、突出部が欠けるってだけの事だもんな。
一連の攻勢による損害はロシアの方が大きいとは思いますが
人命を一顧だにしないロシア軍の戦法に付き合うのは割に合わないですね
撤退後に次はどこで侵攻を阻止するのかが問題だ。
それを含めて提案出来れば決断出来るでしょう。
バフムト撤退できるかどうかは残された民間人を避難できるかどうかだと思います
ロシアの占領下に入った街で何が起きたかを考えれば
ただ撤退してしまうのは難しいのでは
半年近く激戦の続いた都市に、民間人など残っていないはずと思いがちですが、
実際にはまだとどまっている人がいるんですよね。
ウクライナ人の郷土意識の高さは、防衛戦争の面ではメリットもデメリットも非常に大きいですね。
民間人を気にするなら最初から都市部に防衛線を引かずに野戦陣地を築くと思います。
撤退はすぐにでも可能ですよ。
士気高揚やプロパガンダのためにバフムートの政治的価値をウクライナ自身が上げすぎたのが今になっては痛いですね。。
このままだと撤退は政治的リスクが高すぎるので、撤退出来る様に何かしら覆い隠せる戦果が必要でしょう。
例えばドローンでのモスクワ攻撃とかなら手間も犠牲も大したことない上に政治的効果は抜群かと。
日夜爆撃されてる国民を勇気づけるには、仕方ない部分もあったと思いますけどね。
バフムートで勝てば間違いなく国民は勇気づけられたでしょうし。
まあ、まだ負けてないにしても、そこで勝つために今後を犠牲にしてしまうんじゃ意味は無いし、バシッと決断して欲しいですが。
ゼレンスキーはバハムトを昨年訪問しています。これは事実上の死守命令で、
最後の最後まで撤退はさせないでしょう。彼の行動は一貫していて、
マリウポリ・リシチャンシクに続き「我が軍は勇敢にも激しく抵抗し、敵に
甚大なダメージを与えたが、敵の物量の前には如何ともしがたく苦渋の決断で
撤退した」というドラマツルギーを語りたいのです。
純軍事的に考えればバハムトからさっさと撤退して、新たな防衛線を構築した
方が良いに決まっています。ですがNATOの目的は、軍事支援の小出しを見ても
「ロシアの国力軍事力を可能な限り削る」かつ「ネオナチのウクライナにも
勝ってもらっては後々困る」なので、生かさず殺さず勝敗の帰趨が出るまで
できるだけ紛争を長引かせるということだと思います。
NATOから見て、その目的をゼレンスキーは充分果たしていると言えます。
そんな陰謀論めいた事本気で言ってるんですか?
支援の判断が遅いのはエスカレートの防止、それだけですよ
陰謀論?現実にNATOの小出しの軍事援助は、紛争のエスカレーション抑止に
つながっていません。今回の戦車供与がどう紛争のエスカレーション抑止に
つながるのでしょう。結果論というかもしれませんが、ロシアはNATO全体
との戦争という意識になっており、すでに戦時体制に突入しています。
対話の窓口は失われ、私達日本人も核戦争に巻き込まれる可能性が高まって
いるのが現実ではないのですか?
軍事支援がエスカレーションの防止になっていると言う意味ではありません
軍事支援とエスカレーションの防止を天秤に掛けていると言う意味です
セベロドネツクもゼレンスキーは訪問しましたが、その後、撤退しましたよ。
激戦地に乗り込む胆力も、それを冷静に放棄できる判断力も彼は持ち合わせていると言えるでしょう。
ゼレンスキー大統領が前線を訪れるのは「キーウはこの都市を見捨てていない」というアピールのために行われるもので、放棄する事になったとき、地元の反発を和らげるためにやっているのでしょう。
ドイツの軍事支援に対する逡巡や微妙な判断過程が,単なる「軍事支援の小出し」と見えてしまうのでしょうか。
じゃあなんでNATOの筆頭であるアメリカさんが撤退せぇ言ってるんですかね…
アメリカが他国に軍事作戦提案するときには、20個以上の様々なプランを提供していますからその中の一つに撤退はあっただけでしょうね。
攻撃と防衛とある程度まで防衛でそののち撤退や即時放棄など様々な種類の案を戦闘は変化するので提案しているはずですよ。
アメリカはこーゆー時に合理的な判断がちゃんと出来るんだよね 流石と言わざるを得ない
マッカーサーよろしく「I shall return.」とでも言って撤退すれば良い
南部での反撃に必要な戦車や装甲車は各国から集まってるんだからロシアの消耗戦に付き合う必要は無いよね
確かにマッカーサーは1942年のフィリピン、バターン半島、コレヒドール要塞では
「アイ・シャル・リターン」
と言い残し、1944年の10月になって戻ることができたわけですが、朝鮮戦争でのアメリカ軍は38度線で膠着したまま、遂に休戦となって現代に至り、トルーマンに解任されたマッカーサーは
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ。」
と言って消え去ってしまいました。
ベトナム戦争でアメリカ軍が撤退したのちの南ベトナムは、今も北ベトナムに支配されたままであり、アフガニスタンもアメリカ軍が撤退したのちはタリバンに支配されたままです。
南部で各国から集まった戦車や装甲車で反撃、と言っても、ザポロジェ州などではすでにロシア軍は対戦車障害を使った堅固な対戦車陣地を構築しており、そこにチャレンジャー2戦車、レオパルド2戦車、ルクレール戦車を正面突撃させると、クルクス戦の
「パックフロント」
の再来のようになりそうです。もちろんロシア軍も対戦車陣地に引っ掛かったウクライナ戦車隊に対して、予備として待機させたT-90戦車やT-72戦車の集団をぶつけてくるでしょう。
アメリカにとってフィリピンは一時撤退しても惜しくない地域だと思いますが、
では、アメリカ本国が侵略されたとき、同じように各州を放棄して撤退できるかと言えば
それは簡単な決断ではないと思いますよ、
ドローンを含めて航空優勢が取れるなら、バフムートでも勝てると思うのですが。
米国も、いつまでWW1のスタイルで戦争をさせるつもりなのだろう。
いいかげん航空機の供与も必要では。
ザポリージャは開けた場所のようだから、現在の戦力差(ウクライナの1:2)
のままで、航空優勢を与えないならば、機動戦などと言っていられないのでは。
でも航空機は転換訓練が必要だから、既に間に合わないような気がします。
ロシア軍の強力な対空ミサイルがある以上うかつに航空機は供与できないでしょう。
仮に電子戦機やSEAD任務まで可能な戦力まで供与するとなったらそれこそ年単位の訓練が必要となりかねません。
差し当たり、Mig29の数が十分にあれば良いと思います。
他にも、ウクライナのよく知る機体で良いと思います。
ウクライナの努力でHARMも使えるようになっていますし。
F16をはじめとする西側戦闘機は仰る通り無理でしょう。
MiG-29系の余剰機もそれ程残機残ってないですからねぇ
ポーランドもF-16Vへの更改が進むまでは迂闊に放出できないでしょうし…
つい先週までは米国のシンクタンクのISWも戦力を逐次輸血しながらの死守方針を支持していましたが、陥落が時間の問題だとしたら、一転して損切を支持するのもあるやもですね。まぁこの場合はお役所の部署が違うから言ってることが違ってるんだと思いますが。
ウクライナとしては湿地帯の水が引く季節に備えて準備している大攻勢を火消しで頓挫させられるのだけは困るという事なんでしょうけど、これについてはゼレンスキー大統領が参謀本部の戦略意思決定に口を出せないのではという疑いもあるので、大統領に訴えてもどうにもならない可能性もあるのかなと思ったり。
F-16とATACMSの供与開始が条件でバフムト撤退ですな(半分冗談、半分本気)。
自国のある都市の防衛を放棄すると言うのは、その国自身にとっては単に軍事的な合理性だけの話じゃないですからね。
他国が軍事面だけ考えて提案するのとは重みが違う。
ちょっと違い話ですが、ゴジラ(1984)やシン・ゴジラでゴジラを早期に駆除して被害を抑えるために、東京ごと核攻撃すべきだと主張する米国とそれに抗おうとする日本政府を連想しました。
その日本政府はゴジさんが飛行する人型のに無限増殖するの知らんからあんなのん気なだけで、それ知ってるアメリカ様は人道的見地も持ち合わせてるので拡散リスクを承知で日本人の最終作戦を容認したんだろ。
情報収集と解析能力で比較にならんと幾ら綺麗事を抜かしてもそれはただの自己満でしかないって話なんだぞアレは。
元はアメリカ様のしでかしが原因とは言え人類の終焉に日本人は責任持てるのか?っていう。しかしその間も日本人のやることは省庁連携と大使に土下座行脚だろ。あれ日本の事バカにしすぎだけどなぜああも興行受けが良いのか。その後一ヶ月で活動再開されて人類オワリましたがその後の後日談でも驚きは無いレベルなのになぜか美談。
ウクライナ戦争も結局はアメリカが全部裏で暗躍してるから今はこうなだけで、もしそれがなかったら今頃はって思うとホント怖いね。
よくもまあその手の話でご自分の脳内解釈をさも一般常識であるかのように滔々と述べ立てられるものだと
ISW(戦争研究所)は逆にウクライナ軍のバフムート防衛を「戦略的に健全な取り組みである」と評価していますね。
ウクライナ軍は漸進的な消耗方式を採用し、作戦上も戦略上も重要ではない場所で、ロシア軍の兵士と装備を大量に損失させているとのこと。
昨年のロシア軍は作戦上重要ではないセベロドネツクとリシチャンスクを攻撃し続けた結果、他の場所で攻勢に出れなくなりハルキウで反撃されています。
あと、バフムート方面のロシア軍は川を渡れる能力が無くて、川を挟んでウクライナ軍と対峙していますね。
“RUSSIAN OFFENSIVE CAMPAIGN ASSESSMENT, JANUARY 21, 2023”
リンク
他の方も触れてますが、そもそもゼレンスキー大統領自身に軍事的な大方針を決定する権限ないでしょうね。
リシチャンシク放棄の時もぎりぎりまで粘ってましたが最後は撤退したので、バクムートでも同様になるのではないでしょうか。
ロシアが消耗戦を仕掛ける→ウクライナは消耗戦を避けて後退する→ロシアが再び消耗戦を仕掛ける→ウクライナが再び後退する
結局どこかで踏ん張って消耗戦に付き合わないといけなくなるのでは
去年の夏ぐらいまでの時点では、西側はそれを繰り返すうちにロシアが損失の多さに息切れして侵攻失敗する読みだったと思います。
しかし、プーチンは無限追加動員をやり出して、それでかつプーチンが失脚しないという計算外の事態が発生していますから、消耗戦で無限に消費しようが、次々と新兵が湧いてくるを繰り返されるとウクライナの勝ち筋が難しくなりそうに思えます。
去年のリシチャンスクの頃はロシアの無限砲弾でのゴリ押しがウクライナに効いていましたが、この戦術はハイマースで無効化する事が出来ました。
今回の無限追加動員に対してはどのような処方箋が効くのか
レオパルドも晴れて投入の運びにはなったようですが、これはロシアの無限動員に対する解にはならないでしょう。
無限動員にはウクライナこそ無限砲弾のような気もしますが砲弾は今は大量生産体制が整っていないので今後も今年は無理でしょう。
でもカチューシャであればすぐに大量生産出来ると思うのですけどね。
トラックにロケット弾積んでるだけですし、この前のパレスチナがイスラエルにロケット弾撃ちまくった際も2000発ほど発射したらしいですし、誰でも簡易に大量に作れそうですが。
パレスチナのロケット弾もただのトラックにレールもどきのものを作ってそこに入れてるだけでしたし。
ドローンで無限動員兵の溜まり場を探して、見つけたらカチューシャで叩く
どうすか?ダメっすか?
無限動員はアメリカ・イギリスから見てグレートゲームの相手国潰しに都合が良い気がする。
ウクライナに対しては不謹慎だが、内心喜ばしいような。
ウクライナは西側の支援で後になればなるほど強力になれるんだから無理せずに時間稼いだたら引くというのをやってていいんだよ
死んだ人間は生き返らないが武器はNATOがどんどん送ってくれる
マスコミに話してロシアまで伝わるようだと、アメリカの即時撤退の作戦の優先度は低いでしょうね。
Twitterであがっているようにロシアもスコップや土嚢の人力で塹壕掘り伸ばして補給線寸断しようとしているから、あと3キロもあると、一キロすすめるのに一週間かかるらしいからあと二週間はウクライナは時間稼ぎできますから、しばらくは撤退しそうにはないですね。