ロシア軍によるウクライナ侵攻から754日が経過、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARが連日報告していたクラスノホリフカ方向での攻勢はファンタジーだった可能性が高く、アウディーイウカ西郊外でもロシア軍の前進スピードが落ちており戦線は安定してきた。
参考:Ворог просунувся в Орлівці та біля Вербового.
参考:Наступление к западу от Донецка: контратака ВСУ в Красногоровке обстановка по состоянию на 19.00 18 марта 2024 года
参考:Хроника специальной военной операции за 18 марта 2024 года
各戦線の戦況マップ更新も暫くはローモードに行う予定だ
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは先月22日「ロシア軍がクラスノホリフカ方向で攻勢を開始した」と主張、ロシア軍がクラスノホリフカ南市内に取り付いたことも視覚的に確認されたが、ウクライナ軍は映像を公開して「家屋に張り付いていた100人以上のロシア軍兵士を排除した」と発表、ウクライナ人が運営するDEEP STATEも「敵の侵入は完璧に阻止された」「街自体にロシア軍の支配地域やグレーゾーンに到達していない」と主張。
それでもRYBARは連日「ロシア軍がクラスノホリフカで前進している」「ロシア軍はレルモントヴァ通り付近で足場を確保した」「ロシア軍はO-0530沿いの倉庫を占領した」「ロシア軍は線路沿い南部分を占領した」などと報告したが、これを裏付ける視覚的証拠は一切なく、DEEP STATEも評価を変えず、RYBARを含むロシア人によるファンタジー戦記となっていた。
この状況に変化が観測されたのは18日で、RYBARは「ウクライナ軍が予備戦力を投入してロシア軍をクラスノホリフカ市内南部から追い出した」と報告し、ロシア軍支配地域やグレーゾーンの位置を修正。
最初の報告から1ヶ月が経過しても視覚的裏付けが取れない前進範囲、ロシア人だけが報告する戦闘の推移、ロシア大統領選挙後の修正という3要素を加味すれば「ロシア軍が市内南部を支配範囲に収めた=足場を築いた」という報告自体がデタラメで、18日の報告も戦況マップを修正するための方便に過ぎないのだろう。
因みにRYBARは19日「激しい戦闘が続くクラスノホリフカ方向ではロシア軍の機甲部隊と空挺部隊が前進を試みている。クラスノホリフカ南部では数週間に渡る攻撃が行われたものの大きな成果が得られなかった」と報告し、クラスノホリフカ方向の評価を更に引き下げている。
逆にアウディーイウカ西郊外はDEEP STATEとRYBARの報告に異差が少なく、両者の報告は視覚的証拠によってほぼ裏付けられている。
視覚的証拠の数が多いので詳細は省略するが、ロシア軍はベルディチ集落の南半分を、オルリフカ集落のほぼ全体を、トネネキー集落の中心部を支配している可能性が高いものの、DEEP STATEとRYBARはロシア軍によるオルリフカ制圧を主張せず「戦闘が続いている」と報告し、DEEP STATEは視覚的証拠の登場を受けてペルヴォマイズケ方向でのロシア軍前進を、RYBARも視覚的証拠(Ⓘで国旗を掲げる様子)の登場を受けてネベルズケ集落全体をロシア軍が支配していると主張しているが、ネベルズケについては様子を見たほうがいい。
ロシア軍はアウディーイウカ西郊外で前進を続けているものの、大きな突破は見られず、前進スピードも落ちているため、ウクライナ軍は戦線をほぼ安定させたと考えられ、各戦線の戦況マップ更新も暫くはローモードに行う予定だ。
※戦争には情報戦(プロパガンダ)がつきもので、どちらか一方だけが常に正しく、どちらか一方だけが常に嘘をついているということはなく、この立場は状況によって常に入れ替わるため、クラスノホリフカ方面の情報戦だけを見てRYBAR(ロシア人の報告)は信用できないと考えない方がいい。
これが通常運転であって何が事実で何が間違っているのかを見極めながら戦況を読み解くのが正解だ。
関連記事:アウディーイウカ西郊外、ウクライナ軍が戦線の安定化に成功した可能性
関連記事:ドネツク西郊外、ロシア人だけが主張するクラスノホリフカ方向への前進
※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
管理人様の戦況マップ更新が、飽和しかけましたが、落ち着きましたね(管理人様お疲れ様です)。
泥濘期が、終わってからの動きに注目したいですね。
追記です。
1年前の地面の状況(バフムート方面チャシブヤール近郊)、管理人様の埋め込み動画に、衛生兵などが負傷兵を運んでいる動画がイメージしやすかったです。
足下が非常に悪く、歩いても滑りそうですし、走る事も期待できなさそうです(体力消耗も激しい)。
戦車はスタック、歩兵は長時間走れそうにないですから、しばらく膠着かなと。
平に見える場所でこれですから、弾痕があれば水溜まり(車輛障害)になり、さらに地雷などもあるわけですからうんざりしますね…。
(2023.03.6 ウクライナ軍、バフムートに弾薬、食料、医薬品を輸送することが出来る 航空万能論)
ベルディチの急造の防衛ラインが機能するとは思いませんでした
これからウクライナは追加支援が具体化されるでしょうし、ロシアとしても大統領選が終わって無理に戦果を求める理由も薄くなるでしょうから
ロシアは守りやすいように前線を整える流れになるのかな
防衛ラインが機能したというより、泥濘期で一旦「水入り」になったというのが実情でしょう。
先週だったか,泥の海に沈むチャレンジャー戦車の写真が流れてきましたが。マジでウクライナの泥はヤバいですね、日本人の我々の想像をはるかに超えます。
チャレンジャー戦車、底なし沼にはまったみたいに沈んでいきましたよね。
ソ連戦車の設計思想が、橋・貨車・横幅などのインフラを想定して、横幅・重量を抑えてきただけでなく。
泥濘期なども想定して、重量を抑えた設計思想と言われていましたが、想定戦場=設計思想の重要性を感じてしまいました。
西側戦車も対ソ連を念頭に開発されてたはずなんですけどね・・・
西ドイツ(誤植ではない)を米英仏の核でふっ飛ばした後
フランス国境あたりで食い止める予定だったから
重量とか気にしてなかったんでしょうか?
戦車重量は、改修・バージョンアップのたびに重くなっていますから、安全性・装備追加を優先したものかと推察します。
第47機械化旅団のエイブラムス、榴弾の少ない事が指摘されていまして…
重量も仰る通りですし、アメリカ・NATOが戦車を送った時の想定は、ウクライナ軍前線のニーズとズレた可能性(フィードバックの失敗)を考えています。
リンク
比較的軽量と言っても、ロシア製戦車も沈むでしょう。
攻撃力·防御力共に増大させた西側戦車と防御力はある程度眼を瞑ったロシア製戦車の運用設計思想の違いが重量に現れた結果。
>ベルディチの急造の防衛ラインが機能するとは思いませんでした
急造とかではなくアウディーイウカ戦やってた頃からロシア軍がずっと頑張ってもステポベから先に進めなかったとこだよ。
陣地が固いとか地形的に有利というよりかはここを守る47旅団が装甲使って積極的に反撃に出て動的な戦闘してるんでしょ。
だから47旅団もここで多くの装甲溶かしてきてるわけだし。
これがなにかと評判の悪いISWなどのいう「アウディーイウカ陥落は戦略的に大きな影響をあたえない」状態なのでは
アウディーイウカの陥落直前数か月の速さに目を奪われるけど、実際は数年かけて包囲しての結果だから、アウディーイウカから次の戦略拠点へコマを進めるためには、また数か月かけて外堀を埋めていくことになるんじゃないかな
>また数か月かけて外堀を埋めていくことになるんじゃないかな
埋めるんじゃなくまたトンネル掘ってたりして
戦争というのは往々にして漸進的ではなく指数的に展開するものでして。
将棋に似ていますよ、序盤と中盤では拮抗してジリジリと歩の1枚を巡るような互角の押し合いになっていても。
形勢が傾いてくると、途中からワンサイドゲームになってしまうものですよ。太平洋戦争も1942年はガッブリ4つに組んだ戦いでしたが。
1945年はほとんど一方的な虐殺です。
戦時生産で特定の正面装備しか生産を拡大できず、短期即席の訓練を施した兵員しか送り込めない国には無理な芸当でしょうねえ。
たとえ本邦が台湾沖航空戦で発表どおりの大戦果をあげたとしても、緒戦のような快進撃ができるわけでないのと同じ理屈です。
認知歪みすぎでしょ
ロシア以下の装備補充(輸入含む)能力のウクライナ、ロシア以下の短期即席訓練の寄せ集め状態のウクライナという現実を理解したくないのかな?
前線の兵士にとっては取り合えずの休息といった感じですかね
実際は砲弾やドローンが飛んできたり物資が少なかったりで大変でしょうが
敵の攻撃がないということは敵が何もしていないということではない!
という訓戒がロシア軍の雑誌の中でありました
今も両軍は偵察や陣地構築、その妨害等々に努めていることでしょう
強靭な兵士でも人間なので長期間の戦闘には耐えられません
プーチン政権は戦時経済を確立し大量の兵器弾薬生産を拡大しており
さらに自爆ドローン誘導爆弾巡行ミサイル弾道ミサイルでウクライナ
全土を常時攻撃し軍事施設生産工場インフラ破壊を続けるでしょう
NATOの支援が継続してもウクライナ経済は破綻しゼレンスキー政権が
追い込まれるのは避けられません
そもそも何年もローテーションされていない兵士はモチベーション最悪で弾薬ぶそくもあってまとな戦闘は出来ないだろう。
プーチンの選挙に向けた戦果欲しさの無理攻めが、選挙が終わったことで落ち着いた感じでしょうか。今のうちに防衛ラインの強化を進めて欲しいですね。
選挙のための無理攻めってよくまことしやかに囁かれているけど本当にそんなのかね……何が何だかよう分からなんだ
選挙のために無理攻めと形だけの不正選挙は両立しないんだけどな。
知名度の高いアウディーイウカで充分な気がする。
アウディーイウカみたいな分かりやすい吐出部が減ったからね。
次はどこだろうな。
リマン方面かクビャンスク方面か。
それとも反プーチン勢力の国境越えが五月蝿いハルキウ方面か。
広い範囲の押し上げなのか。
ロボティネ中心部やクラスノホリフカへの突撃といった無理な攻め方をしてるところは見られましたね。
ただ、全体として攻勢を強めていても、無理に攻めていたという事はないのではないかと思います。
ロシアがアウディーイウカからここまで前進できたのは複合的な要因(ウクライナの作戦のミス、兵員・砲弾・防御陣地の不足)からで、前進の鈍化についても複合的な要因(ウクライナ側の部隊の増援、泥濘期入り、ロシアの砲爆撃が後方の軍事目標に重点を置いて行われるようになった)からというのが個人的な感想ですね。
泥濘期に入ったから双方前線の防御を固める段階の可能性が高いかな?
まあウクライナの戦場で無理攻めしないで落とせるとこなんかほぼないと思うけどな。
奇襲のようなことはほぼ条件が揃わない。
側面が消えたし。裏をとるのも無理。
結果、消去法で、突撃しかないと昔、ソ連の将校がいっていたような。
兵糧攻めも難しいからね。
無理攻めとかウケル!
ウクライナの防衛ライン強化とかそもそも防衛産業の桁違いと航空戦力100倍違いなのでスロヴィキンラインのような鉄壁の防御にら絶対ならない。
何となくですがこのまま両軍&世界が期待するような大突破もなくジリジリと押し込まれていくような?
ウクライナがここから押し返すには敵後背部の重砲群を何とかしないといけない
でももうウクライナの重砲部隊にその能力はすでにない
なら空軍でとなるけど供与が予定されてるF16他では能力以前に数が足りない
じゃあ増やせばとなるけど今度は受け入れ&運用能力が足りない
↑を増やそうとすると今度は重機他が足りず工事中のそれら&完成後の施設を守り切る防空能力があるのか?
というか現状だと前線から防空戦力を引っ張って来ないといけないので士気を考えるとそれはできない(誰だって頭の上から天井がなくなるのは嫌だ)
ロシア側も前線からちょっとでも頭を出したらFPVが飛んでくるから機甲部隊は移動できる重砲以上になれない
縦深攻撃の柱の一つである空挺部隊も防空ミサイルのせいで兵種として死んじゃってますし
突破前の敵戦力の破壊、を両軍行い続ける消耗戦が延々つづいて~という新時代の塹壕戦で終わりそう
そのF16も主脚の設計の問題でウクライナの飛行場の大半を占めるコンクリートスラブ敷のソ連型軍用飛行場では使えないような?
となると使える飛行場限られるからそこ狙われたら終わるような気がするんですが。
終わるでしょうね
ロシア側にしたらどこにあるかわかってる籠ですから全部燃やすか
ある程度残して卵(F16)が自分から山盛りになりに行く状況にするか選べるし
防空ミサイルですらドローン他に食われる状況で逆に守らないといけない目標になってしまっている
そして相変わらず弾がないと
正直供与されても八方塞がりな気がします
まあ、後方の飛行場に対する攻撃がウクライナに出来てロシアに出来ないとは考え辛いですね
素人考えだとバンカーの強化で対抗するしな無いと思いますがその分ゼレンスキーライン構築の資材と機材が引き抜かれる可能性がありそうで揉めそうですね
身も蓋もない…!
西側メディアがゲームチェンジャーとか色々騒ぎ立ててくれたお陰で、撃破したら政治的に色んな効果得られそうなとこありますよね。
何というか鴨が葱を背負って来るというか。
このサイトの2023年8月21日の記事に
継ぎ目を滑らかにする必要があるとの記載がありますね。
対応すれば使えるのでしょう。
リンク
アウディーウカ攻勢の余力で進んでいたからこんなものじゃね?
損害に耐えられなくなった方が引き下がる戦いなので、
むしろウクライナ側がやっと立て直したまである。
ウクライナとしては漸く落ち着いて再編が出来るといったところか
まあ相手も同じ事やっている上に回復力も段違いなんだけどな!
今現在主導権を握っているのはロシアだから次にロシアが動く時が戦局が動く時だろうか
アウディーウカが陥落後
バグラチオンの再来か?との意見が散見されたが
そこまで一気に崩れないみたいですな
そもそもドイツの西部戦線にあたる第二戦線を作るには
黒海艦隊+沿ドニエストルからか
ベラルーシが参戦するかだろうけど
それ考えたら黒海艦隊を弱体化させているウクライナの
部隊はグットジョブだね。
黒海艦隊とかロシア海軍にとっては最も軽視されている艦隊。
旗艦だったモスクワもスラヴァ級の1番艦と半世紀近い前の艦で敵はアメリカ機動部隊だったので対艦ミサイルランチャーを両側に配備している。
演習で誘爆する事をアメリカ側から指摘されたらアメリカからの攻撃が来る前に全弾アタクに向かってるよとのこと。つまり半世紀前の最強仮想敵国と今回のゲリラ+レベルの敵とは想定する装備が違い過ぎたと。
なんでそんなに必死なんだか
モスクワはじめ軍艦が多数破壊され多大な損失を出してるのは事実じゃん
効いてないアピールはみっともないよ
黒海艦隊は実際二線級の艦隊なんすよ
ウクライナが独立後は軍港のセバストポリをウクライナから租借してたんだけど、協定で艦をいじるときはウクライナの同意が必要だったので、近代化が後回しになってました。
ロシアが力を入れてるのは北方艦隊と太平洋艦隊でコッチは割と新しい艦が多い。
ボスポラス、ダーダネルス海峡はトルコによって封鎖されてますが、制裁ではなくトルコの安全のために条約によって封鎖してるので、黒海が母港の艦は入れます、ロシアがこの艦を黒海艦隊へ移籍させますとトルコへ通達を出せば黒海艦隊の補充は出来るんですよ、それをやらないってことは今のところ海軍作戦は後回しということなんでしょうね。
バルト海艦隊・カスピ海艦隊は・・・
ロシア大統領選挙は終わったわけですから。
これから、ロシア国内を締め上げて、大動員をするのでしょう。
おそらくは(モスクワから離れた)辺境?から順番に動員するのでしょう。
装甲車両は少なくなってきているでしょうから。
モロに多数の歩兵による浸透戦術+空爆+ドローンで攻めてくるのでしょう。
釈迦に説法でしょうが、対策が必要でしょう。今までの装備に加えて。
人海戦術に対する、強固な陣地と大火力(≒大発射量)/補給量、
空爆(滑空爆弾)に対する長射程(射程100km級)SAM、
ドローンに対するEWおよび撃墜手段。でしょうか。
他に、石油施設や鉄道/電気インフラに対する戦略爆撃も引き続き、でしょうか。
多数の大口径対空機関砲や短射程MRLなどが有効に使用されるのでは。
希望的観測に塗れまくってて草生える
NATOとウクライナもこんな感じで反抗作戦やってたんやろうなぁ…
ドローンによるテロ作戦を戦略爆撃とは滑稽な
シャヘド「あ、あの!」
旗艦だったモスクワもスラヴァ級の1番艦と半世紀近い前の艦で敵はアメリカ機動部隊だったので対艦ミサイルランチャーを両側に配備している。
演習で誘爆する事をアメリカ側から指摘されたらアメリカからの攻撃が来る前に全弾アタクに向かってるよとのこと。つまり半世紀前の最強仮想敵国と今回のゲリラ+レベルの敵とは想定する装備が違い過ぎたと。
前記に付け加えて。
MBTの保有比率を下げて、昔の歩兵戦車を
再解釈して装備する必要があるのかと考えます。
ウクライナ側にしてみれば、スロヴィキンラインと
再度対峙する必要があるのは判っているだろうし。
大口径破砕砲を載せた戦闘工兵車みたいなもの。
過去例を挙げると、センチュリオン Mk.5 AVRE 165
みたいなもの。ウクライナの土壌を考えると、
もっと軽くなる必要があるとは思いますが。
思えばロシア軍の大規模な前進は選挙対策の目的もかなりあったのだろうか?結果は分かりきっているとはいえ流石にご機嫌は取っておかないとという。
泥濘期もあるでしょうが、選挙も同時に関係はあるでしょうね。ここからどうするのか?の様子見後に動きがあるように思います。
しかし、一筋縄ではいかない戦争ですね。この戦争そのものが、今後の戦争抑止力になるような気がします。安価な兵器軍がこのように猛威を振るい戦車、戦闘機、軍艦のような従来兵器が自由に動けない以上は、大国といえど安易に戦争は起こせないでしょう。
こちらでは記事になっていませんが、12日よりベルゴロドから自由ロシア軍など多数の勢力がロシア国内に越境攻撃を仕掛けているのでその対応で前線の侵攻が止まったのだと思われます。
ロシア側の情報によるとかなり大規模のようで、返り討ちにあった部隊の残骸の映像もありましたが戦車と多くの兵士の遺体があったのでかなりの戦力を投入しているのは間違いないようです。
越境攻撃は昨年にもありましたが、その間に他の戦線が動かなかったかと言われるとそうではありませんでした
単に泥濘期に突入しつつある事や両軍ともに立て直しに時間が必要などの理由によるものだと思いますよ
Forbesの報道だと、それぞれ数百人規模の3部隊による攻撃とのことで、ロシアの対応は前線からの部隊移動はせずに現地部隊による防御·攻撃に徹しているとのこと。
これが正しければ、戦局への影響は無いと言って良いのではないでしょうか?
戦力規模から見て、自由ロシア軍団·ロシア義勇軍団の大多数が参加している様ですし、ロシア大統領選への嫌がらせが目的と言われている様に、長期間の活動は困難だと思います。
私も同じ考えです。ベルゴドロ州の自由ロシア軍とかは、大統領選挙への嫌がらせで周辺を荒らして引き揚げる作戦だと思います。ロシアの大統領選に関連した作戦だと思います。
ロシア軍の方は、大統領選の前に戦果を挙げるというような発想はなさそうです。逆に選挙の前は大人しくなった感じもします。しかし、セベロドネツクやバフムトの陥落後も、ロシア軍は一気に攻めるのではなく、いわゆる戦場の清掃や部隊の休息にかなり時間をとっていますから、それと同じなのかもしれません。
一気に攻められないのには、ロシア軍側に弱点があるのかもしれません。過去にもその間は、東部の民兵の部隊だけが突出して進撃して、反撃を受けて退却とかありましたね。
今回は、例えばクラスノホリフカの辺りでも、ぼちぼち戦闘は続いているようです。ウクライナ軍は第3突撃旅団と第80旅団と第46旅団を周辺に投入していますね。第46空挺旅団は、クラスノホリフカの直ぐ南西で戦っていますね。
その場所だと、ロシア軍の方はいつものワンパターンですが、クラスノホリフカへの補給路を砲撃で遮断したい意図でしょう。その更に南には、ウクライナ軍は79旅団と116領土防衛旅団がいますね。
第3突撃旅団も116領土防衛旅団もアウディーイウカでかなり損失を受けていると思うのですが。
しかし、ロシア軍の方は相変わらず無理攻めはなく、補給路を制約しようと砲爆撃を中心に攻撃しています。ウクライナ軍が弱ったらジワジワ進む感じですね。
個人的には泥濘期と再編・休息、そして小規模な攻撃を仕掛けてどこに攻勢を仕掛ければ良いのかを探っている段階であると思ってますね
一方で南部のロボティネ方面だと今度は西側から攻撃を仕掛けてきたロシア軍によって集落の南側が再びロシア側勢力圏になった、或いはグレーゾーンになっているという話も出てきていますな
それと一番気になっているのがベルゴロド州とクルスク州へのロシア義勇軍団や自由ロシア軍団、シベリア大隊といったロシア人部隊を使った大規模な攻撃が1週間近く前から行われている件ですけど、初日や2日目で大損害を出して撃退されているにも関わらず予備兵力やウクライナ情報総局の特殊部隊投入、ウクライナによる両州全土への無差別砲撃などなりふり構わず未だに攻撃を継続している感じですが、大して戦果も望めず無益な犠牲を出してロシア人とプーチンを無意味に挑発するだけですし、西側へのパフォーマンスなんでしょうけど本当に何をやってるのかと…
しかも西側装備も保有しているロシア人部隊を本土進攻に使用するとか、ドクトリン上でロシアに西側陣営が入った場合には特別な弾頭を使用するとロシアは警告しているにも関わらずこれなので、ガチでウクライナも米英・EUも何も考えていないんでしょうなあ…
>>ロシアに西側陣営が入った場合には特別な弾頭を使用
そんなドクトリンありましたっけ?
プーさんが国家存亡の危機には核を使用する、って言ってるのは聞きますし
核抑止分野における国家政策の指針、にもんなこと書いてなかったような・・・。
国家の存立が脅かされる場合、通常兵器による侵略や攻撃であっても核兵器を使用するとプーチンが警告してるので恐らく西側装備のロシア人部隊による攻撃がそう見なされる可能性があると危惧してるんじゃないかと
結局ロシア側ブロガーの裏付けが取れてないってことは
この方面は一応、開戦から持ちこたえてるって事になるのかね?
すまん、昨年末にここの東側のマリンカ陥落してたわ。
前線の要塞都市が陥落して、その攻勢を食い止めた、って所ですわ。
失礼しました。
以前のネタで恐縮ですが。
「東部戦線異状なし、報告すべき件なし。」ですか。
しかしプーチンの気まぐれで始めた戦争を、ロシアはいつまで続けるつもりなのか。
気まぐれ?侵攻されてキエフ政権から解放された人々は喜んでますよw
イラクのようにアメリカの気まぐれで戦争を起こしたのはどう思いますか?
イラク人は迷惑と思ってないですかね?勝手に他国に基地を作ってる国の方が
気まぐれで戦争を起こしてないですか?
イラク戦争も動機は気まぐれと言えなくもないけど、あっさり決着がつきました。
まあ戦後の統治はだいぶゴタゴタしました。
当のイラク国民にとってどちらが良かったかは分かりませんが。
ウクライナは完全に気まぐれですよ。侵攻初期のロシア軍のダメダメぶりは酷かった。
全く足りない兵員、補給、装備。当のプーチンは自軍の状況を全く理解していなかった。
ロシアは初期の失敗を何とか立て直して、戦時体制に移行して攻め込んでますが、経済的な被害が大きすぎます。
率直に言って、侵攻は失敗といって良いでしょう。
ところで、占領地の人たちはキエフ政権から解放されて喜んでるのでしょうか?
あまり聞きませんが。東部のロシア系住民はそうなんですかね?
プーチンの気まぐれではないです。
まず、第一にウクライナのNATO加盟を阻止しなければ、ロシアの滅亡につかながりかねないという恐怖がありますね。プーチンやロシアの視点からは。まず、これを理解しないとウクライナ戦争は理解できません。理解とは、相手に賛同したり納得することではありませんが。
バイデンは、ロシアと解決のつかない紛争を抱えていたウクライナを特別待遇でNATOに加盟させようとしていましたからね。もし、万一そうなったら、ウクライナとの紛争はNATOとの対決から最終的には米国との核戦争への道につながりますからね。
しかし、このプーチンの決断は、逆に作用するかもしれません。つまり、ロシアの滅亡の可能性を早めることです。やぶへびです。なぜなら、もしフランス等が参戦とかすれば、それは段々とNATOやアメリカの直接参戦の道につながりかねませんから。
結局、結果論です。プーチンがロシアの中興の祖となるか、ロシアを滅亡させた人物となるかは、今後の歴史を見ないと分かりません。アメリカの大統領選挙とかもありますしね。
うーん。理解ですか。
我々が知ることができるのは、報道と怪しげなSNSと映像と動画での断片的な情報だけですよ。
そもそも理解してる人なんか、どこかにいるんでしょうか?
それと不利になります故、プーチンが本音を言う訳は無いです。
各国の諜報機関も必死で探ってるでしょうが、確実な情報などどもにもないでしょう。
ただ侵攻後の発言内容から、プーチンがかなり勘違いしてたのは確かなようですが。
「プーチンが本音を言うはずない」と前提しておいて
「プーチンが勘違いしてたのは確か」と断言してますが
論理破綻してますね。
親米NATOのゼレンスキー政権を倒すまでプーチン政権は戦争を止めないでしょう
停戦もありますが一時的なものです、仮にウクライナがNATOに加盟してしまうと
モスクワやロシアの主要都市が強力なNATO軍の戦術核や空爆の射程内となって
ベラルーシなどで親米NATOの暴動クーデターが起きても手出しできなくなり
最後はロシア自体が完全に孤立させられ解体されてしまう可能性があるからです
それを阻止するにはNATO軍のウクライナ派兵・空爆には戦術核ミサイルで報復
を確実にした核抑止力を使い戦時動員で通常兵器を量産し続けウクライナ政権を
崩壊させるまで終わらないマスコミ流布プーチンの気まぐれ戦争ではないのです