ウクライナ戦況

アウディーイウカの戦い、ロシア軍がステポヴェ方向と街の南側で前進

アウディーイウカ方面で新たに登場した視覚的証拠は「ロシア軍がステポヴェ方向で成功を収めている」「アウディーイウカ南の戦闘は郊外ではなく市内で発生している」というウクライナ人とロシア人の主張を裏付けるものだが、まだバフムート方面やノボミハイリフカ方面に比べれば安定的だ。

ステポヴェ方向のロシア軍支配地域は目に見える形で広がっている

ウクライナ人が運営するDEEP STATE、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは共に「ロシア軍がステポヴェ方向で成功を収めている」「アウディーイウカ南の戦闘は郊外ではなく市内で発生している」と報告していたが、12月9日~17日までに登場した新たな視覚的証拠は「双方の報告が事実である」と裏付けるもので、特にステポヴェ方向のロシア軍支配地域は目に見える形で広がっている。

出典:GoogleMap アウディーイウカ周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

  • =ウクライナ軍がFPVドローンでロシア軍兵士を攻撃する様子
  • =ロシア軍の装甲車輌がステポヴェ郊外で地雷に接触する様子
  • =ウクライナ軍のブラッドレーからロシア軍のBMPが攻撃を受ける様子

  • =ウクライナ軍のブラッドレーがコークス工場の北側に射撃する様子
  • =ロシア軍がウクライナ陣地を砲撃する様子
  • =ロシア軍がFPVドローンでウクライナ軍の装備を破壊する様子

  • =ウクライナ軍がFPVドローンでロシア軍兵士を攻撃する様子
  • =ロシア軍がBM-21でシュベルネを攻撃する様
  • =ウクライナ軍がFPVドローンでロシア軍兵士を攻撃する様子

はロシア軍がステポヴェ北郊外の線路を西に超えていると、ⒷⒸⒹはステポヴェ東郊外~南郊外にロシア軍が存在すると、はロシア軍兵士がアウディーイウカ市内の南に侵入していると、はロシア軍がペルヴォマイスキーの北側で前進していると裏付けており、DEEP STATEとRYBARは新たに「ロシア軍がステポヴェ北郊外で成功を収めている」と主張しているが、この部分だけは視覚的な証拠が見つかっていない。

因みにアウディーイウカの状況に注目が集まりがちだが、前線の動きはバフムート方面やノボミハイリフカ方面の方が激しく、DEEP STATEも「前線の状況は全体的に悲惨である。バフムートやドネツク西郊外に比べればアウディーイウカの状況は安定している」と指摘しているほどで、まだ確認がとれていないものの「バフムートで(ウクライナ軍にとって)良くない動きがある」との報告が増えている。

関連記事:侵攻657日目、ウクライナ人は「前線の状況が全体的に悲惨だ」と警告
関連記事:アウディーイウカの戦い、ロシア軍がステポヴェ集落の中央付近まで前進

 

※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України

ウ軍には大規模な追加動員が必要、侵攻直後に動員された人々は殆ど残ってない前のページ

ウクライナ軍が必要とするFPVドローンの数、最低でも1個旅団に月1,000機次のページ

関連記事

  1. ウクライナ戦況

    ウクライナ空軍がロシア軍地上部隊を攻撃、敵機を計10機も撃墜?

    ウクライナ空軍は10日、航空作戦を実施してロシア軍の地上部隊に打撃を与…

  2. ウクライナ戦況

    ウクライナ侵攻372日の戦況、ロシア軍がバフムートのアクセスルート遮断に王手

    ウクライナ侵攻372日の戦況はロシア軍がバフムートのアクセスルート(0…

  3. ウクライナ戦況

    ウクライナとロシアの政治的立場が懸かったセベロドネツクの戦い

    英国のTimes紙は30日、セベロドネツクやルハーンシク州を巡る戦いに…

  4. ウクライナ戦況

    暗闇に飲み込まれるウクライナ、新たなインフラ攻撃をロシア軍が準備中

    ロシア軍のインフラ攻撃はウクライナ人から明かり、暖房、通信、水道といっ…

  5. ウクライナ戦況

    ウクライナは越冬資金8.4億ドルを要請、国際社会は要請を上回る支援を約束

    ゼレンスキー大統領はパリで開催されたウクライナ援助会議で「最低でも越冬…

  6. ウクライナ戦況

    祖国を守るウクライナ軍、兵士の総動員数が約100万人に到達する

    ウクライナのレズニコフ国防相は8日、祖国を守るため現在約100万人のウ…

コメント

    • 幽霊
    • 2023年 12月 18日

    ロシアは少しずつ前進している感じですね
    ウクライナの反撃も成功とは言い難いですし、このままではロシアの勝利に終わる可能性も有りそうです。

    20
      • イメージパース
      • 2023年 12月 18日

      占領地を広げると防御も回避も難しくなる場合がある
      カイザーシュラハトで有名な攻勢で、ドイツ陸軍は当時は前代未聞の大勝利を上げて占領地を60km以上も広げた
      その後に反撃を受けて、力尽きて敗北降伏した

      7
        • TKT
        • 2023年 12月 18日

        カイザーシュラハトの帝政ドイツ陸軍と今のロシア陸軍のの違いは、今のロシア軍は中国やイラン、インド、北朝鮮、アフリカ諸国というような、反米的な国家の支援、支持を受けていることです。

        1918年のドイツは、ロシアとは休戦しましたが味方ではもちろんなく、オーストリアやハンガリーはむしろ東部戦線でドイツ軍の支援が必要な状態であり、イギリス海軍のいる大西洋はもちろんアドリア海や地中海では、枢軸国海軍の潜水艦が日本海軍の駆逐艦に制圧されるような状態でした。

        イタリア陸軍はカポレットで総崩れになりましたが、アドリア海、地中海の制海権は依然としてイタリア海軍、そして日本海軍が握っており、オーストリア・ハンガリー軍はそれ以上どうすることもできませんでした。

        後退配備、斜交陣地、兵力の優位を生かし鉄道線路を利用した複数の地区での飽和攻撃、そして多数の歩兵支援用な戦車と砲兵を使った反撃と、今のロシア軍の攻勢はむしろ1918年後半のフランス陸軍のやり方に近いような気もします。

        20
          • イメージパース
          • 2023年 12月 18日

          得た土地の内容、配置する戦力、などで不確定なのは確か
          はっきり言えるのは多くの土地には応分のリスクとコストがついて回ること
          歴史上の多くの例で広大な土地を占領した勢力は土地に縛られて敗北した
          逆の事例も存在する

          9
        • アンドリユー
        • 2023年 12月 18日

        まさにウクライナが一発逆転を狙って反転攻勢に出たのだが撃退されて終了。

        22
      • hage
      • 2023年 12月 18日

      何を持ってロシアの勝利とするかによるだろうし、そもそも何を条件にするかはプーチンに聞かないとわからないから誰も答えられないだろうけど、
      少なくともロシアを追い出す、というウクライナの勝利条件が満たされる日は来なさそうというのだけはわかってきた。

      51
    • 猫猫猫
    • 2023年 12月 18日

    一番下の動画の110旅団の部隊マークも黒い太陽をモチーフにしてるけどここもそういう思想の人達の部隊なのかな

    36
      • 2023年 12月 18日

      国軍がこういうマークを平気で使える感覚って本気でNATOに入る気があるのかと疑わしくなってくるよな
      下っ端兵士がファッション感覚でワッペン貼るのと違って

      36
        • たむごん
        • 2023年 12月 18日

        動画全く気付かなかったです、情報ありがとうございます。
        2022年3月8日の国際女性デー、NATO公式ツイッターで大問題になっていたようですね。
        (2022年3月10日 NATOが慌てて削除、ウクライナ女性民兵の紀章「黒い太陽」はなぜ問題か ニューズウィーク日本語版)

        ウクライナのNATO加盟は、あまりにもハードルが高いのですが、そもそも前途多難ですね。

        9
      • TKT
      • 2023年 12月 18日

      まあおそらくアメリカ政府がヘイトグループと認定するアンドリー・ビレツキーの国民軍団、ナショナル・コーに近い部隊でしょう。もっとも幹部以外の下っ端の兵士はひょっとすると無理やりに強制徴兵されたハンガリー系の兵士が多いかもしれませんが・・。

      日本の公安調査庁のホームページからはすぐに削除できても、こういう動画が堂々と、かつ次々とSNSに投稿されるといくら頑張ってホワイトウォッシングをしても全く間に合いません。外交的にまずいという自覚が皆無なのでしょう。

      日本人はともかく、ロシア国民、ポーランド国民、ハンガリー国民などはこのマークをみればくわしい説明がなくてもいろいろと納得してしまうわけです。

      10
      • 朴秀
      • 2023年 12月 18日

      アゾフ大隊は〇〇〇〇
      の記載を削除した公安調査庁はまったく・・・
      我が国の情報機関が政治的意図で分析を捻じ曲げるような組織だって分かったのが悲しかったですね

      37
        •  
        • 2023年 12月 18日

        日本も含めて西側が何とか揉み消してその場しのぎしてくれるもんだからウクライナの自浄作用が全く働かんというね。
        でもそんなのがいつまでも続く訳じゃない。

        28
    • ナル
    • 2023年 12月 18日

    ロシアが勝利すれば、次に権威国家の侵略の標的になるのはどこだろう?沖縄は自発的に日本から離れて中国側になるでしょうが、ロシアが言うには先住民の絡みから北海道はロシアのものらしいから、北海道もウクライナのように占領されるのかなあ。自衛隊はロシア軍より強い、米軍が日本を守ってくれるから大丈夫?仮に北海道がロシアに占領されたら、国民レベルで「北海道を日本に取り戻せ」と愛国的な世論が盛り上がるどころか、日本の為政者とその取り巻きだけで勝手にやればと、日本の一般民衆は国を守る使命感が無いので逃げ出すだろう。

    3
      • イメージパース
      • 2023年 12月 18日

      モルドバかミャンマー、ブータンあたりだと推測されている
      フィリピンやベトナムも危ない可能性がある

      2
      • グナイゼナウ
      • 2023年 12月 18日

      それどころか日本本土そのもねがロシアor中国に占領されますヨ

      3
      • らっく
      • 2023年 12月 18日

      いずれにしても実際に攻め込むのは「新生ウクライナ」にやらせるでしょう。強制移住が嫌なら、ウクライ人が母国に残りたいと思うのなら、ロシアに忠誠の証を見せなければなりません。
      攻め込む先はモルドバかポーランドか。モルドバのほうが安全性が高いですが、恨み深きはポーランドなのでカリーニングラードを目指して西に進むことになりそうです。

      8
      • ヒュー
      • 2023年 12月 19日

      イスラエルがレバノンやシリアを侵略したり、アメリカが何か言いがかり付けてどこか侵略する確率の方が高そう。

      15
      • たら
      • 2023年 12月 19日

      日本にとって沖縄本島がなくなると防衛エリアが狭くなって守りやすくなるのだろうか?それとも,敵勢力が他の地域に近くなるデメリットの方が大きいのだろうか。

      2
    • gepard
    • 2023年 12月 18日

    アウディーウカがある今日のドネツク州の天候は曇り、気温は最高最低共に2℃前後。湿度は90%を超える模様。
    このような陰鬱な天候が今後一週間以上続く見込み。

    地面はぬかるみ、機甲部隊の進軍には適さない。低下した気温も相まって塹壕での暮らしは両軍ともに悲惨なものとなる。
    補給ハブが遠く、鉄道線も寸断されたウ軍は泥濘による補給状況の悪化が深刻になっていると予測できる。

    26
      • 歴史と貧困
      • 2023年 12月 18日

      対してロシア軍は、100万人近い人口を有する大都市ドネツクのすぐ傍で戦っていますので、補給能力の差が酷いレベルですね。越冬のための基本物資はドネツクにあるもので十分でしょうし、兵員も都市で休む班を含めてローテーションを組める。兵站戦をほぼ断った現状、焦って攻めずとも、物資の枯渇と冬の寒さでウクライナ軍は消耗していく。

      40
        • 名無し
        • 2023年 12月 18日

        改めて文字に起こすと凄い差だな…
        日本のメディアやネットでとにかく人海戦術の突撃しか能が無いって言われてるロシア軍のイメージとは掛け離れいる

        33
      • たむごん
      • 2023年 12月 18日

      このような環境で、露天の塹壕に籠るのは悲惨ですね…。
      塹壕内に、冷たい水が染み出しているのも、容易に想像がつきます。

      大量の砲撃だけでなく、航空爆弾・FPVドローンも飛び交っているわけですから、本当に過酷な環境ですね。

      19
    • たむごん
    • 2023年 12月 18日

    停戦交渉は特に難しく、国力のない側は余力のあるうちに、交渉・締結していくのが歴史の教訓ですからね。

    日露戦争のポーツマス条約でも、領土を獲得したとしても、日比谷焼討事件がおこるくらい難しいものがあります。
    大日本帝国も、1945年の8月14日15日に玉音放送を止めようと、近衛師団(利用された面もあります)がクーデターを起こしています。

    プーチン大統領は、大統領再選後に、腰を据えてウクライナ戦争に取り組むという考え方もありますね。
    トランプ再選・アメリカ支援停止も現実的なのですから、その状況だとどうなるのか、日本もそろそろ考えていくべきでしょう。

    ウクライナ上層部は、暖かい建物内で、権力闘争を繰り広げている場合ではないと思うんですけどね…。

    22
      • T.T
      • 2023年 12月 18日

      我が国の総理大臣はバイデン大統領に忠実です。アメリカが明確に手を引きもしないのに独自に足抜けしようなどと考えるはずもありません。ウクライナが降伏する瞬間まで共にある事でしょう。

      13
        • たむごん
        • 2023年 12月 18日

        政治勘のない総理大臣は、本当に困りますね…。

        政局を読む力もないですから、広島サミット後に、解散総選挙に打って出る実行力もなかったですし。
        G7に、ゼレンスキー大統領の招集、アメリカのためにLGBT法成立させたり、何やってるのかなあと。

        日本も来年以降、政治がますます不安定(現与党の大敗予想)になりますから、欧米の政治混乱を他人事で見ていられるか分からないですよね…。

        22
        • 冬戦争
        • 2023年 12月 19日

        外交戦略の大原則は「敵は一方向に限定すべき」です。二方向以上に敵を持つことは絶対にやってはいけないことです。中国は日本の敵であり、これはもう動くことは無いでしょう。と言うことは日本はロシアを敵にすることは出来ません。日本としてはロシアとの関係改善を視野に入れるべきでしょう。今すぐロシアとの関係改善をしろとは言いませんが、将来のロシアとの関係改善を見据えて関係改善する余地は残しておかねばなりません。そのためにやらなければならないのはウクライナに武器弾薬を送らないこととNATOとの協力をしないことです。NATOとの協力とは日本にNATOの事務所を作ったりNATOに武器弾薬を送ったりすることです。NATOのストルテンベルグ事務総長が来日したりとやたらとNATOは日本にすり寄ってきていますがそれはロシアの敵意と軍事力を日本に向けさせるためです。欧州から見て日本はロシアの真後ろにありNATOが日本と組めば東西からロシアを挟み撃ちに出来ます。ロシアと対立した欧州の国の常套手段です。日英同盟しかり日独伊三国同盟しかり。日本がNATOと組めばロシアから見て日本はNATOと同レベルの敵となり、日本へも敵意と軍事力を向けることになります。NATOから見ればロシアの敵意と軍事力が分散されるので良いことなのです。そして日本がNATOに協力してもNATOにアジアに派兵する意思も能力も無いので仮に中国が尖閣諸島や台湾を攻めたりしても派兵することはありません。強い遺憾の意の表明ぐらいはするでしょうが。来年2024年は米国大統領選挙の年であり、民主党はバイデン大統領、共和党はトランプ元大統領の対決となり、トランプ元大統領が勝つでしょう。日本としてはトランプ大統領が誕生する頃(2025年1月頃)を見計らってロシアとの関係改善に動くべきだと思います。それまではウクライナへ武器弾薬を送らないこととNATOとの協力をしないことを維持すべきでしょう。

        18
          • たむごん
          • 2023年 12月 19日

          仰る通りです。
          フィンランドなどが露骨に、擦り寄ってきましたね。

          ヨーロッパ諸国は遠すぎるうえに、対中国の経済関係が深いため、何も期待できません。
          中仏首脳会談で(2023年4月)、マクロン大統領が台湾問題でアメリカに追随しない事を明言しており、NATOが役に立たない事がはっきりとしました(NATOは全会一致が原則です)。

          日露戦争では、ビゴーの風刺画が分かりやすく、米英は自分たちの手を汚さずに対ロシアの目的を達成・中国権益の保護にも成功しています。
          日本の衰弱にも成功しており、国債返済のために増税と不況が発生、たまたま第一次世界大戦がなければどうしようもない状況でした(地域覇権国を作らせない)。

          ウクライナ戦争を見ても、全く同じ構図であり、本当に分かりやすいですね。

          9
          • たら
          • 2023年 12月 19日

          歴史的経緯や文明圏などを考えると,中国を敵に回さず,ロシアを敵にするというのも方策だと思います。

          1
            • たむごん
            • 2023年 12月 19日

            ASEANは、中国に媚びてきましたが、どのようになるのか注目しています。

            華僑の多い国ですから、移民受入・中国重視のメルクマールとして、どういった対処ができるのかという面もあるかと。

            • ras
            • 2023年 12月 20日

            残念ながら、米国と中国が敵対不可避な1位と2位の大国関係になっている以上、同盟国の日本でも中国との敵対が加熱していくことは間違いないです。これは現代のEU英国とロシアの関係の中でフィンランドなどが戦前も反露感情を増したのと同じで、利権や経済圏の衝突する境界線ではあいまいな関係にあることが困難なのです。
            勿論、日本の利益としては中国にもロシアに対しても、戦争を避ける努力と共にプランBを維持した経済関係を持っておくことが最も有益です。その舵取りを政府に期待したいですね()。

            1
    • ななしびと
    • 2023年 12月 18日

    これは一気に抜かれる可能性出てきたな…アウディイウカやノボミハイリウカが落ちれば南部反攻中だったウクライナ軍の側背面に進出することが可能になる。
    ドンバス紛争以来の前線近くは入念に要塞化してあったけどそこから後ろは何もないからな。
    ここから1都市取るのに何か月ではなく数日のペースで進行していくかも知れんな。冬の間は流石に動きも鈍いだろうが、来年の春には一気にロシア軍が勢力拡大していてもおかしくはない。
    ウクライナ側も今更ながら要塞化に手をつけたみたいだが、何の成果も得られなかった反攻のお蔭でヒトもモノも大量に消費してしまった。
    昨年来ザポリージャ方面の防備を固めていたロシア軍との差がこういう点でも出てきているなぁ…しかしこれはマジで戦争終わるんじゃないか?来年あたりロシアがキエフ入りして。

    15
      • 歴史と貧困
      • 2023年 12月 18日

      来年で戦争が終わる可能性は、ここまで劣勢が明らかになると否定できないと思います。
      「このまま抗戦を続けて何があるんだ?」というウクライナの民の問いに答えが無い限り、内部分裂、動員拒否、クーデター、集落単位での単独降伏などが起きてもおかしくない。それほど、士気も支持率も下がっているでしょう。

      19
      • 匿名11号
      • 2023年 12月 18日

      それを可能にしたかもしれない機動運用ができる諸部隊を緒戦で磨り潰してしまいましたからね・・・

      あとはウクライナ人が音をあげてくれることに期待するしかないわけですよ。

      2
      •   
      • 2023年 12月 19日

      ロシアは兵士の頭数では負けてるが
      装備面や火力では優越してるので
      包囲戦では更地になるまで砲撃して
      継戦能力を奪う方向にシフトしてる

      ウクライナ軍は土地に固執して
      三方包囲のトラップにも
      リソースを注ぎ込む傾向があるので
      火力のあるロシア軍にとっては、特に御し易い

      15
    • 名無し
    • 2023年 12月 19日

    フィンランド国境にロシア軍が移動しているという報道が始まったが、さて…どうなることやら
    極端な話私の生活に影響が出ないのなら何億人死のうがどこが戦争しようがどうでも良いんだがこれ以上物価が上がると大変だ

    8
      • S
      • 2023年 12月 19日

      フィンランドってNATO入りしてなかったっけ?
      NATOの覚悟が試されるなぁ

      2
        • 匿名
        • 2023年 12月 19日

        まあ、アメリカは確実に様子見でしょうね
        というか予算案が通らない限り何も出来ないですし

        さて、欧州の連中だけでいったい何が出来るかといえば…🙄
        個人的にはハンガリーがどれだけ「頑張ってくれる」かに期待してますわ

        5
      • らっく
      • 2023年 12月 19日

      フィンランド国境への配備の本当の目的は冬季戦の大規模な訓練のためだと思いますよ。あそこはウクライナより早く厳冬になってますから。
       おそらく厳冬の2月を待ってポーランド=ウクライナ国境沿いにモルドバまで打通する気じゃないでしょうか?そしてポーランドにはガリツィアを与えることで話がついているのではないでしょうか?

       どうやったらこの戦争が終わるのかを皆さん話し合っていますが、ウクライナの西部国境がロシア兵で閉ざされ支援が不可能であることが目に見える形で示されれば、もうやめるしかなくなるとおもいます。

      4
  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 欧州関連

    オーストリア空軍、お荷物状態だったタイフーンへのアップグレードを検討
  2. 中東アフリカ関連

    アラブ首長国連邦のEDGE、IDEX2023で無人戦闘機「Jeniah」を披露
  3. 中国関連

    中国は3つの新型エンジン開発を完了、サプライチェーン問題を解決すれば量産開始
  4. 日本関連

    防衛装備庁、日英が共同で進めていた新型空対空ミサイルの研究終了を発表
  5. 欧州関連

    BAYKAR、TB2に搭載可能なジェットエンジン駆動の徘徊型弾薬を発表
PAGE TOP