米国関連

米国、ウクライナ製レーダーで作動するパトリオットシステムを提供予定

ニューヨーク・タイムズ紙は28日、FrankenSAMの組み合わせについて「Buk-M1とAIM-7」と「旧ソ連製レーダーとAIM-9M」の2つがあり、ウクライナ製レーダーで作動するパトリオットシステムもテスト中で「今年の冬に提供予定だ」と明かした。

参考:Desperate for Air Defense, Ukraine Pushes U.S. for ‘Franken’ Weapons

このプログラムの発端は「保管状態だった約60基のBuk-M1を再稼働させるため迎撃弾を供給してほしい」というウクライナの要請

今年初めに流出したウクライナ関係の機密資料には「反攻作戦の準備状況」「戦況に関する数字や分析」「切迫した防空システムの現状」が含まれていたため大きな問題になったが、この資料にはウクライナ軍のA2AD(接近阻止・領域拒否)能力維持に関する行動方針も記述されており、3ヶ月以内に実行すべき短期的方針、6ヶ月以内に実行すべき中期的方針、9ヶ月以内に実行すべき長期的方針の3つに分かれている。

出典:VoidWanderer/CC BY-SA 4.0

短期的方針には「同国国やパートナー国から旧ソ連製迎撃弾の調達」と「A2AD能力の延命=迎撃弾を節約するため交戦目標や範囲の限定」が、中期的方針には「NASAM、IRIS-TSL、ホークの供給」と「FrankenSAMプログラムの促進」の提供が、長期的方針は「NATO規格の防空システム」や「統合されたデジタル防空ソリューション」の提供が含まれ、FrankenSAMの正体についてAP通信やディフェンスメディアは「ウクライナ向けの防空システムを世界中から集めた部品で生み出すプログラム」と説明。

国防総省の高官は12日「我々は同盟国やパートナー国から提供されたレーダーやコンポーネントを組み合わせ新しいシステムを完成させた。このシステムは最新のウクライナ支援パッケージに含まるAIM-9Mを発射可能だ」と明かし、旧ソ連製のBukシステムへのAIM-7統合、時代遅れで使用されなくなったHAWKシステムの供給もFrankenSAMの一部らしい。

出典:VoidWanderer/CC BY-SA 4.0 Buk-M1

このFrankenSAMについてニューヨーク・タイムズ紙が「より詳しい内容」を公開、このプログラムの発端は「保管状態だった約60基のBuk-M1を再稼働させるため迎撃弾を供給してほしい」というウクライナの要請で、Buk-M1に適合するロシア製迎撃弾の入手が困難だと理解したウクライナは「西側製迎撃弾を統合するための改修」を提案。

ウクライナは「Buk-M1と西側製迎撃弾の統合を自ら行いたい」と主張したものの統合作業は米国で行われることになり、国防総省も2023年1月に同プログラムへのAIM-7提供を発表したが、この統合作業には7ヶ月間も要し、ニューヨーク・タイムズ紙は「改修されたBuk-M1とAIM-7がウクライナに到着したのは最近のことだ」と報じている。

出典:Public Domain

さらにウクライナは17基の改修を望んでいるものの「米国が1ヶ月で改修できる数は5基」とも報じており、エネルギーインフラを巡る戦いに何基のBuk-M1が間に合うのかは謎だ。

ニューヨーク・タイムズ紙は他にも「AIM-9Mを発射可能な即席システムも旧ソ連製レーダーとの組み合わせで到着時期は不明」「HAWKシステムのランチャーは早く到着したもののレーダー供給は9ヶ月後だった」と指摘したが、特に興味深いのは「ウクライナ製の古いレーダーシステムで作動するパトリオットシステムの迎撃弾とランチャーのテストがホワイトサンズで行われている」という言及だろう。

出典:Photo by Sgt. 1st Class Jason Epperson

要するに「AN/MPQ-53(もしくはAN/MPQ-65)の代わりにウクライナ製レーダーで作動するパトリオットシステムを構築中」という意味で、今月実施したテストで目標に迎撃弾を命中させることに成功、今年の冬にウクライナへ送られる予定らしい。

関連記事:ウクライナに向かうFrankenSAMの正体、寄せ集めの即席防空システム
関連記事:米国がウクライナにシースパローを提供、旧ソ連製のBukを改造して運用か
関連記事:ウクライナ軍のA2ADが機能しなくなる?BukとS300の迎撃弾がまもなく枯渇か

 

※アイキャッチ画像の出典:U.S. Army photo by Eugen Warkentin

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コメント

    • 58式素人
    • 2023年 10月 29日

    “ウクライナ製の古いレーダーシステム”
    これは何だろう。ひょっとしてS-300のそれかな。
    米国には、かつて試験用に購入したS-300があったと思うし。
    誘導方法は似ているのかな。

    1
      • 名無し
      • 2023年 10月 29日

      >誘導方法は似ているのかな。

      両方ともセミアクティブ誘導だから、ターゲットに一定の周波数のミリ波(イルミネーター)を火器管制レーダーから浴びせ続ければ、原理としてはブチ当たると思うんだけど、
      中間誘導とか、ジャミング回避とか、本筋以外の細かいところ(ノウハウを元に必要だと思って盛り込んだところ)で制約入るんじゃないかなあ。

      4
        • VRTG
        • 2023年 10月 29日

        スパロー等はレーザー誘導みたいに反射源に突っ込むだけなんで適当なイルミネータを追加すれば動作します。

        パトリオットで採用されたTrack Via Missileはミサイルが拾った反射波を発射機側に転送、発射機側でコースを計算してミサイルに送り返すという全くの別システムです(PAC3は別)。
        ミサイル内臓のショボいCPUではなく地上の高性能CPUで目標識別するため妨害に強い、ミサイル内蔵の使い捨てCPUに高価なものが要らない等の利点があります。

        ウクライナのもつSAMシステムではS-300がTVMに対応しているようですが、パトリオット系列のミサイルの誘導には大改造が必要でしょう(周波数以前にCPU構造やプログラム言語の段階で別物のはず)。
        ミサイル側のシーカーをウクライナ製レーダーに合わせて換装するのが現実的ではないでしょうか。

        6
          • 名無し
          • 2023年 11月 01日

          そんな複雑な「一番いい理想のモード」は、移植できないんとちゃいますかね。(コマンド誘導連携のことを言っている)
          さむしむ!見てても、ロシアの発射管制装置ベースでフルスペックでパトリオット撃てるとは思えないので、
          脅威方向に中間誘導なしで、あるいは中間誘導だけiPad経由で人力でコマンド出して補正してミサイル撃ち込んで、
          最終誘導をS300のイルミネーターで行う、みたいな運用制約下での運用になるんじゃないかと。

          1
    • ハモ
    • 2023年 10月 29日

    これで少しでもロシア軍によるミサイル攻撃の被害が減ると良いですね
    (まぁそもそもロシアが侵略をやめれば解決する話ですし、一刻も早く侵略をやめろと思いますが)

    45
    • ハナー
    • 2023年 10月 29日

    こういう、規格が違う武器弾薬を組み合わせるのは少し胸が熱くなる。

    30
    • YJ93
    • 2023年 10月 29日

    これだけ戦争が長引いてくると、さすがに普通ではない兵器が生まれてきますね。
    S-300の誘導方式はTVMだという情報もあるので、もしかするとパトリオットと似ているのかもしれません。

    12
    • 分析
    • 2023年 10月 29日

    ミサイルの生産数も現在の消費数に比べたらアメリカは不足しているようですが、それより高性能なレーダーの方が失った場合の替えが効かないので、余力がある東側レーダーに西側ランチャーをくっつけるのは良い案ですね

    18
    • TA
    • 2023年 10月 29日

    パトリオットの迎撃弾がそもそも高価で手に入らない気もするんだが、弾はあるのか?

    4
      • かませ
      • 2023年 10月 29日

      作りたてほやほやの新型は絶対無理だろうけどミサイルの寿命ギリギリの20歳くらいのやつならいくらでも渡せるんじゃないかなと思ってます
      昔の記事で来年には廃棄のAIM-120をナサムスで使用したとかもありましたし

      10
      • Pak-3
      • 2023年 10月 29日

      生産が追い付かないとか記事がありましたね
      同盟国がウクライナへ提供した分の補充も合わせれば凄い数の受注かと。

      5
    • 鼻毛
    • 2023年 10月 29日

    このような基本的な防空システムこそがこの戦争の鍵ですね
    ロシア空軍を機能不全にし続けることさえできていれば戦線は膠着し続け、ウクライナは負けない。運良くロシアが内部崩壊すればワンチャン勝てる

    12
    • 2023年 10月 29日

    噂によれば、HAWK改良型はランスMGMを撃墜できるほどの性能だったとのことで、射程やメンテナンス以外はPAC2GEM弾に近い性能なのかも

    10
    • AAA
    • 2023年 10月 29日

    SAMの弾足りない問題はずっと言われてたもんな
    希望が見えてきたな
    まあSAMそのものがお高い兵器なので今度は予算の問題ががが

    5
    • タチコマァ
    • 2023年 10月 29日

    西側のSAMでいえばスパロー系列は現役かつラインがバリバリ稼働してるので新旧合わせればかなりの数の在庫があって心強い
    ホーク系列は退役してる国が多いが一応まだ弾の生産ライン自体は稼働中だった筈、予備で倉庫にある分も比較的提供しても惜しくない代物なので助かる
    やはり問題は改修ペースですね、もう少し早く出来れば後方は無論、前線の防空も助かるのですが……

    6
      • 2023年 10月 29日

      供与しようにも欧州一般軍の全ミサイル保有数が寒い
      例えば、ドイツ連邦軍なら

      ・PAC-2・3…30基
      ・ASRAD-R…10基(弾薬はスティンガー)
      ・Mantis C-RAM…12基(35mm機関砲)
      寂しい

      陸上自衛隊なら
      ・03中SAM…43基
      ・改良ホーク…120基
      ・11・81短SAM…51基
      ・93近SAM…113基
      ・91携SAM…不明
      ・87AW…52両
      日本や欧州では対空ミサイル保有数にだいぶ差があるようだ

      8
      • 匿名希望係
      • 2023年 10月 29日

      改修できそうに国に委託とかしないとね。

      1
    • VIVA
    • 2023年 10月 30日

    ウクライナは欧米から武器をかき集めても反転攻勢で大した成果挙げることができず、それどころかつけ上がってポーランドとかスロバキアの機嫌を損ねて支援も途切れ、このグタグタはいつまで続くのやら

    4
      • TA
      • 2023年 10月 30日

      次バイデンは負けそうだから来年までかね
      欧州にはもう送れる武器はないだろうし

      3
        • zeema4
        • 2023年 10月 30日

        その武器がなくなってきたからこそこういう創意工夫で新しい武器を作ってるわけだし、欧州は年100万発の砲弾を生産して供給する計画が今年から始まってるし、厳しい状況ではあるにしても知恵を出し合って何かしらの解決策をこれまでのように見つけていくと思う。

        2
    • gepard
    • 2023年 10月 30日

    この半年間にロシアは全戦線で毎日数十以上の空爆やミサイル・ドローン攻撃を行い、ADの劣化が南部攻勢に致命的な影響を与えた。
    ロシアはランセットの改良型を供給し、AI搭載型の自動化モデルや射程延長型による飛行場攻撃の様子などを公開している。FPVドローンは8月以降月1000回以上の攻撃回数を記録し精密迫撃砲弾のような運用でウ軍を苦しめている。

    ロシアによる空からの脅威が増える一方で、支援国が自国の安保環境に配慮しつつ、数の上で圧倒的に貧弱な西側ADの供与を続けるのは無理がある。
    西側と東側ADを無理やり統合するよりも統一したADの数をそろえられるならそれに越したことはない。無理がある状況での妥協の産物がFranken SAM計画という印象だ。

    ちなみに今年春に流出した米国機密文書は、米国はイランとロシアの接近などの外交状況の変化によりイスラエルによる対ウSAM供与の可能性に言及していた。
    しかし中東情勢の劇的な悪化によりその実現可能性はほぼ確実に消えたといえるだろう。

    6
      • kitty
      • 2023年 10月 30日

      どーでもいいけど、おそらくAir Defecneをわざわざわかりにくく、ADって略すセンスなんなん…。
      この分野じゃAria Denialだってあるし、前後の単語で自明なacronym以外でADって使うのあんまり見ないような。

      4
        • kitty
        • 2023年 10月 30日

        Oops! 恥ずかしいスペルミスAria→Area(唄ってどうするw)

        ちなみに
        リンク
        略語は初出時に定義する

        paper書くときに最初に習うことなんですが。

      • kitty
      • 2023年 11月 02日

      数日待ちましたが反駁なり、反応が無いので言葉が足りなかったかと、追加投稿します。
      gepard氏にはたしか
      リンク
      こちらで、「キエフ」呼称問題で絡んだことがありましたが、「コルスンスキー駐日ウクライナ大使は”キエフ”風カツレツとこのツイートでは投稿しているから親露派なのか?」とい言い返されて、あまりの幼稚さに唖然とした事がありました。
      その場で反論できれば良かったのですが、そのエントリでフレームが起きたせいでそれ以上のコメントがブログ主さんからクローズされた為にできませんでした。
      「キエフ→キーウ」呼称問題は政治的な意味合いもありますが、単に報道や外交においてそのような呼称を使おうという「プロトコル」です。
      そのプロトコルをあえて無視するのは、知的に怠惰だとか不感症なのか、プロパガンダ的に見られる可能性があるというのが私の主旨だったのですが、前者であると残念ながら判断せざるを得ません。
      おそらく一生懸命「キエフ」という単語を使用する発言などをネットで検索して、駐日ウクライナ大使が”キエフ”風カツレツと発言したのを見つけて鬼の首を取ったかのように得意げにレスされたのでしょうが、その用語が定着した時点で使われた旧称はそのまま使われるのが「常識」です。「スタ-ングラードの戦い」や「グルジア戦争」を「ヴォルゴグラードの戦い」とか「ジョージア戦争(これは希に使う人もいるが日本語圏では不適切)」とは普通呼ばないです。
      また、他の人もやってるから自分もOKというのは、詭弁の相対化という手法です。また、もし大使の発言が不適切だとしてもその事実があなたの発言が不適切でないということにはならないのです。

      今回の「AD」略称にしても、既に書いたようにacronymの一部にくらいしか、普通は使いません。
      ネットで公開している記事や論文などの英文をクローリングして辞書を作っているサイトの例文でもAir DefenseやArea Denialの略語のとしての「AD」は接頭語やacronymの解説でしか出てきません。
      無理に、通常使われない略語にしたりする行為は業界人を気取る「銀座でスーシー」的なダサさしか感じません。

      そして、あえて略語を使用する際の作法は既にリンクなどを貼りましたが、通常、この程度のことは一般大学でも卒論を書くレベルで指導されていることです。実際、この同じエントリ内のコメントでも「Track Via Missile」→「TVM」というやり取りが違う人の間でスムーズに行われています。
      私は別に特にgepard氏に含むところがあって、論ったわけではなく、以前にもブログ主様がベースブリード弾をBB弾と省略したときは苦笑しながらツッコみました(あれはギャグだったのかもしれませんけどそれはそれでツッコむべき)。
      そうした作法を身につけていない論考は、正直、理解しようとするのが苦痛なのです。

      gepard氏の情報収集能力は実に大したものだと思うのですが、残念ながらそれを咀嚼する能力が追いついていない・あるいは解釈がおかしいのではと言う印象をいつも持っています。
      通常戦略を論ずるレベルの軍人は、軍大学校で学士レベルの教育を受けています。扱う学問が軍事という特殊な分野ではあるもののアカデミズムの作法は共通の基盤に則っています。軍オタがそうした軍事専門教育を受けていることはあり得ませんが(あったらオタクでは無く、それはただの専門家です)、上記のように共通の基盤を持った人の間のやり取りはスムーズなのです。
      術語を適切に使用するセンスとか、残念ながらgepard氏には、戦略を語る素養が少し足りていないのだと思います。
      もちろん、あなたが自分のX(旧:Twitter←こういうの確かにウザイですよね)で発言したり、自分のブログで発言している分にはわざわざレスしたりするつもりはありませんが、こうしたアクセス数の多い他所様のサイトで熱心にコメントするからには、自分の思量や嗜好を広めたいという欲があっての活動ですよね。
      だから投稿するのを止めろとは思いませんが、せめて、何をもって客観的事実とするかをよく考慮するとか、客観的事実と主観の割合から主観を減らすとかされた方が、ここでは受け入れられやすいと老婆心ながら申し上げます。

    •  
    • 2023年 10月 30日

    まあないよりマシだろうけど、急造兵器がオリジナルを上回れるわけもなく、使い物になるかどうか
    統合するにしても時代遅れのホークやスパローじゃ速度も射程も誘導精度も足りないし、逆にMIM-104なら役に立つだろうけどそもそも数がない
    それでも数カ月後に出る「フランケンSAMが大戦果でロシア航空戦力は壊滅状態!」って記事はもう用意されてるんだろうけどね

    5
      • zeema4
      • 2023年 10月 30日

      大量に飛んでくるシャヘドとかがそもそも急造兵器みたいなもんで高性能というわけではないからホーク程度でも全然使い物になると思う。
      目標によってアセットを柔軟に使い分ければ全く悪い話ではないはずよ。

      5
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